やっと夏が戻って来た感じです。暑いですね!

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

迷走台風や秋雨前線みたいな長雨など、8月とは思えない陽気が続きました。そして今週、やっと夏復活! といってもお盆休みももう終わり、社会人の方々は炎天下で仕事をしなければなりません。くれぐれも熱中症にはご注意くださいね。

昔は熱中症という言葉がなく、日射病と呼ばれていました。野外で直射日光に長時間当たったことが原因で起こる体調不良を指したものです。私たちが子どものころは、夏休みに外で遊ぶときは、必ず麦わら帽子をかぶせられました。

その次に、熱射病という言葉を知るようになりました。日光に当たらなくても、高温多湿の環境下に長時間いると体調不良になることがわかってきたからです。熱射病は今では重症の熱中症に分類されています。

現在使われている熱中症は、日射病や熱射病を包括した病名です。熱中症のうち、日光に当たって発症すればかつての日射病、救急搬送しなければならない重症のものはかつての熱射病ということです。

あまり知られていませんが、救急搬送を要する重度の熱中症(Ⅲ度というそうです)は死亡率が30%もあります。死に至らなくても、脳障害、腎障害などの後遺症が残ることもあり、甘く見ていると大変です。

日本では毎年5万件以上の重度熱中症による救急搬送があります。そしてその数は年々増えているといいます。高齢者は環境の変化に気がつきにくくなるので、自室で熱中症を起こすことが多くなります。実際、年齢分布を調べてみると、熱中症患者の半数以上が65歳より上のお年寄りです。

ところで、ペットにも熱中症があるのをご存じですか? 特に散歩をする犬は地面からの距離が近いため、暑い日の舗装路面が要注意だとか。「健康のため」と思って病気になったら、つまらないですね。

熱中症は睡眠不足だと発症しやすいそうです。夏場は睡眠不足に注意が必要ということですね。

伝統の皮革工芸品でお客様を魅了し続ける、文庫屋「大関」

文庫屋「大関」

創業以来90年間皮革工芸品を作り続ける、文庫屋「大関」さん。
東京スカイツリーの足元、東京都墨田区にある工房を訪ね、店主田中さんにお話を聞きました。

文庫屋というと皮革工芸品とは違うイメージを持つのですが?

そうですね、よく誤解されます。
もともと書籍や手回りの貴重品を入れる手箱のことを、昔は「文庫箱」と呼んでいたんです。
最初は木箱だったのですが、鞣 (なめ)し技術の向上で革を貼るようになり、高級感を出すためにさまざまな装飾をするようになりました。その結果、文庫箱といえば革で装飾された物を指すようになったわけです。
さらに、その革で作成した小物も文庫革と呼ぶようになりました。
こうした歴史にちなんで、文庫屋「大関」という屋号を名乗っております。

歴史がありそうですね。

今年(2017年)で、創業90周年となります。
文庫革は、播州姫路の地場工芸であった姫路革細工が元になっていまして、江戸時代に姫路から持ち込まれた物が独自の発展を遂げて、当店の文庫革となりました。
横浜で修行していた祖父が墨田区に開業したのが始まりで、今は3代目の私が受け継いでいます。

昔から小売りはされていたのでしょうか?

元々は製造を中心におこない、卸中心で商売をしていました。
しかし特殊な商品なので、問屋さんに卸しているだけでは、購入者にはなかなか商品の魅力が伝わりにくいんです。
文庫革の魅力を伝えることができるのは、製造している職人の私達が一番ですので。
そこで直販を増やしていこうと考えました。
ネット通販であれば実店舗を開く必要もなく始められるので、2000年頃にネットショップを立ち上げました。

いつ頃からおちゃのこネットを利用されたのでしょうか?

最初はモールに出店していたのですが、2007年頃に本店向けのネットショップを本格的に始めたいと思い、いろいろと調査していたところ、おちゃのこネットを見つけました。
コストパフォーマンスがよく、高機能で、使い勝手もシンプルでしたので、すぐに採用しました。

「おちゃのこネットは、1000万円以上売るためには機能が揃っていない」などという人もいますが、まったくそんなことはないですね。十分に必要な機能が揃っています。
ですから今でも、ネットショップをやりたいという方には、おちゃのこネットをオススメしています。

何人ぐらいでネットショップを運営されているのでしょうか?

