9月26日はワープロ記念日。ご存じでしたか?号

※この画像は700×130ピクセルで制作していますので、保存しておちゃのこネットのトップ画像にご利用頂けます。

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

9月26日は「ワープロ記念日」。1978年のこの日に、東芝が初めての日本語ワードプロセッサ「JW-10」を発売したことにちなんでのものです。ある程度の年齢以上の方なら、日本語ワープロのことは覚えておられますよね。

日本語ワープロという製品は、日本独自のものでした。欧米では昔からタイプライターが用いられていたので、庶民でも「活字」を扱うことが可能でしたが、それはアルファベットと数字だけで文字が構成されている文化だから。日本語のように1000種類以上の文字を日常的に扱う文化では、個人が活字を扱うことは不可能でした。

それが可能になったのは半導体技術の飛躍的な向上によるものです。それでも、初期のパソコンで日本語を扱うことはむずかしく、専用機としての日本語ワープロが必要だったわけです。しかし、日本語ワープロの全盛期は長くなく、2001年にはすべてのメーカーが日本語ワープロの製造から撤退しました。

一時は年賀状といえば日本語ワープロで作るのが大流行し、栄華を誇ったプリントゴッコを衰退させました。その日本語ワープロもパソコンとインクジェットプリンタの前に姿を消します。栄枯盛衰は世の習いといいますが、まさに諸行無常を実感させる技術史のひとコマです。

お知らせ~アイテムポスト出品について

詳細は下記をご覧ください。

・アイテムポスト
http://www.itempost.jp/

・アイテムポストへの出品について
http://www.ocnk.net/tieup/index.php?screen=itempost

・プレスリリース
http://www.ocnk.net/pressrelease/index.php?id=20130925

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

イスラムの人はなぜ日本を尊敬するのか

宮田 律 著 新潮新書

765円 (税込)

日本人は、自分たちが世界の人からどう見られているかをよく知らないといいます。ニュースメディアが欧米や中国・韓国ばかりを取り上げるため、その他の国々のことや、その国での日本観がまったくといっていいほど伝えられていません。だから、その国が親日国であると聞かされると、うれしい半面、とまどってしまったりします。

たとえばトルコは代表的な親日国です。明治天皇に謁見した特使を乗せて帰国する途中だったトルコの軍艦エルトゥールル号が和歌山沖で難破したとき、地元住民をはじめ日本国中の人々が支援の手を差し伸べましたが、このことはトルコ国内で大きく報道され、遠い異国である日本に対する親近感を醸成しました。日露戦争でトルコの敵であったロシアを日本が破ると、トルコ人の日本に対する好意は倍加しました。

それが具体的な行動になったのが、1985年のイラン・イラク戦争のときの救援機派遣です。イラクがイラン上空を飛ぶ飛行機を無差別に攻撃すると宣言したため、在イランの日本人が取り残されてしまいました。当時は自衛隊の海外派遣が認められておらず、日本航空は臨時便の飛行を拒否したため、帰国する方法がなくなってしまったのです。その窮状を聞いたトルコ大統領は、トルコ航空の最終便に自国民を差し置いて、日本人215名を乗せてくれました。飛行機に乗れなくなったトルコ国民は、陸路で脱出したそうです。

本書は、イスラム世界において日本が高い人気を持っていることを具体的に知らせ、日本人のイスラムに対する関心を高めることを目的として書かれています。著者の宮田律氏は現代イスラム研究センター理事長で、国内有数の中東専門家です。本書はもともと、ある大手新聞社より2013年3月に発刊される予定でしたが、アルジェリアの武装グループによる人質拘束事件が起き、日本人10名が死亡するという痛ましい結果となったため、発刊が中止されたという経緯があります。

「やっぱりイスラムは怖い。よくわからない」という世論を考慮した決定だったと思われますが、著者は「『それどころじゃない』時期にこそ、冷静にイスラム世界と日本について考える意味があるのではないか」と、本書の「はじめに」で述べています。よく知らないからと、知らないままで放置するのではなく、知らないからこそ積極的に知るべきだという考え方です。

「イスラムは怖い」という先入観は、9.11などに代表されるイスラム過激派のテロに対しての感想が主でしょう。それに加えて、身近にイスラム教徒の知人がいないという日本の事情もあると考えられます。しかし、イスラム全体の中で過激派の占める割合はごくわずかだと著者はいいます。大多数のイスラム教徒は、穏健で人なつこい人たちだそうです。

