![]() 「『しないこと』を先に決めてみませんか?号」 |
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「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
「あけましておめでとうございます」と言うには、ややタイミングを失してしまいました。本年も「おちゃのこネット」ならびに「おちゃのこ通信」をどうぞよろしくお願い申し上げます。
ところで、新年のめでたさもコロナのおかげで半減どころか9割減といった感じですね。二度目の緊急事態宣言が出されて対象地域の飲食店は8時閉店を強いられ、成人式は多くが中止もしくはリモートで「一生に一度」の晴れ舞台を逃した若者が気の毒です。
コロナとともに定着してきた「ニューノーマル(新常態)」という言葉は、もともとは世界金融危機にともなって流行したものですから、もう10年以上もの歴史があります。
それなのにコロナとの結びつきを強く感じるのは、コロナが私たちの日常生活を不可逆的に変えてしまうという印象を、人々が強く持っているからでしょう。
インターネットや携帯電話も私たちの生活を大きく変えましたが、それについてのマイナスイメージはあまり人の口には上りません。コロナによる変化が重苦しいのは、それが人々の望まない方向に強制的にねじ曲げるような力であるからかもしれません。
人類がこの感染症をどのように克服するか、それにともなって出現するニューノーマルの世界はどのような姿か。これは今の時点ではわかりませんが、大きなビジネスチャンスとなるでしょう。
近い将来にやってくるものがわからない場合は、積極的な施策はリスクを伴います。そういうとき、先人たちは徹底的に無駄を省いたシンプルな経営に徹して守りを固めました。
いまそのような手を打つなら、まず「しないこと」を決めることです。「やること」が明快でない場合は、「しないこと」を決めて世の中の様子を見る。そうすることで時間と余裕が生まれます。
今回のオススメ参考書は、日本最大の作業服専門店ワークマンの躍進の秘密に迫るビジネス書です。そのキーワードは「しない経営」。気になりますね。
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![]() ![]() トップページの第一印象は、きっと皆さんも感じられる通り、商品写真のクオリティやバナー類のデザインもすっきり洗練されており、店名やキャッチコピーなどからもひと目で「宮城と山形の産直品の専門店なんだな!」とわかるお店です。 トップページの新着やオススメ商品などから、地元の地酒やワイン、地ビールなどからお肉や海産物、加工品、など豊富な品ぞろえで美味しそうなモノが目白押し。 高速道路のサービスエリアやおみやげ物店であったら、立ち寄ればいくつかお土産に買って帰りたくなりそうな品揃えです。 でも、ここはオンラインショップ。 これは、このお店だけに限らず、多くの産直ショップに共通して言えることなのですが… 日本は島国で海に囲まれ、離島でなければ高速道路網、鉄道網は全国均一なレベルで整備され、地場産品はこうした交通網、物流網を通じて都市部に流通しやすい国です。 つまり、産直品は全国に星の数ほどあるのです。 かといって、きっと塩竃の方が縁もゆかりも行ったこともない、例えば九州の地方都市の産直品をいきなり検索して買うこともないでしょうし逆もしかりです。 でも、なんらかのご縁があったら? きっかけがあったら? それはテレビでたまたまタレントさんが名物を紹介していたとか、旅番組でその街を紹介していたとか、ご本人が旅行で行ったことがあるとか、その地域出身の友人、知人の勧めとか。 何かの「きっかけ、ご縁」と、そこから広がる物語やエピソードだったり、商品の魅力や価値があって、初めて、興味や好奇心、そして「食べてみたい!」「買ってみたい!」につながるのではないでしょうか。 そのあたりの、商品にまつわるエピソードや物語、魅力をアピールしたような商品が、トップページをざっと拝見するだけでは目に飛び込んできません。 ただただ、全国によくある物産品店、土産物店といった「平凡な」お店にしか見えないのが第一印象です。 ![]() ![]() 冒頭にも書きましたが、宮城山形産直マルシェさんは、元から食の産直品を商売としていた会社ではなく、まったくの畑違いのガス会社(塩釜ガスさん)とその関連会社である地元のケーブルテレビ局(宮城ケーブルテレビさん)が2018年に立ち上げた比較的新しい事業です。 店長の設楽さんは塩釜ガスの社員さんで、ガス会社のお仕事もされながら、もう1名のスタッフさんと2人だけで店舗ページの作成や商品撮影などは元より、商品の開拓や企画、仕入れから受注、手配までこなされているとのことです。 設楽店長は生粋の塩竃育ちで、もちろん宮城県産品にもお強いですが、ご両親は山形出身とのことで山形県ともご縁がお有りです。 多くの商品は仕入れ先メーカーさんや生産者さんからの直送産直ですが、お酒など一部の商品は事務所に在庫も持ち梱包出荷もされているそうです。 現在のサイトもまったく外注をせず、2人で独学でセミナーなど受けながらコツコツと商品撮影からページ制作までされているとのこと。 また、むしろ驚くべきは、山形県から宮城県の各仕入先さんを直接回って交渉し、取り扱い商品を増やしてきたことです。 何時間かお電話でお話ししただけですが、私の印象では設楽さんはプライベートで民生委員さんもなさったり、とにかく地元愛、郷土愛もお強い方で、塩竃を、宮城を、ご両親のルーツである山形を愛し、少しでも地元活性に貢献したいとの思いもあって、この事業にも取り組まれているような熱い方でした。 会社は地元では誰もが知る安定した経営基盤のガス会社という母体ではありますが、広告宣伝費などほとんどかけずに地道にtwitter、Facebook、InstagramのSNSを使って情報発信を行っておられるのも素晴らしいと思います。 