時には過去を振り返ってみるのもいいかも号

 

 

 

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

ある講演を聞きに行ったとき、「あなたは10年前に今の自分を想像していましたか?」という質問が講演者から聴衆に投げかけられました。「うーん」と考えましたがよく思い出せないので、mixi日記を見ることにしました。

もうmixiは言葉で言えば死語、建物で言えば廃墟の観のあるSNSですが、自分の投稿を時系列で眺めるには便利な道具です。私は2004年9月からmixi日記を始めているので、自分の記録が15年前までさかのぼって見られます。もちろんメインはとっくにFacebookに移っているので、mixiの投稿はFacebookのコピーなのですが。

で、10年前の3月に書いた日記を見てみました。そのころは日本エイサーのネットブック「アスパイア・ワン」が絶好調で、あちこちに出張してユーザー事例の記事を取材していました。SNSはmixiとtwitterの使い分けを始めていました。民主党政権で「高速道路1000円」の政策が始まったので、全国でETC車載器が爆発的に売れたとも書いてありました。

さて現代に意識を戻すと、ネットブックは廃れてしまいましたね。リッチコンテンツ全盛になってしまったので、非力なCPUと小さなディスプレイでは無理だったのでしょう。テキスト入力には便利なマシンでしたが、テキスト入力だけのために持ち歩く人は少数でした。それ以前に、何もかもスマホで事足りてしまうようになったということでしょうか。

肝心の、「当時の自分は10年後をどう予想していたか」ですが、当時と今で仕事がほとんど変わっていないので、あまり考えていなかったのだろうと思われます。ただ、現在も倒産せずに生き残っているポイントが何かあるとすれば、好奇心が旺盛で新しい物好きであったということでしょうか。

「茹でガエル」の例をひくまでもなく、人間は緩やかな変化に気づきにくいものです。たまに過去を振り返ってみるのは、いい刺激になるのではないでしょうか。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

IT全史 情報技術の250年を読む

中野明・著 祥伝社・刊

1,800円 (税別)

タイトルから連想するのは、パソコンやインターネットの話が主役の本でしたが、帯に大きく書かれている「1794→2045」の表記で考えを改めました。1794年にはパソコンはおろかトランジスタもありませんね。

では1794年というのは何か。著者はこの年がITのスタートだとしているのですが、それはフランスで腕木通信と呼ばれる技術が誕生した年です。そしてもう一方の2045年は、レイ・カーツワイルが主張する「シンギュラリティ」、すなわちコンピュータの能力が人間を超え、これまでとまったく異なる世界が現れるとされている年です。

腕木通信とは、フランスの聖職者であるクロード・シャップという人物が発明した情報伝達システムです。高所に設置された3本の腕木を動かすことにより、92種類の信号が表示できます。その信号に意味を持たせる符合表が1ページに92行、合計92ページありました。これ1冊で8000語以上のボキャブラリーとなります。たとえば30ページの54行目に書かれた言葉を発信したいときは、「30」と「54」をあらわす腕木の形を示します。

腕木信号機は10kmごとに置かれました。それを望遠鏡で確認して、バケツリレー式に情報を伝達します。1794年にパリ~リール間200kmに最初の通信ネットワークが作られました。そして開設1カ月後に「コンデが共和国により奪回された。敵の降伏は今朝6時」というメッセージがもたらされ、中央政府の議会で喝采を浴びました。

腕木通信の距離はどんどん伸びていき、およそ50年後の1846年には総延長4081kmに達しました。しかし電信が発明されると急速に廃れ、1855年には全廃されました。

本書はこのように、ITという言葉からは無縁に見える腕木通信から情報通信の歴史をたどっていきます。腕木通信→電信→電話→無線→ラジオ→テレビ→コンピュータ→インターネットという流れで話が進みます。

興味深いのは、それぞれの技術に連続性がないことです。腕木通信と電信との間には明らかな断絶があり、電信と電話の間にも断絶があります。それでも、前段階の技術のコアになる部分を引き継いで、革命的な次の技術が登場していることがわかります。そこには、イノベーションというものの本質が垣間見えます。

本書の著者は1962年滋賀県生まれのノンフィクション作家です。同志社大学理工学部情報システムデザイン学科の非常勤講師も務めています。これまでの主な著作は、『世界漫遊家が歩いた明治ニッポン』(ちくま文庫)、『超図解「21世紀の哲学」がわかる本』(学研プラス)、『サムライ、ITに遭う--幕末通信事始』(NTT出版)などです。

