今年も後半戦に入りましたね 号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

あっという間に今年も後半戦に突入しました。七夕も過ぎ、新盆はもう目の前。七夕祭りなど、夏祭りの準備で忙しい地域もあることでしょう。

お盆はもともと旧暦の7月15日にあたる中元節の日に行われていましたが、明治に入って旧暦から新暦に切り替わったために、新盆と旧盆、さらに地域によってはその他の時期に行われるようになってしまいました。

なぜそうなったのかというと、新暦の7月15日は農繁期に当たり、農業の盛んな土地では著しく不都合だったためです。逆に農業があまり盛んでない東京などの大都会では、新暦の7月15日にお盆をおこなう新盆が定着しました。

そのため新暦の8月15日をお盆とする1カ月スライドが定着し、月遅れ盆と呼ばれるようになりました。日本全国で見ると、こちらのほうが圧倒的です。

さらに沖縄・奄美地方などは旧暦の7月15日をいまだにお盆とする風習を守っていて、こちらは旧盆と呼ばれます。旧暦であるため日付は毎年変動し、9月にずれ込むこともあります。

もっと見ていくと、東京都多摩地区の一部などでは8月1日がお盆の開催日になっています。この地区はかつて養蚕が盛んで、8月1日前後が養蚕の農閑期であったためといわれています。

七夕、お盆、夏祭り…。いずれも日本の代表的な民俗行事です。都会ではすたれてしまっているところもあるようですが、地方では「祭の月は仕事が手に付かない」と当たり前のように言い交わされていたりして、地域差や温度差を感じさせてくれます。

ネットショップあるある4コマ漫画
4コマ漫画

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

 

「場当たり的」が会社を潰す

北澤孝太郎・著 新潮新書

720円 (税別)

偶然ですが、2回続けて新潮新書をご紹介することになってしまいました。前回の『1本5000円のレンコンがバカ売れする理由』はNo.808でしたが、今回の本はNo.804。ちょっとだけこちらが先に出ていました。

はじめに著者のプロフィールをやや詳しくご紹介しましょう。北澤孝太郎は東京工業大学大学院特任教授としてMBAクラスの営業戦略と組織を担当しています。また、採用コンサルティングなどの人事業務サービスを提供するレジェンダ・コーポレーション株式会社の取締役でもあります。

1962年に京都市に生まれ、神戸大学経営学部を卒業後、在学中からのアルバイトが縁で株式会社リクルートに入社。以後20年間にわたり通信、採用・教育、大学やスクール広報などの分野で営業職の最前線に立ちました。

2005年に日本テレコム(現ソフトバンク)に転身し、執行役員法人営業本部長、音声事業本部長などを歴任しました。その後、いくつか経歴を重ねて現在に至ります。代表的な著書に、ベストセラーになった『営業部はバカなのか』(新潮新書)があります。

著者のユニークなところは、「日本初の営業を専門とする学者」であること。また著者が担当する「営業を冠する正規の授業」は、大学と大学院で日本初であり、現在も唯一です。

…と、経歴を見てくると、いかにも左脳的な人物像が浮かんでくるかもしれませんが、著者の実家は京都の古い呉服商。著者は10代目として育てられましたが、父の代で呉服商は廃業。父は写真商に転身しました。著者が華麗な転身を遂げてこられたのも、その姿を見ていたせいかもしれません。

そして高校時代は野球少年。俊足巧打のセンターとして活躍し、あと1勝で甲子園というところまで勝ち進みました。神戸大学時代は一転して空手部に所属。経営学部で一番人気の田村正紀ゼミ(マーケティング、流通システム論)でゼミ幹として活躍しました。現在の趣味は登山で、日本100名山に30峰以上登っています。

さて、本書の内容に移りましょう。カバー帯の紹介にはこうあります。
***
会社や上司が「場当たり的」だ。そう感じたことがない会社員は少ないのではないか。方針がコロコロ変わる。根拠不明な数値目標を挙げる。「社員の自主性」を口実に、下に全てを丸投げする。なぜこんなことになるのか。数多くの企業の研修に携わってきた著者が、「場当たり的」を発生させるメカニズムを鮮やかに解明し、有効な解決策を示す。総力戦を戦える体制を早急に作らなければ、御社はもはや生き残れない!
***

