『継続は力!』でもどうすれば継続できる?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

今年も残りあとわずか。カレンダーが最後の1枚になってしまって、いよいよ「年の瀬」を実感するようになりましたね。

今年の年頭に「今年はこれをやるぞ!」「今年はこういう年にしたい!」と誓いを立てられた方も多いと思いますが、それはみごと実現したでしょうか。

特に新たな生活習慣を導入しようと思った方々にお聞きしたいのですが、「早起きをする」とか「日記をつける」といった習慣はうまく根づきましたか?

新しい行動の習慣化は、「計画」→「実践」→「反復」→「継続」のプロセスによってもたらされます。そこに「検証」や「改善」が入ると、おなじみの「PDCAサイクル」になるわけですね。

おそらく習慣化がうまくいかないのは、なんらかの原因で「継続」ができないためでしょう。「三日坊主」という言葉が、それをうまく表現しています。

「達成感を得るための工夫をする」「人に宣言する」「仲間を作る」など、古くから「継続」の方法はいろいろ言われていますが、最後は「意志の強さ」にかかってくるのではないでしょうか。

今回のオススメ参考書では、週刊誌のマンガ連載を40年間一度も休まずに「継続」してきた人の仕事術を紹介します。

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詳しくは下記ページをご覧ください。
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

 

秋本治の仕事術
『こち亀』作者が40年間休まず週刊連載を続けられた理由

秋本治・著 集英社・刊

1200円 (税別)

マンガをあまり読まないという人でも、「こちら葛飾区亀有公園前派出所(略称・こち亀)」を知らない人はいないのではないでしょうか。

「こち亀」は「週刊少年ジャンプ」で1976年から2016年まで40年間連載された人気マンガです。テレビアニメ、実写ドラマ、アニメ映画、実写映画、舞台演劇、ゲームにもなっていて、舞台となる葛飾区には合計15体もの銅像が建てられています。

コミックス単行本は全200巻。発行部数は累計で1億5,650万部に達しています。連載期間、単行本巻数のどちらも前人未踏の記録です。

しかし、なんといってもすごいのは、この長期にわたる連載期間中、ただの一度も「休載」がなかったこと。マンガ家といえば「作者急病のためお休みします」という休載の断り書きが定番で、中には「原稿を落とす」がネタになっている人もいるほどですが、「こち亀」の作者である秋本治は1回も休まずに40年の週刊連載を続けました。

「どうしたらそんなことができるのか」
というのは、すべての人が持つ疑問だと思いますが、それに答えたのが本書です。

表紙カバーの袖には、著者・秋本治の言葉が載っています。
***
「なぜ、40年間も週刊連載を休まずに持続できたのか」
これは僕がとてもよく聞かれる質問です。対する僕の答えはさほど面白いものではないかもしれません。
いまになっていえることといえば、“目の前にあることをこなし、ひとつひとつ積み重ねること”。
月並みかもしれませんが、これしかないのです。
この本では、そんな僕のこれまでの仕事の仕方を振り返ってみました。
ひたすらマンガだけを描き続けてきた人間ですが、読者の皆さんの自分の仕事に応用していただき、できるだけ多くの方に役立てていただけたら、嬉しいと思っています。
***

このように著者は謙遜していますが、40年間も休みなく連載を続けるという偉業の裏には、人並み外れた努力と精神力が必要なはずです。さらに、万が一の事態に備えて、常時5本以上、最大20本もの原稿のストックを用意していたということですから、「絶対に休まない」という覚悟はものすごいものだったことがわかります。これなら歴代13人の担当編集者も安心だったでしょう。

それでは本書にどんなことが書いてあるのか、まず目次で確認してみましょう。
・はじめに
・第1章 セルフマネジメント術
・第2章 時間術
・第3章 コミュニケーション術
・第4章 発想術
・第5章 健康術
・第6章 未来術
・描き下ろし漫画「両津勘吉の仕事術」

