一転して雨また雨。崖崩れにご注意ください号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

前号で水不足を心配していたら、一転して大雨、豪雨の連続となりました。本当に、最近の天気は大味ですね。繊細な日本の気象はどこへいってしまったのでしょう。

「日本から四季がなくなる」といった説があり、そういったタイトルの本も出ています。地球温暖化の影響で、豊かな四季が特徴だった東アジアの気候が変わってしまうという話です。

それらの予測によると、日本の梅雨明けはどんどん遅くなり、秋雨が大量に降るようになるそうです。冬は大雪に見舞われますが、春の訪れは早く、1月に「春一番」が吹くようになるかもしれないといいます。

もしそうなると、日本人の暮らしはいろいろな面で深刻な影響を受けるでしょう。とくに農業は、水資源の確保が問題になるかもしれません。春が早くなると、雪融けの時期が早まるからです。田圃に水を引く時期がうまく雪融けに重ならないと、水不足に悩まされることになります。

地球温暖化の原因は、自然変動と人為的な要因が重なっていることにあります。人為的な要因の緩和は急務ですが、変化を先読みして対応策をとることも大事でしょう。

「日本の四季」は、そう遠くない将来、懐かしい存在になっているかもしれません。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

マンガでわかる! 安売りするな! 「価値」を売れ!

藤村正宏・著 矢尾なおや・漫画 実業之日本社

1,200円 (税別)

「マンガでわかる!」がついていることでわかるように、本書は同名の書籍をマンガ化したものです。エクスペリエンス・マーケティング(体験型マーケティング)の提唱者で、多くのファンを持つ著者の2011年の作品をベースに、マンガを入れて今年リリースしました。

なお、マンガ化とはいってもすべてがマンガなのではなく、全体の三分の一くらいがマンガで、あとは文字のページです。おおまかに分けると、事例や問題提起がマンガで描かれていて、そのあとに文字による解説ページが続くというパターンが繰り返されてストーリーが進行していきます。

ストーリーは、26歳で家業のホテルを継いだ新米女将の奈々が、失敗を繰り返しながらエクスペリエンス・マーケティングの重要性に気づき、一人前の経営者として成長していくという物語。著者の藤村氏も最後にキャラクターとして登場し、物語を締めくくってくれます。

ストーリーの始まりは、クリスマスイブの街角。まだ20歳だった奈々と彼氏が銀座の高級店の前で口論しています。クリスマスプレゼントに約束していた高級時計を買ってもらうことになっていたのですが、銀座の本店で購入したいという奈々と、同じものを安売り店で買えばいいという彼氏の気持ちが激突してしまいます。

そこに著者からの問いかけが。「彼女が本当に欲しかったモノ、あなたにはわかりますか?」

彼氏は奈々が欲しいのは時計というモノであると思い込んでいますが、じつは違います。2人で銀座の高級店に入り、素晴らしい雰囲気の中で定価の商品を購入する。その体験を得たいと願っていたのです。しかし奈々本人もそのことには気づかず、それは物語の最後に明かされます。

「はじめに」で著者はこう言っています。
***
多くの人は、モノを売ることばかりに一所懸命になっている。
でも、大事なのは「体験を売る」という視点です。
たとえば、お菓子をつくっているメーカーは、ケーキやクッキーを売っているのではなく、お誕生日や結婚式などの記念日の価値を高めているのかもしれないし、お菓子を通して笑顔があふれる社会をつくることに貢献しているのかもしれない。
カメラ専門店は、ただ単にカメラや写真のプリントを売っているのではなく、思い出という宝物を残すためのお手伝いをしているのかもしれない。
***

お客さまは「モノではなく体験を欲しがっている」
というのが、著者の主張であり、著者が提唱するエクスペリエンス・マーケティング、略称「エクスマ」の骨子です。

著者は実際に、銀座のカルティエ前でケンカしているカップルを目撃し、その会話をきっかけに体験型マーケティング「エクスマ」を提唱するようになったそうです。

さて、ストーリーに戻りましょう。主人公の中村奈々は長野県白馬村にあるリゾートホテルの4代目。お父さんが病気で倒れてしまったためにホテルを閉めるという話を前に、4年間務めたデザイン会社を辞めて、ホテルを継ぐことにしました。

といっても、ホテル経営は順風満帆ではありませんでした。スキー場が目の前という好立地で、冬はスキー、夏は登山の観光客が賑わうホテルでしたが、景気の影響やお客さまの嗜好の変化で客数はじり貧。そこで最初に奈々が打った手は、「安売り」でした。

しかし、予約客は増えたものの、クレームの嵐に。「安いんだから仕方ない」という提供側の理屈は、お客さまには通用しませんでした。そこで著者は読者に問いかけます。「本当に安くしなければ売れないの?」