また聞いていて感心したのは、東日本大震災を経験して、いざという時の情報発信、収集、伝達のツールとして、SNSの重要性、特にtwitterの拡散力のすごさを身に染みて経験しわかっているから、早くから twitterに力を入れてきたとのこと。 今まで多くのお店のインタビューをしてきましたが、なんとなく時流にのってSNS、特にInstagramやFacebookをやっていても、このtwitterの拡散力のポテンシャルに気付いているお店は非常に稀でした。 特に広告宣伝費をかけずとも、大きなモールやAmazonなどに出店したりもせず、このおちゃのこショップだけで2年で月商100万円を超えるレベルに事業を育ててこられているのは素晴らしいと思います。 目立った全国的に超有名な人気商品はないですが、知る人ぞ知る銘酒やグルメなら、知っている品はいくつかあるようで、昨年もコロナ下の自家需要の増加で、運よく全国ネットのテレビで著名な出演者が気に入っていると取り上げられたある加工品に集中的に注文が殺到した際も、メーカーさんとの信頼関係でメーカーさんが当店を取扱販売店として告知してくださり、大きな売り上げになったりしたそうです。 テレビ特需はたまにあるラッキーヒットではありますが、そんな時にきちんと商品を確保できるような信頼関係を供給元、仕入れ先と築いておく商品調達力は大変重要ですね。 ![]() ![]() せっかくの十分なクオリティのショップページ制作スキルをお持ちなのに商品写真がパッケージ写真止まりなものも多く、産直グルメなのに美味しさを感じられない、伝わらないモノがあるのはもったいないです。 美味しそうな調理盛り付け写真は「食品販売の基本」です。 伊達の一(海鮮粕漬け) 仙台牡蠣鍋 鮮冷(魚介類煮つけ・アヒージョ) パッケージばかりで美味しさを想像すらできません。 ![]() ![]() ![]() せっかくの品揃え、取り扱い、仕入れ、メーカー、生産者の豊富さなのに、単に右から左、メーカーが用意したケース売り、パッケージ売りばかりで、小売店としての「価値」がほとんど感じられない。 「差別化を計った商品の企画、提案をサイトでおこなうことが必要であると考える」 具体的には 例2)複数の加工食品をセット組した「酒の肴セット」とか 例3)宮城~山形の「各種調味料の詰め合わせ食べ比べセット」とか 例4)1社の加工品でも1ケース売りでは量を持て余すので、複数の商品の少量ずつのセット などなど、物流で小売店としての付加価値を生み出すなどは商品企画の基本で、比較的簡単に差別化できると思います。 もっと販売力が付けば、いずれは産直マルシェさん専用商品をメーカーも作ってくれるようになると思いますが、まずはメーカー横断的、仕入れ先串刺し的な商品企画から取り組んでみましょう。 また自社の強みという点では、ケーブルテレビ事業を持っているので、きっと地元のローカルな産品や生産者を取材したコンテンツや情報がきっと社内に埋もれていると思います。 SNSも単にtwitter、Facebook、Instagram の静止画だけでなく、動画コンテンツを制作し、YouTube や各SNSでの動画での情報発信で生産者や商品にスポットライトを浴びせてアピールするようなことも他社に比べれば比較的容易にできるのではないでしょうか。 静止画と違って、動画での商品アピールは多くのネットショップにとってハードルが高いのです。実現できれば大いに武器になると思います。 安くて良いモノを売れば売れる時代は終わりました。 ぜひポテンシャルを活かしてください! 以上、ダメ出し!道場 でした。(^^;) ────────────────────────────── 実は塩竃という地はサテライトオフィスや別荘、セカンドハウスなどとしてもかなり好条件の揃った街なのではなかろうか!? 今回、インタビューさせていただき俄然行ってみたくなりました!(^^;) ────────────────────────────── 皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、変革のチャンスでもあります! 差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください! ↓↓↓↓↓ ![]() ![]() ![]() 毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。 最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。 そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています! ◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」 ◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」 ◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」 ◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」 ◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」 ◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」 そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います! 通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で 先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて) 下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。 内容: ![]() ![]() さて… |
このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
