「KY」は成功の鍵かもしれませんよ号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

最近は言葉の流行り廃りが激しくて、少し前に一世を風靡した流行語が、あっという間に死語の仲間入りをしていたりします。そういう意味では、2006年ころに流行り始めた「KY」すなわち「空気を読めない(人)」という言葉もかなり古く感じますね。

ただ、この「KY」が単なる流行語と違うのは、日本社会の特徴を如実に表している点です。日本人および日本社会は「同調圧力」が非常に強く、「言われなくても周囲の人と同じような行動を取ること」が暗黙のうちに強制されている面があります。だからこそ、「KY」が流行語になったわけです。

たとえばアメリカやヨーロッパだったら、「KY」は特別なことではなくて、むしろ当たり前でしょう。説明しなければわからない、主張しなければわかってもらえない社会だからです。世界的に見ても、日本のような「黙っていてもわかってもらえる社会」は特殊といえます。

だからこそ、日本社会で成功する人や企業が、国際舞台でつまずいてしまうケースが多いわけです。国際的に成功するためには、むしろ「KY」であったほうがいいのかもしれません。

今回の「オススメ参考書」では、そのあたりのことを考察した本を取り上げてみました。

楽天ID決済とは、楽天会員IDに紐づく楽天スーパーポイントとクレジットカードで決済ができる「安心・簡単・お得」なサービスです。
好評につき初期・月額費用を「無料」に料金改定を致しましたので、是非お気軽にお問い合わせください!
http://checkout.rakuten.co.jp/biz/campaign/ocnk/index.html

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

同調圧力にだまされない変わり者が社会を変える。

池田清彦・著 大和書房・刊

1,400円 (税別)

書籍のカバーといえば、ツルツルの表面加工がなされたカラー印刷が定番ですが、本書はクラフト紙に2色印刷のカバーで、ツルツルなのは帯だけ。なかなかユニークな装丁です。ちなみに、書籍カバーや雑誌の表紙に使われるツルツルの表面加工のことを、業界では「PP貼り」と呼びます。ポリプロピレンの薄いフィルムを圧着するからです。

なぜPP貼りをするかといえば、見た目が豪華になるだけでなく、書店店頭での汚れをつきにくくするため。とくに書籍は返品と再出荷を繰り返しますから、汚れにくいほうが好都合なのです。返品された本は出版社の倉庫で検品され、カバーが汚れたり破れていたりした場合は取り替えて再出荷にそなえます。そのために、カバーや帯は余分に印刷してストックしておくのがセオリーです。

では本書はなぜPP貼りをせずに、クラフト紙のざらっとした質感のままのカバーにしているのか。正確なところは大和書房に聞いてみなければわかりませんが、おそらくは書店店頭での差別化を図るためでしょう。まわりの本がみなPP貼りでツルツルのカバーなのに、ひとつだけ生地そのままのクラフト紙のカバーがあれば、かなり目立ちます。

そして帯には「ちょっとぐらい『変』なほうが生きやすい!」というコピー。タイトルと同じく、本書は造本も「変わり者」を狙っているのでしょう。では、その内容を見ていきましょう。

まずは「まえがき」の冒頭を引用します。
3.11以降この国のシステムは、グローバル資本主義という名の怪物に席巻されて、大方の国民は徐々に貧困に追いやられ、富は一部の階級に集中しつつある。大手新聞やテレビのキー局といったマスコミへの言論統制はすさまじく、多くの国民の耳に届く情報は政権により統制されたものばかりといった有様である。国民の多くは、政権とマスコミの甘言に騙されているのだろうか。自分たちを窮地に追い込む政権を支持しているようにみえる。本書は、なぜそうなるのか、そこから抜け出すにはどうすればよいかを、読者とともに考えようとの趣旨で書いたものだ。

続けて著者は、次のように述べています。
マジョリティとマイノリティを比較すると、マジョリティのほうがメリットが大きい。民主主義は多数決をむねとする政治制度だから、マジョリティに属していたほうが、法律上の優遇措置を受けやすいからだ。しかし、個人はマジョリティのほうが有利だが、社会全体ではそうではない。社会全体が同じ意見の人ばかりというのはむしろ危険だ。イエスマンに徹すれば会社では出世できるが、イエスマンばかりの会社はやがて倒産する。

