![]() 「知っているつもりになっていると損をしますよ号」 |
![]() |
「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
「アメリカ大統領がコロナ感染!」というフェイクニュースも真っ青な見出しが新聞の一面を飾ったのが10月3日。システム障害で東京証券取引所の取引が終日停止した翌日のことでした。
新聞広告をメインに集客している通販業の人たちは、出稿日に大きなニュースがあることを何より恐れます。人々の目がニュースに奪われてしまうために、広告に目をとめてもらえなくなるからです。
そのため何紙にも出稿する業者の場合、必ず出稿日をずらします。同じ日に集中して出稿し、その日に大ニュースが発生すると、売上が激減してしまうからです。広告への注目度は天気などにも関係するので、出稿日の選定には神経を使うといいます。
現在、新聞各紙を眺めると、通販広告が大量に増えていることに気づきます。コロナ禍で巣ごもりする人が増えたため、通販の利用が拡大したためです。
しかも、新聞の通販広告は健康食品、健康器具や便利グッズ系が大半。暇つぶしに新聞を熟読している高齢者を狙っていることがよくわかります。若い人は新聞を読みませんし、中高年はニュースを拾い読みするだけだからです。
では、わがネットショップ業界はどうかというと、総務省の調べで利用世帯が初めて全体の5割を超えるなど、好調であるようです。特に売れたのが「家電」「家具」とのことで、まさに巣ごもり消費を象徴しています。
これを見て、「わが社もECに参入しなければ」と思う企業も少なくないようですが、現在の状況で打って出るのは得策かどうか、自社の強みと弱みをじっくり検討してからにしたほうがいいかもしれません。というのは、ECの世界をよく知らない人ほど甘く見て、痛い目をみるケースが多いからです。
本当にはよく知らない世界を「知っている」と勘違いして痛い目をみることを「生兵法は怪我の元」といいます。たとえば「ホームページ制作料金の相場」について、みなさんは素人にわかるように解説できるでしょうか。今回のオススメ参考書は、そんな疑問に答える本を紹介します。
おちゃのこ最新ニュース
|
今週のトピックス
|
オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!
|
![]()
![]() トップページを見ただけで、写真をはじめ、とても良く作りこまれており、第一印象からクオリティの高い良いお店であろうことが感じられます。 お店のコンセプトや特徴・強みがお漬物、特に「ぬか漬け」にありそうなことも、写真や上部の左メニューからすぐに感じられます。 ここまではとても良いのですが… いざ、商品カテゴリーや各おすすめ商品などを見始めると… 後ほど、インタビューでそのあたりの事情も見えてきますので、改善点は明確になってまいります。 ![]() ![]() 菜香やさんは、茨城県の筑西市(ちくせいし)にあるお漬物メーカーさんで、店長(社長)の遠藤さんは実は元IT系のエンジニア。 今は、「ぬか床」を主力商品としてプッシュされていますが、おちゃのこ出店当初は浅漬けのお漬物をメインに作りこまれていたとのこと。現在でもリアルではお漬物メーカーとして関東近郊の飲食店向けやスーパーなどへの卸販売が主力だそうですが、数年前に出会った茨城県内の有機栽培米農家さんが作る「ミルキークイーンのぬか」で作ったぬか床、ぬか漬けが驚くほど甘く美味しかったことから、それを商品化。完成品としての漬物の美味しさもお客様の評価を受けましたが、その「ぬか床」そのものへの要望があって商品化したそうです。 ただ商品として販売するだけでなく、簡単にぬか漬けを漬ける方法や、お手入れ方法を教える出張ワークショップを開催されたりしておられます。(現在はコロナで休止中) ネットでは売り上げの大半はこのぬか床と足しぬかだそうで、完成品としての漬物ではなく、それを作るためのキットや材料が主力商品という、食品店としては珍しいお店です。 ![]() ![]() 第一印象でも書きましたが、トップページの写真や左上部のコンテンツメニューの「ぬか漬けってなに?」から始まる構成は、いろいろな専門店さんがお手本にしたくなるような作りです。 ただ、一方で… 例えば、初来店のお客様が、とりあえずその一押しのぬか床で漬けた「ぬか漬け」を味見してみようと左中段の商品カテゴリーから「詰め合わせ」を探すと、 なんと、浅漬けばかりの詰め合わせだけで、肝心のぬか漬けはありません。 よくよく、左の商品カテゴリーメニューを見てみると… 品種と栽培方法にこだわったミルキークイーン米ぬか床 を除けば… 無添加の浅漬け! ほとんどは浅漬けなど、ぬか漬け以外の商品で… 「あれ? ぬか漬け推しではないのか?」とハテナマークが出てきてしまいました。これはインタビューでお聞きすると、オープン当初からの名残で、メニュー構成がいろいろな漬物商品を幅広く陳列しているとのことです。 このあたりは、「現状~今後の戦略=ぬか床 を主力商品として推す!」 ----------------------------------- パット見の違いがわかりにくい商品 トップページ中央の ここでNo.2の「調合足しぬか」とNo.4の「調合足しぬか」は値段も同じで、ぱっと見では何が違うのかわかりません。 一般論ですが、お客様は素材、材料などの違いがあるのか? と両方の商品ページを行ったり来たりしながら間違い探しのように2つの商品の違いを探して悩むことになります。 これも、インタビューで事情をお聞きしたところ、ほとんどはクール便(宅配便)発送ですが、足しぬかだけは単品で購入される場合には送料無料で買えるようにネコポス便のみを指定する商品と、商品の劣化を気にしてクール便で購入されるお客様もいらっしゃることから、おちゃのこネットの配送方法選択の制約上、別々の商品としてわけているとのことでした。 