広告が人々の価値観を変えるとき号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

「広告」という言葉を知らない人はいないと思いますが、改めて「広告の定義は?」と聞かれると、「うーむ」と詰まってしまうのではないでしょうか。

「広告とは、送り手である広告主が、受け手である消費者の態度や行動に影響を与える目的で、新聞、放送などの広告媒体を通じて有料で行う情報伝達活動」(日本大百科全書)

のように一般的には定義されています。必ず明示された広告主が存在し、想定された受け手に対して有料で流す情報が広告であり、その内容は広告主が期待する消費者の行動を促進するためのものです。簡単に言えば、誰かに何かをしてほしいので、お金を払ってその目的に沿って作られた情報が広告といえます。

このとき、広告主がその情報の流れをコントロールできることが重要で、昨今の「どこに流れて誰が見るかわからないインターネット広告」は、厳密には広告の定義を外れたものかもしれません。

そんな広告は、これまでに世の中に多くのインパクトを与えてきました。広告主の売上を飛躍的に増大させたり、流行語になって社会にあふれたり、登場した人物を一躍有名人に押し上げたり。経済活動の一環である広告が、文化としての側面を持つことが、広告の世界を面白くしているのかもしれません。

今回の「オススメ参考書」は、国際的に著名なクリエイティブディレクターが語る、世界を変えた広告を紹介します。


お知らせ~【福岡開催】おちゃのこサークルレポート

福岡で今年4回目のおちゃのこサークルを開催いたしました。
ご参加いただいた皆様、御礼申し上げます。

今回は、「VOILA'」さんと「髪風船」さん、にパネルディスカッションにご参加いただきました。
売上の作り方、ブログ、メルマガの重要性など、貴重なお話しばかりでした。
また、おちゃのこネットCTO有本からGoogleアナリティクス利用方法の説明もさせていただきました。
是非ご活用ください。

懇親会では、各ショップのご紹介だけでなく悩み相談も行いました。

今後も、おちゃのこサークルは継続して開催いたしますが、従来の大規模セミナーの開催も検討しております。
ユーザー様同士が情報交換できる機会を提供して参りますので、今回ご参加いただけなかった方も是非次回は、お越しください!

福岡セミナーレポート
https://www.ocnk.net/seminar/index.php?report=20180907

 

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

アイデアの発見
杉山恒太郎が目撃した、世界を変えた広告50選

杉山恒太郎・著 インプレス・刊

1,600円 (税別)

杉山恒太郎という名前にピンとこなくても、「ピカピカの一年生(小学館)」「セブンイレブンいい気分(セブンイレブン)」という広告コピーを記憶している人は多いのではないでしょうか。どちらも著者が手掛けた広告です。

本書の著者・杉山恒太郎氏は、1948年生まれのクリエイティブディレクター。電通の常務執行役員を経て、現在はライトパブリシティ代表取締役社長です。カンヌ国際広告祭金賞のほか、国内外で多数の受賞歴があり、世界的に著名な広告クリエイターとして関係者の間ではよく知られた存在です。

本書は角背ハードカバーで本文はオールカラー224ページ。オールカラーの本だと用紙にコート紙を使うことが多いのですが、本書はラフな手触りの中質紙を選択、カバーにも樹脂フィルムを貼らずに温かみのある質感を伝えています。

オールカラーの目的は、紹介する写真をカラーで見せるためで、本文のほとんどは黒一色。わずかに小見出しが赤で、引用する広告コピーが青で表現されているだけです。カラーが使えるとエディトリアルデザイナーが張り切ってカラフルな版面を作ってしまいがちですが、さすがは国際的クリエイターの著書だけあって、派手さは極力抑えられています。

本書の出版意図は本文大扉裏の言葉に凝縮されています。
「最近の広告界のモンダイは
新しいものをもてはやし
歴史を振り返って、
そこから学ぼうとしないことだ」
これはイギリスの代表的な広告会社BBHの創業者のひとりであるJ・ハーディ卿の言葉です。

ビジネスの世界では、過去の事例から今に通じる取り組みを学ぶことが盛んに行われていますが、広告の世界では新しいテクノロジーにばかり目が行きがちで、過去の優れた事例から学ぶことが少ないのではないか。著者はそれに警鐘を鳴らす意味で、この言葉を冒頭に持ってきたのかと思われます。

