いよいよ電子書籍が本格化しそうですね号

※この画像は700×130ピクセルで制作していますので、保存しておちゃのこネットのトップ画像にご利用頂けます。

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

かなり前から情報がリークされていたアップルのiPad miniが出てきたと思ったら、アマゾンはすかさずKindle Paperwhiteを出してきました。今日のネット上では、圧倒的にアマゾンの話題でもちきりです。

とくに私が所属する出版業界では、黒船アマゾンの動向が興味深く注視されていましたから、「いよいよ来たか」という感慨がひとしおです。同時にスタートしたKindleストアやKindleダイレクト・パブリッシングも、どのように発展していくのか楽しみです。

これまで「電子書籍なんてまだまだ先」とうそぶいていた出版社たちは、その舌の根も乾かぬうちにアマゾンの軍門に下るものと予想されます。紙の出版と電子出版の両建てでアマゾンに売ってもらうのが得策ということに、ようやく気がつくからです。そして既存の出版取次店は、ますます未来を悲観するようになるでしょう。

私はかなり早くから、電子出版が当たり前になるだろうと思っていました。周囲の人に「その証拠は?」と聞かれたとき、「自炊している人がたくさんいるから」と答えました。わざわざ手間暇かけて紙の本をPDF化している人は、電子出版の潜在顧客そのものです。

といって、紙の本はなくなりません。CD全盛の時代でもアナログレコードが残るように、いや、それ以上のニーズで紙の本は必要とされるでしょう。オンデマンド印刷がもっと低コストで高品質になれば、まだまだ紙で出版するメリットは多いと思います。そもそも、コンテンツは同じものなのですから、電子出版と紙の出版は二律背反の存在ではないと思います。

日本でいつ紙の出版を電子出版が追い越すか。おそらくその日は、私の目の黒いうちにやってくるだろうと予想しています。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

新幹線お掃除の天使たち
「世界一の現場力」はどう生まれたのか?

遠藤 功 著 あさ出版 刊

1,470円 (税込)

まずびっくりさせられたのが、純然たるビジネス書であるのに、オールカラーで印刷されていること。価格もそれほど高くはないので、これには驚きます。DTP(デスクトップ・パブリッシング=パソコンで印刷の前段階を処理すること)と商業印刷のコストダウンで、昔より4色印刷(いわゆるフルカラーは黄・赤・青・黒の4色のインクで表現されています)のコストが下がっているとはいえ、販売部数をかなり多めに設定しなければならなかったはずで、ハイリスクの賭けを決断した出版社には頭が下がります。多くの出版社はそれができないから、せいぜい2色印刷でお茶を濁すのです。

そうなると、どんな出版社なのかが気になるところですが、版元の「あさ出版」は歴史の浅い出版社で、設立は1991年。中経出版にいた佐藤和夫氏が独立して創業したため、ビジネス書に強いという性格を持っています。『日本でいちばん大切にしたい会社』は、続編と合わせて50万部超のベストセラーです。

佐藤社長は、同社ホームページで次のようなメッセージを発信しています。「インターネットが普及し、さまざまな情報が瞬時に伝達、共有されるようになりました。このような時代に、時間をかけて情報を編み、書籍をつくることは、一見効率的ではないように思われます。ですが、著者の体験、知恵、そして思いが詰まった書籍には、読者の心をときに励まし、ときに安らかにする『力』があります。私たちはこの書籍の力と可能性を信じています。すべての働く皆様に、『わかりやすくて役に立つ』書籍を、かつ『生きる勇気・働く情熱』を生み出していただける書籍を発行していくこと、これが私たちの使命です」

さて前置きが長くなりましたが、本書の内容に入ることにしましょう。本書は「優れた現場力はどのようにして生まれてくるか」をテーマに、新幹線の車内をわずか7分間という短時間できれいに清掃する清掃会社とそのクルーを事例にして展開しています。著者は早稲田大学ビジネススクール教授で、欧州最大のコンサルティング・ファームであるローランド・ベルガーの日本法人会長です。多数の著書がありますが、代表作『現場力を鍛える』『見える化』(いずれも東洋経済新報社刊)は、お読みになったことのある方も多いのではないでしょうか。

