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インフルエンザが流行り始めました。ご注意を!号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

風邪で体調を崩したり、胃腸の具合が悪くなったり、インフルエンザで自宅療養を余儀なくされたりする人が増えています。急に寒くなりましたから、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

毎日、AIの助けを借りて身の回りの情報を統合して連携させたり、専門外の情報を解説してもらって自分にどんな関係が出てきそうかなどを教えてもらっていると、この先の世の中がどんな風になっていくのか楽しみになります。

試みに「あと何世代で人類は不老不死を獲得するか」をテーマに複数のAIと討論したら、早ければあと6世代くらいで可能になるというご託宣(?)が出て、びっくりしてしまいました。

もちろん自分には関係のない話なのですが、そのころの人類がどのような社会を築いているのか、興味深いですね。

さて今回のオススメ参考書では、近未来の採用マーケットがどうなるかを解説した本を取り上げました。さまざまな業界で人材難が叫ばれる一方で、AIに仕事を奪われる人もいると言われています。実際のところはどうなのでしょう。

お知らせ ショップさんインタビューを更新しました

ショップさんインタビューを更新しました
おちゃのこネットをご利用いただいているショップさんにインタビュー!

今回ご登場いただくのは──
自社商品の販売でギネス世界記録を達成した やすもと醤油さん!

ギネス挑戦の裏側や、ヒット商品の誕生秘話など、ここでしか聞けないお話をたっぷりおうかがいしました。

日々のショップ運営に悩んでいる方も、きっと新しい発見やヒントが見つかるはず。
ぜひ最後までご覧ください!

SHOP INTERVIEW vol.11
「商品開発は大事!」
やすもと醤油 安本寿政さん,安本靖子さん
https://www.ocnk.net/interview/?id=yasumoto


オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

2040年の人材ビジネス大予測

黒田真行・神宅謙一郎・著/クロスメディア・パブリッシング・刊

1,881円(キンドル版・税込)/2,178円(紙版・税込)

2人の著者はともにリクルート出身。黒田氏は1965年生まれで「リクナビNEXT」編集長や「リクルートメディカルキャリア」取締役などを歴任し、30年以上も転職サービスの企画・開発に携わってきた人物です。

もう1人の神宅氏はリクルートで関西、東海、関東、ローカルエリアの営業担当を18年務め、「フロム・エーナビ」「はたらいく」といった新規求人メディアの立ち上げに従事してきました。

この2人が共著で世に出した本書は、急速に進化している求人サービスの現状と未来を解説・予測するために、業界の変遷を振り返りながら求人業界の本質的な価値について問いかける内容となっています。

2人とも現在はリクルートを退社してフラットな立場で求人サービスの業界に対面していますが、さらに客観的な意見を求めて、本書執筆のために業界関係者30名以上から知見を集めたと序文に書いてあります。

そのような姿勢で書かれた本書は、求人サービスの過去・現在・未来を通して「採用活動の本質」と「サービスの提供価値」を読者とともに考える内容となっています。

ということで、まずは本書の目次を紹介しましょう。

はじめに
第1章 人に選ばれる企業だけが生き残る世界へ
・労働力人口の減少が日本社会に引き起こす影響
・たった20年で1400万人減。労働力激減による労働環境の劇的変化
・「変容する価値観・スキルに合わせて働き方を選択できる」流動化の波
・終身雇用制度の終焉は、企業と労働者個人にどんなメリットをもたらすのか?
・需給の逆転が「企業が人を選ぶ時代」を終わらせる
・労働力の好循環が生まれる「人に選ばれる企業」になるために

第2章 採用支援サービスの未来シナリオ
・採用支援サービス市場の進化論 2000年を起点にした2つの潮流
・2000年代: データベースの可視化とスカウト型プラットフォームの登場
・2010年代:SNS幻想と求人検索エンジン、そしてAIマッチングへ
・2020年代:高年収領域と低年収領域の採用サービスの分化
・2040年:採用支援サービスは、「雇用の創造」にどこまで貢献できるのか?

