萎縮しないで難局を打破しましょう号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

前回の「おちゃのこ通信」のときには、世界の中で比較的日本が悪者の立場でしたが、今は日本はもう少数派。主戦場が中国から欧米に移って、世界的なヒステリー状態になりつつあるようです。

友人の製造業の社長さんとお話ししましたが、「これからピンチになるのを見越して目一杯仕事を詰め込んだので、2月は空前の売上。だから前年比5%ダウンの救済貸出しに該当しない。救済するなら4月以降にしてほしい」とこぼしていました。

旅館はどこも壊滅状態かと思いきや、団体客から個人客にシフトしたところでは、マイナス10%程度ですんでいるとのこと。現状にあぐらをかかず、経営改革を進めてきたところは、それなりの成果が出ているようです。

トイレットペーパー騒ぎはとりあえず一段落したようで、我が社も「残り2ロール」でピンチをしのぐことができました。命の危機というわけではないのですが、ほっとしています。

今回のようなピンチで感じるのは、漫然と現状維持を続けていると危機に弱くなるということです。自分たちの強みを磨き、常に未来に向けて手を打っていく姿勢を続けなければならないということですね。

今回は日本勢が負けているAIの世界にも、日本ならではの分野があるということを教えてくれる本を紹介します。自分の商売の強みを探すときの参考になると思います。

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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

 

ドラえもんを本気でつくる

大澤正彦・著 PHP新書・刊

880円 (税別)

タイトルだけ見ると、趣味の本かオタク的内容の本と思えるかもしれませんが、本書は日本が負け続けているAIの世界で、「日本ならでは」の分野があることを教えてくれるものです。分野としては工学的な要素は少なく、心理学や認知科学が大きなかかわりをもってきます。

日本がAIの分野でアメリカの後塵を拝していることは、誰もがよく知っていることです。中国にも大きな遅れをとっている可能性があります。著者はそのことを「相手が作った土俵で戦おうとしているのだから、負けるのは当たり前」と評しています。今から先行組と同じようなことをしても、勝てる可能性はないでしょう。

ではどこに日本の勝機があるのか。著者は「HAI」の世界だといいます。HAIとは「High AI」などではなくて、「Human-Agent Interaction」の略で、人と深く関わるためのAI技術を意味しています。

たとえば、今のAIで代表的な技術であるディープラーニングは、人間と関わることが苦手です。機会が勝手にデータを集めて学習するほうが、圧倒的に効率がいいからです。ですからディープラーニングはどんどん人との接点をなくす方向に進化しています。

でもそれは、人類の幸福に貢献することができるのでしょうか。たとえば、グーグルがAIを使って写真に自動でタグ付けをしたところ、黒人の写真に「ゴリラ」とタグ付けしてしまったという逸話があります。

また、マイクロソフトのAIチャットシステムは、差別語を連発するようになったためにサービスを停止するはめになったそうです。なぜそういうことが起きるのかというと、AIには人間と同じような認知システムが実装されていないからです。

ここで本書のタイトルに目を転じてみましょう。著者は「ドラえもんを本気でつくる」と言っています。このタイトルのどこにも、「AI」という言葉は出てきません。つまり、著者が目指しているのは「ドラえもん」であり、世界最高のAIを狙っているわけではないということです。

著者は慶應義塾大学大学院博士課程に在籍中の研究者兼学生です。東京工業大学附属科学技術高校を首席で卒業し、慶應義塾大学理工学部も首席で卒業したという秀才です。日本認知科学会「認知科学若手の会」代表を務め、人工知能学会学生編集委員、日本学術振興会特別研究員でもあります。

このプロフィールを見ると、本書にはむずかしい言葉が並んでいるのではないかと身構えてしまいますが、まったくそんなことはありません。むしろ文系の本よりもずっと読みやすく、数式などは皆無。図版も最小限しかありません。

そして本書のすみずみにまであふれているのは、著者のドラえもんに対する「愛」です。それもそのはず、著者は物心がつくかつかないかの時から、ドラえもんの大ファンであり、「いつかドラえもんをつくろう」ということが、人生のテーマだったのですから。

