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73works

http://namiworks.ocnk.net
売り上げを上げたい。
サイトの運営方法が知りたい。

まずは九州熊本地方を中心に発生した地震により、被害に遭われた被災地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
被災地においては一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

この「ダメ出し!道場」を始めたのが2010年の9月で、翌2011年の3月11日には第10号を配信した直後に東日本大震災が発生しました。それから丸5年を迎えた矢先の今回の九州での震災でした。

前回の震災では津波と原発の被害の大きさから、経済の低迷も大きかった上に国民の悲しみと追悼の気持ちの落ち込みも大きく、全国的な自粛ムードが一気に高まってテレビ、スポーツ、芸能、なども派手な番組や明るすぎる演出、CM、学園祭やイベントなどまでも…とかなり過敏な自粛ムードになりました。

私たち商売の世界でもその影響は小さくなく、必需品を除くいわゆる贅沢品や嗜好品、ファッションやアクセサリー、ホビー品などの類は「苦しんでいる人たちがいるのに…」という消費への罪悪感からか、災害への備えや貯蓄志向の強まりもあって、買い控えや消費の控えが起こってしまい、多くのお店、企業が売り上げの低迷を余儀なくされました。

行き過ぎた自粛ムードを懸念して、「被災していない地域はむしろ消費をして経済活動を高め、日本全体を元気にして被災地を助けよう!」となるまでに1年くらいかかったように思います。
今回は、民放では一般のバラエティ番組なども自粛していませんし、NHKでさえ震災報道の直後に競馬中継を自粛せず放送していたくらいなので、前よりはマイナス影響は少ないとは思いますが…

今回の熊本〜大分の震災は東日本大地震よりは規模は小さいとはいえ、最大規模マグニチュード7.3は阪神淡路大震災と同じ規模ですし、震源地近辺の揺れはそれをしのいだかもしれず、前震、余震を含めた総地震エネルギーは日本史上最大かもしれません。

数多くの方が被災され多くの方が亡くなったり怪我をされたりしたことは本当に残念ですし、心よりお見舞い申し上げたいと思います…

しかしながら、また5年前のように全国民が暗く塞ぎ込んで自粛ムードに陥っては、復興支援が遅れるばかりです。熊本、大分のオンラインショップさんはもちろんですが、全国の中小オンラインショップさんも皆さんマイナス自粛ムードを追い払って明るく商いし、しっかりと売り上げ、収益を上げて、その中から義援金なり寄付なり、支援物資なり…被災地・被災者支援できることに回していくようなプラス思考で頑張って乗り越えて参りましょう!

有史以来、過去数千年間でこの日本列島の地は幾度となく大震災、津波、台風、火山の噴火など自然災害に見舞われてきました。私たち日本人はそれでも大自然と戦ったり抗ったりするのではなく、大自然のさまざまな現象を「八百万の神々」と重ね、荒ぶれば祟りと畏(おそ)れ、穏やかな自然の恵みを祈り祀(まつ)りには感謝して祭(まつ)ることで共存し、生き永らえてきました。

この国に住む以上、常に自然の脅威のリスクとは隣り合わせで100%避けることはできません。自然を畏れ、敬いつつも、災害のリスクは想定し、備えて生きる。起こってしまったことは元には戻せませんから、無事で元気な者は被害を受けた者に手を差し伸べ、助け合いながらまた一歩ずつ前を向いて明るく進んでいく。

そうやって私たちは生き抜いてきましたし、これからもこの国で生きていかねばなりません。おちゃのこショップの皆さん! これからも前向きに一緒に頑張っていきましょう!

さて今回は神奈川県の「湘南」と呼ばれるエリアにあるハンドメイドを中心としたアクセサリー&雑貨の専門店さんです。
「ダメ出し!道場」第112弾 スタートです!(^-^)

控え目なのか?シャイなのか?不器用なのか?もったいない!


EC仙人 太田

トップページを拝見すると、海やビーチの絵柄のスマホケースや、夏をイメージするターコイズの青が鮮やかな天然石を使ったアクセサリー、革や麻などの天然素材のバッグ類など、明るくて若くてオシャレな商品がたくさん目に入ってきます。

まさに「湘南」のイメージとマッチする印象ですね!