第3章 人材紹介バブルを加速させてきた「釣り堀型」プラットフォームの限界
・ビズリーチの登場で加速したスカウト型求職者データベース提供ビジネス
・なぜスカウト型求職者データベースプラットフォームはここまで成長できたのか?
・スカウト型プラットフォームサービスが必ず陥る「返信率低下」問題
・課題解決策としてのダイレクトリクルーティングへのシフト
・スカウト型の限界の次にくるモデルとは?

第4章 「人材紹介のAI化」は採用支援サービスをどう変えるのか?
・「人材紹介サービスのAI化」はどんな世界をもたらすのか?
・AI化が巻き起こす「摩擦係数の最大化」と「採用決定プロセスの超高速化」
・求人検索エンジンとATS統合の進化はやがてAI化した人材紹介と合流する
・人材紹介会社や求人広告代理店が今後、取りうる方向性とは?

第5章 タイミーが覚醒させたスポットワーク市場の未来
・圧倒的人手不足の中で、「匿名応募、選考なし、当日払い」で台頭
・「今日18時から皿洗いできる人」企業を驚かせた募集スピードと充足率
・違法?合法?議論を呼んだ給与立て替え方式
・働き方改革が着火台。スポットワークを広めたのは社会人だった
・コロナ禍で主力の飲食業界が激減するも物流業界の開拓で苦境を脱出
・スポットワークを長期勤務の入り口に
・「メルカリハロ」が狙う市場の拡大
・大手企業も続々参戦。パワーゲームの先にあるもの

第6章 Indeed PLUS が採用支援サービスにもたらす影響とは?
・Simplity Hiring の思想とは
・Indeed は、日本の公募求人をどう変えたのか?
・企業と個人のマッチングをAIが担う世界の創出とは?
・Indeedが巻き起こした日本の求人チャネル戦国時代
・Indeed vs Googleのアグリゲーション戦争
・求人サービスのグレートリセット Indeed PLUS2024がもたらしたもの
・求人サービスのAmazon 化で業界地図はどう塗り替わる?
・求人媒体の終焉とIndeed のこれから

第7章 新卒採用の進化は誰が支えるのか?
・既存の採用手法を打ち破る挑戦者たち
・2018年「就職協定」撤廃、新たな局面を迎えた新卒採用
・スカウト、クチコミ、オープンチャット、通年採用時代の新卒就活トレンド
・「就活する」「採用する」から「就活攻略」への変化
・お祈りメールをお祈りエールに。限られた学生資源シェアを形にするABABA
・就活の早期化に一石を投じるサービス
・アナログな説明会・対面イベントを「相互理解が進む場」に転換
・2027リクナビリモデルが加速させるこれからの新卒採用市場の行方

第8章 巨大マーケット ブルーカラー職派遣業界の勢力図
・ブルーカラー職派遣業界を俯瞰する
・製造業、物流倉庫業への「ブルーカラー職派遣」と「技術者派遣」の異なる特性
・戦後から現在に至る製造派遣、軽作業派遣の歴史
・業界勢力図の変遷(1)「製造業」領域の中堅カタカナ系新興勢力の台頭の流れ
・業界勢力図の変遷(2)クリスタルグループとグッドウィルの盛衰
・業界勢力図の変遷(3)無期雇用派遣と同一労働同一賃金がもたらした業界再編
・スポットワークの台頭と業界の未来
・まとめと展望 ブルーカラー職派遣の未来を見据えて

第9章 副業、フリーランス……未開拓の労働力を発掘する新興勢力の挑戦
・副業、フリーランス、リモートワーク、労働力を掘り起こすシステム
・アントレが開拓したフリーランスマーケット
・在宅時短勤務者のスキル活用、オンラインアシスタントサービス
・専門人材のシェアリング、「プロシェアリング」という考え方
・副業、在籍起業、レンタル移籍、ホワイトカラーコアスキルが流動化する
・「副業」の拡大で実現する、真のスキル流動化と社会構造の変化とは
おわりに