解説ページで著者はこう言っています。
***
安くしなければ売れない。
高いものは売れない。
お客さまは安いものを欲しがっている。
世の中は安くなる方向に向かっている。
奈々の言葉にもありましたが、現代の日本はそんな雰囲気になっています。
でも、実は適正価格でも売れるのに、そう思い込んでいるだけなんじゃないでしょうか。
価値を正確にしっかりと伝えていないことが、安売り志向の原因になっている。ボクはそう思うんです。
***

「体験を売ろう!」と考えた奈々は、夏休みに向けて「ママも納得! キャンププラン」を提案します。1泊目はキャンプで食事はバーベキュー。ただし面倒なテント設営や食事の準備・後片付けはホテル側にお任せ。2泊目は温泉に入ってホテルで食事。そして最終日の早朝に森に行ってカブトムシ採集というプランです。

このプランは大好評。ホテルのサイトに寄せられたお客さまの喜びの声に、奈々は手応えを感じます。ところが…、続々と入るクレームの電話。「カブトムシが死んで子どもが泣いている! どうしてくれる!」というのです。

著者はここで「体験と体験商品はまったく別」とダメ出しをします。奈々のカブトムシ採集は、観光地がやっている乗馬体験や蕎麦打ち体験、陶芸体験と同じで、体験商品というモノを売っているだけ。体験を売るのに比べて、体験商品を売るのは浅いビジネスでしかなく、そこには何の創造性も、何の知恵も、何のセンスもないと著者は酷評します。

疲れ果てた奈々を救ったのは、「露天風呂に葉っぱが浮いていて不衛生」という苦情でした。「自然の中のお風呂なのだから、葉が浮くのは当然」と考えた奈々は、そこで都会のお客さまにはそれを伝えなければわからないという事実に思い至ります。そして露天風呂に立て札を立てました。「葉っぱや虫さんが一緒に入浴させていただくことがあります。気になる方はアミで優しくすくってあげてください」。同様にカブトムシの生態と飼い方をわかりやすく伝える紙芝居を作って、森に行く前にレクチャーするようにしました。すると、クレームは激減。お客さまからの喜びの声も増えていきました。

解説で著者が語っているのは、「あらかじめ情報を伝えることでクレームがなくなり、価値が正確に伝わる」ということです。情報を伝えると商品が体験に変わり、価値を高めてたくさんの「ありがとう」を生むからです。奈々のキャンププランは、マンガの中のフィクションではなく、実際に長野県白馬村にあるホテル五龍館の女将、中村ゆかりさんが発案し、苦難を乗り越えて大成功させた実例です。

これ以降も奈々の奮闘は続き、やがてホテルは大繁盛するようになりますが、それは本書でご確認ください。楽しみながらエクスペリエンス・マーケティングを学べる、気軽な実用書です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

先週の「限定マーケティング」に引き続き「悪い」マーケティングの話を…。

「こだわりマーケティング」

「当店のこだわり!」「職人のこだわり」「シェフのこだわり」「こだわりメニュー」「こだわりレシピ」「こだわりの素材」「こだわりの一品」…

あげくのはてに店名や会社名まで、こだわり屋、こだわり本舗、こだわり館など、あまりに「こだわり」という言葉があふれていて、消費者もマヒしてきていますね(^^;)

【こだわる】とは本来は良い意味ではなく、悪い意味で用いられた言葉です。辞書を調べてみても…

三省堂『大辞林』によると、
(1)心が何かにとらわれて,自由に考えることができなくなる。気にしなくてもいいようなことを気にする。拘泥する。
(2)物事がとどこおる。障る。
(3)他人からの働きかけをこばむ。なんくせをつける。
(4)普通は軽視されがちなことにまで好みを主張する。

念のためもう一つ
小学館『日本国語大辞典』によると…
(1)すらすらと行かないで、ひっかかったりつかえたりする。
(2)気にしなくてもいいようなことが心にかかる。気持がとらわれる。拘泥する。
(3)故障をいいたてる。わずかのことに理屈をつけて文句をいう。なんくせをいう。
(4)((2)から転じて)ある物事に強く執着して、そのことだけは譲れないという気持を持つ。「本物の味にこだわる」

最近ではもっぱら(4)の意味で、しかも商売の道具として使われる「こだわる」「こだわり」がすっかり浸透してしまいました。

今のように使われ始めたのは…私の感覚では、バブル経済のころにとんでもなく高価な商品を売るために、ある物事に執着してそのことだけは譲れない! という作り手である職人気質を強調・演出するために使われたのがきっかけじゃないかと思います。

本当に、深い造詣・専門知識とそれを追求する強い思いがあって、長い歳月・苦労を乗り越えて本当に高品質な素材や材料や製法で作られた品であれば、本物の「こだわり」を持った商品・製品であると言って良いと思いますし、それをしっかりと説明しつくせば、決して悪いマーケティングだとは言いません。

しかし、あえて「こだわりマーケティング」を「悪いマーケティング」に入れたのは、それほどの造詣も専門的な説明もなく、なんとなく「こだわって作ってますよ~!」という小手先の演出テクニックとしての「こだわり」を掲げている商品やお店が多過ぎるからです。