今は、ネットショップ担当が3名で運営をおこなっています。
受注・お問い合わせ対応で2名、ページ作りで1名ですね。
当店は1人2役の体制をとっていますので、ネットショップ担当の人も他に店頭の販売をおこなったりして、別のこともできるようにしています。
そうすることで、1人が休んでも他の人がネットショップを更新できる環境をつくっています。

ネットショップで商品を伝えるために工夫されている点は?

商品画像をキレイに見せることに力を入れています。
一時期、リスティング広告をしていたのですが、反応が悪く広告をやめようと考えました。
しかし画像系の広告に変更したところ、反応がよかったんです。
これは、お客様が商品画像に注目しているということだなと思い、商品画像にこだわろうと考えました。

プロの方が撮影されているのでしょうか?

撮影は、すべて自社のスタッフでおこなっています。
撮影用のボックスを使いまして、新商品が出るタイミングでまとめて撮影しています。
必ずサイズ感、使ったときのイメージが伝わる商品画像を入れています。
ネットショップですと、どうしても手に取れないですから、細かいところまで伝えようと気を配って撮影しています。

それでも、「実物の方がよかった」とお褒めのお言葉をいただきます。

おちゃのこネットは、商品画像をたくさん掲載できるのが嬉しいところです。
商品1点につき2~3枚の掲載では、商品の魅力を伝えきることができませんから。最低10枚ぐらいは載せたいですね。

最近は、動画も活用されているようですね

動画は最近始めてみました。
テキストや写真を使って説明するよりも、動画で使い方を説明するほうが機能を伝えやすいと考えています。
実際に財布を開いてお金や小銭を取り出すところを撮影することで、使う人がイメージしやすいようにしています。
商品によっては使い勝手にこだわっている部分もあるので、そこを動画で重点的に見せています。

動画は、どこにアップロードされているのでしょうか?

YouTubeにアップロードして、ネットショップのトップに貼り付けています。
YouTubeからの流入も見込めるので、SEO対策にもなると考えています。

実店舗もお持ちなのですね

5年前に実店舗をオープンしました。
浅草寺の近く、仲見世通りから一本裏の路地に入ったところにあります。

旅行者が多い場所ですので、実店舗で実物をご覧いただいて、その後ネットで注文をいただくことも多いです。
実店舗からネットへ、ネットから実店舗へと双方に誘導できるのが実店舗を持つメリットです。
ネットだけでは不安という方も一定数はいらっしゃいますので。

ネットショップの中で、予約会というのが目に付いたのですが

当店では受注生産はおこなっていないのですが、その代わりになるのが予約会です。
予約会は毎月おこなっていまして、商品の色柄を選ぶことができる商品を数アイテムご用意して、ヘビーユーザーのお客様に満足していただいています。
予約会の商品は3ヶ月後に納品という余裕を設けていますので、通常の製造ラインに載せることができます。これにより、職人さんの負担にならないようにしています。
リピーターになってくださっているお客様の中には、商品をコレクションしている方もいらっしゃいます。
そういった、既存の商品を買い尽くされているようなお客様にも満足していただける商品作りを常に考えています。
また、お客様の意見を取り入れた商品改良もおこなっています。すぐに実現できそうなことは、すぐ取り入れるといったスピード感を大事にしています。
そのために、職人さんと一体感を持って、商品作りをおこなっています。

今後の展開はどのように考えてらっしゃいますか?

実店舗を増やそうと考えています。
まだ、場所は言えませんが、商品にふさわしい場所を選定しているところです。

戦前はアメリカにもオリエンタルな商品として輸出していたそうですので、海外向けの販売も考えています。
海外の方に気に入ってもらえる商品だと思っていますので、挑戦してみたいですね。

職人さんの立場から見ると、良い物が売れないと技術が継承されません。売れない技術を身につけても食べていけないからです。
売れないと、開発もできず、新しいこともできません。何もできなくなってしまいます。
そういう悪循環に陥らないように、良い物を作り、それがきちんと売れていく環境作りを進めていきたいと日々動いています。

EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

オンラインショップを運営している皆さんなら、
「ベネフィット」という言葉はご存知でしょうね?