では本書のテーマに迫っていこうと思いますが、著者はそれについて、こう記しています。「イスラムの人たちは総じて日本に好意を持っている。日本人としては気恥ずかしいくらいの『尊敬の念』に接することも珍しくない。これは他の先進国と比べても顕著である。欧米、特にアメリカに対しては時に激しすぎるほどの敵意を示す彼らだが、その同盟国たる日本に対しては特別扱いなのだ」

日本人である私たちは、つい自分たちを欧米諸国の一員と考えてしまいますが、イスラムの人たちはそうは見ていないようです。むしろ、日本を自分たちと欧米諸国の間にいる存在と考え、イスラム世界とキリスト教世界の架け橋としての役割を期待しているかのようです。

じつは世界で、日本を高く評価する声は、イスラム世界だけに限ったものではありません。2012年に行われたBBCの世界好感度調査では、日本は第1位なのです。そしてその内訳を見てみると、日本に対する親近感がとりわけ高いのが、イスラム諸国だということです。

なぜイスラムの人たちは、それほどまでに日本を高く評価してくれているのでしょうか。それにはトルコと同様に歴史的な経緯が深く関わっています。19世紀以降、イスラム世界はヨーロッパの帝国主義に侵食されていきました。栄華を誇ったオスマン帝国はイギリス、フランス、ロシアなどに食い荒らされ、アラブ地域はイギリスとフランスに分割支配されました。

ところが、その同じ時期にアジアの小国であった日本がロシアとの戦争に勝利したのです。日本はヨーロッパ帝国主義に抵抗する国々にとって、希望の光だったわけです。その流れは第二次世界大戦にも続き、緒戦で日本が連合国に勝利を収め続けたことは、イスラム世界の人々を大いに鼓舞したといいます。

さらに、戦争に敗れ、原子爆弾を2発も落とされて焦土と化した日本でしたが、わずか19年後に東京でオリンピックを開催するまでに復興します。このことは、独立後なかなか安定と繁栄を得ることができなかったイスラム世界に対して、強烈な刺激になりました。イスラムの人々はそんな日本を、不死鳥のように甦った国という思いで見ています。

また、日本製品や日本のアニメなどに対するイスラム世界における評価は、非常に高いそうです。そして彼らの中にとけこんで働く日本人ビジネスマンたちは、「約束を守る人たち」として賞賛の的です。日本人とイスラムの人々のメンタリティには共通性があり、たとえばイスラム世界では映画『男はつらいよ』が大人気です。

本書は、イスラム世界のこうした親日的な精神を日本人がもっと認識し、ソフトパワーとして役立てるべきだと結んでいます。なぜなら、2050年にはイスラム教徒の人口が世界96億人の3分の1を占め、世界の宗教人口のトップとなることが予想されているからです。来るべき世界の3分の1が、何もしなくてもこちらのことを好きでいてくれるなら、こんなに有利なことはありません。しかも、向こうには豊富な資源があり、こちらには先方が欲しがるものがあるのですから。

最後に、目次を紹介しておきます。
第1章 イスラムの人々は義理・人情がお好き
第2章 イスラム世界で接した親日感情
第3章 歴史の中で醸成された親日的心情
第4章 イスラムは暴力的な宗教か?
第5章 遊牧民のもてなし文化
第6章 日本への注文
第7章 中国、韓国との競合

知られざるイスラム世界の素顔を平易な文章で伝えてくれる好著です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

前回の「ダメ出し!道場」番外編には、多くの反響をいただきましてありがとうございました。しかしながら、それによってテクニック論だけではなくオンラインショップの本質面(経営面)で悩まれている多くの店舗さんがいらっしゃることもわかりました。

メルマガでの「ダメ出し!道場」の性質上、なかなか踏み込んで本質面を皆様にさらけ出すということはむずかしいとは思いますが…今後はより本質面に踏み込んでダメ出しして行きたいと思います!

さて…
「わんぱく小僧」に「おてんば娘」
昔の子供はこんな子が多かった!
なんて言うと、年寄りくさいと思われそうですが…(^^;)

安全で清潔な家に引きこもって、ゲームやテレビを見ていればいい! と言うよりは、外で走り回って転んで、少しくらいひざ小僧をすりむいて泣いて帰ってきても、元気な「わんぱく小僧」や「おてんば娘」がいい!