本書は4部構成になっています。
・プロローグ「なぜ新幹線の車両清掃会社がこれほど私たちの胸を打つのか?」
・第1部「『新幹線劇場』で本当にあった心温まるストーリー」
・第2部「『新幹線劇場』はどのように生まれたのか?」
・おわりに「リスペクトとプライド」

プロローグは、事例として取り上げた鉄道整備株式会社、通称「テッセイ」の会社紹介です。テッセイはJR東日本の子会社で、JR東日本の鉄道車両を清掃するのが仕事です。したがって、本書で「新幹線」とあるのは、東北新幹線、上越新幹線、北陸(長野)新幹線のことで、東海道新幹線や山陽新幹線、九州新幹線は対象ではありません。

本書に登場するのは、主として新幹線の清掃に従事している「お掃除の天使たち」。著者はこの人たちの舞台を尊敬を込めて「新幹線劇場」と呼びます。その劇場のおもな場面は、わずか7分間。新幹線の折り返し時間は12分ですが、降車に2分、乗車に3分かかるので、清掃に使える時間は残りの7分しかありません。しかも列車が遅れて到着すると、その時間はさらに減らされます。

その間に、普通車1両を1人で担当する清掃クルーたちは、次のような仕事をてきぱきとやり遂げます。
・25mの車両を突っ切り、座席の下や物入れにあるゴミをかき集める
・ボタンを押して座席の向きを進行方向に変える
・全部で100ある座席のテーブルをすべて拭く
・窓のブラインドを上げ、窓枠を拭く
・汚れた座席カバーを交換する

そのほかに、グリーン車を担当する人やトイレ掃除専門の人がいて、1列車を担当するチームは22名で編成されています。チームは、多いときで1日に20本の列車を清掃します。そのチームが11組あり、早番と遅番に分かれて始発から最終列車までを清掃していきます。こうして1日に110本、トータル1300両におよぶ車両がきれいになっていくのです。

本書のキモは、そうした外見からのすごさをリポートした部分ではありません。組織論として「現場力」を取り上げている以上、リーダーシップやモチベーションの維持、チーム編成の機微にスポットライトが当てられていきます。いかにして世界最速の清掃技術が培われ、磨かれていくかも探っていきます。

どんなに「すごい」現場でも、清掃作業である以上、いわゆる「ガテン系」の側面はあります。その証拠に、テッセイは毎年200名近い人を採用していますが、その半数近くが1カ月で辞めてしまうそうです。現在50%の正社員比率を70%に上げていきたいそうですが、すぐに辞めてしまう人が多いためになかなか実現できないでいます。

その話を聞けば、「なあんだ、ふつうの会社じゃないか」と思いますね。でも、その悪条件を乗り越えて、世界最速の清掃技術を確立し、お客様に愛される新幹線劇場の主役たちを育て上げているからこそ、テッセイの現場力は人をうならせるものなのです。そして、だからこそ、本書は読むに値する本なのです。

気持ちに活を入れたいときにこの本を読めば、レッドブルを飲むよりも効果があるかもしれませんよ。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

私が初めてインターネット上でビジネスをやり始めた(1円でもお金を稼ぎ始めた)のは1997年のことですので、すでに15年が経とうとしています。アメリカではそれより数年前からインターネット上での商売が始まっていましたが、日本では相当に早いお店でも96年くらいからではないでしょうか。

まだインターネットへのアクセスがモデムで、ダイアルアップ(電話回線でそのつど発信してプロバイダーのアクセスポイントに接続する方式)でしたし、回線も 数十KBPS~数百KBPS(今の1000分の1程度)の通信速度でしたから、仕方ありませんね。

でも、その当時から変わらないのは、「検索サイト」で検索してからホームページを探し、見つけアクセスするという習慣です。今も検索大手のYahoo!は当時からスタンダードでしたが、まだGoogleはありませんでした。また、多くの「検索サイト」への登録は、申請ベースや各社の手動での登録でしたので、いわゆるSEO(検索エンジンの最適化)などという概念も、まだ存在していませんでした。

自動で検索ロボットと呼ばれるプログラムがネット上をクロール(巡回)し、サイトのアドレスを集めてくるgooのような検索エンジンができてから、徐々に、いかにロボットに見つけてもらいやすくし、上位に表示させてもらうか? という考え方「SEO」ができてきました。しかしながら、私はこの いかにも機械的で、人間の思考パターンや行動パターンにそぐわない「SEO」が大嫌いでした(今でも)。