あけましておめでとうございます。
本年もデザイン道場をよろしくお願い致します。
2021年最初のデザイン道場では、余白を入れないで2行目をインデントする方法をご紹介します。
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デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けて下さい。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。
<div class="multiplelines">
<p>1.最初の行<br>
二行目はインデントする</p>
</div>
.multiplelines p {
padding-left:1em;
text-indent:-1em;
}
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![]() 記事を書くポイント |
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スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)
おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。
今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「記事を書くポイント」について説明させて頂きます。
■お客様の目線を意識する
ECサイトの運営において記事を書く事は必要不可欠です。
アクセス数を集めて集客する意味でも必要ですが、やはり最終的には商品を買ってもらう必要がありますので、売れる商品紹介記事を書かなければなりません。
サイトを立ち上げて間もない初心者の方がつまずきやすいところとしては、この「記事を書く」という作業でしょう。
上手に記事を書くのは慣れるのが一番ともいえますが、ただ闇雲に記事を書き続けていたとしても、上手になるとは限りません。
ECサイトの場合、お客様が商品を買ってくれて収益が生まれますので、大切なのは「お客様目線」を意識した商品紹介をする事です。
基本的な事として、「お客さんの持つ疑問」と「解決する情報」を理解する事が大切で、格好つけずにわかりやすく伝えるのが良いでしょう。
例えば保温性のある素材を使った冬服を紹介するとします。
「保温性に優れたシルクを使用しています」というよりも、「保温性に優れたシルクを使用しており、冬にも暖かくして外出できます」とした方が、どんなメリットがあるのかわかります。
もちろん一々言わなくても暖かい素材を使っているのなら防寒着として良いというのは分かるものですが、文章で見てしっかりイメージしてもらう事が大切なのです。
具体的なイメージをもたせてあげて、購入したらどういうメリットがあるのか伝えるように記事を書くと良いでしょう。
■マイナス要素も書いてOK
商品を買ってもらうには、良い事ばかりを書いていた方がどちらかというと効果がありそうに思うかもしれません。
もちろんデメリットのない商品であればそれでも問題ないでしょう。
しかし、ほんの些細な事であったとしても商品のマイナスな部分を説明する事により、返って信頼感が増したり、購入後のトラブルを未然に防いだりするようなメリットがあります。
例としまして、木製の商品は、商品そのものは一緒でも木目によってデザインが違ったり、最初は匂いがあったりする事があるかと思います。
知る人からすると当たり前かもしれませんが、そういったマイナス面も事前に伝えておく事がプラスに働く事も理解しておきましょう。
■他にはない魅力を伝える
ECサイトはスーパーやブランド店などと違って実店舗を持たずに運営しますが、それら実店舗を持つビジネスと同様にライバルが存在します。
例えばお客様が欲しい商品を取り扱っているサイトが2つあったとして、どちらのサイトで購入されるかという事を考えてみましょう。
簡単な例でいうと単純に価格が安いという事などが考えられますが、他にも種類が多いから選択肢が増えたり、写真が多く掲載されているのでどんな商品か確認しやすかったりするなど様々です。
ようするにお客様にとってメリットがあるサイトを選ぶという事になります。
運営者としては他のサイトとの差別化を図り、自分のサイトで買った場合にあるメリットを徹底的にアピールするべきなのです。
例えば商品の生産者の情報を細かく掲載して信頼感を高めたり、アフターケアを充実させて安心感を与えたり、期間限定などの特別感のある商品を取り扱ったりと、やり方は様々です。
ライバル店にはないような魅力を商品紹介に取り入れる事が大切でしょう。
お客様の気持ちを意識したり、マイナス面も必要に応じて書いたり、ライバルサイトとの差別化を図ったりと、様々な工夫がありますが、基本的な事としてユーザーの読みやすさ、そして理解しやすさという点は大前提です。
読んでも全く伝わってこない文章ですと、どれだけ時間をかけて書いたとしても前半で離脱されてしまうかもしれませんし、自分が伝えたい事が全く伝わらない可能性もあります。
自分が書いた記事は何度も読み返してみたり、知人に読んでもらって指摘をもらったりと、徐々に改善していく事も良い記事を書くのに大切です。
★POINT
・デメリットを書いて信頼感を高める
・ライバルサイトとの差別化を図る
スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。
【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当
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SwellCatch(スウェルキャッチ)
編集後記
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