クリーンで整った環境に暮らす現代の生活においても、親御さん方は実は意外と「わんぱく小僧」や「おてんば娘」という言葉がイメージするような、元気快活な子供の姿を喜ばしく思うのではないでしょうか?

今回のお店はその「おてんば」の語源ともいわれる、オランダ語のOntembaar(オンテンバール)という名前の子供服ショップさんです。

わが家の子供たちはもう大人なので、このお店には着られそうな服はありませんが…いつの日か孫が出来たら…早く孫が欲しいっ! そんな思いで見させていただきました!(^^;)

それでは「ダメ出し!道場」第66弾スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
ontembaar

ショップ名 :
オランダのベビー服・子供服専門店
オンテンバール 様

URL : http://ontembaar.ocnk.net/

カテゴリ : ベビー用品

商品を手に取って見られないネットショップであるため、お客様に安心感を持ってもらえるように、多くの商品写真をアップしたり、送料無料・返品可能の対応をしたりと考えられる施策を行ってきました。
さらなる改善点は何かないかと考えておりましたが、ここにきて考えが煮詰まってきてしまいました。
ただ、客観的なプロの目から見ていただければ、当店が気付かない改善点がいくつもあるのではないかと思い、是非診断していただきたいと思いました。
今回は大変お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

美しく、整然としたキレイな第一印象だが…

トップページを訪れれば、ヨーロッパ系の子供モデルたちの写真と洋服がずらりと並び、オランダの子供服専門店との文字で、ひと目で何のお店かはわかります。ショップデザインとしては特別に凝ったものではないですが、「主役の服」がカラフルなので、それを邪魔しない落ち着いたトーンの色合いのメニューやバナーデザインは、とても品が良くまとまっていると思います。

印象としては十分に平均点を超えるレベルなのですが…いざ、お店のことをもっと知りたい! という目で見始めると…
お店の名前「Ontembaar(オンテンバール)」ってどう言う意味?
お店のコンセプトは?
オランダの子供服っていうけどブランドは1社(4funkyflavours)だけ?
大体どのくらいのサイズ範囲なの?(対象年齢は何歳くらいまで?)
などが、トップページをざっと眺めただけではわかりません。

少なくとも「お店の強み」(特徴)をアピールするひと言、「メインキャッチコピー」は目立つように掲げることをお勧めいたします。

買い物の流れと手順、納期やかかる費用の目安

オンラインショップのコンサルティングという仕事をかれこれ14年ほどやっていますので、お店を見る際にはそれぞれのお店のメインターゲットである客層の年齢・性別になったつもりで見るクセがついています。

そもそも、40代も後半になるおっさんの私ですが(苦笑)、時には20代のキャピキャピギャルになったつもりで見たり、時には30代の若い夫婦目線になったり、シルバー世代の渋い目線で見たりといろいろです。

今回のオンテンバールさんの場合は、子供服という商品ですので、やはりメインターゲットは購入の意思決定をすることが一番多いと想定されるお母さんの目線でしょう。もちろん着る本人である子供さんの目線で見たり、お父さんの目線、お孫さんのために買い物をするお爺ちゃん、お婆ちゃんの目線も想定することも必要ですね。

読者の皆さんのお店も、対象となる年齢・性別は業種・商品によってさまざまだとは思いますが、それぞれの対象者たちから見てどう見えるか? 何が気になるか? という視点・観点を持つことはとても大切ですので、ぜひ意識してみてください。

さて、あらためてオンテンバールさんを見てみると…
------------------------------------------------------------
例えば、男の子→トップスの半袖ブラウス「Red clay」
http://ontembaar.ocnk.net/product/66
メイン画像(一番左画像)では着合わせが左前(向かって左が上)の女の子デザインですが、右3枚の画像では右前(向かって右が上)に見えるのですが、これは男女別デザインなのでしょうか?

