2014年最後のおちゃのこ通信ですよ号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

2014年はまだ半月残っていますが、ひと足お先に「おちゃのこ通信」は本号で年内最終号とさせていただきます。来年は、1月15日に新年最初の号を配信する予定です。

さて、世の中には「お金に好かれる人」と「お金に嫌われる人」がいるそうです。そういえば「お金は寂しがりやだから、仲間がいるところに集まりやすい」とも言いますね。お財布や金庫にたくさんお金がある人が好まれ、あまり持っていない人のところからはすぐに去ってしまうのだとか。

「お金に好かれる人」というのは、日頃からお金が貯まるような生活習慣、消費習慣で生きているような人のことだそうです。とすると、「お金に嫌われる人」はその逆というわけですね。自分ではお金が大好きなのに、お金からは好かれてないとしたら、これは悲劇的な片思いです。

「お金に好かれてないなあ」と思う人は、そうなる原因を年内で捨て去ってしまい、新しい年は心機一転、お金に好かれるようにしてはいかがでしょう。

今回のオススメ参考書では、お金を増やす25の法則について書かれた本をとりあげます。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

お金が貯まるのはどっち!?

菅井敏之 著 アスコム

1300円 (税別)

アスコムは一度潰れた出版社です。アスキー系列の書籍出版部門が独立したのですが、その時に入れたファンドが一方的に資金を回収したために資金ショートを起こし、経営者が逃げてしまったのだと噂されました。その後、新たな出資者を見つけ、かつての幹部を中心に復活を遂げています。

一度痛い目を見ているだけに、アスコムの本作りは非常に特徴的です。全体的に粗製濫造の気味がある出版界にあって、発行点数を絞り、じっくりと作り込んで出してくる感じがします。また、他社にはないプロモーション部門を社内に抱えていて、専従の社員がテレビやラジオ、新聞への露出を働きかけています。

編集面では、とにかく読者にわかりやすいような本作りを優先していて、レイアウトに凝ったり、イラストを多用したり、本文にゴシック体の強調を入れたりしています。どちらかというと雑誌や参考書のような作りの実用書が多い印象です。

その結果、2013年に近藤誠著の『医者に殺されない47の心得』が100万部を突破し、2014年には槙孝子著、鬼木豊監修の『長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい』が同じく100万部を突破しました。2年続けてミリオンセラーを出すというのは、大手出版社でも珍しいことです。

本書も、すでに30万部を突破しているベストセラーです。写真の帯には「17万部突破!」とありますが、これは10月に購入した版だからで、最新の帯には「30万部突破」と書かれています。
http://www.ascom-inc.jp/books/detail/978-4-7762-0822-8.html

本書は、元銀行支店長が教える「お金を増やすノウハウ」です。これまでにもその手の本はありましたが、本書の特徴は25の質問に答えていくことで、読者のお金に対する感覚が次第に研ぎ澄まされていくような構成にあります。

「銀行の支店長だからって、お金儲けがうまいとは限らないじゃないか」という声が出そうですが、本書の著者はお金持ちです。48歳のときに銀行を退職し、起業してアパート経営に力を入れた結果、今では6棟75室のオーナーとして、年間7000万円の不動産収入があります。そして2012年には東京の田園調布に「SUGER COFFEE」をオープンし、人気のカフェに育て上げました。

著者の特徴は、銀行の支店長時代(三井住友銀行の金沢八景支店および中野支店)に培ったお金を貸す側のノウハウと、不動産投資家になってから身につけたお金を借りる側の経験を併せ持っているところにあります。なかなかこの両方を持つことはむずかしいのです。

そのために、「資産形成のための銀行の活用法」とか「お金の貯まる住宅、保険の選択方法」といった講演やセミナーが人気で、人気講師になりました。その実績を引っさげて初めての著書に挑んだのが本書というわけです。

では目次を見てみましょう。
Part1 お金が増える「銀行&保険」の活用法は、どっち?
【質問1】クレジットカードを持つなら2枚と4枚、どっち?
【質問2】天引きで貯金する人、余ったお金で貯金する人、貯まるのはどっち?
【質問3】メガバンクと信用金庫、口座を開くならどっち?
【質問4】普通預金と定期預金、どっちでお金を貯める?
【質問5】定期保険と終身保険、入るならどっち?
【質問6】保険は、若いうちに入るか、結婚してから入るか、どっち?
【質問7】保険会社とファイナンシャルプランナー、ライフプランを相談するならどっち?
【質問8】銀行系列のカードローン、キャッシュカードのリボ払い、得するのはどっち?