マンガ家というと徹夜は当たり前、本人もアシスタントも仕事漬けのブラック職場という印象があると思いますが、著者の仕事の仕方はまったく違います。仕事は9時から19時で昼休みは1時間。徹夜はまったくせず、残業もあまりありません。さらに驚くことに、社員として雇用しているアシスタントをタイムカードで勤怠管理しているそうです。

「徹夜しなくてもマンガが描けるのか」と驚いてしまいますが、著者が言うには、「仕事のできる時間を短く設定してしまえば、おのずと仕事のスピードを速めていけるものなのです」
ということです。

マンガ業界で「レジェンド」とたたえられる著者ですが、偉業を支える最大の要素は、なんといっても強固なモチベーションでしょう。第1章の「セルフマネジメント術」には、17項目のヒントが並んでいます。

最初のヒントは「好きで好きでしょうがないことを見つける」です。著者は社会人になってアニメーターという職につき、マンガ家として独立しますが、好きなことだけを仕事にしてきたため、仕事を苦痛だと思ったことが一度もないそうです。「本当に好きなことを自分の核にできていれば、心は安定するものだと思います」と著者は言っています。

以下、この章では次のようなヒントが続きます。
「何が起きても悩まず落ち込まない」
「やることがない日はどこかに出かける」
「常に新しいものを取り入れ、変化を恐れない」
「自分で考えて結論を出してから人に相談する」
「仕事を終えた次の日も普通に仕事をする」
「だめなら見切りをつけて次に移る」
「まあいいや、なんとかなると楽観的に考える」
「苦手な仕事は自己暗示で乗り切る」
「ピンチはチャンスというのは間違いなく真実」

「どうしたら大量の労働が必要な仕事を無理なく継続できるのか」という疑問には、第2章の「時間術」が答えてくれます。ここには13項目のヒントがあります。

最初に、著者が告白しています。
「僕は、〆切を怖いと思ったことがほとんどありません」
その理由は、〆切に間に合わせようと仕事をしていないからです。具体的には、週刊誌のマンガ原稿を7日間で完成させようとせず、5日間で仕上げるようにスケジュールを組んだのです。
これにより、ストックを作る余裕もできました。

以下、「時間術」には次のようなヒントが並んでいます。
「小さな無駄を省けば誰でも時間は詰められる」
「どうしてもやりたい仕事を見つけ、それをモチベーションにする」
「規則正しい勤務体制こそが理想の働き方」
「睡眠はしっかりとる」
「集英社の社員手帳でスケジュール管理」
「月間カレンダーで複数の仕事をタスク管理」
「納期よりも早く仕上げて渡す」
「時間の約束は人としての大鉄則」

一般の人は「マンガ家にはコミュニケーション能力などあまり必要ないのでは」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。まず担当編集者とは丁々発止のやり取りがありますし、取材を円滑に進めるためには取材先とのコミュニケーションが欠かせません。なにより、アシスタントと気持ちが通じていなければ、仕事がうまく進みません。第3章ではそんなコミュニケーション術が披瀝されます。

たとえば、著者は担当編集者と意見が合わなかったときでも、相手の意見を入れたものを作り、あらためて意見を聞くようにしています。納得できなくても、とりあえず相手の意見を尊重するという態度です。これにより、いままで担当編集者との人間関係で嫌な思いをしたことが一度もないのだそうです。

そして著者は、「電話よりもメールよりも顔を見ながら話すのが一番早い」と言っています。電話ではなかなか結論が見えないことも、会って顔色をうかがいながら話していると、解決の糸口が見えてくるとか。

とはいうものの、電話やメールも便利な道具です。著者は特にLINEやショートメールのような短文で会話するものを好んでいます。感情が伝わりにくいパソコンのメールよりも便利だそうです。

以下、次のようなヒントがあります。
「仕事の会話はすべて敬語でていねいに」
「無茶振りの仕事にも冷静に対処する」
「どうしてもできない仕事は例外なく引き受けない」
「批判は受け流し、ほめてくれる人の声に応える」
「人にまかせる割り切りも大切」

