コロナは災厄ではなくきっかけにすぎない?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

まだまだ暑い毎日が続きますが、くれぐれも熱中症にはお気をつけくださいね。

コロナだけでも大変なのに、熱中症の心配もしなければならない。そしてコロナ不況はいつまで続くか見通しがつきません。まったくこんな1年になるなんて、昨年のいまごろは想像すらしませんでしたね。

でも、「コロナは変化を加速しただけだ」という経済の専門家がいます。もともと変化の兆しはあったところに、コロナがやってきてそれを加速したのだというのです。そうなのかもしれませんが、でも多くの人々には予測できませんでした。

経営とは「変化への対応と基本の徹底」であるといいます。一定の環境下では誰もが慣れ親しんだ仕事をして生活していけるが、変化する環境のなかでは儲かる人と儲からない人が出てくるわけです。

どうすれば変化する環境の中で「儲かる人」のグループに入れるか。いろいろな成功者が多くの金言を残しています。私が聞いて実践しているのは「素直にアドバイスを受け入れ、立ち止まらずにどんどん実行する」という姿勢です。

それを守るためには、自分のわがままをとりあえず棚に上げ、口よりも手を先に動かす必要があります。コロナで売上が落ちたと嘆いていても何も起きませんが、まずは身のまわりでできることをやっていれば、どこかで誰かが見ているかもしれません。

今回のオススメ参考書は、コロナ禍の中で書かれた本を紹介します。未来を読み解く参考になると思います。

お知らせ 業種に特化したおちゃのこバナーを追加

2020年9月から業種に特化したおちゃのこバナーを追加します

おちゃのこネットが提供している素材「おちゃのこバナー」が2020年9月分より業種に特化したバナーを追加します。まずはファッションからとなります。お楽しみに!
おちゃのこバナーは、管理画面のデザイン管理タブ内にリンクがあります。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

日本経済予言の書
2020年代、不安な未来の読み解き方

鈴木貴博・著 PHPビジネス新書・刊

950円 (税別)

まずはカバー裏表紙にある「内容紹介」を読んでみましょう。
***
新型コロナウイルスの感染拡大により大波乱の幕開けとなった2020年代。「この10年間は、これまで叫ばれてきた様々な危機が現実化し、『日本が壊れる10年間』となる」。未来予測と経営戦略立案の専門家である著者はそう警告する。コロナショックとはどんな影響を及ぼすのか? その後に到来する「7つのショック」とは? どうすれば崩壊を食い止められるのか? 不安な未来を読み解き、新たな変化とリスクにいち早く対応するための必読書。
***

ここにはいくつかのキーワードがあります。まず、「これまで叫ばれてきた様々な危機が現実化し」と著者は言っていますが、つまりコロナショックはサプライズではなく、予言されていたということです。

著者は「はじめに」の中で「コロナは本当にサプライズだったのか?」という問いかけをしています。その答えとして、昨年5月に世界的な投資ファンドであるカーライル・グループの創業者であるデビッド・ルーベンスタイン氏が来日したときの言葉が紹介されています。

氏は、「今の好調な金融市場にとってのサプライズな事態とは何か」という質問に対して「軍事衝突リスク、政府債務問題、世界的なパンデミック」と答えていたのです。

著者はルーベンスタイン氏が特別なのではなく、未来予測の専門家なら誰もが備えておくべき視点であったと述べています。その理由は、2003年にSARS、2009年にインフルエンザ、2012年にMERSが経済危機を起こしかけていたことにあります。

大震災の前の余震に相当する前兆がそれだけあったのだから、今回のコロナ禍は近未来に確実に起きるリスク要因として考えていなければならなかったということです。

そして「日本が壊れる10年間」という不気味なキーワードも出てきています。その具体的な例として、著者は「トヨタが今後10年間で確実に衰退する」と予言しています。日本を代表する優良企業の衰退が、日本全体の崩壊につながるという予測です。