ただ、仕事上で関わったサイトは、運良く? 技術的なSEO対策を意図的に施さなくとも、マジメにコツコツとお店やサイトの「中身」「本質」を充実させていくことで、比較的に検索サイトでの表示順位も上位に位置し、また、クチコミや取材、ビジネスとして適正な広告宣伝も行うことで、他の方法からの集客・アクセスが得られてきました。

この「ダメ出し!道場」開始以来、何度も申し上げていますが、商売の本質である商品やお店の陳列・展示、サービスなどをおろそかにして、まずはアクセスアップのためのSEO対策を優先し、悪い状態のお店を必死で露出アップ・アクセスアップするような本末転倒なことは間違っていると思います。

今回のお店は、中身、本質はかなり充実していながら、そのSEOでちょっとトラブルにあってしまったようです。今回は少しその辺に触れながら、お話ししてみたいと思います。
それでは「ダメ出し!道場」第47弾スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
ブラインド屋さん

ショップ名 :
ブラインド屋さん 様

URL : http://blindyasan.ocnk.net/

カテゴリ : 住まい、インテリア

いつもお世話になっております。おかげさまでこちらのショップは6年目を迎えております。今後もっと売り上げをあげていくために、是非診断いただき貴重なご意見をいただければと思いましたので、お申込みさせていただきます。よろしくお願いいたします。

弊社は楽天市場、ヤフーショップ、アマゾンなどでも商品を出品しており、ブラインドやカーペットなどのインテリア商品を中心に販売しておりますが、こちらのショップはその中でもオーダーブラインドに特化した、通常検索で商品を探しているお客様に向けたショップです。

当店の強みとしては、イスラエルにあるかなり規模の大きい(世界20か国ほどに輸出をしています)ブラインド製造工場で作ったオリジナルの商品があり(オルサンオーダーブラインド)、多店舗でも販売している国産メーカーの商品よりもかなり粗利が高いことがあります。

これをもっと全面に打ち出すべきなのかと思いますが、現在のところ、イスラエル製の商品というのが、初めて聞いたお客様にはそれほどプラスには映っていないようですので(北欧のとでも書ければ受けがいいのでしょうが…)、現時点では製造工場の簡単な動画紹介と紹介ページのみとしております。

ただしこちらの商品は受注を受けてから海外での生産のため、お届けに2~3週間ほどかかってしまいますので、中にはお急ぎのお客様もかなりいらっしゃいますので、その方たちのためにも1週間ほどで納品が可能な他の国産メーカー品も並行して販売しております。

オチャノコさんではオーダーブラインドを販売しているショップはほとんどないと思いますが、全国では数十の店舗はありますので、そちらの店舗と差別化を図るために、他店ではほとんど導入していない、採寸方法、取付方法などを動画で紹介したり、購入商品がイメージしやすいように、お客様が実際に納品された後の設置写真も数多く紹介し、日々付加価値を高めることができるように頑張っております。


当店のお客様の層は30代から40代の既婚の方が圧倒的に多いですが、最近になり、さらに高年代の方もいらっしゃるようになりまして、ネットに不慣れな方が割とハードルの高いオーダーメードのブラインドを注文しようとされるので(オーダーブラインドは事前にお客様に窓のサイズを測ってもらったり、部屋に合わせてカラーやコードの位置など様々な仕様を選んでいただく必要がありますので)、まだまだページがわかりづらいとの声もいただいており、その都度修正をさせていただいている現状です。

今後もこのように年配の方々もネットを使うようになり、オーダーブラインドを購入されるお客様も増えてくると思いますので、よりわかりやすいページ構成を考える必要があると思っておりますが、制作者側が知識を持ってしまっているために、これは書かなくても大丈夫だろうと、気づかぬうちに、そのようなお客様目線に立てていないことも多々あると存じます。

またハンドメイド商品などを販売されているショップには非常に親しみのあるようなページが多々見受けられる部分があると思いますが、その点では当店は少し堅いイメージがあるのは否めないところです。 ちょっと長い紹介になってしまい申し訳ありませんが、数あるオーダーブラインドを販売しているショップの中で、お客様に「ここで買ってよかった!」と思っていただけるショップを目指して頑張っておりますので、是非当店の至らないところ、改善すべきところの「ダメ出し」をよろしくお願いいたします。

株式会社オルサン 大津山

サイトの構成はほとんど申し分ない!