ベネフィットとは直訳すれば「利益」ですが、
「現金の儲け」というような意味合いよりも、
「それによってもたらされる恩恵」といったニュアンスです。

いわゆる「客が欲しているのは商品ではなくベネフィットだ!」という理論ですね。

マーケティングをかじった方なら「そんな話は知ってるよ!」
とおっしゃるかも知れません。

有名な例としては、
「本当に顧客が欲しいと思っているのはドリルではなく穴」
というやつですね。他にも例をあげれば、

本当に顧客が欲しいと思っているのは…
「ビューラーではなくクルンと上を向いたまつ毛」
「歯ブラシではなくキレイな歯」
「サプリではなく健康や美しさ」
って感じですね。

ここまでを知ってる方は多いのですが、実際に商売する際には
これを自分のお店でどう生かせばいいのか?
それができていないお店が、残念ながら少なくありません。

電動ドリルの回転数が〇〇で、重量が〇グラムと軽量で、
コードレスで先端パーツの種類が〇種類で…
などと機能、性能の良さを数値で示すのではなく、

これを使えば、こんな特殊な加工ができるよ!
こんなに楽に(短時間に疲れずに)作業ができるよ!
ひいては、こんな家具や棚が日曜大工で作れて家族に喜ばれるよ!
子供さんに「パパすごい!」って言われるよ!
彼女に「カッコイイ」って言ってもらえるかもよ!

なんてシチュエーションまでイメージさせるのが、
「ベネフィットを売る!」
ということなんですね。

「客が欲しいのは商品ではなくベネフィットだ!」
「商品ではなくベネフィットをアピールしろ!」
確かにこれはマーケティングの教科書では正しい理論だと思います。

でも、私は必ずしもそうではないことも知っています。
実は純粋に「商品」そのものをコレクションするお客さんも少なくありません

例えば、好きなタレントさんやアニメのグッズ、フィギュアなどだったり、 ついつい使いもしないのに道具類や工具類を集めてしまう、だったり。

それを使って得られるベネフィットよりも、 純粋に所有することを目的とする買い物客も、 実は少なくないと思っています。

特に、男性の趣味の領域の商品では、こういった傾向が強いと思います。
(コレクターと呼ばれる人々。一般的に男性にその傾向が強いといわれている)

女性でも、化粧品を買って得られる「美しさ」というベネフィットを優先する お客さんのほうが多いとは思いますが、それよりも純粋に
「リップやシャドウのカラバリ(色の種類)を全色揃えたい!」とか、
「チークやフェイシャルのブラシを大小さまざま取り揃えたい!」
(めったに使いもしないのに…)
なんて方も少なくないようですし(^^;)

クッキングツール類(料理道具)なども例えば…
ニンニクの薄皮むきとか、リンゴの芯くりぬき機とか、トウモロコシの粒取り器とかも持っていたい!
(年に1回使うか使わないか? いざ使うときどこにしまったか忘れるくせに)
なんて方も少なくないですよね(笑)

確かにそれぞれの商品には本来のベネフィットはあるのでしょうが、 買う動機は必ずしもベネフィットばかりとは限らないですよね(^^;)

コレクション魂というか収集癖というか、消費者のそういう心理を
刺激していくことも、商品や業種によっては必要だということです。

洋服や靴、バッグ、アクセサリーなどもカラバリが多いとついつい迷って、 「あー! 全色取り揃えたい!」なんて人もいますからね。

そういう心理を狙って3色セット、5色セットなんてお買い得セットを
用意しておくのもお店側の一つの作戦ですね。

売る側としてこうした理論を知っておくのも大事ですが、
ついつい買い過ぎちゃう! 買う側としても無駄遣い予防策として
知っておかないといけませんね(^^;)

あ、ウチのキッチンの引き出しにも…私が衝動買いしたけど使ってない 「ニンニクの薄皮むき」も「リンゴの芯くりぬき器」もありますわ(汗)

さて、本日のお店は前回に続きアクセサリーショップさんです。
前回は天然石のパワーストーンを特徴としたアクセサリーでしたが 今回はハンドメイドの紐や糸の結び目が美しいお店です。

ダメ出し!道場スタートです!

