『制度疲労』から抜け出す方法とは?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

新型コロナワクチンの予約でサーバーがパンクしたり、電話がつながらなかったりのトラブルが報道されています。そのたびに政府や行政が批判され、「何をやっているのか?」との声が上がります。

果たして東京オリンピック・パラリンピックは本当に開催できるのか? という問題も、残り時間が少なくなるとともに深刻になってきました。「開催は中止すべき」「万難を排して開催するべき」というそれぞれの意見の署名を集める人も登場しましたが、いまのところ「中止」が圧倒的なようです。

また、「なぜ世界トップクラスの病床数を誇る日本でコロナの病床が逼迫するのか」という問題も根が深く厄介です。それらの問題を並べてみると、日本という国がいろいろと「制度疲労」を起こしていることがわかります。

人間の体も、老化してくるといろいろな問題が起こります。それと同様に、国という複雑なシステムも時間の経過とともに現状に合わない部分が現れ、トラブルの種になります。

それを改善し、最適化するためには何らかの「変化」が必要ですが、それがうまくいかないのは、「変えたくない」という勢力が存在するからです。個々のわがままを抑え、変えるべき部分を勇気を持って変えていくためには、活発な情報の収集とコミュニケーションが欠かせません。しかし今の時代は、特に均質なコミュニケーションに問題があるようです。

今回の「オススメ参考書」では、短時間で伝えたいことを伝えるノウハウ本を取り上げてみました。

お知らせ デザインプランに事例を追加しました

デザイン作成プランイメージ

おちゃのこネットデザイン作成プランに
作成事例を追加

大変ご好評をいただいているおちゃのこネットデザイン作成プランに、ご利用いただいたショップさまの作成事例を追加しました。
ご利用いただいたショップさまにも大変満足いただいております。
ショップテンプレートを作成したデザイナーがカスタマイズしますので、高度なHTMLやCSSの技術が必要な独自デザインのショップ作成が可能です。
是非この機会にデザインプランをご検討ください!

詳細は下記デザイン作成プランページよりご覧ください。
https://www.ocnk.net/design/

よろしくお願いします。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

「30秒で伝える」全技術
「端的に話す」を完璧にマスターする会話の思考法

桐生稔・著 KADOKAWA・刊

1,500円 (税別)

2年目に入ったコロナ禍の中で、話し方が下手になった人が増えているといいます。集まりを制限され、対面コミュニケーションの場が減り、オンラインミーティングを強要され、常時マスクをしているためだそうです。

人はコミュニケーション能力を人との関わりの中で磨いていきます。日々の実践が膨大なトライ&エラーの蓄積となり、そのことで話す力、聞く力が高まっていくわけです。ところがコロナがそれを阻害しているので、人々のコミュニケーション能力が少しずつ損なわれていきます。

もともと能力の高かった人は、コロナがあまり逆風になっていません。オンラインコミュニケーションでも問題なく意思の疎通ができているという人は、コロナ以前から十分な話す力、聞く力を持っていたわけです。

本書のターゲットは、そうしたコミュニケーション能力に恵まれた人ではなく、「話し下手」「言いたいことが相手にうまく伝わらない」といった悩みを持っている人が対象です。そういう人たちが文字通り「30秒で」相手に意思を伝えるテクニックが30個、示されています。

著者は株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役。簡単にいえば「話し方の先生」です。1978年新潟県生まれで、小さいころから体が弱く、人見知りで営業成績もビリだったそうです。それが左遷をきっかけに会話力を磨き、全国ナンバーワンに。

ボイストレーナーに転職してからは350名の講師をマネジメントして世に出しました。2017年に現在の会社を設立し、年間2000回のセミナーや研修を実施。「伝わる話し方」に特化したオリジナルメソッドが評判となり、マスコミで紹介されるようになりました。

著書には『10秒でズバッと伝わる話し方』(扶桑社)、『雑談の一流、二流、三流』(明日香出版)があります。後者はコロナ禍真っ最中の発売にもかかわらず、8万部のベストセラーとなりました。

「はじめに」では、世間話のような柔らかい語り口で「要約」「たとえ話」「数字を使う」といった「伝わる話し方」の代表的なメソッドを紹介し、「伝わる話し方には決まったパターンが存在する」という本書の中心コンセプトが示されます。