『デジタル大辞泉』で「場当たり」をひくと、次のように出ています。
1.演劇や集会などで、その場に合わせた機転で人気を得ること
2.物事に計画性がなく、目先の効果だけを考えたその場の思いつきで行うこと。また、そのさま

どうやら「場当たり」は、最初は「アドリブ」と同じ意味に使われていたものが、次第に悪い意味に変わって使われるようになった言葉のようです。たしかに「場、当たり」ですから、アドリブのことですね。

ともあれ本書で著者は、日本国中に蔓延している「場当たり的」を憂慮し、一刻も早い脱却をと叫んでいます。タイトルの通り、場当たり的な運営をしている組織は、生き残れないからです。

ではここで、本書の目次を紹介します。
・序章 御社は何を目指しているのか
・第1章 あなたが会社を「場当たり的」と感じてしまう理由
・第2章 「場当たり的」の罠はどこにでもある
・第3章 「場当たり的」を回避するための営業ロジック
・第4章 「場当たり的」を回避して正しい戦略を練る
・第5章 「場当たり的」組織から総力戦を戦う組織へ
・あとがき

序章の冒頭で、著者は読者に向かって問いかけます。
「御社は何を目指しているのか」と。

この問いに、即答できる経営者は多いでしょうか。企業理念を朝礼で唱和するなど社内で共有し、経営計画をきちんと立てている経営者ならすらすらと答えられるでしょうが、口ごもった挙げ句「利益を上げるため」「売上を伸ばすため」「業界トップになる」などと答える人もいるかもしれません。

著者は経営の目的を「思い」と表現しています。そしてその「思い」には強さが裏付けされていなければならないと強調しています。この「強い思い」が社内で共有され、社員の共感を得ていることが必要だというのです。さらに、それを実現する戦略がきちんと構築されていなければなりません。

それがない会社の行動は「場当たり的」になってしまう。著者はそう断言しています。

ところで、世の中に「自分の言動は『場当たり的』だ」と認識している経営者や上司はいないはずです。なぜなら、その場その場では「正しい」と思われる行動を取っているからです。それが客観的に「場当たり的」に見えてしまうのは、「強い思い」に裏付けされた一貫性のある戦略に基づいた行動や指示ではないからです。

その典型的な例が、本書の23ページに書かれています。
ある大手企業との打ち合わせで、著者は先方から示された「戦略」に疑問を感じ、相手のA本部長に質問をします。以下、その問答です。
***
「本部長、売上対前年度8%アップの根拠はなんでしょうか」
「根拠? そんなものありませんよ。前年が5%アップという目標を掲げていたにもかかわらず3%ダウンに終わったので、当然挽回してそれを超える目標を掲げなければなりません」
「ではそれを成し遂げるための戦術はなんでしょうか」
「今、それを考えるように部下に指示を出しているところです」
「昨年3%ダウンに終わった原因は、なんだとお考えですか」
「それも今分析させています。なかなかむずかしい状況があるようです」
***

著者はこれについて、このように書いています。
***
そもそも「8%アップ」は戦略ではありません。単なる目標数値を戦略と称しているのです。しかも昨年3%ダウンに終わったのにもかかわらず、原因を自らつかんでいません。つかもうともしていません。そのダウンは不可避のものだった可能性もあるのです。それなのに「挽回する」という方針と、数値目標だけを決め、その方策は部下に丸投げしています。さらに、自分の役割を自分で決め、責任を部下に押しつけている。
***

以下、さまざまな局面で企業の「あるある」が例として挙げられていきます。耳の痛い話もあると思いますが、逃げずに読み切ると、必ずビジネスのヒントがいくつも得られるはずです。

企業理念や経営計画、戦略の大切さを違う角度から教えてくれる1冊です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

読者の皆さん、突然ですが誰かにお花を贈ったことはありますか?