Part2 お金が貯まる「生活習慣」は、どっち?
【質問9】長財布と折たたみ財布、お金が貯まるのは、どっち?
【質問10】コンビニと銀行、お金を下ろすならどっち?
【質問11】コンビニで払うなら現金とクレジットカード、どっち?
【質問12】お金の話をする人、しない人、貯まるのはどっち?
【質問13】Suicaをチャージするなら1000円と1万円、どっち?
【質問14】タクシーに乗る人と乗らない人、お金が貯まるのはどっち?
【質問15】机がきれいな人と汚い人、お金持ちになるのは、どっち?
【質問16】セールで買う人、買わない人、得するのはどっち?
【質問17】2000万円の借金と500万円の借金、破綻しやすいのはどっち?
【質問18】ねばり強い人とすぐあきらめる人、破綻しやすいのはどっち?

Part3 お金が増える「住宅の選び方」は、どっち?
【質問19】自分のお金と他人のお金、どっちで資産を築く?
【質問20】持ち家派、賃貸派、得するのはどっち?
【質問21】家は、結婚前に買うか、結婚してから買うか、どっち?
【質問22】お客様は神様か、神様ではないか、さて、どっち?
【質問23】住宅ローンはボーナス払いと一律平均払い、得するのはどっち?
【質問24】「繰り上げ返済」をするか、「手持ちの現金」を貯めておくか、得するのはどっち?
【質問25】銀行に相談する人、自力で解決する人、資産が増えるのは、どっち?

これらの質問に「なんとなく」という理由で答えた人は、お金が貯まらない人だと著者は断言しています。著者の知る成功者は、すべてに明確な意思と理由付けを持って答えられるそうです。

たとえば【質問1】のクレジットカードですが、「多いほうがいいんじゃない?」と考えた人は、お金が貯まらない人だと著者は言います。クレジットカードのキャッシング枠はカードの合計で決まりますから、与信枠が100万円の人の場合、2枚持っていても4枚持っていても、キャッシング限度額の合計は同じ100万円になります。

「同じなら、多いほうがいいじゃないか」と思うかもしれませんが、カード会社から見ればカードをたくさん持っている人は与信枠が少なく、それだけ信用の低い人になります。信用が低ければ、いざお金を借りるときに断られたり、金額を削られたりしかねません。

たとえば住宅ローンを借りるとき、銀行は返済額を収入の35%に押さえようとするそうです。しかしその35%には、クレジットカードの分割払い、リボ払いなどの残債も含まれます。したがって、カードを何枚も持ってあちこちでリボ払いや分割払いをしている人は、住宅ローンの金額が抑えられてしまう可能性があるわけです。

【質問3】のメガバンクと信用金庫では、多くの人が「メガバンクのほうがカッコいい」と思うのではないでしょうか。しかし、著者の答えは「信用金庫」です。著者は「銀行はお金を借りるところであって、お金をおろすところではない」と何度も言っています。そして「メガバンクは大企業や公務員のための銀行」と断言しています。

その決定的な証拠が、著者自身が起業したときの体験です。著者は三井住友銀行の支店長だったわけですが、その彼ですら起業するときに古巣に口座を開こうとして、大変な苦労をさせられたそうです。ましてや、お金を借りるなどはとてもできない相談だったろうと。

庶民やスモールカンパニーの経営者が頼るべきは信用金庫で、そのために口座を開いて信用を積み重ねておくべきだと著者は結論づけています。寄らば大樹の陰でメガバンクに口座を作っても、何のメリットもないのだそうです。

お金が貯まる体質に自分を変えたければ、ぜひとも熟読すべき1冊です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

また例によって唐突ですが…皆さん、踊りますか?
カラオケに行って歌うことはあっても、年齢を重ねると身体を動かして躍る、ダンスするということはなくなってきますね。

そもそも、人は何で踊るんでしょうか?(^-^)
楽しいから、ストレス発散、かっこいいから!
いや、理由なんてない! 音楽を聴くと勝手に身体が動いてしまう! なーんて根っからのダンサー体質の方もいらっしゃるかもしれません。

