コミュニケーション、うまくできてますか?号

※この画像は700×130ピクセルで制作していますので、保存しておちゃのこネットのトップ画像にご利用頂けます。

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

このメルマガをお読みの方は全員、コミュニケーションの達人だと思いますが、世の中にはコミュニケーションが不得手な人が多く存在します。ITツールが充実したからこそ、ますますそれは顕著になっているようです。

たとえば、四六時中、携帯電話を手にしてメール画面に見入っている女子高生。彼女がメールで「つながっている」と思っている友人知人のうち、はたして何人が彼女のピンチに駆けつけてくれるでしょうか。

あるいはTwitterのフォロワー数を増やすのに必死のコンサルタント。フォロワーがみんな有料セミナーに来てくれれば商売繁盛ですが、セミナーはおろか、著書にも、有料メルマガにも、なかなかお金を払ってもらえません。

つまり、現代の日本人が「コミュニケーション」だと思っているものの大半は、単なる「馴れ合い」の場であり、「うなずき合い」をしてお互いに安心するだけの手段なのです。「ムラ社会の寄り合い」から一歩も出ていないというわけです。そこからは真のパートナーシップは生まれません。

ということで、今回のオススメ参考書は、「真のコミュニケーション」を考えるための本をとりあげます。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

コミュニケーションは要らない

押井 守 著 幻冬舎新書

798円 (税込)

アニメファンなら、著者名を見て「おっ」と思うことでしょう。著者の押井守氏は、世界的に評価の高い映画監督で、おもにアニメーション作品を中心に活躍しています。『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』で頭角を現し、『機動警察パトレイバー劇場版』で注目され、『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』で世界的な名声を博しました。『イノセンス』は全世界で公開され、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にノミネート、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』はベネチア国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされました。

世界的に著名なアニメーション監督といえば、誰もがスタジオジブリの宮崎駿監督を思い浮かべるでしょうが、押井監督と宮崎監督は一緒に海外旅行をするような仲で、押井監督は宮崎監督のことを「宮さん」と呼んでいます。両極端の作風を持つ二人の巨匠ですが、実は仲がいいというのは少し意外な気がします。

さて、本書のタイトルですが、非常に反語的な、皮肉に満ちた刺激を感じさせます。実写であろうと、アニメーションであろうと、映画作りにはたくさんの人手が必要で、それらの人たちを監督の目的に沿って動かすためには、強力なコミュニケーションの能力が求められるはずです。にもかかわらず、「コミュニケーションは要らない」というのは、どういう主張なのでしょうか。以下、内容に沿って見ていくことにしましょう。

「まえがき」で、著者は自分の3.11体験を披露しています。地震の瞬間は歯医者の診療台の上にいたこと、帰宅の足を奪われて延々と無言で歩く人の群れを見て「映画みたいだ」と感じたこと、震災以降の報道に触れて強烈な違和感を感じたこと。少し引用してみましょう。

おびたたしい情報がそこにあり、様々な意見が述べられ、ひとつひとつは重要なのだけれど、もっとも知りたいことが、今語られなければならないことが語られていない。

「震災対策」も「復興支援」も、あるいは「原発論議」も、それぞれが何の脈絡もなく論議されているだけだ。あらゆる言説が溢れていながら、そのすべてが目先の問題に終始するだけで、あの出来事の本質に届いていないという激しい焦燥感があった。

なぜそうなのか。著者は日本という国の言説のあり方にこそ問題があると言います。見たくないと思って目を逸らし、言いたくないから気がついても言わない。聞きたくないことは言われても聞かない。近代日本はその姿勢で過ちを繰り返し、破局を招いてきたと著者は指摘します。

また、著者は「日本人には本当のコミュニケーションができない」と主張します。コミュニケーションには「現状を維持するためのコミュニケーション」と「異質な相手と新たな関係性を生み出すためのコミュニケーション」の2つがあるが、日本人はこのうちの前者だけをコミュニケーションだと思い込んでいる、というのです。前者はすなわち、ご近所づきあいや会社づきあい、先輩とのつきあい、家族関係や恋愛関係を意味し、問題を起こさないための協調や協力が重視されます。「ムラ社会」という言葉に代表されるような馴れ合いの世界です。

