> > ダメ出し道場バックナンバー
affabile

副業で経営しているため、かなりゆるく経営しております。
売上は、月に1000円あるかないかです。
アクセス数もこの売上なので、50あるかないかです。
今更ながら、売上をアップさせたいと思い、ご連絡致しました。
よろしくお願い申し上げます。

具体的な内容としては、アクセス数をあげるためのホームページ改善点でしょうか。
ホームページに関しては文章や写真など諸々心あたりはあるのですが、お恥ずかしい話どこをどうという詳細箇所がわからず…

また、更新率の低さもあるかと思いますが、ここらで喝を入れていただき改善できればと思います。

よろしくお願い申し上げます。
affabile  三村久美子

唐突ですが…家やオフィスにペン何本ありますか?
ノート何冊ありますか? シャーペン、ものさし、ステープラー(ホッチキス)、ペンケース、ファイル、クリアホルダーは?

文房具って、知らず知らずのうちに家やオフィスにあふれかえっていませんか? 私も含めて皆が皆、文具マニアやコレクターってわけではないはずなのに、文具ってついつい買ったり貰ったり、手にする機会の多いアイテムですよね。

私もすべての文具にこだわりがあるわけではありませんが、書き味がメチャ気に入っているボールペンや筆ペン、「これじゃなきゃ!」っていうステープラーなど何点かはあります。でもこだわりのないアイテムに関しては、100円ショップの中国製品でも全然構わない! ものもあります(^^;)

でもあんまり気に入ってない文具でも、つい捨てるのはもったいなくて、ペン立てはパンパンだったり、引き出しに山ほど使わない文具が入っていたり。自宅でも子供たちが昔使っていた文具があちこちに点在しています(^^;)

それだけ文具って多くの人になじみの深い、ちょっとしたプレゼントや衝動買いも起きやすい「商品」でもあるんですよね。

さて今回はそんな文具(ステーショナリー)の専門店さんです。

「ダメ出し!道場」第110弾 スタートです!(^-^)

副業だからこんなもん?副業だからまぁいいか?


EC仙人 太田

「副業だからこんなもん?」「副業だからまぁいいか?」
といっても、売り上げ金額やアクセス数の話ではありません!
お店のトップページや商品ページをざっと拝見した上でのお店のクオリティに関して申し上げています。

まだオープンしたばかり、ネットショップを始めたばかりの初心者店舗さんなのかな?
と思いきや、ブログを拝見するとオープンを決意されてから8年間も経っているようですね。

「副業だから」を自らへの言い訳にして、ズルズルと売れない状態に慣れすぎていませんか?

いくら副業でも8年間も商売をなさっていればもはや立派なプロ!
になっているはずです。ブログで拝見しましたが、メーカーさんにバイヤーとして仕入れ商談に行かれている訳ですよね?

お客様は三村店長のそのプロのバイヤーとしての「目利き」を信頼し、プロとしての提案やオススメを期待しているはずです。

いえ、信頼も期待もされていないからこその今の売り上げなのかも知れませんよ!(いつになく厳しいダメ出しですがゴメンナサイ!)

8年前の初ブログ
http://ameblo.jp/s-affabile/entry-10075456630.html
もう一度初心に帰って読み直してみてください。

8年前には「パソコン関連はずぶの素人」だったかも知れませんが、8年もオンラインショップを運営していれば、商品撮影だって画像加工だって、商品ページの作り方やキャッチコピーのつけ方、写真へのキャプション文の書き方、商品説明文、アピール文の書き方だって何百回、何千回とやってこられたはずですね。

でも残念ながら私の第一印象は「初心者店舗さんなのかな?」でした。

「アッファービレとは、イタリア語で『心地よい・愉快に・優しい・優雅な』といった意味をもつ音楽用語なんです。デザイン・機能性に優れた文具を使用することにより、心地よく・愉快な気分を皆さんに味わっていただけたらなァ…」
という初心を、本当に追求されましたか?

「文具が大好きで、いろいろな文具をプロとして紹介したい!」
ではなく、むしろ
「自分がたまたま好きなデザインの文具だけを、あくまで趣味の延長として副業でゆるく苦労せず面倒くさいことせずに楽に紹介して、少しでも売れてお小遣い稼ぎできたらいいわぁ〜」
なのではないでしょうか?

