あなたの敬語、自信ありますか?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

コロナ第三波のために大都市の重症患者ベッド数が逼迫してきました。日本におけるコロナの死亡率そのものは、高齢者以外では高くはないのですが、重症患者の治療設備がコロナ患者で占められてしまうと、その他の病気の患者が使える設備が足りなくなり、いわゆる「医療崩壊」になってしまいます。

各国がワクチンの開発、承認を急いでいますが、われわれ庶民がワクチンの恩恵を受けられるのは、早くても半年から1年先でしょう。それまでは、ひたすら感染の可能性を減らす生活を続ける必要がありそうです。

耐乏生活が長く続くと、人々の心がささくれてきます。相手のちょっとした言葉づかいで腹を立てたり、些細なことが大きなトラブルに発展するようなことも出てくるでしょう。そういうときこそ、言葉づかいに対する細やかな配慮が必要になります。

ネット、スマホ、SNSの普及で日本語が劣化しているという話をよく聞きます。日本語のレベルが高いはずの新聞や大手出版社の活字でも、「おや?」と思うような表記を目にすることが増えました。

話し言葉の世界は言葉が変化する最前線なので、若者言葉などをいちいち気にするのはムダなことですが、フォーマルな場での話し言葉、特に敬語はちゃんとしなければなりません。

しかしそれも「コンビニ敬語」などに侵食され、ちゃんとしているはずの立場の人でも、案外怪しい敬語を使っていたりします。多彩な敬語表現は日本語の特徴であり、文化そのものです。変な外国人と間違えられないためには、一定レベルの敬語知識を持っていたいものです。それがお客様やお取引先からの信頼醸成につながります。

ということで、今回のオススメ参考書では、敬語の本を紹介します。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

失礼な敬語 誤用例から学ぶ、正しい使い方

野口恵子・著 光文社・刊

760円 (税別)

表紙側の帯に、「私、このたび、入籍させていただくことになりました」という敬語の誤用例が大きく載っています。「ある女性タレントのブログより」とありますから、著者が実際に目にしたものなのでしょう。

なぜこの用法が間違いなのかは、第二章の51ページに詳しく載っています。引用してみましょう。
***
「皆さんにご報告があります。私、このたび、入籍させていただくことになりました。驚かせてしまってごめんなさい」
(中略)
ここで問題なのはやはり「させていただく」である。自分の行為を控え目に述べる際には「させていただく」を使う、と思っているのだろうが、突然の発表を読者に詫びているところを見ると、ファンの意思とは関係のないできごとのようだ。この件に関して、ファンからの許可も依頼も恩恵も受けていない。その場合、「させていただく」は使えない。「結婚することになりました」「入籍することとなりました」でよい。
***

なぜここで「させていただく」が使えないのか、「させていただく」が使えるのはどんな場合かは、第二章全体でくわしく解説されています。この章がまるまる「させていただく」にあてられているからです。

現代人は謙譲表現の代表として「させていただく」をよく使いますが、その多くは誤用です。「する」の謙譲表現は「いたす」であって、「させていただく」ではないからです。そして、著者は「させていただく」を「取扱注意と大きく書かれた機械に似ている」といいます。実は使いこなすことが相当にむずかしい表現だからです。

「させていただく」には大きく分けて2つの用法がありますが、その2つはまったく異なるものです。むしろ反対の使い方といえるほどです。

1つめの用法は、「厚かましくて申し訳ないと思いつつ、私はこれをする。なぜなら、ありがたいことにあなたが許可してくれたから」という気持ちを背景として用いるものです。この場合、まだ許可がおりていないときには「させていただきたいのですが」「させていただけますか」という形で使います。

【例】
上司「ずいぶん顔色が悪いけど、どうかしたの」
部下「今朝からひどい頭痛で。薬を飲んだんですけど、ひどくなるばかりなんです」
上司「今日はもう帰ったほうがいいんじゃないの。家に帰って寝るとか、病院に行くとか」
部下「そうですか。そうさせていただけると助かります。ありがとうございます」
(翌日)
部下「昨日早退させていただいたおかげで、ゆっくり休むことができました。もうすっかりよくなりました。お心づかい、どうもありがとうございました」

