コロナ騒動は長期戦の覚悟が必要ですね号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

首都のロックダウンや日本政府の緊急事態宣言が目の前に迫る事態となりましたが、みなさまのところではいかがでしょうか。

昨日、地元の商工会で様子を聞いてきたところ、先週の金曜日から政府の緊急対策についての問い合わせが急増しているとのことでした。やはり、コロナショックで打撃を受けている方が少なくないのでしょう。

私の仕事場は東京都心から鉄道で1時間半くらいの距離にありますが、人口密度が低く、濃厚感染を恐れなければならない環境はありません。先週の土曜日には、人のいない桜並木を眺めて楽しんできました。

学校閉鎖やテレワークで家にこもる人が急増し、私の所属する出版業界では異変が起きています。何年も品切れが続いていた本が注文殺到で増刷することになったり、アマゾン経由の注文が大幅に増加したり。ただし、通常の4月は参考書の売上げで書店が潤うのですが、今年は壊滅状態だそうです。

毎日のニュースで気持ちが暗くなりがちですが、こんなときだからこそ、明るい材料を探して前を向いていきましょう。

今回のオススメ参考書は、ありふれたメニューでも工夫次第でお客様を呼べる実例がたくさん載ったビジネス書を紹介します。

Amazon Pay導入キャンペーン
PayPayは、2,500万人以上がユーザー登録をおこない、オフラインショップを中心に194万店舗以上でご利用いただける、決済サービスです。 5月31日までにお申込の方は、初期費用・月額費用が無料となるキャンペーン中です。 この機会にお申込ください。リリースは春頃を予定しております。
https://www.ocnk.net/paypay/

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

 

「ホットケーキの神さまたち」に学ぶビジネスで成功する10のヒント

遠藤功・著 東洋経済新報社・刊

1500円 (税別)

ホットケーキという食べ物を知らない人は、おそらくこのメルマガの読者には1人もおられないと思います。それほどポピュラーな食べ物ですが、ではみなさんは「ホットケーキの名店」をいくつご存じでしょうか。

ホットケーキをメニューに載せているファミリーレストランならともかく、個人店でホットケーキを名物にしているところは、じつは多くありません。なぜなら、商品として効率が悪いからです。

名前のとおり、ホットケーキは焼きたてを提供するスイーツです。しかしスーパーで安価なホットケーキミックスが売られているため、価格を高くすることがむずかしい商品でもあります。

作り置きのできないオーダーメイド商品で、しかも単価が安いとなれば、メニューに載せたくないお店が出てくることは理解できます。そして、ホットケーキは差別化がむずかしい商品でもあります。

本書は、グルメガイドとビジネス書という2つの性格を持つ本です。著者ははじめ、ホットケーキの名店を純粋にガイドする本を作ろうと考えていました。しかし取材を進めるうちに書きたいことがどんどん増えてしまい、下手をすると「二兎を追う者は一兎をも得ず」のことわざ通りになりそうな奇妙な本ができあがってしまいました。

なぜ東洋経済新報社の編集部がこの本を世に出したかというと、その奇妙な内容にビジネスの大切な教訓が含まれていることを感じ取ったからです。ありふれた商品でも磨き方次第で差別化することができ、うまくやれば海外からのお客様も獲得できる。そんなヒントが本書にはあります。

著者は国際的なコンサルタント会社の日本法人社長。有能なコンサルタントとして、数多くの企業で社外取締役を務めています。ベストセラーになった『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)の著者といえば「ああ、あの本の!」と膝を打つ人もいるでしょう。

そのほかにも、『現場力を鍛える』『見える化』『現場論』『生きている会社、死んでいる会社』(東洋経済新報社)といったベストセラーがあります。

ここまで読んでも「たかがホットケーキの本だろう」と上から目線の人には、カバー裏表紙側に載っているエピソードをご紹介しましょう。
***
ある朝、フロリダから来たという米国人の4人家族が、なんと黒塗りのハイヤーで板橋の大山にあるピノキオに乗りつけ、朝食代わりにホットケーキを食べていったというのです。彼らは楽しそうに談笑しながら、美味しそうにホットケーキを頬張り、待たせていたハイヤーで銀座の高級ホテルに戻っていったそうです。
***

このエピソードが物語るのは、アメリカ人が日本に来る前にこの店の評判を知っていたこと、日本に来たら何を置いてもこの店でホットケーキを食べようと家族で決意していたこと、そしてこの店が彼らの期待を裏切らなかったことです。

おそらく彼らはSNSでこの体験を発信し、それを見た人たちがまたこの店を訪れるでしょう。そのことが日本国内で広まれば、この店の人気が衰えることはないでしょう。それだけの魅力が、ホットケーキにはあるということを著者は強調しています。

