お客さんの潜在意識、見えたらすごいですね号

※この画像は700×130ピクセルで制作していますので、保存しておちゃのこネットのトップ画像にご利用頂けます。

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

「アンケート調査は無意味だ」という説があります。「当店のメニューで、一番気に入っている商品と最もお好きでない商品に○をつけてください」という質問を続けたら、いつかその店のメニューは人気商品ばかりになるかどうか。それを考えればわかります。

この調査活動の落とし穴は、目に見えるものの中から好き嫌いを選ばせている点にあります。つまり、お客さんが知らない未開発商品についての情報は得られないということです。同様に、コンビニやスーパーのPOSレジでも、何が人気商品かはわかりますが、売り損なっている欠品商品の需要はわかりません。

では、お客さんの潜在意識、深層心理にまで調査の手を伸ばし、「次に何が売れるか」を知る方法はないのでしょうか。それが「価値創造型プロモーション」と呼ばれるマーケティング手法です。これがうまくできれば、安売りによる価格訴求を行わなくても市場で勝てる商品が作れます。

今回のオススメ参考書は、この「価値創造型プロモーション」の入門書を取り上げます。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

買い物客はそのキーワードで手を伸ばす
深層心理で消費者インサイトを見抜く「価値創造型プロモーション」

学習院マネジメント・スクール 監修
上田隆穂・兼子良久・星野浩美・守屋剛 編著 ダイヤモンド社 刊

1,680円 (税込)

はじめにちょっと私事を語らせてください。私ことおちゃのこ山崎は、遠い昔、学習院大学広告研究会というサークルに所属しておりました。顧問はのちに学習院長になられた故・田島義博先生。この先生は中内功氏など日本のスーパーマーケット創業者たちの理論的支柱と呼ばれたマーケッターです。そして田島先生のあとを受けて広告研究会の顧問になられたのが、本書の著者グループの中心である上田隆穂先生です。

上田先生は社会人から大学院に入り直してマーケティングを学んだ人で、専門は価格マーケティングとセールス・プロモーション、小売戦略、地域活性化など。現在は消費者の深層心理研究に基づくプロモーション開発、小売戦略などを中心に産学協同で研究活動を展開しておられます。本書はその活動の一環を事例として取り上げながら、価値創造型プロモーションの理論と実践を解説したものです。

「価値創造型プロモーションとは何か」を説明するために、本書は「はじめに」の冒頭でこんな事例を掲出しています。「いまから約70年前、アメリカ人で牛乳を最もよく飲んだのはどんな人たちか?」答えは成長期の子どもでも妊婦でもなく、戦場に赴いて胃腸の調子が悪くなった兵士たちでした。

「ではなぜ病気になった兵士は牛乳を飲んだのか?」その答えは栄養源としてではなく、意外なことに「家庭のぬくもりを欲していたから」でした。戦地で病気になり、心細い思いをしているアメリカの兵士たちにとって、牛乳は家族の思い出が詰まった、平和な家庭を想起させる飲み物だったのです。

しかし、この答えは従来のアンケート調査で導き出すことは不可能です。なぜなら、兵士たち自身が「自分は家庭のぬくもりを求めて牛乳を飲んだ」と意識していないからです。「なぜ牛乳を飲んだのですか?」と質問されても、おそらく「飲みたかったから」「病気が早く治りそうだから」といった答えに終始することでしょう。

同様に、消費者の深層心理を抽出し、そこで得られたものをセールス・プロモーションにつなげることができれば、新しい価値を訴求する商品を作ることができるでしょう。また、既存の商品に新しい売り方を適応させることができるはずです。それが「価値創造型プロモーション」です。

本書では、ハウス食品の「シチューミクス」とエバラ食品工業の「黄金の味」という、それぞれ食品市場における定番的人気商品を材料に、価値創造型プロモーションを実践した経過を克明に記しています。両商品の抱えている問題点はどこにあったか。消費者の心をつかむためにはどんなポイントを押さえる必要があると考えられていたか。

