自由な発想をどうやって引き出すか?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

「自由な発想で考えてみてほしい」と言われたことはありませんか?
で、そのときにすらすらと「自由な発想」が生まれましたか?
きっと、答えは「No」でしょうね。

人間には天の邪鬼な部分があって、「肩の力を抜いてくつろいで」と言われるとかえって緊張してしまい、「自由な発想で」と言われれば言われるほど、カチコチに凝り固まったワンパターンのものしか出てきません。

きっと世の中の素晴らしいアイデアも、会議室ではなく居酒屋のようなところで生まれているのではないでしょうか。それほどに、自分の奥底からクリエイティブな発想を引き出すのはむずかしいことなのです。

もしもそれが誰にでもかんたんにできるメソッドが生まれたら…。きっとその発案者は本を書くなりセミナーで講演するなりして、がっぽり稼ぐのでしょう。

今回の「オススメ参考書」は、もしかしたらそういう内容かもしれないという期待をいだきつつ購入してきた本です。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術実践編

タムラカイ・著 枻出版社・刊

1,300円 (税別)

B5判カバー付き112ページのオールカラー・ムックです。印刷代に価格破壊が起きているためか、DTPの普及でプリプレスのコストが劇的に下がったためなのか、昔では考えられなかったスペックの本が安い価格で売られています。読者とすればありがたいことなのですが、業界人としては手放しで喜べません。

昔も今も本を作る作業は人海戦術で、原稿書きも、編集作業も、レイアウトデザインも、校閲も、プロフェッショナルがそれなりの対価をもらってやる仕事です。したがって、画期的なエコシステムでも登場しない限りは、ギリギリのコストが存在し、損益分岐点がある地点に設定されているはずです。

しかし昨今は取次店が受け入れる委託部数が下がっていて、損益分岐点を余裕で上回る初版部数は村上春樹か「こち亀」でなければ実現できません。すると、初版だけでは全部売れてもペイしない本が続出することになります。初版が半分しか売れなかったとしたら、大赤字です。

では出版社はどういうつもりでいるかというと、10冊出したうちの1冊、あるいは20冊出したうちの1冊が5万部とか10万部の小ヒットになることを期待しているのです。10万部売れれば、千万単位の利益が出ますから、それで赤字をカバーするわけです。
なんだかしんどい商売だと思いませんか?

さて、話題は変わってB5判ムックです。このスタイルの本は、コンビニの店頭に置いてもらうために誕生しました。A4判のムックがグラフィック中心のものであるのに対して、B5判ムックは図解とかイラストルポみたいなものを載せています。

本書は同じ出版社から出た『ラクガキノート術』の続編です。著者はデザイナーとして働くかたわら、ブログを書いたり「ラクガキコーチ」の仕事をしたりしています。
ではまず、著者のいう「ラクガキ」について見てみましょう。

* * *
ラクガキは文字とビジュアルを同時に扱い、それらを「描く」という行動によって表現するため、頭の中だけで考えたり文章で表現する以上の成果が出る万能ツールなのです。
* * *

と、著者は「はじめに」で書いています。全ページに著者オリジナルのイラストともマンガともつかない「絵」が入っていて、本文の理解を助けてくれます。たしかに文字だけを追っていくより、このお気楽な絵と一緒に文章を読んだほうが理解がしやすくなります。

第1章の前には「本書の使い方」というページがあります。この本は3つのステップに分かれていて、「ラクガキでアイデアを生み出す方法を知る」「ラクガキの描き方をマスターする」「ラクガキノートでアイデアを生み出す」の順で理解が進むようになっています。

では目次を紹介しましょう。
第1章 ラクガキがあなたの創造性を引き出す
第2章 仕事に使えるラクガキテクニック
第3章 ラクガキで「よく見る」
第4章 本質がわかる「たくさん考える」
第5章 「とにかくやってみる」と新しい価値が生まれる
第6章 ラクガキ力をチームに生かす
付録 ラクガキフォーマット

