『三字熟語』って何だ?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

スケジュールの都合により1日遅れの配信となりました。お待たせして申し訳ありません。

北京オリンピックをめぐり、国際政治がきな臭くなってきました。民主主義や人権と経済、平和をめぐって、いろいろな意見が交わされることでしょう。

振り返ってわが国はとなると、西欧諸国とは歴史的、地理的条件が異なるため、簡単に右へ倣えとはいかない事情があります。政治学に地理学を足したものを「地政学」といいますが、日本は西欧諸国とは異なる地政学的リスクを持っているわけです。

地政学を最初に提唱したのは、スウェーデンのルドルフ・チェレーンという国際学者・政治家です。19世紀終わりの1899年のことでした。ドイツ語で「ゲオポリティク」と名づけられましたが、日本語の地政学はこれの翻訳です。

地政学は「シーパワー」を合言葉に海洋覇権を進めた大英帝国や、「生存権」を主張して領土を拡張したナチス・ドイツに大いに利用されました。第二次世界大戦後のアメリカでは、「ハートランド」「リムランド」の理論をもとに政策が作られました。

日本では2000年以降、地政学という言葉を冠した書籍が数多く出版されるようになっています。隣国との関係に悩まされているわが国だからこそ、この分野の論考が必要なのだと思われます。

さて、今回の「オススメ参考書」ですが、そのような世相から離れて、あまりなじみのない「三文熟語」という言葉をタイトルにした本を紹介します。

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お知らせ おちゃのこプレスにプレス記事を追加

おちゃのこプレス

「おちゃのこプレス」にプレス記事を追加!

9月におちゃのこプレスをリリースし、たくさんのご応募いただきました。本当にありがとうございます。おちゃのこプレスはヒット商品あるいはヒットにつながりそうな商品に注目して、ショップ様の認知度アップや話題作りのお手伝いをする完全無料のサービスです。ご応募いただいたショップから審査を経て、おちゃのこプレスおよびプレスリリースにて、ショップ様をご紹介しております。
詳しくはショップさんのご紹介記事をご覧ください。
おちゃのこプレス

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

世にも美しい三字熟語

西角けい子・著 ダイヤモンド社・刊

1,386円(キンドル版・税込)/1,540円(紙版・税込)

「三字熟語」と聞くと、「四字熟語じゃないの?」と問い返す声が多いでしょう。四字熟語は日本語の素養と密着しているため、常識を試す問題としてよく出題されます。

ちなみに、Google検索の四字熟語ランキングは、以下のようになっています。
第10位…大義名分
第9位…馬耳東風
第8位…支離滅裂
第7位…一朝一夕
第6位…臨機応変
第5位…大器晩成
第4位…八方美人
第3位…本末転倒
第2位…以心伝心
第1位…一期一会
普通に教養のある人なら、全部意味がわかりますね。

それに対して「三字熟語」は、普段あまり目にしない言葉です。アマゾンで検索しても4冊しかヒットせず、現在販売されているものは2冊だけ。うち1冊は本書で、あと1冊は『三字・四字熟語辞典』というタイトルです。

著者は本書の「はじめに」で、三字熟語が国語の世界であまり重要視されていないと指摘しています。だからこそ、「三字熟語」という言葉になじみのない人が多いわけです。

「熟語」といえば二字熟語が最もポピュラーで、あまりにも当たり前なため、ことさら「二字」にこだわって注目する人はいません。そして四字熟語は中国の漢文に由来するものが多く、教養に直結すると見られているようです。

しかし三字熟語には不思議な魅力があります。そのため著者は本書に「美しい」という形容詞をつけたわけです。著者はこう言います。
***
どちらかと言えば、影が薄い「三字熟語」ですが、その世界に深く潜ってみると、そこには日本語がもつ豊かな漢字文化があり、大和言葉や漢語の世界が広がっています。語源や由来には中国文化に関わるものもありますが、日本の美を映し出す情景や歌舞伎や落語などの伝統芸能、歴史、文学に至るまで、壮大な日本の文化が展開されています。
***

本書の表紙には、9例の三字熟語が載っています。すべて振り仮名つきです。
朧月夜(おぼろづきよ)
素頓狂(すっとんきょう)
麒麟児(きりんじ)
頓珍漢(とんちんかん)
綺羅星(きらぼし)
五月雨(さみだれ)
雪月花(せつげっか)
安本丹(あんぽんたん)
大団円(だいだんえん)

「四字熟語が仰々しくて、上から目線で、教訓めいた言葉が多いのに対して、三字熟語には、軽やかで、庶民的で、思わずクスッと笑ってしまうような言葉がたくさんある」と著者は言います。

著者の西角けい子氏は、ステージメソッド塾代表で学習コンサルタントです。オムロンを退職後、兵庫県西宮北口に現在の塾を開業しました。そして国語力を急伸させる独自の「ニシカド式勉強法」により、わずか半年でごく普通の成績だった7名の塾生を学力テスト日本一に。たちまちマスコミの取材を受けるようになりました。