もはや中途半端なこだわりはすぐに消費者に見透かされ、「大したこだわりじゃないじゃん!」と、かえってマイナスな印象も与えかねません。

★注意:本当に良いこだわりの品を販売するお店もあると思います。実在するこれらの名前のお店を全て批判するものでは決してありません。

申し上げたいのは、「こだわり」を安易に使うな、使うなら本物と言えるこだわりをキチンと説明し尽くし、消費者・お客様に「なるほどなぁ、さすがだわ!」と言わしめるほど徹底してやらなければダメ! だということです。

皆さんのお店にも「こだわりの…」があれば、もう一度本物のこだわりか否か? を吟味しなおしてみてください。

先週の繰り返しになりますが…
「良いマーケティング」は
「顧客も企業側も満足し良い関係が続く」

「悪いマーケティング」は
「顧客不満足であっても企業側の利益優先で売ったもん勝ち」

いい加減な中途半端なこだわりは、お客様をガッカリさせて関係が断たれるのです。この基本に立ち返って考えてみましょう!
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さて今回のお店も、トップページに「こだわりの」が光る紀州和歌山の梅干し専門店さんのようです。厳しい目で「こだわり」も追求しつつ…!?(^^;)

では「ダメ出し!道場」第116弾 スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
梅光園

ショップ名 :
紀州南高梅 梅光園さん

URL : http://www.worldshoukai.com/

カテゴリ : スポーツ、レジャー

梅干しの競争が激しくて売り上げが上がりません。

パッと見は良いがすぐボロが出る…肝心の「こだわり」は?

トップページの第一印象は「紀州南高梅 梅光園」という店名もロゴも赤基調のイメージカラーも専門店であることを一瞬で感じさせ、中央には「梅干しへのこだわり」梅光園の梅干しができるまで…と社長自らの梅林での収穫写真まであって、その「こだわり」への期待感を高めるのですが…

いざクリックしようとしてもできない、他に「できるまで」のコンテンツページは見当たらない

何をどんな風にこだわっているのか?
どんな製造過程で作られているのか?
原材料などの情報も見当たらない…

きっと本当に良い意味で「こだわって」作られているのでしょうが、現状では単なるこだわってる演出の悪いマーケティングになってしまっています。

肝心の「こだわり」を説明するコンテンツが皆無!
こだわってますよという写真だけのポーズでは、目の肥えているネット消費者はごまかされません。

とくに梅干しのような競合の激しい業種では、もはや当たり前レベルの情報だけでは生き残りにくいのです。
こだわるなら徹底して素材、調味料、水、畑や土、手入れなどまで情報開示しないと、目の肥えた消費者には認めてもらいにくいと思います。

しかもネットショップだけでないカタログ通販、テレビ通販、そしてデパートや近所のスーパーマーケットなどとの競争もあるのですから。

家電ならネットのほうが容易に安いものにありつけますが、梅干しだとお客様の近所のリアル店のほうが確率が高いのですから…

わざわざ送料をかけて、高価な梅干しを買う客層が納得するだけの「こだわり」情報を出さなければ、ご注文はいただけませんよ!

商品への思い入れが足りない! デザイン業者任せの典型!?

梅干し以外の多くの商品に内容量、内容表示、詳細説明がありません(汗)
今時ここまでの手抜きは珍しい自販機型ショップです…

デザイン業者さんに丸投げなのか? 担当者が総務やシステム担当者で、営業マインド、販売マインドを持ってないのか?

店長さん、ご自分が個人的に何かを買おうと他のネットショップを訪れたとして、品名とパッケージ写真だけで「よし買おう!」と思えるでしょうか?

例)ドレッシングセット
http://www.worldshoukai.com/product/43
それぞれの内容量も原材料も何の説明もなし(泣)
盛りつけたサラダにかけた写真もないですし、美味しさもまったく感じられません(泣)
本当に売る気あります? というほどの手抜き加減です。(辛辣でゴメンなさい!)

例)
紀州南高梅 > 贈答用
http://www.worldshoukai.com/product-list/37
品名にも内容量を入れておきましょう。わざわざ一つずつクリックして商品ページに入らないと、一覧の時点では量もわからないのでは、ギフト商品を選ぶのに適していません。その他商品も品名に
「つぶれ梅(うす塩)【塩分8%】500g」
のように重量、内容量表記は入れておきましょう!