ネット上のあるアンケートでは、女性の8割以上、男性でも6割近い方は誰かにお花を贈ったことがあるようです。

では…お花を送る際に意識したことは?
「相手の好みの色や、花言葉」
「とにかく相手が喜ぶようなアレンジやおしゃれなラッピング」
「気持ちが伝わるようなメッセージやシチュエーション」

と、相手の気持ち、心を意識するのは当然として…
「あまり、大きくなり過ぎないように(外で渡すので)」
「できるだけ大きくゴージャスに(ご自宅に送るので)」

などという大きさに関する意見もあれば…
「できるだけ長持ちするような花、アレンジを選んだ」
「数日でゴミになるので、できるだけ小さなものを選んだ」
「できるだけしおれたり色あせないような質の良い物を選んだ」

など、具体的な花の質や鮮度についての意見も多いようです。

では…
コンパクトでとても長持ちして何年も質や鮮度が保てるお花があれば?
贈った思いやその日の思い出を何年も維持し続けてくれるお花があれば?

さて本日のお店はそんな素晴らしいお花「プリザーブドフラワー」に特化したお花屋さんです。

参考まで…
*プリザーブドフラワー(Preserved flowers )とは…
生花を特殊な液体に漬けて脱水・脱色したものに好みの色の色素を加えた保存液を浸透させ、生花に近い質感と好みの色を表現することができる。湿気や直射日光を避けて飾れば数年間~10年程度は美しさを保つことができる。例えるなら、ドライフラワーは花のミイラで、カサカサシワシワですがプリザーブドフラワーは花の剥製で、しっとり柔らか、生花に近い質感。

それでは、ダメ出し道場、始まり~

ダメ出し!依頼ショップ
GREEN'S TALE

ショップ名 :
GREEN'S TALEさん。

サイトURL:
https://hanamame.ocnk.net/

カテゴリ :花、園芸

おちゃのこネットさんには、お世話になりはじめて10年目になります。
問い合わせに丁寧に答えていただいて、いつもありがとうございます。
パソコンやECの経験や知識がないまま、今まで運営しています。
実店舗があるので、オンラインショップをご覧いただいたお客様が「ページを見ました」とおっしゃっていただいて来店くださることが多いのですが。
せっかくの通信販売なのに、北海道や東京、海外からもわざわざご来店くださるのです。
ボタンをポチっと押していただくだけで、玄関先まで届くにもかかわらず、交通費を出してまで、ご来店くださるのがずっと不思議で。
ブランドイメージを保ちながら、本当に使いやすく見やすいページができているのか、もし改善できることがあれば、がんばって改善していこうと思いっていますので、ぜひプロの目でご覧いただき、アドバイスをいただければうれしいです。

第一印象:イメージ、ブランディングのしっかりしたお店

とにかく第一印象は、とても商品や展示ディスプレイ、店舗インテリアなど全体的に写真クオリティが高く、洗練されている印象です。

ホームページの写真加工やバナー制作も、プロの仕事だろうな…と思わせる作りです。

本質である商品その物も洗練されていて、送り主にひと目で「これなら相手もきっと感動して喜ぶに違いない!」と思わせるような品々です。

それが故に、わざわざ遠方から来店下さるのだと思います。

ただ、ネット通販的に見ると…同じサイズのバラでも生花に比べると10倍以上の高額なお値段の花屋さんに見えてしまいます。
例:バラ1本で税込価格:4,320円。12本の花束で税込価格49,680円など

ですが、なぜそんなお値段なのか? どんな付加価値があるから高いのか? など、贈り主であるお客様の心理的抵抗感をすぐに解消できるような見出しやキャッチコピーが見当たらず、商品の特徴を理解する前に、価格リーズンだけで潜在的な顧客を気付かないうちに多く逃がしてしまっているかも知れません。

例え生花に比べてかなり高額でも、何年も花の美しさや柔らかな質感を保てるので、贈られた時の思い出や気持ちさえも色あせずに維持することができるといった大きな「付加価値」への価格でもあるはずですよね。