機能的な制約はすぐに対処は難しいですが… サムネイル画像上にもっとわかりやすく、クール便アイコン表示を付けるなり、商品ページでの商品説明でも、もっと大きく目立たせて「こちらはクール便指定の商品です」「こちらはメール便での単品購入専用商品です」などひと目で違いがわかるようにしておくのが良いと思います。 この商品に限らず、「ネコポス発送」「常温発送」「クール便冷蔵発送」「クール便冷凍発送」のサムネイルでの表示や、温度帯が違う商品を一緒に注文した場合の対応などは、食品通販店としてわかりやすく、初見の方でも一瞬でわかるようなコンテンツを用意しておくと良いでしょう。 菜香やさんでは、「宅配便=全てクール便」なのでしょうか? また、足しぬかやその他浅漬け商品やおそうざいなどは、サムネイルや商品名に容量や重量が書いてないので一覧画面ではわからず、いちいち各商品ページで下にスクロールして詳細を確認しないといけないのが面倒ですし、わかりにくいです。 できるだけ、一覧画面で容量・サイズなどは確認できるようにしておきましょう。 ────────────────────────────── 商品ページに入って容量を選ぶと となって1,620円の商品はないのですが、設定ミスでしょうか? ![]() ![]() ![]() 有機栽培ミルキークイーンのぬかを使ったぬか床 を主力商品として推す戦略や、それに沿ったコンテンツ構成も良いと思いますが、まだ若干の過去の名残や迷いも見られ、結果としてお客様には「?」になってしまっていると思います。 これを機会に、思い切って削除すべきところは消し、整理すべきところは整理して、より「強み」を明確にしていくのが良いでしょう。(浅漬けや業務用卸などのコンテンツは別サイトに分けるなど) また、商品一覧性や商品詳細ではまだわかりにくいところもあったりしますので、「初見のお客様目線」で見てすぐにわかるか? インタビューのお電話では、いろいろとアイデアディスカッションもさせていただきましたが、今後は「ぬか床・ぬか漬け」のプロショップとして、ぬか以外の昆布や唐辛子などの素材へのこだわりや、現状プラスチックの容器の部分を、よりこだわった陶器や、木の昔ながらのぬか漬け製法に近づけること、数日に一度でも混ぜないといけないぬか床を手を汚さずにまぜる容器の開発や、市場にある既存商品の使用比較検証Youtube動画なども期待したいところです。 また、ミルキークイーン以外の品種のお米のぬか床はできないのか? 菜香やさんでも、野菜以外にゆで玉子のぬか漬けという商品がありますが、野菜以外のぬか漬けや、栄養価が高いというぬかを使った料理レシピの紹介や商品提案なども「ぬか専門店」として期待したいところですし、他社との圧倒的差別化戦略になると思います。 美容や健康面でも米ぬか発酵エキスや加工サプリなどもあると思いますし、米油、米ぬか油なども興味をそそられるところです。 将来に向けて大きな夢・展望が期待されますね! さて、本日のダメ出し!道場はここまで! 以上、ダメ出し!道場 でした。 ────────────────────────────── 皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、変革のチャンスでもあります! 差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください! ↓↓↓↓↓ ![]() ![]() ![]() 毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。 最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。 そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています! ◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」 ◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」 ◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」 ◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」 ◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」 ◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」 そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います! 通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で 先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて) 下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。 内容: ![]() ![]() さて… |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今号のデザイン道場は、ショップ各商品写真でも利用している、マウスオーバーで画像をズームする方法をご紹介します。
バナーなどで、利用するだけでアクセントになります。
![]() |
|
![]() |
![]() |
HTMLはご自身で変更してください。
サンプル用にclass名を付けたdivタグを記載しています。
このclass名については、ご自身で変更いただいて結構です。
●HTML
<a href="#">
