龍岡商店 やさしいキムチ

カテゴリ:食品、飲料

龍岡商店 やさしいキムチ

前回:2023年3月31日発行号
ショップの現状ですが、SNSで商品の告知をしたり、お得情報を、会員メールで送信したりすると、少し反応がありました。
ただ、今年に入ってから、極端に注文数が減って苦戦しています。
前回の「ダメ出し!道場」で、太田さんから、写真が致命的にダメと、ご指摘いただいたので、写真を撮ることをビジネスにしている友人からのアドバイスで、iPhoneを一番良いものに変更して、撮り方のコツを教えてもらったので、写真は綺麗と言ってもらえる程度には、なっています。

唐突ですが、NHKの「魔改造の夜」という番組をご存じですか?
私の好きなテレビ番組なんです(^-^)

毎回、日本を代表するような一流の製造業や有名な大学のエンジニアたちのチーム対抗で、各回の課題に応じたマシンを「魔改造」して競争し合うという番組です。

マシンは、おもちゃのワンコやパンを焼くトースターだったり、扇風機といった市販されている玩具や家電製品を、各チームが知恵と工夫と技術力を凝らして文字通り「悪魔のような」機能・性能へと魔改造していくのです。

本来、可愛らしく「キャンキャン」と鳴いて動くだけの犬のおもちゃが、魔改造の末に火花を散らしながら時速数十キロで爆走したり、食パンを焼くだけのトースターが、まるでロケット発射台の如く焼きあがったパンを20メートル上空へ射出したりとか。

太鼓を叩いていたはずのクマさんのぬいぐるみが、本物の瓦割りの枚数を競ったり、部屋の地面を這うだけだったロボット掃除機が、空を飛んで飛距離を競うなど。

ぶっ飛んだ競技で大人たちが真剣に競う? ムチャクチャな番組なんです(^^;)

でも、本番競技までの数週間をかけて一流の企業や学校のエンジニたちがそれぞれチームを組んで社運や校名のプライドを賭け、必死でアイデアを出し合い、皆で議論し、設計し、試作し、何度もテストし、改良・改善して、短期間で競技マシンを仕上げていく。

その過程は、各企業や学校の技術レベルの高さを感じさせるだけでなく、日本に共通する「ものづくり」へのこだわりや、ベストを追求する精神やカルチャーを感じさせるもので、また各チームワークの素晴らしさに、最後には勝負を超えて感動を生む。

ホントに大好きな番組なんです。

この番組の素晴らしさはここまでにして…(^^;)

この「魔改造」という言葉、実は日本で「ものづくり」をしている人や企業の気質をかなり的確に表しているように思えてなりません。

よく「日本は 0から1 を生み出すのが苦手」と言われることがありますが、一方で「1を100にする力 →改善・改良の力」は、少々どころか異常なレベルで発揮されたりします。

それは既にあるものを改良するのが得意、といったレベルではなく、もはや 1が100 どころか 1000になったり、時にはまったく違う「abc」とか「イロハ」になったりして、元の「1」とは似ても似つかない、まったく別ジャンルの何かが誕生していたりします。

たとえば、日本の食文化がその代表例でしょう。

古くは中国から入って来た中華料理だった麺類も、日本で独自の「ラーメン文化」として発展し、今や世界中で中華料理とはまったく別の「JAPANESE RAMEN」として認められ、人気を博しています。

イタリアから伝わったパスタは、日本に来てウインナーとタマネギとピーマンにケチャップを加えて炒められ、イタリアのナポリにもそんなものないのに、「ナポリタン」という新種に進化し、もはや定番化しています。

「たらこスパ」や「明太子スパ」だったり、バジルも入ってないのにシソの葉を入れて「シソバジリコスパ」とか「和風キノコスパ」なんて「発明」は、もはやイタリア人もビックリ! です。

イタリアで修業したシェフのいるようなイタリアンレストランでさえ、それらを堂々とメニューに加えていたりと、もはやジャパニーズイタリアンのジャンルは確立されています。

レストランだけに留まらず、お湯を注ぐだけでできるインスタントのパスタや、チンするだけの冷凍パスタなども、「魔改造の発明品」ですし、ピザに至っては、チキンマヨ、ツナマヨ、照り焼きチキンピザ、カレーピザ、餅・明太子ピザ、イタリアではあり得ない生地の上に甘いものを乗せるチョコレート&マシュマロピザ、フルーツやクリームの乗ったピザなどは正に「魔改造」の新ジャンル!

