『止まない雨はない』と信じましょう号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

東京をはじめとする大都市で感染者数の増加に歯止めがかからず、行動を自粛したまま不安な毎日を送っているみなさんも多いことと思います。

とくに、飲食店やイベント関係など、壊滅的な売上ダウンを強いられている方々には、なかなか励ましの言葉が見つかりません。何か協力できることはないかと頭を巡らすばかりです。

ここへきて、「新型コロナは免疫が作られにくいのでは?」というニュースも飛び込んできました。だとすると、ワクチンに過度の期待をかけるわけにはいきません。「今年1年はロックアウト」などという物騒な予言も目にするようになりました。

でも、消費者が激減したわけでも、人間の嗜好ががらりと変わったわけでもありません。財布の紐は固くなっているかもしれませんが、やり方さえ見つければ、消費を呼び込むことはできるはずです。

コロナ禍の中でも、コロナ終息後も、私たちはビジネスを続けていかなければなりません。今こそ気持ちを入れ替えて、前を向こうではありませんか!

今回のオススメ参考書は、じっくり読むタイプの本ではなく、辞書のように役立てることができるコピーライティングのネタ本を紹介します。これを読んで、ぜひ売れるコピーを考えてください。

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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

 

売れるコピーライティング単語帖
――探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000――

神田昌典/衣田順一・著 SBクリエイティブ・刊

1,780円 (税別)

「うーん、言いたいことは喉まで出かかっているのに、うまい言い回しを思いつかない。こんなとき、プロのコピーライターなら何と書くんだろう」
ビジネスレターを書くとき、商品の説明文を書くとき、お客さまの行動を促すメルマガのキャッチコピーを書くとき、こんな思いにとらわれたことはありませんか?

本書はそんな書き手の「もどかしい思い」を解消するために生まれた本です。何しろ整理して収録された単語数が667語、2000フレーズ。探し方さえ覚えてしまえば、机の前に常備して、さっと手を伸ばすようになるでしょう。

著者の1人は神田昌典氏。みなさんよくご存じのマーケターで、「GQ JAPAN」2007年11月号で「日本のトップマーケター」に選出されたほか、2012年の「アマゾン年間ビジネス書売上ランキング」で第1位を獲得しています。これまでの累計販売部数は400万部を超えるといいます。

もう1人の著者である衣田順一氏は、アルマクリエイションズ コンテンツ戦略室 ディレクター。住友金属工業で営業やシステム構築を経験した後、セールスライターとして独立し、現在に至ります。

それでは、本書の目次を紹介しましょう。

◆まえがき~PASONAの法則~

◆問題提起をする表現(Problem)
・問題点を指摘する+コラム「知られざるコピーライティングの歴史」
・切迫感を出す
・欲望・欲求に訴える
・質問を投げかける
・好奇心をそそる+コラム「マーケティングとは何か?」
・ギャップを生む
・比較で興味を引く+コラム「偉人たちのコピー1」
・注意を促し注目を集める

◆親近感につながる表現(Affinity)
・ストーリー性を出す+コラム「書けない原因」
・読み手に寄り添う
・誘う
・仲間意識を強める
・イメージを膨らませる
・誠実さ・親切さを出す+コラム「偉人たちのコピー2」

◆解決策を提示する表現(Solution)
・重要なポイントを示す
・方法を提示する
・簡単さを強調する+コラム「コピーライターには3種類いる」
・効率性にフォーカスする
・期待感を高める
・秘密の雰囲気を醸し出す
・学びの要素を強調する+コラム「24時間365日働くセールスパーソン」

◆提案する表現(Offer)
・提案内容を伝える+コラム「偉人たちのコピー3」
・新しさを強調する+コラム「キャッチコピーとヘッドライン」
・得する情報を伝える
・面白い情報を提供する
・独自性・優位性を強調する
・販売条件を提示する