太古に遡れば、エジプトの古代壁画にはベリーダンスを踊る人の姿が描かれているそうですし、日本でも最古の歴史書である古事記の天岩戸伝説のくだりには、アメノウズメという女神が、岩戸に隠れた天照大神(アマテラスオオミカミ)の注意を引くために捧げた(奉納)踊りがダンスの始まりで、これが神楽(かぐら)のルーツといわれ、アメノウズメは芸能の神様として奉られています。

歌舞伎の元祖といわれている、出雲大社の巫女だったらしい出雲の阿国(おくに)の創始したかぶき踊りにしても、神への奉納ですし、インド舞踊やジャワ舞踊なども神々へ捧げる踊りだったようです。

古代の巫女やシャーマンがトランス状態になって手足をばたつかせる様が神懸かり状態として躍っているように見えたことに始まるのかも知れません…。

確固たる学説があるわけでもないですし、学者でもないですが(^^;)、こうして見ると「躍り」、「ダンス」とは、本来、畏れ多くて人間が自由に話すことができない神々に対して、祈りや願い、感謝などなんらかの意思を伝える手段の一つだったのかも知れませんね。

今の若者が自由にダンスを楽しむ中に、神との対話があるかどうかはわかりませんが…(^^;) 踊りには理屈を超えた素晴らしさがあると思います。

私も今でこそ運動不足のおっさんですが(苦笑)、若い頃は毎夜の如く神々と語らいに!? 夜の街に踊りに出かけたものです。(笑)

さて今回のお店はそんなダンスを楽しむストリートダンスのファッション、衣装、グッズなどの専門店です。商品ページよりもサイト内のダンスの動画に魅了され、久々に魂を揺さぶられました(^^;)

それでは「ダメ出し!道場」第95弾 スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
DANCE@SHOP

ショップ名 :
DANCE@SHOP

URL : http://www.danceashop.com/

カテゴリ : ファッション

現在おちゃのこを利用して一年半が経ちます。
はじめの頃に比べたら売り上げも伸びたのですが、このところ売り上げの方が伸び悩んでいるので、メールさせていただきました。
ダンスチームのTシャツ等、dance@shopでしか販売していないものもあったり、ダンサーのファッションに特化したサイトです。
セールや人気ダンサーチームのGOODSなどがあると、売り上げも伸びるのですが、不安定な売り上げになっているのが気になっています。
通常の人気ブランドのCHEER や NESTA BRAND なども仕入れているのですが、その商品がなかなか売れず困っています。
スターターキットと題して、お得なセット等も作ってみたのですが、安くしてもあまり効果がなく、値段の問題ではないのかなと。。。
アクセス数等を見てみても、PCとスマフォサイトと少々数が違うのですが、スマフォサイトからの購入数が断然に多いという点も気になっています。
PCサイトの方が見やすく作っているつもりなのですが、PCからの購入が少ないのが不安です。
またより一層スマフォサイトを見やすくしたいとは思っているのですが、どうしたらよいでしょうか?
まず何を目標にどう頑張ったらいいのか等、根本的な事から悩んでいます。
宜しくお願いいたします。
株式会社アノマリー 河野 浩子

何をどう売るのか?どう売れる店でありたいのか?

「ダメ出し!道場」のお申し込み文によると、一番は売上げの伸び悩みという点で悩まれているようですね。

しかしながら、お店をざっと拝見した限り…商品の機能や仕様とコストパフォーマンス(良い物を安く)という、通販ショップの正道、王道の手法で売れる店ではまったくないと思います。

純粋にダンスをしている人が機能的でオシャレなダンスウェアを品質メインで検索して選択し、比較検討して予算と対比し、コストパフォーマンスの優れた商品を買いものカゴに入れて決済する!

なんてタイプのお店ではないですよね。(^^;)

では購入されるのはどんなお客様でしょうか?

客層をプロファイリングするならば…
A)ストリートダンスが好きでダンスイベントにも参加し、DANCE@SHOPさんが取り扱うダンサー達のファンとしてダンサーグッズを購入するダンサーファン客層
これが最も多い客層ではないでしょうか?

