2020年、センター入試がなくなります号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

年が明けると、受験生は緊張のピークを迎えます。1月中旬に大学入試センター試験があるからです。中学受験生、高校受験生もその時期から2月初旬にかけてが試験の山場ですね。

すっかりおなじみの大学入試センター試験ですが、始まったのは1990年ですから四半世紀の歴史です。その前は1979年スタートの「共通第1次学力試験」いわゆる「共通一次」が行われていました。共通一次が国公立大学のみの1次試験だったのに対して、センター試験は私大、短大の入試にも活用されています。

そのセンター試験が2019年で廃止になるというのです。今の小学6年生が大学を受験する年から、新しく「大学入学希望者学力評価テスト」という試験が始まります。これまでのマークシート式に加えて記述式の回答欄が登場すること、英語はリスニングだけでなく民間のテストも活用して「読む」「書く」能力もテストされることなどが新しいのですが、最大の変化は年1回の一発勝負から年に数回の複数回テストになることです。

それほどの大改革を行う理由は、社会の変化に柔軟に対応できる人材を育てるため。下村文科相に出された答申には、「2011年に小学校に入った子どもの65%は、今は存在していない職業に就くだろう」というアメリカの研究者の予測が引き合いに出されていました。

その大変革を受けて、いま教育現場は大騒ぎです。新しい学力評価テストでは、過去問題を丸暗記して望むような受験勉強はまったく通用しないと言われているからです。本当の考える力を身につけていないとパスできないような問題が出るだろうというのが、塾関係者の間でのもっぱらの評判です。受験に向けてのテクニックばかり教えてきた塾や高校は、根本的な姿勢変更を強いられるでしょう。

「少しでもいいキャリアを得るために勉強する」という考え方は過去のものになろうとしています。そこで今回のオススメ参考書には、「学び」の基本について考える本を選んでみました。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

中学生からの大学講義1 何のために「学ぶ」のか

外山滋比古 前田英樹 今福龍太 茂木健一郎 本川達雄 小林康夫 鷲田清一 著 桐光学園+ちくまプリマー新書編集部 編 ちくまプリマー新書

820円 (税別)

ちくまプリマー新書は2005年に創刊された新書レーベルで、ちくま新書の姉妹レーベルにあたります。「プリマー」とは入門書のことですから、このレーベルは若い層を対象としたベーシックなテーマを扱うものであることがわかります。ボリュームも軽めで、原稿用紙150枚程度の内容です。2013年に通巻200点を突破し、毎月2点ずつのペースで刊行されています。

本書が第1巻である「中学生からの大学講義」シリーズは、神奈川県の中高一貫校である桐光学園とちくまプリマー新書編集部が共同で編集した全5冊の小さなシリーズです。世の中には「どうすれば大学に入れるか」というガイドはあふれていますが、「大学で何を学べるのか」についての良質なアドバイスがありません。そこで、知の最前線で活躍中の先生たちを集め、大学での講義と同じクオリティで学問を紹介する講義をしてもらおうというのが、このシリーズの狙いです。

本書に続く第2巻は「考える方法」で、永井均、池内了、菅啓次郎、萱野稔人、上野千鶴子、若林幹夫、古井由吉著。第3巻は「科学は未来をひらく」で、村上陽一郎、中村桂子、佐藤勝彦、高薮緑、西成活裕、長谷川眞理子、藤田紘一郎、福岡伸一著。第4巻は「揺らぐ世界」で、2015年4月発売予定。第5巻は「生き抜くチカラを身につける」で2015年5月発売予定です。

本書のトップバッターとして登壇するのは、英文学者にして言語学者、評論家、エッセイストの外山滋比古お茶の水大学名誉教授。タイトルは「知ること、考えること」です。外山教授はいきなり、「100点満点は人間の目指すべきことではない」と、少しでも高い点数を獲得することを目指してきた日本の常識を切って捨てます。それだから、日本社会は活力を失ったのだというのです。

「今では大学に行く人の数は昔の何十倍、ひょっとすると百倍を超すかもしれない。みなさん、大学に受かるのが優秀な人間なんだと勘違いしている人もいるかもしれないが、考えを改める必要がある」続けて、外山教授はこう言います。満点をとるというのは、単に頭が機械的に優秀であるというだけだと。そして、人間の個性は失点部分にこそ表れると指摘します。