ではAIを極めることとドラえもんをつくることは何が違うのか。そのカギが、「HAI」です。それを説明するために、著者は「ゴミを集めるロボット」の例を挙げています。

AIの技術を尽くして最先端のゴミ集めロボットをつくろうとすると、コストが際限なく跳ね上がってしまいます。ゴミをゴミと判断するのはどうするのか、ゴミをきちんとつかむアームはどうつくるのか、人の邪魔にならないようにするアルゴリズムは、悪意を持って妨害してくる人間にどう対処するのか、などなどです。

著者の答えはこうです。
「ゴミ箱に似たデザインのロボットをつくり、ゴミらしきものを発見したら、その近くに行ってモジモジする」

そのしぐさが可愛ければ、周りの人がゴミを拾ってロボットの箱に入れてくれるかもしれません。可愛いしぐさをするロボットに悪意を持っていたずらを仕掛ける人は多くないでしょう。子どもがいたずらをすれば、周りの大人が注意してくれるかもしれません。

そして、AIの粋を尽くした完璧に近いゴミ集めロボットと、ゴミの近くでモジモジするロボットでは、コストが全然違うでしょう。しかし成果に違いがないのであれば、どちらがコストパフォーマンスが良いかは考えるまでもありません。しかも、モジモジするロボットは人間から人気を集めることもできます。

じつは、人の気持ち、感情を相手にする分野のAIについては、日本が世界のトップランナーだそうです。AI分野の論文数はアメリカが断トツですが、HAI分野の論文は半分が日本発。なぜそうなるのかというと、日本人は「人目を気にする」民族だからだそうです。

著者は「人目という言葉は英語にない」と言っています。日本人が他人との関わりをいつも意識しているからこそ、HAI分野の研究が進みやすいということでしょう。それに対して、欧米人がHAIを研究しようとすると、まず母国語にない概念を身につけるところから始めなければならないわけです。

ドラえもんといえば数々の「ひみつ道具」が有名ですが、著者はそれを実現しようと考えているわけではありません。のび太くんという典型的なダメな子にしっかりと向き合い、さまざまなふれあいを通じて幸せへと導いていく、そういう存在をつくり出そうとしているのです。

「OKグーグル」とか「アレクサ!」とか、「ヘイ! Siri」などの掛け声で知られた個人向けのAIエージェントですが、現在のレベルではできることは知れています。でも、HAIを使うとすごいことができるようになると著者は言います。

たとえば「イタコシステム」という技術では、エージェントがさまざまなデバイスに乗り移っていきます。PCからスマホ、家電製品、カーナビなど、身のまわりのいろいろなものに、自分の慣れ親しんだエージェントが乗り移り、一貫した反応を見せてくれるというのです。

これはまるで、どこにでも自分専用のドラえもんがついてくる状態ではないでしょうか。歩いて飛んで会話するドラえもんはすぐにはつくれなくても、今あるデバイスを乗っ取ってついてくるようにすることなら、できそうです。

ではここで、本書の目次を紹介しましょう。
・はじめに
・序章 人を幸せにする心をもった存在
・第1章 現在のAIはどこまでできるのか?
・第2章 ドラえもんはこうしてつくる
・第3章 ミニドラのようなロボットを、みんなで育てる
・第4章 仲間とつくるドラえもん
・第5章 HAIのテクノロジーが日本から世界へ

最後に著者はこう言っています。
「HAIが実装されたドラえもんロボットができれば、のび太とドラえもんのように、人間とロボットが協力し合うことで、よりよい社会をつくっていけます。ドラえもんが困っている人にとことん向き合ってくれることで、一人ひとりが幸せになり、それがスケールして広がっていきます。そんな未来像を描きながら、みなさんと一緒にドラえもんをつくっていければと思っています」

日本にもまだまだ世界をリードできる分野があると知ることは、つい下を向きがちな私たちに勇気を与えてくれます。それは、自分たち自身の強みを掘り起こす動機にもなると思います。


