春の便りが続々と。もう冬にサヨナラですね号

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「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

「桜前線」は有名ですが、同様に「梅前線」というものもあるのをご存じですか? それによれば、3月14日はちょうど日本列島の真ん中当たりに来たころです。太平洋側は茨城県北部、日本海側は福井県と石川県の間くらい、内陸は岐阜、愛知、長野、群馬、栃木、茨城の各県にさしかかっています。

中国では「花」といえば梅の花ですし、日本も平安以前は梅の花がメインでした。「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」と名所に挙げられた岡本とは、今の神戸市東灘区にある岡本梅林のことです。もっとも現在の岡本梅林は、水害と宅地化でほとんど消滅しかかっていたのを、公園として整備復興させたものだそうです。

梅の品種は全部で300種類もあり、実を獲るための梅の木だけでも100種類前後が日本で栽培されています。梅干し用として有名なのは和歌山の南高梅で、ほとんどブランドになっていますね。果実が非常に大きいわりに種が小さいのが特徴で、果肉が厚くて柔らかいところが好まれています。

南高梅という名前の由来は、品種の発見者である高田貞楠氏の「高」と、有料品種の調査に尽力した南部(みなべ)高校の「南」にちなんだものです。ただしこの南高梅、育てるのは簡単ではありません。というのも、南高梅は同じ品種の花粉では実を結ばない性質を持っているからです。

そのため南高梅の木の近くには、開花時期が同じで花粉が多く、相性の良い別の梅を植えておかなければなりません。さらに、安定した結実を確保するために、南高梅の農家は開花時期にミツバチを梅林に放ちます。ミツバチが花粉を運んでくれるのは、気温12℃以上で風速3m以下の良く晴れた日に限られます。そうやって実を育て、手間を掛けた結果、あの見事な梅干しが完成するわけです。どんな仕事にも、人の知らない苦労があるということですね。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

まともな日本語を教えない勘違いだらけの国語教育

有元秀文 著 合同出版 刊

1,680円 (税込)

「日本人ほど英語教育に時間とエネルギーをかけて、何の結果も得られないでいる国民はない」とは、よく聞かれる批判です。たしかに中学、高校、大学と8年間も必修の授業を受けているのに、まともな会話ひとつできないのですから、そう言われても仕方ないかもしれません。

上記の批判の「英語」を「国語」に変えても同じことが言える、というのが本書の趣旨です。「日本人は国語教育にたっぷりと時間とエネルギーをかけているが、その効果は最悪である」というのが著者の主張です。その理由は、文科省がピラミッド構造で全国を支配しているからだというのです。

著者は元国立教育政策研究所総括研究官で、NPO法人日本ブッククラブ協会理事長。早稲田大学を卒業してから都立新宿高校で教鞭をとり、文化庁文化部国語課国語調査官を経て国立教育政策研究所に勤務しました。総括研究官として21年間、日本の国語教育や読書教育の研究に従事しています。いわば国語教育の現場を歩いてきた、国語教育のプロです。

その国語教育のプロが、なぜ日本の国語教育を痛烈に批判した本を書いたのか。それは次のような気持ちからだと著者は言います。「私の本職は国語教育である。だからこの国語教育を通して日本中の関係者に明日から役立つ提言をしたい。公務にいるときは公言できなかったこともはっきり言わせていただく。それぞれの現場でみんな苦労していることは知っている。しかし、原発で食べている人々がかわいそうだからと言ってみんな原発に反対しなかったらこのざまではないか。(中略)同じ過ちは繰り返すまい。言うべきことは言わなければならない」

著者によれば、日本の国語教育の問題点は次の7点にまとめられるそうです。
(1)超遅読で授業の進み方がばかばかしいほど遅い授業法
(2)異常なほど作中の人物の気持ちばかりを聞く発問
(3)教科書を絶対崇拝し、かけらも批判させない授業法
(4)差別的で時代錯誤な物語文。子どもの読書意欲を喚起しない論理的に支離滅裂の説明文が満載の国語教科書
(5)他の教科の学習にまったく役立たない授業内容
(6)社会に出てから役立たない指導要領
(7)子どもの嫌いな教科・教師がやりにくい教科のナンバーワン

第1章では、「これでよいのか? 日本の国語教育8つの大問題」として、今の国語教育が達成できないでいることを挙げていきます。
「長時間かけても文章を理解できるようにならない」
「論理的な文章が書けるようにならない」
「スピーチやディスカッションができるようにならない」
「国語や本が好きにならない」
「クリティカルリーディングができるようにならない」
「課題を解決できるディスカッションの力が育たない」
「ほかの教科の役に立たない」
「社会に出たときに必要な国語の力が育たない」