それならそれで採算など考えず、赤字でも趣味だと割り切って続けられればよいと思うのですが…

「いや! 副業であれなんであれ絶対に黒字化する!」
「副業であってもプロである以上、お客様に信頼、期待されるお店にする!」
という気概やプロ意識をお持ちならば、これを機会にちょっと本気を出してみてください!(^^;)

お客様にはこのお店が本業でやっているのか副業でやっているのかなんて関係ありません。
「魅力ある良い商品をちゃんと陳列し、紹介し、提案しているか?」
「商売として責任を持ってちゃんとお届け、保障、信頼できそうか?」
を冷静に見られていることと思います。

注文がない、売上がないのは、ドライにその結果だと受け止めなければなりません。単にパソコンやITのスキルが未熟、ホームページが上手に作れないから、では決してないと思います。

ひと目でわかるダメ出しポイント


EC仙人 太田

私のようなオンラインショップのコンサルとして、プロの目線で見ているゆえのダメ出しではなくて、本当に普通の消費者としてのお客様目線で見てもひと目でわかるダメ出しポイントを以下いくつか指摘しますね。

・何のお店かはわかるけど、何をウリにしているお店なのかわからない
トップページやお店案内に下記のような自己紹介文を明記してはいかがでしょうか?

「affabile」はイタリア語で「心地よい・愉快に・優しい・優雅な」といった意味をもつ音楽用語です。当店「affabile」の文具を通じて皆様の生活が優雅で心地よく、愉快で優しいお気持ちになっていただけたら幸いです!

(具体的に)当店「affabile」は○○○○○な店長 三村久美子が□□□□□な経験(スキル、特技など)を活かし(全国? 世界?)から選りすぐった(セレクトした)△△△△△なステーショナリーの数々を皆様にお届けするお店です。
↑↑↑↑↑当店の強みや何が出来るか?↑↑↑↑↑
──────────────────────────────
・左の4つのバナー(ブランド?)について
COCO、Little Ballerina、Bear & Little Boy、Snih は力を入れられているブランドだとは思うのですが、ブランドコンセプトやデザイナーの紹介などもまったくなく、知らない人に興味を抱かせたり、魅力を伝えることがまったくなされていません。デザインや絵柄は個人の好みですが、商品作りへのこだわり、素材感や縫製、製造工程などのこだわりや質の高さなどはしっかりと言葉でも説明しなければ、なかなか伝わりにくいものです。

例えばスポーツ用品店であれアパレル店であれ文具店であれ、メーカーやブランド毎の紹介をするのならば、個々のブランドの特徴はお店の言葉でしっかりとお伝えする必要があると思います。それがプロショップ、セレクトショップの存在意義でもあるのです。
──────────────────────────────
・商品に求められる機能や仕様を使用例写真で見せられていない
例)ペンケース
http://www.affabile.info/product/695
サイズは書いてありますが(8×16×3cm(縦×横×マチ))、実際にペンや文具を入れた状態の例(写真)は専門店ならばぜひ欲しいところです。

細かいことですが、中身のポケットの有無、縫製や、コーティングや縫い目のパイピングなどの質感、ファスナーのパーツの質、どこまで開くかの開放度なども気にされるお客様は少なくないはずです。背面は? 底面は? 全方向からの写真が欲しいですね。手に取れば一瞬でくるりと見渡せる商品も、実物を手に取れないオンラインショップだからこそ、「これでもか!」と言うほど商品写真で細部を見せなければ、ちょっとでも不安点、懸念点があればカート(買い物カゴ)に入れてはもらえません。

「これでは買えないわ…」がお客様目線での現状の商品ページです。
オンラインショップのプロの目線で言えば、
「商品ページをこんなに手抜きしたら売れないわ…」です(^^;)

店長さんには目の前で見て触った商品も、お客様には写真だけが頼りなのです。写真だけでどこまでわからせるのか? 実物を見たことがないつもりで常に意識しておきましょう。

アクセス数をあげるホームページ改善…と言う幻想!?


EC仙人 太田

過去のダメ出し道場でも、当社のクライアントさんでも、
「アクセス数を上げるには、集客を増やすには、どんなホームページ改善をすればいいの?」
という質問を受けることはよくあります。

でも考えてみてください。
街の小規模な小売店さんが集客数を、来店数を上げるための改装って!?

間口を広げたり、照明を周囲よりも明るくしたり、大きな音で音楽をかけたり、客寄せの目玉商品、激安商品を店頭に並べたり?