「ニシカド式勉強法」は、「お母さんの言葉がけ」と「語彙力」「暗記力」「ノート力」「作文力」アップを重視したものです。その実力は超難関公立中高一貫校の合格者数14年連続No.1という成績によって証明されています。

そのため、ステージメソッド塾には片道3時間以上かけて通う小学生や、新幹線・飛行機で通塾する中学生もいるほど。なんと塾周辺に転居してくる家庭も多いそうです。

そんな著者が「三字熟語」の世界にハマり、「三字熟語クイズ」を作り始めます。三文字の真ん中を伏せ字にしたものですが、これがなかなかむずかしく、国語力のアップに最適と評判になりました。

それでは、本書の目次を紹介しましょう。
・はじめに
・第1章 人をほめる時に使う三字熟語
・第2章 使うとかっこいい三字熟語
・第3章 世にも美しい三字熟語
・第4章 使ってはいけない三字熟語
・第5章 思わず笑ってしまう三字熟語
・第6章 日本人の心情を表す三字熟語
・第7章 知らないと恥をかく三字熟語
・特別コラム 夏目漱石と太宰治の「三字熟語」の世界
・おわりに

第1章に登場する三字熟語は以下の通りです。
姐御肌/姉御肌、偉丈夫、韋駄天、一張羅、一頭地、男伊達、生一本、義侠心、気丈夫、綺羅星、麒麟児、金字塔、好々爺、好事家、女丈夫、真骨頂、先覚者、千里眼、素封家、手弱女、立役者、天眼通、独擅場、破天荒、美丈夫、左団扇、一粒種、風雲児、不世出、不退転、益荒男、見巧者、老大家

「一張羅」は「持っている中で一番上等な服」という意味です。最近は「着た切り雀」的に使う人もいるので、「ほめる言葉」だと認識しておきましょう。

「麒麟児」は相撲取りの四股名で知られましたが、「大成を予感させる天才児や神童」のことを言います。麒麟は中国に伝わる伝説上の動物で、ビールのラベルでおなじみですね。祝い事の前に現れる動物といい、麒はオス、麟はメスだそうです。

「金字塔」がピラミッドのことだというのは、時々クイズにも出題されるのでご存じの方も多いでしょう。「金の字の形をした塔」という意味で、後世に残る偉大な業績を意味します。

「手弱女(たおやめ)」はたおやかで優雅な女性のことです。反対語は「益荒男(ますらお)」。万葉集のころから使われていた言葉ですが、現代で使用するとなかなか意味が伝わらないかもしれません。

「独擅場(どくせんじょう)」はほとんどの日本人が誤読、誤用している言葉です。「その人だけが思う存分に振る舞うことができる場所」という意味は現代でも変わりませんが、自由に振る舞うことを意味する「独擅」が字が似ていることから「独壇」と誤記され、それを「どくだん」と読むようになって今に伝わっているわけです。

「左団扇(ひだりうちわ)」は「生活が安泰である」ことのたとえです。なぜそういうかというと、一般の人は右利きなので、左手で団扇を使うとゆっくりとした動きになります。そこから、あくせく働かなくてもゆったりとした生活ができることの表現になりました。

「見巧者(みごうしゃ)」は現代ではあまり見かけない表現ですが、芝居などのものの見方が達者なことをいいます。「巧者」は技や芸に巧みなことや、その様子、またその人のことを表す言葉です。

第2章に登場する三字熟語は以下の通りです。
阿修羅、過不及、歓喜天、閑古鳥、帰去来、橋頭堡、芥子粒、健啖家、小半時、強談判、匙加減、三幅対、獅子吼、初一念、上手物、大団円、大盤石、太平楽、短兵急、知情意、長口舌、長大息、鉄面皮、等閑視、如夜叉、野放図、贔屓目、一悶着、福禄寿、不如意、摩天楼、満艦飾、翻筋斗/飜筋斗

「過不及(かふきゅう)」は過不足と同じ意味で、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」からきた言葉です。過不足と書くところにわざとこの言葉を使うと、ちょっと教養が滲みます。

「閑古鳥(かんこどり)」は店などがガラガラの時に使われる言葉ですが、もともとはカッコウのこと。カッコウの鳴き声が寂しさを感じさせることから、商売がはやらないことを表すようになったといわれています。

「橋頭堡(きょうとうほ)」は、いまでは新聞の見出しくらいでしか見ることがありませんが、もともとは軍事用語で渡河作戦や上陸作戦の際の攻撃拠点のことをいいました。

「小半時(こはんとき)」は約30分を表します。半時が1時間なので、その半分という感じです。30分と言わずに小半時と言うと、文学的な感じになります。

「強談判(こわだんぱん)」は非常に厳しい姿勢で相手に迫り、自分の主張を通すこと。「談判」という言葉も最近は使いませんが、物事の決まり事を作ること、けりをつけることをいいます。