人類の歴史を振り返れば、社会の未来を切り開いてきたのは常にマイノリティである。新しいことを始めるマイノリティがいなければ科学技術は発達しなかったし、人類社会の進歩もなかった。だから社会や組織はマイノリティを排除しないことが生き残るために有利になる。そのためには、たとえ理解できなくても他人の行動を自由にさせておく必要がある。そうでないと民主主義は簡単にマジョリティがマイノリティを抑圧する制度に転落してしまう。

それでは、目次を紹介していきましょう。
第1章 同調圧力は生物の宿命である
第2章 変人だけがイノベーションを起こす
第3章 気がつけば同調圧力ばかり
第4章 同調圧力なんて怖くないから言わせてもらうと

第1章の見出しは、こんなふうになっています。
・生物が群れるのは生き残るため
・人間以外の動物は親を大切にしない
・同調圧力が天下を分けた
・人はなぜ悪口を言うのか
・喉にモチをつまらせ死ぬのは人間だけ
・言葉以外のコミュニケーション
・ミラーニューロンとポルノ
・真似は高等動物のなせる技
・サル山のボスになるためには
・そもそも人間は不平等
・「バカが嫌い」と言って何が悪い

ここではムラ社会特有のメカニズムである「同調圧力」を、その起源までさかのぼって解説しています。生物は生き残るために群れを作ることを選び、人間もそれを受け継いでいること、したがって「同調圧力」は生物としての「本能」であることが語られます。

群れの中で生活していると、その群れの中で上位にいられるかどうかで、生活の質が決まります。自分よりも上位の者を貶めれば、相対的に自分が上位に浮上できる。「悪口」はそこから生まれたものだと著者は言います。ただし、「悪口」が有効なのは群れが限られた大きさである場合までで、現代のネット社会のような規模だと、いくら2ちゃんねるで匿名の悪口を書き並べても、自身の地位向上には役立ちません。「むしろ本名で意見を発表したほうが浮上のチャンスがある」と著者は言っています。

「モチ」の項目は、「同調圧力」と直接の関係はありませんが、なかなか面白い考察です。ヒトとチンパンジーのDNAは99%同じものだそうですが、わずかな違いが両者を分けています。たとえばチンパンジーは喉頭が高い位置にあるために肺から吐いた息を口から強く出すことができず、人間のような言葉を話すことができません。人間は喉頭が低い位置にあるためにしゃべれるようになったわけですが、その代わりに誤嚥性肺炎にかかったり、モチを喉につまらせて死ぬリスクを取らなければならなくなりました。

第2章の見出しは、次のようになっています。
・なぜ牛は食べても良くて、犬は食べないのか
・人間は何でも食べるから繁栄できた
・地球上で最も広い生息域をもつ動物は人間
・人間社会に必要だったシャーマン
・超越的な存在を信じるのは脳のクセ
・独学のススメ
・誰も予測できないからイノベーションが起こる
・変人が文化を作る
・「感動物語のナルシシズム」にだまされてはいけない
・サルと人間も恋に落ちる

この章で著者はヒトという生物が地球上で繁栄した理由について語っています。「悪食だから繁栄できた」「好奇心旺盛で冒険心に富んでいたから繁栄できた」というわけですが、そうなった理由は「脳が大きかったから」。考える必要ができたから脳が大きくなったのではなく、たまたま脳が大きくなってしまい、それに合わせて考えるようになったというのが人間の発達史です。

そして著者は、天才と統合失調症の関係にも言及しています。人類の歴史を変えるような偉大な仕事をした天才たちの多くが統合失調症であったことから、古代に「シャーマン」と呼ばれていた人々が統合失調症であったのではないかと推理しています。

異端者たちが生み出す新しい価値を、凡人は理解できません。したがって、凡人が仕切っている組織からはイノベーションは生まれにくくなります。著者は次のような例を挙げています。「文科省が国立大学を独立法人化して、研究資金の傾斜配分を強め始めた2004年を境に、日本の科学の論文生産力が落ちだしたのはその何よりの証拠である」

第3章の見出しは次のようになっています。
・実は危ない安全主義
・全体責任は無責任
・金がモノ言う学者の世界
・成果主義が潰す独創的な研究
・名門都立の学力低下は役人のせい
・「中間の意見」がなくなる仕組み
・多数決は少数意見の抹殺装置
・“悪者”を作りたがる人たち
・バッシング、みんなですれば怖くない
・暴動を起こさない日本人