まず、消費者の深層心理から情報を引き出すための「モチベーション・リサーチ」が解説されます。「深層面接法」「文章完成法」「絵画統覚テスト」「略画法」「連想法」「ロールシャッハ・テスト」といった手法がそれぞれ実例付きで解説されていきます。

しかしこのモチベーション・リサーチには「サンプル数が多く取れない」「解釈に客観性が保たれにくい」という欠点がありました。そこで登場したのが、モチベーションリサーチにインターネット調査とテキストマイニングの技術を組み合わせて欠点を解消させた「価値創造型プロモーション」だったのです。

ハウスとエバラの両商品をターゲットにして行われた調査は、本書にその詳細が記されています。アンケートの設問も全文が掲載されており、読者の参考になります。この調査によって、両メーカーの担当者が「いままで自分たちがやってきた調査は商品開発起点だったが、このような販促起点の調査は初めてだ」と驚く様子も手に取るようにわかります。

インタビューとアンケートの分析結果から、ハウスはシチューの商品エンド台をいくつかつくります。ひとつは「我が家流のシチュー」というテーマで、クリームシチューのマンネリ化に対する課題解決を意識したものです。消費者はシチューミクスに対して「いつも同じ味」という不満をもっており、スパイスや具材でアレンジができることを訴求すれば、購買意欲がかき立てられると考えられました。

ハウスはほかにも従来になかった訴求方法を立案しますし、エバラも初の試みをいくつも実行してスーパーの店頭を賑わせます。大メーカーの販促部門がどう動くかを知ることもできて、興味は尽きません。

本書のすぐれた点は、小規模事業者であっても「価値創造型プロモーション」を試すことができるところです。考え方のポイントや質問の作り方、NGワード、インタビューの方法などがすべて網羅され、実例が掲載されているために、プロに依頼することなくネットショップでもこの手法が試せます。ぜひ手に取って読んでみてください。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

以前この「ダメ出し!道場」に登場いただいたあるショップの店長さんが、ちょうど昨日、スタッフさんとお二人で遠路はるばる飛行機に乗って相談会にご来社してくださいました。(K店長&スタッフMさん! 遠いところありがとうございました! 美味しいお土産もありがとうございました!(^-^))

一生懸命に見させていただき、何時間も時間をかけさせていただいてはおります、この「ダメ出し!道場」ではございますが…
どうしても、ホームページを拝見しただけのダメ出しでは、お店の事情や体制、実績、商品開発や仕入れの状況、人材・人員やスキル、予算や資金繰りなど生々しい商売の本質部分には踏み込んでアドバイスできません。

やはり、直接来社いただいて、突っ込んだお話をしていけば、個々のお店ならではの特徴や弱点を見出し、解決策や活用案をより具体的にお話しすることが可能です。
また、ここではお話しできない、他社の事例や情報についてもお話しできます。何より、Q&Aのキャッチボールができることによって、新たな気づきや商品やサービスのアイデアが生まれてくることも少なくありません!

そして、つくづく感じるのは、勇気と意欲を持ってわざわざ来ていただけるような店舗・店長さんは、その時点で行動力があり、実行力を持っている証ですから、当然、他店より一歩前に進むことができる資質をお持ちだということです!

ITが進み、わざわざ会わなくても、電話どころか動画メール、Web、デジカメ、TV電話、などなどコミュニケーション手段はどんどん進んではいますが、人はそれだけで満足できる生き物でもありません。
わざわざ会って顔を見て、息づかい、目の色、声色を直接感じてこそ、感じ取れたり伝わることも多いのです!

少なくとも私は、わざわざ会いに来てくださる方だからこそ、そのお気持ちに少しでも答えるべく、他では話さない話もしますし、最大限満足して帰っていただきたく、ご相談事項が多ければできる限り時間も延長いたします。

この「ダメ出し!道場」だけで多くのヒントを得て伸びるお店も多いことは大変に嬉しく思いますが、まだまだ迷いや行き詰まりから抜け出せない…という店長さんがいらっしゃったら、ぜひぜひ勇気を持って会いに来てください!