第4章の「発想術」にも、「人から聞く生の声が最も重要」「大量のインプットは少し寝かせておく」「情報は常にチェックして蓄積する」「アイデアが浮かばなければ切り替える」「まず叩き台を作る」「自発的な興味の遊び心が原動力」「年齢を重ねることは何の問題でもない」といったヒントがあります。

第5章の「健康術」には、「やはりそうか」と思えることが載っています。「ストレスがなければ深酒は必要ない」「頭の中で準備をして、座ったらただちに仕事にかかる」「運動が嫌いなら無理にやらない」「気楽に構えて受け入れれば安眠できる」などです。

最後の第6章「未来術」は、人生の目標となるヒントが書かれています。
「どんどん変化する世の中に興味を持ち、新しいことに臆せず首を突っ込んでいく」
「苦手だと思っていることからも逃げない」
「最短で成功するコツは回り道をいとわず、誰とでも付き合うこと」
「お金よりもいい仕事をすることが最大の喜び」
「小さな目標が大きなゴールに近づく方法」
「最初の目標に到達したときが本当のスタート」
「新たな一歩のために具体的な成果を作る」
「休まずに動き続ければ必ず成果がある」

巻末のマンガもおなじみの「両さん」のテイストで楽しめます。


おちゃのこカフェオンライン
EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

早いものでもう師走…
年の瀬になるといろいろなところで今年一年を振り返る様子を目にします。

有名どころでは今年の漢字だったり、流行語大賞だったり、レコード大賞なんてのもありますね。(今の子供たちは「レコードって何?」でしょうが…)
とにかく今年を振り返ってブームになった物、ヒットした物などをピックアップして総括するんですね。

流行語大賞は 秋口の開催という直近の記憶もあってか、ラグビーワールドカップのスローガン「ONE TEAM」だったようですが…私の中では一年を通じて本当によく目にしたのは「タピオカ」でした(笑)

ホント、毎日覗くスマホ(SNS)において、タピオカドリンクを見ない日はありませんでした。残念ながら私自身は、あの行列に並ぶ勇気も体力もなくて、タピオカ専門店のタピオカドリンクを未だに飲んだことはないのですが(苦笑)、皆さんの今年のヒット、流行は何ですか?

今年のヒットの中で少し興味深い物を見つけました。
楽天トラベルが発表していた、今年人気急上昇した国内旅行の人気都道府県ランキングです。

1位は「北海道」で前年比+13%。
特にリゾートスキー場エリアが+23%など大幅な伸びだったことが大きな要因だそうです。

2位は「香川県」で前年比+12.2%、国際芸術祭が行われた小豆島、直島エリアの伸びが大きかったそうです。

そして、3位がなんと日本で最も人口の少ない「鳥取県」で前年比+11.7%だそうです。

鳥取県に旅行? ん?、鳥取砂丘以外思い浮かばない…と情報と発想が貧困な私でしたが…鳥取人気の理由を調べて鳥取にある二つの空港名を見て納得!

一つは西の「米子鬼太郎空港」もう一つが東の「鳥取砂丘コナン空港」。人気漫画「ゲゲゲの鬼太郎」と、同じく大人気アニメ「名探偵コナン」。それぞれの作者の出身地が鳥取県であることにちなんで、こんな空港名になっていたんですね。鳥取県の皆様、不勉強でスミマセン!

また、ソウルや香港からの定期便、台湾からのチャーター便など海外からの直行便誘致などの影響もあるようです。年明けには上海便もスタートするとか。

日本のアニメ人気は世界的ですからね!

