![]() 「萎縮しないで難局を打破しましょう号」 |
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「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
前回の「おちゃのこ通信」のときには、世界の中で比較的日本が悪者の立場でしたが、今は日本はもう少数派。主戦場が中国から欧米に移って、世界的なヒステリー状態になりつつあるようです。
友人の製造業の社長さんとお話ししましたが、「これからピンチになるのを見越して目一杯仕事を詰め込んだので、2月は空前の売上。だから前年比5%ダウンの救済貸出しに該当しない。救済するなら4月以降にしてほしい」とこぼしていました。
旅館はどこも壊滅状態かと思いきや、団体客から個人客にシフトしたところでは、マイナス10%程度ですんでいるとのこと。現状にあぐらをかかず、経営改革を進めてきたところは、それなりの成果が出ているようです。
トイレットペーパー騒ぎはとりあえず一段落したようで、我が社も「残り2ロール」でピンチをしのぐことができました。命の危機というわけではないのですが、ほっとしています。
今回のようなピンチで感じるのは、漫然と現状維持を続けていると危機に弱くなるということです。自分たちの強みを磨き、常に未来に向けて手を打っていく姿勢を続けなければならないということですね。
今回は日本勢が負けているAIの世界にも、日本ならではの分野があるということを教えてくれる本を紹介します。自分の商売の強みを探すときの参考になると思います。
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
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![]() 一般的なきもの屋さん、呉服店の和風なイメージとは少し違う、黒背景にモダンな? 色柄の着物が並ぶ斬新な印象のお店です。 メニューや店舗内を見まわしてみたのですが…会社名や実店舗の紹介はあったのですが、どんなコンセプトや特徴を持ったお店なのかな? うーん、見当たりませんでした。 取り扱い商品がどこの商品なのか? 左メニューの商品カテゴリーを見ても、いわゆる着物屋さん(小売店)に見えるのですが… 実はろっこやさんは単なる小売店ではありません。 当おちゃのこ店舗にある情報からだけではよくわからないのですが、テキスタイル(生地デザイン)から織りや染め、縫製、仕立て、卸、小売りまで行う、きものアパレルメーカーブランドです。 おちゃのこショップ以外の自社サイトやSNSを見ると、ろっこやさんの魅力がだんだんとわかってきました。 自社サイト http://roccoya.com おちゃのこショップだけを拝見して、いつも通りのダメ出しをすると、お店や店主の自己紹介もろくにないお店と「ダメ出し」してしまいそうになってしまうのですが… 自社サイト(ブランドサイト)とInstagramなどSNSをトータルで見ていくとまったく違った評価になりました。 結論からいうとろっこやさんは、他にはないオンリーワンのクオリティの高い「きものプロダクト」と、リアルなイベントなどファン作りをしっかりとされている、リピーターの多いアーティスティックな会社です。 SNSやリアルのイベントを大事にする今の時代にマッチした、小さいけれどキラリと光る優良な会社だと思います。 Instagramには 男性モデルとして、デザイナーで社長の夫でもあるカナダ人のロバートさんも登場されています。 生地の絵柄デザインの斬新性だけでなく、帽子やボウタイやブーツなどを合わせたり、帯の代わりに西部劇のガンマンのようなガンベルトをするなど、超Coolなコーディネートも見られてとても刺激的です。 単なるネットショップではなく、とても魅力的な「きものブランド」のようです。 ![]() ![]() 2度ほどお電話をさせていただいたのですが、残念ながら社長のハミルトン裕子さんは外出中で、直接はお話が聞けませんでした。 代わりに、ネット全般の担当者で、会社の広報担当でもある馬場さんに詳しくお話が聞けました。 また、外部のインタビュー記事で、裕子社長と、社長の夫でデザイナーのロバートさんのインタビューを拝見し、創業のきっかけから事業への思いなども確認することができました。 JapanTimes ロバート・ハミルトン さんインタビュー記事 お二人の話を総合して要約すると… カナダでの結婚式、披露宴で着物を着ようと思っていたけれど、着付けをしてもらうはずの叔母さんが急遽来られなくなって、慌てて着付けできる人を探したりしていると、ご主人から「どうして自分の国の民族衣装が自分で着られないの?」と聞かれたり、披露宴で来賓の方から、着物についていろいろと質問されたが何も答えられず… それまで自国の伝統衣装である着物に関心さえ持たなかったことを恥ずかしく思い、日本に帰る飛行機の中で「絶対に着物のプロになろう」と決心され、着付けから学ばれ、着付けができるようになると和裁を学び、次に仕立てができるようになると生地の織や染色に…と着物ができるまでの工程にすっかり魅了された裕子さん。 オリジナル生地を作ったり海外から仕入れた布で着物を仕立てたり… ちなみに「ろっこや」のろっこは 裕子(ひろこ)さんのニックネーム「ろっこ」からきているそうです。 当初は、こうして国内外から仕入れた生地でのきものが多かったらしいのですが、ロバートさんが裕子さんの要望を受け止めて、それを生地デザインにすることで、今はご夫婦でのコラボで商品が生まれているそうです。 生地の染めや織も、東京本染、丹後ちりめん、博多織、播州織、デジタル捺染などなど全国各地の伝統技法から最新のITを活用した染めやプリントなども使って製造し、日本では生まれない斬新なデザインと相まって、他にはない個性的なきものブランドになっているようです。 