それぞれのサイズで右前、左前が選べるのか?
サイズによって右前、左前が決まっているのか?
ボタンの色も違うようですが、これもサイズによって違うのか?
------------------------------------------------------------
例えば、女の子→トップスの 半袖ブラウス「April In Paris」
http://ontembaar.ocnk.net/product/73
着合わせが右前(向かって右が上)の男の子仕様に見えるのですが…
男女兼用デザインなのか? オランダでは右前、左前など気にせず洋服ごとにいろいろあるものなのか?

http://ontembaar.ocnk.net/product/85
http://ontembaar.ocnk.net/product/94
↑↑↑↑↑これらも女の子用なのに右前

http://ontembaar.ocnk.net/product/61
↑↑↑↑↑これは逆に男の子用なのに左前

カジュアルな子供服では、それほど気にしない方も増えているのかも知れませんが、やはり気にする方もいると思いますし、もし子供さんがそれを知らずに着ていて、他人に指摘されたら子供心に傷つくこともありえると思いますので…ていねいな説明が必要だと思います。
------------------------------------------------------------
例えば、女の子 > ボトムスの スカート「Love for sale」
http://ontembaar.ocnk.net/product/80

モデル写真のリボンの色と、右端2枚の写真でのリボン色は違うようですが、選べるのでしょうか? それとも仕様が変わったのでしょうか?

些細なことかも知れませんが、いざ買うとなると好みもあるでしょうし、どちらかの色なら買うけど、一方の色なら買わないということは十分にありえます。でも、それをいちいち問い合わせて返事待ちするくらいなら、もう買わない! なんてこともありますよ。
------------------------------------------------------------
例えば、男の子→アウターの 長袖ベスト「Blue Seven」
http://ontembaar.ocnk.net/product/70

サイズは74/80(6~12か月)から98/104(2~4才)まであるようですが、ページ内のモデルの子は明らかにそれより大きい6歳くらいの男の子に見えます。もっと大きいサイズもあるのでは? との期待感とともに、このお店には小さいサイズしか在庫はないのか…というガッカリ感を感じるかも知れません。

また、1歳未満のお子さんを持つお母さんなら、こんなに大きい子の着用イメージ写真では赤ちゃんの着たイメージは想像できないわ…と感じられるかも知れません。
同じ柄だから写真は共用でいいだろう…という妥協感を感じます。
------------------------------------------------------------
服によって対象サイズはまちまち? いちいちクリックして商品ごとに調べないといけないのは面倒ですね。
いっそサムネイル画像の段階でサイズの幅がわかるように、画像の上に74~104(0歳~4歳)のように文字を載せるインジケーター表示をすればいかがでしょうか?
いちいち個別の商品をクリックして入らなくても、一覧の時点で自分の求めているサイズがあるかないかがわかると便利になり、ぐっと買いまわりしやすくなると思います。

さてさて、本質のお話…

ここまでは、お店の見た目からのダメ出し! でしたが…本質的な経営面からオンテンバールさんを見ると…

特定商取引法表示を拝見すると、中山店長さん(男性)の個人事業のようですが、中山店長はお店の商品がぴったり合うようなお子さんをお持ちなのでしょうか?
パパ目線での感想や意見、提案やアドバイスなどセレクトショップとしての個性や強みはまったく見受けられず、商品への思い入れもまったく感じられません。

たまたま「4funkyflavours」というブランドを知っていたり、見た目で気に入って出会い頭に衝動買い! はありえるかも知れませんが、現状では「4funkyflavours」というブランドのファンはついても、「Ontembaar(オンテンバール)」さんというお店のファンは生まれそうにありません。

言い換えればオンテンバールさんとは、単なる「4funkyflavours」自販機にしか見えません。
どんなきっかけで、どんな思い入れを持ってこのお店をOPENするに至ったのか? 自店の商品の良さは何なのか? 自店の強み・特徴は何なのか? ぜひ今一度考えてアピールしてみてください。

各商品、各品番で数サイズの在庫を持つのはベンチャーの個人事業として考えればなかなか勇気がいることかも知れません。
季節物の洋服は、シーズン中に売り切れば良いですが、売れ残れば1年間在庫として眠ってしまい、キャッシュフロー(現金の流れ)が滞り、次の仕入れが十分にできない悪循環につながります。
セールや処分などの手段方法は十分に考えられていますでしょうか?

実店舗の洋服店なら当たり前のように行われているこれらのことも、ネット店となるとなかなかうまく回せずに行き詰ってしまうお店は少なくありません。
高くても今期の新商品を買う客層と、古くても安くなった旧商品・セール品を買う客層を幅広く意識して、リピーターを獲得・育成していくことが、小売専門店の生き残りパターンです。

仕入れ販売のみでオリジナル商品開発や企画ができないお店なら、なおさら高い利益率は望めないのですから、薄利でも素早く商品(在庫)を回転させていかなければ利益は得られません。

送料無料や返品可能とお客様側の都合が良い企画ばかりやっていても、結局はお店の利益を削って安売りしているにほかなりません。
他のお店でも買える商品しか扱えないならば、品揃えと在庫を豊富にし、最安値でも利益の出る仕入れ、物流体制を目指すのが王道です。

それが資金や経費の面で苦しくてできないのであれば、他のお店では買えない何か!? を自らの力で生み出して差別化、個性化を図っていかなければ生き残れません!