確かに、小学校から高校までの12年間学び続けたにもかかわらず、文章を書くのが苦手な大人はいくらでもいます。逆に、文章を書くのが好きだ、得意だという人は、国語教育の成果ではなく、ほとんど独学で文章を学んでいます。昔は日記や文通、今ならブログやSNSで腕を磨いたという人が多いのではないでしょうか。

「クリティカルリーディング」とは、批判的な精神で読むことです。登場人物の行動はこれで良いのだろうか。作者の表現方法は正しいか。人物描写に不足はないか。そういう目を持ちながら読んでいくという手法は、今の国語教育ではまったくやりません。教科書にある作品は完全無欠であり、絶対に批判してはいけないものとして扱われてきたからです。

著者は言います。「日本の教師は『この物語のどこが好きですか?』とは聞くが、『どこが嫌いですか?』とは絶対に聞かない。(中略)子どもたちが従順な読書をしなくなったとき、教師はふんぞりかえってはいられなくなる。教師は子どもの意見を受け入れてやり、自分の意見も言い、お互いに個性を出し合って本を読み合う必要がある。それが民主主義だ」

日本の国語教育の特異さは、アメリカの国語教育と比較してみると明らかになります。本書にはこう書かれています。「アメリカでは国語にあたる教科は"English Language Arts"と言う。つまり、英語という言語の技術を学ぶ教科である。"English Language Arts"は、文章が速く正確に読めるようになり、論理的で説得力のある文章が書けるようになり、スピーチができ、ディスカッションして課題を解決できるようになることを目指している。日本の国語教育は、文章はできる限りゆっくり読み、読んだ後も何を読んだかわからず、文章を書いてもスピーチをしてもだらだらと何が言いたいのか最後までわからず、議論をすればみんな黙っていてあとで陰口をきくか、たまに本当のことを言う人がいると感情的な大げんかになる程度のコミュニケーション能力、ディスカッション能力しか育たない」

第3章では、さまざまな国語教科書の内容を引用しながら、いかに今の国語教科書がダメダメであるかをめった斬りしています。たとえばこんな感じです。「『ヤドカリとイソギンチャク』(武田正倫 国語四上 東京書籍)はヤドカリとイソギンチャクの共生について書かれたれっきとした科学的文章だ。しかし、その最後の文は『ヤドカリとイソギンチャクは、このように、たがいに助け合って生きているのです』と結論を述べている。しかしヤドカリとイソギンチャクが助け合って生きているから子どもたちも助け合って生きていかなければいけないと、論理を飛躍させるのはまったく科学的ではない」

ではこのような不毛な国語教育をどのようにして改善していけばよいのでしょうか。著者の提案は次のようになっています。
●国語の授業を改善する
(1)正確に読む技術を教える
(2)教科書経典主義から脱却する
(3)ディスカッションして課題を解決する技術を教える
●教科書を改善する
(1)センチメンタルな戦争教材や人権無視の教材をなくす
(2)支離滅裂でつまらない説明文を一掃する
(3)教科書を作るプロセスを変える
(4)教科書の位置づけを変える
●教師・学校・教育行政を変える
(1)授業経験のない教育学部の大学教授を一掃する
(2)授業のできない指導主事を一掃する
(3)子どもと親に学校評価をさせ、ウェブにアップする
(4)雑務から教師を解放する
(5)段階的に部活動を短縮していく
(6)中身のある授業研究会、校内研修会を行う
(7)英語を教えるなら外国人指導助手に授業させる
(8)もういいかげん文科省の権限を縮小する
(9)文科省からまったく独立した研究機関を作り、基礎研究、政策批判を行う

現在、日本社会や日本人の欠点とされていることの源流がどこにあるのかが見え、教育の大切さと恐ろしさを教えてくれる一冊です。


EC仙人のダメ出し!道場

ダメ出し!道場 登場希望者募集中

皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。 おちゃのこネットの岡野です。

恐らく本メルマガの人気No.1コンテンツ、「ダメ出し!道場」。これを楽しみにご覧頂いている方も多いことと想像致します。さて、前回も告知させて頂きましたが、診断希望者のストックがなくなってしまいました。EC界の名物、太田仙人の診断を無料で受けられる貴重な機会ですので、是非手を上げるお店さんはご連絡下さい。皆さんの前でダメ出しされるのは勇気が要りますけど、客観的なアドバイスを貰える機会は貴重なはず。そして、お店の現状に満足されている方はいらっしゃらないはず。商売人さんには、こういう機会を貪欲に活かして頂きたいです。