「大団円(だいだんえん)」は、劇や物語のクライマックスのことです。多くがハッピーエンドであることから、単にハッピーエンドのことと認識している人も少なくありません。

「知情意(ちじょうい)」は知性、感情、意志の人がもつ3つの心的要素を表す言葉です。これら3つがバラバラに働いているのではなく、相互に関連して人間の心が出来上がっているということを踏まえて、この言葉が使われます。

「翻筋斗/飜筋斗(もんどり)」は難読熟語のひとつ。空中で体を一回転させる、とんぼ返り、宙返りのことです。「もんどり打って」のような使い方で現在でも生き残っている言葉です。

第3章に登場する三字熟語は、以下の通りです。
朝月夜、十六夜、朧月夜、案山子、寒垢離、𠮷左右、五月雨、不知火、白南風、真善美、雪月花、蝉時雨、日照雨、手水場、桃源郷、十日夜、半夏生、八百万

難読熟語ばかりなので、読みを並べておきます。あさづくよ、いざよい、おぼろづきよ、かかし、かんごり、きっそう、さみだれ、しらぬい、しらはえ、しんぜんび、せつげっか、せみしぐれ、そばえ、ちょうずば、とうげんきょう、とおかんや、はんげしょうず/はんげしょう、やおよろず

以下、各章に出てくる三字熟語を並べてみます。難読と思われる言葉は読みも記します。
第4章 青瓢箪(あおびょうたん)、似而非(えせ)、阿多福(おたふく)、黄口児(こうこうじ)、三白眼、村夫子(そんぷうし)、美人局(つつもたせ)、都人士(とじんし)、不見転(みずてん)

第5章 安本丹(あんぽんたん)、我楽多/瓦楽多(がらくた)、奇天烈(きてれつ)、最後屁(さいごっぺ)、雑魚寝/雑居寝(ざこね)、地団駄/地団太(じだんだ)、素寒貧(すかんぴん)、助兵衛、素頓狂(すっとんきょう)、素天辺(すてっぺん)、駄法螺(だぼら)、猪口才(ちょこざい)、珍紛漢/珍糞漢(ちんぷんかん)、珍無類(ちんむるい)、突慳貪(つっけんどん)、手薬煉(てぐすね)、出鱈目(でたらめ)、唐変木(とうへんぼく)、頓珍漢(とんちんかん)、野呂松/野呂間(のろま)、破廉恥、仏頂面、不貞寝(ふてね)、自棄糞(やけくそ)

第6章 悪太郎、伊呂波(いろは)、産土神(うぶすながみ)、十八番(おはこ)、下手物(げてもの)、守破離、序破急、垂乳根/垂乳女(たらちね)、転失気(てんしき)、土性骨(どしょうぼね)、南無三(なむさん)、昔気質/昔堅気(むかしかたぎ)

第7章 依怙地(いこじ)、自堕落、守銭奴、太公望、生兵法、傍迷惑(はためいわく)、半可通(はんかつう)、鼻下長(びかちょう)、日和見(ひよりみ)、風馬牛(ふうばぎゅう)、風来坊、不寝番、無調法/不調法、不束者(ふつつかもの)、無頼漢、偏執狂、朴念仁(ぼくねんじん)、木強漢(ぼっきょうかん)、三行半(みくだりはん)、没義道(もぎどう)、野暮天(やぼてん)、遊冶郎(ゆうやろう)、世迷言(よまいごと)、四方山(よもやま)

153の三字熟語が出ていますが、すべて知っていた人はおそらく皆無なのではないでしょうか。国語の雑学を仕入れるのに、あるいは暇つぶしに、読んで楽しく勉強になる本です。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

EC仙人
太田哲生

コロナ禍になってから、人込みや密を避けられることもあって、キャンプや釣りなどアウトドアでのレジャーを楽しむ人が増えたようで、アウトドア業界は賑わっているようです。

ただ、にわかファンたちが急に増え、キャンプ場や郊外の公園や河川敷などでバーベキューの後の火や灰、ゴミの始末などがいい加減であったり、ルールやマナーを守らない(知らない)などで環境を破壊したり、地元の人に迷惑をかけるなどのトラブルも増えているとか。

都会の喧騒を離れ、田舎の山や川や海へと自然を感じ、自然の恵みを吸収しに行くはずのアウトドアレジャーが、ただただ都会から多くの食料や物資を持ち込んで飲み食い散らかし、出たゴミを無造作に残して行ったり、ひどい場合は山火事を起こしたり、土壌や水の汚染をしてしまうなんてことは、あってはなりませんよね。

「自分が出したゴミは自分で持ち帰る」のがマナーであり、アウトドアを楽しむ常識ですよね。

さて、今回のお店は、そんな「にわかアウトドアファン」にとっては憧れの達人、鉄人、仙人レベルのエキスパートが経営するアウトドアブランドの直営ショップです!