あなたのお店のあなただけにふさわしいお話をさせていただき、必ず目からウロコを何枚も落としていただき、新たな気づきやヒラメキをお持ち帰りいただきたいと思います!(^-^)

今回のお店は、「サンキャッチャー」という、まだ世間ではそれほど認知度は高くない、ちょっと珍しい商品の専門店さんです。珍しい商品だからこそ売っている店が身の回りにも少なく、ネット通販向きだともいえますが…
逆に見れば、認知されていないため見込み客の絶対数も少ない市場の小さな商品ともいえます。少ないお客様に認知の少ない商品の魅力を確実にお伝えして、迷っているお客様の背中を押して差し上げる。そんなアドバイスになれば、幸いです(^-^)

それでは「ダメ出し!道場」第36弾スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
Prismプリズム

ショップ名 :
Prismプリズム様

URL : http://p-rism.ocnk.net/

カテゴリ : ホビー、カルチャー

はじめまして!
サンキャッチャーショップぷりずむの松浦奈緒美と申します。
『ダメ出し!道場』いつも勉強させてもらってます。

(言い訳をすると)育児の合間での片手間運用で、なかなかハマってページ作成ができない状況です。修正したい箇所などてんこ盛りで……。

そんな状況ですが、もし当サイトをダメ出ししてもらえるならば大変嬉しいです!
本当はもう少し見直してから『ダメ出し!道場』に応募したかったのですが、思い切ってメールしてみました。

よろしくお願いします!

★*:・°☆:*:・°
サンキャッチャーショップ ぷりずむ[Prism]
ネットショップ担当 松浦 奈緒美

どこまで短時間・一瞬でサンキャッチャーを解らせるか?

ぷりずむさんに来店されたお客様の多くは、そもそも「サンキャッチャー」が何かをご存知の方は多いとは思います。
しかしながら、サンキャッチャーが、「太陽の光に照らされ虹色の光をお部屋に運び込む光のインテリア」という商品の説明を読み、頭で理解はしても、実際にお部屋がどのように変化するのか? どんなイメージが見られるのか? を感じとることはなかなかできません。

ぷりずむさんでも、「サンキャッチャーって、なに?」
http://p-rism.ocnk.net/page/6
というページを用意して、商品写真と1分程の動画で、そのイメージを伝えようとされています。
しかしながら、これこそ、トップページに置いて、できるだけ一瞬でお客様に感じ取っていただく必要がある内容です。

多くの商材を扱うインテリアショップの取扱商品の一部ならまだしも、ぷりずむさんは「サンキャッチャーの専門店」を名乗っているのですから、絶対にトップページで、お客様の心と興味を引き付けなければなりません!
しかし残念ながら、現状のトップページは看板画像と商品一覧の半分程度はサンキャッチャーの商品写真ですが、ストラップやスマホのアクセサリーなども掲載されています。

上記の「サンキャッチャーって、なに?」ページですら、ホームページ制作用の素材集から持ってきたような(サンキャッチャーとは無関係な)室内写真と、窓際に吊るされたサンキャッチャー画像と商品写真数点はあるものの、最も肝心な部屋のイメージを伝えるビジュアル(画像・映像)は1本の動画だけしかありません。

回線の早いパソコン環境で、ある程度の時間的な余裕がある(動画を見られる)お客様だけは、サンキャッチャーによってお部屋がどのようになるのか? を垣間見ることはできるのですが…
それ以外のお客様にはサンキャッチャーという商品の機能や仕様は理解できても、それによってもたらされる、光や効果や空間の雰囲気の一部さえ感じることができないのが今の「ぷりずむ」さんのお店なのです。

百歩譲って、すべてのお客様にまずはとにかく、この動画を見てほしいなら、この動画への「客導線」を明確に作っておく必要があるでしょう。

動画での説明は素晴らしい!でも内容・演出は手抜きし過ぎ!