さっそく本書の内容を見ていきたいところですが、その前にアマゾンに掲出されている出版社のPRが興味深いので、少し紹介します。

2040年 人材ビジネスが日本のGDPを押し上げる。
・採用需給の逆転が「企業が人を選ぶ時代」を終わらせる
・スカウト型の限界とその次にくるモデルとは?
・急成長したスポットワーク市場の未来
・「副業」の拡大で実現する、真のスキル流動化と社会構造の変化
労働力人口激減時代に新たな労働力を開拓する人材ビジネス業界の未来を徹底解説!

採用支援サービス進化の過程
2020年代、それまで「正社員採用」と「アルバイト・パート採用」に分かれていた採用支援サービスは、年収の高低によって分化されるように。高年収領域では、主流の人材紹介から分岐する形で、募集企業向けのダイレクトリクルーティングサービスが成長を加速させた。

潜在的な求人需要から雇用を創出する
これまでの採用支援サービスは「いま目の前にある求人需要をいかに満たすか」という課題解決が中心だった。これからは、労働力人口激減の中、まだ顕在化していない雇用そのものを創造していくことが求められる。

AIが人材紹介サービスにもたらすもの
AIは候補者の職務経歴書やスキル・価値観・求人要件などを分析し、高精度のマッチングを自動で行う。対象とする求職者のボリュームが圧倒的に増加し、求職者と求人の接点総量と求職者1人あたりの候補者数の「厚み」も最大化する。

未開拓の労働力を発掘する新興勢力
副業、フリーランス、リモートワークにより、労働潜在層の開拓が進む。テクノロジーによるマッチングサービスの進化が、新たな採用市場を作り出している。

上記の広告コピーには、それぞれ本文中の図版が添えられているので、この分野に興味のある人は思わず購入ボタンをクリックしてしまうかもしれません。それほど、内容を上手に紹介したPRだと思います。

次に、序文である「はじめに」をもう少し掘り下げます。

著者たちの経歴紹介に続いて書かれているのは、求人サービスの歴史的変遷です。
・2001年:Yahoo!BBブロードバンド解禁でインターネット急速普及
・2005年以降:求人サービスがインターネットへプラットフォーム移行
・2012年:Indeed日本上陸
・2020年:Indeedが求人サービスのセンターピンへ急成長
・2025年:Indeedが多くの求人媒体を飲み込む最大勢力に(わずか5年で覇権)

次は転職・採用市場の変化です。
・ダイレクトリクルーティングサービスが従来の人材紹介サービスの市場シェアを奪う
・スポットワークマッチングサービスが2024年に大ブレイク
・40年来のブルーカラーは兼市場が急速に塗り替えられている
・新卒採用:就職協定スタイルが崩れ、通年採用が主流に
・中小企業・スタートアップにも新卒採用のチャンスが拡大

働き方の変化については、このようにまとめています。
・副業・複業が当たり前のスタイルに
・会社の枠内に囲われていた優秀人材のスキルが市場に解放
・旧態依然としたサービス形態や業界の在り方が根本的に変化する予感

そして著者たちは次のように問題提起をしています。
・急速な進化が期待を通り越して不安になることも多い
・AIは本当に求職者や採用企業を幸せにするのか?
・「採用活動の本質」と「サービスの提供価値」は30年以上変わっていない
・この変わらない本質とは何か。これが本書の核心テーマである

「はじめに」に書かれた本書の目的は次のようなものです。
・求人サービスの過去・現在を知り、未来を想像する
・目の前の採用に向かう企業にどんな価値を提供すべきか読者と共に考える

続いて第1章を見ていきましょう。第1章では、労働力人口の減少が日本社会に引き起こす影響について論じています。

具体的には、2015年に約7,600万人あった日本の労働人口が、2060年には約4,500万人まで減少することが予測されています。これは単に3,000万人近くの労働人口が減少することのみを意味していません。経済だけでなく、社会全体に深刻な影響が及ぶと考えられています。