しそ梅肉ねり梅
http://www.worldshoukai.com/product-list/42

梅ほし昆布
http://www.worldshoukai.com/product-list/55

商品ページに入っても小さなパッケージ写真だけ。
内容表示、原材料表記、産地表示など商品詳細説明がありませんし、パッケージ写真だけでは美味しそう! とも思えません。
中身をお皿に盛った写真、人が食べている写真など、いわゆる「シズル感」を演出する写真は欲しいところです。最近ではYouTubeなどを使って動画と音声で見せるお店も増えてきました。商品によってはそれを検討されても良いと思います。

カリカリ梅
http://www.worldshoukai.com/product-list/44

梅あめ
http://www.worldshoukai.com/product-list/47

これに至っては商品写真すらない…買う人がいるでしょうか?
まだ製作途中ならひと言「商品写真準備中」「近日UP予定」など添えて、せめて文字での商品説明は充実させてください。
こういう商品ページが1点でもあるだけで、お客様はお店のやる気のなさ、いい加減さを敏感に感じ取るものです。

とにかく…商品説明がないページ多過ぎです!
現物を見ることも試食することもできないオンラインショップでは、写真や説明文に手抜きをしたらまず売れません!

その商品だけでなく、お店全体の信頼性をなくすことにもつながりますから、コツコツと各商品ページを充実させていきましょう。
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また全体として、各商品の食品の容器の裏に貼ってあるラベルシール、いわゆる「内容表示」に相当する表記は、オンラインショップ上でも必ず行うべきです。

現在、まだ法律ではインターネット販売における内容表示義務はないのですが、むしろ、インターネットでは、パッケージの表示面積が限られているために詳細まで説明しきれない、より詳しい情報を掲載するくらいでちょうどよいと思うべきです。

口に入る商品は、インターネットであっても内容表示は必須です。
まして、容器のラベル以下の内容では、ネット通販に慣れた客のメガネにはかないません。

添加物や調味料など、個人個人の知りたい欲を十分に満たさねば、買っていただけません。

食品アレルギーを心配するお客様も少なくありませんし、原材料の産地表記や添加物表記
なども気にするお客様もいらっしゃるわけですから、「こだわる」お店ならばしっかりと明記して、納得の上お買い上げいただけるようにしましょう。

法令レベルの最低限の情報だけでなく、製造過程や原材料まで、本物の「こだわり」を見せてこそのネット直販です。

それを見なくても知らなくてもそこそこの情報で良い客は、近所のスーパーで買える梅干し、梅商品で十分満足するので、わざわざ送料かけてまでインターネットでは買わないのですから…。

お届け後の不満やクレーム、返品を避ける意味でも、詳細は明記したほうが良いですし、スーパーや量販店などのバイヤーさんたちも「本物のこだわり商品」を常に探してこられるかもしれません。そうした土俵に上がり、引き合いビジネスチャンスを掴むためにも、詳細な商品説明は必須です。

今回最も気になった商品がこれです!

黒糖干し梅
http://www.worldshoukai.com/product/100

梅光園さんではこの商品が唯一だと思うのですが、[原材料] 梅(中国産)の表記がありました。

明記されていますので、決して産地偽装など悪質なものではありませんし、実店舗や卸ビジネス上、どうしても取り扱わなければならない商品なのかもしれませんが、紀州南高梅ブランドを大々的に謳った梅光園さんにおいては、たった1点でも「中国産」梅を使った商品があると、そのせいで他の原材料表記のない梅商品の原産地まで、すべて疑わしく思われかねません。(ねり梅や梅あめ、ケーキ、ドレッシングなど加工品すべて)
せっかくの紀州南高梅ブランド価値を下げてしまうことになっています。

少なくともこの梅光園オンラインショップにおいては、
「紀州南高梅だけを使った商品」
という部分だけは正に「こだわって」いただきたいものですし、せっかく高品質で高価な紀州南高梅を原材料に使った商品はすべて商品説明にしっかりと[原材料] 梅(紀州産南高梅)と明記してアピールしていきましょう!

当ネット店だけでも
「全品、紀州南高梅だけを使っています宣言!」

とかできると、よりブランド力UPにつながると思います。

魅力的な商品もあるのに…もったいない…

梅ロールケーキなどロールケーキ類
http://www.worldshoukai.com/product-list/48

これなどは「狙い目」の良い商品だと思いますが…
先ほどの梅の原産地が? なので、買いたい意欲が削がれてしまいます。
黒糖干し梅の中国産を見たせいで、すべてが疑わしくなってしまっています。
見ていなくとも、アレルギー表記、原材料表記、産地表示などはぜひしましょう。

太古のええ塩梅 シリーズ
http://www.worldshoukai.com/product-list/36

ネーミングはいいし、温泉水や特別配合の塩など狙い目は良い商品だと思うのですが、
なぜ「太古」なのか? 肝心のその「塩」はどんな塩(配合や製法)でどこ産なのか? などまだ詰めの甘さを感じます。まさか海外産の塩ではないですよね?(^^;)

紀州路の梅宝(黒江漆器入)
http://www.worldshoukai.com/product/36

これなどは正に「紀州ブランド」にこだわった商品だと思うのですが、
「黒江漆器」のことは何も書いてない! (残念!)魅力半減です。実にもったいない!