本書が2部構成であることはすでに書きました。Part1は「ホットケーキの名店探訪記」で、31店のホットケーキの名店が紹介されています。しかし、今回の書評ではこの部分には触れず、Part2の「ホットケーキの繁盛店から学ぶビジネスで成功するための10のヒント」のみを紹介したいと思います。Part1が読みたい人は、本書を買ってください。ちなみに、本書はオールカラー印刷で、お店の紹介記事には美味しそうなホットケーキの写真が載せられています。しかも、素人写真ではなくプロの撮影によるものです。空腹時に見てしまったら、絶対に後悔します。

本来、Part1で終わっていたはずの本書にPart2がある理由を、著者は次のように語っています。
***
ホットケーキとビジネス――一見何の関係もないように見えます。私も最初はそう思っていました。しかし、ホットケーキの繁盛店を訪ね歩くうちに、それぞれのお店がさまざまな工夫を凝らし、数多くのお客さまに来店してもらい、喜んでもらっている様子を知るにつれ、「ホットケーキという食べ物にはビジネスで成功するためのとても大切なヒントが隠されている」ような気がしてきたのです。
***

著者はビジネスで成功する上で最も大切なことを「差別化」と言っています。そして、自分たちの差別化がお客さまから支持され、すぐには真似されないものであることが重要であると指摘しています。

しかし多くの飲食店経営者は、ホットケーキが差別化できる商品とは考えません。そのために、ホットケーキは「ブルーオーシャン」となり、有名店の近くに競争相手がいない状態が保たれているわけです。著者の調査では首都圏に手作りホットケーキを出す個人店は40店舗ほどしかありません。人口4,000万人の市場にわずか40店。そしてみな繁盛店になっています。

著者は「ホットケーキの繁盛店から学ぶべき10のヒント」をまとめています。
(1)一見ありふれたものにこそチャンスはある
(2)真の差別化は「価値の複合化」から生まれる
(3)シンプルなものでもイノベーションは生み出せる
(4)真の差別化を生み出すには、試行錯誤が不可欠である
(5)お客さまの声は神の声
(6)損して得取れ
(7)口コミは最高のマーケティング
(8)立地の価値は「変数」である
(9)お客さま目線を忘れずに、進化を止めない
(10)本気で向き合い、心血を注ぐ

(1)の「一見ありふれたもの」の代表格がホットケーキでしょう。材料は小麦粉、ベーキングパウダー、卵、牛乳、砂糖くらいで、これらを混ぜ合わせて焼き、バターを塗ってシロップをかけるだけ。なかなか差別化の要素はなさそうに思えます。しかし、著者の紹介する繁盛店は「どこにもない味」で成功しています。

あるお店の店主はこう言っています。
「どこにでもある定番がめちゃめちゃ美味しかったら、必ず売れます」

これについて、著者はこう解説しています。
***
私たちは「商品」と「味」を混同して考えがちです。商品がありふれているから、売れないのだと短絡的に思ってしまいます。しかし、本当にそうでしょうか。たとえ商品がありふれたものでも、味がありふれていなければ、売れるはずです。逆にいえば、売れないのは商品がありふれているからではなく、味がありふれているからなのかもしれません。
***

(2)の「価値の複合化」は、組み合わせによって商品の価値を高めることを言っています。ホットケーキの繁盛店は、「わざわざ食べに行きたい」と思わせるだけの価値を生み出しています。その価値は「美味しい」だけでなく、「美しい」「値ごろ感」「レトロ感」などを組み合わせることによって、大きな個性になっています。

そして、それらの個性はお客さまの「コト消費」としての経験価値となり、SNSなどで拡散していきます。

最後に、本書の目次を紹介しましょう。
・はじめに
・プロローグ
・Part1 ホットケーキの名店探訪記
(1)昔ながらのクラシックにこだわる【下町エリア】の名店
(2)洗練された進化形モダンに挑戦する【都心エリア】の名店
(3)地元に根づきながら個性を追求する【住宅地エリア】の名店
(4)歴史ある街で独自性を磨く【神奈川エリア】の名店
(5)正統派を貫き、庶民に愛されつづける【関西】の名店
・Part2 ホットケーキの繁盛店から学ぶビジネスで成功するための10のヒント
1 ホットケーキにはビジネスのヒントが詰まっている
2 ホットケーキの繁盛店から学ぶべき10のヒント
競争戦略の視点【ヒント1】
競争戦略の視点【ヒント2】
競争戦略の視点【ヒント3】
現場力の視点【ヒント4】
マーケティングの視点【ヒント5】
マーケティングの視点【ヒント6】
マーケティングの視点【ヒント7】
マーケティングの視点【ヒント8】
経営理念の視点【ヒント9】
経営理念の視点【ヒント10】

