みなさんの『経営理念』は何ですか?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

「わが社の経営理念は○○○である」「うちでは朝礼で経営理念を唱和している」
というような場面で使われることの多い「経営理念」ですが、みなさんの事業ではどのような経営理念を掲げられているでしょうか。

もし、「そんなのないよ」ということでしたら、一刻も早く作られることをおすすめします。なぜなら、経営理念とは「この会社(事業)をどういう方向に進め、どのような姿にしていくか」という基本的なあり方を世間に示すものだからです。

松下幸之助は著書『経営の真髄』(PHP研究所刊)の中で、次のように述べています。
「創業者に求められる資質なり条件というものは、統率力とか決断力、先見性や実行力、さらには責任感など、いろいろあげられましょうが、なかでもきわめて重要なのが、しっかりとした経営理念をもつことだと思います」

そして幸之助氏は経営理念の出発点を「自然の摂理」であるといいます。単なる利害や商売の拡張ではなく、何が正しいかという人生観に立ち、そこから生み出される社会観、国家観、世界観といったものを基にして勘案されなければならないと説いています。

では松下幸之助の定めた松下電器の経営理念はどのようなものでしょうか。パナソニックグループのホームページにはこうあります。
「私たちパナソニックの使命は、生産・販売活動を通じて社会生活の改善と向上を図り、世界文化の進展に寄与すること。当社『綱領』には、事業を通じて世界の人々の生活をより豊かでより幸福なものにするという、パナソニックグループの事業の目的とその存在の理由が簡潔に示されています」

その「綱領」はこう書かれています。
「綱領 産業人タルノ本分ニ徹シ 社会生活ノ改善ト向上ヲ図リ 世界文化ノ進展ニ 寄与センコトヲ期ス」

経営理念はその会社の「憲法」です。憲法をつくり、憲法を守って経営を進めなければなりません。不祥事を起こした大企業にも、それぞれに立派な企業理念がありました。それを無視して目先の経営に走った結果が、企業価値を毀損する事件だったのです。

創業140年の刺繍工場が生み出した
オリジナル商材をネット販売

トリプル・オゥ

織物の町、群馬県桐生市で明治10年から繊維工場を続けている株式会社笠盛さん。この地域独特の「のこぎり屋根」をもつ工場の一角に、オリジナル商品である「トリプル・オゥ」のショールームがあります。4代目社長の笠原康利さんに、お話をうかがいました。

明治10年の創業だそうですね。

はい。当初は笠嘉織物という名前でした。創業者の笠原嘉吉の名前をとった屋号です。二代目が笠原盛という名前だったので、屋号を笠盛織物に変えました。そのころは帯を生産していたのですが、1949年(昭和24年)に「笠盛献上」という着物帯が大ヒット商品となり、桐生で生産される帯の3割を占めるまでになりました。

しかし昭和30年代に入ると帯の人気が落ちてしまい、1962年(昭和37年)からは事業の主体を刺繍業に切り替えました。その後、インドネシアに進出して現地生産を行いましたが、やはりものづくりは日本に限ると撤退。以来、この桐生の地で技術を生かした製品を作っています。

ネットショップで販売しているアクセサリーは、ご本業の刺繍と方向性が違うように見えますが?

日本のアパレル産業は、今では97%が海外生産品です。われわれのような日本国内組は、残りの3%を奪い合っているような状況で、とても先が明るいとはいえません。そこで、われわれのもつ技術を生かした最終製品を作り、それをお客様に評価していただこうという方向の事業を始めました。それが刺繍技術を生かしたアクセサリーブランド「000(トリプル・オゥ)」です。2010年に立ち上げました。

商品をひと言で説明すると、「糸のみでできたアクセサリー」となります。使用する糸はシルク、アクリル、ラメ糸などさまざまで、完成した製品に真珠をあしらったり、金箔で加工したりすることもあります。通常は平面に近い刺繍が、立体化してアクセサリーになったと考えていただければよろしいかと思います。

「000(トリプル・オゥ)」は、ゼロを3つ並べて、「すべてをリセットする」という意味で名付けました。今までの既成概念にとらわれないものづくりだということと、ゼロから始まって無限の可能性を秘めているという思いが込められています。

当初はデパートさん、専門店さんに卸していく流通をメインに考えていましたが、展示会などでいろいろご協力をいただいていた中小企業基盤機構さんの方から「ネットショップも考えたほうがいい」という助言をいただき、さっそく指導員を送っていただいて対応しました。

「000(トリプル・オゥ)」のアクセサリーは、オンリーワン商材なのですか?