これが正統派の「させていただく」の使い方です。この場合、部下から上司に許可を求める際にも「させていただく」を使うことができます。

【例】
部下「頭痛がひどいので、申し訳ありませんが、今日は早退させていただけますでしょうか」

以上は「許可」にまつわる「させていただく」ですが、「依頼」を受けた場合にも「させていただく」を使うことができます。自分がするのが当然だろうと思っているが、遠慮していたら、誰かが背中を押してくれたようなケースです。

【例】
パーティーの席上で参加者がスピーチをしている。自分も立場上するべきだと思っているが、前に出て行く勇気がない。そこに主催者が来て「まだスピーチなさっていませんね。次にお願いします」と言われた。

自分「では、私もひと言ご挨拶させていただきます」

2つめの用法は、1つめとは真逆です。相手に失礼であることを十分に承知しながら、あえて用いる意図的な慇懃無礼(いんぎんぶれい)で、自己主張の手段として用います。

【例】
部下「会社をやめさせていただきます」

本音は「バカヤロー、こんな会社やめてやる!」ですが、謙譲語である「させていただく」を相手の許可や依頼がないところで用いることで、相手を不愉快にさせることを狙っています。次の例も、同様です。

【例】
出席者「今まで黙って拝聴しておりましたが、ご意見に賛同いたしかねますので、私もひと言言わせていただきます」
取引先「その件につきましては、これまでに何度も申し上げました通り、お断りさせていただきます」

言葉は丁寧でも言っていることはきつく、相当に強い自己主張になっていることがわかるはずです。失礼な相手に対して、必要以上の敬語を使うことによって「失礼のお返し」をしようという形です。

しかし、現代人は上記2つの用法のどちらにも当てはまらない「させていただく」を連発しています。次の例も誤用です。

【例】
「少額ですが、送金させていただきました」

偉そうに聞こえないように「させていただきました」を使ったのでしょうが、間違いです。「送金いたしました」とするべきです。

また、誤用の結果、相手に誤解されてしまう場合もあります。

【例】
「この春、A大学を卒業させていただきました」

本来の「させていただく」の用法から読み解くと、「単位が足りなくて留年必至だったところ、教授に泣きついてお情けで単位をもらうことができ、それでやっと卒業した」と推測されても文句は言えません。

また、丁寧な表現にしたつもりが、「させていただく」の2番目の用法「慇懃無礼」ととられてしまうこともあります。

【例】
「〆切は来月末とさせていただきます」

忙しい著者だったら、編集部がケンカを売っていると受け取るかもしれません。

著者は「させていただく」を使いそうになったら、なるべく他の用法に言い換える訓練をすることを勧めています。誤用を避けることと、日本語表現の訓練のためです。

著者が「させていただく」を「取扱注意と大きく書かれた機械に似ている」と言っていることは前に書きましたが、その後でこう付け加えています。

***
機械と異なるのは、使い方を学習すればするほど、実際には使用しにくくなるという点だ。ある目的のためには有効に働くが、そのチャンスはあまり多くないから実際の出番は少ない、という複雑な機械が「させていただく」なのだ。
***

著者は1952年愛知県生まれ、東京育ちの日本語・フランス語教師です。文教大学、東京富士大学、国立看護大学校で教鞭をとり、『かなり気がかりな日本語』(集英社新書)、『バカ丁寧化する日本語』(光文社新書)、『日本語力の基本』(日本実業出版社)などの著書があります。

著者は「あとがき」で、敬語についてこう語っています。
***
外国人学習者と異なり、日本語母語話者は日本語に不自由しているわけではない。日本語に関する知識も経験もある。それでも、勘違いや不注意から、おかしな日本語を使ってしまう。
その代表格が敬語だ。時代、環境、習慣の変化により、生活の中で自然に敬語を身につける機会が減った。しかし、社会に出れば敬語の使用が要求される。「丁寧に言っておけばよいだろう」「なんか違うような気もするけど、皆が使っているから、まあいいか」ということになる。その結果が、現在の過剰敬語や誤用の氾濫である。
***