ビジネスの勉強をしながら、食欲も刺激されるという「1冊で二度おいしい」本です。読み終わったら、ホットケーキが食べたくなりますよ。


おちゃのこカフェオンライン
EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

皆様、ご無事でしょうか?
テレビやネットで連日、新型コロナウイルス報道を見ていると、暗く、悲しく、不安な気持ちになってしまいがちですが…今は耐える時、我慢する時、支えあう時。
みんなでこの危機を乗り越えていきましょう。

さて、気分を上げてまいります!
さあ、4月! 新年度です!

コロナ、コロナで景気もマイナス方向に進んでいるのは間違いないのですが、このピンチの中でも頑張って収益を上げているところもあります。

すでに禁止されたマスクの高値転売なんて愚かで卑しい悪知恵は論外ですが、いくつか例をあげてみますね。

…たとえば、消毒・殺菌・除菌関連の商品を素早く仕入れて正当な価格で提案するとか、次亜塩素酸系の消毒液や紫外線ランプ、オゾン発生器など、殺菌力、分解力のあるものはもろもろ、売れまくっているようです。

また、「手袋」、「メガネの曇り止め」、「アイメイク関連商品」が売れているとか…( 理由はおわかりですね!?)
↓↓↓↓↓
電車やバスで手すりやつり革を素手で持ちたくない人の心理から「手袋」が例年よりよく売れているんだとか。
また、マスクが当たり前になったため、メガネをかける方の「曇り止め」需要が大きくなったんだとか。
さらに、マスクで目しか見えないので、女性はより目のメイクを重点的に…ということからアイシャドーやアイライナー、マスカラのコスメやまつげや眉毛を整えるグッズの需要も高まっているとか。

休校やテレワーク、外出自粛などで家で過ごす時間が増えたため、マンガや本など読書需要も増えたので、オンラインでの電子書籍はもとより、本の需要も伸びているので出版業界も賑わっているようです。

消費者の中で、収入面で不安を覚える方も出る一方で、本来なら外出して外で使うはずだったお金の余裕が生まれ、いわゆる「巣ごもり需要」が生まれています。

ここから考え、アイデアを広めれば…おちゃのこショップの皆さんのお店にも、追い風・チャンスが潜んでいるかもしれません。

たとえば、家で過ごす時間が増えると…
子供と一緒に過ごす時間も増えるので、おもちゃや、教育関連アイテム、子供服などの購入を思いついたり考えたりする機会も増えています。

同様にペットとの時間も増えるので、フードだけでなく、ペットと室内で遊ぶためのおもちゃやグッズもチャンスです。

「いつか時間ができたらやろう!」と思っていたような家の掃除や片付け、DIY関連(掃除グッズ、収納グッズ、工具、DIY資材)などもチャンスですね。楽器や趣味の道具なども「これを機会に!」とすすめるチャンスです。

もう少し視野を広げると、人口の密集しているところへの外出は避けていても、広くて人との距離が十分に保てれば、散歩や公園へのお出かけ、軽いスポーツなどはむしろすすめられていたりしますので、そこでのウェアやシューズ、スポーツグッズなども需要喚起できるチャンスがありますね。

そして、みんなが不安を持ちながら、「いずれこの騒ぎも終息する!」と心の中では期待しているわけですから、「終息後のお出かけの楽しみに! その準備をしておきましょう!」と、服や、道具、グッズをなんらかの特典とともに提案すれば、見てもらえて、検討してもらえる可能性は普段より高まっているかもしれません。

「ピンチはチャンス!」

もう、聞き飽きるほど使い古されたフレーズかもしれませんが、私たち商売人はこういうプラス思考で取り組んでまいりましょう!

さて、本日のお店(会社)の社長さんは、まさにこうしたプラス思考で、この状況下でもとても元気に前向きに取り組んでおられるヘアコスメ(ヘアカラーワックス)のメーカーさんです。

終息後のお出かけに備えて、家で髪色を変えて遊んでみたり、SNSのネタにするなど楽しんでいる方も増えているのかもしれませんね!

電話インタビューで、私も元気やヒントをいただきました!
きっと皆さんにも参考になることが多いのではないでしょうか?

それでは、ダメ出し道場、始まりで~す!