3年前まではネット運営は裕子さんお一人で頑張ってこられたようですが、今はWebデザインから広報、業務までできる担当者の馬場さんが入られて、ネットショップだけでなくSNSの活用などかなりレベルアップされたようです。馬場さんの採用も、元々別の着物屋さんで働いていた馬場さんと出会い、直接ヘッドハンティングされたとのことです。 現在の各サイト、SNSの投稿などはほぼ馬場さんが行っているとのことで、とてもスキルフルで優秀なWebマスターだと思いました。 ろっこ屋さんの客層は、既存客の口コミやSNSを通じて知った方々で、多くは普段着でも着物を自分で着られるレベルのお客様が中心だそうですが、成人式振袖デビューをするような若くてこれから着物に興味を持ってくれそうな客層の開拓も、ラフォーレ原宿へのポップアップ出店(イベント催事出店)で行ってこられたりしているとのことです。 また三越さん、阪急さんなど大手百貨店からも声がかかり、年に何度か催事出店されたり、実店舗で月に1度や、その他、仲間のデザイナーやブランドを集めて自社主催の展示会を開いたりと、リアルでの活動もかなり積極的に行って、ファン、リピーターを増やしておられるようです。 ![]() ![]() 先にも述べましたが、ろっこやさんは、SNSや自社サイトでのブランディングとカート機能のおちゃのこネットと、トータルで、きものブランドメーカーとしての事業モデルになっています。 ただ、おちゃのこネット単独で見ると、上記プロフィールやコンセプト、商品・製品の成り立ちなどが見えないので、たまたまおちゃのこショップから入ってこられたお客様にはお店の本来の【強み】や【魅力】がすぐにはわかってもらえないかもしれません。 あえてダメ出しするとすればその1点のみです。 おちゃのこ店のメニューに「ろっこや とは」というコンテンツを用意し、そこを読めば、ろっこや がブランドでありメーカーであり、オーナー、デザイナーはどんな人でどんな思いで商品づくりをしているかがわかる「メッセージとストーリー」を入れ込めば、一気に完成度が高まると思います。(自社サイトにある紹介コンテンツを1枚にまとめたようなページ) ![]() ![]() ![]() 私は着物やファッションには素人ですが、率直に一消費者目線で見て、ろっこやさんの着物や商品は「めっちゃカッコイイ」です。 トラディショナルな和の伝統や技術を生かしながら、デザインや提案でコンサバな伝統的な着物とは一線を画し、ファッションブランドとして日本だけでなく海外、世界へアピールできるような、すごいポテンシャルを秘めているような気がします。 初心者や海外のお客様への販売には、着付けやお仕立ての採寸などすこしむずかしい問題もあるかもしれませんが、動画などもうまく活用すれば、英語サイトを用意して海外市場に大きなビジネスチャンスもありそうですね。 パリやNYなど海外でのファッションショーや展示会なども視野に入れれば、大きく成長できるかもしれません。 実物は見ていませんが、本当にクオリティの高いプロダクトを生み出している会社だと強く感じました。 ご夫婦での家業から企業に! の転換点を迎えている時期なのではないでしょうか。ぜひ機会があれば今後のことをいろいろとブレストしてみたいですね。 以上、ダメ出し!道場でした。 皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、自粛ムードに負けず、アイデアと良い商品開発で頑張りましょう! 差別化するアイデア出し、商品企画など…ジリ貧、マンネリ化打破などアイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください。 ![]() ![]() ![]() 毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。 最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。 そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています! ◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」 ◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」 ◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」 ◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」 ◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」 ◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」 そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います! 通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で 先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて) 下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。 内容: ![]() ![]() さて… |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今号のデザイン道場は、スタイルシートで写真を透過方法をご紹介します。