もう一方のコミュニケーションでは、議論がベースとなります。会議や外交、交渉のように、異なる意見の持ち主が言葉を武器に自分の利益を守ろうとして暴力によらない戦いを展開します。日本人はこちらがすごく苦手だというのが、著者の指摘です。苦手なあまり、「みなまで言わなくてもわかるだろう」「察してほしい」「腹芸」という、国際的に通用しない技に頼ってしまいます。

そうなった原因のひとつは、日本の近代化にともなう「言語空間の喪失」があると著者は言います。言葉が変に均質化して空洞化してしまったため、自分の言葉で議論する習慣が日本人から失われたのだということです。感情の共有をする言葉はあるが、考えをぶつけ合うための言葉がない。それでは議論は生まれません。「道具を使って便利に効率的にコミュニケーションをとるというような方法論によって表層的にコミュニケーションを論じる以前に、この国にはそもそもコミュニケーションの内実が存在しない。我々はまず、そのことに気づくべきだろう」というのが、著者の指摘です。

また、現代の日本人が持っている特徴として、「順番にものを考えられない」「見えないブレーカーですぐ思考停止を起こす」の2点が挙げられています。「順番にものを考える」とは、いわゆる論理的思考(ロジカル・シンキング)を意味しますが、これができずにすぐ情緒に流れてしまうため、本質的な論議ができないわけです。

「見えないブレーカー」とは、ロジカル・シンキングをストップさせる機能のことで、憲法改正論議や原発論議など、本質的な対立が内包されている大テーマでよく起きます。しかし、それがあると異質な相手とまともなコミュニケーションができません。その結果、言うべきことが言えないまま曖昧な態度に終始したり、相手にどんどん言質を取られて劣勢に追いやられてしまったりします。

著者が本書を書いた目的は、「自分で筋道を立てて考えることがいかに大事か」をアピールするためであったと記されています。コミュニケーションの本質を考えながら、自分で思考の道筋をチェックしてみるといいでしょう。そのためのヒントになる1冊です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

前々号のペットフードショップさんの回で触れた、我が家の寝たきりになって介護していた20歳超えの老愛犬が、先週ついに天国へ旅立ってしまいました(泣)。

最後の一ヶ月は数時間おきに鳴いて起こされるため、私もかなり寝不足で疲労困憊でしたが、なんとか最後まで面倒を見てやれて苦しまずに旅立ってくれましたし、何より20歳という大往生でしたので悔いはありません。

亡くなった日にはすでに食欲を無くしていたのに、亡くなる一時間前に私の手作りの玉子焼きを美味しそうに食べてくれたのが最後の食事でした。あぁ、また涙が…(泣)。

さすがに20年の長きにわたっていつも側にいてくれた愛犬がいなくなったのは、想像以上に悲しく、寂しく辛いものですが…最期までちゃんと見送ることができて、本当に良かったと思います…長い間ありがとう。

しんみりしてしまってすみません(^^;) でも無事に葬式もすませ、天国に送ったので、今週も元気に頑張ります!

さて、そんな犬のご縁もあってなのか? またまた今週は犬グッズの専門店さんです(^-^)。

愛犬のためにあれこれ思いを馳せ、喜んでシッポを振る姿や喜んでいる表情を見たくて、おやつやグッズを選んで買うのは、飼い主の最大の楽しみの一つでもあります(^-^)。

それでは「ダメ出し!道場」第39弾スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
dog supply dot

ショップ名 :
dog supply dot様

URL : http://dogsupplydot.ocnk.net/

カテゴリ : ホビー、カルチャー

神戸市灘区にある犬用品専門店のドッグサプライドットです。
ダメ出し!道場にて当店の長所短所を教えていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
ドッグサプライドット ゆみなが

まずはお店の第一印象がダメ!