本書のカギになる数字は「30」です。本書には伝わる話し方のメソッドが「30」紹介され、本書のテーマは「30秒」という時間です。

なぜ30秒なのかというと、日々の仕事の中で相手に情報を伝えるシーンを考えてみると、30秒程度の短いやり取りが圧倒的に多いからです。その30秒で伝えるべきことが完全に伝われば、コミュニケーションの効率は100%となります。

著者は次のように断定しています。
「30秒で伝わる人は人前で30分話しても伝わるし、30秒で伝わらない人は人前で30分話しても伝わりません」

それでは、本書の目次を紹介しましょう。
■はじめに
■1章 2020年、「伝え方」の根本が覆された
・突然ですが、残酷な話をします
・アウトプット激減なのに「情報爆発時代」に突入
・この潮流は止まらない、時代に対応できる準備をする
■2章 たった30秒の会話が未来を拓く
・「素早く、短く、濃く」の伝え方を手に入れる
・普段の生活では短いやりとりが圧倒的に多い
・30秒を制する者がビジネスを制する
・なぜ「30秒で伝える」とミラクルが起きるのか?
・20年間の集大成にして究極の「30秒メソッド」
■3章 30秒を制する会話術基礎習得編
<1>スタートは「30秒体内時計」を刻むことから
<2>何かを話し始める前に「BOX」を用意する
<3>相手を安心させる「要約力」を身につける
<4>「主語使い」のプロになる
<5>「たとえ話」を巧みに駆使して一瞬で伝える
<6>ハイスピードで伝わる「ナンバーディスプレイ」
<7>全体像を明らかにする「ナンバリング」
<8>納得を生み出す「ロジック」を組み立てる
<9>「前提」をロックして無駄な話を撲滅する
<10>「ショートセンテンス」を意識して話す
■4章 30秒を制する会話術上級テクニック編
<11>強烈な印象を残す「語彙力」
<12>自信を持って断言する「語尾力」
<13>視覚に高速で訴えかける「絵力」
<14>秒速で伝わる圧倒的な「表現力」
<15>自分の世界に惹きつける「エピソードトーク」
<16>聞き手を飽きさせない「変化の法則」
<17>短い会話でお願いごとを通す「プリフレーム」
<18>まずい空気を一瞬で変える「ワンワード」
<19>30秒で的確に指示を把握する「2W1H」
<20>話が噛み合わないをなくす「具体化力」
■5章 30秒を制する会話術マスター編
<21>いざという時に助かる「クイックスピーチ」
<22>30秒で答えてほしいときの「BBQ」
<23>相手の話を30秒でまとめる「T字フォーマット」
<24>30秒トークの「初期設定」をチームに徹底する
<25>「エナジートーク」を使って30秒で勇気づける
<26>「学び」すらも30秒で自分のものにする
<27>「思考の尺度」を広げるストレッチ
<28>「言語化する力」で響くメッセージを届ける
<29>30秒の「ラストシーン」から描く
<30>神の30秒
■おわりに

1章では、コロナ禍の状況が人々の話し方をどんどん下手にしているという現状が紹介されます。リアルとオンラインでは相互に伝わる情報の量が格段に違い、マスクをすることで発話が困難になるからです。そもそも人が集まれないことで会話のスキルはどんどん下がります。

それなのに、世の中の情報量は爆発的に増えています。総務省の報告書によると1996年から2006年の10年間で、選択情報可能量が530倍に増えているとのことです。それからさらに15年経った今では、どのくらい増えたか想像もつきません。

つまり話しづらくなってアウトプットは減っているのに、情報爆発でインプットは激増しているわけです。アウトプット、すなわち伝える力が弱ければ、情報の渦に巻き込まれて自分の意見を影響力にすることができません。

2章では、発言を「素早く、短く、濃く」しなければならない理由が語られます。そして、人間が集中力を持続できる時間を「30秒」としています。30秒で語れる文字数は約150字。ツイッターくらいの情報量です。

テレビのコマーシャルが最長30秒であるのは、それが集中力の限界だからです。YouTubeでは開始15秒で半分が離脱し、30秒で2/3が離脱することが定説になっています。テレアポの実験では「15~30秒で9割切られる」という結果がいくつも出ています。