本書には「させていただく」のほかに、「よろしくお願いします」「お疲れ様です」「お世話になっております」「していただく」「してもらう」「になります」「しておられる」「してもらってもいいですか」「していただければと思います」など、現代日本に蔓延する怪しい言葉づかいがたくさん登場します。

それでは、本書の目次を紹介します。各章のタイトルを見るだけで、おおよそ何が書かれているかがわかるでしょう。

・序章
「よろしくお願いします」で明け、「よろしくお願いします」で暮れる
――言葉は考えて使いたい

・第一章
いくら何でも、いただきすぎ
――現代日本人に最も好まれている敬語

・第二章
取り扱い注意の「させていただく」
――実は難しい謙譲の表現

・第三章
「れ足す」「さ入れ」「を入れ」
――余計な一文字を挿入する

・第四章
ゴトリ、シテトリ、オトリ、テトリ
――拡散する「簡易敬語」

・第五章
敬意の向かう先
――敬語の使い分けができないのは、敬語を知らないのと同じである

・第六章
「部長はイカレテル」「先生もヤラレタ」は尊敬語か
――ナル尊とレル尊を考える

・第七章
丁寧な口調で失礼なことを言う人々
――知らないうちに相手を低めていないか

・第八章
「~レバと思います」「この千円は大丈夫です」
――“コピペ語”の怪

・第九章
これは妻がプレゼントしてくださったネクタイです
――“その日”は意外と近いかもしれない

・第十章
端的に!簡潔に!
――「一つの正解」を求める世の中

・終章
他人事のコミュニケーション
――自分自身に対する観察力はあるか

「敬語」は文法書を丸暗記しても使えません。文法や正しい用法といった知識を身につけると同時に、TPOに合わせた正しい使い方を選んで使っていく経験が必要です。社会全体で正しい敬語が怪しくなっている現代だからこそ、正しい敬語を使って良い意味で目立つ存在になりたいものです。それがビジネスや人生を豊かにします。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

健康であまり医薬品に縁のない皆さんでも、テレビのCMなどで「ジェネリック医薬品」という言葉をお聞きになったことがあるかと思います。
先発薬(最初に開発された薬)の特許が切れて独占販売期間が過ぎた後に、同一有効成分で安価に作られる薬のことですね。

循環器系に持病を持つ私は、何種類かの薬を常用しておりまして…(^^;)
その中のひとつに、血液をサラサラにして血栓を作りにくくする薬があるのですが、先発薬は1錠が168円もします。

それがジェネリックなら1錠37円ほどで済むんです。実にその差131円!
30日なら3,930円。1年365日ならなんと4万7,815円も薬代が削減できるんです!
1種類の薬でこの差ですから、何種類もとなるとかなりの節約になります。

もちろん、「ジェネリックはイヤだ! 高くても先発薬がいい!」という患者さんもおられるでしょうし、その選択は自由です。

このジェネリックという言葉は元々、「一般的な」「汎用の」といった意味ですが、このジェネリック医薬品になぞらえて…

特許権、著作権や意匠権などの切れたオリジナル家具を元に再生産した家具を「ジェネリック家具」と呼ぶそうです。

特に20世紀半ばの欧米のインダストリアルデザイナーたちがデザインした、いわゆる「デザイナーズ家具」は、オリジナル品は数十万円~数百万円するようなものも珍しくなく大変高価でした。
一方、権利の切れたオリジナルの家具をベースに再生産したものは、オリジナル品と同等か、場合によっては新しい素材などを用いて強度や耐久性などを向上させた高品質なものもありながら、価格はオリジナルより安価になっており、単なる模造品・コピー品を超えてかなりの人気と存在感の認知がされているようです。

今回のお店は東京都内にあり、このジェネリック家具の中でも高品質にこだわったお店なのですが、その運営形態はなんと「ドロップシッピング」。
しかもお店の成り立ちもちょっと変わっています。

それではダメ出し道場、始まりです!