著者は「はじめに」で以下のように語りかけています。
***
テクノロジーが劇的に進展しているのは事実だろうし、その影響を人や社会がこうむるのは不可避のようだ。そのため、これから先、世の中はどうなるのだろうか、私たちの暮らしはどう変化するのだろうか、トレンドに乗らなければ取り残されるのではないだろうか、と漠然とした不安を感じている人がきっと多いに違いない。
とはいえ、世の中を近視眼的に見るだけでは、次から次へと生まれる新しい出来事に翻弄されるばかりではないだろうか。これでは「木を見て森を見ず」と言われてもしようがないように思う。一方で、自身の現在の立ち位置を客観的に把握できれば、身の回りの変化について、もっと冷静に判断できるに違いない。(中略)そこで重要になるのが、過去の経験を尋ねて、現在のありようを問う態度ではないか。つまり歴史を問う立場である。本書のテーマである情報技術にも歴史がある。進展著しいその歴史を問うことで、私たちがなぜ現在の立ち位置にあるのかを確かめられるに違いない。
***

本書の目次は次のようになっています。
プロローグ
第1章「腕木通信が空を駆ける」
第2章「電気を使ったコミュニケーション」
第3章「音声がケーブルを伝わる」
第4章「電波に声をのせる」
第5章「テレビ放送時代の到来」
第6章「コンピュータの誕生」
第7章「地球を覆う神経網」
第8章「IoE、ビッグデータ、そしてAI」
エピローグ

第1章についてはすでに触れました。
第2章ではモールス電信機の誕生と新聞社や通信社と電信の関係を扱います。
第3章では電話の誕生と大衆化、パーソナルな情報とパブリックな情報などについて触れます。
第4章はマルコーニの生涯、ラジオ放送、放送ネットワークと広告放送の誕生について解説します。

第5章ではテレビ放送時代の到来と20世紀の情報技術についてをまとめます。
第6章ではメメックス、ダイナブック、アルト、ゲイツとジョブズ、ウィンテルとマッキントッシュといったおなじみの名前が登場します。
第7章ではパケット交換方式、ARPAネット、WWWとマルチメディア・パソコン、ブログ、SNS、スマートフォンと、ようやく私たちにおなじみの「IT」が出てきます。
第8章は未来の話です。生体情報、未使用情報、ブラック・スワン、正と負の相克などがテーマです。
エピローグは「『超』相克の時代を迎えて」というタイトルで、シナジーと寡占、共有と所有、利便性とプライバシー、世界と地域といった「相克」をとりあげます。

本書は400ページ近い大部でありながら、論文調ではなく、読みやすく仕上げられていますが内容は非常に濃いものがあります。注や索引も豊富についているので、参考書籍としての役割を果たしてくれるでしょう。

著者の言うように、自分の立ち位置を客観的に把握するために役立つ1冊です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

先日たまたまテレビのチャンネルを変えていると、大きな和紙に墨で何かを書いている男性の姿を見て、「何を書くのだろうか?」と気になって見入ってしまいました。

すると「初心不可忘」(初心忘るべからず)と書いたその方は、能楽師観世宗家の観世清和さんでした。

このいろいろなところでよく目に、耳にする「初心忘るべからず」という言葉は、「能」を大成した観阿弥・世阿弥の世阿弥の言葉だそうです。

ただ、意味は今一般的に思われている(ことわざ辞典に載っている)「物事を始めた頃の最初の思いや志を忘れずに励みなさい!」と言う意味(初志)ではありません。

世阿弥の言う「初心」とは…
世阿弥の著書「花鏡」の中に

是非の初心忘るべからず
時々の初心忘るべからず
老後の初心忘るべからず

と3つの初心として書かれています。

「是非の初心」は最初の頃の未熟さ、失敗した経験、その時の心。
「時々の初心」はその時々にあった乗り越え方、心。
「老後の初心」はベテランになっても初めて出遭った事を乗り越える心。

それぞれの初体験をワクワクして乗り越えようとする心=「初心」を忘れるな! ということのようです。

老いて行くことさえも誰にとっても初めての経験、それを楽しみながら乗り越えて行く心があれば無限の可能性がある! という人生への挑戦メッセージのようですね。
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さて、今回のショップさんは、すでに年金受給のシニア世代のオーナーさんが個人事業として運営するお店。お話を聞いていくうちに私がいかに未熟な常識にとらわれていたか気付かされました。