なぜトヨタが衰退するのかについて、著者は本書の第2章をまるまるあてています。中見出しを並べてみましょう。
・テクノロジーの進化から未来が予測できる
・フィルムメーカーが消滅した理由
・テレビ市場における日本メーカーの転落
・任天堂の経営危機とV字回復が示唆するもの
・トヨタが危機にあると言われる背景
・トヨタにとって都合の悪い競争ルール
・アイリスオーヤマの乗用車がホームセンターで売られるようになる
・自動車産業がCASEで変わる意味
・トヨタの足かせとなる雇用責任
・自動車産業の5つの未来
・都市交通の制御というビジネスチャンス
・物流の最適化ビジネスの可能性
・自動車メーカーが電力会社になる日
・カーシェアのビジネスモデルが意味するもの
・製造販売からサブスクモデルへの事業転換
・2020年代にトヨタが衰退する最大の理由

どの項目も興味深いところですが、最後の項目を要約してみます。
自動車産業はこれからEV化と完全自動運転化というテクノロジーの変化を迎えます。その結果、自動車産業は垂直統合型の業界から水平分業型の業界に変化していきます。そこではコア部品メーカーが儲かり、完成品メーカーは儲からなくなります。パソコンや携帯電話と同じ道を歩むわけです。

そこで生き残り、勝者になるためには「選択と集中」が必要になりますが、トヨタはそれができない会社です。トヨタは世界でトップの自動車会社なので、研究開発費も1兆1000億円の規模がありますが、グーグルやアマゾンはAIの分野だけでその倍の研究開発費を持っています。

ソニーはかつて家電メーカーのトップでしたが、そこから転落の一途を辿り、カメラ部品などの部品メーカーとして返り咲きました。その流れがトヨタにもやってくると著者は言うのです。

次のキーワード「コロナショックとはどんな影響を及ぼすのか」について見てみましょう。著者は第1章の中の「コロナの一番怖い予言とは?」で次のように述べています。
***
もし冬に再流行があるとしたら、日本企業にとって2020年のビジネスチャンスは7月から10月までの正味4か月間しかない。そしてその後の再流行が11月から翌年5月まで最大7か月起きる。
***

そして著者は東京オリンピック中止リスクについてふれています。仮に日本国内でコロナが終息していたとしても、世界各国、特に南半球ではどうなっているかが不透明だからです。

本書の帯には、次のようなキャッチコピーが並んでいます。
***
コロナ不況は3段階でやってくる
未来予測の専門家が警告する7つのショックと1つの希望
***

「7つのショック」とは、次のようなものです。
・アフターコロナショック
・トヨタショック
・気候災害ショック
・アマゾンエフェクト
・人口ピラミッドの崩壊
・ポピュリズムショック
・デジタルチャイナショック

3つめの「気候災害ショック」は、大規模な気象変動による災厄です。著者は2020年代に熱中症による死者が年間2000人を超える年が出るだろうと予測しています。そして、気候変動により農作物の適地が変わります。2040年ころまでには北海道でコシヒカリが、青森でミカンが栽培されるようになるというのです。

高齢化と後継者不足に直面している日本の農家が、そのような変化について行けるか、著者は大いに危惧しています。

「アマゾンエフェクト」とは、「アマゾンをはじめとする大手インターネット通販の物流コストが極限まで下がっていくと、その次に何が起きるのか」ということです。

すでにアメリカではバーニーズ・ニューヨーク、シアーズ、トイザらス、ボーダーズといった小売店チェーンが淘汰されました。日本でも食品スーパー、ドラッグストア、コンビニ以外の小売業はぱっとしません。

これから先、アマゾンなどに食われていくジャンルを著者は次のように予言しています。
・買い物自体が楽しくない買い物
・めったに買わない数千円程度の買い物

さらにアマゾンやネットフリックスはケーブルテレビや有料放送サービス、レンタルビデオ店などを脅かします。そしてスマートスピーカーの普及は、音楽業界に影響を及ぼします。

その先の予測として、著者はアマゾンがローソンかファミリーマートを買収すると考えています。二番手のコンビニチェーンを手に入れてアマゾン・ゴーに変え、セブンイレブンを抜いてトップを目指すという戦略です。

5番目のショックである人口問題では、2030年代に850万人の労働力が不足するというデータを下敷きに議論が進んでいきます。その場合、24時間営業の業態は壊滅します。また、年金問題その他により、普通の人は70年代まで仕事をしないと生活できなくなるでしょう。

一方でAIの進歩により、2030年にはホワイトカラー業務は大量に消滅しているでしょう。すでにメガバンクはRPAというツールを導入することにより、大量のリストラを計画しています。