製造に関する特許は出願中ですが、刺繍糸を立体的に縫製して大きな球を作る技術は、うちだけにしかないと思います。よその刺繍工場がマネしようとしても、針が折れてしまって作れないはずです。

私どもは地元桐生の糸メーカーと協力してこの製品を作っています。糸から考えていかないと、こういうものは作れないんですよ。

おちゃのこネットを選んでいただいた理由は?

中小企業基盤機構さんの指導員の方が、「最初はおちゃのこネットさんがいい」と推薦してくださったんです。初期コストが低くてチャレンジしやすいことが最大の魅力だということでした。それで始めたのですが、ずっとお付き合いいただいています。

始めてみてわかったのですが、「000(トリプル・オゥ)」はネットショップ向きの商材だったのですね。ストックしておいても経年変化が少なく、場所を取らない。ハンドリングしやすく、早くからネット対応してよかったと思っています。

ネット担当の方は何名ですか?

基本は1名ですが、3人が同じスキルをもっていて、いつでも協力できる体制でいます。忙しくなると3人で処理するスタイルです。

おちゃのこネットの便利なところ、改善してほしいところをあげてください。

ではここからは、ネット担当者に答えさせます。
(回答者が笠原裕子店長に交代)


こんにちは。いつもお世話になっています。
早速ですが、お答えさせていただきます。
おちゃのこネットさんは、会員登録していただいた方がリピートで買っていただいたとき、購入者一覧に「2回目」とか「3回目」と出るので、「あ、この方がリピーターだな」とわかるところがすごく便利です。

リピートのお客様だとわかると、メッセージをアレンジして、「ご購入ありがとうございます」を「いつもご購入ありがとうございます」に変えたりしています。

これがほしいという要望点も今の機能のところです。せっかくのリピーター表示も、会員登録していただいた方のみを対象にしているため、会員でないお客様は何回買ってもリピーターであることがわかりません。そこが残念です。現在は送り状の番号でチェックしています。

たとえば、会員登録していただけていないお客様でも、同一住所の場合はリピーターとして表示してもらえるといいかなと思っています。

ネット販売の仕事で大変なところや嬉しいことは?

やはりよくいわれる「お客さまが見えない」というところはむずかしい点ですね。それから色合い。現物を目で見たときの色合いと、ネットの写真にはどうしても差が出ます。お客様によっては、その差がどうしてもがまんできないということがでてきます。

でも、「初めて買ったけど気に入りました」とか「お気に入りの服に合わせて旅行に行ってきます」などのメッセージをいただけると、本当にうれしいですね。いい仕事をしたなと幸せな気持ちになれます。

EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

目が悪くなってきました…トホホ…、老眼です(苦笑)
ここ数年前から「暗いところで見えづらいなぁ」とか、手元を見て遠くを見たり、また手元を見たりと視線を動かすと、「なんか目がしょぼしょぼして辛いなぁ」と感じていたのですが…

たまたま眼科医の友人と話す機会があって相談すると、
「それが老眼だよ!」と一言(泣)。

子供のころ祖父が分厚い虫メガネのようなメガネをずらし気味に鼻にかけて、新聞はメガネで見るのに、テレビはレンズの上から裸眼で見ているのや、メガネがないときは腕を伸ばして物を目から遠く離して見たりするのを不思議に思っていましたが…

老眼とはてっきり小さい文字や近くが見えにくい状態(遠視)だとばかり思っていたら、それは症状の一つで、それだけでなく明るさ調節やピント調節など目の機能のレスポンス全体が悪くなることが「老眼」なのだとか…。正に目の機能が老化によって鈍くなってくることなんですね。