第1章では誰もが秘めているクリエイティブな一面をどう見つけるかという話です。それにラクガキを使うわけですが、「ちょっと待って、オレには絵心がないから」という声が上がるのを予期したように、「絵心は、誰にでもある」と著者は書いています。

「自分には絵心がないので」という人は、「自分はクリエイティブな人間ではないので」という人と重なります。世の中にクリエイティブでない人などなく、絵心のない人などいない、というのが著者の主張です。問題は、その方向に心が動くかどうかだけなのです。

著者は「創造力とは誰かを楽しませること」だと定義しています。楽しみには3つの段階があり、与えられる楽しみ、楽しみを見つける、誰かを楽しませるという順で高次元になっていきます。ということは、何かを楽しむことができる人は、そのうち誰かを楽しませる人になる、すなわち創造力を持つ可能性があるわけです。

第2章ではさまざまな演習でラクガキを仕事に使うためのテクニックをマスターします。いろいろな表情を描く、5つの基本形でアイコンを描く、矢印を使った基本の表現、きれいに見せる4つの原則、色ペンを効果的に使う…。いろいろなテクニックが学べます。

第3章は意識や視点を変えてものを見るトレーニングです。著者の作例であるラクガキの議事録が笑えます。

第4章はアイデア出しの方法です。Q&A、組み合わせ、分割、因数分解、アイデアスケッチなどが紹介されています。

第5章は「とにかくやってみる」。スパイラルマップの使い方やラクガキを使ったプレゼンテーションが出てきます。

そして最終の第6章。チームでの活動でいかにラクガキを使うかが紹介されます。ラクガキ自己紹介やラクガキアイスブレイクなど。ラクガキディスカッションというのもあります。

付録はコピーして使えるラクガキフォーマット集。著者の言う通りにやってみようという人には役に立ちます。

「もしかしたら今の自分よりちょっと表現力が増すかも」と思わせてくれる1冊です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

先日、こんなネットニュースを目にしました。
「結婚相手選べるのは25歳が曲がり角?」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00000021-asahi-soci

内閣府の有識者会議で発表された調査結果によると、「独身でいる理由」について25歳未満では、男女とも半数近くが「まだ若すぎる」や「仕事や学業に打ち込みたい」が上位であったのが、25歳を過ぎると最も多い理由は「適当な相手にめぐり合わないから」になったとか。

一方で30~34歳では、男女とも過半数の人は既婚、つまり未婚者は半数以下。25歳を超えアラサーになると、ぐっと選べる相手は少なくなるという結果が浮き彫りに。
http://www.stat.go.jp/data/nihon/g160402.htm
総務省の「我が国の人口ピラミッド」を見ても少子化は進む一方です。

幸いに、ウチの2人の娘は無事に20代で相手を見つけて結婚し、子どもも授かる
ことができましたが…。

晩婚化が叫ばれる昨今、お相手選びは25歳を超えると競争激化のようです。
皆さん早めに良き相手を見つけて結婚し、幸せな家庭を築いてほしいものです。

今回は、結婚、出産と人生の幸せの真っただ中にいらっしゃるママさん店長さんの「結婚」がテーマの、幸せいっぱい溢れる専門店さんです!

ではダメ出し!道場」第123弾 スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
Endless Sea

ショップ名 :
ハワイアン ハンドメイド 
ウェルカムボード&ウェルカムプレート 専門店Endless Seaさん

PCサイト : http://japorigine.ocnk.net

カテゴリ : 住まい、インテリア

はじめまして!
このたび、ダメ出ししていただきたく応募いたしました!
私は海をテーマにしたウェルカムボードを制作、販売しています。とにかく海が大好きな人間です。子どもを育てながらネットショップを経営しておりますが、このショップにとても愛着があり、お客様にも喜んでいただいているので、できればずっと続けていきたいと思っております。
8月に第二子が産まれるため、この子の育児が一段落するとき(遅くても半年以内)に今以上の集客を見込めるネットショップに成長させたいと思っています!
現段階では「ウェルカムボードの作品数を増やす」を目標に日々新作を制作しております。
ただどうしてもネットショップを作ることが苦手で…。お客様がどうしたら見やすいかとか、どんな商品写真を求めているのかとか、考えても考えても頭がこんがらがってしまうのです。そして結局自分の一方的な理想のショップになっているような気がします…。
私のネットショップでお客様のために変えるべきところはどこでしょうか…(>_<)
どうか助けてください!!
よろしくお願いいたします!!