著者によれば、「30秒で言いたいことをまとめられない人が、人前で60分話すときだけはメチャメチャ話がうまいなんてことはありません」ということです。バットをボールに当てられない人がホームランを連発することなど、できるはずがないという理屈です。

30秒で伝えることができるようになると、どんなメリットがあるでしょうか。著者は次の5つの力が手に入ると言います。
1.スピード力
2.瞬発力
3.発信力
4.削ぐ力
5.信頼力

これらの5つの力が身につくと、次のような変化が自分に生じるそうです。
・突然話を振られたとしても、脳みそを高速回転させて話を整理することができるようになる
・急に質問されても、ひと言目から一番伝えたいメッセージを瞬発的に発信できるようになる
・いままで通らなかった意見が通るようになる
・会議で自信を持って発言できるようになる
・面接や昇格面談で聞かれたことに明確に回答することができるようになる
・商品の良さが一瞬で伝わり、決まらなかった契約が決まるようになる

著者は営業成績ビリだった時代に、飛び込み営業やテレアポで断られることを繰り返し経験し、「ファーストコンタクトの30秒が大事だ」ということを掴み取りました。そして「最初の30秒で相手から質問させる」というテクニックを会得します。

人材派遣の営業をしていた著者のトークはこうでした。「前日に急なオーダーが入ってきて、人手不足で依頼を断ってしまうことはありませんか?」これで反応率が上がったそうです。

その結果から、著者はファーストコンタクトの30秒間に全身全霊を注ぐようになりました。そのおかげで引き合いが増え、売り上げ達成率全国1位を獲得するに至ります。

30のメソッドは3章から始まります。3章は基礎習得編で、4章が上級テクニック編、5章がマスター編です。ではその中からいくつか紹介します。

まず最初は、30秒がどのくらいの長さなのかを体内時計に刻み込むところからです。それができないと、30秒に全身全霊を傾けることなど不可能です。そのためには、30秒で話す訓練を時計を見ながらひたすら繰り返す必要があります。これをやれば誰でも30秒で話せるようになります。

次に、その30秒で話すべき内容の「BOX」を用意し、その中を埋めます。たとえば「結論」「詳細」「まとめ」という3つのBOXを作ってから、その中身を言葉で埋めていきます。「内容」「理由」「事例」というBOXなら、次のようにします。
・内容→本日提案するのは、残業時間の削減です
・理由→ここ半年で、全社の残業時間が1.5倍に増加しています
・事例→特にA部署とB部署に関しては2倍に増加していますので、早急に残業時間の削減を実現していきたいと思っております
これで大体30秒です。

そして「話にタイトルを付ける」ということも重要です。全部聞かないと何の話かわからないような話し方は×。たとえば冒頭に「昨日クレームをいただきました」と言えば、クレームに関する話だと相手に伝わります。このように話にタイトルを付けることで聞き手を安心させることができます。

「たとえ話」もうまく使うと相手の心をつかむことができます。人気のあるお笑い芸人は、たいていたとえ話の名手です。たとえ話が大事なのは、心理学でいう「認知容易性」、すなわち人間はわかりやすいものを心地良く感じるという性質があるためです。

そして、要所で数字を使うのも伝えるテクニックのひとつです。「現在の進捗は50%です」と最初に言えば、相手は安心して続きを聞くことができます。「今年は3万人の方にご利用いただいております。昨年の10倍です」というフレーズの説得力は、いうまでもないでしょう。

同様に、話の順序に番号を振る「ナンバリング」も有効です。「本日のまとめは3点です。1点目~」といった話し方です。

以下、目からウロコのテクニックが解説付きで紹介されていきます。自分の「伝える力」を向上させたいすべての人におすすめの本です。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

大都市部では三度目の緊急事態宣言が出されても、人出・人流は減らず、頼みの綱のワクチン接種も世界最遅。いつになるのやらコロナ禍。
トンネルの出口はまだまだなかなか見えてこないこの国ですが、悪い意味でも良い意味でも、人々はこのような環境下に「慣れ」「順応」し始めているように思います。