うーん、確かに明るさの変化、距離の変化に迅速についていけてない。

暗いと特に瞳孔が開き気味になるのでピントも合いづらく、余計に小さい文字などがハッキリ見えなくなります。これは、カメラや写真に詳しい方ならわかると思いますが、絞りを絞れば近くも遠くもはっきり写るのですが、暗いから少しでも光を取り込むために絞りを開くと、ピントは近くに合わせれば遠くはボケるし、遠くに合わせれば近くがボケるというのと同じです。(よくある手前の物にピントを合わせ背景をボカす写真を撮りたい時は絞りを開くと良いということ)

カメラなら格好良い写真が撮れていいのですが、人間の目となるとピントは常に手前も奥も合わせておきたいですよね(^^;)

実際に見えなくなってくる細かな部分に構わず、老眼でも見える大きな見出しやビジュアル(写真やイラストなど)で概要や全体像を想像しながら捉えようとしてきます。

お店のホームページや、ちらしなどの販売メディアもそうですし、新聞や雑誌、テレビなどを見ていても同じです。

細かな説明文や注意書きなど読みません(笑)。いえ読みたくても読めなくなってくるのです。まずは全体をパッと眺め、大見出しや大きな画像で要点や興味を惹きつけられる部分を探します。そしてそれを見つけたら、そこにピントを合わせ中見出し→小見出しと見ていきます。より詳しく知りたくなった時だけ、やっと詳細の説明文を「拡大して」「老眼鏡をかけて」読み始めるのです。

つまり、最初の写真や大見出し(キャッチコピー)の印象やわかりやすさで概略や要点を判断し、目的を見つけて先に進むのです。
見出しレベルで見つからなければ「あきらめる(見捨てる)」。

文字や写真などだけではありません。本来のサイトコンテンツのメニュー構成や商品分類、レイアウトなどもできるだけシンプルでわかりやすくしておかなければ、これらもまた「あきらめる(その店を見捨てる)」理由になりかねません。

ここでクイズ!

1億3千万人弱の日本の総人口のうち、老眼人口はどのくらいだと思いますか?

正解は、なんと7000万人!! 実に国民の半数越えが老眼なのです!

ひと昔前までの老眼の人たちは、さほどネットやスマホを使わない層だったのですが、今からは違います。

ネットを当たり前に使うけど…実は見えづらい! 見えてない!
という世代が日々どんどんと増えていくのです。

お店にとっても、財布に余裕のあるこれらのいわゆるシニア「老眼層」はぜひ獲得したい見込み客層でもあります。良い商品があっても「見えにくい」ってだけで敬遠されないように、できるだけストレスのないサイトとして、見やすくなるように文字や写真の大きさ、レイアウト、見出しの付け方など工夫・改善していきましょう。

参考までに…テレビ番組でのテロップや新聞、雑誌、ネットニュースの見出しなどが大きな文字で7~15文字程度なのは、幅広い年齢層、視聴者層への受け入れられやすさを追求した結果です。

いわゆるユニバーサルデザイン化でユーザーに優しいお店に!

皆さんもお店内のコピーや見出し作りなどでは、ぜひ参考にしてみてください。そして、こうしたシニアに優しいサイトは、すべての人に優しいストレスの少ないサイトとして、ますます歓迎されることになっていくと思います。

さて、今回のお店は自然科学のジャンルの博物館のミュージアムショップさんです。やはり子供さんからシニアまで、幅広い利用者さんが期待されるお店ですね。

それでは「ダメ出し!道場」スタートです!