第一印象はVery Good! でもいざ買い物目線で見始めると…

海が好き、ハワイや南国リゾートイメージのウェルカムボード中心のお店だとひと目でわかりますし、デザインバリエーションも豊富で、「専門店」を名乗るには十分だと思います。

ただ、いざ本気で購入を検討する目線で見始めると、情報不足や見せ方の不備を感じます。

例えば、個々のウェルカムボード商品ページにおいて
・ボードの材質が明記されていない。
・裏面の写真がない
・金具などの詳細写真がない
・表面の拡大写真など質感がわかる写真が用意されていない
・全体的に写真のホワイトバランスが明るすぎて白飛びしているので表面の質感がまったくわからない。(木なのか? キャンバス地なのか? など)
・ペイント塗料・絵の具の種類・質について説明がないので、耐水性や耐候性(雨や湿度、長年飾っておいての色あせなどへの不安)

現物を直接見て触って判断できない通信販売においては、購入の意思決定をされる前の不安や懸念をひとつずつ取り去ることが大切です。

全体の印象は良いのに、いざ買おうかと細かく見始めると、まだまだ漏れや抜けが多く、もったいない限りです。

具体的なダメ出し

よくよくサイト内を見て歩くと「ボード、プレートの注意事項」
http://japorigine.ocnk.net/page/3
というページがあって、そこにはボードは室内用で、屋外で雨に濡れるとにじんだり色落ちしたりする可能性があることや、「MDFとは」という説明があるので、どうやらボード・プレートはMDFであるらしいこと(明記はどこにもされていない)は
なんとなくわかるのですが…

かといって、各商品ページからこの注意事項ページへのリンクが張ってあるわけでもないので、すべてのお客様が理解・納得するわけではありませんね。
基本の材質や仕様は、個々のページにも明記しておきましょう。
──────────────────────────────
クッションカバー 類
http://japorigine.ocnk.net/product-list/70

これも裏面写真がないですね。
説明には「裏には絵が描かれていません」とはあるのですが。仮にそうであって、もどんな色や質感なのかが気になる方は、購入の決断ができずに去っていくかもしれません。
──────────────────────────────
プルメリアのソープディッシュ
http://japorigine.ocnk.net/product/341

写真は上からのワンカットのみ、商品の厚みや皿の深さ、表面の光沢や質感などもたった1枚の写真だとなかなか感じにくいですね。貝殻を置いたり、かっこよく美しく見せようとする演出は良いのですが…

ここは「通販の売り場」である以上、(実物より)良く見せるのではなく、不明点がないようによくよく見せることが大事です。

現物が届いて「写真より悪い…ガッカリ」とならないように気をつけましょう。
──────────────────────────────
ビーチサンダルの木製フック
http://japorigine.ocnk.net/product/351

商品単体の写真としては良いのですが、「フック」という道具である以上、どうやって使うのか、どうやって壁に取り付けるのかの説明がないと、「よし、買おう!」とまではなかなか至りません。
──────────────────────────────
ウェルカムボードであろうが、日用雑貨や衣類、食品であろうが、現物を直接見たり触ったり匂いを嗅いだりもできない「通信販売」においては、「ビジュアル(写真や動画)」と「言葉(文章)」が頼りです。