定年退職してから第二の人生でネットショップを始めたとか、ガムシャラではなくのんびり楽しみながら趣味や生きがいとしてほどほどにネットショップを楽しみたい! といった個人事業のオーナーさんたちには参考になるのではないでしょうか。

いつものアグレッシブに右肩上がりを目指すためのダメ出しとはちょっと違った回になりそうです。

それではダメ出し!道場スタートです!(^^;)

ダメ出し!依頼ショップ
オーダーメイド&手作りワンコ服のしっぽ屋

ショップ名 :
オーダーメイド&手作りワンコ服のしっぽ屋さん

サイトURL:
http://wanko-tezukuri.ocnk.net/

カテゴリ :住まい、インテリア

宣伝がどうしたら上手く出来るのか?宣伝に費用をかけるとお客様に 今の料金ではお作り出来なくなります かと言って 一度に大量の注文を受ける事も私1人で作ってるので対応出来なくなります  どうやって 宣伝するのが良いのか分かりませんと言うのが現状です

第一印象……古き良きスモールショップ……

インターネットショッピング初期の頃に見かけた、独学で手作りのひたむきで一生懸命な雰囲気が感じられる古き良きスモールショップというのが第一印象です。

ただ、今となってはサムネイル画像が小さい、ランキングサイトのバナーがある、スマホ対応できていないなど古臭く感じられます。

これもお店の個性や演出であれば、決して悪いというわけではありません。

個人経営のスモールショップが無理をして、見栄えだけ大手企業のような洗練されたデザインであっても、中身が伴わない店も増えた中では、むしろ店長個人の個性や息遣いが感じられる小さな専門店にホッとされるお客様もいらっしゃると思います。

特に、薄利多売の量販をするような業種ではなく、1点ずつオーダーメイドの服屋さんですので、ドライでビジネスライクにやりとりされるより、しっかりと対話をしながら手作りしてくれる雰囲気は悪くないと思います。

ただ、それには店長の顔を出せないまでも、せめてプロフィールをもう少し充実させて、人柄や考えをトップページ第一印象で感じられれば良いのになぁと感じました。

具体的なダメ出し…

まず、「ワンコ服のしっぽ屋」さんですが、ワンコ、わんこという表現は日本人であれば誰しもが犬のことだと理解はできるのですが、検索での来店を期待するならば「犬の服」「犬服」といった表現も、店名や店舗の説明としてトップページに欲しいところですね。

現状はランキングサイトの名前に「犬の服」とあるだけで、自店についてはトップページに「犬」という文字すらありません。

そして実際に犬が服を着たビジュアル(写真)がトップページに1枚もないのは、ちょっと残念です。
店長の愛犬さんが着た写真や、お客様から掲載許可を頂いて実際にしっぽ屋さんの服を着た犬の写真をぜひイメージカットとしてページの上のほうに掲載したいところです。

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特定商取引法表示、会社概要、店舗情報など、どこのネットショップに行ってもあるべき情報の表記がトップページに見当たりません。
実際には左メニューの「御注文の前にお読み下さい」がそれに当たるのですが、できれば「特定商取引法表示」としておきましょう。

むしろ「御注文の前にお読み下さい」では、店長やお店の自己紹介として信念やポリシー、犬服についての考え方、ご注文からお届けまでの流れなどを箇条書きや流れ図のような形で整理して表記されると、お客様にとってよりわかりやすくなるのではないでしょうか。
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サムネイル画像を大きく!
トップページでも分類ページでも、商品一覧の際に表示されているサムネイル画像が現状は80×60ピクセルと小さいのですが…これもお店ができた12年前であれば、まだ多くのパソコンの解像度も低く、ネット回線のスピードも遅かったので致し方なかったのですが、2019年の今となっては小さ過ぎて、高解像度のパソコンでは見えにくいですし、スマホでアクセスしてくる方にもスマホ対応していないためにものすごく小さくてよく見えません。