ダメ出し!依頼ショップ
大阪市立自然史博物館友の会
ネットショップ

ショップ名 :
大阪市立自然史博物館友の会
ネットショップ さん

PCサイト : http://omnh-shop.ocnk.net/

スマホサイト :
http://omnh-shop.ocnk.net/phone

カテゴリ :本、雑誌

○ショップの現状、お悩みの点など

自然史博物館友の会からスタートしたショップです(店舗もあります)。
自然とのつながりを広げ、深めるための窓口として、博物館出版物やオリジナルグッズを中心とした自然関連商品の販売をしています。
大きく分けると、博物館・友の会商品と、それ以外の商品があり、そのなかにいろいろな商品があります。
わかりやすいカテゴリ分けを目指したいのですが、カテゴリがサブカテゴリまでの二段階までしかないので、苦労しています。
また、複数のジャンル(カテゴリ)にまたがる商品も多いのですが、今のところ、1商品に1カテゴリしか選ぶことができないのも悩ましく、関連商品に入れてみるなどしてみていますが、わかりやすくはなっていないように思います。
この依頼をするために改めてサイトを見てみると、依頼の最初に書いたような紹介文がないことに気が付いたり、カテゴリ以外にグループという機能もおちゃのこネットにあることに気付いたりしました…。
わかりにくい点など、ご意見をいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

第一印象…ミュージアムショップということだけはわかったが…

「大阪市立自然史博物館 友の会ネットショップ」…

うーん、大阪市の博物館の運営するミュージアムショップ?
というのがストレートな印象だったのですが…
「友の会」というのが「?」で…特定商取引法表示を見ると

運営者は特定非営利活動法人 大阪自然史センター [ はくラボ ]というNPO団体なので、このお店は「大阪市立」ではないようです。

決して「怪しいお店」という印象ではないのですが…
でも素直に、「大阪市立」の博物館とこのお店の関係はよくわかりませんでした。

まぁ、商品は動植物などに関連する書籍や、それらをモチーフにしたグッズ、それらの研究に関連するアイテム類などなので、商品からくるお客様にとっては運営元の細かな情報はあまり気にならないかもしれませんが…

できればまずは「私たちのお店はこういうお店です!」といった簡潔でわかりやすい自己紹介的なコンテンツがトップページや特定商取引法表示のページに欲しいところです。

電話インタビューで浮き彫りになってきた事

今回もお電話でご担当者にインタビューさせていただきました。

第一印象の疑問を投げかけて、下記の関連するサイトをいくつか拝見していくうちに、ようやく「大阪市立自然史博物館」と「当店」の関係がわかりました。

●当店「大阪市立自然史博物館友の会ネットショップ」
http://omnh-shop.ocnk.net/

●大阪市立自然史博物館
→(大阪市が運営する博物館)
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/

●大阪市立自然史博物館 友の会
→博物館の利用者の会員組織
http://www.omnh.net/

●特定非営利活動法人(NPO)大阪自然史センター (はくラボ)
→友の会の運営をお世話する組織で博物館内のミュージアムショップ、当店ネットショップもここが運営している
http://www.omnh.net/npo/

このように大阪市立自然史博物館との関係は強く、博物館刊行の書籍などは主力商品ではあるけれど、扱っている商品は必ずしも博物館の物だけではなく、当店オリジナルのグッズや他の博物館や団体とのコラボ商品なども徐々に増えていたり、販売先も全国各地の催事、イベントなどに広がっている。

現在、ご担当者はネットショップの運営(HP管理、顧客対応、受注~梱包~出荷)だけでなく、商品の企画、デザイン、仕入れまでほぼお一人で行っていらっしゃるとのこと。

商品のジャンルも商品数そのものもかなり増えて(現在約1500商品)、分類や商品情報の充実などになかなか手が回らなくなって大変。

集客は有料の広告宣伝などは行っていないが、博物館サイトや友の会サイト、友の会Twitter、Facebookからのリンクや、実際の博物館来場者や全国での催事イベントでのチラシからの検索アクセスでそこそこはある。(月間3~5万件)

など、リアルの博物館来館者と友の会会員、イベント催事来場者によって成り立っている(ネットオンリーではない)ことが見えてきました。

お悩みの点、わかりやすいカテゴリー分けについて…

カテゴリー、サブカテゴリーなどの分類は、商品ジャンルや商品数の多いお店では悩ましいところではあるのですが…ある意味、お店側の都合での分類で、買う側からすると必ずしも分類ごとにたどって商品を探して買う人ばかりではありません。

メーカー直営店などにありがちなのですが、あまりに細かくカテゴリー分けし過ぎて素人のお客様からすると目的の品がどのカテゴリーに入っているのか? すら想像できず、とても見つけられなくなってしまっているような状態は本末転倒ですね。