この「ダメ出し!道場」でも過去何度となく説明してきましたが、ネットショップにおいて商品写真の距離感は一般的に下記3段階が必要です。

1)サムネイル画像→      3~5m 先。店の外や通路ごしに商品を見ている感覚

2)商品ページ画像→      50cm~70cm 商品棚の前まで近づいて見ている感覚

3)商品詳細画像→       目の前30cm~10cmでじっくり手にとって見る感覚

アクセサリーなどは下記距離感まで必要な場合もあります。

4)拡大画像  →       10cm未満の虫眼鏡でじっくり細部を見る感覚

EndlessSeaさんではほとんどが2)どまりです。
商品棚の前に立って見ただけで、手に取らず「よしこれ買おう!」と思えるお客様は、よほどの失敗を恐れない大胆なチャレンジャーだけですね。

神経質な細かなことを気にされる多くのお客様を、知らず知らず逃している可能性があると思われます。

総評

主力商品のウェルカムボード類はご指摘した点を改善すれば、見せ方としてはほぼ完成形ではないでしょうか。

あえて商品に望むならば、「注意事項ページ」に書いてある「屋外でご使用ならニス塗りを!」という部分を、有料で良いのでオプションとしてサービスメニュー化されればよいと思います。

ウェルカムボードとしての使用は1日のことでも、思い出の大切なアイテムとして生涯にわたって飾られたり保管される品ですから、保護の意味でもニスやコーティングを希望されるお客様も少なくないのでは? と思います。

客単価を上げる意味でも、標準メニュー化されてはいかがでしょうか?
逆に、ニス塗りは自分でやってくださいというのは、やや突き放した「面倒くさいことは勝手にやってね」という印象すら感じさせかねません。
耐水性・耐候性が弱いという弱点に気づいているならば、そこをカバーするサービスも欲しいところです。

ウェルカムボード以外の商品については、雑貨類は見た目、外見だけを写真で見せれば良いのではなく、どのように使うのか? 使っているシーンを見せることも買う気にさせるためには重要です。

今一度、雑貨類は実際に使っているシーンをイメージして撮影するなど、細部の写真や見せ方に工夫が必要だと思いました。

また応募のコメントに書かれていますが、
「ウェルカムボードの作品数を増やす」

アーティスト渡邊沙耶香さんにとっては「作品」でよいのですが、店長の渡邊さんにとっては「作品」ではなく「商品」だという意識がもっと必要だと思います。

ブログやInstagramなどで作品を美しくカッコ良く見せる「作品写真」の撮影や写真加工と、正しい判断で購入の検討をしていただくための「商品写真」の撮影や写真加工とは少し違うのです。

通販においてはあまり美し過ぎる写真は現物が届いた時の落差、がっかり感につながりかねません。色や彩度、コントラストは上げ過ぎてお客様の印象を美化させすぎないように気をつけましょう。

お店全体の印象を上げるためのイメージ写真や商品の使用感、演出としてのイメージカットは美しく加工して見せても構いませんが、商品の仕様や詳細、細部を見せる写真はありのままにきちんと見えるように写すことが肝要です。

とはいえ、これだけの作品を生み出せる才能を生かし、今後はご自身のライフステージも結婚から子育てへよりシフトして行くのに合わせて、新たなジャンルの作品→商品が生み出されることと期待しています。

ビジネスを広げられる際にはぜひお気軽にご相談ください。



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


現役おちゃのこネット店長はこう使ってる!
ステップメールの活用方法

こんにちは。「卵・乳アレルギー対応パンのtonton」店長の井藤です。

商売は・・・恋愛とよく似ているって思うんです。

どこが似てるって??

恋愛をしていた時期のことを思い出してください。現在進行系ですか?それとも10年くらい前?還暦を迎えた方にとっては4,50年前のことでしょうか?