ダメ出し!依頼ショップ
EMAJINY

ショップ名 :
EMAJINYさん

サイトURL:
https://www.emajiny.jp/

自社ECの存在を世界への情報発信力が足りない・・・

【第一印象:】明るく、すっきり、好印象だが、一歩入ると???

なんといっても、トップページに目立つド派手なキャラクター画像、カラフルな商品(カラーワックス)の写真、有名サッカー選手の画像などでインパクト満点!

特に何のお店なのかは書いてないのですが、スクロールして商品画像が出てくれば、こうした商品(ヘアカラーや、スタイリングワックス)に馴染みのあるお客さん層であれば「雰囲気」「空気感」「ニュアンス」を敏感に感じ取って感覚的にわかるでしょう。

ただ、おちゃのこショップのトップページからアクセスしてきてここだけを見ると、実際のカラーワックスを使ったモデルさん画像がほとんどないので…ちょっとわかりにくいかもしれません。

しかしながら、このお店(会社)の戦略は、おちゃのこショップ単体での集客やブランディング、販売を狙っているのではなく、下記自社サイトとの組み合わせによる自社サイトのショップ機能としてのおちゃのこネットなので、むしろ本当の入口(トップページ)はメニューのWhatis EMAJINY?(エマジニーとは?)からリンクされている下記の自社サイトだと見るべきなのでしょう。

自社サイト:http://emajiny.cool/lp/

ここを見れば、
「洗って落とせる 1day ヘアカラーチェンジ EMAJINY」
という主力商品の特長、使い方などがすぐにわかり、また多くの男女のモデルさん写真からも、男女を問わない商品だということや、カラーバリエーション、実際の使用イメージが直感でわかります。

一方で、若いモデルさんばかりの写真のせいで、ターゲットとなる客層(年齢層)のイメージはかなり絞られ、狭められてしまっています。

中高年、シニアの人たちは入った瞬間、場違いな空気を感じるかもしれません(私は感じてしまいました)。
多少なりとも中高年やシニアのモデルさん画像も混ぜておけば、性別だけでなく年齢層も幅を広げることができるのではないかとも思いますが…

若い客層にのみターゲットを絞ってのブランディングということであれば、それでも良いと思います。

インタビューで浮き彫りになったこと…

私より少しだけお若いですが、社長の服部さんは52歳のれっきとしたおじさん(^^;)
しかも社長のもともとの本業は、ヘアサロンや美容関係とはまったく異業種の「損害保険の代理店」!

このEMAJINYの商品、ビジネスへのきっかけは…
なんとご自身の命に関わるようなアレルギーの急病から!?

今から5年前の2015年初めに、いつものようにヘアサロンに行き、カットとヘアカラー(髪を染める)をされた際に、だんだん頭部にかゆみからヒリヒリと熱く焼けるような感覚を覚え…

やがてそれが全身に広がり、皮膚だけでなく呼吸困難にまで至る典型的なアナフィラキシーショックを起こされたそうです。治療を受け、なんとかことなきを得て落ち着いたものの…

お医者様に「もう一生、髪染め剤はNG!」の宣告を受けられたのだとか。

保険の営業というお仕事柄、若々しい姿でお客様に接したいし、もともと白髪の多かった服部社長は、それでもなんとか髪を染めたい(カラーリングしたい)と悶々と過ごされていたそうです。

ある朝、玄関で革靴のお手入れに靴墨を塗っていて、ふとこんなことを思いつきました。
「靴墨みたいに髪の毛も塗って色が付けばいいんじゃね?」
靴墨のこともヘアカラーのことも、何も知らないど素人の服部社長だったからこその思い付き。

でも、それらしい商品がないかと探してみても、市場にそんな商品はありませんでした。スプレーで色を塗るようなものはあったようですが、ちゃんとしたヘアコスメなどではなく、パーティー用のコスプレグッズ雑貨でした。

そこから、「自分と同じようにアレルギーでヘアカラーできない人がきっと他にもいるはずだ!」と、思い付きを形(製品)にしようと動き出しました。

とはいえ、コスメなんてど素人だし、それ以前にモノづくりなんてやったこともありません。自分で作るなんてとてもできないので、割り切ってOEMで作ってくれそうな化粧品メーカーを検索し、片端から電話をかけまくって「こんな感じのモノ、作れませんか?」と問合せしたそうです。

ほとんどの会社は電話番の受付の女性の段階で、「そんなの無理です」と門前払いされたそうです。素人の冷やかしのように思われたのかもしれませんね。

でも1社だけ、それもなんと服部社長の地元である福岡県の会社が反応してくれました。その会社で製品開発を担当している部長さんが、「それは面白そうですね! 工場で量産するには顔料の粉で機械が詰まるなどかなりの難しさもあるけど、まず研究室レベル(小規模で手作り)でやってみましょう」と取り組んでくれたのです。