まず率直に申し上げて、1分11秒の動画は長いと思います。

http://bit.ly/LOi4Fc

TVのCMに慣れている日本の消費者・生活者において、ナレーションもBGMもない映像を1分以上も見せられるのはかなり苦痛です。最後まで見ていただけない可能性も高くなります。
長くても30秒、できれば15秒程度の簡易バージョンと30秒バージョンの二本立てで用意されるのが良いかと思います。

また、しっかり時間をかけて説明したいのであれば、ナレーションをキチンと入れて、起承転結のある説明映像を演出・撮影しましょう。
「動画」に関しては、ユーザーは、日々一流のプロの演出家が作ったテレビ映像を生まれたときからずーーーっと見てきているわけですから、相当に目が肥えているのです。

特に、「サンキャッチャーとは」の動画は貴店の最も重要な部分ですので、手抜きをせずに、しっかり企画・構成・演出・セット・撮影を行い、短時間・一瞬でサンキャッチャーの魅力、サンキャッチャーがある部屋の魅力を感じさせる必要があると思います!

厳しいツッコミを入れさせていただきますが…動画中の神社の魔除け、余計な日光を反射する鏡、光が壁にかかった人形、部屋の入口付近に置かれた「とうもろこしの…」ダンボール等など…
主役である「サンキャッチャーの作り出す光」を邪魔して、お客様の視線や注意を奪ってしまう物体は全て排除して再度、撮影しなおすようにしましょう!(^^;) きっと松浦店長も気づいておられたはずですよ!
心のどこかで「まぁこれくらいいいか!?」と思っていらっしゃったのではないでしょうか?

お客様はこの動画を見れば余計な部分が気になり、また、美しくなく感じてしまい、サンキャッチャーの魅力が激減です!
プロのカメラマンやナレーターを使う必要はまったくありませんが、構成や時間配分、セットの配置、照明、(もしあれば台詞)だけはじっくり考えてリハーサルを行って撮りましょう!(^-^)

商品写真は商品だけの写真があれば良いわけではありません!

動画での説明は充実しているに越したことはないのですが、動画が見られない環境の方や、モバイルユーザーも想定すれば、やはり静止画・商品写真も充実させておきたいですね!

松浦店長にとっては毎日見ていて、もはや当たり前過ぎる存在になっているサンキャッチャーという商品も、お客様にはまだまだその魅力が十分に伝わっていないと考えなければいけません。

ダメ出ししている私も、サンキャッチャーの存在は他のネットショップさんやインテリア雑貨の商品展示会などで知ってはいますが、実際に太陽の光を受けた際に、部屋の壁や床、天井がどんなイメージになるか? は未体験で、想像はできても具体的にイメージすることはできません。

残念ながらほとんどの商品写真は、商品そのものを撮影したものばかりで、お客様の関心事である、どんな光が見られるのか? お部屋がどんなイメージに生まれ変わるのか? の画像がないのです。

これは例えば、口紅のCMで口紅の映像ばかりが写り、口紅で美しくなったモデルさんがいっさい写っていないようなものです。
車のCMで止まっている車をただ四方から写して、走っている姿がまったくないようなものです。

松浦店長も自ら
「サンキャッチャー(SunCatcher)とは太陽の光を捕まえたくさんの虹の光や幸せをお部屋に運び込む光のインテリアです。神秘的な癒やしの空間を作り出すことができ…」
と書かれているではありませんか!?
ただ光を反射・屈折させる道具なのではなく、それによって「幸せ」「神秘」「癒し」といった価値を生み出す商品なのではないですか?

写真や動画ではその「幸せ」「神秘」「癒し」のすべてを伝えることはできないかもしれませんが、商品写真だけでは、そのほんの一部の雰囲気すらお伝えすることができないと思います。

クリアーなクリスタルにはクリアーな光? ボルドー(赤)やグリーンのクリスタルにはそれら独特の色の光がきらめき、お部屋のイメージは変わるのではないのでしょうか?

