『ピンチはチャンス』と思える人だけに幸運が微笑みます号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

よく「ピンチはチャンス」とか、「苦難は幸福の門」とかいわれます。
でもピンチの真っ最中にいたら、なかなかそんなふうには思えませんよね。

「この問題さえなければ」
「なぜ自分だけこんな目に遭うんだろう」
「あいつがちゃんとしてないから、こんなことになったんだ」
などと境遇を恨んだり、起きてしまった事実を呪ったりするかもしれません。

でも、ピンチを「嫌なこと」と思う気持ちだけでは、目の前の現実を変えることはできないでしょう。
ましてや「神頼み」や他の楽なことに目をそらす「逃避」は役に立たないと思います。

そんなとき役に立つのが苦難を乗り切った先人たちの言葉です。
誰もが倒産必至と見ていた会社を立て直した社長。
半身不随の病苦に悩みながら立派な作品を残した作家。
決死の覚悟で窮地を切り抜けた武芸者。

世の中には今の自分の苦難をはるかに超える試練に立ち向かい、それを乗り越えた人がたくさんいます。
まずそのことに思いを致すことができれば、目の前のピンチは半分突破したようなものです。

さらに、「もっと苦難をよこせ」と不敵な思いを抱くことができれば、もう何が来ても怖くないでしょう。
山陰地方の雄であった尼子氏の武将である山中鹿介幸盛(やまなかしかのすけゆきもり)が、主家の再興を願って「我に七難八苦を与えたまえ」と天に祈った話は有名です。

聖書のコリント人への第一の手紙10章13節には、「神は耐えられない試練は与えない」という意味の言葉があります。それに続いて、「試練とともに逃れる道も用意してくれている」と書かれています。これも苦難に直面した人の励みになるでしょう。

今回のオススメ参考書は、聞くだけで身も凍るようなピンチを乗り切り、誰もがうらやむ優良企業に育て上げた経営者の話をとりあげます。

お知らせ おちゃのこネット初心者セミナー


初めての使い方セミナーを開催!

皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。

今回は初開催となる、おちゃのこネット初心者を対象とした「おちゃのこネット初心者向け使い方セミナー」を開催します。

おちゃのこネットに登録したけど何から始めればいいか分からない、商品登録ができない、送料、決済の設定方法がわからないなど、ショップの開店までの流れをご説明します。


詳細は下記ページをご覧下さい。
※お申込みは先着ではございません。
https://www.ocnk.net/seminar/official.php?date=20191127

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●開催日時
2019年11月27日(水) 13時30分~

●開催場所
神戸(TKP神戸三宮カンファレンスセンター)
〒651-0087
兵庫県神戸市中央区御幸通6丁目1-12 三宮ビル東館 5階

●参加費用
無料

●参加資格
お申込みにはおちゃのこネットのアカウントIDが必要です。

●定員
30人

●セミナー内容
アカウント登録
・基本設定(メールアドレス・ショップ名・特定商取引法表記)
商品登録
・1つ商品を登録する
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・新着表示、オススメ、人気ランキング
・バリエーション
お支払い方法
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送料
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デザイン
・テンプレートの選択
・トップ画像の変更
・店長日記(外部BLOG:Ameblo)
・メタタグ
・アクセス解析(Google Analytics)
・フリーページ
販促マーケティング
・メルマガ

●セミナースケジュール
13:00 開場、受付開始
13:30 ご挨拶、セミナー内容ご紹介
13:40 使い方セミナー 約90分
セミナー講師:岡野(おちゃのこネット)
16:00 懇親会※参加自由
17:00 終了予定

●申込締切
2019年11月8日(金)
※先着ではございません。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

 

倒産寸前から25の修羅場を乗り切った社長の全ノウハウ

近藤宣之・著 ダイヤモンド社・刊

1,600円 (税別)