やがて3色の試作品ができましたが、実際に髪に使ってみると満足のいく濃さで着色することができません。「もっと色を!」と要求すると、「それには顔料をかなり増やす必要があり、コストが高くなるので売れないですよ!」とブレーキが。

それでも服部社長は引き下がらず、「コストなんて度外視しても、とにかく自分自身が納得いくものがほしい! まずは作ってみてください」と強く頼みこみ、やがて十分に色が乗るヘアワックスができました。

家に持ち帰って試していたら、当時大学生と高校生だった息子さんと娘さんも興味を持ち、使ってみたいと試用して外出。友だちから「何それ? 私も!」「僕も欲しい!」と予想以上の反応が!

また、知り合いのダンス教室で、子供たちの発表会で使ってもらったら皆大喜び。染めるわけじゃないし、洗えばすぐ落ちるので、子供たち、学生さんにはもってこい! しかもこんなにも子供たちの笑顔を生むものなのか! と本格的な商品化を開始しました。

とはいえ、商品名から始まり、ボトルやパッケージのデザインなど、やったことのない未知、未経験の領域は高いハードルの連続で、さすがに自力だけでは無理と思い、自治体の専門家派遣の支援制度などを使ってなんとか商品としての形を作り上げました。

驚くべきはアレルギー事件からここまでわずか1年ちょっとであることです。
アイデアもさることながら、勉強しながら突き進む行動力、実行力、開発にかける費用をなんとかひねり出した資金調達力も大したものです。

当時はもちろん保険のお仕事と並行しての商品開発でしたが、今は保険関係は社員、スタッフたちに任せ、社長はEMAJINY事業に100%注力されているそうです。

現在は16色あるそうですが、初期製造ロットは資金的な制約もあり、3色×1000個ずつからのスタートでした。開発製造とパッケージやWebサイト、紙媒体などの販促費用を合わせて、ざっと400万円ほどかけたそうです。

インタビューでここまで具体的な数字を「ダメ出し!道場」に書いてもいいよ! とおっしゃる社長さんはめったにいらっしゃらないのですが、服部社長は明るく快諾していただきました。

今では大手百貨店や全国規模の大手量販店、ドラッグストアチェーンなどへの卸売りが始まっており、化粧品ネット販売で有名な@Cosme の香港版、台湾ではすでに販売開始。そして現在進行形で韓国、中国、アメリカでも販売の準備中だそうです。

日本国内においては、自社サイト、おちゃのこショップ以外にAmazon、楽天にも出店されており、おちゃのこショップが公式メイン店ではありますが、売り上げ的にはやはり圧倒的にAmazonだそうです。

SNSも、Instagram、twitter、Facebook、LINE@、WeChat、Youtubeなど幅広く取り組んでおられます。

ここまで聞くと、EMAJINY事業のスタッフは相当数いらっしゃるのだろうと思いますが、なんと社内ではほぼ社長お一人だとか!

そんなことできるわけない! と思いますよね(^^;)

はい、サイトの制作、受注、出荷、カスタマーサポートなど実務的な運営業務はもちろん外注されていますし、製造は先のとおりOEMです。

しかしながらSNSでの情報発信やYoutubeの動画撮影、百貨店などでのイベント、販促や営業などクリエイティブなお仕事は、すべて社長お一人でなさっているそうです。

プランニングして開発して販促して売る! という社長しかできないことに専念し、外部に委託できることは割り切って頼む。

小さな会社でもオリジナル商品を開発して高い粗利率を得られれば、こうした事業運営も可能だという好事例だと思います。
もちろん、服部社長の能力、意欲、実行力は誰にでも簡単にマネできるレベルのものではないと思います。

でも、自分が本当に欲しいもの、売りたいものは自分(自社)で作って惚れこまないと楽しくないし、儲からない!