外山教授が教員時代、クラスでカンニングが疑われました。そこでカンニングをした生徒を発見するために、ユニークな方法を導入したのです。それは、まったく同じ箇所で間違っている答案を探し出すというものでした。記述式の問題の場合、同じ箇所で同じように減点されるということは、まずあり得ないことなのだそうです。

外山教授はこう言います。「丸覚えした知識を試験の時に書き連ね、その点数がいいと優秀であると喜ぶのは、もはや単純で、遅れた考え方なのである」と。そして、これからの時代は、いままでと少し違った勉強が必要であると言います。これまでは「知識」をたくさん持つことを目指してきたが、これからは知識と反比例の関係にある「思考力」を磨く必要があるというのです。

その思考力をどう磨くかについては、トーマス・カーライルの次の言葉が引用されています。「経験は最良の教師である。ただし、授業料が高い!」。つまり、苦しい経験、痛い経験、辛い経験こそがわれわれをたくましく育ててくれるというわけです。最後に外山教授は、『寺田寅彦随筆集』『坊ちゃん』『内田百閒随筆』の3点を参考図書として紹介してくれています。

2番目に登壇するのは、フランス文学者で文芸・映画評論家の前田英樹・立教大学教授です。タイトルは「独学する心」。前田教授は「独学者」の見本として二宮金次郎をとりあげます。かつてどこの小学校にもあった二宮金次郎の像は、薪を背負って本を読んでいます。その本は何の本だろうと、幼かった前田教授は思ったそうです。

その本は、中国古代の儒学の本で『大学』といいました。金次郎はその本を繰り返し読むことで、専門の学者をも寄せ付けない深い読み方ができるようになりました。なぜ貧しくて学校に行けなかった金次郎が専門家よりも深い理解をしたか。それは、自分の信じる本を繰り返し読むことが悦びだったからです。

金次郎は幕末の時代に各地の荒れ果てた農村を再生し、農政家と呼ばれるようになります。「金次郎のことを君たちはどう思うだろう。彼もまた私たちとまったく同じ命を持った人間である。では、どうして私たちは金次郎のようにはふるまえないのだろう。このことをよく考えてみたほうがいい。まず、君たちは金次郎のように自分で選んだ1冊の本を一人で繰り返し、読むことができるか。金次郎にはできた。なぜだろう。彼の心は、子どもの頃からすでにじゅうぶんに独立していたからである。独学する心が火のように燃えていた」

独学することは、人間の限界のうちにしっかりと自分を据えて生きる覚悟をする、ということであると前田教授は言います。そして独学のためには、愛読書と尊敬する人を持つことが必要だそうです。ただし、今生きている人が書いた本や、今生きている人を尊敬するのはやめたほうがいいと注意してくれています。

「生涯愛読して悔いのない本を持ち、生涯尊敬して悔いのない古人を心に持つ。これほど強いことはないのではないかと、私などは思っている。こういうものは、独学によってでなければ得られない。これを持つことのできない人は、どんなにたくさんのことを知っていたってつまらない。独学の覚悟のない人は、つまらない」

なぜ、普通の教育よりも独学がいいのか。それは、言葉で教えられたことはただの知識なので、すぐに忘れてしまうからです。自分で考え、自分で学んだこと、自分の身体を使って発見したことは忘れない。それは知識ではなく、身についた自分の技だからです。最後に前田教授は、内村鑑三『代表的日本人』、柳宋悦『工藝の道』、西岡常一『木に学べ』の3点を参考図書として挙げています。

次に登壇するのは、文化人類学者で批評家の今福龍太・東京外国語大学大学院教授です。タイトルは「学問の殻を破る--世界に向けて自己を解放すること」。今福教授は虫に興味を引かれた子ども時代を振り返りながら、ファーブルの『昆虫記』の話を展開します。ファーブルは昆虫観察では有名だけれど、学者としては変わっていました。ダーウィンの「進化論」を本気で批判し、詩人としても作曲家としても活躍しました。古い少数言語の保護にも力を注ぎました。

今福教授は、そんなファーブルの生き方に共感を覚えたそうです。「学問はアカデミズムの専門家だけで成立するのではなく、民間の愛好家やアマチュア学者によっても支えられている。学問はわれわれの日常世界と無縁ではない。アカデミズムの外にも広大な学問の世界はあるのだ」と。