せめて↓↓↓↓↓くらいの説明は添えておきましょう。
「紀州漆器(黒江漆器)は和歌山県海南市黒江を産地の中心とする日本三大漆器にも数えられる伝統工芸品」(参照:Wikipedia)

せっかくの魅力的な良い商品も、キチンとスポットライトを浴びせて輝かせてあげなければ、埋もれて日の目を見ることができず可哀想です。しっかりとアピールしてあげましょう!

総評

率直に結論を申し上げると、紀州南高梅通販事業を本気で軌道に乗せたいのであれば、会社事業全体のホームページと梅光園オンラインショップは明確に分け、オンラインショップ&通販に特化した商品企画も含めての改革が必要だと思います。

現在のサイトは、商品や通販業のことをわかっていない、商品に思い入れのない単なる作業者としての職業WEBデザイナーに作らせたホームページであると見えます。
仮にプロ意識の高いデザイナーさんであっても、十分に商品のことや販売戦略のことを打ち合わせして聞き出せていなければ同様です。

戦略があいまいといえばこの商品…
↓↓↓↓↓
「韓流」という商品カテゴリーがあり
http://www.worldshoukai.com/product-list/26
http://www.worldshoukai.com/product-list/32

大阪鶴橋コリアタウンのキムチや韓国茶を売っているのは、どういう脈絡でしょうか?
社長さんが韓流・韓国好きなのかもしれませんが…
「紀州南高梅専門店」で韓国食材を売っている理由や説明を、お客様が理解できるように説明した上で販売しなければ、「意味がよくわからない、なんだか怪しい」という印象になってしまいます。

これも紀州南高梅と無関係で、ブランド価値をピンボケさせていると言わざるを得ません。
欲張りすぎては本末顛倒。せっかく決めた「紀州南高梅専門店」という基本コンセプトは、ぶれないようにするのが良いと思います。

リンク集
http://www.worldshoukai.com/link

無意味なリンク集もしかり。なぜリンクを貼ったのか?
紀州和歌山のお店や企業へのリンクならまだしも、栃木や長野の会社もありますし、既にリンク切れしていたり無関係なページにリンクされているものも見受けられます。

その意味や脈絡を説明しなければ、単にアクセス稼ぎ、SEO対策のためのリンクとみなされて評価も下がりかねませんし、お客様の印象も下がります。
小手先のテクニック論に振り回されず、素直に本質を追求しましょう。

またそもそもURL(worldshoukai.com)からしても、トップページ右下のホテルやウィークリーマンション事業などグループ事業へのリンクからしても、当サイトは企業サイトの色合いが強く、「紀州南高梅専門店」オンラインショップとしては最適とは言えません。

会社案内として企業活動を広く浅く広報するPRが目的ならば、それなりの構成にしたほうが良いでしょうし、ネットショップとして通販事業を重視するなら、ドメインや構成もそれに合わせて分けるほうが良いです。
現状のままでは梅商品以外の情報がかえって邪魔(気を反らす)で、なかなか売れにくいだろうと思います。

今のままでは売れないばかりか、企業サイトとしても中途半端で、マイナス効果も感じられます。
基本戦略のないまま、「せっかくだからなんでも載せたい! あれもこれも!」と欲張って思いつきで載せていった結果が、現在のゴチャゴチャしたサイトになってしまっていると思います。
そろそろ全体の見直しをして、キチンと戦略を立てて本気で取り組む時期ではないでしょうか?

前回も申し上げましたが、キレイでカッコイイホームページではなく、商売(ビジネスモデル)を作っていかなければ、とくに競合の激しい梅干し通販業界では生き残れません。

梅光園ワールド商会株式会社さんは、会社の実業自体は事業規模もあり、ネット販売も本気で取り組むならば、まだかけられる人員や予算も余裕があると思えますが、現状のおざなりのホームページ内容では…

「宝の持ち腐れ…あぁ…もったいないなぁ」という状況です。

商品による差別化も重要です。
日本で唯一オンリーワンの商品があれば理想ですが、そこまでではなくとも、身近なスーパーやデパートにはあまり置いてないような、ひと味違った商品で引き付ける(例:貴店でいえば刻印梅や梅ロールケーキなど)。もっとアピールすることも重要ですし、もっとそういった光る商品を開発していかなければ生き残れないでしょう。

こういうポテンシャルのある企業さんのもったいないサイトを見ると、なんとかしてあげたいなぁ…といつももどかしく感じます。

ご担当者さんが一人でお悩みのようであれば、社長を説得するお手伝いもいたします!

今まで何度も熱意ある担当者さんの思いを社長さんにお伝えして、リニューアルプロジェクトをスタートさせ、お店を軌道に乗せるお手伝いをしてきました!

どうぞお気軽にお電話でのご連絡、ご相談にお越しください。(^-^)



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


現役おちゃのこネット店長はこう使ってる!
決済を十分検討しよう

こんにちは。「卵・乳アレルギー対応パンのtonton」店長の井藤です。

決済方法はどちらを利用されていますか?