続けて第4章の見出しも挙げておきましょう。
・民主主義と同調圧力
・ナショナリズムが生まれる原点
・首相は国益を考えろ
・アメリカの51番目の州になる日
・特攻隊に志願したのは同調圧力に負けたから
・核兵器と原発、どちらが安全か
・戦争とエネルギー自給率
・原発のはかない夢
・藻類が日本を救う
・寝た子を起こした尖閣と竹島
・グローバル資本主義に叩き売りされる日本
・地球温暖化より恐ろしい地球寒冷化

紹介が最後になりましたが、著者は生物学者で早稲田大学国際教養学部教授。1947年生まれで『他人と深く関わらずに生きるには』『生物学の「ウソ」と「ホント」』(新潮社)『環境問題のウソ』(筑摩書房)などの著書があります。

「あとがき」の最後で、著者は読者に次のように語りかけています。引用します。
そうならないためには、国民も政府も金を儲けることが最大の目的で、そのために一致団結して頑張ろうといった旧来の社会モデルにしがみつくのをやめる必要がある。人々が同調圧力に絡め取られて、政権があらぬ方向に走り出す原因の一つは、金がなければ大変なことになるという国民の焦りと恐怖なのだ。しかし、エネルギーと資源と人口が、今後も右肩上がりに伸び続けることはあり得ず、グローバル資本主義はいずれデッドロックに乗り上げるだろう。これからの世の中、そうなる前に、なるべく早く旧来の経済モデルから抜け出した社会が、最大多数の、最大幸福を実現することになるだろう。人々に幸福をもたらすのは、結局は金ではなくて、その人に固有の時間の使い方なのだ、ということを多くの人が理解して、人々の個性と多様性を尊重する社会が来ることを願うや切である。

著者の縦横無尽な思考の切り口に感心しながら、あっという間に読み終えることのできる「生き方の参考書」です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

梅雨の最中…皆さんご無事ですか?

毎日のようにニュースで豪雨災害や地震、火山の噴火と、自然の神様たちが暴れているようですが…

おちゃのこネットユーザーの皆さんは全国津々浦々にいらっしゃいますので、ご無事だろうかと心配しております。

私の地元でも、何度もすごい雷雨が突然訪れて、いい年超えたおっさんも、不安を通り越して恐怖を感じるほどです。

異常気象、異常気象と言い続けてもう何年になるでしょうか?
そろそろ、これが通常気象になってきたと思うべきなのかもしれませんね。

さて今回は、「ダメ出し!道場」の応募店舗がなかったので、私の自由気ままなコラムとさせていただきます(^^;)

テーマは「商品企画の発想ヒント」

マーケティングだSEOだと売り方に関するHow Toを扱った書物や記事はあちこちに山ほどあるのですが、商品アイデアに関して述べたモノってホント少ないんですよね。

まぁ業種や品種が違うとなかなか応用しにくく難しいですし、そもそも商品企画のノウハウそのものが個々の企業・お店の企業秘密ですからね!

でも、その考え方やヒントの共通項はきっとあると思いますし、従来メーカーではない仕入れ販売をしていた小売店も、商品企画をして差別化をしていかなければ、安売り競争で消耗していくのが見えています。

オリジナル商品を産み出し、高い粗利が取れるようになったお店がネットの中でも生き残ってきたのが、私どもが過去17~18年間ネット通販の世界を見てきた感想です。

今回は誰もに馴染みのある身近な食品やスーパー、飲食店などの例で、商品企画の考え方を話してみたいと思います!
お気楽にごゆるりとお読みください…(^-^)

ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

さて、梅雨の話で続けますが…6月は旧暦では水無月と呼びます。なぜ雨の多い6月が水の無い月なのでしょうかね? 素朴な疑問…

はい、早速ググッて(Google検索して)みました(笑)

なるほど!! 旧暦の6月は今の新暦では7月頃なんですね。
つまり昔の6月(水無月)はもう梅雨が明けてカンカン照りの晴れ続きで、真夏に向かってカラカラに乾いていくころだったから水無月なんですね~!