たとえば地方では、若年層の人口流出が続くことにより、高齢化が進行します。それに伴って家族の役割も大きく変化し、介護負担の増加や育児と介護のダブルケアが深刻化します。

著者たちは、この労働力不足は「量的不足」「質的ミスマッチ」「イノベーション創出力低下」の3つの視点から捉えるべきであると言っています。そして、企業は人材育成への投資を「将来への投資」として位置づけ、包括的な改革を行うべきであると提言しています。

労働力の減少を具体的な数字で見てみると、島根県を例に取れば、2010年から2020年で人口が10%減っており、地域人口の40%が65歳以上となっています。

また、家族や社会構造の変化を見てみると、今年、2025年には介護を必要とする高齢者が700万人に達しています。そして前述した育児と介護のダブルケアが増加することにより、働き盛り世代がフルタイムで労働市場に参加することが困難になっていきます。

人口減少は社会保障の面にも深刻な影響をもたらし、2050年には現役世代の年金負担額が現在の約2倍になると予測されています。この傾向はずっと続き、若年層が社会保障制度を支える負担は増大し続けます。

著者たちの言う労働力不足の3つの視点は、簡単に解説すると次のようになります。
・量的不足:絶対的な働き手の数が足りない
・量的ミスマッチ:求められるスキルと労働者のスキルの不一致
・イノベーション創出力の低下:多様な人材による知的交流の減少
最後の項目は、従業員の多様性指数が高い企業が、特許申請数において業界平均の2.1倍、新規事業成功率が1.7倍であるという統計で証明されていると著者たちは言います。

また、従業員1人あたりの教育投資を50%増加させた企業において、3年後の営業利益が平均28%向上したり、評価制度を改革した企業が従業員エンゲージメントスコアにおいて平均42%向上したといった事例も著者たちから報告されています。

この章の結論は、「労働力人口の減少は大きな課題だが、同時に真に『人に選ばれる企業』へと進化するチャンスでもある」ということです。また、人材を巡る競争は「人材に選ばれる企業だけが生き残る時代」への転換点であることを意味します。つまり、本質的な変革に着手できる企業のみが次の時代の勝者となる資格を持っていると著者たちは言っています。

次の第2章は「採用支援サービス市場の進化論」です。2000年を起点にした2つの潮流を軸に、求人サービス市場の構造と進化について詳しく語っています。

第一の潮流とは「求人メディアからプラットフォームへの移行」を指し、第二の潮流とは「一括採用モデルから個別最適化採用への転換」を指しています。これらを踏まえると、今後は潜在的な採用需要の開拓が重要であり、人材サービス業界は「持続的な価値創造のエンジン」として、従来の発想を超えた役割を担うことが求められていることがわかります。

2000年以降、企業は正社員採用から派遣活用へと労働力の調達をシフトしてきました。たとえばソフトウェア開発分野では正社員のエンジニアからフリーランスエンジニアへの転換が行われ、一般企業の営業職も正社員採用から販売代理店方式に移行する例が増えました。

その中で、第一の潮流が起こり、それまでの「企業が媒体を選び、求人広告を掲載し、応募を待つ」というスタイルから、Indeed、LinkedIn、Wantedlyなどのプラットフォームが台頭することにより、企業と求職者の双方向マッチング、アルゴリズムによる最適化、データ蓄積とAI活用による高効率化が実現しました。

特にIndeedの業界におけるインパクトは絶大で、2012年の日本上陸からわずか数年で求人検索エンジンのデファクトスタンダードの座を固めています。そして2020年代には月間訪問者数が国内最大級となり、求人掲載数が他媒体を圧倒するに至りました。まさに従来の求人メディアの存在意義を根本から問い直す存在になったわけです。

第二の潮流が起きると、従来の新卒一括採用モデルが崩壊してしまいました。そして通年採用、ダイレクトリクルーティング、リファラル採用が普及し、個々の候補者に合わせた柔軟な採用プロセスが必要となりました。