◆相手を選ぶ表現(Narrow)
・読み手を特定し呼びかける+コラム「行動経済学とコピーライティングの関係」
・限定する+コラム「文章力だけでは売れない!?」
・特別感を出す
・レベル別にする
・女性に響く+コラム「絞り込みの誤解」

◆行動を促す表現(Action)
・具体的な行動を促す+コラム「流し読みへの対策」
・流行りを演出する
・信頼感を得る+コラム「『ティーザー』というライティング・テクニック」
・権威を借りる
・安心感を出す+コラム「専門用語は使うべきか? 避けるべきか?」
・勢いを盛り上げる

◆あとがき

普通の本だと「第1章、第2章」とあるべきところが、本書では章番号がありません。その代わりに、「PASONA」というキーワードの頭文字に相当する言葉の順に章が並んでいます。

「PASONA」と言っても、人材派遣会社のことではありません。
P=Problem(問題):買い手が抱えている「痛み」を明確化する
A=Affinity(親近):売り手が買い手の「痛み」を理解し、解決する術を持っていることを感じてもらう
S=Solution(解決):問題の根本原因を明らかにし、「解決」へのアプローチ法を紹介する
O=Offer(提案):解決策を容易に取り入れられるように、具体的な商品・サービスの「提案」を行う
N=Narrow(絞込):解決策が功を奏して購入後、満足いただける買い手の条件を絞り込む
A=Action(行動):「痛み」を解決するために必要な具体的「行動」を呼びかける

「この順序で構成すれば、人を動かす文章が作れる」魔法のキーワード、それがPASONAであると著者たちは主張しています。その例として、本書のキャッチフレーズが2例挙げられています。ひとつが商品情報をきれいに飾り立てただけの文章、もうひとつがPASONAの法則を使って顧客視点の文章に改めたものです。

【Before】
希代のマーケティング・コピーライターが、結果を求められる全てのビジネスパーソンに贈る、厳選、売れる言葉2000。

【After】
人生100年時代を豊かに生き抜くバイブル――2000語×実証された構成パターンで、売るのが苦手な人でも、売れる達人に。

さて、最初の章は「Problem(問題)」です。著者たちはここで、次のように述べています。
「売ることは、とても誇り高い行為だ。なぜなら、その本質は…、自分の「才能」を役立てながら、他人の「問題」を解決することだからだ」

そして、稼げるコピーライターは、問題発見の達人であると言い切っています。なぜなら、ビジネスのための文章は、買い手の「問題=痛み」を発見することから始まるからです。

ここでもいくつかの例文が挙げられています。
×「少子高齢化が本格化し、人材採用難が予想される昨今…」
○「えっ? 応募ゼロ? ほんとに採用広告は出ているのか!?」

×「第4次産業革命についていけない社長の特徴とは?」
○「若手ITエンジニアの“典型的な”会社の悪口をご存じですか?」

×「働き方改革が進んでいない会社の致命的な間違い…」
○「管理職の“働かせ方改革”は、進んでいますか?」

「他人の痛みを掘り下げて考え、自分の痛みとして感じられるようになると、ぐっと身近で、顧客が共感する言葉を使えるようになる」と、著者たちは言います。

そして、それぞれの章はいくつかの中項目に分かれています。最初の章では、「問題点を指摘する」「切迫感を出す」「欲望・欲求に訴える」「質問を投げかける」「好奇心をそそる」「ギャップを生む」「比較で興味を引く」「注意を促し注目を集める」という中項目が立てられています。

「問題点を指摘する」という中項目には、「問題」「間違い」「よくある間違い」「間違いだらけの」「AだけがBではない」「壁」「幻想」「ウソ」「悪い習慣」「うまくいかない人」「残念な」「よくあるトラブル」「NG」「年々難しくなっています」「恥ずかしい思い」「**にもほどがある」という16語が挙げられています。これが本書の「単語帖」です。