オーナー店長さんはプロのアングラー(釣り師)でもあり、全国ネットの釣り番組に出演されたり、釣り具メーカーのアドバイザーを務めたり、釣り行では日本国内のみならず、南米アマゾンにまで行っちゃうほどのアウトドアの達人。

そして好きな事を仕事にして人生を楽しむ達人でもあるようです。

それでは「ダメ出し!道場」、始まりです!

ダメ出し!依頼ショップ
Fin-ch

ショップ名 :
Fin-ch アウトドアブランド

サイトURL:
https://finch.ocnk.net/

ショップの現状、お悩みの点など
7年目のショップとなります。
私どもは毎日見ているので慣れてきてしまっているのですが、初めて見られて改善点などありましたらご教授いただければ幸いです。
宜しくお願い致します。

第一印象:希少・高級な海水魚に特化した上級者向けのお店

まずはトップページ最上部の店名ロゴとカラフルな鳥のイラスト。
その下には大きなイメージ画像から店長やスタッフらしきお姿が。
ロン毛や金髪にサングラス姿で、森林の中の渓流でほとんどがロッド(釣り竿)を持ったり、釣り上げた魚を持った、ちょっとイカツくて怖そうなおじさん達の写真がスライドショーで次々と流れ…

左メニューのカテゴリーでは
アウター
インナー
パンツ
シューズ類
靴下
ハット・キャップ
バッグ
グローブ類
ステッカー類
アクセサリー
アウトドア用品
ロッド
ルアー
フード類

イメージとしては「釣り」色が強く、こだわりやクセの強い、ちょっとコワそうなオーナーがやっているアウトドア衣料中心の店(ブランド)なのかなぁーという印象。

初見、初心者にはちょっと入りづらい、話しかけづらそうなお店という印象です。(知らないオジサンの真顔のサングラス姿は、決してフレンドリーで好印象とはなりにくいものです)

インタビューで浮き彫りになったこと

いつものようにお電話で、オーナー店主の「ゲンキマン」の愛称で仲間から慕われる藤田元樹さんにインタビューさせていただきました。

Fin-ch は2014年末から準備を始め、スタートしたのは2015年からと、まだ7年ですが、藤田さんは現在44歳。生まれ育った地元香川県の宇多津町にて、レディースのブティックとカフェの経営もされているとのこと。

元はご両親が経営されてきたブティックに元樹さんが入り、後を継ぎました。現在はブティックは奥様をメインに運営されており、藤田さんは 新しい Fin-chの事業に注力・成長させていらっしゃるようです。

私は最初はFin-chのおちゃのこサイト や、Facebook、Instagram、YoutubeなどのSNS を見てからお電話インタビューさせていただいたのですが、その後、地元紙の取材記事なども発見したので読んでみると…

なんと藤田さん、プロのアングラー(釣り師)で、釣り具メーカーのアドバイザーや全国ネットのテレビの釣り番組にも出演されたりしているそうで、そりゃ釣りに詳しいわなー!って感じ(笑)

再度お電話して確認してみると…

でも自慢げに見えるのは良くないと、Fin-chサイトの中にはどこにもその最大の「強み」を書かれていないとか!(汗)

「お客さんの多くはあれこれ調べてウチにたどり着くからわかっているだろうし、自分から言うのはなんかねー」といたって謙虚で控え目過ぎる藤田さん(^^;)。

Fin-ch のスタートも、「よし! 新しい事業をやるぞ! 儲けるぞ!」なんて気負いはまったくなく、釣りや地元の仲間内のチームウェアをいくつか作って、それを(種類、サイズや色など)注文管理するのにネットショップみたいのがあったらいいね、といわば完全に趣味の領域のお楽しみからのスタートだとか。

それが、少しずつ口コミやブログや、Facebookに作ったユーザーコミュニティグループ(掲示板)などを通じて徐々にお客様が増え、釣り行活動を楽しみながら新しいFin-chアイテム(商品)も増え、いつのまにか商売・事業として、今では「億」の年商を超えるレベルにまで育ってきたそうです。

商品開発も社内スタッフだけではなく、藤田さんのアイデアをベースに、釣り界の仲間であり、釣り具メーカーのデザイナーでもある小川健太郎さんという方のデザインを軸に、製造は藤田さんのネットワークを活用して商品化・製造されているとのこと。

いろいろ商品を見ていくと、その他、社外のいろいろなスキルや能力を持った方々とコラボして、次々と商品・製品が生まれているようです。

その際の重要な特徴でこだわりの一つが、「実際に海外のへき地での実用テストをクリアした物だけを正式な商品として販売する」ことだそうです。
この辺りは、さすが世界を股にかけるプロアングラーの藤田さん。