理想的には早めにスマホ用、レスポンシブ対応のページに移行すべきですが、まずはサムネイル画像だけでも大きく変更したいところです。

インタビューで浮き彫りになった事…

今回も店長の小島さんにお電話でインタビューさせていただきました。

小島さんは60代の女性で、ご本人も旦那様もご病気があったり、愛犬もかなりの高齢犬で介護が必要だったり、またご夫婦ともすでに年金受給されていたりもあって、それほど必死で仕事をして儲けようというのではなく、趣味、ライフワークとして好きな犬や洋裁に関連したことで人とつながり喜んでいただけることを優先して考えておられる店長さんです。

もともと、若いころはアパレルのメーカーでベビー服のデザインのお仕事をされていたこともあって、服作りに関しての知識や経験、仕入れのネットワークなどもお持ちだったり、しっぽ屋の前から今の自宅で地元の方を対象にキルト、パッチワークの教室を運営なさっているそうです。

もともとはご自身の愛犬の服を注文していた他のオーダーメイドのお店があったのですが、そこが閉店してしまったので「じゃぁ自分で作っちゃおう!」と、犬服作りを勉強して作ったのがしっぽ屋さん開業のきっかけだそうです。

キルトの教室のホームページを独学で作っていたので、犬服のホームページも作ろうとネット検索していておちゃのこネットを見つけ、ホームページのつもりがお店サイトとして運営していくことになったそうです。

驚くのはおちゃのこに申し込んでアカウントができると、ネットショップの右も左もわからず、HTMLタグなんてまったく知らないまま、ほんの1~2日で一気にページを作りこんでオープンさせたそうです!

小島さんはいまだにHTMLはよくわからず、HTMLタグが必要なところだけは別の会社にお勤めでPCやネットに多少詳しい娘さんが実家に帰った際にちょっと手伝ってもらうだけなのだとか。

意欲とその行動力、「失敗してもいいからまずやってみよう!」という志も、正に古き良きスモールネットショップの店長さんです!

ただ、ここ数年はご主人やご本人、老犬の病気や介護とパッチワーク教室の運営でかなり手一杯で、しっぽ屋さんのほうに多くの時間をかけて手直しなどができない状況とのこと。とはいえ、月に数件はリピーターさんを中心にメールでお問合わせが入り、オーダーメイドをお受けしているのでちょうど良いペースだそうです。

スマホ対応もできていないし、ショップにはSNSのリンクなどもないですが、小島さんご自身は個人的にはスマホも使いこなしているし、FacebookもInstagramもTwitterもアカウントをお持ちだそうです。

ただ前述のとおり、そんなにガツガツと注文を増やしたいわけではないので、SNSはのんびりと個人的な楽しみの延長で十分だそうですが…

それほどスキルや見栄えも気にせずに手軽にできるtwitterくらいでお店のSNSもやってみてはいかがでしょうか?

50点
総評

従来の「ダメ出し! 道場」のモノサシで言えば、ネットショップとして改善点はたくさんあるし、もう少し点数は低くてもおかしくないのですが…

今回は実際にお話を聞いて、おちゃのこネットにお店を開いた目的や、お店の存在意義が必ずしも高い売上や利益という商売人のモノサシではなく、趣味や生きがい、人とのつながりによる喜びという、いつもと違ったものであることに、私も目からウロコでした。

出店料やコストが高い楽天やトランザクションの多いAmazonなどでの収益最優先のネットショップ運営だけが理想的なわけではなく、こんな小さな個人店があっても良いのだ! とあらためて感じます。

家賃や経費の高い実店舗ではなく、コストの安いおちゃのこネットだからこそ個人の趣味や副業的なスモールショップが赤字にならずに成り立ち、金銭的には小さな満足度でもやりがい、生きがいとしては十分な満足度を得られる。

スマホの普及、フリマアプリの登場で個人間の売り買いも当たり前にはなりましたが、きちんとお店を構えて所在や素性を明らかにし、自分のこだわりや考え方を詳らかにすることで共感、共鳴してくれるお客様とつながり、常連さん・リピーターさんになってくれる。

それがフリマとおちゃのこネットでのお店との違いだとあらためて気づかせてもらえるようなお店です。

流行遅れ(スマホ対応)に関しては、これから追い付いていけば良いと思います。それよりも、一人一人のお客様とメールで会話しながら個々のお客様のワンちゃんの様子を聞き、実測のヌードサイズと犬種や体格によって服のサイズを微調整しながら作って行く小島さんの、本当にワンコを愛する優しさと職人技が感じられるお店です。

多少ページがダサくとも、こういう焦らないのんびりとした質の良いお店も、おちゃのこネットにはもっと増えて欲しいですね~。
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商品を見ていると…服以外のこんな商品を見つけました。

ワンコ用ペットスリング(抱っこ紐)
http://wanko-tezukuri.ocnk.net/product/96

オーナーさんの愛犬の病気をきっかけに作ってみたところ便利だったので商品にされたとのことですが…これなら服と違ってオーダーメイドでなくともサイズは大・中・小くらいに既成品化できるのでは?