それぞれの「単語」には、3例ずつの用例と複数の「別表現」があります。「恥ずかしい思い」のところには、「赤っ恥」「顔が真っ赤になる」「思い出したくない」という別表現と、「授業参観で恥ずかしい思いをしたことはありませんか?」「プレゼンで恥ずかしい思いをしたことがある方へ」「あなたは部下の前でこんな恥ずかしい思いをしたことはありませんか?」という用例が掲載されています。

このような単語が章全体で667語。それぞれ3つの用例があるので2000フレーズ。それが本書のボリュームです。

読み物として楽しめるのは、各章の冒頭にある数ページの解説と、適宜設けられているコラムです。ここだけ拾い読みしても非常に興味深く、役に立つ知識が蓄えられます。

たとえば「知られざるコピーライティングの歴史」というコラムでは、コピーライティングが100年以上も前にアメリカで発達したこと、その理由は国土が広く、手紙によるセールスが盛んだったことが述べられています。一方で日本は国土が狭く、対面販売が主体だったために、コピーライティングはあまり発達してきませんでした。今でも学校で体系立てて教えることはなく、一部の人にしか知られていないと記されています。

それぞれの単語に付されている解説も読みでがあります。たとえば「終焉」という単語の解説は、次のように書かれています。
***
「終わり」と同じ意味だが、語感的には「終焉」のほうが重厚感と深刻さが強くなる。「もう終わり」という表現は、すでに次の新しいものが登場しているという希望のニュアンスを含むことが多いが、「終焉」の場合は、「先が見えない」「破綻した」という悲観的な響きがある。
***

そして「終焉」の別表現として「最後」「最期」「~にさようなら」「~よさらば」があり、フレーズとして「『太陽光バブル』の終焉」「中国爆買いの終焉」「悲しみか? 安堵か? 結婚生活の終焉」の3つがあります。

本書はB5判変形という、あまりなじみのないサイズの本です。260ページあるので厚さは3cm近く。全ページが2色刷りですが、年間200冊を手掛けるという超人気ブックデザイナーの井上新八氏による凝ったデザインが楽しめます。

辞書として使ってもよく、アイデアのヒントとしても使えて、コピーライティングの参考書にもなる、1冊でマルチな楽しみ方ができる本です。やや高めの価格ですが、損にはなりません。


 

おちゃのこカフェオンライン
EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

ネットもテレビも新聞も、ニュースと言えば「新型コロナウィルスの…」という言葉で始まるのが当たり前になってしまいました。
健康・感染面の不安と、お金・経済的な不安との両面で、おちゃのこショップのみなさんも心配で気疲れがたまり、「コロナ鬱」気味ではないかと心配しております。

おちゃのこネットや私どものある兵庫県も「緊急事態宣言」が出され、大手百貨店の全面休業をきっかけに急に危機感が高まって、人々の往来が減り休業に入る会社やお店も増えてきています。

医療関係はもちろんのことですが、介護、衛生、健康関連、スーパーなど、人手不足になるほど忙しくなっている業界もあれば、スポーツ、レジャー、旅行、音楽や芸能イベント、飲食など「三密」リスクのある業種や、アパレル、宝飾、車や住宅、家具など贅沢品の業種は冷え込んできています。

そんな中でも少しでも日銭を稼ぎ、マイナスを食い止めようともがき苦しむお店や会社もあれば、社員や従業員やその家族、地域の安全を守るために、業績が悪化するのを覚悟のうえで、少しでも感染拡大を防ぐことに協力して早々に自主休業する会社もあります。

儲けどころか、持ち出し、赤字で自社の商品やサービスを無償や破格で提供し、地域や社会に貢献するお店や企業もあり、頭が下がります。

いろいろな意味で経営者としての判断が問われる事態です。

でも多くのお店、会社は、そんな余裕などなかなか持てず、「これからどうなるのか?」「この事態はいつ終息するのか?」「これからどうしていけば良いのか?」などを必死であれこれ考えられていることでしょう。

私もそんな一人です。平時であれば、ある程度の自信をもってどっちの方向に進めば良いか、どう進めば失敗しないかをアドバイスできますが、震災や台風どころか、戦争さえ超えるような世界規模のパンデミックで人・物・金が停滞し、一方で膨大な負の情報だけが錯綜している中で、確実に生き残れる答えまでは残念ながら見出せてはいません。