ハンバーグに代表される「洋食」もそうですね。
オムライスやエビフライ、カニクリームコロッケ、ピラフなども日本独自の「洋食」という独自ジャンルを作り上げています。

お酒のジャンルでも、ジャパニーズウイスキーは、本場のスコッチウィスキーを手本にしながらも、日本人のマイルド嗜好の好みに寄り添いながら、繊細でバランスの取れた味わいに仕上げられ、当初は偽物・まがい物と非難されていましたが、今や「ジャパニーズウイスキー」は世界的な評価を受けて、欧米各国の酒のコンクールで賞を獲りまくっています。

ワインの世界でも、日本では桃、リンゴ、イチゴ、サクランボ、ブルーベリー、ゆずなど、日本各地の特産果物を使ったフルーツワインが活発に造られていて、海外の方からも人気があったりするようです。

食品以外でも、アメリカから来た自動車も、例えば日本独自の規格の軽自動車は本来「車体もエンジンも小さいエコな車」という制約の中で生まれた物ですが、その燃費、使い勝手、走行性、快適性、耐久性などを極限まで高めた結果、今では海外需要の人気が高まり、そのせいで日本市場で納品待ちが数か月に及んだり、中古の軽トラ車も、高価格化で品薄になったりしています。

ウォシュレットに代表される「温水洗浄便座」に至っては、もはや説明不要でしょう。海外の人が初めて体験すると驚きと感動が入り混じった表情になり、お土産に購入して自国へ持ち帰り、DIYで取り付けると家族にめちゃくちゃ感動・感激・感謝されるのだとか。

かつて日本に洋式便器が入ってきて楽になっただけでは満足しなかった日本人は、「トイレ」をとんでもなく進化させました。最新のトイレのコントローラーに至っては、ボタンやランプがとんでもなくたくさん付いていて、音楽を奏でたり、いい匂いを発生させたり、空気清浄機能が付いていたり、洗浄〜乾燥と至れり尽くせり。
ガンダムか飛行機の操縦席か!? というほどのハイテク高機能です。
そのうち、走るトイレ、空飛ぶトイレとかが生まれるかも!?(^^;)

冗談はさておき、要するに日本は、輸入したレシピや機能をそのまま使うのではなく、オリジナルを原点から見直し、お客様の好みと満足を追求しながら「魔改造(再構築)」していく特性を持つ国(市場)なのだと思います。

でもよくよく見ると、それは何も「日本人」のDNAによるものでは決してありません。古くから日本に移住してきた渡来人や近代になってから移民してきた外国人も、日本市場で商売をしていくうちにそうした「魔改造」気質が芽生え、育ってくるのだと思います。

日本独自の、多湿で不衛生だとすぐに腐敗したりカビやすい気候と、日本人の神経質とも言える程の潔癖症から清潔を過度に求める市場性だったり、神経質で細かく不便や不満に敏感で、「もっとこうだったらいいのに」と、なんでもすぐに改善・改良を求める気質や、それを追求しないとすぐ客が逃げて行く市場性。

その結果、在日外国人の経営するお店や会社も、改善改良しないと生き残れないので、その結果生き残ってきた商品やサービスも自ずと本国のオリジナルからは大きく変化した新たなモノに変わってくるのだと思います。

例えば中華料理、韓国料理、インド料理、ネパール料理、タイ料理など外国人経営者の料理店も、日本市場で生き残って人気店になっているお店は、独自のジャパナイズされたメニューやサービスを創り出している例が多いです。