そして今福教授は「わかりにくいものほど、おもしろい」と言います。「わかりやすいことが今、とても安直に求められている傾向が目立つ。でも『わかりやすいこと』は、すでにある、誰もが知っている情報のパッケージとして組み立てられているから『わかりやすい』のだ。新しい発想や理論、新しい知識や知恵というものは、まだ情報としてパッケージ化されていない。だから新しいものには、はじめ必ずわかりにくさがつきまとう」

今福教授の挙げた参考図書は、W.H.ハドスン『緑の館』、L.ヴァン・デル・ポスト『カラハリの失われた世界』、ケネス・ブラウワー『宇宙人とカヌー』の3点です。

以下、脳科学者の茂木健一郎・ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員は「脳の上手な使い方」という講義を、生物学者でシンガーソングライターの本川達雄・東京工業大学名誉教授は「生物学を学ぶ意味」という講義を、哲学者の小林康夫・東京大学大学院教授は「学ぶことの根拠」という講義を、哲学者の鷲田清和・大阪大学名誉教授は「『賢くある』ということ」という講義を、それぞれわかりやすい言葉で語っています。

今までの日本で必要とされていたのは、たくさんの知識であり、先人たちのノウハウでした。しかしそれは明治維新から近代国家を作り上げた日本が、欧米に追いつけ・追い越せと突き進むために必要な素養であり、日本がトップランナーの一角に位置してからは、むしろ邪魔なものになっていました。

2020年からスタートする新しい大学入試は、学校のあり方や授業の内容を一変させるきっかけになるでしょう。知識よりも思考力、ノウハウよりも生きる力を重視する時代の幕開けです。そういう時代の「本物」を知るために、本書は格好の入門書となるはずです。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

唐突ですが…皆さんの好きな匂いってどんな香りですか?
コーヒーや紅茶の香り…、焼肉や焼き魚、ステーキ、カレーに中華?
はいはい(^^;)美味しそうな料理の香りは誰しもが好きですよね。

オレンジやレモン、桃、パイナップルにぶどうにマンゴーなど、フルーツの香りは美味しさだけじゃなく、リラックスやスッキリ感もあってシャンプーや化粧品なんかにも使われていますね。
そう、食べ物だけじゃなく、お花や草木の香り、動物性の香りも好きだって方もいらっしゃるかもしれません。

なかには愛犬や愛猫の手(足?)の肉球の匂いがタマランっ! って飼い主さんも多いとか(^^;) 僕もその一人です(苦笑)
もちろん恋人や奥様、旦那様の匂い、お父さんやお母さんの匂い、おじいちゃんやおばあちゃんの加齢臭でさえ懐かしくて癒される~! なんて方もよく聞きますね(^^;)

匂い、香りを感じる「嗅覚」はとてもシンプルで、原始的というか本能的な部分に訴える感覚です。五感の中でも「嗅覚」は脳の古い(原始的な)部分である海馬や扁桃体、視床下部といった情動、意欲、記憶などをつかさどる大脳辺縁系といわれる部分にダイレクトに繋がっているそうです。
つまり、好き嫌い、恐怖、快感、興奮、癒しなど本能的な感覚と直結しやすいということのようです。

とすると…
「視覚」で見た目が悪いからといっても、「聴覚」で歌が下手だからといっても、そこまで嫌われませんが…
「嗅覚」でアンタ臭い! となると、嫌悪の対象になる!? ってことかもしれませんね~(^^;)

確かにクサイのをガマンするのは一番辛いかもしれませんね。逆にいい匂いのする人やモノ、場所空間はそれだけで心地良く好感を持たれるってことですね! 自分は大丈夫かなぁ…(^^;)

さて今日のお店さんはニオイの中でも植物の香りを楽しむだけでなく、病気の予防や、介護や福祉に役立てるアロマセラピーに特化したお店です。 まだまだインターネットでは香りは届けられませんが、香ってくるようなお店作りができていますでしょうか?