しかしながら、恐竜が絶滅した時のような避けられない巨大隕石が飛んできているわけでも、地球全体が凍結するほどの何千年にもおよぶ大氷河期が来ているような絶望的な状況でもありません。

早ければ数か月、遅くとも1~2年でワクチンや特効薬が開発されるかなり確度の高い兆しや情報もあり、十分に感じられる距離感に出口は見えているのですから…そこまでをなんとかアイデアや工夫、努力で耐えて乗り越えましょう。

諸外国に比べてかなりスピード感に欠けるとはいえ、大きな経済対策も打たれつつあります。皆さんの助けになり得る補助金、助成金もあります。ゼロ金利、低金利でかつ審査の緩い融資も今なら通りやすいでしょう。納税や、社会保険料の納付などもしばらくは猶予されそうです。

売って儲けるだけでなく、支出を抑えたり、手元資金を増やしたりして、飛行機に例えるならば、とにかく少しでも高度を高くとって墜落してしまわぬようにしていきましょう。

首相官邸のホームページを中心に、各省庁のコロナ対策支援制度や、自社、自店の所在地の都道府県や市区町村のホームページをこまめにチェックしておきましょう。

【首相官邸ホームページ】
https://www.kantei.go.jp/

さて、本日のお店(会社)は、そんな私たち日本の企業より一足先にコロナ騒動による影響を受けた中国の水着メーカーさんの卸売り専用B to Bショップです。中国企業とはいえ、彼らのビジネスの9割は日本向けだそうです。まさに今、日本市場の緊急事態宣言下で大きな影響を受けつつあるようですが、ピンチをチャンスに変え、またコロナ後を見据えて日本市場に本格進出を検討されているようです。

メーカーさんでもあり商社さんでもあるので、ひょっとすると他のおちゃのこ店舗さんの仕入れ先候補になる会社かもしれません。

それでは、ダメ出し道場、始まりで~す!

ダメ出し!依頼ショップ
AKF

ショップ名 :
AKF工場問屋さん

サイトURL:
https://www.akf-japan.jp/

いままでは中国からの卸売りがメインでしたが、今年から日本に倉庫や事務所を置いてブランド化を目標に展開していく予定です。ご助言をよろしくお願いいたします。

【第一印象:】明るく、すっきり、好印象だが、一歩入ると???

トップページには水着メーカーと表記はあるものの、大型バナーや新着商品一覧にはマスク姿のモデルさんの画像が目立っています。
縫製技術を生かしてマスクづくりを始めたというアパレルの事例は日本国内の水着メーカーでもニュースになっていますので、素早い対応の会社なのかなという印象です。

また水着も「New」のマークのついた商品が多く、この夏に向けての新商品を大量に用意して準備をしているんだなと感じます。

日本向けのモデルさんの画像も多く、品数も多そうで、全体的には商品レベルのクオリティはなかなか良いメーカーさんなのかなという印象です。

「メーカー卸問屋」「卸価格」「価格をご覧いただくためには会員登録」などの見出しから、一目で個人向けショップではなく小売店、販売店向けのB to Bサイトであることもわかります。

しかしながら、「初めてのお店も積極的にWelcomeなのか?」「おもにリピーター向けなのか?」「小さなお店も歓迎なのか?」「大手流通業などのバイヤー向けなのか?」などターゲットは見えにくく感じます。

また、「AKFとは?」という自己紹介や、お取引開始の条件や手順、最低発注ロットや金額、サンプル注文の可否、方法など、新規店が気になるであろう要件がなかなか見つからず、ややわかりにくく感じます。

トップページのかなり下の方のおすすめ商品の下に、ようやく「AKFは、日本向け水着&アパレル専門のメーカーで…」とあいさつ文が出てきますが、位置も悪いですし、小さな文字の文章なので、ほとんどの人に気づかれなかったり、読まれていない可能性が高いです。