おちゃのこカフェオンライン
EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

皆様、連日の新型コロナウイルス報道で先行き不安なことと存じます。

日本ではまだ感染拡大をゆるやかにコントロールできているようですが、海外では急激な感染者拡大で医療崩壊している国や、すでに入出国禁止、外出往来禁止などという国も出てきていますね。

私も半世紀以上生きてきて、ここまで世界的な危機を感じるのは初めてではないかと思います。私は医療やウイルス学の専門家でもありませんが…

今回のコロナ危機は病気そのものの恐ろしさというより、漠然とした先行きの見えない不安からくる世界各国の判断や、人々の行動の感覚差、常識の違いなどによる予測不能な明日への心理的な不安感のほうが恐ろしいと感じています。同じ状況でも国によって判断や行動が大きく異なりますし、それに他国も影響を受け、一国だけでは終結させられないむずかしさ…

日本ではまだマスクやトイレットペーパーが市場から消えて困ったという程度の話ですんでいますが、アメリカでは暴動に備えて銃や弾薬を買う客が銃砲店に押し寄せたとか、アジア、ヨーロッパなどでもすでに食料品までがスーパーの棚から消えている国もあるとか。

21世紀になって情報化が世界にも浸透し、情報が瞬時に世界中でやりとりされ、とても便利になった一方で、人間のキャパシティを超えた量の情報はかえって人々を混乱させ、不自由さを生み出してしまっているような気がします。情報の信頼度や信ぴょう性を見抜くリテラシーがないと、フェイクニュース(デマ)に踊らされてしまう人間のアナログなセキュリティの脆弱性もあちこちで見えていますよね。

今一度、目の前の情報に即反応し右往左往させられる前に、情報のリソースを確認し、情報の信頼度を確かめた上で判断するようにしたいものですね。

さて、異常事態ではありますが、戦争が始まったわけでも爆弾が落ちてくるわけでも宇宙人が攻めてくるわけでもありません。

自粛ムードが広がっても、我々ネットショップも生きて行かねばなりません。商売を続けて行かねばなりません。前を向いて知恵を絞って頑張りましょう!
お客様の足元を見るような恥ずべきマスクやアルコールのぼったくり販売などではなく、真っ当な知恵と工夫で儲けましょう!

さて、今回のお店は東京都内の「きもの」のお店です。
生活必需品のお店ではないので、今は自粛ムードで買い控えなどが起きていないか訊ねてみましたが…

注文や問い合わせはむしろ増えているとのこと。

実は、他のお店でも、むしろ注文が増えているという声を聞いています。

外出自粛や在宅勤務やなどの影響で、消費者のネットアクセスの時間がかえって増えている昨今、多くのネット通販ショップ(通販業界)にとってはチャンスなのかもしれません。

半年後、1年後はどうなっているかまったくわかりませんが、今できることを頑張って、少しでも身近な未来に備えましょう。

それでは、ダメ出し道場、始まりで~す!

ダメ出し!依頼ショップ
ろっこや

ショップ名 :
ろっこやさん

サイトURL:
https://roccoya.ocnk.net/

現状は、高級感を出すために黒背景をベースにレイアウトしています。

【第一印象:】明るく、すっきり、好印象だが、一歩入ると???

一般的なきもの屋さん、呉服店の和風なイメージとは少し違う、黒背景にモダンな? 色柄の着物が並ぶ斬新な印象のお店です。

メニューや店舗内を見まわしてみたのですが…会社名や実店舗の紹介はあったのですが、どんなコンセプトや特徴を持ったお店なのかな?

うーん、見当たりませんでした。

取り扱い商品がどこの商品なのか?
自社オリジナル商品なのか、他店でも買える仕入れ商品なのか? それもよくわかりません。

左メニューの商品カテゴリーを見ても、いわゆる着物屋さん(小売店)に見えるのですが…

実はろっこやさんは単なる小売店ではありません。

当おちゃのこ店舗にある情報からだけではよくわからないのですが、テキスタイル(生地デザイン)から織りや染め、縫製、仕立て、卸、小売りまで行う、きものアパレルメーカーブランドです。