また旧暦の梅雨時は5月で別名は皐月(さつき)と書きますが、日本書紀ではそのまま五月と書いて「さつき」と読んでいたようです(余談)。

五月雨と書いて「さみだれ」と読みますが、これが正に梅雨どきの雨のことだったんですね。現代だと「六月雨」と書くべきか!?(^^;)

今では5月のスカッとした晴天を示す「五月晴れ」(さつきばれ)という言葉も、本来は「梅雨の間の晴れ間」という意味だったとか。

「梅雨」というのも梅の花の咲く季節でもないのに…なぜ? と思って調べてみると…
どうやら花ではなく梅の実が実る季節の意味のようですね。

このような日本の季節を示す風情のある言葉も、この異常な!? 日常気象!? によってだんだんと意味不明な言葉になりつつありますし、自然の少ない都会では、こうした季節感も感じにくくなっているのが残念ですね。

しかしながら! 我ら商売人たちこそが、一生懸命にこうした季節感を守ろうと頑張っています!

例えば今の季節だと、都会でもスーパーマーケットや商店街の八百屋さんに行けば、青梅と漬け樽に赤紫蘇の葉や塩とか、らっきょうとらっきょう酢、新生姜としょうが酢が並べて売られていたり。梅酒用の大きめのガラス瓶とホワイトリカーを勧めるコーナーが作られていたりするのを見ると、季節感を感じますね!

ウチも昔は祖母がこの時期になると梅干や梅酒、新生姜やらっきょう漬けの仕込みをしてくれていたのを思い出します(^^;)

現代のお店では商売のため、売上げのためという多少不純な動機かもしれませんが、お客様に季節感を伝えて旬の食材を気づかせてあげることで、それらを使った伝統食を作ったり食べたりする習慣を伝え守っていることは、商売人の多少なりとも歴史や文化への貢献かもしれませんね。(^-^)

ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

あるスーパーで実際に見かけた提案です。

おそらくはらっきょうも梅干も漬けないであろう最近の若い主婦層への提案として、らっきょう酢や梅酢を使ったピクルス作りの提案をしていました。(「私は漬けるわ!」という若い奥様方、すみません(^^;))

パプリカやセロリ、カリフラワーやしめじ、マッシュルームなども入れて、らっきょう酢にスパイスを加えてガラスボトルに漬け込めば、見た目にもカラフルでおしゃれで、若い夫婦のワインや洋食の食生活にも合うピクルス漬けの提案ができました!

らっきょうを買わない主婦もらっきょう酢とボトル、いろいろな野菜とスパイスに、ついでにピクルスに合うワインまで買って行くかもしれません!

こうした提案で、なかったはずの販売・売上げを確実に作っていますよね!

らっきょう酢とピクルスの漬け酢の成分味付けは、確かに似ていますからね! あとは「スパイスを加えればピクルスに!」という目の付けどころが素晴らしい!

また、この新商品企画において注目すべきは、「リスクの少なさ」です。
新たな在庫投資をほとんどすることなく、店内にある既存の商材の組み合わせで新たな売上げを作り出そうとしているところですね。

あえて言えば、ピクルス向きのスパイスの発注をして在庫を少し多めにしておくことくらいでしょうか? でもスパイスは賞味期限も長く、不良在庫化しにくい商材ですから、リスクも少ないですよね。

既存商品の組み合わせと加工提案で新商品を産み出す! アイデアの一例でした。

昔からある定番当たり前の商品も一工夫で新商品!

梅雨前の4~5月や梅雨明けの7月には、遠足やピクニックなど子供さんがいる家庭ではお弁当作りでお母さんたちが四苦八苦!?

昔に比べて需要が少なくなってきたといわれる「海苔」ですが、この季節はお弁当という活躍の場が賑わうようです!

最近は、ただ海苔でおにぎりを巻く、というような使い方ではなく、キャラ弁(キャラクター弁当)といって海苔や野菜などを細かくカットして、いろいろなアニメなどのキャラクターの絵を描くお弁当が流行っているのは皆さんもご存知かと思います。

ご存知ない方は「キャラ弁」で画像検索してみてください。
https://goo.gl/FvgMHc
もはや芸術! といえるような素晴らしい作品が見られます(^^;)

最初はハサミやカッターナイフで器用に細かくカットしていたお母さんたちをターゲットに、最近では海苔を挟んでポンと押すだけで絵柄が抜ける海苔カッターや海苔パンチなる調理器具? があれこれ開発されて…百円ショップなどでも手に入るようになってきています。

