> > ショップ事例バックナンバー
Lextyle

・貴ショップを自己紹介ください。

欧米ブランドの文房具全般を扱っています。消しゴムや鉛筆、ボールペン、万年筆、ノート、手帳、レターセット、ハサミ、パンチ、定規、コンパスなど文房具に属するものは広く扱っています。特に女性向けの輸入文房具が充実しています。

イチオシの商品を教えて下さい!

海外だけで販売された商品、限定品など入手が難しい文房具は、専用ページも作ってあり、ぜひ見ていただきたいと思っています。

またドイツのLAMY(ラミー)社の製品群はテレビドラマや映画での持ち道具としても頻繁に使われるほど世界でも人気のある筆記用品ブランドで、レクスタイルでは日本未発売モデルを含めほぼすべてのモデルを販売しています。見た目の装飾ではなく実用本位でデザインされ、価格も抑えられているのが人気の秘密です。

また法人様から頻繁にお問い合わせを頂くのがO'BON(オーボン)の新聞紙でできたエコ鉛筆です。

普通の木軸鉛筆と同じように使えるのですが、鉛筆を削ったカスが新聞紙という部分に興味をもたれる方が非常に多くいらっしゃいます。

ノベルティ用途での注文が多いのですが、学校や自治体のエコ教室の教材としても利用していただいています。各メディアの方からも頻繁にお問い合わせを頂く、面白い商品です。

最もお客様にアピールしたいのはどういう点か…etc.

日本では輸入文房具と聞いただけで高価で非実用的なものを考える方も多いのですが、レクスタイルでは欧米で身近に販売されている筆記具やノートなどを中心に実用的な文房具を取りそろえるとともに、ボールペンや万年筆の交換用カートリッジなどのスペア部品も多数取り扱っています。

欧米の文房具を身近なものと感じていただけるような商品セレクトをしています。

また実用品であることを踏まえ、お客様にできるだけ早く商品をお届けできるように当日発送、翌日発送を行っています。

・ネットショップを始めたきっかけやこれまでの簡単な歴史をご紹介ください。

私は大手電機メーカに勤務するエンジニアサラリーマンでしたが病気療養の末、退職せざるを得なくなり、妻に店長を請け負ってもらいネットショップで生計を立てようと決意して現在に至っています。

開店したのは2007年10月です。

サラリーマン時代はB2Bというスタンスで企画から技術開発、営業的な業務、資材調達、顧客へのアフターサービスまで経験できたこと、また管理職になって企業の収益体質の改善なども行ってきた経験をB2Cというスタンスになりましたが生かすことができていると思っています。

元々文房具が好きだったこともありますが、ハイテク製品のような製品サイクルの短いもの、また寿命や賞味期限などのあるものは在庫リスクが高くなる為、長期在庫をしても価値の下がらない、そして趣味性に偏り過ぎない実用性が高い「文房具」というカテゴリにたどり着きました。

その中でもコンビニやホームセンターなど身近な実店舗で手に入る製品を除いた結果、海外ブランドの文房具に特化することにしました。

開店当初は意に反して受注件数は1か月5件がやっとで、とても家計を養える売上にはなりませんでした。

連日自分のショップのURLを入れてショップが表示されてるのかを確認したり、自分でカートに商品を入れ、購入して不具合などがないかを確認するようなこともしていました。

たまに注文があると両手をあげて喜ぶような状況でした。

その後SEOとともに文字の大きさやレイアウトの変更などユーザビリティの改善を行った結果、来訪者の滞在時間が急激に増え、売り上げ増加につながってくれました。

特に海外から直接仕入れた日本未発売や限定商品を販売するようになってからの売上、注文数、PV(ページビュー)、UU(ユニークユーザ)の伸びは大きく、他店には無い商品を販売することの意味を思い知らされました。

同時に実物を都心の大きな文具店で見て、帰宅してからレクスタイルにご注文いただくというようなファンの方も大変多くなり、その期待に応えるべく努力を惜しまないようにしています。

また女性向け輸入文房具の充実を開店時から行ってきたため、現在のお客様の半分近くが女性のお客様です。

蛇足ですがサラリーマン時代は全く使わなかった万年筆が普段使う筆記具になったり、ノートの紙質にこだわったり、私を含め妻、娘たちがすっかり海外の文房具の虜になっています。

・ショップ運営には、特にどういう点にポイントを置いておられますか?