そしてよくよく見てみれば、鳥取は砂丘以外にも大山高原や隠岐の島という自然の豊富な国立公園や三朝温泉、皆気温泉、羽合(はわい)温泉など、温泉地にも恵まれていますし、因幡の白兎伝説など日本の神話の地であったり、海と山に挟まれて東西に長く海の幸、山の幸とも美味しい食材にも恵まれ、夏は海や島、高原、冬はスキーなどレジャーにも好適なところです。
日本の都市部に暮らす人だけでなく、アジアの都市部からの飛行機さえ飛ばせば、とても魅力的な自然観光地なんですね。

さて、ちょっと鳥取に旅行に行きたくなってきたところで(^^;)
本日のお店は、鳥取県の中央部 倉吉市にあるガーデニング用の植物や雑貨を販売するお店です。観光業ではありませんが…旅行のついでにちょっと立ち寄ってみたくなるような素敵なお店です!

それでは、ダメ出し道場、開始です~!(^^;)

ダメ出し!依頼ショップ
ル・シエル

ショップ名 :
Le Ciel(ル・シエル)さん

サイトURL:
https://ciel.ocnk.net/

カテゴリ :花、園芸

いつもお世話になっております。
おちゃのこさんにお世話になって13年ぐらいです。
8年ほど前には実店舗も作り、それでネットショップの更新が以前よりおろそかになったということは自覚していますが、SNSが普及し、いろいろな発信をしているつもりです。
それなのに、売上は落ちる一方です。
わかっていながら何もやっていない自分が悪いのですが、客観的に見て喝を入れていただければと思います。
よろしくお願いいたします。

第一印象:センスも良くスッキリした印象、商品も良さそう…

白基調で商品写真以外はモノトーンでスッキリシンプルですし、花や植物を寄せ植えしたり活けたりと、アレンジのデザイン性も問われるお店ですが、商品のセンスも良いと思います。

写真に乗せている文字書体(フォント)もオシャレで、お店全体の印象もセンスの良いインテリア雑誌を見ているようで良いと思います。

敢えて言うなら、全体的に商品写真がどんより暗く、ガーデニングの庭が日光の当たる日向ではなく、常に曇っている日陰のような印象です。

普段お使いのPCの画面がかなり明るいのでしょうか?
他のPCやスマホでも確認してみてください。
特に白の色、葉の緑の色、影の部分が黒すぎないか? などに注意すると良いと思います。

花や緑は日光が当たると鮮やかに見えますよね。
ちょっと極端ですが下記2点彩度を上げて日陰→日向に出してみました
↓↓↓↓↓
https://bit.ly/2rFE3Ou
https://bit.ly/2PceHRv

インタビューで浮き彫りになったこと…

店長の船越智子さんは、創業前は趣味的にホームページ制作をされていて、当初はハンドメイドの雑貨などをフリーのホームページサイトで販売してみたところからのスタートだそうです。(2005年)

もともと、お花やガーデニングがお好きだったのもあって、その後植え込みやガーデニング商品を少しずつ販売し始め、雑貨品も仕入れてみたり…
徐々に商品が増え、約1年後にはおちゃのこネットに出店して本格的にネットショップを始められました。

徐々に注文が増え、商品も増えたので、倉庫がてら小さな実店舗も始め、少しずつ売り上げも伸ばし、2012年には今の広い店(自宅兼店舗)に移転し、徐々に地元でも認知され実店舗のお仕事も忙しくなったとのことです。

しかしながら、そのため、商品も実店舗向けの物が増えてきたり、サイトへのアップが段々と滞るようになってしまったとか。
そのせいで実店舗の売り上げが伸びるにしたがってネット売り上げは落ち込んでしまっているとのことです。

また今年は数百万円の投資を行い、5月には店舗横にガーデンを整備し、11月には少し離れた場所にカフェ兼雑貨店もオープンし、ますますリアルが忙しくなっているとか…

しかし、ネットを通じて全国の方に花やアレンジをお届けし喜んでいただくことが何よりの喜びなので、今一度ネットショップのテコ入れをしたいとのことで、今回ダメ出し道場に応募されたようです。

