マルヘイ株式会社

カテゴリ:美容、健康

マルヘイ株式会社

10年以上やってるのにおちゃのこネットの使い方が全然わかりません。より良いページを作成したいのでご指導いただけると嬉しいです。

私の住む兵庫県の田舎町でも、朝夕の冷え込みが10℃を下回り、息の白い日が増えてきました。
こんな季節の楽しみは、週に1〜2度朝一で車を飛ばし、家から20分ほどの温泉に行くことです。(^-^)

その温泉は山の中腹にあり、周囲の木々が紅葉し、麓の田園風景とその向こうの山々の絶景を見ながらの露天の岩風呂からの朝風呂は、入浴料800円でプチ贅沢気分を味わえます。

風呂上がりには売店で地元のお母さんたちの手作り弁当を買って、外のベンチで日向ぼっこしながらブランチしてからお仕事へ。

もう少しすれば冬至も近づいて、柚子湯も楽しめるかな〜

そうそう、冬至に柚子湯という風習は、江戸時代に冬至と湯治、融通が利く(=物事が滞りなくうまくいく)の「融通」と「柚子」とを言葉遊びで掛けたところから始まったそうですが…

実際に柚子の果皮や白い筋に多く含まれるヘスペリジンという成分は、末梢の毛細血管を強化し、血流を改善する働きがあり、高血圧予防やコレステロール値改善、花粉症予防、骨粗しょう症改善などの効果が確認されているそうで、柚子湯に浸かるのは実際に健康にも良さそうです。

温かいお湯に浸かりながら柚子の良い香りに包まれるのはホント、心も落ち着いて癒されますよねー。柚子湯 大好きです!(^-^)

さて、今回のお店は…岐阜県のお店。
下呂、飛騨高山、養老、奥飛騨、中津川、長良川、郡上、上之保、白川郷、恵那…と数えればキリがないほど多くの温泉地を抱える岐阜県から、地元特産の柚子を使ったオールインワンの基礎化粧品「ゆずクリーム」を開発し、販売する専門店さんです!

もう、聞いただけで柚子のいい香りがしてきそうです!

さてさてどんなお店でしょうか?
それでは、「ダメ出し!道場」始まりまーす!

第一印象:…?


EC仙人 太田

作りかけで止まったままのお店?
古くて動いていない(営業、稼働していない?)お店に見える…

商品も少なく、商品説明も乏し過ぎる…

商品を知っている人にしか買えない自販機。
新規のお客様はまず買わないだろうなー…

辛辣ではありますが…そんな印象のサイトです。

自動販売機を設置したけどビニールカバーを外しかけで、埃をかぶって、照明のスイッチも半分だけでそのまま放置されたような、そんなもったいない状態に見えます。

今回、ご縁あって、「ダメ出し!道場」に勇気を持ってお申込みいただいたので、ぜひこれを機会に2025年の現在にマッチしたお店にリニューアルする決意を持っていただければ幸いです。

インタビューで浮き彫りになったこと


EC仙人 太田

今回もいつものようにオーナー店長の吉田さんにお電話でインタビューさせていただきました。

吉田さんは地元、岐阜県関市の上之保という町で100年続く総合小売店のマルヘイ株式会社の四代目当主の社長さん。
13年前に「まちおこし」の声が高まった際に、地元上之保の特産物である柚子を使って何か新しいことができないか? と一念発起し、もともと温泉施設向けのオリジナルのシャンプーやリンスなどを製造委託していた化粧品メーカーさんに相談し、発売元となってオリジナルの柚子の美肌化粧品=オールインワン ゆずクリームを開発されました。

オールインワンとは「一体化された」を意味する「all in one」に由来し、化粧水・美容液・クリーム・乳液などの役割を一つにまとめた化粧品製品のことです。

吉田さんの「ゆずクリーム」は1本で、化粧水・美容液・クリーム・乳液・パック・保湿剤の6つの機能を持つ商品で、地元の温泉水に地元上之保の無農薬栽培のゆず果汁をはじめ、12種類の美肌成分を加えたオールインワン化粧品とのことです。