日本のインド料理店では当たり前の「ナン」は、インド本国では北部の一部地域でしか食べられていません。日本でのインド料理店では日本人の好む柔らかでふっくら甘くてもちもちの「ナン」が定着しただけでなく、インド本国にはない、チーズナンやハチミツナン、ガーリックナン、チョコレートナン、アーモンドナンなど、甘味や香りを追加した甘い菓子パンのようなナンで差別化し、それらが人気を博してるお店も、在日インド人や在日ネパール人の料理人たちが日本市場で産み出した独自の「魔改造品」のようです。

日本の中華料理店でも、天津飯やエビのチリソース、冷やし中華、中華丼、麻婆丼などは言うまでもなく、水餃子が主流の中国とは違って日本では焼餃子が生まれ定番化した点などは、移民の中国人や台湾人のシェフたちが日本人の好みに合わせて産み出した「魔改造」メニューだと言えます。

2002年のサッカーワールドカップ日韓共同開催から急激に広まり、定着した韓流ブームですっかり身近になった韓国料理も、実は何十年も前から数世代を超えて日本に住んでいる在日コリアンの人たちが、日本市場で日本人の好みに合う発酵の浅い浅漬けキムチや、甘めの焼肉のタレを開発し、本国のプルコギとは異なる「日本の焼肉文化」を作りあげました。

盛岡冷麺なども長い年月をかけて日本で独自に進化したものでしょう。ビビンバ(ピビンパ)は有名な韓国料理ですが、日本の焼肉店ではメジャーな「石焼」のビビンバも、韓国本国ではなく大阪のコリアタウンで生まれた(進化した)という説があります。

キムチチーズ鍋やキムチ豆乳鍋なども日本市場で進化して生まれたメニューだと言われています。韓国は在日コリアンの方々の行き来が多いので、今や逆輸入で韓国でも定番になっているメニューも多いようですが、日本で魔改造された韓国料理も少なくないようです。

いずれにせよどこの国の料理も、伝統を重んじる本国よりも日本市場で日本人の舌に揉まれ、生き残りをかけてアレンジ=魔改造されてまったく新たなメニューとして定着されていくのだと思います。

さて、本日のお店は…

大阪のコリアタウンの中心からは少し東に外れた町からキムチの製造直販をするお店です!
在日コリアン4世の店主さんがハルモニ(韓国語でおばあちゃん)のレシピを元にしながらも、日本で昆布出汁や鰹出汁の名人と、七味唐辛子や山椒などの和の香辛料の名人との出会いに加え、日本の生産者さんが作るこだわりの野菜やフルーツ、調味料などを素材として、独自のアレンジ(魔改造?)で創り出したキムチです。

プロの料理人やワインバーなどの飲食店からも「もう他のキムチには戻れない」と評価されているキムチ屋さんです!

前置きコラムが長くなりましたが(^^;)
それでは「ダメ出し!道場」始まりです!

第一印象


EC仙人 太田

実は今回の「龍岡商店さん」は3年前の2023年の春にも登場されたお店なのですが、当時は、コロナ以前から開発していた「にんにく不使用」のキムチをようやく完成させて新発売し、それをウリにコロナ禍からの回復を目指されていましたが、お父様が病気で要介護に。

「ダメ出し!道場」お申し込み後には、キムチづくりを一緒にやってきたお母さまも倒れて入院というお辛い状況でした。

当時の個人客向けの小容量のパッケージ(袋)へのキムチ詰め作業が小さく、狭く、入れにくい、汁が垂れてラベルを汚しがちなどと、かなり手間と慎重さなど細かい注意が必要で、大きなストレスになっておられました。

ネットはおちゃのこショップと自社サイト、InstagramとFacebookを運用されていますが、ショップとサイトの作り込みは外注で、更新、運用は妹さんの知人のデザイナーさんに助けてもらいながらされていて、龍岡さんご自身での撮影や画像加工、ページ編集などは時間的にもスキル的にも思うようにできない状況でした。

商品写真は無味乾燥なパッケージ写真がメインで、さらに全体的に暗く、どんよりとして「おいしそう!」を感じさせられていない状態だったり、自店の「強みや特長」をアピールするキャッチコピーや説明もほとんどないトップページでしたので、まずは写真の撮り直しと、スマホサイト、PCサイトとも、トップページにちゃんと「キャッチコピー」を掲載し、初見のお客様でも3秒で魅力がわかるようにしましょう! という「ダメ出し」をしました。