例えば当店でいえば「大阪市立自然史博物館が刊行した書籍」とか「友の会会誌(月刊誌)」みたいな物はそれぞれのカテゴリーに入れておけば探しやすいですが…

それ以外の書籍まであまり細かく分けても、かえってどこにあるか…
サブカテゴリーをクリック→ない→戻る→クリック→ない→戻る…
と多くなるとお客様はうんざりしてきます。

こうしたところはネット(コンピュータ)の便利さを生かして…

例えば
        フナムシ →[検索]

        大阪 鳥類 →[検索]

        のように検索してください

と例をあげて検索を促して見つけていただいたり…

ニーズの多いテーマごとにおちゃのこネットのフリーページを使って

「大阪で見られる鳥類特集」とか「みんな大好き恐竜特集」などのように「特集ページ」を作っていくなどすれば、コンテンツも充実しますし、雑誌編集長や博物館セレクトショップ店長的な切り口が自然科学ファンたちやメディアの注目を集めるかもしれません。

大型書店が店頭に特集コーナーやお店の推薦書コーナーを作って販促するようなイメージです。担当者の腕の見せ所ですね!

博物館・図書館的な系統立った分類にこだわり過ぎた「商品データベース展示」ではなく、マーケットイン(お客様目線を意識した)「商品陳列」をしましょう。

ただ探す、ただ見つけるはコンピュータを使った検索に任せましょう。

また、工夫として例えばグッズ類は共通して「グッズ」というキーワードを入れて検索した際に全部ヒットさせられるうように…など、検索機能をより便利にするような仕掛けもしておくと良いでしょう。

ホームページの具体的なダメ出し

トップページや分類ページでのサムネイル画像はもっと大きく視認性をあげ、一覧性も良くしましょう。書籍の表紙、グッズの外観などが残念ながら小さくてよくわからないのがもったいないです。

グッズ類の見せ方

〇たねマキシワンピース
http://omnh-shop.ocnk.net/product/1689
ワンピの全体像、着用、せめてマネキンかハンガーで全体のデザインやシルエットを見たいですね。ご自分ならこの写真だけで服を買えますか? 生地の質感などもクローズアップで撮影する、生地の下から手を入れて持ち上げながら撮影するなど工夫して見せましょう。

元のワンピースのメーカーサイトへリンクが貼ってありますが…NGです。値段もバレバレですし、あくまでこの絵柄で企画された商品は当店の商品です。自信を持ってしっかりと売れるだけの情報を掲載しましょう!

このワンピースだけでなくTシャツ類なども多数ありますが…
ミュージアムグッズとはいえ服(着るもの)です。サイズ感や質感などがイメージできるように、本来はモデルさん着用写真も撮影したいところですが、洋服専門店ではないのでご事情はお察しします。

しかしながらせめてマネキンや最低限、ハンガーにかけて前後を見せるなど、お客様が買えるだけの情報は提供しましょう。

〇瀬戸内海の自然マスキングテープ
http://omnh-shop.ocnk.net/product/1667
マスキングテープという機能はわかりやすい商品ですが、買う人が重視するのはその絵柄です。

その他クリアファイルや手ぬぐいなど、モチーフ系のグッズはすべて同様ですから、絵柄をある程度拡大してはっきり見えるように、大き目の画像は必ず用意しておきましょう。今の倍のサイズくらいあっても良いと思います。

総評

担当者さんのお一人での運営と仕事量、ご苦労には本当に敬服感心いたします。ネットショップ自体の歴史も10年を越え、その蓄積はコンテンツや商品の充実でもありますが、情報も多くなって雑然としてきている感もあると思います。

世の中の変化(スマホの普及、利用度の急上昇)も意識すれば、スマホサイトの開設も急がなければならないと思います。

また単に大阪市立自然史博物館だけではなく、外部での催事やコラボで新商品を生み出し、売り上げを上げていくことは、NPOとはいえミュージアムサービス事業として今後求められることでもあると思います。

動物、植物、昆虫、鳥類、恐竜や魚類などコンテンツは山ほどあり、それはつまりこれらをモチーフ、テーマにした商品企画開発の可能性も山ほどある! ということでもあります。

そしてこうした未来の商品の見込み客(自然科学ファン)とも多く繋がっていける大きなポテンシャルを感じます!