その結果、労働者にとって「楽な仕事」はなくなり、「肉体的・精神的にきつい仕事」ばかりになります。外国人労働者受け入れ問題とあいまって、人口問題と労働環境の問題は不確実なテーマとなっていくでしょう。

6番目の「ポピュリズムショック」も不確実な未来の要因になります。トランプ政権誕生から注目されるようになった世界的なポピュリズムの流れは、リーマンショックに端を発する「社会の分断」がその源流だと著者は言います。

社会が分断され、多くの国民が何かしらの不満を抱えることにより、その解消を声高に訴える候補者が当選するようになったからです。

著者はポピュリズムの流れの帰結として、次の3つの要素が同時に起これば、政権交代の可能性があるとしています。
・安倍後継政権が弱く、失点を重ねること
・野党の対抗馬としてカリスマが立つこと
・自民党が賛成できないアジェンダが国政選挙の争点となること

2番目の要素の候補者として、著者は橋下徹氏を挙げています。そして3番目の要素には「NHK解体」を例にしています。

最後の「デジタルチャイナショック」とは、IT技術による監視社会の到来を意味しています。すでに中国ではITで人々の信用度がレーティングされ、法律やルールを守らないと損をする仕掛けができています。

また、コロナの最中では行動歴からQRコードが赤黄緑で表示され、コロナリスクの少ない緑の人しか市内を自由に移動できなくなりました。道路交通はITでコントロールされ、ゴビ砂漠の巨大太陽光発電所から超高圧送電線網で電力が上海に送られています。

そのような管理・監視社会は、感染症対策には驚くほどの効率を示します。もしも日本がその有用性を受け入れたら、ゴミのポイ捨てや職場でのパワハラ、お店でのカスタマーハラスメントなどはすべて監視、記録され、個人のスコアに反映するようになります。

じつは世界各国の為政者は、「デジタルチャイナ」に多大な関心を持っているといいます。効率と多数の幸福の名の下に、管理・監視社会が成立してしまうかもしれないということです。

最後の「おわりに」で、著者は「2020年代は1億総情報弱者の時代になる」と言っています。世界に溢れる情報量が人間では処理できない規模に膨れ上がっていくからです。

したがって、2020年は未来予測を確信を持って行うことができる最後の時代かもしれないということです。ここでごく一部ふれた著者の未来予測のかずかずは、必ずしも私たちの望むような姿ではありませんが、冷酷な現実です。

なぜ厳しい現実を書いたのかといえば、「日本人にゆでガエルから飛び出してほしいから」と著者は言っています。毎日を漫然と、ゆっくりした下降線に沿って生きていけば、日本は2030年にはかなり貧しい状況になると予測されます。

そのような予測から逃れるためには、つらくても今、現状を打破する行動をとる必要がある。著者は本書を通じてそのように主張しています。

前向きな意識とともに読んでみたい1冊です。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

突然ですが…「ササニシキ」ってご存じですか?

若い世代の方は「???」
何のことかピンとこないかも知れませんが…
40代以上の方なら、

「あぁ懐かしい…けど、そういえば最近見かけないね…」

と思われる方も多いのではないでしょうか。

ササニシキとはお米の品種名の一つで、昭和~平成5年ころまではコシヒカリと並んで「お米の両横綱」と呼ばれる人気品種でした。

私も実家にいた高校三年生までは、ずっとササニシキを食べて育ってきました。コシヒカリほどもっちりしておらず、甘みもコシヒカリよりは少なく、あっさりしていながら、炊き立てのご飯の香りはもっと強く…

おかずに合うご飯!「ザ・日本の食卓」だなぁ~という印象のお米です。
といっても、私も平成5年からかれこれ27年間は家で炊き立てを食べてないのですが…

なぜ平成5年(1993年)から急に消えたのか?