総評

大変厳しい言葉になってしまいますが…
前回の「ダメ出し!道場」番外編で触れたような、なんちゃって脱サラ自販機型オンラインショップの典型のような気がします。

それなりのホームページ製作スキルや撮影画像加工ができるから、とりあえず海外商品を調達して、こぎれいなお店を作ればそこそこ売れるんじゃないかな? そんな安易さを感じてしまいます。
商品に強烈な人気やブランド力があり、価格競争に有利な調達力があれば、それでも経営は成り立つかもしれませんが、そうでなければ本当にお小遣い稼ぎ程度のポツリポツリとした注文が入る自動販売機だと割り切ったお店になってしまうと思います。

おちゃのこさんの安い費用ならそれでもペイするかも知れませんが…今のままでは「事業」といえるような収益は期待できないと思います。

この「ダメ出し!道場」が事業を根本から考え直す機会になれば幸いです。
そのあたりの基本を見直されたら、ぜひ一度ご相談にいらしていただければと思います。

今回はここまで!



さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。 おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、先日ご紹介したスライドショーを商品詳細の自由記入欄に設置する方法です。
商品単位の関連商品が設置可能ですが、それとは別にショップ全体でおすすめする商品などを掲載する時に便利です。





自由記入欄にhtmlタグを挿入する

※基本的には、トップページの自由記入欄と同様の方法となり、設置場所が異なるだけです。
管理画面→デザイン管理→商品ページ設定→商品詳細ページ設定の自由記入欄にhtmlタグを記載します。
今回は、http://cafe0808.ocnk.net/に記載しているhtmlと同様のhtmlを利用してご説明します。
ベースとなるhtmlに関しては、下記のFAQをご覧くださいませ。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281598&id=883&artlang=ja

基本的には、設定項目は、画像、リンク先、商品名、価格の4つとなります。
<li class="list_item_cell">~</li>までが1つの商品となります。
このブロックを掲載したい商品分、繰り返して記載します。
下記の例では、6商品分記載しています。



<!-- スライドショー -->

<div class="item_list layout_photo">
<div class="swipe_list" data-autoplay="on" data-interval="5000" data-cols="3" data-adjustment="on">
<div class="list_item_table col3">
<ul class="list_item_row clearfix">

<li class="list_item_cell">
<div class="item_data">
<div class="inner_item_data">
<div class="list_item_photo">
<a class="item_image_box" href="http://cafe0808.ocnk.net/product/26">
<img width="300" height="300" data-retention="1" alt="ダイニングチェア" src="http://cafe0808.ocnk.net/data/cafe0808/product/1d6800df4c.jpg" />
</a>
</div>
<div class="list_item_data">
<p class="item_name"><a href="http://cafe0808.ocnk.net/product/26">ダイニングチェア</a></p>
<p class="price">20,000円</p>
</div>
</div>
</div>
</li>

<li class="list_item_cell">
<div class="item_data">
<div class="inner_item_data">
<div class="list_item_photo">
<a class="item_image_box" href="http://cafe0808.ocnk.net/product/25">
<img width="300" height="300" data-retention="1" alt="ダイニングチェア" src="http://cafe0808.ocnk.net/data/cafe0808/product/51a2a0ebd1.jpg" />
</a>
</div>
<div class="list_item_data">
<p class="item_name"><a href="http://cafe0808.ocnk.net/product/25">ダイニングチェア</a></p>
<p class="price">30,000円</p>
</div>
</div>
</div>
</li>

<li class="list_item_cell">
<div class="item_data">
<div class="inner_item_data">
<div class="list_item_photo">
<a class="item_image_box" href="http://cafe0808.ocnk.net/product/2">
<img width="300" height="300" data-retention="1" alt="Cafe Table" src="http://cafe0808.ocnk.net/data/cafe0808/product/b4d909d265.jpg" />
</a>
</div>
<div class="list_item_data">
<p class="item_name"><a href="http://cafe0808.ocnk.net/product/2">Cafe Table</a></p>
<p class="price">25,000円</p>
</div>
</div>
</div>
</li>