なんだか気になる人ができたら・・・

  • その人の気を引こうと身なりをキレイにして
  • 汚い部分はなるべく見せないように気を配り
  • 話を聞いてあげたり、面白い話を考えてみたり
  • どんなルートで、デートをするのが楽しいのか?と戦略を練ったり
  • 相手の好みを探りプレゼントを買いに行ったり
  • 時にはサプライズを計画して、ときめいてもらおうと・・・

ね。商売と同じでしょ。

どちらもターゲットは「人」だということです。

その間に商品があるというだけ。

ネットショップに訪れてもらって「商品を買って!」ということは、初めて出会った相手に「結婚して!」と言っているようなもの。

もし、福山雅治や斎藤工であれば、それも可能でしょう(笑)

その容姿(商品)に力があれば、コミュニケーション能力が少し足りなくてもモテます(売れます)が、容姿(商品)が特別に飛び抜けているわけでない私たちはコミュニケーション能力で勝負するしかないわけです。

ネットショップからのメールはラブレターと同じです。しかも、ステップメールを活用すれば、自動的にタイミングを見計らってラブレターを送ることが出来ます。

何人のお客様に心のこもったラブレターを出せるかで、売上は劇的に変わるはずです。

当店では2016年9月現在で4,136人のお客様にラブレターを送っています。つまり、4,136人とお付き合いしているということ。モテモテです(*´艸`*)

その中でも、ファン客(7回以上購入されたお客様)は婚約中と言ってもいいくらいの仲。
付き合って間もない相手に食事を作ってもらったり、用事があるときに送り迎えをお願いすることは気が引けますが、婚約中であれば快く引き受けてくれるはずです。

つまり・・・

信頼関係にある「ファン客」にお願いすることで、見込み客を見つけてもらったり、今まで思いもよらなかった販路が広がったり、新しい展開も可能になるんです。

ファン客へのお願いメール 新規顧客の紹介

まず最初に、商品を購入いただいたお客様全員にフォローメールを送るステップメールを設定しましょう。

新規顧客の紹介のメール内容

ファン客(ゴールド会員様)だけが購入できる商品を作り、こちらの商品を購入したお客様に「お知り合いの方を紹介してください!」とお願いのステップメールを設定。

ファン客のお客様に喜んでいただきたくて、アメニティ商品や小冊子なども作りました。

アメニティ商品や小冊子

当店のパンを喜んでいただけるお客様の周りには、同じように喜んでくださるお客様がいらっしゃるはずです。

販売者から当店を知らないお客様に「いい商品ですよ!」ってお伝えするより、お友達やお知り合いから「いい商品ですよ!」って聞いたほうが、100倍効果的です。

なぜなら、そこにはもうすでにファン客とファン客のお知り合いの方とは信頼関係があるから。

ステップメールが「有能な営業マン」なら、お知り合いの方を紹介していただけるお客様は「スーパー営業マン」です!

ファン客へのお願いメール ネットショップの改善
ネットショップの改善のメール内容

お客様目線を意識してネットショップを構築しているつもりでも、無意識レベルでショップ側の都合のいいように作ってしまいがちです。

それを修正するために、ファン客にアンケートをお答えいただき、「気づき」を教えていただくことが狙いです。

ポイントは購入の際に不安なことや疑問点がなかったかを伺うこと。

販売者側からは思いもよらなかった改善点をご指摘いただくことがあります。お客様目線からの不安点や疑問点を潰していけば、信頼されるショップが作れるはずです。

ファン客へのお願いメール 販売店へのアプローチ
販売店へのアプローチのメール内容

ネットショップを始めて間もないころ、一日の注文数は1~3件でした。

何とかネットショップだけでショップを運営したくて、BtoBの可能性を模索していました。スーパーさんや生協さんで販売いただければ、一気に販売量が増加します。

そこで、商品を片手に営業に回るも、すべて撃沈。。。販売者が営業に行くと、決まって価格交渉からの話になるからです。

とても運営できないムリな価格を提示されることもしばしば。疲れ切って、営業をやめました。

 

そんな中、あるお客様がスーパーさんに「当店のパンを仕入れてほしい」と、お願いされました。すると、今まで苦労していたことがウソのように、スムーズに商談が進んでいくじゃありませんか!

