![]() 「『止まない雨はない』と信じましょう号」 |
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「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
東京をはじめとする大都市で感染者数の増加に歯止めがかからず、行動を自粛したまま不安な毎日を送っているみなさんも多いことと思います。
とくに、飲食店やイベント関係など、壊滅的な売上ダウンを強いられている方々には、なかなか励ましの言葉が見つかりません。何か協力できることはないかと頭を巡らすばかりです。
ここへきて、「新型コロナは免疫が作られにくいのでは?」というニュースも飛び込んできました。だとすると、ワクチンに過度の期待をかけるわけにはいきません。「今年1年はロックアウト」などという物騒な予言も目にするようになりました。
でも、消費者が激減したわけでも、人間の嗜好ががらりと変わったわけでもありません。財布の紐は固くなっているかもしれませんが、やり方さえ見つければ、消費を呼び込むことはできるはずです。
コロナ禍の中でも、コロナ終息後も、私たちはビジネスを続けていかなければなりません。今こそ気持ちを入れ替えて、前を向こうではありませんか!
今回のオススメ参考書は、じっくり読むタイプの本ではなく、辞書のように役立てることができるコピーライティングのネタ本を紹介します。これを読んで、ぜひ売れるコピーを考えてください。
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
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![]() トップページには水着メーカーと表記はあるものの、大型バナーや新着商品一覧にはマスク姿のモデルさんの画像が目立っています。 また水着も「New」のマークのついた商品が多く、この夏に向けての新商品を大量に用意して準備をしているんだなと感じます。 日本向けのモデルさんの画像も多く、品数も多そうで、全体的には商品レベルのクオリティはなかなか良いメーカーさんなのかなという印象です。 「メーカー卸問屋」「卸価格」「価格をご覧いただくためには会員登録」などの見出しから、一目で個人向けショップではなく小売店、販売店向けのB to Bサイトであることもわかります。 しかしながら、「初めてのお店も積極的にWelcomeなのか?」「おもにリピーター向けなのか?」「小さなお店も歓迎なのか?」「大手流通業などのバイヤー向けなのか?」などターゲットは見えにくく感じます。 また、「AKFとは?」という自己紹介や、お取引開始の条件や手順、最低発注ロットや金額、サンプル注文の可否、方法など、新規店が気になるであろう要件がなかなか見つからず、ややわかりにくく感じます。 トップページのかなり下の方のおすすめ商品の下に、ようやく「AKFは、日本向け水着&アパレル専門のメーカーで…」とあいさつ文が出てきますが、位置も悪いですし、小さな文字の文章なので、ほとんどの人に気づかれなかったり、読まれていない可能性が高いです。 全体の構成を見直すべきでしょう。 ![]() ![]() 今回インタビューさせていただいたのは、日本での窓口で、日本市場進出の担当でもある日本人の田中さん。社長は中国人で日本に住んでいたこともあり、日本語にも日本文化や商習慣にもかなり精通されている方とのことですが、現在はコロナ騒ぎもあり、中国にいらっしゃるとのことです。 田中さんは元々、ご自身もネットショップを運営されていらっしゃったようですが、会社の本格的な日本進出のためのキーマンとして、昨年末に入社されたとのこと。 現在、すでに日本に事務所と倉庫を設け、都度都度の中国からの発送から、日本国内倉庫からの安定的かつ迅速な物流体制の準備や、AKFを水着専門メーカーとして日本市場でのブランディングを確立させるべく、マーケティング戦略の実行役として動き始めておられるとのことです。 その矢先のコロナ騒動で、いろいろと計画は変わってきてしまいましたが、一方でマスクの生産や調達をすかさず始め、新たなビジネスチャンスを作り出す変化対応などは大したものです。 自粛ムードや休業要請などでマスク以外の受注は停滞したようですが、マスクの注文は多く、中国本社では生産、出荷に追われているようです。 日本においては、今のうちに当おちゃのこサイトの見直しや、ネットマーケティングの戦略・計画、ニーズの高い日本倉庫での定番在庫商品の選択と在庫準備など、今後に向けての準備を進めているそうです。 おちゃのこネットでの商売は13年目とかなり長く、顧客企業もスモールショップから大手百貨店や量販店などと幅広く、業界においても水着メーカーとして製品の品質でも、営業対応の質でも、求められるJAPAN市場クオリティレベルの信頼を得ているようです。 