ダメ出し!依頼ショップ
Aloha*Crystal

ショップ名 :
Aloha*Crystal さん

レスポンシブデザインサイト :
http://aloha-crystal.ocnk.net/

カテゴリ : ファッション

○ショップの現状、お悩みの点など

お世話になっております。おちゃのこを使って早9年。良いときもありましたが、
最近はめっきり売り上げが下がりました。何が悪いのかは、よくわかりません。
同業種の繁盛店はもっとシンプルに仕上げているように思いつつ、どうすれば 良いのかわかりません。よきアドバイスをお願いします。

第一印象…良きも悪しきも…「手作り感」あふれるお店

店名が ALOHA なのでハワイアンアクセサリーのイメージでお店に入って行きましたが、中身はマクラメ、ソウタシエといった紐や糸でさまざまなビーズや天然石などを結んで作るアクセサリーが主体のお店で、ハワイとは関係ないようです。
過去の経緯は分かりませんが、現状ではお店の名前と中身が違っているのは印象として適しているとはいえないので、もったいないですね。

また、基本的な事ですが…
マクラメアクセサリーとは何か?
ソウタシエとは何か?

主力であろう商品についての基本的な説明や解説が見当たりません。
店長さんにとってはもはや当たり前のマクラメも、世間・世の中一般では知らない方のほうが多いのではないでしょうか?

「ほんの一部の知っている方だけが探して買いに来てくれれば良い…」
という割り切りで、それでお店の経営が成り立つだけの売上規模があるのであればそれも良いのですが…状況はもっと裾野を広げ、見込み客を増やさなければならないかと思います。

商品はハンドメイドで手作り感あふれるのは良いのですが、プロとしてビジネスするお店としては、いかにも個人の趣味の延長で、知ってる人だけでいいや…専門的コンテンツは作りこめていない…という手作り感のホームページでは、多くの新規来店のお客様の信頼はなかなか得にくいと思います。

お店・商品の個性とお客様の感性の出会いの確率を高める!

今までも何度となく「ダメ出し!道場」で申し上げて来ましたが、アパレルやアクセサリー、インテリアなどの『デザイン性』が商品の主たる魅力である業種のお店では、「商品の一覧性」が重要です。

ざっと多くの商品を眺め渡して、直感的に「これ好き!」「これ良さそう!」と感じた物をクリックして詳細を確認する…

これこそがお店・商品の個性とお客様の感性の出会いです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その確率を高めるのが商品の一覧性です!
人がお店で買い物をし始めた頃から自然に行う行動パターンなのです。

しかしながらこちらのお店では一覧表示でのサムネイル画像が小さく、俯瞰した際の商品が見えにくく魅力が伝わりにくいです。

「全体を眺めた上で自分の好みに合いそうなものを直感的に見つける」という最初のステップが見づらい、しづらいのが残念です。
サムネイル画像を大きくしたり一覧性を良くする工夫をぜひ行いましょう。

作家 chisatoさんの作品と仕入れ商品の区別

多くは店長でもあり作家でもあるchisatoさんの作った商品かとは思うのですが、一部には仕入れ商品もあるようですね。

おそらく、リピーターとなるお客様は、仕入れ商品よりも作家としてのchisatoさんの商品を目当てに来られる、ある意味ファンの方々でしょう。
どんな思いを込めて作ったかも添えると、ファン心理としては嬉しいのではないでしょうか?

また少なくともその区別はひと目でわかるようにしたほうが良いですし、仕入れ商品に関しては産地、製造元など出所を明確にしておきましょう。

金具パーツなど細部がクリアに写っていない、確認できないものがある。

例)LOVE COME!!~ルビー・レッドスピネル・ローズクォーツ・アコヤ真珠
http://aloha-crystal.ocnk.net/product/1852
マンテル金具(留め具)部分が詳細に写った写真は1枚もないようです。
こうした細かな部分も気になってしまうと、「よし買おう!」の決断を下す障害になるものです。

作品展示会ではなく、売り場ですので、商品の詳細、細部も必ず手に取って確認していただけるのと同様の商品写真は用意するようにしましょう。

キーワード対策には漏れが無いように!