はじめに著者の名前をご存じない方のために、ざっと紹介しておきます。
著者の近藤宣之氏は株式会社日本レーザー代表取締役会長。1944年生まれで慶應義塾大学工学部を卒業後、日本電子株式会社に入社し、取締役アメリカ法人支配人などを経て、赤字会社や赤字事業を次々と再建します。そして子会社の日本レーザーを立て直すために社長として送り込まれ、就任1年目にして黒字化を果たしました。

それから25年間連続黒字を続け、10年以上も離職率が限りなくゼロに近い数字です。そして日本初のMEBO(Management and Employee Buyout)により親会社から独立を果たし、2017年には新宿税務署管内2万数千社のうちの109社しかない「優良申告法人」に認められました。

第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業庁長官賞」、第3回「ホワイト企業大賞」、第10回「勇気ある経営大賞」など受賞は枚挙にいとまがなく、年間60回の講演はいつも大人気です。代表的な著書に、ロングセラーを続けている『ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み』(ダイヤモンド社)があります。

さて、経歴を知ってから本書のタイトルを読み返してみると、この本が「聞いた話」ではなく「著者自身の体験」であることがわかるでしょう。実際、著者は日本レーザーという債務超過で倒産寸前の会社に乗り込み、25年間で売上を3倍に、自己資本比率を10倍に、純資産を28倍に伸ばしています。

本書のカバーには大きな帯がかかっていますが、そこにはこんな言葉が連ねられています。
「先払いの資金ショートの恐怖」
「背筋も凍る2.7億円未回収事件」
「ナンバー2の裏切りで、売上2割減」
「生後まもなく双子の息子の死」
「大腸ガン、胃潰瘍、嗅覚喪失…」

それでは目次を見ながら「25の修羅場」がどのようなものであったのかを眺めてみましょう。
・プロローグ
・1 上場企業破綻の修羅場
「時代の寵児」と呼ばれた日本電子は、なぜ、破綻寸前まで追い込まれたのか?
・2 リストラの修羅場
1000人の社員に修羅場を与えた“地獄の門番”近藤宣之
・3 経営者不在の修羅場
社長に強いリーダーシップがなければ、赤字から絶対に脱出できない
・4 いきなり再建を任される修羅場
赤字から再建するとき、リーダーが最初にやるべき「3つ」のこと
・5 トップダウンの修羅場
再建1年目はトップダウンによる厳しい改革しかない
・6 債務超過の修羅場
「1億8000万円」の累積赤字を2年で一掃! 不可能を可能にした4つの秘策
・7 全社員反対の修羅場
「資本の論理」で子会社の役員・社員全員の反対を押し切る
・8 不良在庫の修羅場
1000万円以上が行方不明! 棚卸し経験ゼロの会社をどう再建する?
・9 先払いの資金ショートの修羅場
常に「先払い」の資金ショートの恐怖にどう立ち向かうか
・10 円高・円安「為替変動」の修羅場
たった1年で「4億円」コストアップ! 赤字目前の危機をどう乗り越えたか
・11 ある日突然、契約解除の修羅場
一本のメールで、契約解除の恐怖とどう向き合うか
・12 退職金の修羅場
何もしていない前会長と前社長に2400万円の退職金を満額支給した理由
・13 株式取得の修羅場
なぜ、タダ同然の株式を額面どおりに買い取ったのか?
・14 独立の修羅場
なぜ、日本初の「最もリスクの高い独立方式」をあえて選んだのか?
・15 返済の修羅場
崖っぷちに追い込まれながらも、1億5000万円を5年で完済!
・16 個人保証の修羅場
親会社から独立したとき「6億円」の個人保証をしたワケ
・17 銀行交渉の修羅場
借金のない会社より、借金のある会社のほうが強い
・18 決算期の修羅場
最悪の「3月決算」、最高の「12月決算」! 決算期を変えただけで、こんなにも天国と地獄!
・19 値決めの修羅場
「売上主義」から「粗利益主義」へ! 中小企業でも成果主義がうまくいく秘策
・20 犯罪未遂の修羅場
上司を殴った社員、横領した社員にどうやって自己都合で辞めてもらうか?
・21 倒産目前の修羅場
「口約束」の商慣習で倒産危機に直面! 背筋も凍る「2億7000万円」未回収事件
・22 下請け、孫請けの修羅場
下請け企業から脱皮するたった2つの方法
・23 新規事業の修羅場
「3つの意識」さえあれば、中小企業でも、新規事業は必ず成功する
・24 自腹社長の修羅場
自腹を切った飲み会で、部下の心をつかむ方法
・25 健康の修羅場
47歳で大腸ガン宣告! 75歳でも元気でいられる健康へのヒント
・最後にプラスα スキャンダルの修羅場
社長! 「酒」と「女」と「金」に溺れると、痛い目に遭いますよ
・エピローグ 「ありえない修羅場」に効く4つの言葉
・巻末プレミアム 修羅場経営者が体得した「お金の哲学」