本書は著者が選んだ50の広告事例を切り口に、広告が人間社会にどのようなインパクトを与えてきたか、これから与えうるかを考察したものです。全体で5つの章に分かれています。

第1章 笑いと遊び
第2章 物語ること 説得すること
第3章 かき立て、心の奥に触れる
第4章 誇張と逆転
第5章 体験とコミュニケーション

各章にはそれぞれ10本ずつの広告が選ばれています。
それぞれの章から、少しずつ紹介してみましょう。

第1章にはペプシの「Diner(1995)」という代表的な比較広告が取り上げられています。比較広告は日本やヨーロッパでは規制されていますが、アメリカでは比較的緩やかで、「そこまで言うか」といった強烈なものから、大人のユーモアを感じされるものまでいろいろ展開されています。この広告は、コカコーラとペプシの配送トラック運転手がドライブインで出会い、お互いの飲み物を交換してみるというやりとりを描いたもの。コカコーラの運転手がペプシを返そうとしないのでケンカになるというユーモラスの広告です。

オーストラリアのクイーンズランド州政府観光局が放った「THE BEST JOB IN THE WORLD(2009)」は、求人広告の形を借りた観光キャンペーンです。「南の孤島での管理人は、世界で一番の仕事ではないか」というメッセージが話題になり、全世界から800万人近くがサイトを訪問し、3万4000人以上が実際に管理人に志願、管理人に選ばれた人は22カ国以上から100を超えるインタビューを受けました。狙い通りに話題を提供することに成功したわけです。

その次は、大きい車が幅を利かせていたアメリカの自動車界に一石を投じたフォルクスワーゲンの「Think small.(1960年)」です。「大きいことはいいことだ」とされていたアメリカの常識に対するアンチテーゼを提唱することで、「賢い消費者」への流れを生み出しました。この広告の効果で、アメリカにおけるフォルクスワーゲンの販売台数は5万台から50万台へと10倍増となり、フォルクスワーゲンはアメリカの大衆車としての地位を得ることができました。

第2章にはさまざまな広告を巡るストーリーが紹介されています。
個人広告の代表例といえば、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが放った「WAR IS OVER! IF YOU WANT IT(1969年)」が有名です。当時7万ドル以上といわれた広告費を個人負担して、夫妻が世に問うたメッセージは、現在は版権フリーのアイコンとなり、世界100言語以上に翻訳されてネットで配信されています。

1960年代の日本の広告界で異彩を放っていたのは寿屋(現・サントリー)です。コピーライターは開高健(芥川賞作家)、山口瞳(直木賞作家)、イラストレーターは柳原良平(毎日産業デザイン賞、広告電通賞)といった異才が集い、「アンクルトリス」という名物キャラクターを生み出しました。彼らの傑作広告について、著者はこう語っています。「広告は市井の人々の感情を理解する仕事といってもいい。作家的な視線はとても重要だ」

広告が人生そのものを語った例もあります。ソニーのトリニトロンブラウン管の広告「Life span(1984年)」もそのひとつです。テレビに向き合っておかれたソファーの上に、赤ちゃん、子ども、学生、社会人、家族、老人が順に座ります。一人の人間が成長し、老いて死ぬまでを象徴した映像です。そこにコピーが。日本語にすると「ソニーのトリニトロンは長持ちするように設計されています」という意味です。広告タイトルのライフスパンは、人の寿命という意味と、商品の耐久性という意味の両方にかけられています。

第3章には、かの有名なアップルの広告が登場します。「Think different.(1997年)」です。業績不振の底であえいでいたアップルは、創業者スティーブ・ジョブズを復帰させ、この広告を放ちました。ナレーションは、ジョブズ自身です。アインシュタイン、ジョン・レノン、エジソン、ガンジー、ヒッチコック、ピカソといった変人で有名な偉人たちの映像が次々と登場し、アップルが世界を変えることを広告で宣言したのです。
著者はこう言います。「広告について多くの人が誤解しているのは、広告というものは面と向かって自己紹介をするものだと考えている点。これは大きな勘違いかもしれない」

第4章には、さらに有名なアップルの広告が紹介されています。「1984(1984年)」です。ご存じの方も多いと思いますが、これは1984年のスーパーボウル中継でただ一度だけ放映された新製品「マッキントッシュ」のコマーシャルです。ジョージ・オーウェルのSF作品「1984」をモチーフに作られたもので、アップルの二人の創業者、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアクは、全員が反対の役員会を前にして、「自腹を切ってでも放映する」と言い放ったそうです。