クレジットカードはもはや必須ですよね。他にも、銀行振込、郵便振替、代金引換など、いろいろと選択できたほうが、お客様に喜ばれます。

当店での今年の決済方法と、そのバランスはこちらです。

決済方法の割合 2016年1~5月

やはり、クレジットカードは強いですね。オープン当初と比べて、代金引換のお客様はずいぶんと減りました。

お支払い方法のバランスは、各ショップによって若干の違いはあると思いますが、それは商品によってお客様の属性が違うから。当店の場合、20~40代のお母さんが主なターゲットです。

クレジットカード決済代行会社のオススメは?

おちゃのこネットでは2016年6月現在、なんと14社から選ぶことができ、どの決済代行会社がいいのかわからなくなるくらいです。

ポイントはなんといっても費用がかからないことですが、それ以外にも

  • ネットショップに埋め込みができるか
  • オーソリ(与信)はリアルタイムか
  • 与信後、金額変更やキャンセルに対応しているか
  • 3-Dセキュアに対応しているか

がポイントになると思います。

現状では、おちゃのこネット専用のお得なプランが用意されている「クロネコwebコレクト決済」がオススメです。

初期費用無料、月額利用料無料、トランザクション無料、月額最低手数料無料、3-Dセキュア認証サービス無料、決済手数料3.9%と安価で始められます。

取り扱いのカードブランドも13ブランドと最多。わからないことがあっても、全国の営業担当者がサポートしていただけるので安心です。

残念なのが、契約の審査や変更に時間がかかること。しかし、ネームバリューもありお客様も安心してお使いいただけると思います。

後払いの需要は思った以上にある

当店の場合、初めてネットショップでお買い物をされる方が意外に多いです。これには骨が折れます(^_^;)

まずは信用していただき、「パソコンやスマートフォンでお買い物しても大丈夫ですよ」と説明するところからスタートしなければいけないですから。

ここで力を発揮してくれるのが、後払い決済です。

後払いは年々需要が大きくなっているのを肌で感じます。去年は、クレジットカード払い60%、後払い20%でした。クレジットカード払いに抵抗があるんでしょうね。

後払い決済会社の審査さえ通れば、すぐに商品を発送できるし代金回収も不要。とても便利です。

銀行振込や郵便振替の振込手数料は、お客様負担が常識なのでショップの方には手数料がかからず嬉しいのですが、入金確認が手間。数が多くなってくると、意外に時間を取られます。有限で貴重な「時間」と後払い利用手数料との引き替えと思えば、それほど高くはないのでは?と考えています。

もし、導入されていないショップの方がいらっしゃいましたら、カート落ちを防ぐためにも後払いを導入されることをオススメします。

 

当店のオススメは「クロネコ代金後払いサービス」です。

決済手数料、請求書発行手数料を考えると、GMO後払い、イプシロンの方が低価格。では、なぜクロネコ代金後払いサービスを使っているかというと、唯一「リアルタイムオーソリ」だからです。(2016年6月現在)

リアルタイムオーソリとは、ショッピングカート内で与信ができる機能。与信が通らないと、後払いを選択できません。

オーソリ

他のサービスは、注文受付後に与信が通るか通らないかの連絡が来るため、与信が通らなかった場合に他の決済方法に変更いただく必要があり、手間がかかる上に売上機会を失う可能性があるからです。

おそらく他のサービスも追随してリアルタイムオーソリ対応となっていくと思いますが、現状ではクロネコ代金後払いサービスだけ。こちらに切り替えてから、ずいぶん運用が楽になりました。

請求書の発行が封書タイプのみのため、請求書手数料が高いのが残念ではありますが、それを差し引いてもリアルタイムオーソリ対応は助かります。安価で郵送できるはがきタイプも近々対応されるそうです。

Yahoo!ウォレット決済の実力は?

まだ導入して1年しか経っていないのでまだなんとも言えませんが、意外に需要があるみたいです。

面倒な手続きをする必要がありますが、魅力的なサービス。決済手数料3.25%のみ。初期費用、返金費用、売上代金の振込費用も全部無料!

クレジットカードの情報を入力しなくても、信頼できるYahoo!で簡単に決済できる。Yahoo!のサービスを使われているお客様には嬉しい決済です。

追加のご注文をいただいた時、決済金額の増額ができないという使い勝手の悪さはありますが、こちらも決済もオススメですよ。

ポイント制度の今と昔
代金引換

こちらは導入されていない方はいないと思いますが、ご注文者とお届け先が違う場合、注意が必要です。

嫌がらせに使われたりして…なんて不安がありますが、今まで一度もそういう事態になったことはないので、あまり気にしなくてもいいのでは?と考えています。

銀行振込・郵便振替

今月より取り扱いを中止しました。

年々こちらのお支払い方法を選択されるお客様が減ってきたこと、注文数が増えてくるに従って、入金確認作業が煩わしくなってきたからです。

代金をお支払いいただいていないのに、早く送ってほしい!なんて問い合わせが入ったり、入金を見逃していてトラブルになったり。

最近では銀行振込・郵便振替のお支払い方法を採用していないネットショップが増えてきましたね。

コンビニ(オンライン)払い

導入していません。

知っている方にはとても便利なサービスですが、後払いと混同される可能性があるからです。後払いを導入するのか、コンビニオンライン払いを導入するのか、どちらかがいいと思います。

銀行振込・郵便振替

導入していません。お客様のメールアドレスの入手ができないからです。

いずれお伝えしようと思っていますが、お客様のメールアドレスはネットショップの命です。決済手数料がもしタダになったとしても、導入しないと思います。

電子マネー・Pay-easy(ペイジー)・携帯キャリア決済

導入していません。情報求む!