おちゃのこショップ以外の自社サイトやSNSを見ると、ろっこやさんの魅力がだんだんとわかってきました。

自社サイト http://roccoya.com
Instagram https://www.instagram.com/roccoya_official/
twitter https://twitter.com/roccoyaofficial
Facebook https://www.facebook.com/Roccoya/
↑↑↑↑↑
(Instagram から ネットショップへの誘導などかなり上手にされているので、他店の方々にもとても参考になると思います。PCからはわかりません。スマホから見てみてください)

おちゃのこショップだけを拝見して、いつも通りのダメ出しをすると、お店や店主の自己紹介もろくにないお店と「ダメ出し」してしまいそうになってしまうのですが…

自社サイト(ブランドサイト)とInstagramなどSNSをトータルで見ていくとまったく違った評価になりました。

結論からいうとろっこやさんは、他にはないオンリーワンのクオリティの高い「きものプロダクト」と、リアルなイベントなどファン作りをしっかりとされている、リピーターの多いアーティスティックな会社です。

SNSやリアルのイベントを大事にする今の時代にマッチした、小さいけれどキラリと光る優良な会社だと思います。

Instagramには 男性モデルとして、デザイナーで社長の夫でもあるカナダ人のロバートさんも登場されています。

生地の絵柄デザインの斬新性だけでなく、帽子やボウタイやブーツなどを合わせたり、帯の代わりに西部劇のガンマンのようなガンベルトをするなど、超Coolなコーディネートも見られてとても刺激的です。

単なるネットショップではなく、とても魅力的な「きものブランド」のようです。

インタビューで浮き彫りになったこと…

2度ほどお電話をさせていただいたのですが、残念ながら社長のハミルトン裕子さんは外出中で、直接はお話が聞けませんでした。

代わりに、ネット全般の担当者で、会社の広報担当でもある馬場さんに詳しくお話が聞けました。

また、外部のインタビュー記事で、裕子社長と、社長の夫でデザイナーのロバートさんのインタビューを拝見し、創業のきっかけから事業への思いなども確認することができました。
↓↓↓↓↓
趣通信 の ハミルトン・裕子社長 インタビュー記事
https://ommki.com/news/archives/13159

JapanTimes ロバート・ハミルトン さんインタビュー記事
https://bit.ly/2vwIDRj

お二人の話を総合して要約すると…
もともとは油絵画家とダンス衣装のデザインをされていたカナダ人のロバートさんが日本文化を研究しに来日され、美容師だった裕子さんと出会ってご結婚されることに…

カナダでの結婚式、披露宴で着物を着ようと思っていたけれど、着付けをしてもらうはずの叔母さんが急遽来られなくなって、慌てて着付けできる人を探したりしていると、ご主人から「どうして自分の国の民族衣装が自分で着られないの?」と聞かれたり、披露宴で来賓の方から、着物についていろいろと質問されたが何も答えられず…

それまで自国の伝統衣装である着物に関心さえ持たなかったことを恥ずかしく思い、日本に帰る飛行機の中で「絶対に着物のプロになろう」と決心され、着付けから学ばれ、着付けができるようになると和裁を学び、次に仕立てができるようになると生地の織や染色に…と着物ができるまでの工程にすっかり魅了された裕子さん。

オリジナル生地を作ったり海外から仕入れた布で着物を仕立てたり…
ついに、ご自身のブランドとして「ろっこや」を立ち上げたと。

ちなみに「ろっこや」のろっこは 裕子(ひろこ)さんのニックネーム「ろっこ」からきているそうです。

当初は、こうして国内外から仕入れた生地でのきものが多かったらしいのですが、ロバートさんが裕子さんの要望を受け止めて、それを生地デザインにすることで、今はご夫婦でのコラボで商品が生まれているそうです。

生地の染めや織も、東京本染、丹後ちりめん、博多織、播州織、デジタル捺染などなど全国各地の伝統技法から最新のITを活用した染めやプリントなども使って製造し、日本では生まれない斬新なデザインと相まって、他にはない個性的なきものブランドになっているようです。