その結果、人材紹介サービスはコンサルティング要素を強化する必要に迫られ、候補者のキャリア構築支援や企業の組織課題解決支援などもメニューに揃えることとなりました。

著者たちは本章における提言として、以下のことを列挙しています。
・従来型の「顕在化求人への充足サービス」ではもう戦えない
・企業の潜在的な成長可能性を引き出す産業のパートナーとしての役割が必要
・AI活用による24時間365日の人材発掘と提案は必須
・リスキリングと組み合わせた人材育成と配置支援の構想を持つ
・「人材版事業投資」のようなアプローチの可能性も検討

全9章のうち2章を概観しましたが、以下も中身の濃い内容が続きます。興味の湧いた方はぜひ購入して残りもご覧ください。


 

EC仙人のダメ出し!道場
EC仙人
太田哲生

皆さま、こんにちは! 太田@「ダメ出し!道場」です。
秋深し、寒さが増してきましたね~

地元では収穫祭や秋祭り、イベントなどの案内をよく見かけるようになりました。
お米に大豆に芋類にかぼちゃ、大根やニンジン、ごぼうなどの根菜類、白菜やキノコ類など鍋料理の材料も! 柿に栗にりんごもたくさん並ぶようになりましたねー、魚も脂が乗ってきました~

…って、もっぱら「食欲の秋」専門の私ですが(^^;)

今回はお店のダメ出し! はちょっとお休みして、現代ネット社会へのダメ出し!?  のコラム回です!

先日、たまたまTVのチャンネルを変えている時に出演されていたある僧侶の方が紹介されていた言葉がとても印象に残ったので、ぜひ紹介したいと思いました。

ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

【はづべくんば明眼の人をはづべし】

「はづべくんば明眼の人をはづべし」
これは鎌倉時代に生きた「曹洞宗」の開祖である「道元」禅師の言葉だそうです。

「はづべくんば」とは「恥ずべきは」、「明眼の人」とは「物事の道理を見通せる賢い人」という意味です。

道元禅師の意図は、「恐れるならば、明眼の人を恐れよ。(だが、明眼ならぬ人の批判に振り回されるな)」

つまりは物事の本質を見抜けるような賢明な人の意見に耳を傾けるのはよいが、賢明とはいえないような心ない人からの批判に対しては、恥ずべきことだと気に病む必要はないということ。

ここからは私の個人的な感想と拡大解釈ですが、
これには現代社会にも通じる深い洞察があるなーと感じました。

賢明じゃない人の批判には恥ずべきことなどない。
SNSを通じていわゆる「炎上」経験のある方も少なくない現代社会。
心ない言葉や悪意や怒りで書かれたコメントに傷つき落ち込む方も多い時代。思いつめて鬱になり自殺まで追い込まれるようなことも少なくありません。悲しいことです。

そんな時代を生きる現代人も、この言葉には力をもらえます。

「明眼の人」ではない、名乗りもしないようなどうでもいい人の批評なんて気にすることなんてないよ!
と言ってくれているとも受け取れます。

炎上して攻撃された個人の方にはとにかく「ちゃんとまともな賢い人の意見だけ聞いて、しょーもない奴らの攻撃なんて無視無視!」
と受け止めていただきたいのですが…

残念ながら個人だけでなく、現代の社会は企業もメディアも政治家も、どんどんこの逆を行っているように見えてしかたありません。

いまや「明眼の人」ではない匿名の炎上の声に過剰反応してばかり。
SNSで少数の怒りや悪意が燃え上がると、まるで火事のように慌ててしまい、火消しのために正当な反論もすることなく、発表や発言はすぐに撤回、取り下げ、削除し、謝罪文を出したり、安易に頭を下げてしまいます。

「誤解を招いた」「不適切な発言がありました」などという常套句で、とりあえず嵐が過ぎるのを待つ。

ですが、攻撃者からの火は消えても、それで顧客や支援者からの「信頼」は戻るのでしょうか?