本書のタイトルにもある「修羅場」とは、仏教の言葉です。悪神である阿修羅(あしゅら)と善神である帝釈天(たいしゃくてん)が争う場所のことをいい、そこから転じて闘争、戦乱の激しい場所を意味します。著者はプロローグで自分のことを「修羅場経営者」と自嘲気味に語っていますが、本書を読み進むと本当に苦難の連続です。

1994年、著者は子会社である日本レーザーへの出向を命じられました。日本レーザーはレーザー専門の輸入商社です。しかしこの会社は赤字が恒常化していて、1億8000万円の債務超過に陥っていました。すでにメインバンクにも見放され、いつ倒産してもおかしくない状況でした。
銀行も親会社も頼れず、当然のことながら現預金もありません。あるのは不良債権、不良在庫、不良設備、不良人材ばかりというありさまです。

著者はこの会社の業務内容を分析し、ビジネスモデルが根本的に危ういことに気づきます。
・ニッチな市場
・競合が多い
・為替相場の影響をもろに受ける
・ある日突然、契約を一方的に打ち切られる
・ひとりでもビジネスを始めやすい(=腹心に裏切られやすい)
・先払い、あと入金

また、日本レーザーの歴代の社長には、共通の欠点がありました。
・海外経験に乏しく、最前線で陣頭指揮が取れなかった
・本社重視、子会社軽視の経営体質があった
・労務管理、人事管理、商権管理がずさんだった
・業績悪化を外部環境のせいにして対応が遅れた

1993年、日本レーザーは債務超過に陥り、メインバンクから「上場会社である親会社の保証があっても、新規の融資はしない」と通告されました。これにより運転資金が枯渇し、著者に再建のための社長就任が命じられました。

著者が選ばれたのは、再建のための4条件をすべて満たす幹部社員が著者以外にいなかったからです。その条件とは次のようなものでした。
・労組のない会社なので人事管理、労務管理の専門家が必要
・輸入商社なので英語で喧嘩できる実践英語力が必要
・グローバルビジネスの経験が必要
・国内営業の経験が必要

こうして著者は日本レーザーの社長として再建に着手しました。そのときの経験から、著者は「赤字再建を託されたリーダーがするべきこと」として次の3つを挙げています。
・業界や当該企業を事前調査する
・初出勤から1~2カ月は社内をじっくり観察する
・社員にヒアリングし、再建方針を示す

そして著者は、「再建当初はトップダウンが正しい」と述べています。なぜなら、「社員の自主性に任せる経営」はとてもレベルが高いので、赤字会社には無理だからです。実際に著者は5つの再建策をトップダウンで導入しました。
・勤務時間の是正
・直行直退の禁止
・全社朝礼の実施
・幹部会議の開催
・社内報の発行

著者は社長就任1年で日本レーザーを黒字転換します。そのときの「改善秘策」は次の4つでした。
・全従業員の雇用を守る
・人事評価制度を刷新し、従業員の既得権に切り込む
・売上とともに粗利益を重視する
・新規顧客を開拓する