3年前まではネット運営は裕子さんお一人で頑張ってこられたようですが、今はWebデザインから広報、業務までできる担当者の馬場さんが入られて、ネットショップだけでなくSNSの活用などかなりレベルアップされたようです。馬場さんの採用も、元々別の着物屋さんで働いていた馬場さんと出会い、直接ヘッドハンティングされたとのことです。

現在の各サイト、SNSの投稿などはほぼ馬場さんが行っているとのことで、とてもスキルフルで優秀なWebマスターだと思いました。

ろっこ屋さんの客層は、既存客の口コミやSNSを通じて知った方々で、多くは普段着でも着物を自分で着られるレベルのお客様が中心だそうですが、成人式振袖デビューをするような若くてこれから着物に興味を持ってくれそうな客層の開拓も、ラフォーレ原宿へのポップアップ出店(イベント催事出店)で行ってこられたりしているとのことです。

また三越さん、阪急さんなど大手百貨店からも声がかかり、年に何度か催事出店されたり、実店舗で月に1度や、その他、仲間のデザイナーやブランドを集めて自社主催の展示会を開いたりと、リアルでの活動もかなり積極的に行って、ファン、リピーターを増やしておられるようです。

具体的なダメ出し

先にも述べましたが、ろっこやさんは、SNSや自社サイトでのブランディングとカート機能のおちゃのこネットと、トータルで、きものブランドメーカーとしての事業モデルになっています。

ただ、おちゃのこネット単独で見ると、上記プロフィールやコンセプト、商品・製品の成り立ちなどが見えないので、たまたまおちゃのこショップから入ってこられたお客様にはお店の本来の【強み】や【魅力】がすぐにはわかってもらえないかもしれません。

あえてダメ出しするとすればその1点のみです。

おちゃのこ店のメニューに「ろっこや とは」というコンテンツを用意し、そこを読めば、ろっこや がブランドでありメーカーであり、オーナー、デザイナーはどんな人でどんな思いで商品づくりをしているかがわかる「メッセージとストーリー」を入れ込めば、一気に完成度が高まると思います。(自社サイトにある紹介コンテンツを1枚にまとめたようなページ)

60点
総評

私は着物やファッションには素人ですが、率直に一消費者目線で見て、ろっこやさんの着物や商品は「めっちゃカッコイイ」です。

トラディショナルな和の伝統や技術を生かしながら、デザインや提案でコンサバな伝統的な着物とは一線を画し、ファッションブランドとして日本だけでなく海外、世界へアピールできるような、すごいポテンシャルを秘めているような気がします。

初心者や海外のお客様への販売には、着付けやお仕立ての採寸などすこしむずかしい問題もあるかもしれませんが、動画などもうまく活用すれば、英語サイトを用意して海外市場に大きなビジネスチャンスもありそうですね。

パリやNYなど海外でのファッションショーや展示会なども視野に入れれば、大きく成長できるかもしれません。

実物は見ていませんが、本当にクオリティの高いプロダクトを生み出している会社だと強く感じました。

ご夫婦での家業から企業に! の転換点を迎えている時期なのではないでしょうか。ぜひ機会があれば今後のことをいろいろとブレストしてみたいですね。

以上、ダメ出し!道場でした。

皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、自粛ムードに負けず、アイデアと良い商品開発で頑張りましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画など…ジリ貧、マンネリ化打破などアイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください。
↓↓↓↓↓



EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今号のデザイン道場は、スタイルシートで写真を透過方法をご紹介します。




スタイルシートを編集する

HTMLはご自身で変更してください。
サンプル用にclass名を付けたdivタグを記載しています。
このclass名については、ご自身で変更いただいて結構です。

●HTML

<div class="flex_layout photochbox">
<div><img src="https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/photo_s02.jpg" width="300"><div class="photodesc">元画像</div></div>
<div class="photoopa"><img src="https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/photo_s02.jpg" width="300"><div class="photodesc">透過</div></div>
</div>



デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

filter: blurで指定可能です。
数値を大きくすると小さくすると透過が強くなります。
-webkit-や-moz-のベンダーフィックスについては、各ブラウザでの対応状況によりますので必要です。全て記載ください。