もっとトップページでアピールすれば良いのになぁ…と、いつもの私はつい考えてしまうのですが…しっぽ屋さんでは注文が多くなり過ぎると服の製作ができなくなってしまうので…嬉しくないんですよね(^^;)

でも、多くのお客様の要望があれば…それにお応えするのもやりがいでしょうから…既製品化できそうなのであれば、これなどは外注化してある程度は量産化してしまうという発想もありかと思います。

また、お客様の要望で犬服だけでなく猫服を作ることもあるそうです。
ただ、猫は自分で毛づくろいをする生き物なので服を着せることに小島さんが抵抗があると…あえて表記していないのだそうです。

でもずっと着せるのではなく、ちょっと可愛い服を着せて写真を撮ったり、短いお出かけの間だけ着せたいという飼い主さんも少なくないのでしょうから、
「猫ちゃんの服も作れます! まずはメールで気軽にご相談ください!」
と書いておくだけでも違うと思うのですが…(^^;)
ついつい、欲張って考えてしまいます。

商売とは常に右肩上がり、売上UP、収益UPが当たり前と考えてしまいがちですが…収益優先の発想ではなく、そんなにリスクを負わずに細~く、長~く、のんびり、楽し~くを優先した個人事業主さんのスモールショップという発想も有りなんですよね~!

高齢化社会、定年後に生活のためというより、生きがいのために、こういうお店は増えるかもしれませんね!

人生「初心不可忘」! これから出遭う新しいことを楽しんで乗り越えて行きたいものですね!
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編集後記:世阿弥の残した名言の中にはこんな言葉も。

「離見の見」(りけんのけん)

自分の姿を 離れた目(第三者の客観的な目線)で見ることが大切だということ。これが常にできればもはや達人、悟りなのですが、なかなか難しいものです。
「ダメ出し!道場」はこれからも皆さんの「離目」代わりに皆さんのお店をチェックしたいと思います!(^^;)
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読者の皆様も! モヤモヤと悩んでいるそこの店長さん!
まずは目からウロコを落としに!、頭をガーンと叩かれに!
新たな可能性を探しに! ぜひお話しに来てください!
怖くなんかありません! 優しくお話ししますよ~!(^^;)

「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメール( info@style-e.com 太田まで)もしくは直接お気軽にお電話(072-756-7234)くださいませ。



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、商品詳細の商品名の文字サイズを変更する方法をご紹介します。





スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。


.detail_item_data h1,
.detail_item_data .item_name {
font-size: 167%;
}


 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

おちゃのこ名古屋セミナー

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、おちゃのこネット主催セミナーVol.9のご案内です。

皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。

おちゃのこネット主催セミナーVol.9
「私はコレにこだわっています」女性経営者に聞く、選ばれるネットショップ作りのヒント
を名古屋で開催します。
お申し込みを本日より開始します。

詳細は下記ページをご覧下さい。
※お申込みは先着ではございません。
https://www.ocnk.net/seminar/official.php?date=20190329

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●開催日時
2019年3月29日(金) 13時30分~

●開催場所
TKPガーデンシティPREMIUM名古屋ルーセントタワー
〒451-6016
愛知県名古屋市西区牛島町6-1 名古屋ルーセントタワー 16階

●参加費用
無料

●参加資格
お申込みにはおちゃのこネットのアカウントIDが必要です。
※1アカウント5名様までお知り合い(※おちゃのこネットユーザーに限りません)をお誘いいただいても結構ですので、どなたでもご自由にご参加ください。

●定員
50人

●スケジュール
13:00 開場、受付開始
13:30 ご挨拶、セミナー内容ご紹介
13:40 講演
マーケティング視点から見た
選ばれるネットショップの作り方
おちゃのこネット:馬頭
14:40 パネルディスカッション
選ばれるネットショップ運営
「私はコレにこだわっています」
おちゃのこネットユーザー様
モデレーター:岡野/馬頭
16:00 懇親会
17:00 終了予定