3年前の「ダメ出し!道場」記事のバックナンバー
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.ocnk.net/ocnk_ma/ocnkmagazine_asm402.html#check

さて、3年経ったのですが…

ページを拝見すると、商品写真こそ明るく美味しそうな盛り付け写真に変わりましたが、キャッチコピーなどはなく、あまり変わっていません。相変わらず、「大見出し」や「キャッチコピー」はなく、せっかくのお店の強み・特長・こだわりなどの良さは伝わってきません。

また冒頭に「お客様へ、長らく休業しておりましたが、2月1日より営業を再開致します」のご挨拶文が掲載されていたりします。

うーん、とにかくまずはお店の強み・特長・こだわりなどの良さを端的に伝えないと、お客様に興味すら持ってもらえないし、「このお店のキムチをぜひ食べてみたい!」とも思えません。

インタビューで浮き彫りになったこと


EC仙人 太田

「3年経って二度目の『ダメ出し!道場』への申し込みなのに、どういうことだろう? まだ大変な状況なのかな?」

ということで、あらためてお電話でインタビューさせていただきました。

3年前の登場以降、お母さまは退院されたものの、ケガをして要介護に。3年前は手伝ってくれていた妹さんも、家庭やお仕事の事情もあってなかなか来られず、ご両親お二人を弘満さんお一人で在宅介護しながら頑張っておられた末に、ついに弘満さんも倒れてご病気に。それで心も折れ、しばらく休業されていたようです。

ご友人や取引先さんなどの応援もあって、なんとか2月に復活。まずは龍岡商店さんならではの独自の、ワインにも合う発酵臭やにんにく臭、酸味を抑えたフルーツキムチを中心に、ごひいきだった飲食店やワインバーなどへの卸販売で基礎固め中とのことです。

龍岡商店さんのキムチは、時間経過で乳酸発酵が進み旨味とともに酸っぱくもなっていく典型的な韓国キムチレシピではないオリジナルレシピ。

上質な和の昆布出汁と本枯れ節の上質な鰹出汁を扱う名人の師匠と、一流の和の香辛料の名人の師匠との出会いで、いわば和の旨味と風味の極みを取り入れた「ジャパナイズ」された原材料のレシピ。

それに、日本のこだわりの産地や生産者さんの野菜と韓国や大阪鶴橋や東京新大久保などのコリアタウンの本場のキムチではなかなか見かけない果物を使う珍しいキムチ。(^^;)

さらに龍岡さん独自のマル秘原材料(原材料表示には書いてあるけれど他店のキムチとは違う工夫をした材料だそうです)で過剰な発酵を抑え、発酵臭や酸味を抑えているそうです。

一般的にワインのソムリエさんやプロのバーテンダーさんたちからは、「韓国キムチはワインにはまず合わない!」と言われます。

それは乳酸発酵したキムチの強い酸味や、アミエビや魚醤などの強い魚介臭に加え、辛みが強すぎて繊細な風味や味わいを感じるべきワインの特長を損ねるからだそうです。

逆に辛くて酸っぱい韓国キムチには、同じ乳酸発酵のマッコリやスッキリさっぱり酸味と辛さを流してくれるビールや焼酎が合うと言われています。

でも、龍岡さんはあえて「ワインには合わない!」という常識を覆す「魔改造キムチ」!?を創り上げました。(^^;)

それゆえ、大阪の高級飲食店街である北新地のワインバーのソムリエさんや高級焼肉店のシェフやオーナーさん、テレビや雑誌にもよく取材される美食オーナーの高級居酒屋、5つ星お米マイスターさんが推薦・紹介してくださったジンギスカン専門店、高級焼鳥店など、上質で舌の肥えたお客様が愛用するような料理のレベルも客単価も高い飲食店のプロたちから「龍岡さんのキムチを知ったらもう他のキムチには戻れない!」「ワインに合うキムチはこれしかない!」と評価されているそうです。

あ、読者の皆さんに誤解なきように申し上げておきます!