普通、赤字会社を再建するときに最初に出てくるのが人員削減、いわゆるリストラです。しかし、著者はその策をとりませんでした。なぜなら著者は日本電子時代に日本国内で1000人、アメリカで100人のリストラを断行し、そのときの反省から「雇用を守ることが結果的に会社を守る」と気づいていたからです。

とはいうものの、会社が赤字に陥った原因の一端は社員にもあります。そこで著者は次のように語りかけました。
「私の方針に賛同できなければ辞めてもらってもかまわない。しかし、私が社長である限り、絶対に解雇はしない。生涯雇用が私の理念だ」と。

そして人事評価制度を大きく変えました。「能力主義」「業績主義」「理念主義」の3つが基本です。同時に家族手当や住宅手当、定期昇給といった親会社ゆずりのやり方を廃止しました。

著者はこれによって到達した日本レーザーの人事制度を「進化した日本的経営」と呼んでいます。正社員・非正規社員といった身分制度を廃止し、生涯雇用を実現、実力と貢献度に基づく人事制度を導入することで、旧来の日本的経営の欠点を排し、日本に馴染まないグローバル雇用にも頼らない経営ができるというわけです。

「粗利益の重視」は、安易な値引きによる売上達成を戒めるものです。製造業なら値引きしても出荷が増えればコストが下がり、粗利益は維持できるかもしれませんが、商社は値引きすると自分の首を絞めることになります。赤字を削減するためには、粗利益を稼ぐしかありません。

どのようなビジネスであっても、常に新規顧客の開拓は必要です。日本レーザーには輸入製品だけでなく、自社開発のカスタム製品という「強み」があったため、これを強力にアピールして新規顧客を開拓しました。そして受注額2億2000万円、粗利益1億円以上の大型案件を獲得。これで黒字化への道筋が見えました。

こうして著者は社長就任1年目で売上を20%伸ばすとともに経費もカットし、2000万円の黒字を計上しました。そして兼任していた日本電子の取締役を退任し、日本レーザーに専念することとしました。そこに円高の追い風が吹いて仕入れコストが下がり、2年目には累積赤字を一掃することに成功しました。

著者は「『問題は内部にある』と自覚するのが黒字化への近道」と言っています。業績の悪化を外部要因のせいにするのは簡単です。しかし、傾いた会社は誰かが何とかしてくれるものではありません。経営者が自力で立て直すしかないわけです。そうなる前に、傾かないようにするためには、「身のまわりに起きることは、すべて必然である」と考え、不利益なことでも否定せずに受け止め、自分に何ができるのかを模索することが必要です。

エピローグの中に「修羅場を救う『4つの言葉』」が紹介されています。
「ありがとうございます」
「ごめんなさい」
「これでよろしいですか?」
「どうぞよろしくお願いします」
ありえないような修羅場に遭遇したとき、この4つの言葉を「祈り」として口に出すと、不思議なことに心が整ってくると著者は言います。

いつ襲ってくるかわからないピンチに対応するために、保険として手許に置いておきたい1冊です。


おちゃのこカフェオンライン
EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

10月22日、天皇陛下が御即位を公に宣明された「即位礼正殿の儀」が執り行われました。令和になって半年ですが、ようやく新しい天皇陛下が世界に正式にお披露目されましたね。

国民の代表として、首相が万歳三唱されましたが、個人的には主権のある国民の代表は行政の長だけではなく、三権の長(司法、立法、行政)が全員並んだ上で、万歳ではなく「弥栄(いやさか)!」と唱えていただきたかったですね。

ボーイスカウト経験者なら、この「弥栄」という掛け声に馴染みがあるかもしれません。「弥栄」とは、「ますます栄える」という祝いの意味の大和言葉です。
万歳が漢文(渡来語)であるのに対し、日本古来の大和言葉でのお祝いの言葉です。
「令和」という元号を国書から選んだのなら、祝いの言葉も大和言葉にしていただきたかった(^^;)

私の考えはともかく、大変におめでたいことです。
弥栄!