「平成の米騒動」をご存じでしょうか?
平成5年の夏が冷夏で稲の生育不足となり、特に冷夏に弱かったササニシキの収穫が悪く、全国的なコメ不足で海外から緊急輸入するという大騒ぎが起こり、社会問題になりました。
コメ農家では翌年から冷害に強かったコシヒカリや他品種への転換が一気に進み、ササニシキは市場から姿を消したのでした。

そうしてササニシキは今ではスーパーのお米売り場ではまず見かけることがないほど馴染みのないお米になってしまっていますが…

あっさりとしていておかずに合うとか、もちもちし過ぎず、すし酢を入れてもべたつかない食感が合うとのことで、一部のお寿司屋さんでは愛用されているようです。

また、アトピーや一部のお米アレルギーの方が、ササニシキにすると症状が改善するとか、同じお米でもコシヒカリなどと比べ消化吸収が穏やかで、血糖値の上昇がゆるやかになるなど健康面で注目されたり、あらためて人気も高まりつつあるようです。

さて、本日のお店は、そんな懐かしいお米「ササニシキ」を中心に栽培する秋田の農家さん直営のお店「フォレスト・ファーム」さんです。
それでは、ダメ出し!道場 始まりです!

ダメ出し!依頼ショップ
フォレスト・ファーム

ショップ名 :
フォレスト・ファームさん

サイトURL:
https://forest.ocnk.net/

売上が伸び悩んでいます。
(1)SEO対策
(2)ご興味のあるお客様が、一度試しに購入して見ようと思えるサイトの作り方、商品アイテムのヒントを教えて頂ければ幸いです。

第一印象:良い意味でも悪い意味でも…古い産直のお店…

トップページを見ると黒字に白でデザイン的にはシンプルで、まず目に入るのは看板画像の農作業中の店長(生産者)とお二人のお子さんの写真。
そこからスクロールしても小さな文字とカエルやトンボと田んぼの風景写真…

かなり縦長のトップページを半分くらいスクロールして行くと、ブログ日記的コンテンツの中に、稲穂の写真とアロニアという栽培されている木の実の写真、トンボの羽化の写真など…

ようやく左に紙袋に入ったお米の商品写真が見えてきます。

20年以上前の初期の産直ネットショップではよく見かけた、生産者さんの手作り感の出た素朴な印象のお店(産直サイト)だとは思います。

ただ、現代ではスマホの普及とYoutubeや各種SNSの動画化による消費者の文章離れ、長文の苦手化、高齢化による小さな文字の苦手な消費者の増加など…

今となっては古き良き初期のネットショップのスタイルですが…
少し今風に改善アレンジしないと、見てもらいにくくなっていると感じます。

インタビューで浮き彫りになったこと

フォレスト・ファームさんはおちゃのこネットは2005年からですが、ネット販売は2000年頃から始められているキャリア20年のベテランショップさんです。
店長の佐藤さんは、この頃に農業を始められたそうです。
言い換えるなら、農業を始めた時からネット販売にも取り組まれ、着実にファン、リピーターを獲得して営業して来られた「産直農家さんのはしり」だということです。

実際のご注文はリピーターさんメインですが、今では新規客ができにくく伸び悩んでもおられるとのこと。

前述のアトピーやアレルギーの方からのお米アレルギーには、自然栽培のササニシキが良いとの情報から、従来は5Kgサイズからだったものを、お試ししやすく、送料も安いクリックポスト対応の750gお試しパックを作って新規客層の開拓に取り組まれ始めたとのことでした。

主産品はお米(ササニシキ、あきたこまち)を中心に、あとはブルーベリー、カシス、アロニアなどの木の実類と、それらの加工品(ジャム、ドライフルーツ、玄米コーヒー、季節の山菜など…

玄米コーヒーとは、玄米を黒くなるまでゆっくり焙煎したいわゆる「黒焼き玄米」で、元は玄神と呼ばれる漢方の一種だそうです。
それを粉砕して粉にしたものを煎じて飲むインスタントコーヒーのような飲み物で、自家焙煎しパッケージ化されています。

ジャムも工房を作り自家製造で、素材にてんさい糖だけというシンプルでヘルシーなジャムだそうです。

てんさい糖を除けばあとはすべて自家栽培・自家生産の安心できる自然栽培農家の産直ショップです。

農家としては佐藤さんとご両親と奥様で運営され、ネットショップは奥様と二人でコツコツと更新されているとのこと。

ただ、スマホ対応が不十分だったり、それ以前に佐藤さんご自身はなんとまだガラケーユーザーでスマホを持っておらず、撮影もデジカメで行っており、ちょっと時流について行けてないご様子でした。