<li class="list_item_cell">
<div class="item_data">
<div class="inner_item_data">
<div class="list_item_photo">
<a class="item_image_box" href="http://cafe0808.ocnk.net/product/4">
<img width="300" height="300" data-retention="1" alt="Sofa" src="http://cafe0808.ocnk.net/data/cafe0808/product/ed336fd24c.jpg" />
</a>
</div>
<div class="list_item_data">
<p class="item_name"><a href="http://cafe0808.ocnk.net/product/4">Sofa</a></p>
<p class="price">25,000円</p>
</div>
</div>
</div>
</li>

<li class="list_item_cell">
<div class="item_data">
<div class="inner_item_data">
<div class="list_item_photo">
<a class="item_image_box" href="http://cafe0808.ocnk.net/product/5">
<img width="300" height="300" data-retention="1" alt="Cafe Chair" src="http://cafe0808.ocnk.net/data/cafe0808/product/585a3126cc.jpg" />
</a>
</div>
<div class="list_item_data">
<p class="item_name"><a href="http://cafe0808.ocnk.net/product/5">Cafe Chair</a></p>
<p class="price">25,000円</p>
</div>
</div>
</div>
</li>

<li class="list_item_cell">
<div class="item_data">
<div class="inner_item_data">
<div class="list_item_photo">
<a class="item_image_box" href="http://cafe0808.ocnk.net/product/8">
<img width="300" height="300" data-retention="1" alt="Cafe Chair" src="http://cafe0808.ocnk.net/data/cafe0808/product/22c794f6f3.jpg" />
</a>
</div>
<div class="list_item_data">
<p class="item_name"><a href="http://cafe0808.ocnk.net/product/8">Cafe Chair</a></p>
<p class="price">15,000円</p>
</div>
</div>
</div>
</li>

</ul>
<div class="pointer_box">
<span class="pointer_prev"></span>
<span class="pointer"></span>
<span class="pointer_next"></span>
</div>
</div>
</div>
</div>

<!-- スライドショー -->



img

<img width="300" height="300" data-retention="1" alt="Cafe Table" src="http://cafe0808.ocnk.net/data/cafe0808/product/22c794f6f3.jpg" />
商品の写真を指定する箇所となります。
src=の後ろが画像URLとなりますので、画像URLを利用される画像に変更してください。

width、heightは画像の横幅、縦幅を指定してください。
画像は、初期設定では、横幅100%表示となりますので、ある程度大きい画像を設定いただいてもはみ出し等のレイアウト崩れは発生しません。

a

<a class="item_image_box" href="http://cafe0808.ocnk.net/product/26">
商品詳細ページへのリンクを指定する箇所となります。
href=の後ろがURLとなりますので変更してください。

画像部分と商品名部分の2か所あります。

商品名

<p class="item_name">
<a href="http://cafe0808.ocnk.net/product/8">Cafe Chair</a>
</p>
商品名を指定する箇所となります。
Cafe Chair部分が商品名を記載する箇所となりますので変更してください。

価格

<p class="price">15,000円</p>
価格を指定する箇所となります。
15,000円部分が価格を記載する箇所となりますので変更してください。

スライド
送り

<div class="pointer_box">
<span class="pointer_prev"></span>
<span class="pointer"></span>
<span class="pointer_next"></span>

</div>
スライドを送るナビゲーションとなります。

<span class="pointer_prev"></span>
<span class="pointer_next"></span>
上記2つが左右の矢印ボタン

<span class="pointer"></span>
上記が●○のナビゲーションとなります。


 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

グループ数について

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日リリースした、1商品に登録できるグループ数が30個まで登録可能になりました。
価格やブランド等、通常カテゴリ以外のグループが多い場合にご活用ください。


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

手動ペナルティの確認

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、Googleウェブマスターツールで見られる手動ペナルティについてお話をさせていただきたいと思います。

■手動ペナルティの確認
手動ペナルティとは、検索エンジンで自動的に付けられるペナルティではなく、人の目で確認され、付けられるペナルティになります。

今までは手動ペナルティを受けた場合、ウェブマスターツールにメッセージが来て確認することができました。
しかしながら中には連絡が来ていなくても手動ペナルティの対象となっており、順位低下をしてしまっているサイトもございました。