さて正殿の儀には世界191の国や地域から、王族・国家元首をはじめ首相、大使などまさに世界中の要人が参列されました。

私が生まれてこの方、世界中でこれほどの数の王族や国家元首、首相が集まるような機会は、平成天皇のご即位の時以来ではないでしょうか?
同じ国家元首であっても、アメリカ大統領や中国の国家主席、他国の大統領の就任式でも、これほどまでに王族・国家元首が駆け付けることはありません。
大和王朝成立以来、世界最長の王族(皇室)であり、他国の歴史にあるような王朝が攻め滅ぼされては交代するようなことも一度もない、稀に見る存在であることの表れだと感じました。

私は、右翼でも国粋主義者でもありませんが、純粋にこの国を愛する国民として、これだけの世界の長がお祝いに駆けつけて下さる日本の歴史と伝統の重さ・素晴らしさに誇りを感じました。

さて、今回はお店の「ダメ出し!道場」はお休みして、
【新しい時代に新しいネットショップのあり方を考える回】
と題したコラム回です。

ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

【2%でも人はこんなに動いた…】

さて、変わらない日本の古き良き伝統がある一方で、現代社会は常に変わっています。

たとえば消費増税。
ついに8%から10%になりましたね。
早速、内閣府の発表した景気動向指数はマイナスに…(汗)

でも直前の駆け込み需要で、9月の小売販売額は前年同月比でなんと9.1%増だとか!
皆さんのお店もそのくらい伸びていれば良いのですが…

増税分は金額的にはたった2%ですが…
たとえば個別にお店が「2%OFF!」なんてセールをやっても、普通は前年比9%も売上アップになったりしませんよね!?
その10倍の「20%OFF!」にしたとしても、お店単独でやってそこまで売上がアップするかどうかは怪しいものです。

でも現実に9月の世間は、
「増税するぞ! 増税するぞ! 買うなら今だぞ!」
の消費ムードで、実際の消費が9%を超えてアップしたわけです。

10万円の家電を買ってもたったの2,000円。たった2%ですが、この「ムード」や「ブーム」という、なんとも曖昧な「気配」で多くの人が動いたのです。

そもそも「景気」自体が「気(配)」ですからね(^^;)

株価や為替や景気も、「金融テクノロジーだ、AIだ!」なんて科学技術や数学的な理論で進化しているように見えますが…

結局最後に多くの人が動くのは、理屈より「気」なのです。
ではこの「気」をお店はどうすれば作れるのでしょうか?

ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

【現代は「気」を自ら作って発信できる時代!?】

現代人はネットとスマホというツールを手にし、老若男女を問わず、「情報検索力」という能力を手に入れました。
文字さえ読め、入力さえできれば、誰でも検索ができます。
(小学生でさえ「ググる」って言ってますね(^^;))

ハリネズミの飼い方であろうが、家でのタピオカミルクティーの作り方であろうが、あなたの街のゆるキャラのプロフィールだろうが…
ウクライナの家庭料理の名前でも、南極のペンギンの身長でも…

ふと気になったこと、知りたいたいていのことはスマホから検索すれば、瞬時になんらかの情報が得られ、細分化されたニーズにマッチした情報がピンポイントで手に入る時代です。

ネットとスマホの普及で「新聞を取らなくなった」「テレビを見なくなった」といった若者も増えているとか…

しかし、それだけに大きなパラダイムやトレンドといった全体の流れのようなものはつかみにくい時代ともいえます。

タピオカが流行っていることや近隣のタピオカの店の名前はなんとなくわかっても、「ブームはいつまで続くのか?」「次は何が流行るのか?」などの答えは簡単に検索では得られません。

スイーツ好きの誰かが「ブームはいつ終わる!」「次はこれが流行る!」なんて言っているブログやSNSなら見つかるかもしれませんが…

でも、それが一般人の書いたものではなく、スイーツ業界の業界紙の記者やコンサルタントがデータを収集し考察・予測を述べているものだったら?