広告手法の1つ「ソフトセル」は、正面から商品の長所を並べ立てて強調する「ハードセル」の反対側に位置する手法です。商品そのものに内在する独自の性能をとりあげ、それを感覚的に説得するもので、ここではロールスロイスの「At 60 miles an hour the loudest noise in this new Rolls-Royce comes from the electric clock(1958年)」という広告がその例として紹介されています。「時速60マイルで走行中の新型ロールスロイスの室内で一番うるさいのは、電気時計の音です」というメッセージから、この高級車の静粛性をイメージさせようというものです。

民主党政権時代、「二番じゃダメなんですか」という流行語ができましたが、それよりはるか以前の1963年、レンタカーのエイビスが「私たちは二番手に過ぎませんが」という広告を放ちました。「エイビスはレンタカー業界の二番手に過ぎませんが、お使いいただきたい。その理由は、私たちが一生懸命にやるからです」というコピーは、エイビスの売上を1か月で1.5倍に、3年間で3.5倍に伸ばしました。

第5章には見慣れた文字があります。「I Love New York(1977年)」で、Loveの部分が赤いハートマークになっているものです。ベトナム戦争の後遺症で荒廃したニューヨーク市を立て直すためのキャンペーンで生まれたロゴで、CMシリーズにはニューヨークゆかりのスターが続々と友情出演しました。出演交渉を受けたフランク・シナトラが「タダじゃ出ない」と断った後で、「10ドルいただこう」と言ったというエピソードがあります。

本書の「あとがき、にかえて。」で著者はこう語っています。
***
ここで選ばせてもらった広告の傑作選、ほぼ1世紀にわたる歴史は僕の先生だということ、そこにあるスキルはもちろん、いつの間にか涵養されていたのは、モノ・コトへの感じ方、捉まえ方、考え方であり、真にゆたかな人生の過ごし方であったことを広告界の後輩たちのみならず、友人たちや遍く未来をもつ若い人たちに伝えたい。
(中略)
「月は太古のテレビ」という素敵な言葉を残しているビデオ・アーチストのナム・ジュン・パイク。かつて僕は彼の映像編集を手伝っていた。その頃、彼はこんなことを言っていた。「何世紀も経って、今の人間が何を考え何をしようとしていたのか、その為の発掘作業があったとしたら、TVコマーシャルを見つければほぼ理解できるよ」と。それは、興味深い話として今でも脳裏に残っている。
***

豊かな発想力を養うために、ぜひ読んでおきたい本だと思います。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

SNS全盛の時代ですね。
ネットショップの店長さんたちでも…
twitterやってる人は、フォロワーの数を増やしたがる。
Facebookをやってる人は、とにかく「友達」(Facebook上の)の数を増やしたがる。
メルマガを配信しているメアドの数(配信数)を増やしたがる。
Instagramやってる人はやたらと「映える」写真を載せたがる。

いや、でも、それが目的ですか?
ズバリ言いたい。
フォロワーの数より(本当の)ファンの数!
配信先のメアドの数より(本当の)購入客の数!
見かけ上の「友達」の数より(本当の)親友、ファンの数!
「映える」写真より「役立つ」コンテンツ!
ちょっと本質からズレていませんか?

10万件のゴミメアドより、1000件のリピーターにメールするほうが、たくさんの注文がきますよ!

10万人のフォロワーより、1000人のファンのほうが、自分から求めて見にきてくれますよ!

映えるだけの写真なんて3秒で用済み!
役立つコンテンツなら、何か月も何年もお店へ客を誘導してくれますよ。

SNSやるなら、ちゃんと「本当の」コンテンツで顧客やファンとつながっていけるように考えましょう。

さて本日のお店は、二人の女性クリエーターさんが共同経営するセレクトショップです。お二人の考え方、ライフスタイル、才能やセンス、生き方に共感するファンの方々に支えられている、とても素敵なお店です。
それではダメ出し!道場スタートです!(^^;)

ダメ出し!依頼ショップ
uka

ショップ名 :
旅するセレクトショップuka さん

PCサイトURL:
http://u-k-a.ocnk.net/

スマホサイトURL:
http://u-k-a.ocnk.net/phone/

カテゴリ :ファッション

おちゃのこネットショップを始めて7年目です。
OPENしてから売上が伸び続けていたのですが、2年前ころからは少し下がってきたところをKEEPしているといった感じです。
もっと売り上げを伸ばしたいと思っております。
改善点等教えて頂きたいと思います。
プロの意見を聞きたいです。