率直に申し上げて…お店のトップページだけを拝見すると、「商品の羅列が中心の自販機的なお店に見えてしまう」というの正直な第一印象です。

上部に小さな犬たちの画像が並べてあるのと、かろうじて左上に愛犬を抱かれた店長らしき真面目な表情の写真が一枚あるだけで、犬グッズショップとしては寂しいくらいにトップページに人気(ひとけ)も犬気(いぬけ)も少なく、ただグッズが並んでいるために、モノ売りの自販機的なショップに見えてしまっているのだと思います。

「店長らしき」とイジワルな表現をしてしまいましたが(^^;)、名前も、店長という表記もなかったので…「わかるだろう」ではなく、顔写真を出されて挨拶されるなら、キチンと「いらっしゃいませ! 店長の湯水河(ゆみなが)です!…(挨拶文)…」のようにちゃんと名前を名乗り、店長としての思いやメッセージを伝えられると良いでしょう。また愛犬と一緒なら、愛犬の紹介や、そして何より最大の笑顔が必要だと思います(^-^)。

「ダメ出し!道場」でも何度も書いてきましたが、面識のない男性の真面目な表情は、お客様にとっては「真面目さ」よりも「近寄り難さ」を感じさせてしまうものです。大げさなくらいの笑顔でちょうど良いのです。

まして、「愛犬家」「犬大好き!」を期待して来店されるお客様には、愛犬を抱いて最高に幸せな表情をお見せするのが良いと思います(^-^)。

お店の自己紹介、コンセプトのアピール不足

今回の「ダメ出し!道場」へのお申し込みは、あくまでhttp://dogsupplydot.ocnk.net/ のショップサイトだけだったのですが、貴店名で検索させていただいたところ…自社サイトとして http://www.koinu.biz/dot という実店舗情報中心のサイトがあることを知りました。

こちらの方では、より詳しいお店の自己紹介、コンセプトや店長の挨拶、看板犬のゼーゼマン君の紹介などもあって良いと思います。http://www.koinu.biz/dot-shop.htm

こちらのサイトを主たる店舗情報サイト、おちゃのこショップをカート機能と割り切って、組み合わせで運営されているようなので、実際は問題はないのですが…

あえて、おちゃのこサイトだけ http://dogsupplydot.ocnk.net/を切り離して見た場合には、お店の情報や店長の思い、メッセージ等のアピールが不足していると言わざるを得ません。

情報が重複していても、おちゃのこサイトのトップページや情報ページにも、キチンとお店の自己紹介とコンセプトを充実させたページを作っておきましょう。

なぜならば、ネットの場合、お客様は検索により、お店のどのページから入店されるかわからないのです。必ずしも自社サイトのトップページから来るわけではなく、おちゃのこショップのいずれかの商品ページが偶然検索にヒットして入って来られるかもしれません。

その際に、「この店はどんな店?」をすぐに見て知っていただける自己紹介ページへの誘導・メニューは必須です。

また、おちゃのこネットさんの標準テンプレートでは「特定商取引法表示」として左メニューに表記されるリンクに、特定商取引法表示の最低限の表記のみを掲載されているショップさんがほとんどなのですが…

例えばココを「お店情報」「会社概要」などとして、最低限の法規表示だけでなく、お店のコンセプトや理念、概観写真や店長挨拶などを盛り込んで店舗アピールページにする方法も有効だと思います。

看板犬の露出の良し悪し

ペット関連ショップさんでは、「看板犬」と称してオーナーさんの愛犬がモデル犬となって商品モデルとして登場することが多々あります。身近にいつもいてくれる無料のモデルさんですから当然ではあるのですが(^^;)…

一方で、その看板犬の犬種(貴店の場合はミニチュアダックスフント)ばかりが登場してしまうため、商品までもがその犬種専用の商品? であるかのような印象を与えかねません。

例えば下記ジャンルを見てください。すべてが看板犬ゼーゼマン君になっていますよね。

http://dogsupplydot.ocnk.net/product-list/52
http://dogsupplydot.ocnk.net/product-list/25

これでは、他の犬種、特に大きさの違う犬種のオーナーさんたちが一覧を見たとき、「あぁ、うちの子にはサイズが違うか…」「ミニチュアダックス(専用)のお店か!?」と勘違いしてしまい、一つ一つの商品を開いて見ていただくこともないかもしれません。