コーヒー売り場に紙フィルター、野菜コーナーにドレッシング、お肉売り場にステーキソースや焼肉のタレなどを提案販売するのはもはや当たり前に見かけますが…

まだスーパーの海苔コーナーで海苔パンチ、カッターを売っているのは見かけたことがありませんね(^^;)
海苔コーナーでこんな提案販売すれば、海苔の売上げもアップできるかもしれませんね!
──────────────────────────────
また海苔のカットといっても、こんなハイテク豪華なカットをして成功した事例もあるようです…
↓↓↓↓↓
茨城県大洗市の老舗の家族経営の海苔問屋である海野海苔店さんでは、海苔にレーザー加工機で細やかな和柄のカットを施したところ、なんとグッドデザイン賞をはじめ、海外でのデザイン展などで多くの受賞をしたそうです!
http://www.g-mark.org/award/describe/38521

自社サイトでは通常大判海苔が10枚(1畳分)で400円で(つまり1枚なら40円ですが、原価は20円程度でしょうか!?)販売している海苔が、もっと小さいサイズにして微細な模様を切り抜くことで、1枚なんと850円で販売!

それでも世界中から注文が殺到し、生産が追いつかないんだとか。
粗利率いったいどれだけなんでしょうか!?(^^;)

日本中どこにでもある、何百年も前から販売されているあまりに当たり前の食材である「海苔」を、アイデアと工夫一つでここまで価値を高めて、しかも海外にまで販売できるとは!…正に目からウロコですね!

自分で考えられなければ探してパクレばいい!?(笑)

では海苔つながりで次は「おにぎり」です!(^^;)

西日本では「おにぎり」東日本では「おむすび」と呼ばれる方が多いようですが、今は全国区でどちらでも通じますね(^^;)

余談ですが、ちょっとググって受け売りのウンチクを。

稲作の始まった弥生時代の遺跡からは握られたお米の塊が出ており、おにぎりのルーツでは? とか…
おにぎりは既に稲作とともにあったんですねぇ!

「おにぎり」という言葉は「握り飯」からきているようですが、「おむすび」の語源は…日本の神話(古事記、日本書紀)の中で最初に登場してこの世の中を産み出したとされる造化三神という3柱の神様のうち2柱が(神様は人ではなく柱と数える)タカミムスビの神とカミムスビの神という神様です。漢字で「ムスビ」の部分は「産霊」と書いて「産み出す・創り出す」を意味する言葉なんですね!

男女の「むすび」も象徴しているので、そこから「縁結び」とも繋がるとても縁起の良い言葉なんです!

そういう意味で「おむすび」=「おにぎり」はとても縁起の良い食べ物ということなんですね!!(^^;)

さてさて、余談はこのくらいにして…商品アイデアの本題に!

このおにぎりが…最近ではエライことになってるんだそうです!

まずは 「おにぎらず」って言葉で画像検索してみてください!(笑)
https://goo.gl/EaZ5GR

「おにぎらず」!? なんじゃそりゃ!? ( °◇°)?

なんと海苔でご飯と具材を包むまではおにぎり・おむすびと同じなんですが…包んでからあえて握らずに、平べったく押して形を整えたら包丁でカットするという…

断面から中のカラフルな具材が見えて、並べてお弁当箱に詰めれば、まるでお米で作ったサンドイッチのように…キレイでおしゃれな今風の「フィンガーフード」(手でつまんで食べられる食品)になるんです!

どうやらこの「おにぎらず」が密かなブームになっているようなんです!

「おにぎらず」とはまったく!シャレの利いたネーミングです!(笑)

料理の有名レシピサイト「CookPad」でも、「おにぎらず」レシピがたくさん!
色とりどりのさまざまな具材で、なんとカラフルで美味しそうな「おにぎらず」が1000レシピ以上も登録されています!

はい、ここから本題の本質です!「おにぎらず」!

誰でも作れるメニューではありますが、まだどこのコンビニにもお弁当屋さんにも並んでないようですし、「おにぎらず」専門店さんもまだ見かけたことはないですよね!(あったら素晴らしい!)

情報に敏感な飲食店ではすでに「おにぎらずメニュー」を出しているお店もあるようですが…まだまだ今なら具材やレシピ次第では「おしゃれでセンスのあるお店!」と評価されますね!