第一印象…正にオーナー店長達のセレクトショップだが…

トップページに入ったとたんに、画面いっぱいに広がる物語の世界のような森の樹木に溶け込むように佇む女性の姿。
私の未熟な表現力では言葉でうまく表わせませんが、見ただけでなんとなくお店のあり方が感じられるトップ画像です。

「素晴らしいハンドメイド作品を1人でも多くの人に…旅するセレクトショップ」
という店舗のキャッチコピーと、
少し下にスクロールすると現れる
「ぬくもりのある手仕事や伝統技術の美しさを通して沢山の人々に喜びと感動とエシカルライフを…」
と続くコンセプト説明。
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参考まで…【エシカル】とは
エシカル(Ethical)とは直訳すると「倫理的な」「道徳上の」といった意味ですが、近年、欧米では、環境や社会に配慮していることを表す意味で使われています。
Ethical Fashion(エシカルファッション)
Ethical Consumerism(倫理的な消費活動)など。
フェアトレード、リサイクル、省エネ、などもエシカルな考えに基づく商行為の一つ。
要するに、売り手は売って儲ける、買い手は買って消費するだけでなく、世の中に害を及ぼさず、むしろ役に立てるような考え方です。

日本では古くから、近江商人の心得「三方良し」という考えがあります。
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。
売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということです。
エシカルは現代の三方良しなのかも知れませんね。
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さて、この辺りまでざっと見れば、このお店(の経営者)はなんらかの信念、思想に基づいて自分のベクトルにマッチした商品をセレクトして売っているお店だということが感じられます。

その後続く商品写真の一覧で、ファッション的にもどんなテイストであるか、イメージや価格帯などもおおむねつかむことができます。
トップページの「つかみ」としては基本を押さえていて良いと思います。

ですが…
ここまでくると、人(お客様)は、商品をセレクトしているバイヤー(オーナー)がどんな人なのか? どんな考えやライフスタイルを持った人なのか? 少なくともどんなお店なのか? を、もっと具体的に知りたくなってくるものですが…

店長さん(たち)の情報は左メニューの下のほうに「オーナーたちの紹介」または下記ページにありますが…
http://u-k-a.ocnk.net/profile

「2人の旅好き女クリエーター」としてニックネームでjig tag (じぐたぐ)さんと Rainbowさん としてほんの数行程度の文章があるだけ。

本名も明かさず、顔も見せず、経歴や、好み、ポリシーやライフスタイルなどもほとんど不明です。ブログなどを読んでいけば少しずつは感じられますが…このショップから入ってきたかたたちにはなかなか、共感どころか親近感、信頼感、安心感さえ感じにくいのが現状です。
もっとハッキリ言えば「怪しさ」満点です(^^;)
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私は、後のインタビューでお聞きしたので、お二人の今までの人生の生き方考え方、行動力、多くの人との出会いやつながり、影響力などをなんとなく感じられますし、今まで実際に買い物して、とくにリピーターになってくださっているようなお客様は、このショップページだけで商品だけ見て気に入って買ったというよりも、お二人と何らかの縁で出会って商品よりも先にお人柄や考え、生き様などに共感してから購入客になっているように思います。

つまり、まず商品ありき、ではなく、まず共感ありき。
理屈ではない感性のような部分で波長が合うかどうかが大切なタイプのお店だと思います。

リアルで実際にお二人に会ったら、言葉でクドクドと説明せずとも、わかる人にはわかり、感じ合えるのだと思いますが、このショップサイトから入ってきて出会った初めての方々には、まずはプロフィールなり、お店紹介なりで、ビジュアルも含めてオーナーお二人の個性、ベクトルをプレゼンしなければ伝わりません。

まずは、自分たちの個性、特徴、強み、経歴、経験、生き方、ライフスタイルなどをもう一度洗い出して、一枚物の履歴書、プロファイルシートのような形でまとめてみるところから始めてみられるのが良いと思います。
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トップページに入ってきただけではわからないのですが、実は商品数も3000点以上あり、取り扱いブランド(クリエーター、作家さん)だけでも数十ブランド。
私はファッションブランドのことには疎いので良くわかりませんが、いずれも全国的、世界的に有名なブランドではないように思いますので、まずはそれぞれのブランド、デザイナーやクリエーターさんのコンセプトや商品づくりのポリシーのようなものを紹介するコンテンツを、分類ごとに作り込むか、フリーページを用意して一覧で紹介するなどのわかりやすさも必要でしょう。