「最初から攻撃的な意図や悪意を持ったアンチ」を収めるために、むしろ多くの場合、失われているのは大切にすべき「明眼の人」への「信念」や「信頼」の方です。

信念を失った者には「本来は味方であったはずの明眼の支持者やファンや顧客」も失望してしまいます。

黙って離れてしまう方も増えるでしょうし、ひどい場合には「アンチ」になってしまうかもしれません。

道元禅師の言う「明眼の人」とは、真理を見抜く目を持った人です。
感情ではなく、理と誠によって物事を見極められる人。

これはオンラインショップなら大切にすべき「賢明なお客様」。
そのような「明眼のお客様」からの批判なら耳を傾ける価値がありますが…

すぐにキレて攻撃的に騒ぎ立てるクレーマーや、元々から客でもファンでも支持者でもないような、通りがかりの炎上野次馬達の批判に耳を傾ける必要はないはずです。

ですが、今、社会のあちこちで「明眼ではない烏合の衆からの批判」、つまり「炎上」と呼ばれる表面的な怒りや誤解、過剰な損得勘定、被害意識、揚げ足取りの声、うっぷん晴らしのコメントなどに支配されつつあります。

そして、それに怯えるように、多くが「無難な情報発信」と「安易な謝罪」を選んでいる。企業は炎上を恐れ、思いやメッセージ性に欠ける薄っぺらい言葉しか使わなくなりました。

本来は理念や思いのこもったメッセージや物語を伝えるはずの広告も、いつの間にか「誰も怒らないメリットとスペック」だけを競う場になりました。
↓↓↓↓↓
世の中の自販機化、人気(ひとけ)のない量販店化 です。
実につまらない、面白くない、魅力がない。

メディアも同じです。スポンサーやSNS世論の顔色ばかりを見て、踏み込むべき議論を避けています。他局・他社と似たり寄ったりの記事や報道ばかりで「誰も傷つかないけど印象にも残らないニュース」ばかりを流し続けて、結果として誰の心にも届かない。

政治家や行政もまた、過剰な「誤解恐怖症」に陥っています。
質問も回答も事前にチェックされ、曖昧な文言ばかりが残ります。

「失言・問題発言」への「炎上」が怖くて、何も本音が言えない。
話をはぐらかして、ひたすらその場をやり過ごすことばかりうまくなる。
そしてひとたび失言して「炎上」が起こると、内容を吟味して正当に弁明や説明をする前に、とりあえずの謝罪と撤回を急ぐ。

しかし、謝罪の速さと言葉の巧みさだけが誠実さでしょうか?
むしろ「批判に屈した」という印象だけを残し、本当に伝えたかったことは消えていく。

炎上の火元をよく見れば、その多くは、ちょっとした「誤解」だったり「国語力不足」や「理解不足」による「感情的反応」だったりします。

本物の問題提起ではなく、些細な言葉のニュアンス違いや曲解しての反射的な怒り。それに対して誠実な対話や真意の伝え直しを試みる前に安易な「鎮火」を急いでは、社会全体がどんどん臆病になっていきます。小さな火を消すたびに、本質的な問題点は見失われて、上っ面の言葉は平板になり、本来の思いやメッセージはいつの間にか消えて伝わらなくなっていきます。

私は思います。
政治も、メディアも、企業やオンラインショップも、今必要なのは「必要以上に炎上を恐れずに発信する力と勇気」ではないでしょうか。

誰もが納得する完璧な言葉など、存在しません。
批判を恐れて言葉を濁すより、誤解を恐れずに自信を持って説明するほうがずっと誠実ですし、少なくとも「明眼の人」には伝わると思います。

炎上の火を恐れるのではなく、その炎が何を照らしているかを見極め「明眼の人」にはちゃんと伝わる発信をする。
それが本当の“政治”や“報道”や“広報”だったりするのではないでしょうか。