発売当初はいろいろな販路を求め、各地の展示会や百貨店、イベントの催事出店、折込チラシ、無償サンプル配布などにも積極的にチャレンジされたそうで、百貨店や道の駅や高速サービスエリアの売店などにも置いてもらえたそうです。ネットも初期からおちゃのこネットに出店しましたが、なかなか思うようにページの作り込みができませんでした。

怪しい制作業者に高い費用を払って依頼したこともあったそうですが、納得いく仕事をしてもらえず、外注製作に不信感だけが残りトラウマに。

AmazonやBASEなども手掛けてみましたが、思うようには売れず、結局ネットはほぼ放置状態となりました。

その間、アナログな営業では努力の甲斐あって、岐阜県内各地の温泉地の旅館やホテルの売店に置いてもらえるようになって、湯上り客に無償で使ってもらえるテスターの大ボトルを脱衣所パウダースペースに設置提供し、それを使ったお客様が売店に買いに来る流れができて、経営が成り立つだけの売上にはなっているそうです。

温泉地へのお客様なので、現地でのリピート購入ができないため、ネットで検索し再注文される方もおられるそうですが、なぜか電話やFAXなどアナログな注文が多く、どうすればネットで注文が増えるか悩んでおられるとのことです。

過去のいろいろな場所での営業・販売経験から、比較的若い方へのいきなりの新規販売はネットであれ、リアルであれ難しいと判断。
関市上之保の柚子の知名度やブランド力だけでは岐阜県外での販売もなかなか難しそう。

岐阜県内の比較的高級な旅館の観光客層=シニアでリッチな女性層にはハマるので、おちゃのこ店でも新規客よりもリピーターの再注文を狙ってわかりやすいことを優先したいとのことです。
(「できることならば新規客も獲得したい」というのが本音だそうですが)

会社の事情として、2018年に豪雨災害で地元の川が氾濫し、店が床上浸水したことなどもあって、そこから経営的に余裕がなくなり、人員も削減。なかなか新たな投資もできず、社長一人で孤軍奮闘されているとのことでした。

そういう事情なので、極力費用をかけずに改善していくことが最優先課題のようです。

具体的なダメ出し


EC仙人 太田

とにもかくにも、おちゃのこショップは温泉地で獲得した貴重な「ゆずクリームユーザー様」のリピート注文を 24時間365日体制で受けられる「売り場」であるわけなので、今の時代に合わせたスマホ注文がしやすい構成へのリニューアルを最優先にすべきだと思います。

現在5つの商品がありますが
ゆずクリーム1本単品
https://maruhei.ocnk.net/product/49

ゆずクリーム2本セット
https://maruhei.ocnk.net/product/70

ゆずクリーム3本セット
https://maruhei.ocnk.net/product/65

まずは主力のゆずクリーム に関しては、本当にリピーターさんしか買えない、買わないだろうの説明の乏しさ。

12種類の美肌成分の説明も、トップページのチラシ画像上にはあれど、テキストとしては一切なし。

12種類の美肌成分
ユズエキス……上之保産無農薬栽培のゆず果汁を使用
温泉水……温泉水の源泉を配合
プラセンタ……キメを整えてハリのある肌に整えます
アルブチン……ビタミンC誘導体と呼ばれる美肌成分
高麗人参エキス……保湿機能成分が含まれています
はちみつ……天然のうるおい成分
コラーゲン……弾力性のある柔らかいお肌にします
スクワラン……もともとお肌の中に存在する潤い成分
ヒアルロン酸……1gで6Lのお水を含むといわれる保湿成分
茶実油……お茶の実から取れる天然のオイルです
アロエエキス……肌の乾燥を防ぐ天然保湿成分
グリチルリチン酸……甘草根由来の成分