そして、今年8月よりGoogleウェブマスターツールに手動ペナルティの有無が確認できる機能が追加され、手動ペナルティの確認と解除対応が可能となりました。
ウェブマスターツールをご利用の方は下記項目で確認ができます。
検索トラフィック→手動による対策

手動ペナルティにもいくつか種類がございますので、警告の種類とその対処についていくつか紹介させていただきます。

●サイトへの不自然なリンク
これは外部のサイトから貼られているリンクに不自然なリンクがあると適用されるものになります。
不自然なリンクとは、サイトへのリンク数を増やすことだけを目的とした流入の見込めないリンクや、関連性のまったくないサイトから貼られているリンク、ブログなどからの過度なキーワードテキストリンクなどが挙げられます。
これを解除するためには原因となっているリンクを剥がす必要があります。
また、どうしても剥がすことのできないリンクは否認ツールを使用してそのリンクからの評価をなくすことでも対応ができます。
否認ツールについては
http://www.ocnk.net/ocnk_ma/ocnkmagazine_asm165.html#seo
にてご紹介させていただいております。

●サイトからの不自然なリンク
これは他サイトへ過度な相互リンクなどを行なっていると受けてしまうペナルティになります。
外部からのリンクと違って単純にこちらから貼っているリンクを削除することで解除ができます。

●ハッキングされたサイト
これは第三者に不正にハッキングされ、ハッカーが改ざんやファイルのアップロードをしたと思われるサイトが受けるペナルティになります。
Googleは、ユーザーの保護を目的にハッキング被害にあっていると思われるサイトに対してランキングを下げることがあります。
これを解除するためには、サイトの不正使用がされていないことを確認して再審査を行なうことで解除ができます。

手動ペナルティ解除の共通点として対応しただけでは、googleが再評価をかけるまで解除がされません。
そのため、対応して問題がないのであればウェブマスターツールから再審査リクエストというものを送って再度サイトを審査してもらう必要があります。

★POINT
・手動でペナルティを受けているか確認することができる。
・手動ペナルティには種類があり、それぞれ対応が異なる。

スウェルキャッチでは、対策時にウェブマスターツールの登録も行なわせていただき、現在ペナルティを受けていないか、契約中もペナルティを受けないか確認・対策をさせていただいております。
すでにペナルティを受けて困っているお客様には無料相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

【提供】Webcreation株式会社 SEOサービス、スウェルキャッチ担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

このコーナーでは、実際におちゃのこネットで開業・運営されているショップさまをご紹介します。
Jockomo
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:音楽

(1)貴ショップを自己紹介ください。
ギター、ベース、ウクレレ等の弦楽器に施されたインレイ(象嵌)を手軽に低価格で楽しめるように、ステッカーでシュミレートしたアイテムを販売してます。
バンジョーに施されたのがキッカケでその後アコースティックギターに使われ現在に至る ツリー・オブ・ライフ(Tree Of Life)が人気商品です。そのほかキャット、スカル、ドラゴン、などのデザインのモノもよく買って頂いてます。
インレイの施されたギターはハイエンド商品のためなかなか手が出ません、かと言ってインレイだけクラフトショップに依頼するとなっても高額です。 そんな悩みをお持ちのプレイヤーに提供したいと思っています。
インレイステッカーは強粘着/再剥離タイプ、ポジションマークもしっかり固定されます。また厚みが0.07mmという薄さなので弾いている時に違和感を感じることもありません。気分を変えたくなったときは再剥離ですから簡単に剥がれ、粘着跡も残りません。

(2)ネットショップを始めたきっかけやこれまでの簡単な歴史をご紹介ください。
ある時、必要に迫られてエレガットを購入したのですが、ポジションマークがなく弾きづらかったので文具屋さんで売ってるシールを買ってきて貼っていました。
ところが粘着が指板に残ることがわかり早々に使用中止。
それならばと自分で作ろうと・・・しかもせっかくならインレイみたいに出来ないか?
色々試行錯誤の結果、商品化に至りネット販売を始めました。当初は自分自身の中にもギターにステッカーを貼るなんて?という思いもありましたが、意外にも同じような悩みを持たれた方も多く、色々な意見を頂いたりしました。それをもとに改良も重ねて、デザインも増やして現在に至ります。