ダメ出し!依頼ショップ
U-designer's

ショップ名 :
デザイナーズ家具 通販専門店
【ユーデザイナーズ】U-designer's さん

サイトURL:
https://www.u-designers.com/

B to CのECサイトという体裁ながら、法人様からの大規模なご発注を期待しているのですが、法人需要は喚起できているものの、まだまだ、オフィス全体のコーディネートなど、法人様からの大規模なご注文の件数が少ないのが課題です。

【第一印象:】おちゃのこショップだけで見るとよくわからないが…

トップページを見ると、全体的にクオリティの高い商品画像やバナー画像が整然と並べられ、洗練された印象です。ですが…

私も四半世紀もネット通販業界に関わっていると、ひと目で
「あ、この店は在庫持ってないな。写真はメーカーからの提供画像で撮影もしてないな。いわゆるドロップシッピングのお店だな」
とわかります。(^^;)

「ドロップシッピング」とは、一般的に、販売店が在庫を持たずに、メーカーや問屋が提供する商品カタログや画像、商品情報を元にネットショップに商品陳列して販売し、受注した品物だけを仕入れ先に発注し、顧客に直送してもらう形式の無在庫、受注発注方式のネットショップ運営形態。

在庫投資が不要でリスクは少なく、その分粗利率は一般的には低いが、あくまで顧客に対する販売責任は自店にあります。紹介や誘導マージンだけを得るいわゆるアフィリエイトとは異なります。

ドロップシッピングや、無在庫が悪いというわけではないのですが、ゼロから事業を起こすことに比べればはるかに参入のハードルが低く、極端ないい方をすれば、商品(家具)のプロでなくてもホームページを美しく作るスキルさえあれば見栄えの良いお店が作れちゃうがために、商品知識や、きめ細かいサービス、信頼できる保証や対応が期待できない、いい加減なお店が多いのも事実です。

なぜなら、ほとんどその商品の実物を見たことも触ったこともない人がホームページだけ上手に作って売ってるんですよ! 信頼できますか? って話です。

なので、私は基本的にドロップシッピングのお店は嫌いですし、なかなか信用信頼できないので買い物もしません。

と、ここまでは、あくまでサイトの第一印象として、私の25年の経験が直感でそう書かせたのですが…(笑)

いざ、店長さんにお電話でインタビューしてみると…

その認識はかなり変わることになりました!

インタビューで浮き彫りになったこと

個人経営、家族経営、家業などの多いおちゃのこショップの中では、このお店の成り立ちも、店長(社長)の森さんもかなり珍しいタイプ。

森さんはこのお店を運営する株式会社ソルティアーツの社長でありながら、もともとは親会社であるムサシノ広告社という広告代理店の役員さんとして、現役で広告のお仕事もされています。

森さんのご経歴は…
新聞社や、大手電機メーカーの広報宣伝部、大手広告代理店とキャリアアップされながら、広告マーケティングのプロとして親会社に入られました。

そこでの新規プロジェクトとして、富裕層向けにクルーザーやボート、ヨットなど中古船舶の販売事業として今の会社を立ち上げられ、同様に富裕層向けの事業として何かないかと探しているうちに、比較的高額なデザイナーズ家具を扱う当ネットショップ「U-designer's」を発見。

もともと前オーナーがドロップシッピングで運営していた、このおちゃのこショップを、7年前になんとサイトごと事業買収をされたのだそうです!
…という、なかなか珍しいお店なんです。

ネットショップを丸ごと買い取るというような話はときどき聞くのですが、それを7年間も潰さずに利益を出して経営を続けるというのが本当に珍しく、素晴らしいことです。

でも、その秘密はもともとのこのショップにあったというより、現経営者の森さんの姿勢と取り組みにありそうです。

家具にも、ネットショップにも詳しいわけではなかった森さんですが(ここはお話を聞いた中での私の勝手な憶測ですが)、キャリアの中で培ったビジネスセンスと行動力で、仕入れ先である地方の家具メーカーさんに出向き、きちんと信頼関係を築き、商品知識も学んできたそうです。