ただ長年の成長の中で、主力である水着に加え、コスプレ衣装やルームウェアなどの製造も行ったり、それ以外の雑貨類など、AKFブランドとしては統一感がなかったり、品質的に不安要素のある仕入れ商品も増えたりで、現状はややごちゃごちゃわかりにくいサイトになっている点も否めません。 この辺を田中さんと本社社長の間で相談し、取捨選択しながらブランディングしていくのが現状の優先課題のようです。 ![]() ![]() 上記の 「日本におけるAKFブランディングと新規顧客、新規市場開拓」という点を基本にダメ出しをしてまいります。 従来のリピーターのお客様は、商品検索や注文方法が今のままでも逃げることはないでしょうが、できれば今より簡便な注文方法も可能なら喜ばれると思います。 既存リピーター顧客は、今の1点ずつ商品の色、サイズごとにカートに入れる方式だけでなく、Excelなどの表やFAXなどアナログな方法でも、とにかく一括で簡易に注文できると、より便利で満足度が高くなると思います。(すでにメール注文もされているとは思いますが…一括注文のフォームや方法を正式に用意すべき) 例)体型カバー水着4点セット [SW866] 色柄が4種類×サイズが4種類の都合16種類。 ------------------------------------------------------------ 一方で、新規取引先を開拓していくには… 初めてアクセスしてきた際に、迷わず一発で見てもらえて、短時間でAKFの特徴や会社概要、信頼感、そして初めての輸入注文の方法や関税、納期、送料などがわかる、まとまった1枚の「しおり」や「ガイドブック」のようなページを用意しておきたいですね。 現在も上部メニューの「ご利用案内」のページがそれっぽくはあるのですが、目立ちませんし、中を見ても冒頭からいきなりお買い物の流れと、個人向けショップのようなカートの使い方説明が書いてあり… 仕入れで来た小売店さんやバイヤーさんが本当に知りたい情報ではない、いわば「どうでもよい情報」が上部にあってわかりにくいです。 送料や税金やミニマムロットなども長々とした文章の中にテキストで埋もれているので、なかなか見つけられません。 プリントすればA4用紙1~2枚に一目でわかるような見出しやキーワードだけでまとめて、わかりやすい「初めてのお取引ガイド」を目指しましょう。 また、新規の小売店にとって、一度も現物のクオリティを目で見て触って感じてもいない状況で、全サイズ、全色、何万円もいきなり注文するのは怖いと感じる方も少なくないと思います。 できれば、それぞれの商品の初回のサンプル注文は、定価販売でも良いので1枚から注文できるようにして早く届け、現物のクオリティを確認してもらえるようにすれば、より多くの小売店が初取引の不安という心理的ハードルを越えやすくなります。 私は中国企業がみなレベルが低いとは思いませんし、良いものを作る企業も多いと思うのですが… 一般論としては、初めての中国製品には品質面に不安を持っている人が多いというのも事実です。 日本において多くの消費者がAmazonでさまざまな中国製品を買っては、日本製品に比べてはるかに高い確率で不良品や低品質な品が届き、ガッカリした経験を多くしています。 この漠然とした品質や検品精度への不安感は、初注文のハードルを越えさせる上でとても重要です。 こういった営業対応面も、JAPAN市場クオリティにしておかないと新規客が増えていきませんし、AKFのブランド力も高まりません。 ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------ ロングマキシ丈ワンピース [FL1915] などなど、ほとんどの商品の説明テキストはサイズや材質などの仕様だけです。特徴やオススメポイント、注目点など、小売店さんが売りやすくなるようなセールスポイントがありません。 ブランドとして売り込んでいくなら、デザインやコンセプトに意思・メッセージが必要です。 ------------------------------------------------------------ iphoneX対応ケース [iphoneX10] スマフォンケース [LG-005] などなど、いくつか見ましたが、いずれも写真だけで材質やサイズ、仕様、説明文などがありません。これではなかなか注文できませんね。 これらは恐らく自社製造ではなく仕入れ商材だと思うのですが… AKFという会社、ブランドの信頼感を本気で作っていくならば、こうした仕入れ商材の取り扱いは止めるか、止めないまでも、AKFブランドとは別サイトで販売されるのが良いと思います。 ![]() ![]() ![]() AKFさんは水着やコスプレ衣装、ルームウェアのメーカーであり、ブランドでもあると同時に、中国服飾雑貨の貿易商社問屋という側面も持っておられるようです。 