できることならば、お客様や友人の飼っていらっしゃる、異なる犬種の犬にもモデルさんを頼んだり、もしそれが無理であれば、一覧の時点で他の犬種でもOKである旨をイメージさせる工夫が必要だと思います。

一覧性サイズは一覧の時点で知りたい

上記の「他の犬種でも」とも共通するのですが、貴店の商品ジャンルの一覧では、分からなくて不便なことがあります。
それは「サイズ」です。

http://dogsupplydot.ocnk.net/product-list/27
例えば上記、カラー(首輪)のジャンル一覧ですが、商品によってサイズ展開がまちまちで、一つずつ見てみなければ、自分の愛犬に合うサイズがあるのか否かもわかりません。

そこで…下記のように一覧画像の時点でサイズ表記をインジケーターとして画像に入れ込んではいかがでしょうか?

首輪サイズの インジケーター表示
http://bit.ly/MxMWMx

その上で、#10 #14… とは 何センチを意味するのか、サイズ表記についてキチンと説明したページがあれば、お客様は自分の愛犬に合う商品をぐっと簡単に見つけやすくなると思います。

これは、犬の首輪に限らず、アパレルやアクセサリー、家具などでもサイズ展開のある商品を同じ品番で、サブタイプとして選ばせるようなお店では有効な手段ですので、ぜひ覚えて工夫してください(^-^)。

得意分野は何?どこ?ブックマークさせる強みを!

犬用のグッズやフードの専門店は、ネット上に恐らく数千件を超えて万の単位であるかも知れません。非常に競争の激しい業種でもありますが、一方でお客様も常に良いお店、良い商品を探して浮遊しているジャンルでもあります。

それゆえに、個々のお店は、【強み・特徴】を持って、そのキーワードでSEO対策やリスティング広告を買ったりし、顧客獲得・集客を図りますし、その強みのあるジャンル商品でリピート化、固定客化して行くことが利益を上げることにつながります。

率直に申し上げて、ドッグサプライドットさんの 【強み】はどこにあるのか? 何の商品が収益の柱なのか? はわかりませんでした。

あえて言えば、チョーク系(引っ張ると締め付けるしつけ用の)首輪やチェーンの品揃えはそれなりにあるのかな? という印象を受けましたが、その割りに、しつけや、そのチョーク系チェーンや首輪の使い方、上手なしつけ方などの情報不足を感じます。

そういったペットオーナーに有効な情報が深ければ、ブックマークしていただける可能性も高まりますし、ブログやSNSなどを通じてクチコミしていただく可能性も増えると思います。

自然派、無添加系のおやつやフードもあるようですが、信頼に足る程の情報までは掲示されていないのも残念です。国産とはあるが国内のどんな地域のどんな工場で、どんな環境でどんなこだわりで作られているか? などの、飼い主が本当に欲しい、知りたい情報まではありませんね。

保存料や着色料、添加物にこだわる飼い主さんだからこそ、そこまでの細かい信頼できる情報がほしいのではないでしょうか?

ホームセンターや街のペットショップで安価に買えるフードの何倍もの価格のおやつやフードを買うからこそ、そこまで知りたいのです。そこまでのこだわりがあるフードで、そこまでの情報と商品を調達している貴店を信頼して、そこまでの価格を我が愛犬に出せるオーナーさん。それこそが貴店のリピーターになってほしいお客様像なのではないでしょうか?

やつならば徹底的に!お客様の声の表示

「商品をお買い求めいただいたお客様からのお写真やコメントも紹介した商品ページ作りは、WEBショップオープン当初よりのこだわりの1つです!」
とあって、一部の商品にお客様コメントが入っているのは大変に良いのですが… 逆にこれが、「お客様のコメントがない商品はまったく売れていないのでは?」という懸念にもつながりかねません。

新入荷商品であれば、それも仕方ないとは思いますが、新商品以外に関しては、実店舗のお客様の感想や、まだ売れていない商品であっても実店舗のリピーターさんにモニター使用していただいてコメントを入れるなど、徹底して「使用感」を伝えることは、貴店の強みとして徹底される方が良いと思います。

また、商品ページにおいても「お客様コメント」は明確にひと目でそうだとわかるように、他の商品説明文とは背景色や文字の色や太さなどを変えるなどして、目立たせ区別する工夫もあるとなお良いと思います。

商品の特徴を、商品名や一覧写真の時点でちゃんと伝えよ!