でも「おにぎらず」という言葉は、著作権も商標権も取られてはいないようです…名前はひょっとしたら商標権が取れるかもしれませんが、ご飯と海苔で具材を包んだ食品としてはおにぎり・おむすびの範疇ですし、すでにレシピサイトなどで一般名称として使われているので、誰かに権利を主張されるなんてこともされにくいと思います。(そんな酷い企業がいたらかえってマイナスイメージですしね!)

要するにこのアイデア、誰でもパクって、いや、利用させていただいて(笑)問題ないと思います!

あとはレシピと調理法やパッケージ、盛り付けなどのオリジナリティを出せば、もはや貴店の新商品!(^^;)

どこかのコンビニが目を付けたらむしろ追い風で大ブレーク間違いなし!? ですね!

…と思っていたらすでに「おにぎらず」専用海苔を作っているメーカーさんを発見しました。素早い!
http://www.hamaotome.co.jp/onigirazu/

「おにぎらず」を知って検索した人がこの会社や商品を見つける可能性は、ただの「海苔」で検索する人よりも高いですよね!

さて「おにぎらず」の例はヒットを保証するものでもパクれといっているわけでもなく、大事なのはこうしたネット上での密かなプチブームにも新商品企画のヒントやアイデアがいくらでもある! ということです!

皆さんの業種、商品関連でのユーザー、一般消費者さんたち発信の情報を、今一度チェックしてみてください! 面白いアイデアから密かなブームが起こっているかもしれませんよ!

皆さんも、これを読んだらぜひ「おにぎらず」を作って食べながら、新商品のアイデアを「おむすび」(産み出して)みてくださいね!(^^;)

ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

今回は 季節感の話題から、身近で馴染みのある食品、食材をネタに商品案の考え方の例をいくつか示してみましたが…

異業種のお店では、「そんな簡単に思いつかないよぉ~」と思われているかもしれません…

貴社・貴店の特徴や強みを生かした商品企画・アイデア出しのお手伝いも、私の得意とするところです! 「ダメ出し!道場」で公開で相談はちょっと…と思われるお店は個別に相談会でブレストしましょう!

「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて個別にご連絡ください。( info@style-e.com 太田まで)

また、「ダメ出し!道場」でも、従来通りのホームページの「ダメ出し」だけでなく、今後はお店の商品やサービスについての注文~購入を通じたリアルダメ出しも行っていこうと思っています。

ただ、予算や手間の関係で家具などの大きなモノや高価なモノはお試し購入ができないかもしれませんが…「ホームページだけでなく商品やサービスも見てほしい!」というお店さんは奮ってこちらまでご応募ください!
↓↓↓↓↓
info@ocnk.net
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また従来通りの「ダメ出し!道場」応募もお待ちしております!

応募の際、見てほしい点、相談したい点などありましたら、できるだけ具体的に書いていただいたほうがより有意義なダメ出しができますので、ヨロシクお願いします!

ダメ出し!道場 登場希望者募集中

皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。 おちゃのこネットの刑部です。

本メルマガの人気No.1コンテンツ、「ダメ出し!道場」のご愛読ありがとうございます。

さて、通常のダメ出し道場ですが、現在ですとお待ちいただくことなく診断できます。
太田仙人の診断を無料で受けられる貴重な機会ですので、是非手を上げるお店さんはご連絡下さい。

皆さんの前でダメ出しされるのは勇気が要りますけど、客観的なアドバイスを貰える機会は貴重なはず。そして、お店の現状に満足されている方はいらっしゃらないはず。
商売人さんには、こういう機会を貪欲に活かして頂きたいです。
実際、ダメ出し道場後にご自身でショップを改善し成果を出されているショップさまも多数ございます!