価格交渉も全くありませんでした。今までの苦労は何だったのか・・・

「お客様の声」は強力な武器になります。ここでもお客様の「スーパー営業マン」が活躍してくれます。

ファン客へのお願いメール フランチャイズのお誘い
フランチャイズのお誘いのメール内容

半分冗談・半分本気でフランチャイズのお誘いをファン客に試してみました。

すると・・・あるお客様から「パン屋をやりたい!」とお返事が!!

それからが大変です。何が大変かって、フランチャイズの準備ができていませんでしたから(笑)

YouTubeチャンネル-東京でトントンの焼きたてパンが食べられる日!

地元石川県でも展開していないのに、一気に飛んで東京にお店が増えるだなんて、そんなこと、ある??(笑)

あるんです!

現在、11月中旬のオープンを目指して、お店の準備中です。

いろんな難しい問題はありますが、ひとつひとつ障害を乗り越えていって、東京出店を実現したいと思います。

お客様に営業してもらうことほど心強いものはない

これらの4つのメールを一気に送ってしまうと、なんだかお願いばかりするショップになってしまいますので・・・(^_^;)お願いメールの間に世間話や業界の話を挟んだり、タイミングを見計らってメールをお送りしています。

お客様に営業してもらうことほど心強いものはありません。そして、なによりも強力です。

お客様に信頼いただいて、「どうにかこのお店を盛り上げたい!」そう思っていただくことができれば、最高です。

そのためにできることは何か?

そんな視点からステップメールの内容を考えてみてはいかがでしょうか?

1年間に渡り連載してきました「現役おちゃのこネットショップ店長はこう使っている!」は次回を持ちまして終了とさせていただこうと思います。

最終回は「構築編 まとめ」と題してお送りしたいと思います。

どうぞ、ご期待ください!

卵・乳アレルギー対応パンのtonton
卵・乳アレルギー対応パンのtonton
カテゴリ:食品、飲料
「卵と牛乳抜きのパンを作っていただけませんか?」ご近所のお客様からご要望をいただき作ることになった卵・乳アレルギー対応パン。日本で唯一、卵と乳製品を一切持ち込まない専用工場で製造した安心のパンを通信販売しています。

このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、スマホ版のトップページのタイトルの背景を変更する方法をご紹介します。





スタイルシートを編集する

スマートフォン管理→スタイルシートの編集から指定しますが、h2用の指定はテンプレートによって異なります。
下記は例ですので、ご利用のテンプレートのh2指定箇所をご確認いただき、その指定をコピーして最下部に貼り付け後、h2の前に.top_page_bodyを追加してください。
この指定で、トップページ用の指定となります。つけない場合、全ページ最上部のページタイトルも変更することができます。

各指定については、font-sizeやbackground-image等を変更して指定ください。

※基本的には、既存のh2指定は残し、トップページ用に上書き指定での利用を推奨します。
例えば、下記の例では、初期は背景画像で指定していますが、背景画像を削除し背景色での指定にしています。


.top_page_body h2 {
font-size: 15px;
background-image: none;
background-position: left bottom;
background-repeat: repeat-x;
background-color: #E0DFE3;
margin: 0px;
padding: 10px 50px 10px 10px;
border: 1px solid #E0DFE3;
color: #000000;
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

新規登録時のグループ振り分けについて

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップした新規登録時のグループ振り分けについてです。

これまで、新規登録者は、自動的に「ショップ基本設定」→「会員グループ設定」→【新規登録者の会員グループ】に登録されていましたが、【新規登録用URL】を会員グループごとに設定すると自動で振り分けることができます。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281599&id=1107



FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

キーワードのリサーチで行う対策

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「キーワードのリサーチの重要性」について説明させて頂きます。