たまたま見た商品ですが…下記 ウォーターホール:ブルー
http://dogsupplydot.ocnk.net/product/1051

水を入れておく器なのですが…商品名と写真だけでは、最初、商品の特徴がピンと来ませんでした。

犬を飼ったことのある方でも、ミニチュアダックスなどの垂れた耳の長い犬種を飼ったことがある方しかわからない商品かも知れませんが、垂れた耳の犬は水を飲んだり、餌を食べる際に耳が器に入ってしまって、濡れたり汚れたりしてしまうので困るのです。

この商品は開口部分の径が細く、口先しか入らないので耳が器の中に入らずに済み、耳を濡らさずに水が飲めるという商品なのですね。

こういった商品は、ベテランオーナーさんなら知っていて当然かもしれませんが、飼い始めたばかりの方や、そんな便利な商品があることを知らない方には、教えられて初めてほしくなる商品でもあるわけです。

「ウォーターホール」では何のことか気づかないお客様も…例えば
「耳濡れ防止の水入れ容器 ウォーターホール:ブルー」
http://dogsupplydot.ocnk.net/product/1051
としたらいかがでしょうか?

その上で商品写真に開口部の直径が10cm と文字入れしておけば、画像を見ただけでも商品の機能や仕様がイメージできますね! せっかくの良い商品の良さを、キチンとアピールしてあげましょう!

また、「耳濡れや汚れに困っている」といった、ニーズ(用途)での切り口で関連商品の一覧コーナーを作って見せてあげるなども、ネットショップならではの見せ方ですね!
ヒントになれば幸いです。

では、本日はここまで!

総評

先週に引き続き、実店舗の商品を並べただけの「自販機」ショップと言わざるを得ません。

せっかくの品数、商品種類、機能などがまだまだ埋もれていて気づいてもらえていないケースも多いと考えられます。

個々の商品ページでの情報は十分なのですが、一覧での商品特徴のアピールに工夫が必要だと思います。

また、競争の激しいジャンルだけに、売り方、商品企画、利益創出の仕組み(ビジネスモデル)が重要となってくると思います。

ホームページの改善、というレベルではなく、ビジネスの成長を本格的に考えられる際はぜひお気軽に相談会にお越しください。(^-^)



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、商品検索欄を追加する方法をご紹介します。




htmlタグを追加する

管理画面→デザイン管理→画像とコメントの設定の自由記入欄に下記のhtmlタグを追加してください。
http://demo.ocnk.net/product-list は、ご利用のアカウントIDまたは独自ドメインのURLに変更してください。
今回の例では、左エリアに設置しておりますが、中央エリア、フリーページ等でも設置可能です。
設置位置は、管理画面→デザイン管理→表示とレイアウトの設定の表示位置、並び順で設定してください。

例)
アカウントIDがdemoの場合
http://demo.ocnk.net/product-list

独自ドメインURLがwww.ocnk.netの場合
http://www.ocnk.net/product-list



<div class="side_box">
商品検索:<form method="get" action="http://demo.ocnk.net/product-list" style="margin: 0; padding: 0;"><input type="text" name="keyword" size="10" class="form" /><span class="bot_b"><input type="submit" name="Submit" value="検索" /></span></form></div>


※検索に利用した文字列は、検索後の検索結果ページでは、サイト上部の検索欄に表示されます。
 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php


私のお金が、お店に払われるまで(その2:オンライン編)

こんにちは。ペイパルジャパン株式会社 植野です。
だんだん暑い季節になってきました。夏が好きな人にとってはワクワクする時期ですね。

「仕組みからわかる決済」、第4回です。

今回は、「私のお金が、お店に払われるまで(その2:オンライン編)」です。

前回、リアル店舗でのクレジットカード決済の基本的な仕組みについて解説しました。
今回は前回の解説をベースにしてオンラインでの決済の仕組みを説明しますので、前回の記事も是非読んでおいてください。