診断ご希望者は「info@ocnk.net」まで、「『ダメ出し!道場』登場希望」とメールをください。

●リアルダメ出し道場について
リアルダメ出し道場についても、募集をさせていただきます。
まずは、1店舗のみ募集させていただき、応募後、太田仙人、弊社にて審査させていただきます。

診断ご希望者は「info@ocnk.net」まで、「『リアルダメ出し!道場』登場希望」とメールをください。

過去のダメ出し道場は、バックナンバーよりご確認下さい。
>メルマガバックナンバー

さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、HTML5テンプレートの商品一覧の商品写真にドロップシャドウを付ける方法をご紹介します。





スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。


.item_data .global_photo img,
.other_photo .global_photo img {
box-shadow: 1px 1px 2px rgba(0,0,0,0.3);
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

希望小売価格について

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップロードした希望小売価格の設定についてです。

バリエーションごとの販売価格設定は可能でしたが、希望小売価格の設定はできませんでした。
今回の改良で、希望小売価格についてもバリエーションごとに設定が可能になりました。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281576&id=1078&artlang=ja



FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

繊維用品を取り扱う場合のサイトノウハウ

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今ページでは、EC通販サイトを運営する際にサイトを活性化させるためのノウハウを、取り扱う商品ごとのジャンルにわけて説明させて頂きます。
今回は「繊維用品編」です。

■繊維用品を取り扱う場合のサイトノウハウ
繊維用品と言えば衣服はもちろん、布団や綿、絹など、日常的に利用するものから高級品まで、様々な衣類がそれに当てはまります。

これらの商品を取り扱う際に必要なのは、サイト作りだけではありません。ネットショッピングでこれらを求める対象は、何よりも品質にこだわるか、持ち運びの必要がない利便性を求めているかの2種類が大半だからです。近所の店舗では手に入らないから、ECサイトを利用するのです。あるいは、安さを求めて利用するケースもありますが、これも同様で、細かいサイトの見やすさよりは、スペックや値段を注視している場合がほとんどです。

求められているのは、品質管理のアピールと、値段、送料などの金銭的な貢献となります。これらは大きく記載するようにしましょう。

スペックが重要だと言いましたが、それらを管理するためには、非常に細やかな商品管理が要求されます。
まず、綿や糸、またはそれらを用いた商品は実にデリケートです。例えば落としただけで使い物にならなくなってしまいますし、何か異物に引っかかっただけでも不良品と判定され、発送することが難しくなってしまいます。あるいは、商品の値段そのものを下げなければいけない事態にもなります。これでは、儲けを得ることができなくなってしまいますね。

繊細な業務が求められることは当然のこととなります。具体的には、保存する際には湿気を避けなければいけませんし、運搬に関して言えば、他カテゴリと比べて特に注意を払わなければいけません。
更にその中で、色や種類なども細かく分類されることになるので、倉庫自体の広い面積も必要となるでしょう。また、それに伴いスタッフの専門知識と素早い対応も求められます。

アパレル関連と似た分野ではありますが、こちらは完成した服飾品よりも、むしろそれを作るための素材にたいしても多くの需要があります。

場合によってはアパレル業者と提携するような場合もあり、そうなると大量発注に備え、一度に大量の在庫をそろえておく必要が出てきます。
流行色をあらかじめ抑えて多めに確保したり、繊維用品と合わせて専門用具を取り扱ったりすれば、業者へのニーズに応えることに繋がり、定期的に安定した収入を得ることが期待できるでしょう。

★POINT
・商品を求めるニーズに合わせ、「品質」「値段」「送料などの負担額」の記載を明確にすること
・品質を保つために、保存場所の管理を徹底し、倉庫選びも慎重に行うこと
・流行色や流行コーディネートの情報を敏感に察知し、奥の在庫をそろえること
・素材を取り扱うことができれば、専門業者と提携し、安定した収入を得ることに繋がる

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一にSEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

最近は出先での仕事にiPadとワイヤレスキーボードを使っているのですが、先日、ある編集者に「ノートパソコンも買えないのですか」と哀れみの目で見られてしまいました。先端的な生き方は、なかなか大変です。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(http://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
http://blog.ocnk.net/blog/

■おちゃのこネットFacebook
http://www.facebook.com/ocnk.net
■mixi
【おちゃのこネットコミュニティ】
http://mixi.jp/view_community.pl?id=934055

■おちゃのこネット公式twitter
http://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
【garitto】http://www.garitto.com/
【オートステップメール】http://www.autostepmail.com/

■受信の停止は、最末尾のURLをクリックしてください。

■お問い合わせ
ご質問・ご意見・ご感想等のある方は下記フォームからお願い致します。(https://www.ocnk.net/contact/index.php

■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(http://www.ocnk.net/company/privacy.php

発行:おちゃのこネット株式会社

〒651-0096 神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸14F

mail:info@ocnk.net

Copyright (C) 2004-2015 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.