(3)ショップ運営には、特にどういう点にポイントを置いておられますか?
写真や商品説明などの基本的な事をきっちりとしておくのは当然ですが、インターネットの特質を掴んだ上で日々変わっていくこの世界の変革に注意してます。
ネットショップは砂漠の中に店を開くようなもの、「存在」「来店して頂くための道」などは日々変わります。昨日までは都会に存在していても今日には砂漠に位置している。
それがネットショップと肝に銘じて情報収集を心がけています。
さらに重要なのは自分自身がネットショップでの購入のヘビー・ユーザーである事が大事だと思います。
買うことによって、自分はどこを見ているか?何を心配するか?何を求めるか?
などが分かる。これが重要です。

(4)集客のために、どういう手法を取っておられますか?
とにかく、迅速かつ丁寧な梱包を心がけています。
お客様が購入の際に必要となる要素をできるだけわかりやすく閲覧できるように心がけています。
Facebook, Twitterなどとのリンク、店長ブログなども取り入れてますが、ネットショップも実店舗と同じくお客様とは一対一の関係が大切考えてます。なので「問い合わせ」などもできるだけ早く回答をするようにしています。

(5)おちゃのこネットのどういう点がお役に立っていますか?
日本にとどまらずワールドワイドな視点を持って機能面を改良されたりと革新的な所が凄いと思います。
特にスマフォサイトはかなりお勧めです。商品もスライドで見れるのも魅力だし、細かい設定ができるので運営する側のストレスがありません。
常に変化するWEBに合わせた新機能の追加のタイミングもかなり早いと感じます。
とにかくこの価格でよくここまでやってくれた!と真剣に思っています。

(6)その他、おちゃのこネットについて、ご意見・ご感想があればどうぞ
これからもお世話になりますがよろしくお願いいたします。

「inlay」とは、本来は象嵌(ぞうがん。象眼とも表記)という工芸技法を指す言葉です。「象」は「かたどる」、「嵌」は「はめる」ことを意味し、ひとつの素材に別の素材をはめこむものです。その歴史は古く、たとえば金工象嵌はシリアのダマスカスで生まれたものが、シルクロードを経由して飛鳥時代に日本に伝えらています。

江戸時代になると京都にすぐれた象嵌職人が生まれ、日本刀や甲冑、鏡や根付、文箱や重箱などに腕を振るいました。美しい漆塗りの座卓に、貝殻などが飾られたものは、今でも見ることができます。薄く削った貝殻をはめ込む技法は、「螺鈿(らでん)」と呼ばれますが、「螺」は「貝」を、「鈿」は「象嵌」をあらわします。

この象嵌技術が歯科医によって使われたものが「インレー」です。虫歯を削った穴には、精密に加工された金属などの詰め物がはめ込まれますが、異種の素材をはめ込むわけですから、まさしく象嵌そのものです。

ギターやベースギター、ウクレレなどに施された螺鈿は、一般に「インレイ」と呼ばれます。楽器の素材となる木を削り、そこに天然の貝や合成樹脂のインレイ材をはめ込んで、強度を高めたりデコレーションしたりします。楽器を持ったことのない人でも、「ああ、あれね」とピンとくるでしょう。

しかし、インレイは手間がかかるために楽器ユーザーが自分で加工するのは大変です。しかも、デザインを変えることはほとんど不可能です。そこでJOCKOMO様のインレイステッカーが重宝するわけです。ぱっと見ただけでは本物のインレイと見分けがつかず、跡が残りにくいシールなので貼り替えて別のデザインに変えることが簡単にできます。価格が手ごろなのも魅力です。

驚いたのは、「インレイ」でGoogle検索をかけたところ、JOCKOMO様のショップがトップに表示されたこと。いかに多くの人に愛されているかがよくわかります。

インレイステッカーについて、よく知らない人は、「Q&A」のページが参考になります。基本的な疑問に対する答えが、具体的かつ簡明に書かれていて便利です。

個々の商品は大きな写真で確認できるので安心ですが、それでも現物が見たいという人のために、東京と大阪の協力店でリアル販売もしています。スタッフの演奏がYouTubeで見られたり、お客さまの投稿写真を掲載したりと、あの手この手のサービスがあって、親切です。

今回はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。

編集後記

ある長寿の方にインタビューしたとき、「腹を立てない秘訣は何か」と聞いたら、「時間を味方につけて、『いずれわかってもらえる』と信じること」と言われました。なるほど、時間を味方につけているから長生きなのかと感心しました。
(おちゃのこ山崎)

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