龍岡さんは、これらのお話を自慢げに語るような方では決してありません。私が、「プロの飲食店さんからの感想や評価はありませんか?」としつこく聞いていく中で、とても謙虚で朴訥にはにかみながら「そういえば…」とお話ししてくださいました。

私はまだ食べたことがないので、味に関してはなんとも言えませんが、完全な第三者である数多くの上質な飲食店さんがそれだけ評価してくれて、休業を超えても仕入先を変えずに待っていてくださっている「事実」が龍岡商店さんのキムチの「魔改造っぷり(独自性+質の高さ)」を如実に示しているような気がします。

商品の質は良さそうですが、一方で現在の社内状況の方は、3年前当時、キレイだけど充填が非効率でストレスだったパッケージを復活後は思い切って止めて、シンプルなポリ袋+プラ容器に変えることで製造効率をアップしたり、野菜や果実、調味料などの原材料も仕入先を見直して変えたり、一部商品は受注生産にして在庫効率や廃棄ロスのリスクを減らし、コストダウンを実現されたようです。

最近の原材料費の高騰で値上げもあったようですが、利益率の向上にはなったようです。

一方で、ページの更新などは、手伝ってくれていた妹さんとご友人のデザイナーさんがお手伝いできなくなったりで、ご自身でできることがスキル的に限られているため、思うように更新できず大変困っておられるご様子です。

ただ、新たにページ制作の外注先業者を頼むにはそれなりの費用もかかるので、休業による資金不足がつらい状況です。

いずれにせよ、ご両親の介護をしながらたった一人のワンオペですべてを回すのは相当に困難な状況だと感じました。

具体的なダメ出し


EC仙人 太田

まずは3年前同様にお店の強み・特徴・こだわりなどの良さを端的にアピールするトップページや店舗看板のキャッチコピーがない点

・ワインバーのソムリエも認める ワインにも合うキムチ!?
・りんごにパイナップルに洋ナシに富有柿などフルーツキムチ!?
・ワインバーや創作居酒屋、高級割烹さんからリピートされる「ココだけのキムチとは!?」
・甘〜く濃厚なトマト、アイコで作ったキムチはもはやイタリアン!?
・イタリアンやフレンチのシェフも絶賛するキムチとは!?
・大阪コリアタウン「発」→「初」の「魔改造キムチ」とは!?
・貴店のオリジナルキムチお作りいたします!相談見積無料!
・和の特級昆布、〇〇産の高級本枯節を使っています!
・名人の山椒、独自レシピの七味唐辛子を使っています!
・貴店のご指定のフルーツや野菜でキムチお作りします!
(ご当地キムチ、飲食店さんのオリジナルキムチで差別化を!)

などなど、今後の新展開アイデアも勝手に入れながら(^^;)、キャッチコピー案を作ってみましたのでご参考になさってください。

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自社サイト
https://www.tatsuoka.jp
にはある「キムチづくりの原点」や「こだわりの材料」がおちゃのこ店にはありません。説明されておらず、お客様にお店の魅力が伝わりません。

キムチづくりの原点
https://www.tatsuoka.jp/origin/

こだわりの材料
https://www.tatsuoka.jp/discerning/

これらは最大の魅力なのに、もったいない!

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3年前にダメ出しした「商品写真」に関しては、盛り付け写真は美味しそうでグッと良くなりましたが、一方でパッケージ写真はなくなったので、お客様には各商品の全体のボリューム感がわかりません。

写真に写っている盛り付け量が、パッケージの中身すべての150gや200gなのか? 実際のボリューム感はどの程度なのかは、2枚目以降にパッケージ写真も掲載して、お客様にちゃんとお伝えできるようにしましょう!