全体の構成を見直すべきでしょう。

インタビューで浮き彫りになったこと…

今回インタビューさせていただいたのは、日本での窓口で、日本市場進出の担当でもある日本人の田中さん。社長は中国人で日本に住んでいたこともあり、日本語にも日本文化や商習慣にもかなり精通されている方とのことですが、現在はコロナ騒ぎもあり、中国にいらっしゃるとのことです。

田中さんは元々、ご自身もネットショップを運営されていらっしゃったようですが、会社の本格的な日本進出のためのキーマンとして、昨年末に入社されたとのこと。

現在、すでに日本に事務所と倉庫を設け、都度都度の中国からの発送から、日本国内倉庫からの安定的かつ迅速な物流体制の準備や、AKFを水着専門メーカーとして日本市場でのブランディングを確立させるべく、マーケティング戦略の実行役として動き始めておられるとのことです。

その矢先のコロナ騒動で、いろいろと計画は変わってきてしまいましたが、一方でマスクの生産や調達をすかさず始め、新たなビジネスチャンスを作り出す変化対応などは大したものです。

自粛ムードや休業要請などでマスク以外の受注は停滞したようですが、マスクの注文は多く、中国本社では生産、出荷に追われているようです。

日本においては、今のうちに当おちゃのこサイトの見直しや、ネットマーケティングの戦略・計画、ニーズの高い日本倉庫での定番在庫商品の選択と在庫準備など、今後に向けての準備を進めているそうです。

おちゃのこネットでの商売は13年目とかなり長く、顧客企業もスモールショップから大手百貨店や量販店などと幅広く、業界においても水着メーカーとして製品の品質でも、営業対応の質でも、求められるJAPAN市場クオリティレベルの信頼を得ているようです。

ただ長年の成長の中で、主力である水着に加え、コスプレ衣装やルームウェアなどの製造も行ったり、それ以外の雑貨類など、AKFブランドとしては統一感がなかったり、品質的に不安要素のある仕入れ商品も増えたりで、現状はややごちゃごちゃわかりにくいサイトになっている点も否めません。

この辺を田中さんと本社社長の間で相談し、取捨選択しながらブランディングしていくのが現状の優先課題のようです。

具体的なダメ出し

上記の 「日本におけるAKFブランディングと新規顧客、新規市場開拓」という点を基本にダメ出しをしてまいります。

従来のリピーターのお客様は、商品検索や注文方法が今のままでも逃げることはないでしょうが、できれば今より簡便な注文方法も可能なら喜ばれると思います。

既存リピーター顧客は、今の1点ずつ商品の色、サイズごとにカートに入れる方式だけでなく、Excelなどの表やFAXなどアナログな方法でも、とにかく一括で簡易に注文できると、より便利で満足度が高くなると思います。(すでにメール注文もされているとは思いますが…一括注文のフォームや方法を正式に用意すべき)

例)体型カバー水着4点セット [SW866]
https://www.akf-japan.jp/product/27525

色柄が4種類×サイズが4種類の都合16種類。
全色×全サイズを数枚ずつオーダーするのに、この商品だけで16回もカートに入れては戻る作業をしなければならず大変。

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【初めてのお取引ガイドが必要】

一方で、新規取引先を開拓していくには…
まずは初見の方々に短時間でAKFの特徴や取引方法を理解してもらうことが必要です。

初めてアクセスしてきた際に、迷わず一発で見てもらえて、短時間でAKFの特徴や会社概要、信頼感、そして初めての輸入注文の方法や関税、納期、送料などがわかる、まとまった1枚の「しおり」や「ガイドブック」のようなページを用意しておきたいですね。

現在も上部メニューの「ご利用案内」のページがそれっぽくはあるのですが、目立ちませんし、中を見ても冒頭からいきなりお買い物の流れと、個人向けショップのようなカートの使い方説明が書いてあり…