動画で光の動きを! ということはもちろんすばらしい試みですので、ぜひとももっと追求していただきたいのですが、基本となる静止画でも、工夫をすれば今よりははるかにサンキャッチャーの魅力をお伝えすることが可能だと思います。

オンラインショップである前に「通信販売」においては商品写真に手抜きをすれば、てきめんに売れない商品ページになってしまいます。
ぜひ妥協をせず、徹底的にサンキャッチャーの魅力を伝える写真の撮り方を追求してみてください。

 全てのサンキャッチャーに必要な画像

どのページにもスワロフスキーの説明の段落で用いられている下記画像が用意されてありますが…

http://p-rism.ocnk.net/data/p-rism/image/strass02.jpg

これは1枚の静止画でサンキャッチャーを見せるにはよくできた、かなり良い画像だと思います!
むしろ、このアングル、イメージですべてのサンキャッチャー商品の画像があれば、商品によっての光のできかたの違いがはっきりとわかり、お客様が商品選びをする上で大変参考になると思います。

商品の大きさや色や形状によってできる光も違うはず。その違いこそ、お客様の関心事・知りたいポイントだと思います。

  おしい!動画での説明、もっと追求してみては?

静止画においても上記に説明しましたが…サンキャッチャーの魅力は商品そのもののキラメキだけでなくその作り出す光、それが映し出される室内の印象だと思います。

日なたで商品を中心とする「紙に写った光の像」だけではなく、そこから室内に向かって屈折・反射された光や、それによる室内全体の印象の変化などを、ぜひすべての商品で30秒以内程度で撮影なさってみてください。

動画でのネットショップの商品アピールは、まだ多くの店が試行錯誤の時期ですが、サンキャッチャーのような動きを見せる商品こそ、動画での説明が生きてくる商品です。
ぜひ、その手法を追求してみてください!(^-^)

貴店の競合になりそうな店舗や海外サイトまで手を広げて、サンキャッチャーの説明を上手に見せている動画がないか、Youtubeを検索してみましたが、どこも貴店と同等かそれ以下のレベルでした。

つまり、まだまだ貴店がNo.1 サンキャッチャーショップとして抜きん出るチャンスはある! ということです。

 自分用とプレゼント・ギフト用 ターゲットを明確に

必ずとは言い切れませんが、サンキャッチャーはかなりギフトに向いた商品だと感じます。しかし、そうなると、商品そのものの仕様や機能だけではなく、貴店のラッピングやサービスがギフト・贈答にどれだけ対応しているか、適しているかを、お客様は吟味したいものです。
ラッピングの装丁や、メッセージカード、納期などのギフトに必要な情報や説明の充実は必要でしょう。

また、まだまだ認知の少ない商品だからこそ、贈り主は、個性的と思われたい反面、贈り先の方に本当に喜んでいただけるかが不安なものです。
サンキャッチャーを贈る動機がただインテリアではなく、「開運」「縁起」「幸福」などの意味合いがあることを、ちゃんと贈り先様に伝わるようなメッセージカードの同梱や説明書が用意されており、その中身を見せる工夫が、注文を検討されているお客様の背中を押すためには必要だと思います。

購入障害を一つずつ取り除く

多くのお客さまがサンキャッチャーを実際に購入したり使ったりした経験がないと思われますので、色々な不安点・疑問点をお持ちでしょう。

例えば…私が思いつくだけでも…

取り付け方・楽しみ方
(どこに? どんな風に? どうやって取り付ければ良いの? 適した部屋の向きや方角はあるの? 日が当たらない部屋でも楽しめる?(贈り先さまの日当たりまでわからない…)
太陽じゃなく照明の光などでも楽しめる?
埃や汚れがついたらお掃除やお手入れはどうすれば良い?
危険度は?
日光を集めて光で加熱して火事になるような心配は絶対にない?
小さな子供など、光が目に入って危険はない?
窓ガラスや壁に風に揺られてぶつかって、割れたり、キズになったりしない?
それを避ける良い方法は?
揺れや回転がすぐに止まると光も止まってしまうのでは?
揺らしたり回転させるオプションなど、長い時間楽しめる方法はないの?

などなど、いくつかの不安や疑問が浮かんできます。

よくある質問は、現在は注文やお届けに関する内容が書いてあるだけですが、商品に関するこうした懸念は購入の決断を鈍らせる障害になりますので、これらもQ&A集として充実させ、一つずつ障害を除去してお客様をためらわせないように工夫しておきましょう!

では、本日はここまで!