快適性や防水性などの素材面や、ファスナーや袖口の大きさ、構造など、過酷なアウトドア環境でも着やすく、使いやすいという実用性でも妥協がないようです。

それでいて、日本の街で生活する人たちが普段着(タウンウェア)としても軽快に着こなせる着心地の良さや、釣りウェア感丸出しではないファッション性にもこだわっておられる。

釣りをまったくしない人でも軽いアウトドアレジャーや、タウンウェアとしても着たくなるようなデザインの物も多いようです。

釣り具、釣り着メーカーだけでなく、ブランドウェアにありがちな固定のブランドロゴを「これでもか!」と使いまわすようなデザインではなく、共通のメインロゴは控え目に、毎回異なるフィンチという小鳥や魚モチーフのイラストをオシャレに取り入れておられるのも魅力だと感じました。

例えばアウターの胸のロゴデザインだけでもいろいろありますよね。
↓↓↓↓↓
https://finch.ocnk.net/product-list/3

ウェア、釣り具ももちろんですが、さすが「うどん県」と呼ばれる香川のブランド! それだけじゃない!
Fin-ch藤田さんの自由度や創造性を象徴するようなこんな商品も!
Fin-chブランドの讃岐うどんと、香川県伊吹島のいりこ出汁を使った麺つゆのセット!
https://finch.ocnk.net/product/499

イタリア製パスタの袋かと思うようなおしゃれなパッケージは、ギフトにしても喜ばれそうですね。

Youtube では 南米アマゾンへの釣り遠征の際にこのうどんを船上で茹でて、他の釣り客や現地船スタッフの皆さんに振舞っているなんて動画もありました!(^^;)
スケールがデカいけど庶民的で嫌味がない!(笑)

お店のトップページ画像のイカツい!? イメージとは真逆で、動画とお電話でお話しした藤田さんは本当に温和で穏やかで優しい語り口の店長さんでした。

そんなオーナーであり、ブランドプロデューサーであるゲンキマンこと藤田さんのファン達が多く顧客になっているという、特徴的なお店のようです。

今風に言えば、「釣りとアウトドアライフを極めた達人インフルエンサー自身がプロデュースしたブランドの直営ショップ」ということです。

Facebook上にある ユーザー交流のグループ(Fin-ch Club)は、メンバー数1,541名で、日々ユーザー達が釣りの成果やレジャー、グルメ情報などの書き込みをして盛り上がっているようです。

Fin-chというブランドの商品ユーザーのグループですが、商品のレビューや宣伝などは見当たらず、ユーザー同士が本当に遊びを楽しむコミュニティーになっていながら、どんどん繋がって新たなユーザーが増えていき、いずれは買い物にも繋がっているという様子が感じられて、とても素晴らしいですね。

藤田さんが大変嬉しかったという、あるユーザーさんからのこんなエピソードを聞かせていただきました。

広島のユーザーさんと、福岡のユーザーさんがそれぞれ旅行で訪れた北海道で、たまたま Fin-ch(香川)のウェアを着ていたのをきっかけに話しかけ、意気投合し、仲の良い友人になったそうです。

Fin-chというブランドが遠く離れた地で、遠く離れたところから来た人と人を繋げ、それを今のインターネットの技術(スマホやSNS)で交流し友人になれる。

そして今後、また彼らが Fin-chブランドのグッズやウェアを買い、ともに使って共感度や連帯感を高めたり交流したりしてくれる。
商売人冥利に尽きますね!

お電話ですが、インタビューを通じて感じたのは、藤田さんは決して商売第一、仕事第一、がむしゃらに頑張る社長・店長ではまったくないということです。本当に自然体で、釣りやアウトドア、旅や美味しいもの、仲間との会話や楽しい時間を優先して楽しむ! という姿勢の方で、その中でみんなに喜んで使って欲しい! とか、着て欲しい! とか、食べて欲しい! というモノを自分のアイデアと思いを詰め込んで形にしていると、それが自ずと商品となってファンに口コミでも広がって売れていく。

SNSもYoutubeも「売らんかな! 宣伝ありき!」では決してなく、好きな事を楽しんでいる姿や活動を皆に紹介しているのが中心で、ほとんどは釣りやレジャーを楽しむ動画。

たまにある商品紹介も、あくまでそうしたアウトドアライフを楽しむアイテムを作っちゃいました! というスタンスですし、プロとして達人としての知見や創意工夫が盛り込まれているので、宣伝やセールス感がなく、素直に視聴してこれいいなぁ! 私も欲しいなぁ! と思える方が多いのではないでしょうか。

インタビューで浮き彫りになったこと

なんだか感心して褒めてばかりになってしまっているので、ここらでちょっと気付いたダメ出しをいくつか(^^;)

まずは おちゃのこサイトのトップページ。

笑顔の藤田さん&スタッフ写真を増やして、コワそう、近寄りがたい、話しにくそうなイメージを減らす!