仕入れで来た小売店さんやバイヤーさんが本当に知りたい情報ではない、いわば「どうでもよい情報」が上部にあってわかりにくいです。
AKFの自己紹介、強みや特徴のアピールにもなっていません。

送料や税金やミニマムロットなども長々とした文章の中にテキストで埋もれているので、なかなか見つけられません。

プリントすればA4用紙1~2枚に一目でわかるような見出しやキーワードだけでまとめて、わかりやすい「初めてのお取引ガイド」を目指しましょう。

また、新規の小売店にとって、一度も現物のクオリティを目で見て触って感じてもいない状況で、全サイズ、全色、何万円もいきなり注文するのは怖いと感じる方も少なくないと思います。

できれば、それぞれの商品の初回のサンプル注文は、定価販売でも良いので1枚から注文できるようにして早く届け、現物のクオリティを確認してもらえるようにすれば、より多くの小売店が初取引の不安という心理的ハードルを越えやすくなります。

私は中国企業がみなレベルが低いとは思いませんし、良いものを作る企業も多いと思うのですが…

一般論としては、初めての中国製品には品質面に不安を持っている人が多いというのも事実です。

日本において多くの消費者がAmazonでさまざまな中国製品を買っては、日本製品に比べてはるかに高い確率で不良品や低品質な品が届き、ガッカリした経験を多くしています。

この漠然とした品質や検品精度への不安感は、初注文のハードルを越えさせる上でとても重要です。
また、万一の不良品やトラブルの際の誠意ある対応や素早い交換品の手配、送料負担、返品や返金など簡便で手間をかけない配慮など…

こういった営業対応面も、JAPAN市場クオリティにしておかないと新規客が増えていきませんし、AKFのブランド力も高まりません。

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現状、サンプル購入や返品や返金に関する記述は残念ながら見当たりません。これも「取引ガイド」ページを設けて明記しましょう。

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ミニマムロットや最小発注金額についても、ご利用案内には
「最小買付金額は、日本円で6万円以上とさせていただいております」
とあったり、過去のブログには
「ご注文いただく際には必ず5万円以上になるようにお願いします」
とあったり
「初回の注文に限り3万円からご注文が可能となっております」
とあったり、ビジネスですので変化していくことはあると思いますが…
あいまいに感じてしまいますので、しっかりした「取引ガイド」のページを設け、「今の基準はコレ!」と明記しましょう。

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水着系
例えば…モノキニ水着 [SWYZ1854]
https://www.akfshop.jp/product/3362

ロングマキシ丈ワンピース [FL1915]
https://www.akfshop.jp/product/3370

などなど、ほとんどの商品の説明テキストはサイズや材質などの仕様だけです。特徴やオススメポイント、注目点など、小売店さんが売りやすくなるようなセールスポイントがありません。

ブランドとして売り込んでいくなら、デザインやコンセプトに意思・メッセージが必要です。

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雑貨系…
例えば iPhoneケースなどもかなりの数がありますが…
https://www.akf-japan.jp/product-list/154

iphoneX対応ケース [iphoneX10]
https://www.akf-japan.jp/product/23384

スマフォンケース [LG-005]
https://www.akf-japan.jp/product/21642

などなど、いくつか見ましたが、いずれも写真だけで材質やサイズ、仕様、説明文などがありません。これではなかなか注文できませんね。

これらは恐らく自社製造ではなく仕入れ商材だと思うのですが…
こうしたあいまいでいい加減な商品ページがたくさんあると、サイト全体の信頼感が弱まります。

AKFという会社、ブランドの信頼感を本気で作っていくならば、こうした仕入れ商材の取り扱いは止めるか、止めないまでも、AKFブランドとは別サイトで販売されるのが良いと思います。