その次は
B)取扱いブランドのファンで、ダンスファッションのワードローブとして服を探しに来て気に入った物を購入するファッション目的の客層

A)もB)も ダンサーをどれくらい知っているか、ブランドをいくつ知っているかの浅い、深いの差はあっても DANCE@SHOP というお店有りきではなく、あくまでダンサーやブランド起因の客層ですね。

申し込み文で河野さんが意図されているような、たまたま来店してお店のオススメのスタートキットを購入してみる客層(ダンサーもブランドもあまりよく知らない客層)がそれなりにいるとはちょっと考えにくいですね。

つまり、DANCE@SHOPさんは、お店単独のマーケティングやプロモーションで売れるのではなく、あくまで ダンサーやダンスイベント、それらの情報とブランドからの誘導によって認知と購入がされるショップサイトだと思います。

なのでおっしゃっておられるように安くすれば売れるというようなお店ではまったくありませんね。

これは貴店に限らず、どこのお店でもそうですが…
「誰に? 何を?」売るのか?
これはお店のコンセプト戦略としてはっきり意識しておくことが大切です。

ダンスをするのに、躍るために 機能的に動きやすく汗を吸い、熱を逃がし…なんてスポーツウェアとしての機能、仕様を求めて貴店に来るお客様はほとんどいないでしょう。

もちろん躍りやすい、動きやすいは必要でしょうが…それよりも、ストリートダンサーとして、カッコよくオシャレに見え、ダンスもウマそうに良く知っていそうに見える …  クールでイケてる。

また、好きなダンサーと繋がりたい、共感したい…そんなニーズもあるかもしれませんね。

つまり、そういうお客様のニーズを満たすお店にして行けばいいのです。

有名ダンサーのオリジナルブランド・アイテムの売り方

http://www.danceashop.com/
お店にアクセスするとまずはトップページの中央上部に大きな横スライドのバナーが目に飛び込んで来ます。

最初の美しい女性二人のダンサー「Bad Queen」は特にカメラ目線で視線も合いますので、強烈なアイキャッチになっていますね。
(人の顔面と目線ほど強烈なアイキャッチはありません。絶対に見て欲しいものには顔と目を付けるのは心理的にも効果が高いです)
↓↓↓↓↓
クリックすると Bad Queen の ダンサーオリジナルGOODS ページへ誘導。
http://www.danceashop.com/product-list/44?utm_source=top_slider&utm_medium=list44&utm_campaign=top_slider

上部には大きなYouTube動画があり BadQueenのダンスパフォーマンスを見ることができます。しばし鑑賞(笑)  素晴らしい! と感動! すっかりBadQueenに魅了されます。
↓↓↓↓↓
下部の商品一覧へ…目線が移動。3種類のTシャツがあることに気付く。

ここまではまずまずなのですが…ここからの詰めが甘い。不足。
ここで、このTシャツを買うのはどんなお客様か考えてみてください。ただ カッコイイTシャツが欲しい人? そうじゃないですよね。

恐らく同世代の若い女性が多いと予測はできますが、老若男女の違いはあるかも知れませんが…間違いなく言えるのは Bad Queen に魅了され、ファンになった人! ですよね。

であれば、その人たちが求めるのはどんな情報・コンテンツでしょうか?

Bad Queen OFFICIAL T-SHIRTと謳うならば、彼女達がそれを着ているビジュアルこそ最優先で必要でしょうし、Bad Queen の二人に関する情報やコンテンツをもっと掲載するべきでしょう。理想としては彼女たちにこのTシャツを着てダンスしている動画や、レコメンド(推奨)コメントを貰って掲載したいところですよね。

ちょっと調べさせていただきましたが、DANCE@SHOP を運営する株式会社アノマリーさんは、単なるこのアパレルショップを経営する会社ではありませんね。
http://www.anomaly.co.jp/service
各種ダンスイベントを海外も含めて開催されたり、ダンス映像コンテンツの制作からデザイン、ダンサーの育成からプロダンサーの発掘、マネジメント、キャスティングなど正に「ストリートダンス業界」をプロデュースして行くストリートダンス総合企業のようですよね。