それでは「ダメ出し!道場」第97弾 スタートです!(^-^)

ダメ出し!依頼ショップ
植物セラピー alo-alo

ショップ名 :
植物セラピー alo-alo

URL : http://alo-alo.ocnk.net/

カテゴリ : 美容、健康

お世話になります。
植物セラピーあろあろの今村と申します。
アロマセラピー(植物に関わる商品)を専門にしたショップサイトを立ち上げております。
御社のshopサイトを7年ほど利用させていただいております。
当店は、香りを楽しむことやハーブティーを楽しむアロマセラピーだけではなく、病気にならない体づくりや、介護や福祉に役立てるアイテムとして、アロマセラピーを展開しています。
知識がないながらもデザイン道場やダメ出し道場を参考にし、サイトを構築してきました。
サイトオープン当初は、ネットショップのみの販売でしたが、香りやハーブティーの味をネットで伝えることに難しさを感じ、実店舗を構えアロマセラピーの良さを伝えながらネットショップでも購入ができるように誘導しています。
他のアロマセラピーショップでも取り扱っている商品もありますが、他にはない当店オリジナルの物をメインで販売しておりますので、商品には自信を持っています。
ですが、アクセス数や売上げが思うように伸びず足踏みの状態が続いています。
販売に繋がらない原因が明確にならず、次の展開に進めずにいます。
どのようなことを改善すればいいのか、どのようなサイトがお客様に好まれるのかなど、アドバイスをお願いいたします。
u imamura / 今村 勇

予備知識、先入観なくアクセスすると…??どんな店??となる

トップページ左上の
「アロマセラピストがお届けするアロマ雑貨やボタニカルハーブ取扱いSHOP。介護予防に活かせるaromaもお伝え致します」
が目に入れば、かろうじてアロマ関連のお店だということはわかるのですが、ページをスクロールしていくと抽象的な表現での説明文に続いて、What's New、セラピストBlog、と文章ばかりが続き…かなりスクロールしてようやくNew Itemで商品写真が目に入ってきます。

要するに、ひと目で、一瞬で、3秒では「何をウリにしたどんな店?」なのかが伝わってこないトップページになってしまっています。
店主の「ただフツーのアロマグッズの店とは一線を画したい!」という思いがあるんだろうと想像はつくのですが…
その思いが端的に伝わってこないのです。

もうオンラインショップの世界では使い古されすぎた暗黙のルールに「3秒ルール」というものがあります。
あ、食べ物を落っことしても3秒以内に拾ったら食べても大丈夫! っていう3秒ルールとは違います(笑)

オンラインショップ(Webサイト)にアクセスしたら3秒以内に何のサイトで、誰に何をさせたいのか? 目的の物や興味を引く物を見つけて3秒以内にクリックさせなければアクセスした人は「戻る」を押して帰っていく…というルールです。

日本でネットが少しずつ普及してきた20世紀末の、まだ回線状況が遅かったころにすでにいわれてたルールですから、光回線でサクサク動く今ならもっと短いかもしれませんね(^^;)

厳密な3秒にこだわる必要はありませんが、要するに「ひと目で、一瞬で、端的に」サイトのウリ、強み、特徴をわからせて、お客様を誘導したいページにスムーズに導かなければならない!
ユーザーは一人でネットにアクセスしている時はかなりせっかち! だということです。
今のトップページではそれが十分にできていません。

私は今回「ダメ出し!道場」のチェックのためにサイト内をあちこち見て回りましたので…貴店のいろいろな特徴が見えてきました。

例えば「特定商取引法表示」ページに「私達に出来る事」という項目があったり、左メニューの中に「香りプロデュース」「植物セラピーとは」「アロマセラピーについて」など、お店の強みや特徴と思われることが分散して書いてあります。

ただ、それぞれを見ても、普通のテキストでダラダラと説明してあるので、よほど貴店に関心があって興味を持ち、かつ時間に余裕のある方でなければ、貴店の強みや特徴を理解するに至らないと思います。

思い切ってチラシやハガキ1枚にまとめるつもりで「alo-alo とは」どんなお店で何が強みなのか? を1ページにまとめてみてください。

その際、重要なキーワードやキャッチコピーは「大見出し」に、主要なキーワードは「小見出し」にしたり、文章だけよりもイラストや写真で一瞬で感じられるものはイメージもぜひ用意してみましょう。

「心呼吸を誘うステキな香り」という素敵なキャッチフレーズを見つけました。
あえて『深呼吸』とせず『心呼吸』としたセンス はぜひ大きなバナー画像にするなど大見出しでキャッチコピーとして使うべきだと思いますよ!