ステイホームやリモートにも慣れてきたり、密を避け、郊外に出かけたり、ステイパーク(公園でピクニックしたり、机やパソコンなどを持ち込んで勉強したり、ゲームをしたり、楽しんだり)なんて過ごし方をする人々も現われているとか。

企業や仕事をする人たちも、働き方改革の流れにコロナを追い風にしてステイホーム+リモートワークだけでなく、ワーケーション(旅行しながら旅先でもリモートワーク)とか、都市郊外に引っ越したり、都市部の企業での仕事を続けながら地方ににUターン、Iターンしたり、これを機会に仕事も家も地方移住! なんて決断をする人も出てきているようですね。

私自身もそうでしたが、30代の子育て時期に、喘息に苦しむ娘のこともあり、横浜市の都市部から関西の郊外に移住の経験がありますが、その時は大企業のサラリーマンで、運良く転部・転勤のチャンスに乗れたので転居できましたが…

多くの方は「移住」はしたくても仕事が、働いて稼ぐ手段がないと、そう簡単には引っ越せないですよね。

さて、今回のお店(店長さん)は、そんな現代人の憧れの地方への移住+起業を15年も前に成し遂げて頑張っておられる方です。

東京からリゾートの町、栃木県は那須高原に移住してお店を構え、オリジナルのドッググッズを製造販売されている素敵なショップさんです!

それでは ダメ出し道場、始まりです!

ダメ出し!依頼ショップ
bee+bee

ショップ名 :
"bee+bee

サイトURL:
https://beebee.ocnk.net/

シンプルでわかりやすいショップにしたいのですが、1つの商品でのアイテムとサイズが多く、初めてのお客様にはちょっとわかりづらいかな、と思っています。 大量生産ではないため、1つの商品内での売り切れアイテムも多く、たとえば、「SSサイズの首輪」を探している方がそのサイズの在庫がある商品を選び抜くには結構大変なのだと思います。そこら辺の改善点などもありましたらご指導いただきたいです。

第一印象:シンプル爽やかでオシャレな犬グッズショップ

「シンプル爽やかでオシャレな犬グッズショップ」という第一印象です
が、ぶっちゃけ、トップページを見るだけでは、どこで、どんな人がどんなこだわりを持ってやっている、どんな特徴・強みのあるお店か? は感じられない、「単なる小売店」の印象止まりです。

犬グッズのネットショップとして見ればそれでも十分なのですが…
後のインタビューで、実は企画デザイン製造販売まで全て自社で行っている「Made in JAPAN のメーカーさん」であることがわかると、そのあたりのアピールのないトップページは実にもったいない! と感じられます。

良いものを淡々と作って、わかる人にだけわかって買ってもらえれば、それで自社にとって十分な売り上げや利益も出ていれば、それも悪くはないのですが…

「もっと売り上げ、収益を伸ばしたい。より多くの新たなお客様にも知って買って欲しい」と思われるなら、もう少しアピールすべき点は前面に出していく必要があると感じました。

インタビューで浮き彫りになったこと

いつものように、店長さんにお電話でインタビューさせていただきました。

店長の成澤さんは、もともとは東京在住で、アパレルの業界でデザインや商品開発のご経験があり、1999年に独立し、当初は犬グッズではなく人間用の衣類からスタートされ、ご自身で企画・デザイン・縫製し、ネット販売を始められました。

その後犬用のグッズを手掛けられ、犬グッズ専門店にされたとのことです。

ほとんどどこにも説明がありませんが、布製品は成澤店長の企画・デザイン・縫製・パッケージの完全オリジナル製品ですし、金属タグや革製品、陶器などは地元の工房や職人さんたちへ製造委託したオリジナル商品だそうです。
お店のすべての業務は成澤さんお一人でこなされているとのこと。

ご本人にとってはコツコツと一つ一つの積み重ねの結果で今や当たり前のようにこなしていらっしゃいますが、何から何までお一人は本当に凄いことです。

もともとはご両親がリタイア後に東京から栃木県那須町に移住されていたのもあって、那須に来るようになったのをご縁に、ご自身も夫どのと共に那須に移住し、2006年に bee+beeさん実店舗もオープンされ、現在に至るそうです。
(昨今のジェンダー平等の観点からご夫婦は夫どの、妻どのと呼ばせていただいております)