総評

オンラインショップとしての基本はできていると思います。
しかしながら、かなり商品・顧客ニーズを絞り込んだお店だけに、本当に商売が成り立つだけの市場規模や売上げが得られるのか? という事業性・採算性が最も心配です。
この辺は、「ダメ出し!道場」だけではわかりません。

例えば…
「サンキャッチャー専門店」
→ クリスタルアート商品専門店 とか
→ 光に関するインテリアショップ 等への展開・発展は、将来の可能性として検討しておく必要があるかもしれません。
今後のことをご検討になる際には、ぜひお気軽に相談会にお越しください。



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、カート内に表示される「送料はこちらからご確認…」の文言を非表示にする方法をご紹介します。送料を別途ご連絡にしている場合で非表示にされたい方はご利用ください。




スタイルシートを編集する

管理画面→デザイン管理→スタイルシートの編集をクリックして下さい。

スタイルシートの編集画面に下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。



.shipping_check {
display: none;
}


.shipping_check

display: none;
非表示用の指定となります。

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php


あなたのカードはどこのカード?

こんにちは。ペイパルジャパン株式会社の植野と申します。
今回から数回に渡り、ECサイトでの決済についての解説コーナーを担当いたします。よろしくお願いいたします。

ECサイトにおいて決済というのは販売プロセスの中でも大変重要なステップにも関わらず、仕組みがわかりづらいこともあって多くの方にとっては中々馴染みがない分野ではないかと思います。このコーナーでは出来るだけ分り易く主にクレジットカード決済を中心に解説していきたいと思います。

まず第1回目は、「あなたのカードはどこのカード?」です。

皆さんに、お持ちのクレジットカードどのカードですか? って聞くと、「マスターカード」とか「ANAカード」とか「三井住友ビザカード」とか、こんな感じの答えをよく聞きます。

ここで説明したいのが、「ブランド」と「クレジットカード発行会社」の違い。

皆さんのクレジットカードを裏返して(自分の署名を書いている方)見てもらうと、小さい字で、「お問い合わせ先」とか「カード発行元」とかそういう文言とともに会社名が書いてあると思います。これが「クレジットカード発行会社」(別名「イシュアー」とも言います)。皆さんがクレジットカードを持つときに申込書を書いて送った会社です。上に書いた例でいうと、「ANA」とか「三井住友」がクレジットカード発行会社にあたります。 また、このクレジットカード発行会社から皆さんに毎月の利用明細が郵送されてきているはずです。クレジットカード発行会社は、クレジットカードの利用者を獲得し、利用者から利用代金を徴収(ほとんどの方は銀行から毎月引き落とされている)するのが役割です。

一方、「Visa」とか「MasterCard」というのを「ブランド」といいます。ブランドは自分たちではクレジットカードを発行しません。では何をしているのかというと、1つは自分たちのブランドの確立です。例えば「Visa」がオリンピックのオフィシャルスポンサーになったり、「MasterCard」が「プライスレス」とかCMを打ったり、っていうのがそれです。
そしてもうひとつの重要な役割が、自社ブランドのクレジットカードを発行している世界中のクレジットカード発行会社や自社ブランドが使えるお店をネットワークで結んで決済を処理することです。

「JCB」、「America Express」、「Diners」も同じく「ブランド」です。ただこれらのブランドはVisaやMasterCardと違って、ブランド自らクレジットカードも発行しています。つまりブランドでもありクレジットカード発行会社でもあるのです。

この「Visa」、「MasterCard」、「JCB」、「American Express」、「Diners」の5つを、「国際ブランド」といいます。この5ブランドのクレジットカードなら、日本国内のみならず海外のECサイトでも使うことができます。

「でもこの前お買い物したサイト、ダイナースカードが使えなかった」って? その理由は次回お話します。

[今回のまとめ]
ブランド

「Visa」、「MasterCard」、「JCB」、「American Express」、「Diners」のこと。

クレジットカード発行会社(イシュアー)
利用者がクレジットカードの申し込みをした会社。クレジットカードを実際に発行する。また毎月利用明細を送ってきて利用代金を徴収する。