漠然と、ショップページの作り方、見せ方などが良くなくて売り上げが落ちているのではと懸念されているようでした。

【具体的な「ダメ出し」改善案 】
【商品選びで初心者が行き詰まりそうな点】

お花や園芸、ガーデニングのジャンルは、外から見れば漠然と「お花屋」さんというように見えます。しかしながら細かく分類すれば…
切り花の生花を主に花束にして販売する花屋さんもあれば、根のある生きた草花を植え込んだ鉢植えを販売することを主にするお店もありますし、もっと大きな造園、庭造りを主とする園芸業者もあります。造花やプリザーブドフラワーなど生花ではない物を主にするお店もあります。

プロダクト、商品、製品で分けるとそうなるのですが…
お客様は必ずしもその縦割りの商品分類でお店を選んでいるわけではありません。

ニーズとしては自宅、自分のために部屋や空間を華やかにするために花や植物を求める場合もあれば、なんらかの気持ちを贈る手段(ギフト)として来られる場合もあります。
自宅でも室内なのか庭やベランダ、屋外なのか、戸建てかマンションか、ギフトでも一瞬のお祝いや喜びの表現なのか、感謝や思いやりのさりげない印なのか。

こうした見込み客のニーズや住環境、思いなどによって提案する商品も変わってくると思います。

ついつい、ビジネスが大きくなったり、忙しくなると「物」としてのスペック(仕様)紹介ばかりのオンラインショップになってしまいがちで、大量仕入れ・大量販売で品数や価格訴求の大手さんはそれで良いかも知れませんが、スモールショップ、ニッチショップはそれでは生き残れません。

かといって1件数千円の客単価でそれほどきめ細やかな対応や時間をかけていたのでは採算が取れません。

よって、商品ではなく、お客様のニーズやお客様のライフスタイルで分類し、それぞれに適した商品提案や説明を用意していくことが大切ではないでしょうか?

例えば鳥取のような地方で庭付き一戸建てが多い地域で庭に飾る物と、都会のマンションで室内・リビングに飾る物では特徴が違うはずですよね。

前者なら屋外、ガーデン、ベランダ、陽当たり、生垣、ラティス、ハンギングなどのキーワードが入った説明が必要でしょうし、後者なら屋内、室内、マンション、リビング、水やり、日持ち、手間要らずなどのキーワードが入った説明が必要でしょう

現状、LeCiel さんで 「ベランダ」「マンション」「屋外」「屋内」「リビング」などのキーワードでヒットする商品は残念ながら1点もありません。

インタビューでもお聞きしましたが、やはり注文は人口比率に応じて都市部の方からの注文が多いとのこと。都会の方のライフスタイルを意識した商品提案や、都会の方が気にするような部分の商品説明を充実させることも大切だと思います。(水やり、陽当たり、世話の手間暇など)

60点
総評

ページも商品も運営もすべてにそつなく、平均点以上のクオリティのお店だと思うのですが、これといった目立つ【強み】や【個性】がない点がこのSNS、口コミ隆盛の時代に人気や業績をどんよりと沈ませてしまっているような気がします。

2005年のスタートから数年間は、少しずつではあっても着実に右肩上がりで全国から注文を増やし、業績も伸びていたようですが、「今の店に拡張し移転をしたころ(2012年)から徐々に伸び悩んでいるので」と、ご本人は商品アップが減ったり、ページ更新が遅くなっていることを大きな原因ととらえておられる様子だったのですが…

この年、2012年秋から、今のスマホの4G LTE回線サービスがスタートしました。つまり2012年は本格的なスマホ時代が始まった年なのです。(iPhone5が販売)

これ以降はどんどんスマホユーザーが増え、それに伴って人々の情報アクセスもPCからスマホに、また検索からSNSに(LINE、twitter、Facebook、Instagram)と徐々にシフトしてきています。

EC業界も、PCでHTMLでちゃんとショップ構築しないとできなかった時代から、どんどん簡単にショップ構築や運営ができ、ついにはスマホ一つあればお店が出せる時代、お店を出さずともフリマアプリ等、劇的にどんどんとネット通販のハードルが下がってきた時代ともいえます。

つまり、競合するお店も商品もかなり増えて、検索で見つけてもらえる確率も相当に下がったことは想像に難くありません。

当たり前のことを当たり前に、それなりの商品をそれなりの価格で売っていれば売れた時代ではなくなったということのほうが大きな要因だと思います。センスの良い、平均点以上のお店だけど、きらりと光って口コミでブームになるような魅力のある商品や個性のあるお店ではない…

ということではないでしょうか?