開いた瞬間に「おぉ~! すばらしい!」と独り言を発してしまいました。
率直に、今まで「ダメ出し!道場」で見て来たショップさんの中でもトップクラスに入る、充実して完成度の高いショップさんだと思います。

コンセプト、商品の品揃え、店舗構成、見せ方、FAQなど、かゆいところまで手の届く行き届いた説明。本当に日々、どうすれば良くなるか? どうすれば少しでも売れるのか? お客様に伝わるのか? 考えに考えてこまめに改善、修正を繰り返してきた結果なのだと思います。

努力しすぎて策に溺れた!? 過度のSEO対策

実はこのことはお店の自己紹介文ではなく、おちゃのこさんとのやりとりの中で告白されていたのですが、重要な問題ですし、今年に入って起きたことで、多くのショップさんにも影響のあることですので、あえて紹介させていただきます。

ただ、私どもはSEOの専門家ではありませんし、対策は行っておりませんので、あくまで情報の紹介ということでお願いします。


↓↓↓↓↓
「現在、こちらのショップがグーグルのペンギンアップデートにひっかかり、どんどん順位が下落しておりまして(今まで有料リンクや相互リンクをかなりやってましたので)、それまでの3年間、ブラインドというキーワードで常に上位にいたので、それだけで十分な注文が入っていたのですが…」
↑↑↑↑↑

Google社の「ペンギンアップデート」というのは…ご存知世界最大の検索サイトGoogleの検索結果を表示するロジックの変更のことで、Google社のガイドラインに違反する不正な手法でランキングを上げようとしているサイトを排除するためのものです。 もう一つ、不正に他のサイトのコンテンツをコピーしたサイトを排除する「パンダアップデート」というものもあるのですが、パンダもペンギンも白黒の模様なのにかけ「白黒はっきりさせる」という意味を持つGoogle独特のシャレのようです。(^^;) これらのアップデートが今年になって何度か実施され、不正とみなされたサイトが急激に表示順位を下げる現象が起こっています。

ペンギンアップデートの対象になったのは、裏技的な手法を使い、本来あるべき順位よりも高い順位に無理やり押し上げるような行いで、例えば次のような行為です。

●キーワードの詰め込み
文章ではなくあきらかにSEOのために検索キーワードをページ内に、文字色を見えにくくするなどして羅列しているような行為は、ユーザーには見づらく為にならないため不正な行為とみなされるようです。

●外部からの不正リンクへの参加
・PageRank の操作を意図したリンクサイトへの掲載
・ウェブスパムや不正なウェブサイトへのリンク
・過剰な相互リンクやリンク交換(関連性の無いサイトとのリンク過剰)
リンクに関しては、多くのや業者がこれこそがSEOだと勘違いしている行為で、これをGoogle社は明確に不正リンクとみなすようになったわけです。

残念ながら今まで、有料でSEO対策業者さんに作ってもらったリンクも、自作のサイトからのあからさまなリンクや、SEO対策目的のディレクトリサービスへの登録、ユーザーの役に立たない無関係な相互リンクなど、ランキングを上げるために行った被リンクはすべて含まれるようです。

自社サイト、自店舗へのアクセスを少しでも増やそうと、聞きかじったテクニックを駆使してきた、ある意味マジメで努力家なWebマスターさんほど、今回のGoogle社の対策には愕然としている状況ではないでしょうか。

ここまで来ると何やら、精神修行や禅問答のようにさえ思えてきます。 天国や浄土に行くために、一生懸命に人一倍努力して、無理に親切や善行をしていた者は、その見返りを求める姿勢を、神様や仏様に「欲深い」と判断され、天国行き名簿から除外されたような感じでしょうか… 決して悪意があったわけではないのに…それでも神・仏には「悪」とみなされてしまったわけです。

いずれにせよ Googleというインターネット界の神? 仏? は、意図的なランクアップ行為を「悪」と判断したので、われわれ「下界の民」にはどうしようもありません。 また神の許しを得て、再度復活させる方法もまだ不明ですし、相当の困難があるのが現状のようです。

