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おもしろ貯金箱

平素は大変お世話になっております。
以下、サイトを希望いたします。
宜しくお願い申し上げます。
有限会社中川 貯金箱専門店 おもしろ貯金箱 店長 服部紘幸

今回のお店は、最近よく見かけるようになってきた、自販機型ネットショップの一つです。在庫もほとんど持たず、多くはカタログ問屋のカタログをスキャンした画像やデータを掲載して、実は商品を見たことも使ったこともないのに、ホームページ制作やシステムの知識を生かしてキレイなページで販売しているお店です。

過去にもドロップシッピングやアフィリエイトで運営しているであろうお店に、ダメ出しして来ましたが、正直私はこういうお店は好きではありません。

見たことも、使ったこともない商品をさも良い商品であるとお客様にオススメするのは…いかがなものでしょうか…

ちょっと不機嫌に「ダメ出し!道場」第22回目 スタートです…

スキルがあるからネットショップやろうか?


EC仙人 太田

運営会社の有限会社中川さんでは、このお店だけでなく、産廃処理事業に誕生日プレゼント専門WebShopの経営、イラストや漫画制作の事業、パソコンスクールにWeb制作やSEO対策の事業、インターネットコンサルティングと幅広い事業をされているご様子。

幅広くいろいろな事業展開をされている中で、ネットの知識も豊富なプロスタッフがおり、「ネットショップを制作、運営するノウハウはあるんだから何か売ろうよ!」的な意図を感じるお店の典型です。

本来の趣旨から言えば、この「ダメ出し!道場」はおちゃのこネットで一生懸命手探りで試行錯誤されている初心者ショップさんへのアドバイスを趣旨としていますので、プロの方からの依頼はお受けしたくないのですが…

今回は、お申し込みいただいた勇気に免じて!? あえて、「反面教師」として「ダメ出し!」させていただきます。(^^;)

お店は本当に商品を知っている?


EC仙人 太田

まずは、トップページに並ぶ「店長イチオシ商品!」をいくつかクリックしてみてください。

http://www.omochokin.com/product/467
http://www.omochokin.com/product/446
http://www.omochokin.com/product/562
http://www.omochokin.com/product/282

商品画像もその他画像も小さく、画質も悪く、カタログをスキャンしたような小さな説明写真のみ。そういった手抜きの商品写真が多く見受けられます。

もちろんすべてがそうだとは申しません。中にはサンプルを取り寄せて、ちゃんと自店で写真を撮影して掲載している商品もあるのでしょうが、一点一点、個々の商品をすべて店長の目で吟味して、その質感や使用感をキチンと伝えているお店には決して見えません。

商売として、自らが見たことや触ったこともない商品をお客様に薦めているとしたら?

「旨いよ! おいしいよ! ぜひ買って行って! 食べたことないけど…」

お笑いのネタならともかく、そんなお店を信頼できるでしょうか?

見かけ上の「品揃え」は豊富で、貯金箱専門店というコンセプトもユニークで面白いものだとは思いますが、いくつかの商品ページをクリックした結果が貧弱な商品説明や情報不足では、多くのお客様はがっかりされることでしょう。

【専門店】= 品揃えが多い店

ではなく

【専門店】= 商品の情報・知識においてプロ のお店

であるべきだと思います。

見習うべき点も…


EC仙人 太田

のっけから、キツいダメ出しまくりのお店ではありますが、「さすがネットのプロ!」という見習うべき点もあるのでご紹介しておきますね。

例えば…左メニューの「貯金箱 カテゴリ一覧」に「販売終了 貯金箱」というカテゴリーがあります。要するに廃盤や、品切れで現在はもう販売していない商品のカテゴリーをあえて作って掲載しているのです。

「なぜこんなことを?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…「貯金箱 専門店」としては1点でも多くの商品を陳列しておく方が、いわゆるSEO(検索エンジン対策)としてはヒットしやすい(集客の入り口になる)ですし、仮に廃盤商品であっても、アクセスや問合せが多い商品があれば、再度その商品を仕入れたり、今後の商品企画の参考にすることができますね。

特定ジャンルの専門店で、今ひとつ品揃えが少ないといったお店なら参考にしたいテクニックの一つです。時計やバッグなどのショップでは、有名ブランドの人気品番商品をあえて品切れ掲載して、集客に使ったりする、若干、悪意のあるテクニックもよく見受けられます。

結局は、来店させても、購入に至るか否かは、そのお店の中身にかかってはいるのですが(^^;)
「まずは一人でも多くのお客様に見ていただきたい!」というのはどのオンラインショップでも同じ気持ちですね。

FAX専用お問い合わせシート


EC仙人 太田

せっかくですから、もうひとつプロのノウハウを参考にさせていただきましょう!
下記のようにアナログな【FAX専用お問合せシート】を用意して、お問合せ・引き合いのハードルを下げるのも大切です。

http://www.omochokin.com/page/48

オンラインショップというと、とかくネットだけで完結させてしまおうとするお店がほとんどなのですが、このようにFAXでの問合せフォームを用意したり、電話での問合せを歓迎するメッセージを強調することは、「商売」としては当たり前ですが重要です。

マスコミ・企業へのアピール


EC仙人 太田

価格から、樹種類から、形状から、塗装方法から、色合いからという選び方はあるのですが、私自身も含め、今までのフローリングに不満があり明確な機能や目的を持った人向けの床材の選び方がないと思います。

具体的には…

・とにかく耐水、防水性に強い床材
・日光・日差し(耐UV、対候性)に強い床材
・部屋を明るく(明るい色調)したい
・部屋をシック(落ち着いた色調)にしたい
・保温性・断熱性に長けた床材

といった機能性・目的性から選ぶ方法がないのが残念です。

価格から、樹種類から、形状から、塗装方法などは、それぞれの特徴を知っているプロには良いかもしれませんが、色を除けば、素人が重視するのは、価格と、機能性だと思います。

例えば我が家は犬・猫が歩くのが大前提なので
・水に強い、汚れも隙間からしみこまない
・傷に強い(爪によるひっかききず)
・滑りにくい
は何より重視しますし

南向けの日当たりの良いリビングであれば日光・日差しによる色あせや表面のはがれなどを経験しているので耐UV、対候性を重視されると思います。

こういった機能や目的からの視点がないのは今後の課題だと思います。

総評

正直、私の好き嫌いの影響もあるのですが、在庫を持って本気で貯金箱を追求する本物の専門店ではないので辛めの点数になりました。

でも、多くのおちゃのこショップさんの参考になるようなメニュー構成やコンテンツはあったと思います。

どうせなら、貯金箱専門店としての企画や提案など、本気で日本一の貯金箱専門店を目指していただきたいものです。

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。