特に、贈り主として普段はお花には疎い男性が多いようですので、早い段階でその価値や特徴を瞬時に理解させておくことは重要だと思います。

その他、よく読めば、個々の商品ページには
「プロポーズに使うと…
 ・プレゼントされたあと、彼女の希望にあわせてデザインを変更できる
 ・プロポーズの花で結婚式をあげることができる
 ・プロポーズに成功した後、彼女の希望にあわせてデザインを変更できる(有料)
 ・本物の花の高級感を楽しめる
 ・事前に準備ができる
 ・水が必要ないから、急きょ花瓶を用意しなくてすむ」
といった点が目立たないテキストで書かれているのですが…

お店のメインであるプリザーブドフラワーの大きな特徴で、重要なポイントですから、もっと目立つ形(見出しやバナーなどにして)、すべての来店客に瞬時に伝わる工夫が欲しいところです。

インタビューで浮き彫りになったこと…

店長(社長)の岡田さん(女性)は、元々インテリアデザインのお仕事をされておられた際に、インテリアにおける花や緑の植物の重要性に目覚め、その道を追求したくなって花の業界へ転職し、花のことを学んだそうです。

その後2年ほどしてその会社の経営が悪化したのをきっかけに退職し、花の仕事で独立しようとしたものの、生花を扱うには冷蔵設備など大きな設備投資もかかるため、そうした設備の要らないプリザーブドフラワーに特化したお店を始めようと考えたそうです。

ただ十分な資金があったわけではないので、他の会社に勤めながらおちゃのこネットでの販売を主にスタートされたのが2009年だそうです。

プリザーブドフラワーはすべてを自社で生花の仕入れから加工までを行うのではなく、一つ一つの素材として有力な加工卸業者が近隣にあったので、そこに直接仕入れ交渉をして在庫リスクを最小限に抑えつつ、アレンジを始めたそうです。

その後、神戸市の中心部(中央区元町)の実店舗を構え実店舗用の
https://greens-tale.com/
https://greenstale.com/
のサイトを立ち上げ、こちらではプリザーブド教室やブライダル向けのアレンジや地元企業への卸売り、生花のプリザーブド加工、パーティーや店舗などへの装飾ディスプレーなどの案内を行っておられます。(通販はおちゃのこだけ)

客層は一般的な花屋では6:4とか7:3 で女性客が多いのが業界の傾向のようですが、GREEN'S TALEさんでは8~9割は男性客のギフト需要だそうです。

冬~春先の繁忙期には教室のお弟子さんに手伝ってもらうこともあるようですが、それ以外はお一人ですべての業務をこなされているそうです。

ホームページに関してもほぼ独学・独力で制作・更新されているのは、そのクオリティの高さから私も驚きました。

ただ、そのベースにはある有名なブランドマーケティングのコンサルタントにお願いして、ブランドコンセプトやショップアイデンティティ、ロゴデザインなど、ブランディングの軸を作られ、それに基づいてショップ運営をされているとのことで、ブレがないようです。

現状はネットをご覧になって来店される方が多いのですが、売上の9割以上は実店舗なので、純粋なネット通販売り上げをどうやって伸ばせば良いかを模索中で、今回「ダメ出し!道場」にご応募されたようです。

自店の【強み】は何かとお尋ねしたら…
年に1~2度はヨーロッパに行き、いろいろな国のフラワービジネスを見聞しては常に新しい情報や技術を学んでおられるので、こうした知識・情報経験については自信があるとのことでした。

一方で【弱み】はやはりたったお一人で何もかも…ですので、やりたいこと、やるべきことは山のようにあるけれど、なかなか手がついて行かない点であるようです。複数サイトの更新や、単純な事務作業などは、外注化やスタッフの採用、育成なども視野に入れて、社長の創造的業務への時間を作っていかないと、いずれ頭打ちになってしまうかもしれません。

「ダメ出し」改善案

今回、インタビューでかなり長いお時間お話をさせていただきました。
その中で感じたのは、岡田社長のお花への愛情と、強い思い入れ、そしてプロ意識です。本当にお花が好きで、花と自社の商品を愛しておられますので、花や商品への知識も相当なものだとお見受けいたしました。

しかし、それが故に、岡田社長にはもはや当たり前過ぎることが多く、一方で主要客層である男性はお花そのものにも、プリザーブドフラワーにもほとんど基礎知識がないままに来店されているため…ど素人のお客様にとってはまだまだ「?」が多いと思います。