●申込締切
2019年3月11日(月)
※先着ではございません。

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

「快適なサイト作り」

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「快適なサイト作り」について説明させて頂きます。

■快適さを意識する事が大切

ECサイトにおいて、サイト作りには何が大切だとお考えでしょうか。

やはり商品選び、紹介文、SEOといったところが基本でありつつ重要なポイントだと考えられるかと思います。

また、お客様に商品を買っていただく上で、サイト作りに力を入れる事も必要な事です。

どうやったら使いやすくなるのか、見栄えを良くして快適に使えるサイトにするにはどうしたら良いかという施策を考える事は欠かせません。

そこで注意して欲しい事として、快適さを求めて施策したは良いものの、かえって快適さを失わせてしまうといった事があります。

ご自身でwebサイトを閲覧していて、「このサイトは見づらいな」と思う理由は様々でしょうが、その一つに「重たいサイト」があげられると思います。

サイトをクリックしてページが開かれるものの、なかなか読み込まなかったり、そもそもサイトを開くのに時間がかかったりするとストレスがかかりますね。

そのような状態は直帰率をあげてしまう原因になりますし、完全にページを開く前にユーザーが去ってしまう可能性だってあります。

自分では良かれと思ってサイトを改善しているつもりでも、その施策がサイトを重たくさせてしまっている事もあるため、その原因をいくつか紹介していきます。

■サイトが重たくなる原因

ECサイトが重くなる原因の一つに、「画像サイズ」があげられます。

基本ではありますが、サイト内に使用する画像のサイズが大きいと、読み込みがそれだけ時間がかかってしまいます。

例えばカメラで撮影した画像をそのまま使用するとサイズが大きくなってしまうので、「リサイズ」したり、画像の枚数を減らしたりする事が必要です。

しかしECサイトにとって商品の画像を減らし、視覚的情報を減らすのはよろしくないため、リサイズするのが望ましいでしょう。

次に、サイトをお洒落にしようとするため、アニメーションなどの動的なデザインを加えると、サイトが重たくなる原因になります。

デザイン的なアニメーションは読み込み時間を長くしてしまいますし、画面遷移させないダイアログを大量に実装させるのも読み込みに影響を与えます。

もちろん、それらのように手を加えてサイトを改善していくのが悪いという訳ではありません。

大切なのは必要最低限にとどめる、あるいはサイトそのものを重くしないように手を加える事です。

外部ファイル、特にJavaScriptのファイル数を多くすると読み込みが遅くなってしまう可能性があるため、注意する事をおすすめします。

サイトを改善するにしても、ご自身PCやモバイルでこまめに確認するよう心がけるのが良いでしょう。

■どうやって読み込み速度を調べる?

ご自身のPCやモバイルでサイトを開き、読み込み速度を調べる事は出来ますが、より正確に調査するのであれば便利なツールを利用する方が良いです。

一例としてGoogleアナリティクスがあげられます。

Googleアナリティクスではサイトの表示速度を数値で確認できるため、今どのような状況なのか調べられます。

平均の読み込み時間やリダイレクト時間など、その他様々な情報を得られますが、第一に意識すべきなのは読み込み時間でしょう。

文字通り、自身のサイトのページが読み込まれるまでの時間の平均がサイン出されており、この時間が長ければ長いほど「重たいサイト」という事になります。

この時間ですが、1秒の差がとても大きいと考えて下さい。

2秒以上かかっているだけで表示速度は遅いと判断でき、理想としては1秒未満の表示速度であるのが望ましいです。

1秒を超えている場合、どこか無駄を省けないかどうか調べてみましょう。

Googleアナリティクスに限らず、表示速度などの重要な情報を得られるツールは様々あります。

ご自身にあったもの、使い易いものは積極的に利用していく事をおすすめします。

★POINT
・画像サイズやアニメーションに気をつける
・便利なツールでサイトの読み込み時間をチェック

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

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編集後記

知人が近所の高校で「起業セミナー」を授業としてやったそうです。生徒たちの感想を見せてもらいましたが、圧倒的に「大変そう」の言葉が。「おもしろそう」とか「やってみたい」という感想はほとんどありませんでした。日本の停滞の現状を見せつけられた気がしました。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(https://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
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■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
【garitto】http://www.garitto.com/
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