よーく考えてみてください!
「明眼じゃない人」からの悪意ある攻撃的批判はどうしようと変わりません。でも意識すべきは「明眼の人達」の目。
「明眼の人」の目に対しては「正論」で誠意を持って説明をし、誤解を解いたり、凛とした態度でしっかりと理解してもらえるように真意を伝えれば失うものはありません。

「はづべくんば明眼の人をはづべし」

この言葉の本意は、「真実を見抜く者は避けるな、そうでない者は恐れるな」という逆説にあると思います。

しかし現代社会は、真実を見抜かぬ声に怯え過ぎて、結果として自らの目まで閉ざしてしまった。

八百年前の道元さんが現代を見たら、きっと呆れて笑うでしょう。
「あなた達は、明眼の人を恐れるのではなく、ただ声が大きく騒ぎ立てる人を恐れておる」と。

本当に恐れるべきは「炎上」ではなく、それに怯えて、自分の「信念」を失うことだと思います。

経営者も「信念」を持って「明眼の人」の意見には耳を傾けながら、炎上を恐れず、その「思い」をしっかりと発信・説明・対話していきましょう。

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さてここまではやや哲学的? なテーマで、抽象的な話が多くなってしまいましたが(^^;)

オンラインショップでの具体的なアクションとしては…
お店の掲示板やSNS、GoogleMap、食べログなどのレビューやお客様の声対応に、この言葉の教訓が生かせます。

たとえ批判を書かれ炎上しても、攻撃者へのやみくもな謝罪ではなく、むしろ他の「明眼のお客様」の方を意識して、「誠意ある自信を持っての回答や説明」をちゃんと書きましょう。
事務的対応ではなく、心からの言葉での発信をしましょう。

「静まるまで何もせず放置」は最も避けるべきことです!

それは「静まった」と見えても、実際には「多くの明眼のお客様が落胆・失望して去った」に
繋がります。

炎上者は一人去っても仕方ない、で済みますが…
SNSや掲示板を見た「明眼のお客様」は、このお店や店主がどんな対応をするのか? どんな信念や考えを持った店主・店・会社なのか? を見ています。

また「明眼のお客様」であれば炎上書き込みをした者が「正当なクレームや批判」をしているのか? それとも「悪意ある書き込みなのか?」を冷静に見極めておられるものです。

ちゃんと「悪意ある書き込み」は無視してくれますし、正義感の強い方の場合は「擁護コメント」をしてくださることもあったりします。

要は、どんなお客様に対しても信念を貫き、自信を持って誠意ある対応をする、ちゃんとしたお店や店主であるということを、自分の言葉でちゃんと発言・対応・書き込むことが大切だということです。

決してテンプレや生成AIのコメントのコピペで済ましたりしないように! あなたのお店を支えてくれている「明眼のお客様たち」は、ちゃーんと見て感じておられます!

そういう意味で本当に「お客様は神様」?なのかもしれませんね。
神様はちゃんと見ている!(^^;)

今回は、仏教の僧侶の言葉から始まって、 神様で終わる、ちょっと宗教・哲学的? な「 ダメ出し!道場」 コラム回でした!



ダメ出し道場登場ショップ募集中
申し込みはこちら

さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、先日リリースした商品詳細ページの他の写真画像サイズを大きくするカスタムパーツをご紹介します。横幅最大400pxまで大きくすることができます。

※特に、カスタムパーツ「パソコンでページ横幅を広げる」や「パソコン幅でもサイドメニューを格納」をご利用の方は、ページ幅が広くなりますのでご利用を推奨します。






カスタムパーツを設定する

デザイン管理→カスタムパーツから「 商品詳細の他の写真画像を大きくする 」にチェックを入れてください。

カスタムパーツ設定の詳細は下記のFAQをご覧ください。
https://www.ocnk.net/faq/?action=faq&cat=281640&id=1753


 

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

編集後記

中小企業の「なんでも担当」として採用係も兼ねていたのはもう45年も前のこと。求人広告を作ったり、採用試験の問題を作ったりしましたが、あのころの採用と今とではまったく事情が変わっていることがよくわかりました。
(おちゃのこ山崎)

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