幸いにまだスパムサイトとみなされていないお店は、ヘタなSEO対策をするのではなく、素直な心で自然体で人々(お客様)のためにわかりやすい、使いやすいサイト構成や構築をしていくしかないのです。

ただ、ペンギンアップデートで一度引っかかったサイトの復活は相当に困難だという、気になる報告もありますので、しばらく改善を行っても検索ランキングが復活してこない場合には、残念ですが(改善の後)、ドメインの変更(引越し)も検討しましょう。 また、検索上位表示への依存度を減らし、Adwords広告やYahooリスティング広告などの有料広告と、検索サイトに依存しない集客方法の模索を始めましょう。

SEO対策の失敗はかなり痛手ではありますが、適正な広告費用をかければ「Google Adwords広告」や「Yahoo リスティング広告」である程度のカバーもできますし、ネット広告以外の集客UPも不可能ではありません。

ですので、貴店のようなサイトのコンテンツ、本質的な商品・サービスの充実があれば悲観することばかりではありません。

理屈・論理じゃない部分を補えば最強のブラインド店に!

サイトコンテンツは相当にレベルの高い貴店ですが、ただ、あえて「ダメ出し!道場」らしく 改善点をご指摘させていただくとするならば、理路整然と論理的に説明されすぎていて、ややマニュアル的、男性的・左脳的な雰囲気を強く感じ、感性や雰囲気・イメージを優先するタイプのお客様にはやや堅苦しく、面白くなく感じられるかも知れません。
例えるなら、高学歴、高身長、高収入だけど、話していて面白くなく、付き合ったり結婚にメリットは感じても魅力を感じないお見合い相手のような感じ!? かも知れません(^^;)

貴店では、イスラエルのオルサン製の木製ブラインド が主力商品であり、最も売りたい商品だと思うのですが、「オルサン商品について」のページでは
http://blindyasan.ocnk.net/page/203
日本製品に比べ機能的・品質的に劣っている点や説明が、やや過ぎて「言い訳」っぽくマイナスイメージに見えてしまっている点が大変にもったいなく感じます。

今までのお客様とのやりとりや、クレームなどの経験から、やや控えめに表現されているのかも知れませんが、それであっても、マイナス点の説明だけで止めてしまっているのは、お店の商品に対する自信がないと認識されてしまいかねません。 精度・精密さなどの品質面では確かに日本製品に劣る点はあるけれども、それを補って余りある●●●と言う価値がある! というアピールを盛り込まれるのが良いと思います。

例えば…
ヨーロッパ各国への出荷が盛んなメーカーさんのようですし、日本にはなかなかないカラーバリエーションが【強み】なのですから、
「ヨーロッパの住宅のカラフルで明るいイメージを我が家にも!」
「カラーブラインドで窓辺に彩りを!」
といった感性に訴えるコンテンツを充実させ、事例写真をトップページからもっと前面にに押し出して、女性的・右脳的な、「感性を優先させるお客様」の心を掴む工夫があれば、【強み】をより生かせると思います。

ざっと拝見しましたが、室内のイメージ画像や事例画像はいくつかあったのですが、屋外(窓の外)からのカラーブラインドのイメージ画像が1点しか見当たりませんでした。カラフルなブラインドは、きっと家の外観のイメージも大きく変えるような気がしますし、それを見て「ステキ!」と感じるお客様も多いと思います。

「こういう品質やスペックで理論的にオルサンブラインドを買うのがメリットがある! 」
という理屈からの購入ではなく

「わぁ!ステキ!カッコイイ! わが家も、私の部屋もこんな窓辺にしたい!とにかく欲しい!」→ 仕様や価格、注文方法を確認
という流れを強めるのが、貴店の成長のカギだと感じます。

高学歴・履歴より、まずは第一印象で、ステキ! 魅力的! もっと知りたい! もっと話したい! と思うお見合い相手になって、よくよく経歴を知るといっそう素晴らしい!
そんなお店を目指しましょう!

手に取って確認できない点を補うサイズの拡大画像も必要!