消費者もスマホの普及でPCだけの時代より遥かに簡単に多くの情報を目にし、ファッションやインテリアなどオシャレな情報もスマホで見慣れ過ぎてクオリティへの感覚も知らず知らずレベルアップしています。(要は、ちょっとくらいのオシャレでは慣れてきて響かなくなってきた)

消耗品や日用品などを除くと、ファッションやインテリアでは「映える」が当たり前になって、平凡なクオリティの「映えない」お店や商品ではスルーされ、口コミしてもらえない時代になってしまったともいえます。

実は LeCielさんは AmebaBlog、twitter、Instagram、Facebookと、SNSでは熱心に情報発信はされていらっしゃいます。しかしながらそれらが集客や実売につながっておられないとのこと。

何が悪いのでしょうか?
いえ、特に何も悪くはありません。

ただ、「SNSは一方的に情報発信すればよい」と思っているところを除けば。

SNSが集客や売上につながるのは、お店から発信した情報を見て即来店や購入してくれるからと勘違いされているお店が多いのですが、そんなにうまくいく例はむしろ少数派です。

少々の情報では、良くて「いいね!」を押してもらえる程度で、ほとんどはスルー。まして、いきなりの来店や購入にはなかなかつながりません。

そうではなくて、SNSが上手く機能して効果を上げているお店は、
●お客様が自らSNS投稿してくれる
●お店の投稿をリツイートやシェア、転送など口コミ拡散してくれる
といったケースなのです。

でも、ただ待っていてもこんなことは起きませんよね。
そうなるのは、お客さんがそうしたくなるような仕掛けをお店が用意しているからです。

実店舗があるお店なら「映える」写真を撮りたくなるようなスポットを用意しておく、店内に「撮影歓迎」「投稿特典」と表示したり、#ハッシュタグを促すようなPOPやポスターを用意しておく。通販でも、商品を投稿させるイベント、特典などを用意する。

そして何より大切なのは「映えそうな」=「投稿したくなるような商品」を作ることです。
それは何もtwitterやInstagramなど公開することだけでなくとも、LINEなどで友達にメッセージで教えたくなるような魅力ある商品が必要だということです。

抽象的なことだけ言うのは簡単なので…
「映えそうな商品アイデア」  を一つ! ちょっと思いつきですが

例えば…植え込み商品の中に必ず小さな妖精人形が潜んでいて、なんらかの幸運のメッセージボードを持っている。届いたら植え込みをかき分け妖精のメッセージを見つけてSNSに「#leciel」のハッシュタグを付けて投稿すると幸運が訪れるかも!?

といった「幸運をもたらす寄せ植え」なんてのはどうでしょう?
もちろん妖精の人形のデザインや表情、キャラなどが重要ですが…
届くのも楽しみになりますし、可愛く美しい妖精だけでなく、中には妖怪っぽい物やクスっと笑えるようなコミカルな表情の物などいろいろあれば話題性も演出できるかも知れませんね(^^;)

まあこれは思い付きの一案ですが、要するにSNSで広がりそうな話題性のある、遊び心のある商品を作っていくというのが一つの提案です。

実店舗やガーデンに数百万円を投資された決断力を、ぜひネットショップの商品開発やマーケティングにも出していただければと思います。

機会があればぜひ社内でのブレスト、アイデア出し、事業展開案の際にお声がけいただければと思います。人気の鳥取旅行にも行きたいので、ぜひご招待ください(笑)(^^;)



EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回は、毎月アップしているおちゃのこバナーについてです。

おちゃのこバナーは、汎用的に利用できるバナー画像です。
おちゃのこネットユーザーならどなたでも無料で利用可能です。
管理画面トップページの左エリアのバナーボタンよりいただけます。
是非ご活用ください。