具体的なダメ出し…

まずはトップページにきても、個人のブログサイトなのか、小売りネット通販のショップなのか、何がウリ・特徴なのか、主力商品なのかなどがぼんやりとしていてわかりにくいです。
トップページの、文章が縦長にダラダラとした構成も、リピーターさんにはまだ良くとも、初めてのお客様にはわかりにくく、見出しをつけてメリハリが欲しいところです。

また、自然栽培米とか、アロニアとか、玄米コーヒーなどは誰もが知っているといえるレベルの商品ではまだないので、「自然栽培とは」「アロニアとは」「玄米コーヒーとは…」という基本的な説明がほしいですね
──────────────────────────────
ブルーベリー、カシス、アロニアなどの畑や木の様子なども見当たりません。
実は写真で見たことがあっても、どんな木で、背は高いのか低いのか、枝葉はどんな感じなのか、花は? などなど、せっかくの生産者ですからできるだけ詳しく見せてほしいところです。

玄米コーヒーの焙煎の様子やジャムづくりの様子なども、たった1枚の味気ないパッケージ写真だけでは何の思いも伝わりません。
特に企業秘密がなければ、ぜひ動画で見せたりしながら、ウンチクや作るに至った思い、エピソードなどもぜひ欲しいですね。
───────────────────────────
お米は商品分類メニュー表示では
「自然米ササニシキ」
「無農薬米あきたこまち」

となっていますが、品種の違いは誰でもわかりますが、自然米と無農薬米の違いは初心者にはわかりにくいと思います。

無農薬栽培、自然栽培の他にも、世間一般にはオーガニック、有機栽培など「なんとなく良さそう」な農法がいろいろあるのは知っていても、その細かな違いや定義までご存じな消費者は少ないと思います。

フォレストさんのひとつひとつのページを見れば、このお米は
〇農薬は、一切使用しておりません
〇化学肥料は、一切使用しておりません
〇肥料は、米ぬかを散布しております
〇田んぼに有機質肥料を使用していません

などと書いてはあるのですが、パッと見て比較できるわかりやすい違いを表したページは見当たりません。

20年前に比べれば、今は近所のスーパーやネット上にもオーガニックや有機、自然栽培などの文字はよく見かけるようになったのですが、その明確な違いや意味を理解できている消費者は決して多くはないと思います。

でも一方で、こういうことに興味を持ち、関心が高い属性を持ったお客様ほど、これからのフォレストさんのリピーターになってもらいやすいはずですので、これらの用語の定義はどこか1ページにまとめて比較し、理解してもらいやすいようにしておくのが肝要です。

「勝手によそでググって調べて!」では、ちゃんと説明しているショップさんに流れて行くだけです。

せっかく意義、意図をもって自然栽培や無農薬栽培をされているのですから、来店者すべてが容易に比較、理解できる見せ方を工夫しましょう。
──────────────────────────────
またお米(ササニシキ)を見ると
https://forest.ocnk.net/product-list/20

白米、胚芽米、発芽玄米、玄米 とありますが、
何が違うの?
どれが美味しいの?
栄養価はどれが高いの?

などなど素人はいろいろな観点で疑問だらけです。
これも一つずつ商品ページに入って説明文を読み、自分の頭の中で比較してはじめて違いがわかりますが、分類ページの段階で違いを比較表形式でわかりやすく説明するなどしてはいかがでしょうか?

お客様が早く、自分に合う商品を見つけられるような工夫がほしいです。
──────────────────────────────
写真はすべて玄米の真空パック写真を共通で使われていますが、はっきり言ってこれは大きな手抜きです。
白米、胚芽米、発芽玄米、玄米の違いを知らないお客様は、まずはその見た目の違いも見たいはずです。
パッケージだけでなくお米一粒一粒の違いを見せてあげましょう。

また、商品説明文の中にあるマイナス要素(カメムシに食われて黒くなった米粒や、早い収穫でまだ緑がかった米粒)なども写真で見せておきたいですね。
お客様にとっては不安要素ですし、ここを読んでいなければ、届いた時にクレームになったり、最悪はクレームも言わず、ただ悪い店だと思い込んで二度と来ないとか、悪評だけを拡散されるなんてことにもなりかねません。