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HTMLはご自身で変更してください。
サンプル用にclass名を付けたdivタグを記載しています。
このclass名については、ご自身で変更いただいて結構です。
●HTML
<div class="flex_layout photochbox">
<div><img src="https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/photo_s02.jpg" width="300"><div class="photodesc">元画像</div></div>
<div class="photoopa"><img src="https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/photo_s02.jpg" width="300"><div class="photodesc">透過</div></div>
</div>
.photoopa img {
-webkit-filter: opacity(0.3);
-moz-filter: opacity(0.3);
-o-filter: opacity(0.3);
-ms-filter: opacity(0.3);
filter: opacity(0.3);
}
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![]() ECサイト運営者が取り組むべき |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、ECサイト運営者が取り組むべき「メール改善のポイント」について説明させて頂きます。
■メリットと大々的に記載する意味とは
ECサイトでメール配信は売上効果が見込める施策のひとつです。
日々のメール配信でタイミング、頻度、サイトへの導線、件名の改善は取り組んでいく必要があります。
現在配信しているメールでファーストビューにどんな要素が盛り込まれているかをまず考えましょう。
大々的にメリットを記載するのがひとつの方法です。
例を挙げると期間限定のクーポンです。
メールを受け取った方が一目で期間までにクーポンを使うことでメリットがあるのが分かります。
補足情報となる要素は文字を小さくし、強調したい箇所の文字を大きくするのも効果的な方法です。
また、獲得したポイントが失効する使うことを促し、購買意欲の引き上げを行うのも効果的です。
さらに、カート放棄した商品やお気に入りの商品をファーストレビューで目立たせることも購買意欲の引き上げにつながります。
リピート購入者の増加を目指すために、ステップメールを活用してリピート購入を促すのもひとつの方法です。
ユーザーにとってメール配信はメリットのあるものと認識してもらうことに大きな意味があるといえます。
購入したいという気持ちを高める役割を担えるだけのメール配信を意識した方がよいでしょう。
■メルマガ効果アップにつながる4つの工夫
メルマガの配信をする場合の配信時間はユーザーの行動パターンに合わせるようにしましょう。
学生、社会人、企業といったターゲットによって適切な配信時間は異なります。
また、配信曜日についても考える必要があります。
企業向けのメルマガの場合はお昼の時間を狙った方が有効的で、食品の場合は空腹感を持ち始める帰宅時間に合わせるのが効果的です。
タイトルで開封率を上げる工夫も大切です。
短くてインパクトのある内容にするのはもちろん、タイトルから中身をすぐに想像できて数字を入れるなどしてユーザーの興味を引き出すことができるかも意識した方がよいでしょう。
配信頻度は定期的な情報の配信頻度と内容の密度を考慮すべきです。
ユーザーにとってあまりメリットのないメールは開封されない可能性が高くなります。
ステップメールを上手に活用することで、ユーザーの定着率が上がる可能性があります。
スマートフォンでもパソコンでもどちらのデバイスでも配置が崩れないデザインにし、表示まで時間がかかる大きな容量の画像は避けるのが無難です。
また、リンク場所はクリックしやすい場所に置くようにしましょう。
本文の流れからスムーズにクリックにつながる配置を心がけるだけでもクリック率に大きな差が出ます。
ECサイトの場合、メルマガはお客様を迎え入れるために玄関となります。
メルマガ配信でのちょっとした工夫と改善によって大きな効果を発揮することも少なくありません。
購買意欲の引き上げや顧客の拡大や維持に重要な役割を担うメルマガ配信から、いかにリンクをクリックしてもらえるかが売上に直接関わってきます。
特別な施策を行う必要はありません。
ユーザーの立場に立って4つの要素に対して適切なアプローチをしていくだけです。
自社のメルマガを認識してもらうのはECサイト同士での競合が激化している今、決して簡単なことではありません。
基本となる要素を考慮したうえでの対応をしないと、自社のECサイトをユーザーが知らないままの存在になりかねません。
ユーザーの興味を引き出すことができるメルマガ配信を目指しましょう。
★POINT
・メール配信はメリットを大々的に記載すべき
・メルマガ配信の効果を高める要素は4つ
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
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激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
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