クオリティの高いバナー画像を揃えています。各シーズンごとのセールや記念日などにも使える素材です。
また、送料無料などの汎用的なバナーも多数!
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

「EC用動画のポイント」

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトの売上アップに効果的な「EC用動画のポイント」について説明させて頂きます。

■なぜECサイト運営で動画を取り入れるべきか

EC市場は年々拡大しているものの、各社の競争が激しくなっているのも事実です。

競争に勝つために動画の活用をしていくべきです。

実店舗では商品を手に取って比較できますが、ECサイトの場合は実物を確認できないことが購入をためらわせる理由になりかねません。

確実にコンバージョンにつなげるために、いかに情報提供をするかが大切です。

動画は情報伝達力が高く、文字や写真よりも商品についての理解を深められるのがセールスポイントです。

動画コンテンツのニーズが高まっており、商品紹介動画を提供することで集客力を高めるのは効果的です。

製品を紹介する動画を作成する場合、細部まで徹底的に見せることが肝心です。

さらに、機能についての説明や利用シーンを見せるとよりユーザーに伝わりやすいです。

動画中に製品の名前を出してユーザーに覚えてもらうように工夫すべきです。

質の高い画質や声質で動画を作成するのも、ユーザーの信頼を獲得するうえで欠かせない要素です。

複数の商品写真が記載されているとともに、動画を掲載されていることで商品の世界観を上手に表現できます。

ファッションの場合は試着ができないのがECサイトにおける弱点であるものの、商品紹介動画をうまく取り入れることでカバーできます。

食品の場合は商品やレシピを楽しみながら回遊できる仕組みとなっているのが望ましいです。

その食品を購入することでどんな料理ができるかといった具体的な例を動画で紹介することで、購買意欲の引き上げにつながります。

動画制作はハードルが高いように思えるものの、簡単に動画の撮影や編集をするアプリやツールもあります。

今後さらに動画の重要性が高まるからこそ、ECサイト運営者は取り入れることを視野に入れた方がよいでしょう。

■商品紹介動画を有効活用するための4つの方法

リピート獲得や注文額のアップを目的に商品紹介動画を有効活用するには、動画付きのメール配信を行うのがよいでしょう。

動画付きのメールは開封率やクリック率が高まるデータがあります。

また、GIFアニメや サムネイル画像を加えるのも効果的です。

集客を目的とする場合はYouTube、Facebook、動画広告が適しています。

継続的な企画が立てられるのであれば、YouTubeで公式チャンネルを作成し動画コンテンツ化するのも良いかと思います。

もちろん、ECサイトへの誘導のために概要欄にURLの記載等を行うようにしましょう。

Facebookでも動画を配信することでフォロワーがシェアし、新しいフォロワーの獲得も期待ができます。

動画広告として商品紹介動画を活用する場合はクオリティの高さが求められます。

しっかり作りこまれた動画はある程度の予算が必要となるからこそ、二の足を踏むECサイト運営者も少なくありません。

しかし、簡単に撮影した動画であっても高い情報伝達力を持ち合わせていれば、集客につながります。

ECサイトであるからこそ発揮される動画の価値を理解し、最適な動画を提供することを意識した方がよいでしょう。

動画はブランドロイヤリティとコンバージョン率の向上に役立つコンテンツとなります。

より深く消費者とつながるためのコミュニティが形成されることも少なくありません。

まだECサイトの運営者が動画を活用して売り上げを伸ばすのに試行錯誤している状況です。

これは中小のECサイト運営者もまだまだチャンスがあることの裏返しといえますので、活用していきましょう。

★POINT

・ECサイトで動画を取り入れるべき理由
・目的に合わせて商品紹介動画を有効活用

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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編集後記

人から拘束されずに働く立場は自由ですが、だからこそセルフマネジメントが重要。秋本治氏の本から、あらためてそのことを学ばせていただきました。自戒します。
(おちゃのこ山崎)

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