お店そのものでできることもそれなりにはあるでしょう。
これらによって何もしなかった時よりは1割、2割、運が良ければ何割か集客や来店数は増えるかも知れません。

でも3倍、5倍、10倍の集客となると、お店の改装程度では不可能なのも、なんとなく想像できますよね。

でも、そんな小さなお店でも、全国ネットのテレビCMをバンバン流し始めたら? 認知度、知名度は一気に上がりますし。お店の規模を10倍、20倍の建物や売り場面積にして商品数も10倍、20倍、駐車場も10倍、20倍にしたら? 自ずと集客、来店数は上がりそうですよね。

「何言ってるんだ!? そんなの当たり前じゃないか!」
「お金さえあればそんなことやるわ!」
って思われるでしょう。

集客を上げるためには、広告宣伝費をかけるのが手っ取り早い方法ですし、在庫や品揃え、つまり事業規模を大きくするのが定石なのです。

つまりはお金をかけずに集客数、来店数を上げる改装、アクセス数を上げるホームページ改善なんてのは幻想で、できるのはせいぜい集客効率来店効率を上げる改装、アクセス効率を上げるホームページ改善であって、せいぜい数割り増しがいいところ。広告宣伝費をかけずに10倍20倍なんてなかなかできることではありません。

でも、小さなお店、小さな会社でも大きな広告宣伝費や大規模店舗化しなくても劇的にアクセス数や来店数を増やす方法はあるのです。

商店街、街の小売店でもたまに、開店から閉店まで大行列で客足が途切れない、出したら出しただけ、売れば売るだけ商品が売れるお店ってありますよね!

激安の洋服屋さん? 雑貨屋さん? アクセ屋さん? こだわりのコロッケ屋さん? パン屋さん? 激ウマの定食屋さん? うなぎ屋さん? 全国でも珍しいマニア向けの模型屋さん? 特殊な生き物のペットショップ屋さん?

はい、そろそろおわかりですかね?(^^;)
一般論としての集客UP、来店UPの小手先のテクニックではなくて、お店の本質的な部分の強み=「コア・コンピタンス」を磨いてキラリと光る商品やサービスを持っているお店には、自然とお店のキャパを超えたお客様が来るようになるのです。

これらのお店が何千万円、何億円の設備投資や広告宣伝費をかけているとは思えませんよね。でも自社オリジナルの商品やサービス、独自の仕入れルートや仕入れノウハウで他店と差別化できるような商品を生み出したり、他店では利益の取れない価格でも利益の取れる仕組みを築いているからこそ、お客さまが行列するような状況を作れるのです。

まぁ、口で言うのは簡単ですが、そんな商品を生み出したり、儲かる仕入れの仕組みを作るのは一朝一夕には行きませんね。
コツコツと常に商品企画や開発、仕入れ改善を意識して努力して生み出すものだと思います。

言うなれば…「集客UP、来店UP」したいなら…
金があるなら金を使え!
金がないなら知恵を使え!
金も知恵もないなら汗を流せ!
が、私から申し上げられることです
皆様のお知恵の助けになりたい! 太田です。(^^;)

小手先論はいったん置いておいて、経営的観点で見直し!?


EC仙人 太田

8年ショップ運営なさってきて、勇気を持ってこのダメ出し道場に申し込まれたのも何かのご縁かも知れません(^^;)

「好きだから、趣味だから、やってみたかったから!」
で始められたオンラインショップも、8年間もやって来ればそれなりに失敗も成功も体験を詰まれ、儲けもあれば損失や不良在庫も出されて来ていることでしょう。

大げさで堅苦しく細かい内容ではなくとも、この affabile 事業が「事業として」「ビジネスモデル」として健全なのか? 経営的な目線、観点で一度見直してみる良い機会ではないでしょうか?

何十万円もかけて経営コンサルを受けろなんてことは申しません! でも半日だけでも、人間ドッグや健康診断のつもりでお店の健康よろず相談的に当社の相談会に来ていただければと思います。

きっといっぱい検査にひっかかって、目からウロコ、注意、改善することが見つかると思いますよ!(^^;)

総評

決して商品やセレクトのセンスなど商売の本質が悪くて売れていないお店というわけではないと思います。しかしながら「副業だから」と自らに言い訳するのではなく、「副業でも本気でやってます!」「商品に関してはプロです!」という本気度を、今一度奮い起こして、きちんと説明、きちんと見せることにまずは取り組まれることが第一段階でしょう。
↓↓↓↓↓
半日〜1日の個別指導、研修でポイントをつかんでいただけるレベルだと思います。

その上で、次は現状の利率の低く、在庫リスクの高い仕入れ販売だけでなく、プロショップとして自分でデザインしたり企画したオリジナル商品、自社ブランド商品を生み出して行くなどをしないと、小規模オンラインショップとして収益をあげて生き残って行くのは難しいと思います。

「小規模ショップのオリジナル商品開発」は私どもの関わって支援してきた多くのお店で収益性UPに重要な要素です。

「デザイナーや開発担当ももいないし、大量生産で在庫を抱えるなんて無理無理!」
「小売店がオリジナル商品なんて遠い夢!?」
などと思わずに、中小、零細ショップでも取り組めるオリジナル商品企画もやってみたい! と、ご興味があればぜひお気軽にご相談ください。

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。