夫どのは、bee+beeさんのお仕事ではなく、那須に移住して就農し、農園経営をされており、bee+beeさんの店舗のお隣では農園の販売店もなさっているそうです。

那須は、神奈川県の葉山と同様、皇室御用邸もあるためか、関東においては上品で落ち着きのあるとてもイメージの良い町です。

私もかなり昔ですが、夏に旅行したことがあります。とても過ごしやすく爽やかな高原リゾート地の印象で、機会があればぜひまた行ってみたい所です。

そこに仕事があって移住できるならば、憧れの候補地の一つになる土地なのではないかと思います。

bee+bee さんは栃木県那須町という、いわばブランド立地にあるメーカーショップですので、せっかくの長所をもっとアピールされるべきだと思います。

具体的なダメ出し…

おちゃのこネットではまだ5年目のお店ですが、ネットショップ歴は20年近くとベテラン店長さんでもあり、デザインや商品写真の撮り方などのスキルは十分だと思います。

以下気付いた点をいくつか列記して参ります。

・ワンちゃんが使うグッズですので、商品全体的に舐めたり齧ったり万一飲み込んでしまったりした際にも、毒性や有害性の高い素材や染料などはできるだけ使っていない旨が記してあると、飼い主としては安心感があります。

・ソフトIDタグ →恐らく撮影時期がかなり古いためか、写真の解像度が低く、クリックしても画像が大きくならず小さくなり、文字の質感などわかりにくいです。最近のお客様のスマホやPC画面は高解像度化しており、拡大表示して細部を見られるので、随時写真の撮り直しを進めて行きましょう。
https://beebee.ocnk.net/product/37

・チョーカーやカラー(首輪類)は、サイズの計り方が商品ページの説明文の中にテキストだけで記してはありますが、初めて飼う方にとって適切なサイズの計り方はこれだけでは難しいと思います。

キツイと可哀そうと、つい大き目(緩め)に計って購入され、万一散歩中に抜けて逃げたり、事故にあったり、他人にケガをさせてしまったりしては大変です。

個々の商品だけでなく、お店全体の共通事項として、「サイズについて」というフリーページを作り、そこに正しいサイズの計り方のページを写真やイラスト、動画などを交えてコンテンツを用意し、お客様も不安なく安心して計測、注文できるようにして参りましょう。

ご質問のサイズ別の探し方に関しても、上記「サイズについて」というフリーページで、SSサイズはこんな犬種、Sサイズはこんな犬種 というような参考表や、実寸サイズをカラー、リード、など主要商品で写真と共に示しておくとわかりやすいですし、サイズで串刺し検索結果を表示できるようなビューをメニュー化しておくなどはできるのではないでしょうか。

・IDタグ類の文字数、サイズと価格の説明不足
https://beebee.ocnk.net/product-list/6

IDタグ類はサイズと、刻印する文字数の組み合わせで値段が変わるようですが、現状ではカートに入れる際のオプションを選んで初めて値段がわかります。「それでわかるだろう」ではなく、価格表を載せるなど一覧性のよい価格表示を心がけましょう。

具体策としてはExcelで 簡単な表を作り、スクショして画像として保存し、それを商品画像の一つとして載せておくだけでもわかりやすいと思います。

・マナーベルト や カフェマット 、マナーポーチなど初心者には目新しく耳慣れない商品がありますが、これらも「わかるだろう」ではなく、知らないお客様を前提とした丁寧な商品説明や実際のワンちゃんの使用シーン、パッドのセットの仕方などの説明も欲しいところです。

逆に初心者の方はちゃんと説明すれば、「あぁ、なるほど、こういうシチュエーションにはこの商品があった方が良いね!」「持ってると便利ね」「持ってるとオシャレで意識高い系に見えるね!」と購入動機に繋がることも多いと思います。

・フードボール(食器)は商品そのものの写真だけではサイズ感が伝わりにくいので、ワンちゃんの使用シーンや、比較対象物を置いた写真をぜひご用意ください。長年やって慣れてくると、自分にとっては商品は当たり前になってきますが、通販のお客様には「初見」なのでサイズ感はわらない、勘違いしてしまいがちな物ですので気を付けましょう。
https://beebee.ocnk.net/product-list/15