お客様の好みに合うブランドを見つけやすくすることで、お店のファン、ブランドのファンを醸成しやすくなると思います。

ちょっとukaさんのことを検索していて見つけたのですが…
恐らく、昔、作られたのであろう別サイトで、何名かのアーティストさん紹介の一覧ページ を作っていらしたので
↓↓↓↓↓
http://natural-uka.com/artist.html

これを叩き台に、もっと情報を増やし、写真なども加えて作り込んでいけば良いと思います。
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検索していくと、ukaさんでは当おちゃのこショップ以外にも下記SNS等いろいろな情報発信をなさっています。
中には何年も更新されていないものもあるようですが、思いつきでバラバラにあちこちで情報発信するのではなく、そろそろ中心軸を決めて、そこから他のSNSにもリンクで投稿するような効率よい運営をされるのが良いかと思います。
続かなければ、一部は閉じて削除する勇気も必要です。

twitter
https://twitter.com/ukajapan お店
https://twitter.com/216jigtag jigtagさん
https://twitter.com/rainbow_mayu_  Rainbowさん

Facebook
https://www.facebook.com/UKA-122215674563593

Instagram
https://www.instagram.com/uka_japan/

AmebaBlog
http://ameblo.jp/natural-design-uka/

食べログ(沖縄 石垣島のカフェ)
https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470501/47020325/

インタビューで浮き彫りになったこと…

まず、お店の名前ukaは「羽化」。蝶などがさなぎから蝶になって飛び立つ様子からきているとのこと。お店紹介としてトップページや下記ページに明記したほうが良いと思いました。
http://u-k-a.ocnk.net/profile

2011年の東日本大震災をきっかけに、それぞれが何かできないかとの思いに駆られている最中、共通の友人の引き合わせで出会い意気投合し、共に動き始めてukaを起業。

実は、お二人のオーナーさんは、jigtagさんが石垣島に、Rainbowさんは京都にお住まいとのことで、ちょっと驚きました。

ネットショップの特定商取引法表示は石垣島の住所ですし、カフェと実店舗もありますし、商品撮影、モデルさん撮影なども石垣島でなさっているとのことなので、どうしても全体のビジュアルイメージが「石垣テイスト」=南の島、夏のイメージに寄っているように感じます。

ナチュラルでゆったり、ふんわりしたデザインの商品とは合うと思うのですが、南の島テイストが強いと、秋冬のシーズンにはターゲット客層の多い都市部や他府県の方には売れにくくなってしまいます。

本来のコンセプトは南の島やリゾート感ではなく、「エシカル」「手仕事」「伝統技術」「自然に優しい物」「うつくしい物」などですから、Rainbowさんのいらっしゃる京都のテイストや(Rainbowさんの旦那様は北欧の出身とのことなので)自然との共存の先進国である北欧のテイストなども今後うまく盛り込んで行くなど、まだまだポテンシャルを感じました。

Rainbowさんのプロフィールは以前、上海にお住まいのときのままのようですので、こちらも経歴としてアピールしつつ修正しておきましょう。

具体的なダメ出し(抜粋)

asana フレアスリーブ ヘンプコットン 草木染め 8color 3サイズ [uka-10658]
http://u-k-a.ocnk.net/product/2774

カラバリ豊富で写真点数も多く、商品イメージは伝わりやすく良いのですが…どの写真がどの色なのか? ロータスとかサンストーンとかディンとか…聞きなれない色名なので多くの方がどの色かすぐにわからないと思います。
ページを下にスクロールしていけば説明が見つかるのですが、サムネイル画像の上に文字載せして色名を記すか、番号でわかりやすくするなど改善しましょう。
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Organic bamboo Feather Print Robe 2 sizes ☆Sea of Wolves☆ [uka-50701]
http://u-k-a.ocnk.net/product/3596

まず、商品名が英語表記のみですが、お客様皆さまが英語が得意なわけではありませんので適切に和訳した表記も添えるなどしましょう。
Organic bamboo と書かれても、天然の竹繊維という説明はどこにもないので、知らない人にはまったく伝わっていません。
それからこの商品説明には「付属のベルトで縛って…」とありますが、ベルトらしきものはどの写真にも見えません。