収益の悪化は避けたいのですが、ネットショップという分野では在庫の有無が機会損失を生んだり、顧客獲得に大きく影響していると感じ、在庫を切らさないように、またその在庫数表示を正確に行い、ご注文を頂いた後の発送も当日或いは翌日発送を行うようにしています。

また国内の正規代理店から仕入れた商品だけでは家族経営のショップでは競争力に欠けるため、欧米の多数の代理店から日本国内では販売されていない、或いは他店には無い商品を多数仕入れています。

一方固定費(ランニングコスト)を極力下げるために実店舗への展開はせず、広告を利用しない、SEO、SEMは自己啓発・スキルアップも兼ねて全て自分で行うように心がけるとともに、収益を悪化させる「不具合品流出」を避けることに力を注いでいます。

海外の製品はドイツや北米のような工業先進国でも文化の違いから品質や商品管理が甘いことが多く、少々の傷があっても正常品として納品されてきます。しかし輸入文房具への見方は日本では異り、針で突いたような傷でもクレームとなることがあります。

こういったクレームを避けるため、入荷時、出荷時の検品に時間をかけています。

その一方で客単価を上げ、高級筆記用品の販売を促進することで原価率の向上を図っています。

また商品はネットショップ故お客様に手に取ってもらうことができないため、極力カタログ等には無いアングルの写真や拡大写真を掲載して商品の魅力を伝えるようにしています。

現在は全ての写真を自分で撮影し商品ページだけでなくバナー作成などにも利用しています。

リピータに支えられる、満足していただけるような魅力ある商品の販売、サービスができるようなショップになるように努力しています。

・集客のために、どういう手法を取っておられますか?

前述の通り広告を出さず、SEOも独自に行っています。その結果、検索エンジンで上位表示すること、お客様がブログやツイッターで紹介してくれるなどの口コミ、不定期ですがメールマガジンを発行することで集客増加につなげています。

しかしながら「文房具」などのビッグキーワードで検索してきた人のコンバージョン率は低く、ブランド名や文房具の種類、具体的な型名などで検索してきたお客様のほうがはるかにコンバージョン率が高いため、多数のキーワードで検索上位表示するように SEO、LPOを施しロングテールキーワード対策を取っています。

また質の高い被リンクを永続的に得るために独自にポータルサイトをいくつか運営しています。

販売面では日本未発売の製品や限定品などはいち早く海外から仕入れ、海外の文房具にこだわりのある多くのお客様に希少性でも満足していただけるようにつね日頃海外の取引先とコンタクトを取って情報収集をしています。

Lextyle
ショップ写真

スタッフコメント

老若男女を問わず、「文房具好き」という人たちは、ある一定の割合で必ず存在します。Lextyle様はその人たちをターゲットにした輸入文房具のショップです。

「輸入文房具」というと、超高級万年筆などを想像してしまいますが、Lextyle様が扱っているのは、普及品やそのちょっと上のカジュアルなクラス。目に優しい色合いで彩られたトップページには、魅力的な商品が並びます。

トップページ右端にある人気ランキングでは、上位3つをLAMYの交換用グリップが占めています。売れ筋ベスト3が交換部品というのは、いかにこのショップがリピーターに愛されているかの証明でしょう。

ユニークなのは、「新聞紙でできた鉛筆」や「サトウキビでできたノート」といったエコロジー商品。リアル店舗では扱いにくいジャンルのものをトップページに持ってこれるのは、まさにネットショップならではです。

「ちょっといいノート使ってみませんか?」とか、「自然木のぬくもり」といった提案ができるのは、「文房具ファン」のためのショップだからこそ。お客さまとのキャッチボールが、いい感じにできていると思わせます。

多くの商品で在庫数が表示されているのは、とても親切だと思います。午後3時までの注文に対して「当日発送」で対応するのは大変なことだと思いますが、お客さまのハートをつかむ、よい施策です。

雑誌掲載の実績をトップページで紹介していますが、お店の信頼感を増すための強力な武器でしょう。あわせてメディア向けのメッセージと連絡先が掲載されている点は、とても参考になります。まだ実施していないショップは、ぜひ真似するべきです。

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。