●スタイルシート

.photoopa img {
-webkit-filter: opacity(0.3);
-moz-filter: opacity(0.3);
-o-filter: opacity(0.3);
-ms-filter: opacity(0.3);
filter: opacity(0.3);
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

ECサイト運営者が取り組むべき
「メール改善のポイント」

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、ECサイト運営者が取り組むべき「メール改善のポイント」について説明させて頂きます。

■メリットと大々的に記載する意味とは

ECサイトでメール配信は売上効果が見込める施策のひとつです。

日々のメール配信でタイミング、頻度、サイトへの導線、件名の改善は取り組んでいく必要があります。

現在配信しているメールでファーストビューにどんな要素が盛り込まれているかをまず考えましょう。

大々的にメリットを記載するのがひとつの方法です。

例を挙げると期間限定のクーポンです。

メールを受け取った方が一目で期間までにクーポンを使うことでメリットがあるのが分かります。

補足情報となる要素は文字を小さくし、強調したい箇所の文字を大きくするのも効果的な方法です。

また、獲得したポイントが失効する使うことを促し、購買意欲の引き上げを行うのも効果的です。

さらに、カート放棄した商品やお気に入りの商品をファーストレビューで目立たせることも購買意欲の引き上げにつながります。

リピート購入者の増加を目指すために、ステップメールを活用してリピート購入を促すのもひとつの方法です。

ユーザーにとってメール配信はメリットのあるものと認識してもらうことに大きな意味があるといえます。

購入したいという気持ちを高める役割を担えるだけのメール配信を意識した方がよいでしょう。

■メルマガ効果アップにつながる4つの工夫

メルマガの配信をする場合の配信時間はユーザーの行動パターンに合わせるようにしましょう。

学生、社会人、企業といったターゲットによって適切な配信時間は異なります。

また、配信曜日についても考える必要があります。

企業向けのメルマガの場合はお昼の時間を狙った方が有効的で、食品の場合は空腹感を持ち始める帰宅時間に合わせるのが効果的です。

タイトルで開封率を上げる工夫も大切です。

短くてインパクトのある内容にするのはもちろん、タイトルから中身をすぐに想像できて数字を入れるなどしてユーザーの興味を引き出すことができるかも意識した方がよいでしょう。

配信頻度は定期的な情報の配信頻度と内容の密度を考慮すべきです。

ユーザーにとってあまりメリットのないメールは開封されない可能性が高くなります。

ステップメールを上手に活用することで、ユーザーの定着率が上がる可能性があります。

スマートフォンでもパソコンでもどちらのデバイスでも配置が崩れないデザインにし、表示まで時間がかかる大きな容量の画像は避けるのが無難です。

また、リンク場所はクリックしやすい場所に置くようにしましょう。

本文の流れからスムーズにクリックにつながる配置を心がけるだけでもクリック率に大きな差が出ます。

ECサイトの場合、メルマガはお客様を迎え入れるために玄関となります。

メルマガ配信でのちょっとした工夫と改善によって大きな効果を発揮することも少なくありません。

購買意欲の引き上げや顧客の拡大や維持に重要な役割を担うメルマガ配信から、いかにリンクをクリックしてもらえるかが売上に直接関わってきます。

特別な施策を行う必要はありません。

ユーザーの立場に立って4つの要素に対して適切なアプローチをしていくだけです。

自社のメルマガを認識してもらうのはECサイト同士での競合が激化している今、決して簡単なことではありません。

基本となる要素を考慮したうえでの対応をしないと、自社のECサイトをユーザーが知らないままの存在になりかねません。

ユーザーの興味を引き出すことができるメルマガ配信を目指しましょう。

★POINT

・メール配信はメリットを大々的に記載すべき
・メルマガ配信の効果を高める要素は4つ

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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編集後記

時間に追われて、この原稿をファミレスで書いています。昔だったら、原稿用紙に手書きして、FAXのある場所を探していたなあと遠い目になってしまいました。さすがに、電話で原稿を読み上げる電話送稿の時代は知らないのですが。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(https://www.ocnk.net/webmanual/

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■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
【garitto】http://www.garitto.com/
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