という考え方は大変に参考にすべきものです。

私もネットショップのコンサルを20年以上やっていますが…
スモールショップでも生き残ってきたお店や会社に共通していることは、仕入れてきた商品を右から左に小売りするだけでなく、必ずオリジナル商品を生み出して十分な付加価値で他店と差別化し、固定客(リピーター)を増やし、十分な利益率を得ているという点です。

EMAJINYさんのように、自社に工場や生産設備を持たなくとも、OEMや外注、専門家への相談などをうまく組み合わせれば、たった一人でも商品開発し、オリジナル商品を生み出せるのです。

具体的なダメ出し

今回は、おちゃのこショップだけでなく、自社サイトと合わせてのトータルで見たいと思います。一消費者の目線でアクセス(来店)して素朴に疑問に思ったり、よくわからないので購入に至ることができなかった点を列記していきます。インタビューの際に答えを聞けた項目は答えも書きますので、今後のQ&A集や商品説明などにぜひ反映なさってください。

・主力のカラーワックスは36g(3,025円)だが…
この量で何回くらい使えるのか? 気になる点だがすぐにわからなかった。

→ショートヘアーの全カラーリングなら1回3g程度なので、12回程度は使える。部分カラーならもっと。使用期限も2年あるので、一見高く感じるかもしれないが、コストパフォーマンスは良い。

・香りは? 個々の商品ページの説明文には「無香料」の文字があったが、シリーズすべての特徴アピールでは見つけられなかった。香水などとぶつかるので、ヘアワックスの匂いは不要だと感じる客層には、「無香料」もアピールすべき項目だと思います。

→EMAJINYはすべて無香料で、あえての香りづけはされていない。ヘアワックス基材の匂いはある。

・カラーだけでなく、整髪効果は? 色付けだけ? スタイリング面も十分?

→EMAJINYはしっかりスタイリングでき、乾くとしっとり感も残しながらべとつかず、手櫛でまとまり、しっかりスタイルをキープできるし、櫛やブラシをかければ、軽くサラサラ感も出せる。

・洗うだけで色は落ちるとあるが…汗や雨で色水が流れ落ちないのか? 服に流れ落ちて染まったりしないか? これは購入する上で潜在的なハードルになる点なので、テスト動画がほしいところ。多少は落ちるにしても「これくらいなら問題ないね!」と思わせる工夫は必要。服やタオルなどについた場合の洗濯の方法、様子などもほしい。

→お湯では流れ落ちるが、温度が低い水(雨)や汗程度で容易に流れ落ちるということはない。しかしながら完全なウォータープルーフではないので、泣けば落ちるマスカラや、ずぶ濡れや、強くぬぐえば落ちるファンデーションレベルだとイメージすればわかりやすいとのこと。少なくともその点でのクレームはまだない。

・乾くとパリパリやパサパサになって色の粉が落ちたりしないのか? ボトルに入った状態ではなく、実際に塗った後の質感がよくわかるような画像や動画がなかなか見当たらなかったので、クローズアップ画像や手触り感がわかるような動画がぜひほしい。

→塗ってしばらくすると乾いてきて、しっとり感も残しながらべとつかず、手櫛ならある程度の毛束でまとまり、櫛やブラシをかければ、軽くサラサラ感も出せる。粉が落ちたりはしないとのこと。

・毛染めは黒髪だと明るい色には染まらないが、EMAJINYは黒髪でもちゃんと色が乗る? 動画を何分か見ていけば見つかるが、早い段階で認識してもらいたい毛染めとの大きな違い・アドバンテージなので、もっとアピールすべし。

→トップページに美容師さんの動画がありますが、10分弱の長い動画なので、みんなが見てくれるとは思いにくいです。端的に強みや特徴のわかる30秒程度のショート動画をまずはメインで用意するのが良いと思います。できれば15秒、30秒、1分と、テレビCMのように3パターンくらい用意すれば、忙しかったり気の短いお客さんにもまずは15秒版を見てもらい、気になると30秒版も見て、結局1分版、10分半版も見てしまうというような誘導も可能になってきます。

できれば、動画にはナレーションやテロップを入れて、しっかり特徴や強みの刷り込みをしたいところです。

 

ショート動画はtwitter、Facebook、Instagramなどでも間を置いて繰り返し投稿すれば、認知や理解が高まります。

今見つけたのですが、下記 twitterの動画などはとてもわかりやすい!

https://twitter.com/emajiny_cool/status/1237148300286939136

使い方、使う量、コツ、手間、コーミング(櫛をかける)による質感の変化、発色など1分でいろいろなことがわかりました!

もう少し加工してテロップを入れたり、無駄をカット(手をふきふきする部分など)してショップサイトのトップページに載せても良いと思いますよ。

この程度の動画編集、テロップ入れなら、以前に紹介したVLLOなどのスマホアプリで十分に可能です。

手をふく部分は簡単に落とせることをアピールしたいのでしょうが、間延びするのと、実際には手洗いする方が多いでしょうから、別カットで手洗いで簡単に落とせるシーンを入れた方が良いと思います。

60点
総評

EMAJINYさんの場合、おちゃのこ店単独での評価はあまり意味がないので、自社サイトとの組み合わせで評価しました。高級ヘアカラーワックスとしてのイメージ戦略の方向性は良いと思います。