これからおちゃのこさんに期待している決済方法
Amazonログイン&ペイメント

通販を利用しているお客様であれば、Amazonアカウントはお持ちでしょう。

もし、初めてのショップでお買い物するときに、Amazonアカウントでログインできたら、間違いなく利用します。個人情報を入力しなくても良くなるなんて、便利すぎです。

こちらは楽天ID決済と違い、お客様情報をAmazonから渡していただけるので、その後のメールマガジン発行やフォローも直接行えます。

詳しくはこちら

ネットショップ担当者フォーラム | ほとんど知られていない「Amazon ログイン&ペイメント」導入の仕方とその詳細

ちょっと心配なのが、販売しているものが仕入品の場合、Amazonが横取りするんじゃないか?ということ。Amazonログイン&ペイメントというくらいですから、そのショップでどのくらい商品が売れているのかAmazonの方で一目瞭然ですから。

ロング&テール販売を武器にしているAmazonにとって、Amazonで取り扱っていない、売れている商品があれば、Amazonで販売したいと考えるのは自然の流れでしょう。

paidy

IDやパスワードなどの事前登録は必要なく、クレジットカード番号の代わりに携帯電話番号とメールアドレスを入力するだけで利用できるオンライン決済サービス。

これこそ「モバイルファースト」というものでしょうか?スマートフォンを片時も肌身離さず持っている若者に打って付けの決済サービスです。

詳しくはこちら

ネットショップ担当者フォーラム | クレカよりも購入単価が1.4倍も高い。決済サービス「Paidy」を導入した「X-Border」の事例

領収書の発行について

決済の検討とは直接関係ありませんが、お客様より領収書の発行を求められることがあると思います。

どう対応されていますか?

おちゃのこオフィスを導入することで、簡単に領収書を発行することができます。ですが、「一部商品だけ領収書を発行して欲しい」「領収書を2つに分けて欲しい」なんてご要望もあり、煩わしさ満点です。

お金の流れ的には、直接お客様から代金をいただくのは銀行振込、郵便振替だけ。その他のお支払い方法の場合、お客様は決済代行会社に支払われるわけで、ショップがお客様に領収書を発行する義務はありません。

ご購入者さまへ領収書を発行すると二重発行になる?

「領収書の二重発行になるため、当店では領収書の発行はいたしておりません。」

ネットショップでよく見かけます。説得力がありますし、煩わしい作業がなくなるのは助かります。

でもね、これってお客様からしたら、「領収書も発行してくれないなんて、不親切なお店!」と思われても仕方がないと思うんです。二重発行がどうこうとか、お客様には関係ないことですから。

「どうしても領収書を発行して欲しいんですけど…」という問い合わせにお断りの対応をされるのであれば、いっそのこと「領収書の発行承ります!」と声高々に謳って対応されたほうが、よっぽど喜ばれると思うんです。

領収書が欲しいお客様は2パターンしかありません。

  • 法人よりご購入の場合で、お支払いをひとまず個人で行い、改めて法人に請求されたい場合
  • 法人のご注文と個人のご注文を一緒にご購入して、法人での購入のみ領収書が必要な場合

領収書の宛名に記載する法人名を入力いただくことと、領収書発行希望と備考欄に記載いただくことで、メールのやり取りを最小限にしています。

ご利用案内に記載することで、領収書が必要なお客様からのご注文の取りこぼしも防げます。

ご利用案内 領収書の発行について

領収書の発行を求められるお客様はそんなに多くありません。当店の場合、200件に1件くらいでしょうか?

「クレジットカード利用」「代金引換利用」など、その旨を但し書きに記載することで、正式な領収書に該当しないことが国税庁の見解です。

https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsugi/inshi/19/37.htm

正式な領収書ではないので、5万円以上の領収書であっても印紙は不要。これなら二重発行にはなりません。

ほとんどのネットショップが対応していないからこそ、対応に価値が生まれるはずです。

「商品が欲しい!」と手を上げていただいているのに、「領収書を発行してもらえない」というちっぽけな理由で機会損失するのはもったいないです。

なるべく手間を掛けずにネットショップを運営していくことは大切なこと。でも、少しの手間で他のネットショップと差別化できるのであれば、やって損はないと思います。

次回は「独自ドメイン運営の本当の意味」と題してお送りしたいと思います。
どうぞ、ご期待ください!
see you!!