自分たちの当たり前をお客様の当たり前にするな!

店主さん、スタッフさんのセンスの良さや詩的な感覚のせいか、商品名や説明などがやや抽象的で、初めてのお客様たちにはわかりにくく伝わりにくい部分がいくつか見受けられます。

例)・商品名 「Happy Birthday [S139]」
http://alo-alo.ocnk.net/product/146
商品名だけ見ても これは何なのか?さっぱりわかりませんよね!
↓↓↓↓↓
「オリジナル精油(エッセンシャルオイル) Happy Birthday [S139]」
とするだけで、品名を見れば この商品は 精油のひとつだとわかりますね。

同じく・P.and.A [S140]
http://alo-alo.ocnk.net/product/160
なども、何のことかさっぱり? ですが、
↓↓↓↓↓
「オリジナル精油(エッセンシャルオイル) P.and.A [S140]」
とすればわかりやすいですね。

またこれらは、検索して見つけてもらう という観点からもマイナスになっていると思われます。多くのお客様が検索するであろう「精油」「エッセンシャルオイル」「アロマオイル」などのキーワードも品名として入れておくと、検索の優先度は高くなると思われます。

また、一般の方は アロマオイル と 精油、エッセンシャルオイルの厳密な定義の違いなどはご存知ない方も少なくないと思います。
アロマオイルで検索される方もいらっしゃる前提で、説明文などの工夫も必要かと思います。
──────────────────────────────
ボタニカルハーブ
http://alo-alo.ocnk.net/product-list/3

イエローMoon / オリジナルブレンドHerb [H142]
Woman / オリジナルブレンドHerb [H139]
Fruit Herb [H135]

など、すべて「Herb」とだけ書いてありますが、これらはすべてお湯で煎じて飲む、いわゆる「ハーブティー」ですよね?

ハーブティーという表現をなんらかの理由で避けておられるのかもしれませんが、多くのお客様は「ハーブティー」で検索されるでしょうし、いわゆる危険ドラッグの旧呼称である「脱法ハーブ」と誤解されたりせぬように、品名に 「ハーブティー」と加えるのが良いかと思います。

またこれら商品ページを見ても、パッケージや ハーブの写真はあってもハーブティーとして入れた茶の色合いなどは写真がないのでイメージしにくいですし、シズル感の演出としても香り立つハーブティーを想像させるような写真は欲しいところですね。
ガラスのポットや白色の無地のティーカップで開いた茶葉や花、お茶の液色を見せる工夫も欲しいところです。
──────────────────────────────
・ulu(ウル) [Z109]
http://alo-alo.ocnk.net/product/164

・カバンの中でhanging aroma?ulucle? [Z114]
http://alo-alo.ocnk.net/product/188

先ほどと同様に、品名だけだと何のことやらさっぱり! ですよね(^^;)
沖縄の珊瑚を使った、精油をしみ込ませて香る置物なんですよね!

沖縄のサンゴ礁を守るという店主の思いと、それをアロマグッズに転化したセンスには光るモノを感じるのですが…品名といい、説明文にもどうやって使うのかさえ書いてないのは…ウーン…です。(^^;)

自分の思いが強すぎて、自分の当たり前がお客様にもわかって当たり前! になっていませんか? お客様はわからなくて当たり前! のつもりで写真撮りや説明を作りこまないと、なかなか購入には至らないですよ!

この商品はギフトにもいい商品だと思いますよ~! 伝わらないのがもったいない! し、ギフト提案などももっと積極的に行いたいところですね!
──────────────────────────────
・飾ってお洒落、INして吸臭,香るコルク ~Foppico~ [Z113]
http://alo-alo.ocnk.net/product/186

これなんかも他では見たことないオリジナリティある商品だと思うのですが…詩のような説明文だけでは、イマイチどう使うのか? わからない。
「お洒落な薬瓶」と書いてあるのに、肝心の薬瓶の全体が写った写真はない…ちゃんとお客様に伝える気ありますか? (^^;)

どんな香りがするのかも不明…。配合精油 P.and.A  だけでわかるほど、貴店オリジナルの精油 P.and.Aはまだ認知されていないと思いますよ(^^;)。イジワルでゴメンナサイ!
あらためて、どんな香りなのかこの商品ページ内でわかるように説明するか、面倒クサければ、せめて P.and.A のページにリンクだけでも張っておきましょう。