初来店のお客様に笑顔であいさつし、話しかける短いメッセージ動画をトップページに用意するのも良いと思います。(藤田さんの笑顔と語り口調は動画なら好感度が高いが、真剣な顔の静止画写真+サングラスはコワい)

同じく、トップページスライドショーやイメージカットに釣り以外のアウトドアシーン(焚火や、調理や、他の遊び)の画像や街での着用画像なども用意して、「釣りファン以外でも人気なんですよ~!」をさりげなくアピールする。可能なら女性モデルの着用画像もあちこちに散りばめると、女性客へのハードルがうんと下がると思います。

ちなみに 現状は 店舗内の検索窓から「レディース」と検索しても1点の商品もヒットしませんが、各ウェアの商品説明文の中に「レディース」 の文字列と「女性ファンにも人気です」とか「女性にもオススメです」と入れておくと良いと思います。

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商品ページで気付いた点…

とても着心地良さそうな綿麻のインナー(Tシャツ)
Isabela7 Cotton linen(イサベラコットン7綿麻) 璃寛茶
https://finch.ocnk.net/product/579

初見の方なら誰が見ても気になるであろう特徴的な胸のマチの付いたファスナー付きのポケット。でも商品説明のどこを読んでも、このポケットについて説明されてれていない。え? なんで? スマホとかどのサイズまで入るのかな~。気になるのに知り得ない。釣りファン、Fin-ch ファンなら黙ってもわかる何かがあるのかなぁ。

「よし買おう!」の決断を鈍らせますねー。

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今度もインナー(Tシャツのページ)
Isabela10 Lagoon cotton (イサベラ10ラグーンコットン)草色
https://finch.ocnk.net/product/574

商品は良いのですが、気になるのはモデルさんとサイズです。
ウェアの各商品ページに掲載されている下記のスタッフモデル? の名前とサイズ表記ですが…

↓↓↓↓↓
ゲンキマン 178cm 76キロ Lサイズ
オガケン 175cm 55キロ Mサイズ
キャプテン 175cm 68キロ Mサイズ
しげる 176cm 70キロ  Mサイズ
塾長 172cm 79キロ XLサイズ
ムネキン 171cm 72キロ Mサイズ
イトウ 177cm 78キロ ?サイズ
ヤマウチ 165cm 62キロ Mサイズ
ウェスティン 172cm 72キロ Lサイズ

この写真のモデルが誰なのか? はどこにも書かれていないので、店長(ゲンキマン)はなんとなくわかっても、その他のモデルさんは不明で参考になりません。「常連さんならわかるだろう」ではなくて、初見の方でもわかるように写真にモデル名を記すようにしましょう。
↑↑↑↑↑
あと、細かいですが イトウさんの cmだけ半角、78キロの7だけ半角になってますので修正ください。

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【SNS や Youtube の活用度、スキルアップ】

Fin-chさんの Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UChRtpHvqZseLwOyv5JVTpew/featured

Fin-chさんの Facebook
https://www.facebook.com/finch714/

Fin-ch Club (ユーザーグループ掲示板)
https://www.facebook.com/groups/233949137049205/members

Fin-ch のInstagram
https://www.instagram.com/finch_officialpage/

Fin-ch ブログ (Fin-ch商品だけでなく八武海という釣り情報)
http://blog.livedoor.jp/genki52714/

Fin-ch LINE
https://page.line.me/rxe2515m?openQrModal=true

Fin-ch twitter
https://twitter.com/finch0714

と、かなり手広く積極的にSNS活用にチャレンジされているFin-chさんですが…

私の感想としてはYoutube と Facebook は上手に運営されていると思いますが、ブログはもう時代の流れに取り残された感もあり、過去の遺産として(ショップやYoutubeへの入り口)として残しておけば良いレベル。

Instagram は正直、Instagram アクティブユーザーの女性層に向いていないので、いっそ女性層だけを意識した投稿内容に特化する(女性初級アングラーや女性ソロキャンパー向けのアドバイスとか、道具やウェアの活用術などをメインに、オシャレなビジュアル中心にしておっさん被写体を避ける(^^;))

twitter は唯一拡散バズる可能性の大きなSNSですが、宣伝や商品アピールばかりの投稿は嫌われる傾向が強いので、むしろYoutubeチャンネルのダイジェスト動画投稿を中心にするなどして、地球遊びファンを増やすことに特化するのが良いかと思います。(Youtubeへのリンクだけじゃダメ。10~30秒程度の短い動画で投稿)

twitter は趣味系、マニア系投稿には親和性が高いSNSです。

80点
総評

歴代の「ダメ出し!道場」のお店の中でもトップクラスではないでしょうか。ただし、おちゃのこショップ単独の点数ではなく、ブランド全体としてのネット活用度トータルでの点数です。

藤田さんご本人は、電話インタビューで、「ネットやITのことは素人でまだまだ良くわからないので」と何度もおっしゃっていたのですが(^^;)

そりゃ、プログラミングやWebデザインテクニック的には素人かもしれませんが、私に言わせれば、ネット活用度はかなりの上級者ですよ! しかも、勘どころを押さえ、センスが良い!