例) 不苦労さんのネックレス
http://aloha-crystal.ocnk.net/product/1768
不苦労=ふくろう までは説明文にあるが、フクロウ、梟 などはないので検索にヒットしません。もったいないですね。

フクロウなどは縁起物としてフクロウグッズ、フクロウモチーフの商品を集めているコレクターなども多く居ますので、新規客をゲットする上でも細かな検索キーワードは網羅して埋め込んでおくことが大切です。

総評

手作りで1点1点作りこむ商品そのものには個性も、技術も、魅力もあると思うのですが…

その前に「マクラメアクセサリーとは何か?」「ソウタシエとは何か?」
そこまでメジャーで一般認知がされているジャンルの商品ではないと思いますので、まずは基本的な知識や情報コンテンツを充実させたり、興味を掘り起こし、惹きつける努力が必要だと思います。

ヒーリングやパワーストーンについて、知っていて当たり前、知ってる人ならわかるはずといった前提で運営されている、ちょっと初心者にとってはやや付き合いにくいお店のように感じます。

店長さんにとってはもはや当たり前のマクラメやヒーリング、パワーストーンやスピリチュアルの知識も、初心者にとっては分からない、知らないことだらけ。

「マクラメとは?」から始まって、パワーやエネルギーやヒーリングといった神秘的なモノに関する知識や情報を店長さんなりの言葉で噛み砕いて伝えなければ、せっかく興味を持ち始めて来た初心者のお客様は「なんだかよくわからない…」、場合によっては「怖い」、「怪しい」と感じかねません。

理論、仕様、効果、効能などでは説明できないジャンルの商品です。
そういった神秘的な「価値」を含めた商品価値であるからこそ、ていねいな説明が求められます。

なんとなく、雰囲気で「わかるだろう」では、放っておいてもわかってくれるほんの少数の客層だけにしか伝わらないマニアックなお店になってしまいます。
(そういう経営戦略であれば良いのですが…)
──────────────────────────────
また店長 chisato さんの
「2児の母で石と猫が大好きです」
という個人の個性は分かっても、

では何のプロで何が強みで何ができるのか?
どんなこだわりや信念を持ってどんなスキルや実績があるのか?

など、店長ではなくマクラメアクセサリー作家としてのアピールコンテンツがなく、魅力が伝わり(感じられ)ません。
作家物、ハンドメイド物は作家さんの個性やスキル、実績なども商品価値の一部です。

また例えば…猫が好きといいながら、猫モチーフのアクセサリーはSoldOutが1点のみなど、せっかくの個性と商品・作品が十分にリンクしていないなど、ちょっともったいない感じがします。

お客様が「魅力」と感じられるようなアピールをしていかないと、個人の趣味の披露・自慢・自己満足にとどまってしまいます。

デザイン性、アート性のある物を創り出す「感性」や「アート性」は右脳型の才能といわれていますが、論理的に物事や特徴をきちんと説明して、価格と商品の機能や性能や仕様、魅力とのバランスを取り、展示・販売するお店の商売(お客様の冷静な判断も)は左脳型といえると思います。

「感性」豊かなアクセサリー作家・クリエイターであると同時に、商売人・店長としての「論理性」も【お店】のホームページとしては同時に求められるのです。

作家chisatoさんをアピールして生かすのは店長chisatoさんです。
chisatoさんは本来は前者の 「感性」 優位のクリエイタータイプの方だと思います。ビジネス面、「論理性」を整理しつつ、お客様にどうアプローチしていくか、お一人で悩んで行き詰まったら、お近くですし、ぜひ相談会にいらしてください。



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回はグローバルナビゲーションのアイコンを変更する方法をご紹介します。
いつもは、スタイルシートを編集しての変更方法ですが、今回は管理画面から設定するだけです。

管理画面のデザイン管理→レスポンシブデザイン→メニューアイコン設定から各メニューのアイコンを設定できます。「一覧から選択」をクリックしていただくと、利用可能なアイコンの一覧が表示されます。

これは、Webフォントを利用したアイコンとなります。
簡単に設定できます。ショップさまによって各メニューの用途が違う場合もあります。
アイコンを変更することで、お客様に直感的に伝えることができるかもしれません。
是非お試しください。




なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

商品追加オプションについて

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、商品追加オプションのご紹介です。

商品追加オプションはこれまで独自ドメインコースのみのオプションでしたが、共用ドメインコースでも利用可能となりました。

詳細は、下記の利用料金ページをご覧ください。
https://www.ocnk.net/payment/

よろしくお願い致します。


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

価格の魅せ方

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「価格の魅せ方」について説明させて頂きます。

■価格を見せるポイント

ECサイトの運営者は、商品を買ってもらうことで初めて収益が生まれます。

逆手に言えば、商品を買ってもらわなければ、結果的にお金を受け取る事が出来ないという事です。

広告系のアフィリエイトとは異なり、実際にユーザーが商品を買ってくれるように試行錯誤しなければならないのがECサイトの特徴とも言えます。

そこで大切なポイントの一つとして「価格の魅せ方」が挙げられます。

みなさんはお買い物をするとき、どのような部分を気にして選ばれるでしょうか?