しかしながら、いざ購入しようかどうしようかと細かな点を気にし始めると不明な点も多く、購入の障害となっています。

またターゲット層がティーンズ~20代の若い子たちだとすると、3,000円を超える価格では何色も簡単に買いにくいと思うので、少量×3色とか5色、10色、全色のような絵の具のパレットのようなトライアルキット的な商品の企画を考えるなど、安易なディスカウントではなく、高級感を維持しつつ同じ金額で複数色を試せる商品はほしいところですね。
たとえば3g×6色で3,000円など、割高でも色数を優先して試してみたいニーズは多いはず。

また、仕事柄、髪を染めることはできないけれど、休日だけでも髪色を変えてみたい、イメチェンしてみたい、チャレンジしてみたい、というニーズはむしろ大人や中高年、シニア層に潜在需要がありそうです。

しかしながら、今の若いモデルさんばかりのサイトイメージや、商品説明のラフさでは、大人には少し訴求力が不足しています。商品の価格帯も中高年、シニアなら3,050円も決して高くはありません。

また娘や息子、若い友人や恋人、後輩や部下などへのギフトとしてギフトパッケージやセット組み、色の選び方や合わせ方などのコンテンツを用意して、かゆいところに手が届けば、市場(見込み客層)をグンと広げることができると思います。

SNSでの口コミを重視したマーケティング戦略ということで、ある程度高価・高級商品なら買った人がSNSに投稿する率は高いと思うのですが(スタバのコーヒーは投稿してもコンビニコーヒーは投稿しない)。

そもそも買える人、買う人を増やしていかなければ投稿数のトータルも伸びませんので、そういう投稿がバズるような戦略的な商品セットを開発したり、ターゲットを広げる作戦もぜひ検討しましょう。

#EMAJINY #エマジニー などのハッシュタグ付き投稿画像でカラーリング、スタイリングコンテストをするとか、シンプルに月次で抽選してプレゼントをするなど、より投稿を促すイベントも有りでしょう。

創業されたころは、競合や類似品はなかったようですが、今では大手さんからもカラーリングワックスは複数出ているとのことですし、顔料が少なく色づきが悪いとか香りが強すぎるなど質は低いが、格段に安い商品なども出てきているようですので、値下げということではなく、高級感を維持しつつ、色づき、スタイル力などの基本的品質の高さ、そしてユーザーの満足度の高さなどEMAJINYの強みをしっかりと生かしてブランディングしていきましょう!

またインタビューの際に話題に出てきたお知り合いの著名なメイクアップアーティストさん(大規模ファッションイベントのメイク統括をされているそうです)など、協力を仰げる方を動画に活用したり、インフルエンサーのYoutuberなどへアプローチをしてみるなど、スマホ、動画コンテンツのレベルアップが今後さらに重要になってくると思います。

今後、社長がどんな方向やどこまでを望むかによるとは思いますが、伸びしろポテンシャルはかなり大きいものを感じます。

それを進めていくには、そろそろ社長一人のキャパだけでは限界も近づいているような気もします。

今後のことをいろいろとブレストしてみたいですね。
関西に来られるような機会があれば、ぜひ相談会にお越しください。

以上、ダメ出し!道場でした。

EMAJINYさんの取り組みはスモールショップにおけるオリジナル商品開発のヒントが盛りだくさん!

皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、アイデアと良い商品開発で今後に備えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画など…ジリ貧、マンネリ化打破などアイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください。
↓↓↓↓↓



EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今号のデザイン道場は、スタイルシートで吹き出しを作る方法をご紹介します。




スタイルシートを編集する

HTMLはご自身で変更してください。
サンプル用にclass名を付けたdivタグを記載しています。
このclass名については、ご自身で変更いただいて結構です。

●HTML

<div class="balloontxt">スタイルシートで作る吹き出し</div>



デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

●色
・吹き出し
.balloontxtのbackground-color: #000000;
.balloontxt::beforeのborder-top: 8px solid #000000;
のそれぞれの色を変更してください。
borderが吹き出し▼の部分となります。

・テキスト
.balloontxtのcolor: #FFFFFF;で変更できます。

その他、文字サイズや吹き出しサイズなども自由に変更できますので、色々お試しください。


●スタイルシート

.balloontxt {
position: relative;
padding: 7px 10px;
margin: 15px 0px;
min-width: 300px;
max-width: 100%;
border-radius: 10px;
color: #FFFFFF;
font-size: 16px;
text-align: center;
background-color: #000000;
}

.balloontxt::before {
content: "";
position: absolute;
top: 100%;
left: 50%;
margin-left: -5px;
border: 8px solid transparent;
border-top: 8px solid #000000;
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