改めて登場希望者さんを募集します!
今ならお待ち頂くことなくすぐに掲載されますので、どうぞふるってお申し込み下さいませ。
本コーナーでの診断ご希望者は「info@ocnk.net」まで、「『ダメ出し!道場』登場希望」とメールをください。

過去のダメ出し道場は、バックナンバーよりご確認下さい。
>メルマガバックナンバー


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、ご利用案内のお買い物の流れの1~5のタイトル文字色の変更方法をご紹介します。




スタイルシートを編集する

管理画面→デザイン管理→スタイルシートの編集をクリックして下さい。

スタイルシートの編集画面に下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

.help_page_1 .page_sub2_top {
color: #FF0000;
}



.help_page_1 .page_sub2_top

colorをご希望のカラーコードに変更してください。


 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

メールマガジンプラス配信読者一覧

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、メールマガジンプラスの配信読者一覧表示についてです。

メールマガジンプラスでメールを作成する際、選択条件によって配信数が変更しますが、その際の配信対象者一覧を表示することができます。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。

●メールマガジン読者向け
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281617&id=801&artlang=ja

●メールマガジン過去の購入者向け
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281617&id=802&artlang=ja

●会員向けメール
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281617&id=838&artlang=ja



FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

サブワードでの対策

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回も、よくお客様からご相談を受けるスウェルキャッチプランで定めているサブワードの対策についてお話をさせていただきます。

■サブワードでの対策
スウェルキャッチの一部プランではメインで対策するメインワードのほかにサブワードというものでも対策をするプランがあります。

ではこのサブワードでの対策の利点とはどのようなものでしょうか?

・メインのキーワードの他に関連するキーワードでの取り込みも狙える。
関連キーワードについては以前お話させていただきましたこちらをご覧下さい。
http://www.ocnk.net/ocnk_ma/ocnkmagazine_asm160.html#seo
関連キーワードでの取り込みも狙うことでサイトへアクセスするための入口が増えます。
つまり、幅広い顧客の取り込みが狙えるためアクセス数上昇に繋がりやすくなります。
もちろん、サイトに合っていないキーワードでは効果を見込めないので、自分のサイトには何があっているキーワードなのか見極めて対策をすることが重要となります。

・より売り上げに繋がりやすい顧客が狙える。
例えば、とあるブランド物の服を安く買いたいという人がショップを探すのであれば、
服 ブランド名 格安
ブランド名 通販 激安
のように3つ以上の単語を組み合わせて探されるかと思われます。
服 ブランド名
ブランド名 通販
で上位にいても、検索エンジンは検索されているキーワードによって表示を変えておりますので、上記のように探しているお客様は取り込めなくなってしまう場合が多くなります。
このように検索される方は購入意欲が高いことが多いため、「○○ 通販」のような単純に通販サイトを探しているお客様よりサイトのテーマにあった明確な目的で探しているお客様の取り込みを目指すほうが、より売り上げに繋がりやすいと思われます。

このようにサブワードには大きな利点がありますが、扱っている商品や狙うキーワードによって1単語増えるだけで検索数が激減してしまう場合がございますので注意が必要です。

★POINT
・サブワードは、サイトの入口を広め、売り上げに繋がりやすくする。
・キーワードによって検索数が激減してしまうので注意が必要。

スウェルキャッチでは、お客様のサイトに合ったキーワード提案を心がけております。
ご契約前に無料でキーワードのお見積りも致しておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

【提供】Webcreation株式会社 SEOサービス、スウェルキャッチ担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

いろいろな電子ブックをキンドルで買って読んでいますが、たまにページの並びがおかしかったり、特定のページがどうしても表示されないものに出会います。紙の本で言えば「落丁」や「乱丁」に相当するエラーですが、読んでみてそのページにさしかからないと判明しないところが厄介です。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しておりますのでダウンロードしてご覧ください。(http://www.ocnk.net/pdf/manual.pdf

■おちゃのこネットFacebook
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■mixiにおちゃのこネットのコミュニティを開設しました。
【おちゃのこネットコミュニティ】http://mixi.jp/view_community.pl?id=934055
※2010年3月1日よりmixiは、招待制から登録制に変更となりました。

■おちゃのこネット公式twitter
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■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【garitto】http://www.garitto.com/
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