そうであれば、なおさら、プロダンサー Bad Queen をプロデュースされるのと同様、そのグッズ、ウェアもこんな自販機的な手抜きではなく、キッチリ、タレントビジネスとしてプロデュースしてから販売に臨むべきだと思います。

具体的には、上記しましたように、タレントさんが着てのパフォーマンスやポーズ、レコメンド、コメントは必須ですし、販売コーナーもただ陳列するのではなく、特設ページとしてフリーページを作り、そこから商品ページに飛ばす工夫も欲しいところですね。

少なくとも3種のTシャツのサムネイルも、Tシャツの柄だけ並べるより彼女たちが着用している下記写真の方をメイン画像にして並べるべきだと思います。
http://www.danceashop.com/data/danceawebshop/product/20130927_012347.jpg
http://www.danceashop.com/data/danceawebshop/product/20130927_f8f060.jpg

河野さんの権限だけでダンサーさんたちにウェアを着せた写真が撮れないなどの事情があることは予想されますが(^^;)、そこをちゃんと総合的に演出、撮影、販売していけるような仕組みづくりも含めて社長と相談して行くことが、河野さん!? のミッションだと思います。

店長のまーくん さんは、本当に経営上の売上げミッションを持った店長さんなのか、ダンスイベントなどで認知度があり、人気を活用したオンラインショップだけのバーチャルな店長なのかは不明ですが、リアルな商売としてのオンラインショップ経営を考えるなら、こういう点こそ重要なことです。

ファッションのお店としての当たり前サービスレベルは必要条件

ここまでは、有名ダンサーのグッズを扱う、どちらかというとタレントグッズショップ的な点を取り上げて来ましたが…

あくまでウェアとして、ファッションアイテムとして着る服ですから、必要最低限、洋服屋さんとしての必要条件は取り揃えておかねばなりません。

先ほどの Bad Queen T-Shirts
http://www.danceashop.com/product/1122
サイズ表記は S M L で着丈、身幅、袖丈 はcm表示されているのですが、ひと言 Men's でも着られることを書けば、男性ファンも購入するかも知れませんし、素材は不明、製造国表示もなし…なのは不親切なだけでなく、お客様の不安を解消できず、購入のブレーキになり得ます。

【DANCE LB-03】MIMI BZフードインナー
http://www.danceashop.com/product/620
個性的なフードに耳のついたタンクトップですが(^^;)、面白い! 可愛い! と購入意欲をそそられても、いざ買おうとなるとサイズ表記もなく、素材も不明…。
数百円なら衝動買いの失敗でもいいというお客様もいるかもしれませんが、4,104円となるとなかなか冒険できないと思います。
洋服屋さんとしての当たり前レベル、忘れていませんか?

カリスマ×Hello Kitty コラボロールボストン
http://www.danceashop.com/product/189
有名な Hello Kitty と ダンサーであり貴店の社長さんでもあるカリスマカンタローさんのコラボ商品。
ウリは カリスマ 模様のTシャツを着たキティちゃんのストラップが付いている点だと思うのですが、肝心のストラップ部分の拡大写真がないのでは、お客様の購入の決断がなかなかできませんよ!

その他、ウェア類に関しては全体的に、アパレルショップとしての最低限な説明レベル(サイズ、素材、製造国など)を再度確認して、情報が不足している商品に関してはできるだけ詳細な情報を掲載していくようにしましょう。

また置き撮りだけで着用写真のない商品も多く見受けられます。着てカッコイイかどうか? が大事なお店なんですから、モデルさんがカッコよく着こなしている、身につけているシーンは必須だと思います。

これは、貴店に限らず、すべてのお店に対して申し上げますが、通販において、写真・映像の手抜きは即、売上げマイナスに繋がります!

言葉で説明しきれないのであれば、1点でも多くの写真を、映像を掲載することでお客様の不安(心理的ハードル)を少なくできるのです!