60点
総評

AKFさんは水着やコスプレ衣装、ルームウェアのメーカーであり、ブランドでもあると同時に、中国服飾雑貨の貿易商社問屋という側面も持っておられるようです。

13年間に渡り、試行錯誤し、成長しながら商材も増え、現在に至るのだと思いますが、今回、日本に物流拠点(倉庫)を設け、日本国内からの出荷を始めながらAKFを水着中心のブランドとして認知、拡販する方針を開始されたとのことなので、これを機会に、力を入れるべきカテゴリーとそうではない部分を整理し、捨てるべき物は思い切って止め、まずは水着を軸にした「水着のブランドAKF」として日本市場にわかりやすく洗練したイメージでアピールされるのが良いと思います。

ざっと検索して調べさせていただくと…現状運営サイトがこれだけありました。

おちゃのこサイト
https://www.akf-japan.jp

自社サイト
http://akfjapan.co.jp

twitter
https://twitter.com/akf1118

Facebook
https://m.facebook.com/akfshop.oem/

Instagram
https://instagram.com/akfjapan

Youtube AKF JAPAN チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCQ3FSD6j7_p2r-KFZDQloWQ

おちゃのこ、2店舗目(国内在庫専用ショップ)
https://www.akfshop.jp/

Youtube動画はせっかくたくさんありますが、説明文にサイトへのリンクURLの記載がないのはもったいないです。今からでも全部に入れましょう。

なんと、最後のおちゃのこ2店舗目は、田中さんも、おちゃのこネットの担当者さんも把握されていなかったようですが、こちらも10年前からあったようです。こちらは正に、水着に特化して国内倉庫から発送に特化したサイトとして準備中のようですね。

ただ、こちらは現状はお店の存在認知がないのか注文はあまりないようです。(古い方のサイトは、展示会などで案内されているので注文が多い)

今後は、SNSやYoutubeなどを通じて「水着のAKFブランド」としてはこの2店舗目サイトの方を中心に案内していくのが良いかもしれませんね。

いずれにせよ、今までがむしゃらにあれこれと手を広げてきて…
いろいろな無駄や不都合が生じてしまっているようです。一度、整理して限られた人員や労力や資金の選択と集中をすべきタイミングなのだと思います。

コロナ騒ぎで生まれた「水着素材のマスク」という商品ジャンルも、貴社だけでなく市場として確立されました。コロナ終息後もきっと風邪や花粉症対策アイテムとして定着し、いろいろな機能やデザインなど改良されながら発展していくことと思います。

田中さんという心強い日本人スタッフも加わり、今後日本市場においてAKFさんには信頼される中国企業ブランドとなって頂ければと思います。

皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、アイデアと良い商品開発で頑張りましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画など…
ジリ貧、マンネリ化打破などアイデアに行き詰まった際は、ぜひお気軽にご相談ください。
↓↓↓↓↓



EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今号のデザイン道場は、スタイルシートで円を作成し文字を配置する方法ごご紹介します。




スタイルシートを編集する

HTMLはご自身で変更してください。
サンプル用にclass名を付けたdivタグを記載しています。
このclass名については、ご自身で変更いただいて結構です。

●HTML

<div class="circletxt"><div class="label">POINT<div class="num">1</div></div></div>



デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

●色
・円背景
circletxtのbackground-color: #000000;

・テキスト
.circletxtのcolor: #FFF;で変更できます。

●サイズ
・円サイズ
width: 80pxとheight:80pxで調整できます。

・文字サイズ
font-size: 12px;がPOINTというラベルのサイズ
font-size: 20pxが数字のサイズとなります。;


●スタイルシート

.circletxt {
position: relative;
width: 80px;
height: 80px;
background-color: #000000;
border-radius: 50%;
color: #FFFFFF;
font-size: 12px;
line-height: 100%;
}

.circletxt .label {
width: 80px;
position: absolute;
top: 50%;
left: 0px;
-webkit-transform: translateY(-50%);
transform: translateY(-50%);
text-align: center;
}

.circletxt .num {
margin-top: 10px;
font-size: 20px;
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

成長を遂げるための戦略

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、初めてEC通販サイトを運営する前に知っておくべき「成長を遂げるための戦略」について説明させて頂きます。