前回の説明のように、リアル店舗では、
1. 支払い能力の確認(与信)
2. 本人確認
3. 売上報告

の3つのステップでクレジットカード決済が行われています。
では、オンラインショップでは、どのようにしてこの3つのステップを行うのでしょう。

1.支払い能力の確認(与信)
リアル店舗ではお客様から預かったクレジットカードをCAT端末に通すことで、アクワイアラーを経由してイシュアー(クレジットカード発行会社)にクレジットカードの支払い能力を確認していました。
しかしオンラインショップでは、そもそもお客様のクレジットカードを物理的に手にすることができません。
そのため、オンラインショップでは、お客様に自分でクレジットカード番号や有効期限の情報をお買い物の時に入力してもらうことになります(皆さんも、オンラインショップでお買い物をした時に経験があると思います)。

ではオンラインショップは、お客様に入力してもらったクレジットカードの情報をどうやってアクワイアラーに渡せばよいのでしょう?
原理的にはCAT端末が行なっているみたいに、オンラインショップのシステムをアクワイアラーのシステムに直接つないでデータをやり取りすればいいのですが、それには技術的に色々と難しい点があります。
そこで通常はオンラインショップとアクワイアラーの間を仲介する「決済代行会社」のシステムを使ってこの処理を行います。つまりオンラインショップは、お客様からもらったクレジットカード情報をアクワイアラーに直接ではなく、決済代行会社に送信します。 決済代行会社はその情報をアクワイアラーに送信、そしてアクワイアラーはイシュアーに転送します。

前回のリアル店舗の図(下図)と比べてもらえると分かりますが、店舗とアクワイアラーの間に決済代行会社が入った形になります。


2. 本人確認
リアル店舗では、伝票にサインをしてもらい、そのサインがクレジットカード裏面のサインと一致しているかを確認することで本人確認を行なっていました。
しかしオンラインショップの場合、そもそも物理的なクレジットカードを見ることが出来ないためサインの照合は行えません。つまりオンラインショップでは本人確認が行えないことになります。ここがリアル店舗とオンラインショップの大きな違いです。
一般にアクワイアラーとの加盟店契約は、リアル店舗用とオンラインショップ用では別の契約となっており、またアクワイアラーが決済毎に課金する手数料もリアル店舗とオンラインショップでは別になっている(通常オンラインショップの方が高い)のも、オンラインでの決済では本人確認が出来ないためにリスクが高い(本人ではない人が決済する可能性がより高い)ということに起因しています。

最近では、オンラインでの決済において本人確認をするための仕組みとして、いわゆる「3Dセキュア」という仕組みをクレジットカード会社は提供しています。この3Dセキュアについては、以降の回で解説できればと思います。

3. 売上報告(売上)
オンラインショップの場合もリアル店舗の場合と同様に、アクワイアラーに対してお客様に実際に商品を渡した(販売した)ことを与信時にもらった承認番号とともに報告しなければなりません。 通常この処理も、決済代行会社を経由してアクワイアラーに行います。

ここまでで見たように、リアル店舗の場合に比べてオンラインショップでの決済は、
- アクワイアラーとの間に「決済代行会社」を介在させて決済処理を行う
- 本人確認処理を行うことができない
という違いがあります。

次回は、今回登場した「決済代行会社」とは何なのか、についてもっと詳しく解説します。

[今回のまとめ]
決済代行会社

オンラインでのクレジットカード決済において、オンラインショップとアクワイアラーの間に立って処理の仲介を行う。


PayPalウェブペイメントプラス
https://www.paypal-japan.com/wpp/

PayPal
ソリューション画像

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

カテゴリ検索について

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、カテゴリ検索について一部機能改良を行いましたので、ここでご紹介させていただきます。

管理画面内の下記の箇所ではこれまでサブカテゴリがある場合、サブカテゴリの選択が必須となっておりましたが メインカテゴリのみでの検索が可能となりました。
メインカテゴリのみで検索した場合、含まれるサブカテゴリ内の商品が全て検索結果として表示されます。