・クールカラー これも、知っている人には当たり前でも商品名がそこまで認知されていない商品ですので、せめて「暑さ対策 クールカラー」などとわかりやすい商品名にされるなどしてはいかがでしょうか。
https://beebee.ocnk.net/product/303

・アイアンリードフック
https://beebee.ocnk.net/product/300

犬を多数飼ってきた私でも一瞬、犬を繋いでおくものかな? と勘違いしたので、その辺りの注意点(グッズをかけるだけでワンちゃんを繋がないで!)、耐荷重などの強度など、安全面での注意は必要だと思います。ペットのグッズにはファッション面だけでなく安全面の説明も必要になる物もあると思いますので気を付けましょう。

65点
総評

上にも述べましたが、商品の企画・デザイン・製造からパッケージ、ショップサイトのデザイン制作、受注接客、梱包出荷に至るまですべて店長さんお一人でなさっておられるとのこと。正にスーパー店長さん。頭が下がります。

お好きな仕事をしながら田舎でのゆとりある生活を。本当に、これからの日本人の憧れのライフスタイルを先取りされている店長さんです。

商品のセンスやクオリティも高く、ネットショップのスキルや質もまずまずで、スタッフを雇って製造やショップ運営をもっと積極的に行えば、業績をさらに伸ばすことはそんなに難しくないお店だと思います。

が、成澤さんのお電話での明るく穏やかで幸せそうな雰囲気を感じると、無理せず、今のままbee+beeのお仕事はお一人でも、家族に支えられゆとりある生活と、お客様に喜ばれる商品作り、お店経営ができているのは理想的なんじゃないかなー などと感じました。

かつて、インターネットが普及してきてネット販売という業態ができた頃、これからは満員電車に長時間揺られて通勤するような都会に住まなくても、地方から全国を相手に商売できてゆとりあるライフスタイルを送れるような時代になる! なんていわれていたのを思い出しましたが、それからかれこれ20年以上。

そんな時代はなかなかこないと思っていましたが、ここにその理想!? とするような店長さんがいらっしゃいました(^^;)

とはいえ、それも、そこそこの売り上げ、収益があってこそ。
今回ご指摘させていただいたような点をもう少し改善して、アピールすべき点はアピールして、初心者・新規客にももう少しわかりやすく親切・丁寧なページ作りを心掛けてファンづくり・リピーター増に取り組まれれば、将来は明るいのではないかと思います。

Instagram や Youtube などでの情報発信にもチャレンジされていますし、ファンの方の投稿なども増えるポテンシャルもあると思います。

ポテンシャルとしては、他にも、ドッググッズだけでなくオーナーグッズのアイテムを増やしたり、夫どのの農園での野菜類の余りなどでドライフード(ペット向けの安全なおやつ)の開発をするとか…

まだまだ伸びしろも多いと感じました。機会があればぜひまたブレストいたしましょう(^^;)

以上、ダメ出し!道場 でした。

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皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、変革のチャンスでもあります!
マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品開発、新サービス開発して乗り越えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください!
きっとヒントを見つけられます!

↓↓↓↓↓

EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、トップ画像のコメント欄の文字をデザインする方法をご紹介します。






コメントを設定する

デザイン管理→画像とコメントの設定のトップ画像欄に下記のHTMLを貼り付けてください。
位置については、左上、左下、右上、右下より選択ください。

●HTML

<div class="topimage_copy">2021 Spring&Summer
<span class="topimage_subcopy">Tops/Pants & leggings/Dresses/Shoes/Others</span></div>

 
スタイルシートを

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は最下部にお願いします。

.topimage_copyにfont-familyでフォントを設定することで、よりデザインされた文字で表示できます。
font-familyについては、ご自身で設定してください。
color: #FFFFFF; が文字色となります。背景色が薄い色の写真に重ねる時は、黒などに変更してください。

.topimage_copy {
font-size: 16px;
color: #FFFFFF;
text-shadow: rgba(0,0,0,.2) 1px 1px 10px, rgba(0,0,0,.2) -1px 1px 10px;
}