実物を手に取れないのが通販の最大の弱点ですし、それを補うべく無料サンプルを申し込めるようにもなっていますが…
今すぐもっと大きく見たい! というお客様の気持ちに対しては、事例画像や商品画像が小さいのは大変にもどかしく、クリックして細部を確認したいのに見られないストレスを感じます。

ブラインドやテープ、カーペットの表面の質感などは、「目の前30cm」程度にあるような大きさで見せなければ質感がわかりません。
全商品・全カラーバリエーションでなくとも、1~2点でも良いので、大き目のクローズアップ画像で質感を確認できるようにしましょう!

営業戦略・体制の見直しは?

非対面でWeb中心のオンラインショップとしては完成度の高い貴社ですが、市場の広がりや機会の拡大を意識するならば、Web上だけで完結する営業販売体制だけではなく、電話や来店での商談の拡大を意識すべきだと感じます。

フリーダイアルでの問合せ電話の設置やオペレーター(販売員)の積極的な対応があれば、引き合いの数も、成約率も格段にアップすると思われます。
もちろんコストのかかる事ではありますが、単なるネットショップではなく「ブラインドの通販業」と事業拡大を考えるなら、いずれ必要なことでしょう。

私のようにこの業界で長年オンラインショップを見慣れ、使い慣れていても寄る年波(老眼や肩こり)には勝てず(苦笑)…長時間Webサイトを巡回し探し回って吟味するより、手っ取り早く電話して、直接知りたいことを最優先で聞くことが増えてきました。
高齢化、高齢者の比率が増えてくれば、購買力ポテンシャルの高い高齢者世代を捕まえやすい体制や工夫は必要になってくると思います。(30代~40代どまりの貴社客層の拡大!)

BtoC だけでなく BtoBtoC の可能性も!?

個人の自宅用途でのお客様だけでなく、貴店ほどの専門店で品揃えであれば、賃貸マンションや高齢者向けマンションや各種施設などの改装などでのニーズも拾えそうですし、インテリアコーディネーターさんや建築家などからの引き合いも、可能性はありそうに思います。

しかしながら、そういった引き合いを歓迎する旨を、お店として明記するか否かで、来るはずの引き合いも来なくなってしまいます。
業者様、大歓迎! 見積もり、ご相談お気軽に! と呼びかけることや、過去の事例なども掲載すれば、ビジネスの可能性はもっと広がると思います。

では、本日はここまで!

総評

今まで、「ダメ出し!道場」で見て来たショップさんの中でもトップクラスに入る、充実して完成度の高いショップさんだと思います。
SEOの問題が改善し、認知や集客が増えれば、売上げは右肩上がりになることでしょう。もし、その傾向が見られない場合は、本質的な商品の品質と価格のバランスに課題があると思われますので、表面的なホームページ診断レベルの話ではなくなります。 通販業態、事業プランそのものを見直して行く必要があるでしょう。

しかしながら、本質的な【強み】とそれをネット上で【見せる術】を両方お持ちのオルサンさんの将来は明るいものだと思います。
これからもおちゃのこショップのお手本として頑張ってください(^-^)。



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、先日改良したカートステップ1の会員登録して購入と会員登録せずに購入部分の背景色を変更する方法をご紹介します。




スタイルシートを編集する

管理画面→デザイン管理→スタイルシートの編集をクリックして下さい。

スタイルシートの編集画面に下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

.cart_member_box .point_box {
background-color: #FFFFCC;
}


.cart_member_box .point_box

.pont_boxには、ご利用テンプレートの背景色が通常は指定されますが、この部分の背景色のみをこのclass指定で変更可能です。
background-color: #FFFFCC;
のカラーコードを変更してください。

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

お客様情報登録ページ設定について

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日改良カートのレイアウト変更時にアップしたお客様情報登録ページ設定についてです。
【ショップ基本設定】→【お客様情報登録ページ設定】ページの 「お客様区分設定」から設定してください。
「個人のみ」、「法人のみ」、「個人/法人」、の3つから設定することができます。

※なお、ご利用に際して、メールアドレス注記設定についても、今回の改良で「お客様登録ページ設定」に統合しております。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281589&id=833&artlang=ja


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

ウェブマスターツールについて1

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、つい最近に新機能が追加されたGoogleのウェブマスターツールについてご説明させて頂きます。