現物の確認やお客様への展示では、都内にあるこのメーカーのショールームとも連携しました。家具において重要なデリバリー(配達・搬入の手配)に関しては、お客様に直接お電話して相談や打ち合わせをしたり、大口顧客の場合は現場に出向いて搬入に立ち会うことまでしています。

このように、リアルでアナログなきめ細かいサービスで、お客様と仕入れ先双方の信頼を得ておられるとのことです。

このあたりは、一般的な(私の嫌いな)薄っぺらいドロップシッピングの家具ショップサイトとは一線を画すところだとわかりました。

実際の販売も、必ずしもおちゃのこのカートだけでなく、メールや電話での問い合わせ対応からの注文も多いそうです。
当店をきっかけにしながら、アナログやリアルでの接客や営業活動を大事にされているからこそ、生き残り成長されているのだと思いました。

また、現在の商品の大半は、国内の老舗の家具メーカーが仕掛ける、世界的な一流のホテルチェーンで採用されるような業界でも信頼されるジェネリックデザイナーズ家具が占めています。

そのほとんどは中国のレベルの高い工場で低コストで製造しつつも、しっかりと考えつくされたリプロダクト(オリジナル品よりも優れた現代の素材や技術を用いた再生産品)で、製造管理、検品、運送など品質管理も徹底しておられるようです。

つまり、安かろう悪かろうのデザインだけのコピー品とはまったく別物ということです。

まずは、信頼感が得られる強みを明示する!

上記のように、表からの見た目だけでなく、サービスや対応面など、裏の本質的な部分でもしっかりとしたお店であるようなのですが…

商品の品質に関するアピールだけはありながら、残念なことにショップページではその本質部分の強みのアピールがほとんど見られなかったり、十分なアピールがされていません。

また、ジェネリック家具のイメージや認識も、まだまだコピー品、模造品などと良くない印象で見ている層がいるのも事実ですし、著作権、意匠権、不正競争防止法など、日本の法律上で違法とはいえないまでも、元の海外の個々のブランドや商標権を持つデザイナーや会社との関係性などにグレーな部分もあって、悪意や敵意を持って批判や攻撃をしてくる者が出てくる可能性も十分にあり得ますし、そうした意見の持ち主のブログやSNSでの書き込みに悪影響を受けるお客様もいると考えられます。

粗悪なコピー品と違って品質は高そうである旨のコンテンツはあるのですが、このあたりの権利面などの不安や懸念を拭い去るような、法的にクリアで安心して買える商品であることのアピールや説明コンテンツをきちんと用意しておく必要もあると思います。

協力していただける弁護士さんや弁理士さんのコメントなどがあればベストですが、すぐにそれが無理であっても、まずはせめてメーカーの正式コメントなどが掲載できれば、より多くのお客様が安心して買うことができると思います。

「いわゆるブランド品の偽物や模造品とは違うのだ」「違法性はないのだ」「当店の扱うジェネリック家具は確立されたものなのだ」という部分はぜひとも用意して、粗悪な他店との差別化を図っていただきたいと思います。

具体的なダメ出し…

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一般的な家具店であれば、
「各商品ページにモデルさんが写っている写真がなく、商品の大きさや使い勝手など実用面をイメージできる写真がないので、そういう写真を用意しましょう!」
とダメ出しするところですが…

一般的な家具店と違って、当店に来られるお客様は、便利でリーズナブルな家具を探しているのではなく、ほとんどの場合、明確に好きなデザイナーブランドや明確に欲しいシリーズ・商品が既に決まっていて、あとは価格、配送などの段取りで悩んでいたり迷っている方だと思います。