しかし、その明るいイメージがありながら…

http://namiworks.ocnk.net/profile
オーナー店長のプロフィールはあまりに質素というか控え目というか…アピールが弱過ぎます。

オリジナルのハンドメイドの商品やセレクトの輸入品など、すべて店長の個性、目利き、センスで商品企画されたものばかりだと思いますが、肝心の店長の個性や趣味志向、特技や関心事をアピールされないと、お客様は興味を持ちにくいと思います。

「商品を見てくれればわかるはず!」と思われているのかもしれませんが、オーナー店主のセレクトショップやオリジナルブランドは、店主の個性や趣味志向そのものもお店の個性です。

そこに興味を持てなければ、なかなか商品に共感、共鳴もしにくいのです。

私(店長)は何が好きなのか?

何が得意なのか?

何ができるのか?

からの、

当店は 何がウリ(強み)なのか?

というストーリーやロジックを示しておくことが、まずはお客様を惹きつける一歩だと思います。

また、73works さんで検索すると藤沢駅前のファッションビルOPAに実店舗をお持ちのようですが、それがおちゃのこ店ではほとんどどこにも記されて(アピールされて)いないのはとてももったいないです。

OPAは東京、神奈川、京都、大阪、神戸、福岡などに展開するファッションビルなので、そのエリアのお客様ならそれだけで「OPAにあるお店ならそれなりにオシャレなブランドなんだ!」という印象や信頼感を持ってくれるはずです。

こういった「強み」は、第一印象の「掴(つか)み」として使わなければもったいないですよ! 自店のブランド力に気づいてもっと活用しましょう!

客層とマッチしたオンラインショップ運営を!→スマホ即やるべし


EC仙人 太田

73worksさんの商品構成からいうと、若くてオシャレで流行に敏感なライフスタイルを持つ客層のはずですね。

これはイコール、スマホ客層のはずですね。

にもかかわらず、スマホサイトはまだのようですね(残念)。
せっかくスマホショップ機能のある「おちゃのこネット」です。
共用ドメインならわずか+540円でスマホサイトが持てるのですから、ぜひともスマホショッピングしやすくしましょう!

読者の皆さんももし実店舗をお持ちなら、ショップカード(名刺)やチラシにスマホサイトのURLをQRコードでプリントして配るなどして、実店舗でのリピーター囲い込みをしないともったいないですよ!
とくにファッション系のお店なら、もはやスマホショッピングは必須な時代です。

MORLEY STONEとはなんぞや?


EC仙人 太田

商品ジャンルの中では、「MORLEY STONE」という天然のパワーストーンを用いたオリジナルアクセサリー類が主力商品のようですね。

73works で検索するとFacebookページの自己紹介に「オリジナルブランドMORLEY STONEを始め…」とあって、ようやく「MORLEY STONE」というのが自社のオリジナルブランドだということがわかるのですが、このおちゃのこショップだけを見ると…「MORLEY STONE」という種類の石があるのか? いろいろな天然石のパワーストーンのことをそう呼ぶのか? さっぱりわかりませんでした。

自社ブランドなのか、他店でも売っているブランドなのか? 自社オリジナル商品なのか? 仕入れ商品なのか? 個々のパワーストーンの種類やパワーの説明は十分か? などなど。

石森店長の中ではもはや当たり前なことも、初めてのお客様から見れば何のことかわからないことも多いのです。

もう一度、初心に立ち帰り、

「初めてのお客様でもわかるだろうか?」という目線で自店のメニュー、商品名、ブランド名などを見直してみてください!

改めて申し上げますが、これはあらゆるオンラインショップさん(だけじゃなく通販事業者さんすべて)が常に意識すべきことです。

自社の社員、スタッフにとっては当たり前な情報も、初見で実物を知らないお客様にとってはどう見えるだろうか? わかるだろうか? という想像力を持って、自社商品、自社オンラインショップを見る必要があります。

長くやっているベテランショップさん、ベテランスタッフさんほど、これができなくなっていることが多いのです。ご注意ください!(^-^)

商品ページは丁寧で良いが、その前にもったいない!