13年間に渡り、試行錯誤し、成長しながら商材も増え、現在に至るのだと思いますが、今回、日本に物流拠点(倉庫)を設け、日本国内からの出荷を始めながらAKFを水着中心のブランドとして認知、拡販する方針を開始されたとのことなので、これを機会に、力を入れるべきカテゴリーとそうではない部分を整理し、捨てるべき物は思い切って止め、まずは水着を軸にした「水着のブランドAKF」として日本市場にわかりやすく洗練したイメージでアピールされるのが良いと思います。 ざっと検索して調べさせていただくと…現状運営サイトがこれだけありました。 おちゃのこサイト 自社サイト twitter Facebook Instagram Youtube AKF JAPAN チャンネル おちゃのこ、2店舗目(国内在庫専用ショップ) Youtube動画はせっかくたくさんありますが、説明文にサイトへのリンクURLの記載がないのはもったいないです。今からでも全部に入れましょう。 なんと、最後のおちゃのこ2店舗目は、田中さんも、おちゃのこネットの担当者さんも把握されていなかったようですが、こちらも10年前からあったようです。こちらは正に、水着に特化して国内倉庫から発送に特化したサイトとして準備中のようですね。 ただ、こちらは現状はお店の存在認知がないのか注文はあまりないようです。(古い方のサイトは、展示会などで案内されているので注文が多い) 今後は、SNSやYoutubeなどを通じて「水着のAKFブランド」としてはこの2店舗目サイトの方を中心に案内していくのが良いかもしれませんね。 いずれにせよ、今までがむしゃらにあれこれと手を広げてきて… コロナ騒ぎで生まれた「水着素材のマスク」という商品ジャンルも、貴社だけでなく市場として確立されました。コロナ終息後もきっと風邪や花粉症対策アイテムとして定着し、いろいろな機能やデザインなど改良されながら発展していくことと思います。 田中さんという心強い日本人スタッフも加わり、今後日本市場においてAKFさんには信頼される中国企業ブランドとなって頂ければと思います。 皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、アイデアと良い商品開発で頑張りましょう! 差別化するアイデア出し、商品企画など… ![]() ![]() ![]() 毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。 最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。 そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています! ◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」 ◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」 ◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」 ◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」 ◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」 ◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」 そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います! 通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で 先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて) 下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。 内容: ![]() ![]() さて… |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今号のデザイン道場は、スタイルシートで円を作成し文字を配置する方法ごご紹介します。
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HTMLはご自身で変更してください。
サンプル用にclass名を付けたdivタグを記載しています。
このclass名については、ご自身で変更いただいて結構です。
●HTML
<div class="circletxt"><div class="label">POINT<div class="num">1</div></div></div>
.circletxt {
position: relative;
width: 80px;
height: 80px;
background-color: #000000;
border-radius: 50%;
color: #FFFFFF;
font-size: 12px;
line-height: 100%;
}