ですので、あえて一般的な家具店のようなモデル写真はかえってイメージダウンにもなりかねないので必要ないと思います。

漠然と一般的な家具を探している客は、当店ではなくIKEAや総合家具店のサイトに行くでしょう。

ということは、優先度としては、ソファ、チェア、テーブル等の商品カテゴリーよりも、デザイナー名を優先して商品閲覧する可能性が高いのではないでしょうか。

現状は左メニュー上部に商品カテゴリー、その下の方にデザイナーの分類がありますが、可能ならこれは入れ替えるか、いっそ、デザイナー一覧をトップページ上部センターにも設置して…

コルビジェが好きな人、イームズが好きな人、イサム・ノグチが好きな人に向けて、来店したらそれぞれの売り場に即、直行できる客導線を1画面目に設けるのが良いと思います。

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ただ、商品ページに関しては…
例えば、フローレンス ケース 6T [EC-SD9236]
https://www.u-designers.com/product/774

というチェストは、素材(木目)がホワイトオークとウォールナットと選べますが、商品写真はウォールナットだけでホワイトオークの写真はありません。

同様に、例えば下記の革のソファなども
https://www.u-designers.com/product/299

革の色を選べる商品なのですが、それぞれの素材の色は見本写真で見ることはできても、実際のソファ全体の各色の写真は用意されておらず、なかなかイメージできません。

これはメーカーさんで写真を用意できないのでしょうか?
「素材色見本が確認できればいいじゃん」ではダメです。
何十万円もの商品を選ぶのに、それは大きな心理的な障壁になります。

なんとかメーカーさんにお願いして、できるだけ多くの色や素材バリエーションの完成商品写真を用意してもらい、掲載するようにしましょう。

自動車のカタログなどでも、カラーバリエーションは色見本だけでなく、車全体写真の全色一覧が必ずあるのと同様です。
これは基本中の基本事項だと思います。

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【法人注文を増やしたい! について…】

ダメ出し!道場申込時のコメントにあった
「法人様からの大規模なご発注を期待しているのですが、法人需要は喚起できているものの、まだまだ、オフィス全体のコーディネートなど、法人様からの大規模なご注文の件数が少ないのが課題です」について。

法人注文を増やしたいとの件ですが…
現状、トップページでそれを感じさせるのは唯一
「法人様向け販売窓口のご案内…詳しくはこちらから」
というバナーのみで、アピールといえるほどのものでもありません。

そのページに行けば、
https://www.u-designers.com/page/32

こんな企業様にオススメですという箇条書きと、ほんの少しの事例写真があるだけで、法人向けの提案や商談が得意という印象は感じられません。

せっかく箇条書きで
・設計事務所・ハウスメーカー・工務店に従事されている方
・モデルハウス・ショールームなどに携わる方( 1脚・1台単位でOKです。)
・建築事務所・住宅メーカー・マンション販社に従事されている方
・施工物件単位で設備のコーディネーションに携わる方
・店舗・施設の設備導入ご担当の方
・ホテル・マンション・各種施設などの家具を検討される方
・部屋・建物単位での各種家具のコーディネーションに携わる方
・店舗・大型商業施設・各種建築物内の設備ご導入に携わる方
・その他、店舗(複数の場合)内で使用する什器・備品の導入に携わる方

と個々の業種ごとに書かれているのであれば、いっそ、それぞれの業種ごとの事例紹介ページを用意しておくなど、もう一歩、二歩と踏み込んで法人対応が得意であることを感じさせるようなコンテンツが必要だと思います。

その上で、トップページにも単に「法人問い合わせはコチラ」ではなく、
「業種、広さ、間取り、座席数などに応じてデザイナー家具を用いたトータルコーディネートで建物や空間のイメージアップをご提案します!」

など、単に家具というモノを売るだけの店ではなく、法人がインテリアコーディネートや空間演出を相談したくなるような提案力を感じさせるバナーを作ってトップページセンターに配置する必要があると思います。(あくまで中身の充実や、提案力が先ですが