■キーワードのリサーチで行う対策

自分のサイトをいかに見てもらうかどうかには、キーワードの選定が命と言っても過言ではありません。

検索エンジンの上位検索を図るためには、まずキーワードのリサーチから行う事となります。

キーワードのリサーチを行い、知るべき事は、
・どのようなキーワードの需要があるか
・対策すべきキーワードを把握する

この二点です。

基本はツールを使い、キーワードの需要をチェックする事が必要です。
上級者になれば、想像でキーワードを組み合わせる事も出来なくはありませんが、初心者がこれをすると、期待できないキーワードを使ってしまう可能性があります。

●キーワードの質を調査

サイトに関連するキーワードを、ツールを用いて一通り用意したら、次にするべき事は各キーワードが使われたサイトを調査する事です。

キーワードを使用した上位サイトをだいたい3つくらい調べると、どのような内容がユーザーに人気があるのかが把握できます。

ただ、大きなサイトに自分の立ち上げているサイトをぶつけたとしても、勝つには既存のコンテンツ以上のクオリティが求められるため、難しくなっていきます。

無理にぶつける必要はありませんが、キーワードを使って、大手とはぶつからないニッチな市場を狙うか、やはり既存コンテンツ以上の質のあるコンテンツを用意するかが、上位検索に重要になります。

●効果的なキーワードを発掘する

多くのユーザーに注目されるキーワードは必ず存在します。

そのキーワードを発掘するのが難しいと思われるでしょうが、思わぬところに転がっている事も意外に多いのです。

例えばソーシャル関連で、シェアが大きく行われている記事に使われているキーワードは、多くの人が求めているという事です。

アクセスを集められやすくなると、リンクを得られるチャンスにもつながるため、さらなるアクセス数アップに繋がります。

新しくキーワードを発掘するのがまだ難しいという場合には、力のあるサイトを参考にしていくというのは、やはり初めは効果的な事も多いのです。

●キーワードの強さにこだわりすぎない

アクセス数を上げるために、どうしてもキーワードの強さにこだわり過ぎてしまう事があります。

確かに、強いキーワードを使わなければ、上位検索を期待したり、アクセス数アップにつなげたりするのは難しいです。

多く用意したキーワードには「優先順位」を決めておくのがいいです。

期待薄なキーワードを優先的に対応する必要はありませんが、優先度が高いキーワードを消化しつつ、こまめなキーワードも使ってコンテンツを作成していきます。
ビックキーワードだけではなく、ユーザーの需要が薄いところを狙い、そのキーワードで上位検索を期待し、サイトの底上げを行っていくことも重要です。

●魅せ方を覚えていく

有力なキーワードをいくつも発掘したとしても、じゅうぶんに生かす事が出来なければ、アクセス数を伸ばす事は難しいです。

キーワード選定を除外すると、コンテンツ作成において重要なのは、
・魅力的なタイトルの作成
・簡潔なディスクリプションの作成
・他サイトに負けないコンテンツの作成

大まかにあげればこのようなところです。

特にタイトルについては、他サイトと「区別」出来るような、魅力的な文言で作る事が重要です。

いくら充実したコンテンツを作っても、
惹きつけるディスクリプションを作成しても、
タイトルに魅力が感じられなければ、アクセス数は伸びづらくなるのです。

タイトルの作り方自体は、上位検索されている大きなサイトを参考にし、自身でも試行錯誤していくことで、自然と一つの形が出来上がります。

キーワードを生かせるタイトル作りも、決して怠らないようにしましょう。

★POINT
・キーワードのリサーチで強いコンテンツを作る
・キーワードを使った魅せ方が重要

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

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編集後記

秋だと思って油断していると、汗をかくような日差しが。この時期は服装計画がむずかしいですね。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(http://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
http://blog.ocnk.net/blog/

■おちゃのこネットFacebook
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■mixi
【おちゃのこネットコミュニティ】
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■おちゃのこネット公式twitter
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■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
【garitto】http://www.garitto.com/
【オートステップメール】http://www.autostepmail.com/

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