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原材料の「産地」「品質」について。

例えば胡瓜キムチ
https://tatsuokashouten.ocnk.net/product/8
の原材料では干しアキアミエビ(国産)となっていますが、

長芋キムチ
https://tatsuokashouten.ocnk.net/product/24
の原材料では干しアキアミエビ(中国産)となっています。

どちらかが間違っているのか? それとも使い分けされているのか?
可能なら国産(日本産)に統一されることをオススメします。

せっかくその他の原材料では国産や無添加、オーガニックなどのこだわりが感じられる中で、「中国産」は残念ながら安全性や信頼面において不安感や懸念が生じます。(偏見ではなく日本での一般論として)

中国産のものを使わざるを得ないのであれば、加工場の状況確認をしたとか、菌類や化学物質検査がされたものなどの保証ができるような説明を添えたいところです。

原材料の一部に、調味料(アミノ酸等)の表記もありますが、このあたりも昔の「化学調味料」と憶測、混同されることを避けるために、サトウキビから作った旨味調味料(アミノ酸等)のような説明を添えることで、他の原材料へのこだわりとの整合性が出て安心感も増すと思います。

「国産」としか書いていない他の原材料も、できるだけ都道府県名くらいまでは書けるように仕入先さんへの確認をしていきましょう。
要は、そこまでこだわってキチンと確認して仕入れて作っている! という姿勢(ポリシー)をちゃんと感じてもらうことが重要です。

どこか一か所でも曖昧さや中途半端な妥協が見られると、他のこだわりまでグレーな印象になってしまいます。素材にこだわる信念、姿勢も龍岡商店さんの【強み】【魅力】のはずです。

だからこそ、高くても買ってもらえる。
そこまでこだわって厳選しているからどうしても高くなってしまう。

妥協する場合はお客様からのリクエストで相談の上、オーダーとして(仕方なく)原材料の産地やグレードを変えてコストダウンするというスタンスでいくのが良いと思います。

絶対融通の利かない「頑固おやじ」ではなく、絶対変えられないこだわり+臨機応変な柔軟性を持ってお客様の要望にできるだけ寄り添うプロのオーダーメイド

ということです。

総評

商品写真が良くなった分とSNSでの情報発信が増えた分だけは総評は少し向上しましたが、やはり基本である【強み・特長・こだわり・信念】などのアピールができていない点は No Good です。

スキル的にご自身では追加や修正、ページ更新ができないのがどうしようもないなら、「どうすればできるのか?」とプラス思考で、できる人を見つけ、コストを払ってでもやってもらう、必要なコスト(資金)をなんらかの手段で調達する!

コストを削るだけでただただジリ貧になっていくならば、きっぱりネットショップでの小売りはあきらめて、アナログ・リアル(電話、FAX、対面)で業務向けの営業・製造卸に特化していくしかありません。

でもあきらめる前に、Instagram、Facebook のSNSでの情報発信はできておられるので、おちゃのこ店でも、基本を誰かにリニューアルしてもらい、更新の仕方をちゃんと教えてもらえば、ご自身でトピックスや見出し、売り場である商品ページの追加と更新もできるようになると思います。

おちゃのこネットさんがされている対面やオンラインでの使い方教室「おちゃのこカフェ」
https://www.ocnk.net/seminar/cafe.php
で今一度管理画面の使い方研修を受けるなどされてみてはいかがでしょうか?
→おちゃのこサポートの方、よろしくお願いします!

また、ココナラ(coconala)や クラウドワークス(CrowdWorks)、ランサーズ(Lancers)などの、いわゆるクラウドソーシングサービスで、おちゃのこネットなどのネットショップのリニューアルや運用代行を安くしてくれるフリーランスの個人を探すのも比較的ローコストでの具体的な解決策だと思います。(法人業者は高いので)
理想の人が見つかるかどうかはご縁とタイミングなどの運次第ですが。

必要なら、私の方でも適切な人がいないかお探しするお手伝いします。(有償ですが(^^;))

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ただ、3年前にも申し上げたことですが、現在の龍岡さんにとって一番の心配な点は、ご両親の介護への時間と労力と精神的なご負担です。

実は私も、2年間、認知症の母の在宅介護をしながら身体とお金と心を極限まですり減らしました。

母を最後まで介護して見送れたので、悔いがまったくないほど親孝行できたことには大満足ですが、過労とストレスから自身の心臓の持病を悪化させ、ついには障害者手帳を貰うまでになってしまいました。

今では心の負担はなくなって楽になりましたが、身体の方はダメージが大きく、心拍数の上がるハードな仕事や運動などはできなくなりましたし、思うように出張や旅行などの遠出も、血圧の上がりやすい寒い時期はすっかりできなくなってしまいました。

まして、龍岡さんはご両親お二人一緒の介護に、どうしても時間も体力も使う製造や配達もあるお仕事ですから、精神的にも、体力や時間的にもご負担が相当に大きいと思います。

まずはご自身の身体もいたわって大切になさってください!