売上アップにつながるキャンペーン対策

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「売上アップにつながるキャンペーン対策」について説明させて頂きます。

■意味のあるキャンペーンでないと売上アップにつながらない

ECサイトで売り上げが伸びないときは販促のためのキャンペーンを行うのが基本です。

しかし、販促物を付けるあるいは値下げをするといったキャンペーンを実施しても、今後の顧客獲得や売り上げアップにつながらないと意味がありません。

さらに、キャンペーンを実施するときは顧客分析も行うようにしましょう。

メールマガジン、紙媒体、Web広告、各種SNSといった場所でクーポンを配布し、購入率が高い方の場所を把握するのが肝心です。

顧客分析データは今後に活用できます。

リピーター向けのキャンペーンを実施する場合、一度商品を購入してくれた方を対象としましょう。

写真や感想といったコンテンツを無料で提供してもらえるのが大きいです。

さらに、クーポンを提供して次回の購入につなげましょう。

ほかの潜在顧客に訴求できるようにするのが好循環につながります。

メールマガジンクーポンを配布する場合、メールを読む時間を狙い、商品を購入したくなる時間を見計らうという対策が必要です。

消費者の動向を知るためにも効果的です。

今後の顧客獲得や売り上げアップにつながるキャンペーンを実施するためには、幅広い方に興味関心を抱いてもらうとともに、顧客データの把握を行える体制を作るのが肝心となります。

■効果的なキャンペーン内容を決めるためのコツ

キャンペーンを実施する場合、まずターゲットを決めた方がよいでしょう。

既存顧客向けのキャンペーンと新規顧客獲得を狙うキャンペーンは意味合いが異なります。

アピールしたい新製品の特徴も考慮してキャンペーン内容を決めるのが望ましいです。

また、ターゲットとなるユーザーがアクセスしやすい時間に合わせてキャンペーンを実施すべきです。

よりアクセスしやすいキャンペーン告知の期間、曜日、時間帯を決めていきましょう。

そして、キャンペーンを実施する場合にユーザーに金銭的なメリットを提供することが根本的な目的という考えは捨てるべきです。

ユーザーと良好な関係を継続的に維持することを目的とし、長期的な利益にいかにつなげるかを考えるべきです。

価値のある情報をユーザーに提供するのが基本ではあるものの、施策がワンパターンとなることが飽きられてしまうこともあります。

また、ブランドに安売りのイメージを持たれてしまう可能性もあります。

ターゲットのユーザー層に合わせて施策を立てたうえで、定期的に効果検証をしましょう。

画面設計を分かりやすいものとすることも意識しないといけません。

魅力的な商品が揃っていても使いにくいECサイトは敬遠される傾向にあります。

導線の分かりやすいサイト構成や画面設計を行うだけでもユーザーが集まりやすくなります。

キャンペーン中のトラフィック増加を予想し、負荷テストや性能テストを導入した方がよいでしょう。

ECサイトの集客にキャンペーンを実施するのは効果的です。

しかし、短期的な売上アップにはなっても、キャンペーンを実施しないと売り上げが伸びないという側面も考えないといけません。

既存顧客が今後さらに買い物をしてくれるようにし、さらに新規顧客を獲得するためのキャンペーンであるのが望ましいです。

キャンペーンを実施すること自体がより多くのユーザーに自社のECサイトを知ってもらえるチャンスとなります。

製品をユーザーに売ることよりもいかに知ってもらうかを重視した方がよいでしょう。

★POINT
・意味のあるキャンペーンとは
・効果的なキャンペーンの詳細

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

使い慣れたテキストエディタが不調で、この原稿も「あと3行」というところで足止めを食らっています。マシンを再起動してもダメなので、別のソフトで完成させることにしました。本当に、人生には「まさか」の坂がありますね。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(https://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
http://blog.ocnk.net/blog/

■おちゃのこネットFacebook
http://www.facebook.com/ocnk.net

■おちゃのこネット公式twitter
http://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
【garitto】http://www.garitto.com/
【オートステップメール】http://www.autostepmail.com/

■受信の停止は、最末尾のURLをクリックしてください。

■お問い合わせ
ご質問・ご意見・ご感想等のある方は下記フォームからお願い致します。(https://www.ocnk.net/contact/index.php

■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(https://www.ocnk.net/company/privacy.php

発行:おちゃのこネット株式会社

お手軽ネットショップ開設・開業、ネットショップ作成

〒651-0096 神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸14F

mail:info@ocnk.net

Copyright (C) 2004-2020 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.