EC仙人 太田

商品ページ一つ一つまでクリックして入ってくれば、商品写真も豊富だし、細部にいたるまでていねいに撮影されており、商品説明もまずまず通販サイトとしては十分なクオリティだと思います。

例)★MSW★モーリーストーンウォッチ ターコイズ
http://namiworks.ocnk.net/product/142

ですが、どれにしようか悩みながら選ぶであろうお客様の基点になるページは、一覧ページになるのでここ(一覧ページ)が重要です。

例)MSW (モーリーストーンウォッチ)の一覧
http://namiworks.ocnk.net/product-list/25

このように単に、システムの機能どおりに分類一覧ページを使うのも良いのですが、それでは当たり前レベルであって、決してお客様にとって魅力的と言えるレベルではありません。

例えばフリーページを用いて、「ターコイズ」だけの商品一覧を作って時計も、ブレスレッドも、ピアスもネックレスもターコイズ石を使った商品だけを並べて見せるとか…

パワーストーンの効果ごとに分類して見せるとか、

ファッション視点から、赤系、青系、黒系などの色合いの似ている商品ごとに分類して見せるとか…

春向き、夏向きなど季節ごと、服とのコーディネーションを提案する…

などなど、お店の感性、視点から切り口を設け、お店ならではの一覧ページを作ってお客様に商品そのものの単品価値以上の価値を提案するのもセレクトショップの腕の見せ所です。

またこうした組み合わせの提案は、ついセットで買いたくなってしまうお客様もいるので、客単価のUPに繋がりますね。

センスのいい服屋さんの店頭のマネキンが着ているコーディネートを、セットで丸ごと欲しくなることってないですか? ファッションに自信のない僕なんかはよくあって困ります(^^;)

総評

売り上げを上げたい。
サイトの運営方法が知りたい。

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ダメ出し!道場のお申し込みコメントがたったの2行(^^;)。
ここからも、店長さんの控え目な? 性格が伺い知れますが…
一事が万事、お店全体にも、そんなところが出ているのではないでしょうか? 感性の強い作家さんやアーティスト系の方は、いわば勘が良く理屈よりも感性で感じ動く「右脳型」なので…
本人もなーんとなくわかってしまい、相手もなーんとなくわかるだろうで動くことが多いのです。同じようなアーティストさん同士ならこういった「感性」や「ノリ」で通じ合えるのですが、すべてのお客様がそうとは限りません。

商品の第一印象は「右脳型」で感じさせられたとしても、いざ購入!? となると、自己紹介、アピール、商品価値、商品仕様、機能、材質、品質、金額、サービスなど、むしろキチンと言葉や写真や理屈で説明しきらないと伝わらない「左脳型」の情報が十分にあって初めて「カートに入れる」ボタンを押してくれるのです。

店長の自己紹介に始まり、お店の強み、コンセプト、特徴のアピール、ブランドの紹介があいまいで希薄なまま商品を細かく説明しても、お客様の気持ちや興味をなかなか引き込めていないと思います。

人と人の出会い、とくにビジネスにおいては、いきなり初対面で商品の仕様や機能について細かく説明アピールされても、興味や信頼の持てない相手の話はそもそも耳に入ってきにくいですし、ましてお金を払うとなるとためらいますよね。

その部分が今の73worksさんの弱点だと言えると思います。

でもそこさえしっかりとご自身やお店のこだわりやコンセプト魅力を伝えられたら、きっとファンは増え、商品の魅力も、より伝わりやすくなると思います。

また「湘南」という地名は、ご自身が思われているよりはるかにブランド力のある地名ですよ! 海、夏、サーフィンなど商品とも絡(から)めやすいものは、「湘南発」をもっともっとアピールされると良いと思います。

また、作家モノやハンドメイド系商品の多い貴店では既に取り組まれているように、FacebookやInstagram、twitterなどSNSによる情報発信はファン作りに有効な手段だと思います。おちゃのこショップでもリンクを張って囲い込みを強めるべきだと思います。

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。