30点
総評

商品やサービスのクオリティ、お店・会社の信頼度は高そうなのに、肝心の強みを直感的に感じられず、もったいない限りです。

また、別事業のボート販売の事業とは、高所得者層という客層はある程度重なるでしょうから、なんらかの連携したアプローチは可能なのではないかと思います。(今後の課題)

また森さんが役員を務められる親会社の広告事業の中には、
WEBソリューションとして
https://www.musashino-ad.co.jp/media/web/solution.html

法人ターゲットのサービスもあるようですので、それを当店の法人需要開拓に活用されていけば、大きく飛躍される可能性が高いのではないでしょうか?
(インタビューでは特に活用していないとのことだったので…)

また、テレビ、ラジオ、雑誌などのCMに関しても得意とされているようですので、例えば首都圏富裕層や法人にターゲットを絞り、都内にあるメーカーのショールームを活かしたプロモーションなども考えられるのではないでしょうか?

これも、自社、グループの強みを活用しておられず、もったいない限りです。

いずれにせよ、大きなポテンシャルをお持ちの会社なので、今後に大きく期待です。

今後の戦略立案の際にはぜひご相談頂ければお役に立てることもあると思います。ぜひお気軽にご連絡ください。

以上、ダメ出し!道場 でした。(^^;)

──────────────────────────────

皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、変革のチャンスでもあります!
マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品開発、新サービス開発して乗り越えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください!
きっとヒントを見つけられます!

↓↓↓↓↓

EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今号のデザイン道場は、先日リリースしたカートステップ改良でさらにカートをシンプルに表示する方法をご紹介します。カートステップ2で縦に積んで表示している各項目を横並びにカスタマイズする方法となります。






スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

基本的には、500px以上の横幅で適用しますのでPC~タブレットでの表示用となります。

※注意事項
この例では、レスポンシブテンプレート「ホワイトライン」を基本にしてカスタマイズしています。
罫線や各色はホワイトラインカスタム時の指定となりますので、ご利用テンプレートによっては指定に問題が出る可能性があります。
その際は、線や色をご利用テンプレートに合わせて変更ください。

※フォーム要素デザインについて
カート内のフォーム要素の余白を大きくする指定です。必要なければ指定は貼り付けないでください。

●スタイルシート

@media only screen and (min-width: 500px) {

/* フォーム要素デザイン */
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.shoppingcart_contents input[type="email"],
.shoppingcart_contents input[type="tel"],
.shoppingcart_contents input[type="url"],
.shoppingcart_contents input[type="search"],
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.shoppingcart_contents textarea {
padding: 10px;
border: 1px solid #E0DFE3;
}

.shoppingcart_contents select {
border: 1px solid #E0DFE3;
min-height: 40px;
}

/* ページ全体余白/タイトル/説明*/
.shoppingcart_contents .contents_box {
margin: 0px 0px 40px;
font-weight: 500;
}

.shoppingcart_contents .section_title h3 {
margin-bottom: 10px;
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}

.shoppingcart_contents .global_note li {
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}

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.shoppingcart_contents .form_inner_element {
width: 80%;
}

.shoppingcart_contents .cart_recipient .form_data,
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}

.cart_recipient_data,
.cart_sender_data,
.cart_shipping_method_data,
.cart_option_data,
.shoppingcart_contents .checked_row {
display: flex;
}

.cart_recipient_data .form_title,
.cart_sender_data .form_title,
.cart_shipping_method_data .form_title,
.cart_option_data .form_title {
width: 150px;
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}

#payment_form .checked_row .form_title {
width: 150px;
display: flex;
border: none;
}

.cart_payment_row .form_title {
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}

#cart_payment .checked_row .form_title {
background-color: #FFFFCC;
}

/* ラジオボタン選択欄下部下線非表示 */
.cart_recipient>.form_data:last-child,
.cart_recipient .shipping_radio_box:last-child .form_inner_title,
#cart_payment .cart_payment_row:last-child {
border-bottom: none;
}