もちろん、何を買うかという商品の種類によって異なりますが、「価格」は絶対に確認するかと思います。

そして、価格を基準にして購入するかどうかを決断されるのではないでしょうか。

その基準として、「価格に見合った商品なのか」「お得感を感じるか」といったところが関わってきていると思います。

これはECサイトにおいても同様です。

ユーザーが自身のサイトに訪れ、商品をみてお得に感じれば買ってくれる可能性が高まりますし、割高と感じればサイトから去っていくかもしれません。

いかに価格を上手に伝えるかという事が大切になるので、そのポイントについて紹介していきます。

■アンカリング効果を取り入れる

より、ユーザーに対してお得感を感じさせるコツとして、「アンカリング効果」を生み出すようにする方法があります。

ちなみにアンカリング効果とは、はじめに提示された特徴や価格などの情報が印象に強く残り、その後の判断に影響を及ぼす傾向の事をいいます。

これをECサイトにどう取り入れるのかと結論を言えば、「はじめに価格を高めに見せ、最後に安く見せる」という事です。

例として、化粧品を売りたいとします。

売りたい価格が3,000円だとすると、初めは定価の6,000円などで商品を見せておきます。

そして、商品をカートに入れる前の段階の、商品詳細ページの時に実際の価格を見せるようにします。

そうすると、初めの6,000円という提示の部分でユーザーはアンカリングにかかっているため、商品詳細ページを見たとき、お得感を強く感じてくれるのです。

このようにして、いかにユーザーに対して「お得感」を感じさせるかが、成約率を高めるための鍵といえるでしょう。

■損失感を減らす

ECサイトで商品を販売するとき、ユーザーに感じさせる損失感は減らしてあげるのに越した事はありません。

これはどういう事かというと、例えばファッション商品を取り扱っているとしましょう。

ジャケット1万円、ネクタイ5,000円、Yシャツ3,000円

このようにして、それぞれの商品をバラバラに紹介するのと、

ジャケット+ネクタイ+Yシャツで18,000円

このようにまとめて記載するのとでは、ユーザーに与える損失感が違います。

お金を支払う事を一つにまとめたほうが、ユーザーに感じさせる損失感を減らす事ができるのです。

これは実際の販売手法として取り入れられる事があり、これを「バンドリング」と言います。

よくある例としては、パソコンとソフトウェアがセットで販売されているケースです。

ECサイトで商品を売りたいという場合には、先に紹介した「アンカリング効果」と「バンドリング」を組み合わせていく事によって、成約率を少しでも高める事が期待できます。

人はどうしても欲求に対して反応するより、損失感などのマイナスな事に反応しやすい特徴があります。

なので、少しでもたくさん売りたいという事であれば、商品をより魅力的に紹介しつつ、お金の支払いに対する損失感を減らしてあげるのがポイントとなります。

実際にユーザーと会話をして説明できず、文章や写真などでしか伝える事ができませんが、文章でも十分、これらを伝える事は可能です。

上手に商品を紹介し、売り上げアップにつなげてみてはいかがでしょう。

★POINT
・アンカリング効果でお得感を与える
・バンドリングで損失感を減らす

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

最近、地元のローカル雑誌をお手伝いしています。有力企業の経営者や大学の学長を撮影、インタビューして記事に起こしていますが、雑誌から出版界に入った者としては故郷に帰ったみたいな気がして懐かしいですね。みなさんの最初のお仕事は何ですか?
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(http://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
http://blog.ocnk.net/blog/

■おちゃのこネットFacebook
http://www.facebook.com/ocnk.net
■mixi
【おちゃのこネットコミュニティ】
http://mixi.jp/view_community.pl?id=934055

■おちゃのこネット公式twitter
http://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
【garitto】http://www.garitto.com/
【オートステップメール】http://www.autostepmail.com/

■お問い合わせ
ご質問・ご意見・ご感想等のある方は下記フォームからお願い致します。(https://www.ocnk.net/contact/index.php

■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(http://www.ocnk.net/company/privacy.php

発行:おちゃのこネット株式会社

〒651-0096 神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸14F

mail:info@ocnk.net

Copyright (C) 2004-2017 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.