個人的なお気に入り(笑)

http://www.danceashop.com/product/1056
http://www.danceashop.com/product/1058
このスピーカー内臓型のリュックやバッグのシリーズ。
商品の面白さも去ることながら、紹介動画が最高!
冒頭の2人の入れ替わるダンス!? シーンの楽しさといい、使用感レポートでのサンプルミュージックのチョイスのセンスといい、大爆笑させてもらいました。

MC店長まーくんさんの人柄の良さ、楽しさが良く表れた典型だと思います。ダンサーアイテムはそれぞれのダンサーさんが紹介するのがベストですが、それができないアイテムは、どんどんまーくん店長の紹介動画を撮って掲載し、YouTubeからのリンクでも集客を狙うのはアリだと思います。

ユーザーさんたちのブログや、SNSでの口コミを煽っていけるのも貴店の強みとなり得るので、ぜひまーくん紹介コンテンツは増やしてください。

スマホサイトメインでも良いくらい

申し込み文で
「スマホサイトからの購入数が断然に多いという点が気になっています」とあったのですが、顧客層を考えれば、ほとんどがストリートダンスをやっている若くアクティブな客層でしょうから、当然といえば当然です。

家で机の前に座り込んでパソコンでじっくりネットを楽しむ時間より、街に出かけ、友だちと会ってダンスの練習をしたり喋ったりのライフスタイルの中では、圧倒的にスマホでアクセスする可能性が高いと思いますので、今後はスマホサイトをメインに考えても良いくらいだと思います。

http://www.danceashop.com/phone/
貴店のスマホサイトは、バナーを中心にデザインされており、正直、サイト構成はとても見やすく良い作りだと思います。ダンス動画、店長動画などもスマホとの親和性も良く、基本はバッチリです!

ただ、実際にショッピングとなると今回触れて来ましたように、商品の購入に関しての不安感を拭い去るだけの必要な情報が不十分で、それが購入率を下げていると思われます。

また、集客に関してはスマホの場合は検索対策よりも、いかにユーザー間での口コミ、リンク紹介されるかがポイントですので、ツイッターやFacebookでの紹介されやすさや、LINE でリンクを伝えてもらえるように、動画やカッコイイ写真、音楽の多用などプロデュースに工夫が必要だと思います。

貴社、ダンスイベントサイト、情報サイト、ブログなどからのリンク、紙媒体でのQRコード紹介など、スマホサイトの認知、リンク、アクセス導線の増加も必須です。

総評

ストリートダンス業界の総合プロデュース企業であるアノマリーさんが運営するストリートダンスグッズの専門ショップであるという素性(DNA)の良さがありながら、それを活かしきれずにただ商品を陳列しただけ感が強いお店だという印象です。

もったいない!

これは、ショップ運営、サイト制作スタッフの力量不足というよりも(もちろん通販ショップの運営スキルという点ではそれもありますが)、ダンサーショップとしてのせっかくのコンテンツ(タレントさんであったりダンスイベントの情報や映像であったり)を活かしきれていないプロデュース力不足だといえます。

イベントやダンサーのプロデュースはプロだと思いますが、通販サイトとしてのビジネスプロデュースは手抜きしすぎではないでしょうか…。

アノマリーさんはダンスイベントはもちろんですが、物として形にして売れる元になるコンテンツも実は相当お持ちの企業だと思います。
一度、社長と店長、スタッフで「売れるアイテム」について一緒にブレインストーミングしてみてはいかがでしょうか?
宜しければ、ぜひ、私も参加させていただきたいですね(^^;)

ありきたりなTシャツやウェア、タオルなどタレントグッズを作って自販機的に販売するレベルなら今のままで良いと思いますが、ストリートダンス業界総合プロデュース業の貴社だからこそできる商品やサービスというのも、まだまだ生み出せるポテンシャルを感じます。

今回の「ダメ出し!道場」では、BadQueen や 東京ゲゲゲイジャパニメーションなどの今後に期待されるダンサーさんを知ることもでき、大変楽しく見させていただきました。

ダンサーさんたちと同様、DANCE@SHOP さんの今後に期待したいです!

ダメ出し!道場 登場希望者募集中

皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。 おちゃのこネットの刑部です。

本メルマガの人気No.1コンテンツ、「ダメ出し!道場」。これを楽しみにご覧頂いている方も多いことと想像致します。
太田仙人の診断を無料で受けられる貴重な機会ですので、是非手を上げるお店さんはご連絡下さい。

太田仙人からのメッセージもご覧ください。
http://www.ocnk.net/ocnk_ma/ocnkmagazine_asm185.html#check

皆さんの前でダメ出しされるのは勇気が要りますけど、客観的なアドバイスを貰える機会は貴重なはず。そして、お店の現状に満足されている方はいらっしゃらないはず。
商売人さんには、こういう機会を貪欲に活かして頂きたいです。
実際、ダメ出し道場後にご自身でショップを改善し成果を出されているショップさまも多数ございます!