車で言えば自動車エンジニアや整備士ではないとしても、車を使ってレースをしたり、仕事をしたり、レジャーを楽しむ車活用の上級者! といったレベルだと思います。

そのネットを活用して、月商で一千万円超え、年商億越えしている方がいつまでも「私はネットは素人なので…」と言い続けていてはいけません。謙虚だとしても謙虚過ぎます(^^;)

Facebook や Instagram、ブログを長年活用し情報発信するだけでなく、ファンコミュニティー(交流の場)まで育て上げておられます。

そして 重要な Youtube の取り組みも6年前から。
ハイクオリティの動画チャンネル(もはや番組といえるレベル)「Fin-chチャンネル 地球遊び(そとあそび)」
https://www.youtube.com/channel/UChRtpHvqZseLwOyv5JVTpew/featured
を6年前から立ち上げ、チャンネル登録者数 9,300人。

番組タイトルやロゴ、BGM やテロップの入れ方などがとても洗練されていて、ちょっとテレビ番組レベル!?
↓↓↓↓↓
実はこれも伺ってみれば納得。なんと釣り仲間の友人であるプロのテレビマン(カメラ、編集、プロデューサーなどを経験された方)が無報酬のボランティアでやって下さっているとのこと!
(但しYoutubeでの収益が出た場合はすべてその方へという約束だそうです)

単なる技術スタッフやYoutuberを雇っても、なかなかここまではできないと思います。釣り好き、Fin-ch好き、藤田さんのことも大好きなプロ動画師がいてくれてこそのコンテンツクオリティだと思います。そのノウハウは本当に今の時代、大きな財産です!

実際、いくつかのYoutube動画を見ると、藤田さんの人柄の良さや釣りやアウトドアの知識や経験、スキル、商品開発への思いなど、Fin-chと藤田さんのいろいろな角度の魅力が映し出されていますし、実際私にも強く感じられました。

そして嫌味なく、本当に楽しそう! 人生を、仕事を、遊びを本気で仲間と楽しんでいらっしゃるのがわかります。

私を含め、多くの大人、商売人、社会人、ビジネスマンたちが、藤田さんのような人生やライフスタイル、生き方に憧れるのではないでしょうか。心から「羨ましぃ~!」と感じられました。(^-^)

ご自身では明確に意識や定義づけはできていないのかも知れませんが、既に実践されているスタイルは

プロアングラーでアウトドア達人インフルエンサーであるゲンキマン藤田さんの「ライフスタイル共感型ブランド Fin-ch ビジネス」

であるということ。今一度しっかり自覚され、アピールすべきこと(プロアングラーだからこそのハードな環境での経験や知識)はしっかりと明記・表現し、「メッセージ」や「ストーリー」をおちゃのこサイトの中でも意識して伝え、ライフスタイル共感を押していくこと。

ブランドの対外活動(マーケティング)においては、Youtubeを最優先で軸にしつつ、FB、インスタ、Twitter 各SNSのユーザー層毎にターゲットを分けて活用すること。

などが基本戦略になるのではないでしょうか…

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Youtuber として見てしまえば、まだまだ登録者数や再生数も大したことはないかも知れませんが、目指すはトップYoutuberではなく、再生回数で収入を得ることが目的でもありませんよね。

あくまで釣りやアウトドアライフを楽しみながらファン(というより共感する仲間)を増やして、その中からいずれは購入してくれる人も増えれば良い…といった、肩に力の入らないスタンスでのYoutubeで新規客を増やすことに繋がっていそうです。(実際、「Youtubeで見ました!」という新規客が増えているそうです)

今後、ますますYoutubeでの集客(というよりファンづくり)が重要になってくると思います。その分、時間的にも労力的にも動画師の方への期待度と負担も高まると思いますので、早めに若手スタッフの採用や修業も必要になってくると思います。

現状路線でもファンをメインにリピーター注文も多く、大きく変えなくても十分な売り上げや利益を得られているFin-chさんですが…
まだまだポテンシャルも大きく、新規ファン、新規客を増やしていけば何倍にも成長できるお店(ブランド)だと思います。

英語や中国語もできるゲンキマン藤田さん、中国語ショップサイトもお持ちで、今後成長するであろう中国市場からの注文も大きく期待できるところでしょう。(ただ、盛んになってくると藤田さん以外にも中国語ができるスタッフが必要になってくるでしょう)

やりたいこと旺盛なゲンキマン藤田さんのことですので、きっと人材・スキル・労力の獲得、確保が今後のカギになってくると思います。

ただ、地方・田舎ではこうした人材の確保は正直難しいのも実情です。地元で通勤できる範囲で良い出会いがあればいいのですが、発想を替え、ネットでリモートでの求人やフリーランスや外注さんの活用、コラボなども検討したり、都会からのIターン、Jターン、Uターン採用なども検討の余地ありですね。

コロナ禍で都会の方々の都会脱出の意識変化は追い風だと思います。

今後の戦略や方針など迷われましたらまたぜひお気軽にご相談ください。今回は私もとても刺激を受けられた素晴らしいお店でした!