卵・乳アレルギー対応パンのtonton
卵・乳アレルギー対応パンのtonton
カテゴリ:食品、飲料
「卵と牛乳抜きのパンを作っていただけませんか?」ご近所のお客様からご要望をいただき作ることになった卵・乳アレルギー対応パン。日本で唯一、卵と乳製品を一切持ち込まない専用工場で製造した安心のパンを通信販売しています。

このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、スマホ版の商品詳細の価格の色を変更する方法をご紹介します。





スタイルシートを編集する

スマートフォン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。


.detail_item_data .price {
color: #FF0000;
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

レビュー機能について

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、レビュー機能についてです。
大好評のレビュー機能ですが、お問い合わせも多数いただいております。
FAQに設定方法を登録しておりますので、ご覧ください。
・レビュー機能
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=show&cat=281630


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

リンクの貼り方と評価

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「リンクの貼り方と評価」について説明させて頂きます。

■リンクによるペナルティを回避

被リンクはSEO上、とても大切な要素ではあるものの、被リンクのやり方によって、Googleからペナルティを受けてしまう可能性があります。

ペナルティの対象となる条件は大きく分けて3つあります。
1つ目は被リンクを目的とするページがある事、
2つ目はアンカーが全て同じになっている事、
3つ目はプログラムで文章を作るワードサラダを用いる事です。

これらのペナルティ対象はサイトを運営していくにあたって、注意していればあまりルールに触れてしまう心配はないと言えます。

それよりも注意したいのが、リンクの仕方によってサイトの評価に影響してしまうという事です。

被リンクのやり方には、ペナルティ対象となる方法に加えて、Googleから減点対象となりえる方法もあるのです。

今回はこの減点対象となる被リンクについても説明していきます。

■リンクの方法と減点対象

被リンクには、今までは効果があった方法であったとしても、今ではペナルティあるいは減点対象となる事も稀ではないのです。

まず、サイトにリンクを設置する際、昔まではキーワード名のみで用意する事が出来て、有効な方法でもありました。
例とするならば、「スーツ 格安」というキーワードを使っていく時、キーワードそのままをリンクテキストで使うと、問題となってしまうのです。

では、どのようにリンクにすれば良いのか?という事ですが、自然な文章を用いてリンクにするのが望ましいです。
「スーツ 格安」のキーワードを使った例としては、「格安のスーツをお求めの方はこちら」といった様な形です。

このようなリンクテキストをより自然な形にする事が、ペナルティ及び減点対象となるリスクから避ける方法になります。

次に、リンクには関連性がある事が重要となります。

これはどういう事なのかというと、検索エンジンはリンクテキストより、リンク先がどのようなテーマなのかという事を読み取る仕組みになっています。

そしてこれはリンクテキストに限らず、リンクテキストの前後の文章も関係しています。

つまり、関連性が全く感じられない文章が続いて行き、最後に文章とは関係のないリンクを設置していると、サイトの評価が悪くなる心配があります。

真面目にサイトを運営していたら、普通に考えれば起こる事はありませんが、サイトとリンク先の関連性は知っておくと役立つ時が来るかもしれません。

最後に、リンクの質もサイトの評価に大きく関わってくる事があります。

一昔前だと、被リンクに求められるのは「クオリティ」ではなく、いかに多くのリンクを用意するのかという「量」が重要でした。

しかし今では評価を悪くする原因になります。

大量のリンクがあると減点対象となるという訳ではなく、それほどのリンクがある目的、理由が全く無い場合に、評価を悪くする心配があるのです。

リンクを多く貼っていけばサイト評価が良くなるという時代ではなく、やはりクオリティを重視していく事が重要となってきています。

これらの、注意しなければならないリンクの貼り方に関しては、実際にはまともなサイト運営では起こりづらい事でもあります。

その理由としては、どれも不自然なサイトになる原因とも言えるからです。

良質なコンテンツ作りを行っていけば評価を悪くする可能性は低いですが、Googleによる評価対象は微妙に変わって行くものです。

少し前までは効果的なSEO対策だったのに、今では逆に評価を悪くしてしまう方法である事も稀ではありません。

ペナルティはもちろん、評価を悪くする事を少しでも避けるには、そのような情勢をチェックしていく事も実は重要だったりするのです。

基本はやはり、サイトを訪問した方々に、良いサイトであると思ってもらえる様なサイト作りが大切と言えるでしょう。

★POINT
・基本的なペナルティ要素を把握しておく
・良質なサイト作りはサイト評価を悪くしない

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

EC仙人・太田さんの言葉ではないですが、「こだわりの~」に限らず、現代人はちょっと気に入った言葉があると、深く考えずにすぐ流行語にしてしまいます。その結果、その言葉は陳腐化し、マイナスイメージを持つようになります。言葉を安売りすると、文化が衰退すると思うのですが、それは考えすぎでしょうか。
(おちゃのこ山崎)

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