SNS(Twitter,Facebook)などの活用でもっともっと広がると思います。
https://twitter.com/omnh_museumshop
https://www.facebook.com/omnhshop

このあたりで一度ショップの見直しと整理・リニューアル、そして商品企画やマーケティングに関して、今後のためにぜひ一度ブレストができればと思います。

ぜひお気軽にご相談ください!



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回はバナー画像を左右並びで挿入する方法をご紹介します。
パソコンでは横並び、スマホでは縦並びになるレスポンシブ対応です。





HTMLタグを挿入する

デザイン管理→配置/画像/コメントの自由記入欄から下記のHTMLタグを挿入してください。

●画像
imgタグ部分の画像はご自身でアップロードされた画像のURLに変更してください。
サイズはある程度大きいサイズで作成してください。

●ボタン
<a href="https://cafe-responsive.ocnk.net/product-list" class="banner_btn">
商品一覧へのリンクとなります。


<div class="flex_banner_box flex_layout banner_layout flex_wrap">

<div class="flex_banner free_banner_image column2_item">
<a href="https://cafe-responsive.ocnk.net/product-list" class="banner_btn"><img src="https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/banner1.jpg" width="600" height="400" alt="サンプル"></a>
</div>

<div class="flex_banner free_banner_image column2_item">
<a href="https://cafe-responsive.ocnk.net/product-list" class="banner_btn"><img src="https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/banner2.jpg" width="600" height="400" alt="サンプル"></a>
</div>

</div>

 
スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

下記に記載の箇所以外は、基本的には、そのままご利用いただくことを推奨いたします。

●説明背景
.banner_layout .flex_banner {
※この指定はNo.278のデザイン道場を利用している方のみ必要な指定です。

●余白
・パソコン表示の際
左バナーの右側、右バナーの左側に5px余白を入れて間に10pxの余白を設定しています。
.flex_banner:first-child A.banner_btn {
margin-right: 5px;
margin-bottom: 0px;
}

.flex_banner:last-child A.banner_btn {
margin-left: 5px;
}

・スマートフォン表示の際
左右のバナーを削除し下部に10pxの余白を設定しています。

.flex_banner:first-child A.banner_btn {
margin-right: 0px;
margin-bottom: 10px;
}

.flex_banner:last-child A.banner_btn {
margin-left: 0px;
}


.banner_layout .flex_banner {
background-color: transparent;
}

.flex_banner_box {
margin: 15px 0px;
}

.flex_banner_box .column2_item {
width: 100%;
}

.flex_banner_box A.banner_btn {
display: block;
}

.flex_banner:first-child A.banner_btn {
margin-right: 0px;
margin-bottom: 10px;
}

.flex_banner:last-child A.banner_btn {
margin-left: 0px;
}

.flex_banner_box A.banner_btn:hover {
opacity: 0.7;
}

@media screen and (min-width: 580px) {
.flex_banner_box .column2_item {
width: 50%;
}

.flex_banner:first-child A.banner_btn {
margin-right: 5px;
margin-bottom: 0px;
}

.flex_banner:last-child A.banner_btn {
margin-left: 5px;
}
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

全体HTTPS設定

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、以前もご紹介させていただきましたが、全体HTTPS設定を再度お知らせします。
おちゃのこネットでは設定していただくことを推奨しております。
この機会にぜひ、ご確認ください。

これまでは、カート内やフォーム関連ページのみでしたが、サイト全体で表示可能となりました。
サイト全体を(https://~)で始まるURLで表示し、第三者によるデータの盗聴や改ざんなどを防ぐことができます。

詳細は下記のマニュアル、FAQをご覧ください。
・マニュアル
http://www.ocnk.net/webmanual/index.php?action=artikel&cat=7&id=150

・FAQ
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281589&id=1150

よろしくお願い致します。

FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

売り込み、強制をしない考え方

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「売り込み、強制をしない考え方」について説明させて頂きます。