以上、ダメ出し!道場でした。

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皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、変革のチャンスでもあります!
マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品開発、新サービス開発して乗り越えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください!
きっとヒントを見つけられます!

↓↓↓↓↓

EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
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宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
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以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、検索ボタンをアイコンに変更する方法をご紹介します。






管理画面から設定する

管理画面→デザイン管理→ボタン設定から設定可能です。

 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

伸び悩んだ時にするべき施策

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「伸び悩んだ時にするべき施策」について説明させて頂きます。

■伸びない事には原因がある

ECサイトを運営していると、いつか「伸び悩む」時がくるはずです。

「アクセスが伸びない、、」「アクセスがあるのに収益が上がらない、、」など、思うような結果を得られないときがきます。

例えば運営しているサイトが季節やイベントに左右される商品を主に取り扱っている場合、シーズンオフの時には売り上げが伸びづらいという傾向はあるでしょうが、ここでいう伸び悩みは、そのようなシーズンにかかわらず結果が出ていない状況を言います。

結果が出ていないのには少なからず理由がありますので、ただ落ち込んだり、何もせずに今まで通りの運営を続けたりするのではなく、何かしらの「原因」を特定する事が大切です。

アクセスや売り上げが伸びないという状況には何かしらの原因がありますので、それを見つけるためには「アクセス解析」や「サイトの見直し」を試みましょう。

アクセス解析とは、有名なところで言いますと「Googleアナリティクス」がツールとしてあげられますが、ページのビュー数やサイトのアクセス数、収益に関わっているページを特定したり、見られてもすぐに離脱されてしまうページが分かったりするなど、様々な情報を得られるものです。

どう分析するべきかいくつか例にあげますと、例えば直帰率が高くて悩んでいる場合、当然ではありますがユーザーが見てすぐにサイトを離れてしまっているページを改善する事で、サイトの滞在時間を増やす事ができます。

せっかくアクセスしてくれているのに簡単にユーザーを帰してしまうのはとても勿体無い事です。

直帰率が高くなるのにはいくつか原因は考えられますが、基本的にはアクセスしてきたページで知りたい情報が得られなかったり、目的を果たせなかったりする事でしょう。

商品紹介のページで、結論や魅力がずっと後ろの方に記載されているようですと、そこに到達する前にユーザーは飽きてしまい、離脱してしまいます。

なので商品の魅力的な紹介をページの上部に持ってきたり、目を引くような画像を配置したりと、すぐにページを離れてしまわない施策を施す事が大切です。

また、そのページで完結させるのではなく、そこに訪れたユーザーが興味を持ちそうなページへ誘導してあげるなどして、サイト内の回遊率を高めてあげるのもポイントです。

■サイトの使いやすさ・デザインを見直す

なかなか収益が伸びてくれないという場合、一度ご自身のサイトの使いやすさやデザイン面を見直してみる事をおすすめします。

というのも、取り扱っている商品や商品紹介に問題がなくても、サイトそのものが使いづらかった場合、収益に結びつかなくなる可能性があるからです。

例えば以下のような事があげられます。
・商品が見つけづらい
・選んだ商品をどこで確認するのか分かりづらい
・購入するまでの道筋が分かりづらい
・入力する情報が多くて面倒

など様々です。これ以外にも色々な事が購入に至らない原因としてあります。

せっかく購入する意思のあるユーザーが訪れてくれているのに、サイトのデザインやユーザビリティが原因で購入せずに去られてしまうのはとても勿体無い事です。サイトとしてはかなりの痛手です。

かといって自分で自分のサイトを見直しても、どこが悪いのか意外とわからないものです。

解決策としましてはやはり第三者にチェックしてもらうのが良いでしょう。

実際に最後の購入ボタンを押してもらう必要はありませんが、試しに欲しい商品を探してもらい、そこから購入するまでのプロセスを踏んでもらいます。

その時の生の感想を聞く事で、サイトの改善点は必ず見えてくるかと思います。

伸び悩んでいる事をたまたまと思わず、しっかり原因を特定して改善していくようにしましょう。

★POINT
・アクセス解析で飲み悩みの原因を特定する
・第三者に利用してもらって使いやすさを確認

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

コロナと半導体不足が思わぬところに影響を及ぼしています。日常の「当たり前」が崩れると、はじめて「当たり前であること」のありがたさがわかりますね。本年もあと1回の発行となりました。みなさま健康に留意してお過ごしください。
(おちゃのこ山崎)

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