.circletxt .label {
width: 80px;
position: absolute;
top: 50%;
left: 0px;
-webkit-transform: translateY(-50%);
transform: translateY(-50%);
text-align: center;
}
.circletxt .num {
margin-top: 10px;
font-size: 20px;
}
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![]() 成長を遂げるための戦略 |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、初めてEC通販サイトを運営する前に知っておくべき「成長を遂げるための戦略」について説明させて頂きます。
■最短でも1年程度の期間が必要となる理由とは
ECサイトを初めて運営する場合、まずすぐに結果が出るとは考えるべきではありません。
中長期的な戦略を持つのが重要であり、最短でも1年程度の期間が必要です。
先々を見据えてまず行うべきは競合他社や大手ECサイトとの商品の差別化を図ることです。
商品名や商品カテゴリー名で検索をすると、大手モールや有力メディアが上位表示されているのが分かるでしょう。
同じような製品を販売しても検索結果上位に行く可能性は低いと考えるべきです。
また、検索ボリュームが表示されない場合は需要がないと判断した方がよいでしょう。
事前に需要がどれぐらいあるかを調査し、そのうえで大手モールや有力メディアと差別化を図れるかを考えるべきです。
小規模事業者が集客を成功させるためにはできるだけコストのかからない集客方法を選択するのが基本です。
コンテンツをブログ形式で作ることで誰でも上位表示が実現可能である点に注目した方がよいでしょう。
ブログマーケティングを行う場合、WordPressを使いましょう。
そして、キーワードプランニングを行い、1記事1000~3000文字程度のユーザーに有益なコンテンツを作ることがポイントになります。
自分が何を書きたいかではなく、検索ニーズのあることをブログにするのが基本となります。
さらに、コンビニ支払いや後払い決済といった多くの決済方法を用意しておいた方がよいでしょう。
安心して支払いができることがスムーズに購入に至る理由となるためです。
■追客戦略で失敗しないためのコツについて
一度自社の製品を購入した新規ユーザーを囲い込む追客戦略はECサイト運営で当たり前となっています。
代表的な施策であるのはメルマガであり、効果的な方法となります。
しかし、メルマガを送っても無視されてしまうことも少なくありません。
追客戦略で有効な方法となるのがSNSの活用です。
SNSで誘導してフォロワーを増やしていきましょう。
注意点となるのはキャンペーンや自社の宣伝ばかりとなってしまうと、フォロワー増加にはつながりにくいです。
お役立ち情報の発信を念頭に置いて宣伝に偏らないようにしましょう。
ソーシャルメディアを使ったECサイト集客は今や当たり前となっています。
どういった手法を活用するにしても、アクセス分析やABテストを行って広告効果を検証していかないといけません。
また、ユーザー視点で使いやすいサイト作りを行えているかも重要です。
見た目が分かりやすくて操作しやすいサイトであることを意識した方がよいでしょう。
さらに、お客様からの質問や相談があった場合に迅速に対応できるにこしたことはありません。
自社のECサイトのファンとなってもらうことが、リピーター獲得につながっていきます。
ECサイト運営で大切なのは基本を押さえながら日々改良を繰り返していくことです。
ユーザーの声に耳を傾けながら日々改良を続けていけば、結果は自然と表れていきます。
大手モールや有力メディアはすでに実績を積み重ねており、検索した場合に上位表示されるのが当たり前となっています。
ECサイト運営してから日が浅いと検索した場合に上位表示されず、自社の製品がユーザーの目に留まる機会は少ないです。
しかし、Webマーケティング、PPC広告、アフィリエイトを活用すれば自社のECサイトへの集客ができないわけではありません。
当たり前のことを行いながら、分析を進めていって今そしてこれから何をすべきかをその都度考えて対応していきましょう。
★POINT
・安定した集客を行うまでに1年はかかる
・追客戦略で効果を高めるための方法
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
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初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
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