.topimage_subcopy {
display: block;
font-size: 10px;
}

.annotation_left_bottom,
.annotation_right_bottom {
bottom: 80px;
}

.annotation_left_top,
.annotation_right_top {
top: 80px;
}

@media only screen and (min-width: 840px) {
.topimage_copy {
font-size: 25px;
}
.topimage_subcopy {
font-size: 12px;
}
}

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

売れるサイトに仕上げる方法

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「売れるサイトに仕上げる方法」について説明させて頂きます。

■サイトを派手にする必要はない

売れるECサイトなのかどうかは、ユーザーが使いやすいと思ってくれるのかが影響しています。

たとえ訪れたユーザーが欲しい商品を取り扱っていたとしても使いづらかったり見づらかったりするサイトですと、購入手続きを終える前にサイトから離脱してしまう可能性があります。

そのような購買意欲がある方がサイトを訪問してくれたチャンスを逃さないためにも、サイトデザインや構成はしっかりと検討しておくべきです。

現代ではインターネット上での買い物も当たり前になり、ECサイトの数も非常に多くなってきています。

つまりそれだけお手本がインターネット上にあるということですが、大手企業サイトとその他のサイトを見比べてみたことはあるでしょうか。

大手のファッションブランドのwebサイトは比較的デザインがシンプルであることが多いように思われます。

シンプルというと抽象的かもしれませんが、大手サイトは無駄がなく使い方がはっきりしている印象があります。

なおかつ商品がよく見えるデザイン性が保たれているので、すごくユーザー視点としては見やすく使いやすいものが多いです。

■購入までのプロセスを明確に

ユーザーが購入手続きを終える前にサイトを離脱してしまう原因の一つに、購入までのプロセスが不明確であることです。

とはいったものの、購入までに必要な手続きというのはどこのサイトもそれほど大きな違いはありません。

個人情報や支払い方法などを入力し、あっても任意回答のアンケートを入力するといったところでしょう。

なので大切なこととしては、サイト内の回遊から購入画面へ遷移しやすくすること、そして必要な情報はしっかり提示することです。

購入画面への案内は、小さなことをあげるとボタンのデザインが目立ってわかりやすかったり、ナビデザインやフッターデザインが明確でサイト内の回遊をしやすかったりすることです。

簡単にいえば訪れてくれたユーザーをサイト内で迷子にさせてしまってはいけないということです。

とはいえどんなサイトでもユーザーはどのようにして商品を選択し購入手続きまで持っていくのか少なからず考えることになりますので、ふと手を止めてしまった時でも困らないような構成にしておくべきです。

ユーザーが困ったときを考慮した時の情報の提供方法としては、フッターに情報をまとめているケースが多いでしょう。

例としてはご利用ガイドといった形でリンクを用意して、サイト内のご利用方法、フローなどを紹介する方法です。

また、フッターを利用して配送や手数料、お問い合わせや支払い方法など、購入に関連するユーザーが知りたい情報をまとめておくとよりよいでしょう。

■サイトの第一印象をよくする

サイトの構成を改善しユーザーの使いやすさを向上させるのとは別に、第一印象をよくすることも重要です。

ご自身で見知らぬウェブサイトを訪れたときに経験があるかもしれませんが、第一印象が怪しかったり、見づらそうな印象を受けたりした時、すぐさまサイトから離脱されることが多いかと思います。

ECサイトは店頭での買い物と違い、お客様に対して信頼感を持ってもらうことがとても重要です。

とはいえどういった第一印象を作り上げるのが良いかわからないこともあるかと思います。

それはまず、ご自身のサイトのターゲットをイメージされることです。

例えば女性がメインのターゲットである場合、清潔感があったりピンク系の可愛らしい配色を使ったりするなどの改善方法があります。

ただこればかりはアクセス解析をして少しずつ改善を加えていくなどの試行錯誤が必要になりますが、こういった細かいところを気にしていく意識が大切です。

★POINT
・購入までわかりやすくし、ご利用ガイドを用意
・ターゲットを明確にして第一印象をよくする

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
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編集後記

5月は藤の花、桐の花といった「紫の花」が目立ちます。里山の近くにいると、自生しているそれらの花に出会う機会が多くなります。花の下に立つと独特の香りに包まれますが、何ともぜいたくな気分です。
(おちゃのこ山崎)

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