<div class="zoomimg"><img src="https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/20170601_a38d57.jpg" width="400" height="400" alt="写真"></div>
</a>
.zoomimg {
overflow: hidden;
max-width: 400px;
}
.zoomimg img {
transition-duration: 0.3s;
width: 100%;
}
.zoomimg img:hover {
transform: scale(1.1);
transition-duration: 0.3s;
opacity: 0.6;
}
![]() |
![]() サイトとコンテンツ作りのバランス |
|
![]() |
スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「サイトとコンテンツ作りのバランス」について説明させて頂きます。
■バランスの良い運営を
ECサイトの運営はしなければならない事がたくさんあります。
サイト構築からの場合、どのような事業にするのか計画し、仕組み作りや取り組みなど、サイトそのものを作り上げる作業を行います。
そして、商品紹介やその他のコンテンツ作りなど、本体となる部分も日々更新していく事が大切です。
ECサイトに限りませんが、例えばこれから新しい事を始める初心者にありがちな事として、優先順位を間違えている事です。
例えば、コンテンツは後回しにし、見栄えが綺麗かつ仕組みが整い、一個人が作り上げたとは思えないサイトに仕上げたとします。
そうすると当然ですがユーザーは訪れてくれません。
仮に訪れてくれたとしてもコンテンツの少ないスカスカなサイトだと、すぐに離脱してしまう事でしょう。
ここで言いたいのは「サイト作りに専念するな」という事ではなくて、サイト作りとコンテンツの作成をバランス良くしていこうという話です。
これは特にECサイト始めたてであったり、まだまだサイトが育っていなかったりする方に対していえる部分が多い事でしょう。
コンテンツが少なすぎると、検索キーワードにヒットせずサイトに訪れる機会が減りますし、サイト自体が細々とした質素なものになってしまいます。
逆にコンテンツは多くてもサイトに全く力を入れていないと不信感を抱かせてしまう結果になるかもしれません。
いずれにしても偏った運営は、あまり良い結果をもたらさないという事です。
そういった事にならないようにするには、最初に行う事業計画が非常に大切になってきます。
「事業計画」というとかなり硬い印象を受けるかもしれませんが、スケジュールだったり、見通しだったりするようなふんわりしたイメージでも良いです。
■将来を見据えた計画を
ECサイトにおける考えるべき事は様々ですが、やはりイメージしやすいのは取り扱う商品や商材ではないでしょうか。
ECサイトなどアフィリエイトとしてこれから運営しはじめる方で陥りやすいのが、やはり途中での挫折です。
なかなか結果が出なくて諦めてしまう、記事を書き続けるのが大変などなど、挫折してしまう理由は様々でしょう。
続かない理由は人それぞれですが、最初の事業計画が甘いと、途中で挫折してしまう結果になる可能性があります。
なぜなら事業計画がしっかりできていないと、「運営を続けるイメージができない」「記事を書くのが苦痛に感じる」「全然売り上げがあがらない」といった事が起きかねないからです。
また、目先の利益だけ追うような運営は、途中で伸びなくなってしまう事があります。
ECサイトは継続率を上げる事が収益アップにおける重要な要素で、いわゆる定期購入であったり、リピーターであったりするユーザーが多いと、それだけ運営者が得る利益は安定しまし、厚みが出てくるでしょう。
ちなみにECサイトの事業計画ですが、自分一人で考えて頑張ろうと思われる方もいるかもしれませんが、頼れるところは頼るべきです。
誤った知識であったり、間違った形で運営を進めると結果が出ず、挫折につながります。
自分の書く記事を見てもらうのが恥ずかしいからあまり積極的な相談をしないという人も中にはいるでしょうが、他人の意見をもらう事は非常に大切です。
言いたい事は、事業計画の段階で何をするべきか、どういう形で進めていくかを考えますが、その時にアドバイスをもらえる人を見つけておく事も欠かせません。
自分一人で抱え込んだり、わからないまま進めていたりするのではなく、不格好でもアドバイスをもらう方が、より良い結果が出る可能性が上がるでしょう。
細かい部分も含め、十分な計画を立てていかれる事をおすすめします。
★POINT
・サイト作りとコンテンツ作りはバランスよく
・事業計画をじっくり練る
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
|
激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
|
![]() |
■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/) ■おちゃのこネット公式ブログ ■おちゃのこネットFacebook ■おちゃのこネット公式twitter ■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。 ■受信の停止は、最末尾のURLをクリックしてください。 ■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(https://www.ocnk.net/company/privacy.php) |
![]() |
Copyright (C) 2004-2020 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.