・陳列中商品設定
・在庫一括設定
・商品CSVダウンロード
・Googleショッピング設定ダウンロード
・メタタグ個別設定 商品詳細ページ (カテゴリの場合のみ)
・おちゃのこ倉庫便入庫連絡


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

SEOに適したサイト作り1

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは!
Webcreation株式会社のSEOサービス、スウェルキャッチです。

今回はスウェルキャッチでお客様からよくお問合わせを受ける、
「SEOに適したサイト作り」についてお話しさせていただきます。

■《SEOに適したサイト作り1》

「SEOに適したサイト作り」として簡単に修正できる項目についてご紹介させて頂きます。

●自由記入欄を用いてオリジナルのコンテンツを作成する。

SEOにおいてオリジナルのコンテンツがあるということはそれだけで強みになります。
扱っている商品についてやサイトの内容に合ったコンテンツを作成することでサイト内のテーマが定着して検索エンジンによい評価を与えることができます。

あまり狙ったキーワードを意識しすぎたコンテンツは逆にマイナスになってしまうこともございますので適度にキーワードを入れたコンテンツを作成することが望ましくなります。

コンテンツの作成例として以下のようなコンテンツだとテーマ性も定めやすく、作成しやすいコンテンツとなります。

・扱っている商品についての説明をする

もしお客様としてショップを見るならただ商品の羅列をしているサイトと扱っている商品について産地や売りなどの大まかな説明があるサイトでは後者のほうが興味を持てるサイトになっていると思いませんか?

ショップ内で扱っている商品について簡単な説明を入れるだけでも、テキスト量が増えるとともにサイトに来たお客様が興味を持ってサイト内を詳しく見てくれるようになると思われます。

・ショップの特徴や売りなどを説明する

同じ商品を扱っている通販ショップは多数あります。
もちろん他のショップもSEO対策をしたりなどして集客を行います。

その中でショップの特徴や売りを記述することで他のショップとの違いを明確にし、検索エンジン・お客様に見えるようにすることで、サイトの独自性が高まり評価や売り上げの向上に繋がります。

検索エンジンは検索者のニーズに応えることのできるサイトを高く評価します。
商品を豊富に扱うことも集客に重要ですが、ちゃんとショップとして特色や売りを記述することで検索エンジンにもお客様にも好かれるサイトにすることができると言えるでしょう。

★POINT
・オリジナルのコンテンツを作ることが重要
・サイトの特徴や売りを推し出すことで競合と差をつけることができる

どのようなコンテンツが検索エンジンに好かれるのかは上位表示を狙うキーワードによって変わります。
ご相談だけでも承っておりますので、まずはスウェルキャッチにご連絡下さい。

次回も引き続き、「SEOに適したサイト作り」について紹介させて頂きます。

【提供】Webcreation株式会社 SEOサービス、スウェルキャッチ担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

このコーナーでは、実際におちゃのこネットで開業・運営されているショップさまをご紹介します。
PUMP
カテゴリ
:スポーツ、レジャー

(1)貴ショップを自己紹介ください。
岩壁を登るクライミング、巨岩を登るボルダリングと言うスポーツを体験できる施設、クライミングジムPUMPのオンラインショップです。
クライミング・ボルダリング時に使用するギア(クライミングシューズ等)やウエア、クライミングDVDなどありとあらゆるものが揃うクライミングのプロショップ。
国内外より集めた豊富な品揃えと圧倒的な在庫で日本中のクライマーに御利用いただいております。

(2)ネットショップを始めたきっかけやこれまでの簡単な歴史をご紹介ください。
クライミング用品を専門で扱うショップが地方ではまだあまりない開設当時の現状を変えたく、日本中にいるクライマーの方々によりクライミングを楽しんでもらえるツールの1つになればと思い始めました。

(3)ショップ運営には、特にどういう点にポイントを置いておられますか?
*ある程度の見易さ、当たり前の対応の上でスタイルをもって運営する。
*毎日更新する。
*ネットショップと言うことをあまり意識しない(店頭との違い、可能性)、しかしネットショップの利点を最大限に活用する。