■最短でも1年程度の期間が必要となる理由とは

ECサイトを初めて運営する場合、まずすぐに結果が出るとは考えるべきではありません。

中長期的な戦略を持つのが重要であり、最短でも1年程度の期間が必要です。

先々を見据えてまず行うべきは競合他社や大手ECサイトとの商品の差別化を図ることです。

商品名や商品カテゴリー名で検索をすると、大手モールや有力メディアが上位表示されているのが分かるでしょう。

同じような製品を販売しても検索結果上位に行く可能性は低いと考えるべきです。

また、検索ボリュームが表示されない場合は需要がないと判断した方がよいでしょう。

事前に需要がどれぐらいあるかを調査し、そのうえで大手モールや有力メディアと差別化を図れるかを考えるべきです。

小規模事業者が集客を成功させるためにはできるだけコストのかからない集客方法を選択するのが基本です。

コンテンツをブログ形式で作ることで誰でも上位表示が実現可能である点に注目した方がよいでしょう。

ブログマーケティングを行う場合、WordPressを使いましょう。

そして、キーワードプランニングを行い、1記事1000~3000文字程度のユーザーに有益なコンテンツを作ることがポイントになります。

自分が何を書きたいかではなく、検索ニーズのあることをブログにするのが基本となります。

さらに、コンビニ支払いや後払い決済といった多くの決済方法を用意しておいた方がよいでしょう。

安心して支払いができることがスムーズに購入に至る理由となるためです。

■追客戦略で失敗しないためのコツについて

一度自社の製品を購入した新規ユーザーを囲い込む追客戦略はECサイト運営で当たり前となっています。

代表的な施策であるのはメルマガであり、効果的な方法となります。

しかし、メルマガを送っても無視されてしまうことも少なくありません。

追客戦略で有効な方法となるのがSNSの活用です。

SNSで誘導してフォロワーを増やしていきましょう。

注意点となるのはキャンペーンや自社の宣伝ばかりとなってしまうと、フォロワー増加にはつながりにくいです。

お役立ち情報の発信を念頭に置いて宣伝に偏らないようにしましょう。

ソーシャルメディアを使ったECサイト集客は今や当たり前となっています。

どういった手法を活用するにしても、アクセス分析やABテストを行って広告効果を検証していかないといけません。

また、ユーザー視点で使いやすいサイト作りを行えているかも重要です。

見た目が分かりやすくて操作しやすいサイトであることを意識した方がよいでしょう。

さらに、お客様からの質問や相談があった場合に迅速に対応できるにこしたことはありません。

自社のECサイトのファンとなってもらうことが、リピーター獲得につながっていきます。

ECサイト運営で大切なのは基本を押さえながら日々改良を繰り返していくことです。

ユーザーの声に耳を傾けながら日々改良を続けていけば、結果は自然と表れていきます。

大手モールや有力メディアはすでに実績を積み重ねており、検索した場合に上位表示されるのが当たり前となっています。

ECサイト運営してから日が浅いと検索した場合に上位表示されず、自社の製品がユーザーの目に留まる機会は少ないです。

しかし、Webマーケティング、PPC広告、アフィリエイトを活用すれば自社のECサイトへの集客ができないわけではありません。

当たり前のことを行いながら、分析を進めていって今そしてこれから何をすべきかをその都度考えて対応していきましょう。

★POINT

・安定した集客を行うまでに1年はかかる
・追客戦略で効果を高めるための方法

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
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編集後記

コロナ騒ぎの中で、左膝の半月板を傷めてしまいました。友人に教わった接骨の名医に診てもらったところ、足首のねじれが原因で少しずつ無理が溜まっていたそうです。最初は痛くて歩けませんでしたが、治療を始めて1週間経つと何とか歩けるように。世間が平時だったら仕事に大きな支障をきたしていたでしょうが、幸か不幸かコロナ騒ぎで取材がすべてキャンセルに。「泣きっ面に蜂」にならずに助かりました。
(おちゃのこ山崎)

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