ちなみに、P.and.A の香りを選んだのは 玄関や靴に 適している香りなのでしょうか?
逆に、他の香りでの ~Foppico~ は選べないのでしょうか?
そのあたりもまだまだ展開の可能性がありそうですね!(^-^)
──────────────────────────────
その他も見ていくと、いろいろとオリジナリティ溢れる商品が埋もれているのですが…
トップページでの特集やセールなどもなく、棚の奥に埋もれた商品たちにスポットライトが当たることがないように見えます。

オンラインショップはただ商品登録をすればお客様が勝手にお店の中を隅々まで巡回して見つけてくれるだろう! なんて思ってはいけません。
商品が増えれば増えるほど、個々の商品が見つけてもらえる確率は低くなるのですから、なんらかの切り口、観点を「特集」という形で作ってクローズアップし、埋もれている商品たちにスポットライトを当てるのが店長の仕事だと思います!

例)春には新入生、新入社員向けに「やる気、意欲の高まる香り特集」とか、バレンタインに「恋愛成就の香り!? 特集」とか…

これは私のほんの思いつきのアイデアでしたが、貴店の強みを生かしたこういった特集は、お店の賑わいの面でも、プロショップとしての提案力としても必要だと思います。

総評

Webでの基本的・基礎的な表現力や演出力不足でお客様に伝わってない、見つけてもらえない買う気にさせていない点が貴店の弱点です。

アロマ業界、アロマ関連商品は市場も大きいですが競争も激しい業種だと思いますが、貴店の商品企画力の個性・強みはポテンシャルが大きいと思います。
またアロマと介護や福祉との結びつけは他には見ないコンセプトで、これも今後の展開が期待できると思います。

リアル店、ビジネスも含め、ぜひ一度、ブレインストーミングに相談会に来ていただければと思います。(^-^)

お隣町でお近くみたいですね! 私も一度寄らせていただこうかな…

また実店舗は年齢層も高いのかもしれませんが、ネットでは今やPCよりスマホに優先度をおく時代になってきています。スマホ対応できていないのはもったいないです。おちゃのこさんに相談の上、スマホ対応はご検討ください。

ダメ出し!道場 登場希望者募集中

皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。 おちゃのこネットの刑部です。

本メルマガの人気No.1コンテンツ、「ダメ出し!道場」。これを楽しみにご覧頂いている方も多いことと想像致します。
太田仙人の診断を無料で受けられる貴重な機会ですので、是非手を上げるお店さんはご連絡下さい。

太田仙人からのメッセージもご覧ください。
http://www.ocnk.net/ocnk_ma/ocnkmagazine_asm185.html#check

皆さんの前でダメ出しされるのは勇気が要りますけど、客観的なアドバイスを貰える機会は貴重なはず。そして、お店の現状に満足されている方はいらっしゃらないはず。
商売人さんには、こういう機会を貪欲に活かして頂きたいです。
実際、ダメ出し道場後にご自身でショップを改善し成果を出されているショップさまも多数ございます!

診断ご希望者は「info@ocnk.net」まで、「『ダメ出し!道場』登場希望」とメールをください。

過去のダメ出し道場は、バックナンバーよりご確認下さい。
>メルマガバックナンバー

さて…

オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。

実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。

この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を洗い出したい! 解決したい! 強みを作りたい! という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、

診断が待ちきれない方は!「ダメ出し!道場見ました!」の件名にて
メールにて直接お気軽にご連絡くださいませ。

info@style-e.com 太田まで。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、HTML5テンプレートのトップ画像を角丸にする方法をご紹介します。
※フルスクリーンの場合は、非対応。





スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

#photo .slide img {
border-radius: 10px;
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

マイページについて

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、先日アップロードしたマイページ改良についてです。
下記の点を改良しました。

購入履歴に宅配便伝票番号表示が可能になりました。
詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281602&id=1034&artlang=ja


購入履歴一覧ページのレイアウトを変更し、「もう一度購入する」ボタンを追加しました。
詳細は、下記のFAQをご覧ください。
http://www.ocnk.net/faq/index.php?action=artikel&cat=281602&id=1033&artlang=ja