強みである上之保産の無農薬栽培の柚子の説明も、栽培や収穫の様子、生産者の様子や思い、開発ストーリーなどが一切ありません。

柚子の香りの良さを感じさせる説明文など、この商品の良さを示すであろう要素もほとんど語られて(掲載されて)いません。

本当に売る気あるの? と言われても仕方ない、呆れるくらいに手抜きされた商品ページという現状です。このページのクオリティでは新規客は買いたくなるわけがありませんし、リピート客ですら不安を覚えるほどいい加減で雑で手抜きな発売元だなーと感じると思われます。

お肌に付ける化粧品ですので、安心・安全・信頼が感じられるような丁寧な説明や、共感を呼ぶような原料生産者や開発者の声、製造プロセスの衛生面や品質管理などの説明も欲しいところです。

また、岐阜県内の有名温泉地の多くの老舗温泉旅館で長年愛用され販売されている実績(旅館名は出さずとも下呂温泉や飛騨高山温泉、養老温泉などの温泉地名を出すだけで安心・信頼される)もしっかりとアピールしていきましょう。

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ゆずクリーム以外の商品
ピーリングジェル詰替セット200g+185g
https://maruhei.ocnk.net/product/66

にいたっては、「ピーリングジェルの本体200mlと詰替185mlのお値打ちセットです」
だけ。(苦笑)
「ピーリングジェル」の説明もまったくありません。
ホント、売る気ありますか?(^^;)

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丹羽博士SOD様食品 SODロイヤル 9g×93包
https://maruhei.ocnk.net/product/50
は箱が写っているだけ。

説明文は、「SODロイヤル(丹羽SOD様食品)は丹羽博士の研究により、杜仲抹茶・胚芽・大豆・米ぬか・ハトムギ・小麦・ゴマなどの純植物性原料を遠赤外線焙煎と発酵と油剤化することで、スムーズに消化・吸収できるように製法したものです」

中身はサプリ錠剤状なのか粉末なのか液体なのかさえも不明。見た目や風味、摂取し易さ(食べ易さ)、期待される健康効果も不明(薬機法範囲での説明)。

これ何? 健康食品? どんな人に向いているもの? 丹羽博士とはいったい何者?

商品画像2枚目に縮小されたチラシの説明らしきものは写っているけれど、文字はぼやけてシニアの人には読めないだろうし、誰が書いたものなのかもわかりません。怪しさ満天の商品です。

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ピーリングジェルとSODロイヤルは、十分に自信を持って説明とオススメができないようであれば、いっそ削除しましょう。
こんな怪しい商品ページがあることで、お店全体の印象が怪しく感じられてしまい、主力の「ゆずクリーム」の見込み客に悪影響を及ぼしています。

販売したいのであれば、初見の方にもゼロからでもわかるように丁寧に強みや特長を説明してください。

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いずれにせよ
1)商品についての説明文を再度見直し、初見のお客様にでもわかりやすい仕様、成分表記を記載し、推しである柚子の香りや、オールインワンであるメリット、良さも含めて、「これ一本で!」という便利さ、手軽さ、楽さ、経済性を改めてキチンとアピール

2)メイン原料である上之保ゆずの説明、岐阜県関市上之保という場所の紹介。ゆず農園や生産者(個人でなくとも組合など)の無農薬で安心・安全・信頼できる栽培の様子。果汁への加工場の様子などを写真や動画を添えて掲載

3)開発者であるマルヘイさん、吉田さんの紹介。この商品の開発の思い、物語、メッセージ。製造業者(社名は秘密なら出さなくても良いが)の衛生・品質管理の様子や信頼感がわかるような説明。他の原材料に関しても説明できる範囲で紹介。共同開発の物語や開発秘話などあればさらにいいでしょう

4)リピーターさんのお声(複数人)で満足度などを紹介。老若男女のバリエーションがあるといいでしょう

5)プレゼンター、インフルエンサーなど推し動画があれば申し分ありません

総評

まずは、最優先でサイト全体をレスポンシブ(スマホ)対応しましょう。
次にショップ・会社紹介、商品説明、写真の充実などを図る必要最低限のリニューアルを行いましょう。ご自身で短期間でできる自信がなければ、10万円程度の予算をなんとか都合して、安価なフリーランスのwebデザイナーさんでおちゃのこネットの編集ができる方をココナラやクラウドワークスなどで探して外注依頼しましょう。
できるだけ融通が利いて、電話や対面で相談できるような方を見つけて相談しましょう。

依頼する前に、各種説明文だけはご自身でしっかりと作文し、箇条書きにしておきましょう。各種写真もできるだけ今の解像度の高いスマホで撮影し直して用意しておきましょう。

まずはそこからではないでしょうか?