できるだけビジュアル(写真や動画)で見せるようにしていきましょう。

30点
総評

電話インタビューでお聞きした中で、注文者の大半は東京、大阪、名古屋などの近郊のいわゆる都市部の方が多いとおっしゃっていました。
これは人口比率・統計学的に一般的だと思いますが、それゆえ、都市部のお客様=田んぼや山や畑があって虫やカエルがたくさんいる生活とは離れた方々、のライフスタイルや常識を想定しなければなりません。

スーパーで白米を買って家で研いで炊く人はまだ良い方で、最近は無洗米も増えたりしているので、研ぐことさえしなかったり、それどころか、レンジでチンするパックご飯や、毎晩宅配のお弁当や、なんなら米も食べないなんて方も増えている時代ですから。

精米なんて見たこともなければ、意味もわかっていない方も多いでしょう。
白米、胚芽米、発芽玄米、玄米なんて区別も知らない方が当然のように多いと想定しておかねばなりません。

そんな方であっても、お子さんができたりお孫さんが生まれたり、アレルギーだとかアトピーになったりなどというきっかけで、食材、食品の安全性に急に興味を持ったりするようになるのです。

お米のプロである佐藤さんの常識を当たり前と思わずに、こうした初心者さんたちに、わかりやすい「まとめコンテンツ」をちゃんと用意することで、それ自体がSEO対策にもなり得ますし、滞在時間を延ばし、またフォレストファームさん、佐藤さんへの信頼度を増すきっかけにもなります。

人は、詳しい科学的・論理的な説明もさることながら、「なんとなくこの人(このショップ)は信頼できそう。ちゃんとしたプロだな、詳しいんだな!」と思えば、オススメする商品を信頼して買ってくれるようになります。

今までのリピーターさんたちは、佐藤さんの日記やメールなどでそうしたお客さんになってくださったと思いますが、これからは世代交代もあり、もう少しわかりやすい見せ方や工夫をした上で信頼感を得ていかなければなりません。

まずは佐藤さんご自身がスマホを購入して慣れるところから始め、動画撮影やSNS投稿など、多くの新世代のお客様の目線になってみましょう。

心をこめて生産しているお米やフルーツなどの商品は間違いないものだと思います。お電話でお話しした限り、自然農法農業やお米の栄養などに関する知識や経験もとても豊富だと思います。

あとは、いかに今流の見せ方、わかりやすさを学んで表現するかだと思います。スマホ対応、動画コンテンツ、SNS情報発信などは、奥様やお子さんお友だちなどに相談して教えてもらってください!

以上、ダメ出し!道場 でした。
──────────────────────────────
皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、変革のチャンスでもあります!
マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品開発、新サービス開発して乗り越えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破などアイデアに行き詰まった際は、ぜひお気軽にご相談ください!
きっとヒントを見つけられます!
↓↓↓↓↓

EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今号のデザイン道場は、よくサイトで見かける、日本語タイトルの上に英語タイトルを掲載する方法をご紹介します。before属性を使ってhタグに日本語を設定し、飾りの英語はbeforeを利用して挿入します。






スタイルシートを編集する

HTMLはご自身で変更してください。
サンプル用にclass名を付けたdivタグを記載しています。
このclass名については、ご自身で変更いただいて結構です。

●HTML

<h2 class="newstitle">最新情報</h2>



デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

border: none;
color: #000000;
の指定については、既存のCSSをリセットするための指定ですので、テンプレートによりことなります。

●スタイルシート

h2.newstitle {
font-size: 12px;
text-align: center;
border: none;
color: #000000;
}

h2.newstitle::before {
content: "NEWS";
display: block;
font-size: 40px;
margin-bottom: 8px;
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

リピート率に対しての正しい考え方

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「リピート率に対しての正しい考え方」について説明させて頂きます。