例えば個々の花の種類、名前とそれぞれの色ごとに持っている花言葉や意味合いについての解説はほとんど見られません。

お店での接客では会話の中でそんな点にも触れられたりするかと思いますが、「花という物体」ではなく、「花に込められた思い」を贈りたいわけですから、通販ページにおいても、花の種類と色ごとの花言葉や意味は商品選びにおいて重要な要素だと思います。

Googleで検索すればすぐにわかる情報ではありますが、それをお客様にさせてしまうと、その情報の掲載がある競合他店に客が逃げていく確率も高まります。

せっかく来て下さったお客様には、自店舗内で完結していただくよう、購入決定に必要な情報は整理して掲載しておきましょう。

また、GREEN'S TALEさんのオリジナルアレンジの商品だけでなく、花時計や写真立てなどは仕入れ商品(メーカー既製品)だと思われますが、こうした商品は同じ品、類似品をAmazonや楽天などでもすぐに見つけられる可能性も高いので、なんらかの差別化を考えたり、それが無理なら価格競争力を付けなければ、1クリックで他店に行けてしまうネットショップでは購入には至りません。

岡田さんは競合店は見ないようにしているとおっしゃっていたのですが…
既製品に関しては競合調査をして差別化や対応の必要があると思います。

商品写真へのキャプション

それぞれの商品ページの各商品写真は、ただいろいろなカットが並べてあるだけなのですが…

例えば人気No.1商品の「シンプルなバラの花」ですが…
https://hanamame.ocnk.net/product/418

恐らくは1本が黒いボックスに入った商品なのだとは思うのですが、3枚目の写真では花瓶に生けられた5本のバラが写っています。
初来店でプリザーブドフラワーの相場観がないお客様だと、「5本(5箱)で4,000円?」と、生花で1本800円でも高価なので、そう勘違いされる可能性があります。お電話でお聞きしたら、この写真の意図は毎年1本ずつプレゼントされたものを生けているイメージ(5年分)だとおっしゃっていましたが、そういう説明が写真に添えられていなければ、残念ながら岡田さんの意図している風には理解できません。

また専用ボックスは、説明文を読んでいけば別売りとなっているのですが、1枚目の写真のキャプションにも「箱代+1000円」と表記しておけばわかりやすいと思います。

いずれにせよ、その他の商品に関しても、個々の写真で何を見て欲しいのか、何を伝えたいのか、写真はすべて見直しされることをおすすめいたします。

通販においては個々の写真がとても重要です。痒い所に手の届く、気配りのある商品ページにしておかなければ、「よし買おう!」と決断できないかと思います。

60点
総評

全体的なブランドイメージやデザイン性のクオリティはとても高いのですが、ややイメージを重視し過ぎて、「売り場」としての気の利いた見出しやコピー、説明などがまだまだ不足しているため、「決定力不足」を感じます。お客様の背中を押すようなセールストークを添えていけば、レベルは一段上がると思います。

また、今後の一つの課題として、プリザーブドフラワーの質感や光による見え方など、静止画だけでなく、動画と音声での説明を加えての見せ方をすれば、よりプリザーブドの良さが容易に伝えられると思います。

ひと昔前ならビデオカメラと映像の編集加工ソフトなど必要でしたが、今はスマホ1台で容易に動画撮影と編集もできる時代ですので…
ぜひチャレンジなさってみてください。

同時に、スマホ中心、SNS利用度の高いライフスタイルですので、実店舗への来店者にはどんどん店内や商品の撮影を促し、お店指定のハッシュタグを付けて投稿させるなどすれば、徐々にSNS効果が出てくることも期待されます。

お店からの情報発信は、ビジュアルが美しいInstagramは良いのですが、情報拡散力は弱いので、拡散力の高い twitter と組み合わせるなど工夫をしていきましょう。

以上 「ダメ出し!道場」でした。



EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、自由記入欄やHTMLタグ利用可能エリアにカレンダーを簡単に設置する方法をご紹介します。通常の位置以外にも設置したい場合に利用ください。