実店舗だってボロボロでは客は不安がったり怪しんだりして来店して買ってはくれません。かといって日曜大工で自分で建て直しやリフォームしたり内装工事しますか? ビジネスできるレベルにリニューアルするなら、プロのリフォーム業者や内装業者に依頼するはずです。

資金がなければ借入をするなり、クラウドファンディングなどで資金を集めるなり、なんらかの資金繰りや資金調達をしなければ始まりません。そこが経営者の覚悟と責任です。

それでもお金をかけたくなければ、必死で独学してください!
でもそこに時間と労力を使うのは、本来の経営者の仕事ではないはずです。その分営業や商品開発に時間をかけた方が、プラスの売上を作りやすいはずです。

なんとか低価格で良い仕事をしてくれるプロを見つけて、良い関係を作っていくことこそ、経営者の仕事だと思います。

その上で、適した客層に使ってさえ貰えばリピートしてもらえる実績が長年岐阜県内の温泉地で証明されている「良い商品」なのですから、しっかりとその魅力を文字と画像、映像でも伝えられるように準備して受け口を作っておきましょう。

それができたら次は、ネット上でSNS(まずはInstagram)を使っての発信が必要だと思います。現状「#ゆずクリーム」で検索しても、他のゆずクリームはいろいろヒットしますが、貴社の商品は見当たりません。

有償のインフルエンサーマーケティング広告なども検討して、Instagram 上に貴社ゆずクリームがいろいろな方からの発信で見られるようにしていくと、新規客も期待できるようになると思います。

比較的シニア層向けの商品かもしれませんが、これからの数年〜十年を考えれば40代〜60代くらいまでの見込み客 Instagramユーザーはどんどん増えていくでしょう。

あわせて、岐阜県内の温泉地はすべて網羅・制覇するくらいのつもりでリアルの営業も頑張ってください。

岐阜県温泉協会の温泉地マップ
https://www.gifu-onsen.jp/images/accessmap.jpg

また、温泉地で購入した方が確実におちゃのこショップやInstagramで貴社サイトやアカウントにアクセスできるようなボトルラベルデザインや添付チラシなども見直し工夫してください。

(チラシは紛失や破棄されますが、ボトルラベルは最後までなくさないので、ボトルにQRコード入りのプレゼントキャンペーンシールを貼るなどが有効です)

まだまだできることはあると思います!

できない理由ばかり思い浮かべずに、どうすれば課題を克服できるのか? 何か発想の転換や新たな気付きがないか? と考える習慣をつけていきましょう!

今後また、アイデア不足やあれこれ悩んでしまった際には、お気軽にご相談ください。

読者の皆様もあれこれ悩まれた際にはお気軽にご相談ください。
「ダメ出し!道場」は目からウロコを落として発想の転換をしていただける企画です!

「どうしてもメルマガには出たくない!」というお店も個別のお電話ダメ出しも行っています。「ダメ出し見ました」の件名でお気軽にご相談ください!

以上「ダメ出し!道場」でした。

あとがき
実は我が家の裏山にも柚子の木が2本生えていて、毎年たくさんの実がなります。今年も夏から鈴なりで、まだ青い実を間引いてはソーメンに添えたりサラダに搾ったりして楽しんでいましたが、ようやく寒くなって黄色く大きく実ってきました!
2〜3個もいできて、今夜は鍋とお風呂で楽しもうと思います!
(^^;) 柑橘類大好き!のダメ出し仙人・おおた でした!

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。