■EC通販サイト運営はリピート率を上げるのが成功への道

EC通販サイト運営はいかに多くの訪問者を顧客とするかがカギになります。

訪問者が何も商品を購入せずに離脱する場合もあれば、一度だけ商品を購入してもらえる場合もあります。

そして、通いなれた実店舗のように何度も商品を購入する場合もあり、EC通販サイトを支える大事な顧客といっても過言ではありません。

EC通販サイトは何もせずとも商品数が一定以上なら10%前後のリピート率をキープできるものです。

さらに、EC通販サイトの平均リピート率は30%~40%となります。

これらの数字を鑑みていかにリピート率を上げるかを考えていきましょう。

基本となるのはほかのEC通販サイトよりも商品数を増やし、かつ購入しやすい環境づくりをすることです。

初めて商品を購入したお客様に対し、フォローメールを送って再度購入してもらえるようにするのも大切です。

一度商品を購入した場合は購入に至るハードルが下がっているため、フォローアップ体制を整えるようにしましょう。

さらに、リピート率を上げるためには離脱してしまう理由をなくすことに努めましょう。

健康商品を例に挙げると、効果が実感できないあるいは合わないのが理由で離脱することが多いです。

商品がまだ余っている、価格が高い、飽きたといった理由の場合も少なくありません。

何度も購入することになる消耗品の場合、継続しての購入に至らないストレスの部分を改善するのがポイントとなります。

一度離脱してしまったお客様に戻ってきてもらうのは容易ではありません。

しかし諦めることなく、フォローメールで再度アプローチをしましょう。

EC通販サイトはお客様の気持ちが移りやすい環境であるため、いかに信頼関係を構築して定期的に商品を購入してもらうかが重要となります。

■リピート率は地道に上げるしかない

EC通販サイトは商品やサービスの内容の良し悪しでリピート率が上がるかが決まります。

すぐにリピート率を上げるのは現実的には難しく、地道に上げるしかありません。

リピート率を上げるために類似商品を紹介し、送料無料で購入を促す方法があります。

さらに、ポイント制度を導入したりメールマガジンの配信をしたりとやるべくことに対応するかが大切です。

これからEC通販サイトを運営しようとする場合、カテゴリを絞って商品を販売する単品リピート通販を選択するのもひとつの方法です。

総合通販は大手のEC通販サイトに勝つのは困難といえます。

単品リピート通販の場合、参入の壁が低くてファンの獲得もしやすいです。

リピート率を上げるためには見込み客、顧客、リピーターといったカテゴリごとに分けるのが重要です。

リピーターとなることで料金が安くなるメリットを提示し、定期的にコンタクトも取っていきましょう。

購入すればするだけお得になる仕組みを確立すれば、リピート率を上げることができます。

もちろん、リピート率を上げるだけに目を奪われることなく、同時に新規購入者を増加させるための施策も打ち出していきましょう。

顧客の心を掴むEC通販サイトはリピート率が平均を大きく超えているのが事実です。

EC通販サイトを運営するにあたってリピート率は絶えずチェックすべき項目となります。

新規顧客の獲得以上にEC通販サイト経営を左右するのがリピーターです。

業界によって平均のリピート率は異なるため、画一的に30%~40%が平均と考えるべきではありません。

さらに、あくまでも自社EC通販サイトのリピート率がどのように移り変わっていくかが大切です。

少なくともその業界の平均を下回るのならリピート率を上げることを考えた方がよいでしょう。

リピート率の維持向上はEC通販サイト運営者の対応によって変えることができます。

★POINT

・EC通販サイトの収益はリピート率に大きく左右される。
・リピート率の移り変わりを絶えずチェックする。

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

街を歩くと「モバイル扇風機」を手に持ったお婆さんをよく見かけるようになりました。マスクをして、小さな扇風機で顔を冷やす光景は、何十年かしたら懐かしい風景になるのでしょうか。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(https://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
http://blog.ocnk.net/blog/

■おちゃのこネットFacebook
http://www.facebook.com/ocnk.net

■おちゃのこネット公式twitter
http://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】http://www.ocnk.me/
【garitto】http://www.garitto.com/
【オートステップメール】http://www.autostepmail.com/

■受信の停止は、最末尾のURLをクリックしてください。

■お問い合わせ
ご質問・ご意見・ご感想等のある方は下記フォームからお願い致します。(https://www.ocnk.net/contact/index.php

■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(https://www.ocnk.net/company/privacy.php

発行:おちゃのこネット株式会社

お手軽ネットショップ開設・開業、ネットショップ作成

〒651-0096 神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸14F

mail:info@ocnk.net

Copyright (C) 2004-2020 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.