前者の情報は鵜呑みにしてはいけない情報ですが、後者の情報は確度が高いかもしれませんね。

細かな情報の海、山ほどのデータが簡単に手に入る時代だけれど、それを精査し、信頼度が高いか否かを判断する能力を身に付けていなければ、かえって不便で危険な時代でもあります。

法律を知らない人に六法全書を渡しても、ラグビー知らない人にスタジアムに立たせても、とりあえず六法全書のページを開いて読むことや、とりあえずグラウンドを走ることはできたとしても…なんら実戦では役に立たないどころか、危険でさえありますよね。

今のネットからは、まさにそんな状況を感じます。

言葉のリテラシーだけでなく、さまざまな情報や教養を持って、少なくとも専門家に相談したり、専門家かどうかを見極める程度の能力を持たないと、情報の海に溺れたり、フェイク情報に騙されて踊らされかねません。

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ネットとスマホのない時代には、物や商品であれ、人物であれ、全国区のテレビやラジオに出演したり、専門雑誌に載って、ようやく初めて「流行(ブーム)」とか「有名人」と言われたのですが…

今では、
「twitter で何十万回リツイートされてるから流行ってる!」
「Youtube で何百万再生されてる人だから有名人!」
「TikTok で大勢にダンスのBGMとして使われているからヒット曲!」
「Instagram でフォロワーや『いいね』がたくさんついてるからインフルエンサー!」
といった、それぞれのジャンルや、それぞれのユーザー層で一躍話題になる、いわゆる「バズる」ことで小規模な流行や有名人化が次々と起きる時代です。

たとえば音楽ひとつとってみても、昔はベスト10だとか、ヒット曲のカウントダウン番組などでせいぜい数十曲程度の曲がしのぎを削り、テレビや雑誌で取り上げられ全国でヒットして知られていましたが…

今や自称ミュージシャン(インディーズ)や自称アイドル(地下アイドル)などであっても、インスタLIVEや LINE LIVE、SHOWROOM、YoutubeなどでLIVEネット配信や動画配信も簡単にできる時代。

それぞれのアーティストに数十人~数百人単位でファンが付いて応援してくれたり、自作曲をダウンロード販売したり、自作グッズや写真集などを簡単に自主制作・販売できる時代です。

私の知っているあるミュージシャンも、大手事務所との契約を断り、これらSNSや配信サービスで着実にファンを増やしてクラウドファンディングで資金を集め、MV(ミュージックビデオ)の制作費や、アルバム制作費を調達していたりしています。

セルフプロデュース力がとても大事な時代ですし、またネットを使えばそれを使って「気」を起こせる(バズらせる)ことができる時代でもあります。(簡単ではないかもしれませんが)

ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

【ショップもアーティスト化しなければ…生き残れない!?】

商売をしているお店も…
昔は小売業であれば、大手のメーカーが作り全国的に宣伝してくれた有名なもの、流行しているものを問屋さん経由で仕入れ、自分の地域で右から左に売れば良かったわけです。

でも今では、中小ショップはそんなことをやっても大手さんに価格競争ですぐに敗れ、在庫の山を築いて潰れてしまいますよね。

そりゃ、豊富な資金があるならTV CMでも ネット広告でもバンバンやれば良いけれど、そんなことができるのは大手さんだけですよね。

今は小売業であっても、独自の情報で希少感や限定感の高いものを、個性的なメーカーや問屋さんから探して仕入れたり、それに付加価値を足して、オリジナリティの高い商品に仕上げてからWEBとSNSでアナウンスする。

パッケージデザインから見せ方、演出まで自店でやって、写真や動画も撮影し、SNSで情報発信。みずから「気」をバズり、仕掛け、コアなファンをつかまえて育てていく。

小規模ネットショップにはそういう「新しい力」が求められる時代になりました。

昭和生まれの店長さんたちも、新しい時代の変化に対応しながら、「弥栄~!」栄えましょう!

自分でできなくてもいいんです!
できるスタッフ、できる外注さんを探して育てましょう!