どんなに頑張っても一人でできることには限界があります。
無理が重なればいつか倒れます。取り返しのつかない大病や障害を負えばその後の人生にも影響が出ます。

まずは、介護のご負担を少しでも減らせるように、ケアマネさんや介護事業者さん、自治体の福祉サービスの相談窓口などに徹底的に相談して改善策を当たってみてください。

老人ホームなどの入居施設に預けるのは本人の拒絶やコスト面で難しくても、ショートステイ(短期宿泊型の介護施設)ならば老人ホームなどに比べて比較的安価に預けることができますし、ご両親も週に1日や2日のお泊りならば、プチ旅行気分で大きなお風呂での入浴など気分転換や刺激にもなって健康状態が改善する可能性もあります。

その間は龍岡さんもホッとできますし、時間もできて仕事に集中もできるでしょう。

また、親戚やご友人、ご両親のご友人など頼れる人をできるだけ思い出して、プライドは捨ててでも頼れることは頼ってください。配達の間だけちょっと見ててもらう、買い物だけでもお願いするなど、少しでも肩の荷を軽くできるようにしてください!

商売の面では、龍岡さんじゃないとできないことと、パートさんや外注さん、業者さんに費用を払って委託すればできることを仕分けしてみましょう。

個人事業者や零細企業は、社長が倒れたら終わりです。
まずは倒れず元気にお仕事を続けられる体制作りを公私とも最優先にしてください。

資金に関しては、まずは国や自治体の助成金、補助金など自社でも使えそうなものがないか徹底的に聞いたり調べたりしてみてください。画期的な新商品案があれば、クラウドファンディングでの資金集めも要検討です!(資金集めというよりは先行入金での予約販売と考えると取り組みやすい)

また、将来性有望な事業計画が作れるのであれば、飲食業や食品販売業の得意先などから出資を受けることもできるかもしれません。

間違っても危険で違法な金融会社からの借り入れなどは絶対に避けましょう! かえって会社の死期を早め、ダメージを大きくしてしまいます。借りるならできる限り公庫や地元の信頼できる信金などからの融資をメインに、追加融資や返済方法の変更などを相談しましょう。

個人では龍岡さんとご両親の3人分で福祉事務所の生活資金の貸し付けなど、小額でもリスクの少ない方法も徹底活用して家族と生活面を守りましょう!

商売・ビジネスである以上、それなりの先行投資がなければ収益も生まれませんし、運転資金がなければ商売は続けられません。資金調達、確保は経営者にとって優先度大の重要事項です。

でも経営者本人の健康はそれ以上の最優先事項です!
とにかくまずはお身体をご自愛ください。

これら基本をある程度安定させて精神的にも時間的にも余裕を作った上で、コストをかけたリニューアルや外注などの具体策に取り組むことをオススメいたします!

インタビューでお聞きした、開発中のまったく新しいマル秘〇〇キムチなど、成長の可能性(ポテンシャル)のある龍岡商店さんだと思います。

お店も、プライベートもまずは足元・基礎を固めてから。
他にはない新たな「魔改造キムチ」期待します!(^-^)

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今後また、アイデア不足やあれこれ悩んでしまった際にはお気軽にご相談ください。

読者の皆様もあれこれ悩まれた際にはお気軽にご相談ください。
「ダメ出し!道場」は 目からウロコを落として発想の転換をしていただける企画です!

「どうしてもメルマガには出たくない!」というお店には、個別のお電話ダメ出しも行っています。「ダメ出し見ました」の件名でお気軽にご相談ください!
以上。ダメ出し!道場でした!

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。