■ウェブマスターツールについて1
ウェブマスターツールとは、Googleが提供しているサイト管理者ツールになります。
Googleのアカウントがあれば誰でも利用が可能となります。

このツールでは、サイトの様々な状態の確認やGoogleに対して再審査申請などのアクションができます。
それでは、知っておくと役に立つウェブマスターツールのデータをご説明させて頂きます。

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●Googleから警告やサイト状態についてのメッセージが来る。
クロール(検索エンジンのロボットがサイト内を巡回すること)のエラーや、リンクの記述ミスなどでページがないため表示されないページなどが多数あるとそれをメッセージとして知らせてくれることがあります。

また、以前に不自然なリンクについての警告というメッセージが、リンクペナルティを受けてしまう恐れのあるサイトへ送信されております。
実際にそのメッセージが来たサイトの評価が下がっていることが確認されております。

Googleは、ウェブマスターツールを通じてサイト管理者に様々なことを知らせてくれます。
もちろん、全て対応しなければ評価が得られないということではありませんが、うまく対応をすることで他のサイトとの評価の差ができるのではないかと思います。

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●サイトの流入状況を確認できる。
検索エンジンのどんなキーワードから表示がされているか、またクリックされてアクセスをされているかなどが確認できます。
これを確認することで、どんなキーワードで上位表示されればアクセスされやすいかを確認することができます。

例えば、
現在30位にいるキーワードでも100回表示されているのであればそのキーワードでの順位を上げることで表示される回数はぐんと上がり、アクセスされる見込みも増えるわけです。
全てのキーワードで上げる事は不可能ですが、確認をすることで対策の方向性などが見えてくるでしょう。

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●サイトの内部と外部のリンク状況がわかる
サイトの内部のリンク状況を知ることで、重要なページへの導線が少なくないかなどの確認ができます。

見て欲しいページがサイト内で1つの行き方しかない場合、お客様はそのページへたどり着くことなく離脱をしてしまうことになります。
見て欲しいページは共通のメニューなどを設けて複数の道を用意することで、お客様に見てもらいやすくなります。

また、以前お話をさせていただいておりますが、外部(他サイトからの)リンクを用いて、検索エンジンはサイトの有用性を評価しております。
そしてその外部リンクに対する評価は現在大きく動いており、ペナルティを受ける大きな要因となっております。

ウェブマスターツールでは、Googleが評価しているリンクの一覧が見ることができます。
どのリンクがプラスかマイナスかまではウェブマスターツールだけでは判断ができませんが、このリンクの一覧をチェックし、うまくマイナス評価を得ているリンクを見分け、削除などをすることでリンクの評価を得ることができます。

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このほかにもサイトを管理するにあたって役に立つ様々なデータを確認することができます。

また、メッセージで警告が来たから下がったのなら、登録しないで警告が来ないならペナルティを受けないのではないか?と考えられる方もおられますが登録の有無に関わらずペナルティを受けてしまいます。

登録することによるデメリットは、私はないと考えておりますので、可能であれば登録しておくことが望ましいでしょう。

おちゃのこネット様のサイトであれば管理画面の「ショップ基本設定」→「メタタグ設定」→「ヘッダー」にウェブマスターツールから発行されるタグを記述することが簡単に登録ができますのでぜひご活用ください。

★POINT
・Googleからのメッセージを確認できる。
・SEOだけでなく、管理するにあたって役に立つデータが見れる。

スウェルキャッチでは、ご対策をさせていただきましたサイトを弊社管理のウェブマスターツールに
登録させていただき、対策のためのデータとして利用しております。

ウェブマスターツールの登録やデータについてのご相談も承っておりますので
お気軽にお問い合わせくださいませ。

次回は、ウェブマスターツールの機能を利用してできることをご説明させていただきたいと思います。

【提供】Webcreation株式会社 SEOサービス、スウェルキャッチ担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

昔だったら「雑誌でなければ無理」と言われた書籍の4色印刷。ネットで情報を得るのが当たり前の時代は、「書籍だからモノクロでいい」という慣習を吹き飛ばしてしまいます。激動の時代の出版界に身を置いているのは、ものすごくラッキーなことなのだと痛感しているところです。
(おちゃのこ山崎)

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【garitto】http://www.garitto.com/
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