HTMLタグを追加する

自由記入欄やHTMLタグ利用可能エリアにHTMLを追加してください。


<div class="ajax_calendar initial_loading" data-area="main" data-title="カレンダー"></div>

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

「商品名で変わるアクセス数とポイント」

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「商品名で変わるアクセス数とポイント」について説明させて頂きます。

■クリックされるサイトを目指そう

ECサイトで商品販売を行う場合、商品名の付け方によってアクセス数も注文数が大きく変わります。

メーカーが付けた製品名ではなく、ECサイトでの販売用の商品名です。

集客力を高めるためには、商品名をどう付けるかに注目した方がよいでしょう。

まず重要となるのはクリックをしてみたくなる商品名であるかです。

お客様はお目当ての商品を検索し、複数の商品が並ぶなかから選択します。

そして、すべての商品をクリックすることはなく、ぱっと目についた商品をクリックします。

ECサイトの場合はメーカーの既製品を販売するため、元の商品名はほぼ変えられません。

しかし、メーカーの許可を得ることで商品名を変えての販売もできます。

もちろん、オリジナル商品の場合は優れたネーミングをつけるのは問題ありません。

集客を兼ねたネーミングを意識し、商品名にキーワードが入っていることも大切です。

あくまでもお客様視点でネーミングを決めるようにし、すぐに何の商品であるのかをイメージできるようにしましょう。

秀逸なネーミングの例としては「完熟王」です。

いかにもおいしそうに感じるバナナをイメージしたネーミングです。

さらに、バナナの皮をむいて中身を確認できないのに、完熟であることを強くアピールしています。

最上級の言葉である王を組み合わせることでよりおいしいバナナであることもイメージされます。

■商品名を変える理由は大きく2つ

商品名を変えることによって売り上げが大きく変わることも当然あります。

ECサイトで商品を販売するにあたっては、インターネットでの販売用に適したネーミングに変更して販売するのがひとつの方法となります。

どんなに質の高い商品であっても、ネーミングセンスに問題があって思うように売り上げが上がらないということも少なくありません。

売れやすいネーミングにすることが商品名を変える理由のひとつに該当します。

必ずしも売れる商品が優れたネーミングであるとは限らないものの、せっかくの良さを台無しにするネーミングとはあまりなっていません。

数多くのECサイトが存在するとともに、商品数も数多く取り揃えているのが当たり前となった今、いかに目につく商品とするかがひとつのポイントになります。

そして、商品名を変えるもうひとつの理由は安売りのライバルECサイトにお客様を流さないようにするための工夫です。

検索をしてお目当ての商品を見つけた場合、さらに安く購入できるお店を探すために製品名をコピーしたうえで検索をするのはマストです。

簡単に安売りのECサイトを見つけられてしまう昨今において、インターネット上にたったひとつしかない商品名をつけることで選択されやすくなります。

品番を変更するという方法もまったく同じであり、お客様を確保するにあたっての方法論です。

メーカーの既製品の場合は勝手に商品名を変えるのは難しくとも、オリジナル商品の場合は自由に商品名を変えることができます。

★POINT
・イメージしやすい商品名に
・商品名を変えてユーザーを別サイトに流さない

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

私が事務所を構えている埼玉県比企郡小川町では、7月下旬に行われる「七夕祭り」が有名です。地元の特産である和紙を使ったイベントをということで発展したようですが、商店や企業、医院などが趣向を凝らした七夕飾りを出品し、商工会がそれに順位をつけて表彰します。今年もそろそろ盛り上がってきました。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(https://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
http://blog.ocnk.net/blog/

■おちゃのこネットFacebook
http://www.facebook.com/ocnk.net

■おちゃのこネット公式twitter
http://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
【garitto】http://www.garitto.com/
【オートステップメール】http://www.autostepmail.com/

■受信の停止は、最末尾のURLをクリックしてください。

■お問い合わせ
ご質問・ご意見・ご感想等のある方は下記フォームからお願い致します。(https://www.ocnk.net/contact/index.php

■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(https://www.ocnk.net/company/privacy.php

発行:おちゃのこネット株式会社

〒651-0096 神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸14F

mail:info@ocnk.net

Copyright (C) 2004-2019 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.