XHTMLテンプレート、スマートフォン版に購入履歴検索を追加しました。


スマートフォン版カート内、購入履歴に商品画像を追加しました。


FAQ(サポートくらぶ)

http://www.ocnk.net/faq/

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

アパレル系物流倉庫の選び方

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今ページでは、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「物流倉庫の選び方について」説明させて頂きます。
今回は「アパレル商品編」です。

■アパレル系物流倉庫の選び方

アパレルとは衣料品のことを指しますが、通販業界では服飾雑貨やそれに伴う商品を総じてアパレル関係のジャンルとして区別しています。

靴やアクセサリーなどはもちろん、女性に人気の高い雑貨や小物類もここに入ってきます。
ゆえに女性が主なターゲットと思いがちですが、キッズ層を含めたファミリ―向けの需要が高い点もあらかじめ理解しておくことが重要です。

アパレル関連のショップを運営するにあたって、基本でありもっとも重要なポイントは、「流行に敏感でなければならない」という点です。ファッション誌などを見ると分かるかと思いますが、アパレル関連の商品はとにかく流れが速く、それらの情報をスピーディにキャッチしていかなければ運営が追いつきません。特に検索ワードとしてヒットさせることを目的とするWEBショップでは尚更です。
業種・ジャンル、どれをとっても人気が高く、ライバル業者が多いのもアパレル系の特徴の一つ。他社に負けないようアンテナを広げるか、狭い範囲のニーズに応えるニッチな専門業者を目指す必要があるかもしれません。
また、ファッション関係は男女の差や中高年層など、非常に多くの顧客があり、それらのターゲットをあらかじめ絞った商品も市場に出ています。また、色やサイズなども豊富な在庫を用意する必要があります。基本的な事ですが、物流倉庫の選定において、多くの場所を使うという特徴が大前提としてあります。
そして、これらの商品を委託できる物流倉庫は、その多くのターゲットごとに各商品を細かく分類していく膨大な専門知識と、繊細な衣類や耐久性に優れない小物などをきちんと管理しておくことのできる、幅広い性能や設備が求められます。細かい棚やラックハンガーなどの付属設備は多ければ多いほど困ることはありません。

専門性が高く、好みが分かれ、時代の移り変わりが早いジャンルとなりますので、カテゴリ内でも最も敏感なアンテナを張り巡らせる必要がでてくる業種です。アパレル関連だけを取り扱っている物流倉庫の業者も数多くあり、業者の選定には事欠きませんが、より自社の製品に合った業者を見つけることが大切です。

例えば小物類を多く扱っているのなら豊富な在庫を保管できる設備が必要になりますし、季節や流行に左右される場合は多くの商品に対し素早い対応が求められます。

場合によってはタグ付けやアイロンがけなども必要になってくる場合がありますので、業者によってはそのような流通加工の面においても確認を行う必要があります。

★POINT
・運営者自身が流行に敏感であり、常にアンテナを張り巡らせる俊敏性、またはニッチな要望に応えることができる専門分野に特化したショップであることが望ましい。
・専門的な知識に特化し、流行に合わせた対応が取れる業者を選ぶこと
・多くの色やサイズの商品を管理するための広い倉庫を利用できる業者であること

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一にSEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

新しい大学入試が始まる2020年は、東京オリンピックの年。また、京都議定書以降の新しい気候変動に関する国際的な枠組みが発効する予定の年でもあります。次の大きな節目となる5年後にむけて、いろいろと準備が必要ですね。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(http://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
http://blog.ocnk.net/blog/

■おちゃのこネットFacebook
http://www.facebook.com/ocnk.net
■mixi
【おちゃのこネットコミュニティ】
http://mixi.jp/view_community.pl?id=934055

■おちゃのこネット公式twitter
http://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【garitto】http://www.garitto.com/
【おちゃのこ8】http://www.ocnk8.net/
【オートステップメール】http://www.autostepmail.com/

■お問い合わせ
ご質問・ご意見・ご感想等のある方は下記フォームからお願い致します。(https://www.ocnk.net/contact/index.php

■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(http://www.ocnk.net/company/privacy.php

発行:おちゃのこネット株式会社

〒651-0096 神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸14F

mail:info@ocnk.net

Copyright (C) 2004-2015 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.