#payment_form .cart_payment_row {
margin: 0px;
}

}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

結果が出ない時の対処

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「結果が出ない時の対処」について説明させて頂きます。

■思うような結果が得られなくても焦らない

ECサイトの運営を始めると、思うようにいかない壁に直面する事がたくさんあります。
例えば、「全然商品が売れない」という事で焦られる方は多いかと思います。

商品が売れないとただ嘆くのではなく、大切なのはその原因を考える事です。
ECサイトで商品が売れないのにはいくつか理由があります。

一つがアクセス数の少なさです。
当然ですがアクセス数が少なく、サイトへの訪問者が少ない場合、そもそも商品を買われる可能性が低くなります。

アクセス数、つまりは集客力を向上させるのにはコンテンツに力を入れる事が大切です。
例えばサイト自体のコンテンツの量を増やし、クオリティにも力を入れ、検索されてサイトにユーザーが訪れるきっかけを増やします。
また、ご自身のサイトの中でもアクセス数の集まるページとそうでないページの分析をして、より良いコンテンツ作りに注力しましょう。

集客はコンテンツ作りだけではなく、サイトの外からの誘導も効果的です。
現代でいうところのSNSは有効に活用するべきで、TwitterやInstagramなどを利用してサイトへ導くのもおすすめです。

ただ、どれだけ集客できたとしても商品が売れない場合があります。
それは商品が売れるための工夫が足りていない事が考えられますが、そのようにまずはECサイトの状況を把握する事が大切です。

アクセス数が少なくても商品が売れていれば、アクセスを増やす事によって売り上げアップに期待できます。
しかしアクセス数がほどほどにあっても商品が売れていない場合、そこからアクセスを増やしても商品が売れるとは限りません。

基本的にはECサイトの運営において、自身のサイトに足りない部分を補っていく事が必要です。
思うようにいかない、すぐに結果が出ないからといって焦らず、自身のサイトがどういう状況にあるのか落ち着いて分析しましょう。

■売れるようにするための工夫

商品の購入率が低い場合にはコンテンツよりもサイトを工夫するのが大切です。

例えばサイトのデザイン面で例を挙げますと、商品の選択から決済までの流れを始めての利用者であっても直感的にわかりやすく操作できるようにしたり、おすすめとする商品を分かりやすく表示するデザインにしたりするようなイメージです。

基本的に扱いづらいと思われるウェブサイトでは成約率がぐっと下がってしまうと考えて良いでしょう。
それはご自身がインターネットで買い物する事を想像したらお分かりになるかと思いますが、カートの位置が分かりづらい、お届け日時や送料が見当たらない、決済方法が不明瞭など、扱いづらいサイトではあまり買いたくないと考えるはずです。
どうしても欲しい商品だとしても、商品名を控えて別のサイトを通じて購入するという事になるかもしれません。
サイトの使いやすさなどの要素は成約率に大きく関わってきますので、成約率が低い場合には必ず見直したいところです。

さらに、商品の品揃えに関しましても工夫をしていきたいところでしょう。
例えばただ単に商品を紹介するのではなく、何がおすすめなのか、割引が効いてお得なのはどれか、お試し商品はあるかなど、ユーザーにとってメリットのある商品紹介をしてみるのも効果的です。

ただ自分のサイトを見直しても悪いところが見当たらないという場合があります。
そういう場合には、大手ECサイトでも良いので他のサイトを見てみると良いでしょう。
できればご自身のサイトと見比べるようにすると、どこが違うのか明確になります。
売れるサイトは特別な事をしているというよりも、当たり前とも思える基本的に必要な事を当たり前のようにしているだけという事が多いです。
その基本を見落とさず実装している事が売れるサイトにするのに大切です。

★POINT
・コンテンツの見直しとSNSの活用で集客
・サイト構成の見直しで使いやすく

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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編集後記

「ワレンベルグ症候群」という初めて聞く病名を医師から告げられました。神経の不調により顔面や手足の一部で温度感覚がなくなる病気です。即効性のある治療法はないようですが、運動機能には影響がないので、普通に生活しながらのんびり治していこうと思っています。
(おちゃのこ山崎)

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