PayPalウェブペイメントプラス
https://www.paypal-japan.com/wpp/

PayPal
ソリューション画像

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

メタタグ個別設定の埋め込みタグについて

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、メタタグ個別設定の埋め込みタグについてご紹介します。

メタタグ個別設定では、埋め込みタグを利用することができます。
「管理画面」→「ショップ基本設定」→「メタタグ個別設定」ページを開いて下さい。
利用可能な埋め込みタグは、説明欄内に、「埋め込みタグ」ボタンからご覧下さい。

利用可能な埋め込みタグ、利用方法は下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281594&id=662&artlang=ja



FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

Googleのアップデートについて

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、お客様からよく聞かれる疑問を基に検索エンジンアップデートについてお話させていただきたいと思います。

■Googleのアップデートについて
よくお客様から
「検索エンジンの順位って一度上がったらそのまま上がったままじゃないの?」
「SEO対策は長く続ける意味はない。上がったらそのまま止めてもいいんじゃないの?」
という疑問をいただきます。

検索したとき、上位に表示されているサイトはいつも同じだと感じる方は多いと思われます。

しかし、毎日順位を追って行くと上位表示されているサイトが突然入れ替わるタイミングがある事に気が付くのです。

順位急落の例:

上記グラフは過去、実際に順位が急落してしまったサイトになります。

始めのグラフのお客様は6~7位キープしており、まだ上昇の見込みがあった状態だったのですが、突然下がったと思ったらそのまま順位が低下してしまっているのがわかります。

次のグラフのお客様も1~4位と大変高順位におりましたが40位以下と急に下がってしまっております。

このような急激な変動はGoogleが不定期に行っているアップデートによる影響が考えられます。

Googleは検索エンジンの品質向上のため、不定期でアップデートを繰り返しております。アップデート後は検索順位が不安定になることが多く、そのため大きな変動が頻繁に起こりやすくなります。

検索順位が不安定になる原因として、評価基準などの順位をつけている箇所の変更が挙げられます。

評価基準が変わってしまうことで、今まで評価を受けていたものが逆にマイナスに働いてしまうこともありえます。

順位が急落してしまった場合、落ちた後すぐに修正することはあまり望ましくありません。

先に挙げましたとおり、アップデート後は不安定になっておりますので、評価は変わってないのに一時的に順位が変動してしまうことも少なくないです。

まずは落ち着いて、

・一時的な変動でないか
・検索エンジンのどこが変わったのか
・サイトの内部・外部の調査

等の確認をして正しい対応することが、順位を回復させるための近道になります。

★POINT
・順位が高くても突然下がることがある。
・検索エンジンのアップデートにあった対応する必要がある。

検索エンジンのアップデートについての情報は多く出回っておりますが、正しい情報の把握・正しい対処をすることは年々難しくなってきています。

ご相談だけでも承っておりますので、まずはスウェルキャッチにご連絡下さい!

★次回は最近あった大きなアップデートの「ペンギンアップデート」についてご説明をさせていただきます。

【提供】Webcreation株式会社 SEOサービス、スウェルキャッチ担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

このコーナーでは、実際におちゃのこネットで開業・運営されているショップさまをご紹介します。
ともや手工芸
カテゴリ
:ホビー、カルチャー

(1)貴ショップを自己紹介ください。
ともや手芸店です。創業昭和27年。商店街の中で生地を中心に洋裁材料・手芸材料・ボタン・裏地・芯地・毛糸・ミシン販売修理・洋服のリフォーム・ネーム刺繍・穴かがり・学生服・体操服を取り扱っています。

・何を扱っておられるショップか
主にコットン生地をネットでは販売しています。
30cm以上10cm単位で販売していますので細かいです。

・イチオシの商品を教えて下さい!
ラミネートの生地がはやっています。
テーブルカバーのようなビニールをコーティングした生地です。
エコバックやお財布などを作っているようです。