■ユーザーに嫌われる事を避ける

ECサイトを運営していくにあたって、得られる収入は成約が決まった時です。
物が売れなければ収益にはなりませんし、たくさん売れればそれなりの収益が生み出されます。

そう思うと、とにかくお客さんには物を売りつけていけば良いとも思えそうですが、それはECサイトにおいて逆効果になりやすいです。
ユーザーに売り込み色を感じさせたり、強制感を与えたりしない事が大切です。

心理学の言葉で「両面提示」と言われる事がありますが、これは商品の良さを特徴やメリットとして伝える時、良いところだけではなく欠点も伝えるようにする事です。

普通に考えたら「悪いところを伝えると売れないのでは?」と思うかもしれません。
しかし実際には、良い部分のみ言われると人は疑い、欠点も合わせて伝えられると信頼を感じたり、メリットが強く感じられたりするのです。

例えば、「ここが良くて、こういったとこも便利です。種類もこれだけ豊富にあり、価格も安くてオススメの一点です!」というように、ただただ良い部分だけ述べられていると、疑いたくなります。

対して「こういった仕様で、こういう商品です。種類はこれだけあり、価格もお手ごろです。ただ、サイズが大きめなため、前もってサイズを確認し、自宅に置けるか確認されると良いです」といったように、注意点もつけると信頼性が増すように感じられるのです。

■売り込み色を消していこう

では、ユーザーが嫌い、疑いの目を持つ原因となる「売り込み色」。
こちらをどのように消せば良いのか考えていきましょう。

一つの手段として、「商品を比較させる」というポイントがあります。
一つの商品を紹介して、この商品がオススメですと紹介するよりも、二つや三つなど、比較対象となる商品も用意しておくのです。

そうすると、アフィリエイターが推しているのではなく、最終的に商品を選び、決定するのは「ユーザー自身」となり、売り込み色を感じづらくなります。

商品を売り込むのではなく、ユーザーの意思で判断させるような比較を設ければ売り込み色は減り、成約を取りやすくなるのです。

■ターゲットを明確に決める

ECサイトを運営していく上でありがちなのは、「自分がどういうサイトを作っているのか、自分自身が把握できていない」という事です。

ターゲットが曖昧なサイトは、ユーザーにとっても、なんとなく共感はできても、商品を買いまでには至らないような感覚に陥ってしまいます。

なので、ターゲットを一人に絞るくらいの厳密さを求めてみるのも良いです。

一人というのは極端な言い方ではありますが、それほどに詳細にターゲットを決めて記事を作った方が、ユーザーの心に響くような記事を書いたり、商品を紹介したりしやすくなります。

とある大手企業の、商品を開発する部署では、開発段階でターゲットを細かく設定するといわれています。

性別はもちろん、お住まいの地域や物件の種類、人間関係や性格、さらには趣味や年収など、絞り込みをかけてターゲットを決定するようです。

アフィリエイターでここまで力を入れる人は少ないでしょうが、企業と同じく商品を売る目的は共通するため、そこまで力を入れて良いとも言えます。

記事内容を決定する時、ここまでターゲットのペルソナを絞り込む事を行っていたのであれば、それに近い境遇の方は、あなたの記事に共感を持ってくれるはずです。

そして結果的に、商品の成約につながりやすくなります。

自分とは全く無縁の記事を読んだとしても、あまり共感はされないでしょうし、それほど商品に対する関心も高まりづらいものです。

ユーザーを引きつけるような文章力も押さえておきたいところではありますが、どういった人たちに向けて書いているのか、意識するだけでも全然結果は変わってくるでしょう。

★POINT
・売り込み色を消すため、商品を比較させ、ユーザー自身の意思に託す
・ターゲットを明確にして、心に響きやすい記事を作成する

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

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SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

お医者さんを取材していたら、睡眠時無呼吸症を発見され、CPAPという装置をつけて寝ることになりました。すると、人生が変わりました。深い睡眠を得ることで、脳がリフレッシュします。いびきのある人は、ぜひ一度検査されることをおすすめします。
(おちゃのこ山崎)

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【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
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