また黒のローブを見せるのに、インナーも黒なので境目がよく見えません。
インナーの色を変えるか、撮影時なんらかの工夫をして主役の商品をしっかりと見せるようにしましょう。

モデルさんの身長、サイズなども商品ページごとに書いてあげると、よりサイズ感が伝わりやすいと思います。
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1点もの!Live Turban ターバンの魔術師 aillugib [AIL-00001]
http://u-k-a.ocnk.net/product/3582

こういった、巻き方、着方などがある商品は、Youtube動画を用意されていて大変良いと思いますが、どうせならページ上部に動画を持ってくると、よりお客様の食いつきが良くなると思います。
https://youtu.be/_kJeRCxkqgU
このYoutube 動画はお店が用意したものではないのかもしれませんが、できればお店でYoutube動画をアップして、Youtube側の説明欄にお店へのリンクや店名、アクセス情報も載せて、Youtubeからの集客も狙いましょう。
Youtubeは単なる動画UPサーバーではなく、今や SNSの1つです。

総評

相談事項で
「2年前ごろからは少し下がってきたところをKEEPしているといった感じです。もっと売り上げを伸ばしたいと思っております」
とのことなのですが、ukaを始められた7~8年前ころに比べると、ユーザー環境はどんどんスマホ中心になっていき、お二人が年齢を重ねてきたのと同様に、お客様の年齢も7~8歳高くなってきています。
もちろん当時はまだ購買力のない学生だった子どもたちも大人になって新たな客層に育ってきてはいますが、ジェネレーションギャップも生じてきていますので、新規客の取り込みをどうするか?(若い層を狙って取り込むのか? 同年代の層を増やすのか? など)

それによって戦略や、攻める場所(SNSの種類など)も変わってくると思います。
廃れたと判断するならば、いつまでも無理にAmebloをやらなければならないというわけでもないと思います。

ターゲット層へのリーチ、反応が良いメディアを優先していくのは、とくにライフスタイルに影響されやすいアパレル店では当然のことだと思いますが、いずれにしても、オーナーと客の共感が購買行動につながるセレクトショップでは、ターゲット層に適し、時流に合った SNS活用は重要なポイントだと思います。

また、オリジナルブランドやオリジナル商品のBtoB卸展開なども、ポテンシャルがあるように感じますが、在庫資金、広告宣伝、販促などはそれなりに資金も人員もかかることなので、事業として今後どこまでつっこんでやっていくのかなど、経営者としてお二人がベクトルをすり合わせていく必要を強く感じます。

現状を分析し、基本戦略を立てていく際は、ぜひご相談いただければと思います。
jigtagさんが京都にお越しでお二人が揃われる機会があれば、ぜひ相談会をご検討ください。
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読者の皆様も! モヤモヤと悩んでいるそこの店長さん!
まずは目からウロコを落としに! 頭をガーンと叩かれに!
ぜひお話しに来てください! 怖くなんかありません!
優しくお話ししますよ~!(^^;)

「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメール( info@style-e.com 太田まで)もしくは
直接お気軽にお電話(072-756-7234)くださいませ。
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さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回はご利用案内のタイトルの色を変更する方法をご紹介します。





スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。
下記の例では、背景が赤色、文字が白色になります。


.help .section_title h3 {
background-color: #FF0000;
color: #FFFFFF;
}


 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

おちゃのこネットLineでサポート

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。

皆さん、LINEをお使いでしょうか?
今やスマートフォンをお持ちの方には、欠かせないコミュニケーションツールとなっているLINE。
そのLINEを使って、おちゃのこネットのサポートをおこなっています。


例えば「問い合わせから送ったけれども、返信がなかった・・・」とか、
返信は必ずしているのですが、受取側でスパム判定されていたりとか、他のメールに埋もれていることありませんか?

LINEを使えば、確実に返答を確認できます。
このメリットをいかしたいと考えています。

問い合わせの手順は、

 

 

上記のQRコードを読み取って、LINEの友だちに追加してください。

後は、トークを開始するだけです。
簡単です!

平日の9時~17時であれば、数時間で返答いたします。
うまくいけば、数分の時もあります。

フォームからの問い合わせ面倒だなと言う方も、スマートフォンから問い合わせしてみませんか?

