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ファーストネーションズ

『ダメ出し!道場』すごく勉強になります。
弊社のページも売り上げは徐々に上がっているのですが まだまだ店舗レベルまで行かず困っています。
改めてプロに指摘されることでどこを優先的に改善して 行けばよいかを知りたく思います。
よろしくお願いします。

今回は、ちょっとニッチで個性的なお店の診断です。こういう、他には なかなかないジャンルのお店は、ライバルもほとんどいない代わりに市場も とても小さいのでなかなか難しいんですよね。

さて、それでは「ダメ出し!道場」第6回目 スタートです!(^-^)

第一印象


EC仙人 太田

ひと目で「インディアングッズ」の専門店であることは伝わりますし、今まで「ダメ出し!道場」に来たお店の中では、ダントツに写真や画像がキレイなお店で、印象も良いと思います。

しかしながら、珍しいジャンルの商品ですし、ほとんどのお客様は商品を初めて見る方でしょうから、商品写真はもう少し、細やかな配慮、つまり商品を全く知らないお客様の目線で用意しなければいけません。

例えば…

http://www.firstnations.jp/product/2045
http://www.firstnations.jp/product/2047
などのアートグッズはサイズ表記こそあるのですが、パッと見て大きさが全くイメージできません。

「えーっと、44cm×32cm×5cmって…」とお客様にゆだねるのではなく例えば、誰もがサイズを知っているような比較物と一緒に撮影すれば一瞬で大体の大きさがイメージできますよね。

あ、でも、タバコやCDなんてダサいものじゃダメ! ですよ。
商品のイメージも悪くなってしまいます。

素直に定規やメジャーを置いてというのもNGではないですが…
インテリア雑貨ショップとしてはおしゃれさに欠けてしまいますね。

ファッション雑誌を置いたり、キレイな傘を並べたり、色鉛筆などもおしゃれでありながら、大きさがイメージできるので良いでしょう。

また、もっと簡単で手っ取り早い方法があります。
人が手に持った状態で撮影するのです!

人の手は大きさは同じではありませんが、平均的な日本人の女性ならまた男性なら、大体の大きさは一瞬でイメージできますよね。

できればキレイな女性の手が理想ですが、男性でも清潔感があれば良いでしょう。

その他、裏面を見せる、グラスやカップの中や底面も見せるなど…

もう少し痒いところに手が届けば、写真クオリティが高いのでぐっと良くなると思いますよ!(^-^)
さて、いつもならここから、ページ編集や画像加工のスキルについてダメ出しするところなのですが…

ファーストネーションズさんの場合は、スキルよりももっと、大きな大きな問題があります。

それは…【市場規模】&【市場シェア】と「店舗の目標売り上げ」が釣り合って、ビジネスとして成り立つのか? です。

私も、現時点で正確な事はわかりませんが

日本に(日本語で買い物する人に)カナダインディアングッズを買い求める人の市場規模がどれくらいあるでしょうか?

恐らく相当に小さく、少ないと予想されます。
少なくとも今までの「ダメ出し!道場」店舗さんの中では最も小さくニッチな市場でしょう。でも、その分ライバルも少ない(いない)のでシェアを独占できる可能性もあります。

おそらくカナダ先住民アートショップとしては、ファーストネーショ ンズさんが日本No1ショップだと思います。

明確にカナダインディアングッズを探しているお客様にとってはNo1かつオンリーワンショップだとしても、市場規模がファーストネーションズさんの目標よりも小さ過ぎてはビジネスが成り立ちません。

市場が十分に大きければ成長も見込めるのですが、そうでない場合は「みずからカナダ先住民グッズを探している人」以外の市場を掘り起こしていかなければなりません。

言い換えれば、カナダに限らない、こだわらないインディアングッズ全般を求めるお客様であったり。北米大陸以外でも民族グッズやアート全般に興味のある客層であったり、アート全般を常にアンテナを張って買い求める層まで広げれば、相当に見込み客層(市場)は広がるはずですね!

つまり、「カナダ先住民」を十分に知っていて理解しているお客様ばかりでなく「カナダ先住民:カナディアンインディアン」とは何ぞや? を知らないお客様達にそこからきちんと説明し、興味を引き起こし、カナダ先住民アートグッズやアクセサリーに対する新たなニーズ(欲しい!買いたい!)を醸成・育てて行く必要があると思います。

なぜなら、それが No1ショップの使命でもあるからです!

ただ、売れればいい、儲かれば何でも売るよ! と言うお店も多い中で、こうした強い興味や、それを伝えたい使命感のあるお店は、苦労も多いですが、それ以上の楽しみややりがいがあるものです!

ぜひ、もう1段、2段高い目線、意識でぜひがんばってください。

また、こうしたマニアの集まるお店は、ブログやツイッターのようなツールでコミュニティを運営して情報交換をしたり、オフ会などリアルの集いやイベントもファン作り、ファン増加にとても有効です。

「ネットの中だけで完結」させない柔軟さを持ちましょう!

 

総評

もっともっと、専門性と知識・情報・品揃えを増やして他の参入をあきらめさせ、No1を突き進めば何か新しい世界も生まれる可能性の大きいお店! こういうお店はアイデアがどんどん沸いてきます!
(^-^)とても楽しく見させていただきました!

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。