以上 「ダメ出し!道場」でした。

EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で1時間 1万円 ポッキリ!(延長可、10分 1500円)にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、前回に続きて、商品一覧にスタイルシートで画像を追加する方法をご紹介します。




スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

下記の例では、商品一覧の商品名前に背景画像でアイコン画像を追加できます。
contentに文字を入れ、background-imageを削除いただければ、テキストの追加も可能です。


.item_list .item_name::before {
content: "";
display: inline-block;
width: 25px;
height: 15px;
background-image: url(https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/new_icon.png);
background-size: 25px 15px;
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

「KPI設定を大事にすべき理由」

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「KPI設定を大事にすべき理由」についての説明をさせて頂きます。

■KPIは複数の施策を数値化したもの

ECサイトの運営を行う前にまずKPIの設定をすべきです。

重要目標達成指標の略であるKGIを達成するために必要な施策を定量的に示したものであるのがKPIです。

大前提としてECサイトにおける目標となるのが売上高でしょう。

売上高を上げるためには訪問者数や客単価を改善することが必要になるものです。

複数の施策を数値化するKPIの設定によって、目標達成のためにどういった施策を行うべきかの分析ができます。

また、目標達成までの道のりも数値化して把握できるのも大きいです。

訪問者数は売上高に直結する要素であり、売上アップ施策の1つとしてどう対応すべきかを考えないといけません。

広告やメルマガといった施策で流入数を増やす、サイトデザインの変更やスマートフォンでの閲覧対応など、訪問者数を増やす施策は少なくありません。

より多くの商品を購入してもらうためには、さまざまな施策を行う必要があります。

ユーザーが購入するものと関連する商品をおすすめするクロスセルの採用、購入を検討しているものよりもワンランク上の商品の購入を促すアップセルといった手法があります。

カート完了数を訪問者数で割ることで求められるCVRを改善するためには、滞在時間やページ別の離脱率をKPIに設定した方がよいでしょう。

■KPIの設定方法のコツは仮説を立てること

ECサイトにおけるKPI設定はまず戦略目標や最終目標であるKGIと目標達成のための手段であるCSFを決めてからです。

そして、KPIは仮説を立てながら設定していくことが大切です。

訪問者数が絶対的に足りていない、安い商品しか売れていないといった問題の真因に迫る仮説をいくつも立てていきましょう。

KGIと関連したものであるのも望ましく、具体的な達成や計測が可能なものであることも意識した方がよいでしょう。

また、売上のみならず経費も考慮してKPI設定をしていくべきです。

利益ばかりに目を奪われてしまうと、費用対効果が見合っているかが分からなくなってしまいます。

ECサイトの場合は売上に占める割合を可視化できるようにすれば、必然的に問題点が浮かび上がってきます。

ECサイト運営は結果に基づく改善策を講じながら実行していくことが肝心です。

目標達成に向けて軌道修正が必要なときも少なくありません。

web上で利用できる分析ツールの助けを借りながら、KPI分析を取り入れて目標達成を目指すのが基本となります。

競合するECサイトも増加傾向にあるなかで、売上を伸ばしていくためには目標に対する分析およびアクションプランを実施していく必要があります。

KPI分析を行うことで必ずしも売上増加につながるわけではありません。

しかし、継続的に売れているECサイトではKPI分析は必ず行っているといっても過言ではありません。

ECサイトはビジネスのサイクルが速いからこそ、即時性のある分析および施策改善を行わないと、ライバルサイトに先を越されてしまいます。

アクセス解析の精度や使い勝手は確実に進歩しており、データをより適切に活用する必要性が大きくなっているのは間違いありません。

★POINT

・KPI設定で複数の施策を数値化する
・KPIの設定はその都度仮説を立てて進める。

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
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編集後記

ある政府系のサイトを見ていたら、「入力はInternet Explorerに限ります」と書いてありました。ChromeもFirefoxもOperaもEdgeもSafariも不可とのことでした。なぜ市場シェアが1桁しかないブラウザしか使わせないのかが不思議で、思わず「開発者出てこい」と叫びそうになりました。
(おちゃのこ山崎)

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