(4)集客のために、どういう手法を取っておられますか?
購入いただいたお客様の口コミを重視。よって面白可笑しくが理想。
一時の大きな集客よりも日々少しづつでも来店してくれる人を増やすことが大事。

(5)おちゃのこネットのどういう点がお役に立っていますか?
商品をUPすること自体が苦になってしまっては意味がない、そういった意味で慣れてしまったと言うのもありますがやはり機能が使いやすい点は非常に役立っています。
使いやすいだけでなくこだわったページ作りも充分可能な機能が揃っていることも嬉しいです。
定期的な改善、機能の増設も長く使っていく点で非常に頼もしいです。

(6)その他、おちゃのこネットについて、ご意見・ご感想があればどうぞ
最近商品のバリエーションが増えてきたので商品カテゴリーのサブカテゴリーよりさらにもう1つ先のカテゴリー(サブサブカテゴリーのようなもの)を増やしていただけたら幸いです。
それとページの横幅が若干狭く感じてしまう時があります。もう少しページ固定横幅があってもいいのかなと。。。
(両者とも現時点で設定が可能でしたら申し訳ございません。)
細かい点を指摘してはしまいましたが非常に満足して利用させて頂いています。 当店でもまだ活用していない機能が沢山あるので今後も利用していくのが楽しみです。

PUMP様は、クライミングとボルダリングのグッズを扱う専門店です。母体は「クライミングジムPUMP」という、全国に7カ所ある国内最大級のインドア・クライミングジムです。http://www.pump-climbing.com/index.html

クライミングジムとは、自然の岩山に似せた人工の岸壁が室内に用意された運動施設で、PUMP様では手と足だけで4~5mの低い壁を登る「ボルダリング」と、ロープを使用して5m以上の高い壁を登る「ロープクライミング」の2種類が楽しめるそうです。

「ボルダリング」と「ロープクライミング」の両方を合わせて「フリークライミング」と呼びますが、どちらも手と足の力だけで重力に逆らって壁を登るスポーツであることが共通しています。高価な道具は必要なく、ボルダリングは靴とチョークバッグにマット、ロープクライミングはそれらに加えてハーネスやロープがあれば始められますが、最初はジムでレンタルすることもできます。

今回ご登場いただいたショップは、このクライミングジムの運営する通販サイト。ジムのサイトにクライミングの基礎知識などは掲載されているので、こちらは商品説明がメインになっていますが、「What's New」を丹念に読んでいくと、ショップの楽屋裏まで見えて、楽しくなります。

どのページもデザインポリシーが統一されていて、文字色は黒と赤。けばけばしくないので、長時間眺めていても目が疲れません。これは、リピーター中心のニッチ商品を扱うショップにとって大事なことです。

商品の中でおもしろいと思ったのは、握力を鍛えるための「GripPro Trainer」。緑、黒、赤の3色があって、それぞれ負荷が違います。指先の力だけで体を引き上げる状況があるクライミングならではのグッズですが、普通の人が日常生活のために使っても役に立ちそうです。http://pump.ocnk.net/product/855

今回はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

編集後記

プロデューサーがクラブの後輩という縁で、8月公開のドキュメンタリー映画『夏の祈り』の試写会を見てきました。高齢化した長崎の被爆者たちの日常を追った内容ですが、「被曝とは何か」という問題を突きつけられた気がしました。映像の力はすごいです。チャンスがあったら、ぜひご覧ください。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しておりますのでダウンロードしてご覧ください。(http://www.ocnk.net/pdf/manual.pdf

■おちゃのこネットFacebook
http://www.facebook.com/ocnk.net

■mixiにおちゃのこネットのコミュニティを開設しました。
【おちゃのこネットコミュニティ】http://mixi.jp/view_community.pl?id=934055
※2010年3月1日よりmixiは、招待制から登録制に変更となりました。

■おちゃのこネット公式twitter
http://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【garitto】http://www.garitto.com/
【おちゃのこ8】http://www.ocnk8.net/
【オートステップメール】http://www.autostepmail.com/

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