・最もお客様にアピールしたいのはどういう点か…etc.
手作りの楽しさ実用性です。

(2)ネットショップを始めたきっかけやこれまでの簡単な歴史をご紹介ください。
父の代から地元の商店街で店舗を構え、昔はよく流行っていたのですが時代の流れで商店街には人が来なくなり、大型店もでき、また同業の大型専門チェーン店もでき、ますますお客様が来なくなりました。制服やミシン・ネームなど関連商品を増やしていったのですがじり貧状態でした。
問屋さんから何度も「ネットを始めなさい」と言われ続け、自分ではパソコンは趣味で使っていたのですが、「ネットなんかで売れないだろう」と思い2~3年先延ばしにしていました。たまたまオークションで店では絶対に売れない売れ残りの古い生地が、それも高い値段で売れ、それに気を良くして徐々に出品数を増やして、今日に至っています。おちゃのこネットさんは、地元の公の方から紹介され月会費がお安いのと簡単にHPができそうと思い加盟させていただきました。

(3)ショップ運営には、特にどういう点にポイントを置いておられますか?
*お店と違ってお客様の顔が見えないので丁寧に接すること。
*素早い対応を心掛けています。
*売れ筋を切らさないよう。
*新商品をどんどん紹介していく。
*在庫管理(オークションと店でも販売しているので、HPに在庫があっても実際にはないこ ともあります。)

(4)集客のために、どういう手法を取っておられますか?
*商品アイテム数を増やす。
*売れそうな商品の開拓
*作品の紹介

(5)おちゃのこネットのどういう点がお役に立っていますか?
*良く検索にかかる。(検索のトップの方に出やすいのでは)
*お安い
*社長が良い
*簡単
*携帯・スマートフォンも使える
*ポイントも付けれる
*カードも使える
*まだ使っていないのですがオーダーにも対応できる

(6)その他、おちゃのこネットについて、ご意見・ご感想があればどうぞ
*メール便で発送することが多いので宛名ラベル印刷の機能があれば助かります。
*店でも販売しているし、オークションでも販売しているので正確な在庫が分かりにくいので、売れた時にお買い上げ数量の隣に残りの在庫数量が出るようになれば助かります。

トップページのアイキャッチ・ビジュアルは、抜けるような青空をバックにしたロッジ風の木造家屋と、コットンの布地。空の部分に白抜きで店名が記されていますが、この書体がハンドクラフトにとてもマッチしています。

さまざまな生地を30cm以上10cm単位で販売しているそうですが、考えただけでも絵に描いたような「少量多品種」ビジネスであることが想像できます。つまり、ネットショップに合うロングテール商材だというわけです。

ともや手芸店様は昭和27年の創業ですから、この道ひとすじ60年。今年で還暦を迎えるお店ということになります。その歴史と伝統があってのことか、店名で検索するとGoogleの1ページ目は全部このお店で、トップはおちゃのこのショップが表示されます。

トップページのメニューは、左カラムが「商品カテゴリー一覧」、中央が「お買い得商品」「おすすめ商品」「定番商品」といったタイプ別メニュー、右が新商品の紹介となっています。

中央下部のボタンからはお店のブログにリンクされており、FC2ブログを利用した「ともや・お店情報」が表示されます。大きな写真を使った作品が紹介されていて楽しいのですが、ここ1カ月ほどは更新が止まっているようです。(FC2は1カ月更新がないとトップに広告が表示されてしまうので…)

「ご利用案内」では、お買い物の流れが丁寧に説明されているほか、ものすごくきめ細かい送料の一覧が掲載されています。このあたり、お客様に対する温かい心づかいが感じられました。

今回はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

編集後記

90年代に夢中になっていたアウトドアに、またハマっています。といっても毎週出かけるわけにはいかないので、ベランダで炭火焼きを楽しんだり、パーコレーターでコーヒーを飲んだり。ゆくゆくは全国をオートキャンプで旅してみようと思っています。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しておりますのでダウンロードしてご覧ください。(http://www.ocnk.net/pdf/manual.pdf

■おちゃのこネットFacebook
http://www.facebook.com/ocnk.net

■mixiにおちゃのこネットのコミュニティを開設しました。
【おちゃのこネットコミュニティ】http://mixi.jp/view_community.pl?id=934055
※2010年3月1日よりmixiは、招待制から登録制に変更となりました。

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