診断ご希望者は「info@ocnk.net」まで、「『ダメ出し!道場』登場希望」とメールをください。

過去のダメ出し道場は、バックナンバーよりご確認下さい。
>メルマガバックナンバー

さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
今年最後のデザイン道場となりました。
今回のデザイン道場は、今年リリースしたHTML5テンプレート関連のデザイン道場の一覧です。
まだ、HTML5テンプレートをご利用でない方も是非この機会にご覧になってください。


下記以外にも、FAQに色々なカスタマイズ方法を登録しておりますので、ご覧ください。

●HTML5テンプレート-スタイルシート
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=show&cat=281622

●HTML5テンプレート-自由記入欄
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=show&cat=281623

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

スマホ版のヘッダー、フッターについて

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップロードしたスマートフォン版のヘッダー、フッターの表示/非表示機能です。
これまで、スマートフォン版のヘッダー、フッターは非表示に設定できませんでしたが、表示/非表示が設定可能になりました。
また、ご自身でカスタマイズ可能なように自由記入欄を追加しました。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281598&id=1027&artlang=ja


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

Googleアナリティクスの見方

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は、前回ご紹介いたしました「Googleアナリティクスの見方」をご紹介いたします。

まずは、先週のおさらいです。

■Googleアナリティクスとは
Googleアナリティクスとは、Googleが提供している高機能のアクセス解析ツールのことです。
利用料は基本無料で、Googleアカウントさえ持っていれば誰でも利用することができます。

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●サイト全体のアクセス状況を確認しよう
まず一番最初に、「どのくらいの人」が「どういう感じで」サイトを訪問しているのか、全体像を把握しましょう。
WEBサイトの分析は全体像から問題点・詳細を把握していきます。
全体の把握は非常に重要なポイントとなりますので、基礎として身に沁みつかせましょう。

全体の数値はGoogleアナリティクス>ユーザー>サマリーで見ることができます。
右上の日付のタブで、期間を選択することができますので1週間、1か月、1年間など期間を変えて数値の動きがあるかどうか、確認してみましょう。

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●各数値の意味
・セッション:訪問回数を指します。
・ユーザー:Webサイトにアクセスした人数のことです。
例えば、1人が1日で2回サイトを見に来た場合は、セッション数は2ですがユーザー数は1となります。
・ページビュー数:指定期間内でサイト内のページが合計で何回閲覧されたかを示します。
・平均ページビュー数:一人当たり何ページ閲覧したのかを示します。
・平均セッション時間:1回の訪問でどのくらいの時間サイトに滞在したかがわかります。
・直帰率:訪問者が最初の1P以外のページを閲覧せずに離脱した割合です。
・新規セッション:新規訪問のユーザーの割合です。

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●ユーザー属性を見てみよう
その他にも、Googleアナリティクスでは閲覧ユーザーの環境や分布を確認することができます。

・地域
・言語
・デバイス
・OS
・リピート頻度
など

★POINT
・まずはユーザーがどの程度アクセスをしているのか、全体像を把握しよう
・Googleアナリティクスでは、全体の動きだけでなくユーザーの属性を確認することができる

スウェルキャッチサービスでは、Googleアナリティクスの導入や解析についてもご相談をお受けすることが可能です。
ぜひお気軽にご連絡下さいませ。

次回は、「Googleアナリティクスの使い方(初級編)」をご説明いたします。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

散歩しながら写真を撮っていると、地元の人から「そんな田舎の風景を撮って、何が面白いの?」と聞かれます。都会生まれの目からはすべてが素晴らしいのですが、その環境で生まれ育ってしまうと、せっかくの良さが見えないようです。そういうことって、いろいろな場面で言えますね。それでは皆様、よいお年をお迎えください。
(おちゃのこ山崎)

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また、マニュアルもご用意しております。(http://www.ocnk.net/webmanual/

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