是非、ご活用ください!

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

競合サイトと見比べて自分のサイトを分析する方法

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「競合サイトと見比べて自分のサイトを分析する方法」について説明させて頂きます。

■競合サイトと比較する

「施策キーワードで検索しても上位表示されていない」
「コンテンツに自信があるのに結果が出ない」

このような時は、検索エンジンに自身のサイトが評価されていない可能性が考えられます。

ECサイトにおいて、上位表示される事が一つの目標であり、そうでなければ満足いく結果を得るのが難しいです。

だからECサイトで結果を出すためにも、求められるのが、「競合サイトとの比較」です。

自身が施策したキーワードを使い検索エンジンで調べた時、自分のサイトが上位にこないとなると、当然ですが別の競合サイトが上位に表示されます。

その上位に表示される他者のサイトは、いわば評価されているコンテンツです。

そこから推察できるのは、「どういうコンテンツが検索エンジンに評価されるのか?」という点でしょう。

例えば、あるキーワードを検索エンジンにかけた時、その上位のほとんどが商品紹介ページだったとします。

その場合には、同様のキーワードでは商品紹介が評価されるものと考えられるのです。

そういったキーワードの場合、情報を発信するコンテンツでは上位表示が難しくなる訳ですから、自身のサイトを見直します。

その逆も同様で、情報を発信するコンテンツが上位に来ているのであれば、商品紹介は避け、情報発信系のコンテンツから内部リンクで引き込むという手法のほうが、多くのユーザーを獲得できるかもしれません。

■自己満足で進めないように意識する

「自分はこうしたほうが良いと思う」と考え、その考えに基づいてサイトを作り上げ、コンテンツを作成していく意欲はとても大切です。

しかし、自己満足でサイトを仕上げても、それが結果に結びつくとは限りません。

それはやはり、どれだけ自分が良いコンテンツを作れたと思っていても、検索エンジンに評価されなければそれまでだからです。

一つの目標である「上位表示」は決して忘れてはいけませんし、成功しているサイトから傾向を掴み取る調査も忘れてはいけません。

上位のサイトからは必ず、上位表示に関わるヒントが見つけられます。

読者がイメージしやすいようなレビューが載っていたり、豆知識が豊富に書かれていたりするなど、良さそうな部分があれば真似するべきです。

そして自身のコンテンツと比較します。

例えば自分のサイトには商品の画像と簡単な紹介、値段のみが記載されていたり、紹介文が手短なものであったりするのに対して、上位表示されているサイトは具体的かつ手に取るかのように情報が伝わってくるのであれば、その差を確認します。

比較しやすいように、10位くらいまでの上位表示コンテンツの特徴をリストアップしてみるのも良いかもしれません。

黙々と自分のコンテンツを作り上げているよりも、効率的に上位表示を狙い、収益アップの近道をみつけられる可能性が高まります。

■ダメな時は切り替える事も大切

検索エンジンは、アルゴリズムの更新が頻繁に行われているため、今良いものが明日も続くとは限りません。

そのため、これまで結果を出せていたキーワードが、急に順位が落ちるなどの評価の変化を感じ取れた場合には、切り替える事が大切です。

ひたすらに対応しているキーワードに固執しつづけると、作業量に見あった結果が得られないなど、悪い方向に向かっていく可能性があります。

もし、評価の傾向が少しでも切り替わったように感じるのであれば、柔軟に気持ちを切り替え、対応していく事が欠かせません。

何のキーワードを強化するか、そのように上位表示を狙うために考えを巡らせるのは、ECサイトで収益を上げていくためには絶対に欠かせない部分と言って良いです。

面倒に感じるかもしれませんが、そのスキルを身につければ、周囲と差をつけ、大きく結果を残せる可能性があるという事でもあります。

定期的に検索エンジンの動向はチェックしておくべきです。

★POINT
・上位サイトと自身のサイトを比較する
・評価されているサイトの特徴をリストアップする

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

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SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

短い講演を頼まれ、ブッククリエイターの仕事について話してきました。人類史の中では斜陽産業と化している出版業ですが、まだまだ可能性がたくさんあることに話をしながら気付きました。情報のアウトプットは大事ですね。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、おちゃのこサポートくらぶも参照ください。(http://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(http://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
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■mixi
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■おちゃのこネット公式twitter
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