さて、来年はどんな年になるでしょうか号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

いよいよ2021年最後の配信となりました。本年も「おちゃのこネット」並びに「おちゃのこ通信」をお引き立ていただき、まことにありがとうございました。

世界的に猛威を振るい始めているオミクロン株の動向が不気味ではありますが、来年はさまざまな停滞や閉塞を打ち払って、活気溢れる年になってもらいたいものです。

来年の干支は「寅」。年賀状に虎の絵柄をデザインされた方も少なくないでしょう。12年ごとに巡ってくる干支ですが、過去の寅年を見てみると…

1950年 朝鮮戦争
1962年 キューバ危機
1974年 ニクソン大統領、田中角栄首相辞意表明
1986年 チェルノブイリ原発事故
1998年 ロシア危機
2010年 ギリシャ危機

どうも、あまり景気の良い年回りではなかったようです。このジンクスを、来年が打ち破ってくれればいいのですが。

2022年の行方を占う重要な要素は、アメリカの中間選挙と、日本の参議院選挙でしょう。バイデン大統領も岸田首相も、長期政権を目指すなら負けられない戦いとなるはずです。

さて、今回最後の「オススメ参考書」ですが、私たちの暮らしを豊かに、便利にするはずの科学が禍を招いた例を7つ挙げている本を紹介します。「パンドラの箱」にちなんだ原題がついていますが、正義と思ったものが愚行になってしまう過程を考えさせてくれる内容です。

ソフトバンクグループの決済代行!PayPayやキャリア決済も導入可能!
PayPayの導入はお済ですか?いま1番使われているQR決済で集客UPの期待大!
SBペイメントサービスはクレジットカードやキャリア決済など様々な決済手段を提供してます。
特にPayPayはいま1番使われているQR決済で、続々とキャンペーンを実施しており、
ネットショップの集客UPに期待できます。未導入の場合はぜひご検討ください!

https://www.sbpayment.jp/service/webflow.php?cart=ochanokonet

お知らせ おちゃのこネットデザイン作成プランに作成事例を追加

デザインプラン

おちゃのこネットデザイン作成プランに作成事例を追加

皆さん、こんにちは。
大変ご好評をいただいているおちゃのこネットデザイン作成プランに、ご利用いただいたショップさまの作成事例を追加しました。
ご利用いただいたショップさまにも大変満足いただいております。
ショップテンプレートを作成したデザイナーがカスタマイズしますので、高度なHTMLやCSSの技術が必要な独自デザインのショップ作成が可能です。
是非この機会にデザインプランをご検討ください!

デザインプランの詳細、事例は下記ページよりご覧ください。
https://www.ocnk.net/design/#usershowcase

よろしくお願いします。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

禍いの科学

ポール・A・オフィット・著 関谷冬華・訳 大沢基保・日本語版監修 日経ナショナルジオグラフィック社・刊

1,980円(キンドル版・税込)/2,200円(紙版・税込)

「良いことをしているつもりだったのに、禍を招いてしまった」ということは、ある程度人生を歩んできた人なら、誰しも経験したことがあると思います。しかし、それが科学による変革となると、「うっかりミス」の範囲で収まらない可能性があります。

本書はそんな科学史上の「ワースト7」を集め、くわしく解説した科学ドキュメンタリーです。原題は「PANDORA'S LAB SEVEN STORIES OF SCIENCE GONE WRONG」。あの「パンドラの箱」にちなんだ題名がつけられています。

発行元の日経ナショナルジオグラフィック社は日経BPグループの出版社で、1888年創刊の月刊誌「ナショナルジオグラフィック」の日本語版を発行しているところです。

「ナショナルジオグラフィック」は世界中で36カ国語で発行され、180カ国に850万人の読者がいる巨大雑誌です。ちなみに日本語版は、英語以外で最初に発行されました。

著者のポール・A・オフィットは、1951年アメリカ生まれの小児科医です。感染症、ワクチン、免疫学、ウイルス学を専門とする人で、ロタウイルスワクチンの共同発明者としても知られています。

なぜお医者さんである著者がこの本を書いたのか。「はじめに」にはそのヒントがあります。
・著者の息子がサイエンスライターであること
・著者が「世界を変えた101の発明」という展覧会を見たこと
・それに触発されて「世界最悪の101の発明リスト」を作ろうと思い立ったこと
・各界の人たちにリスト作りに協力してもらったこと
・最終的に自分で7つの最終候補を選んだこと

その7つの候補とは、次のようなものでした。
・6000年前のシュメール人が発見した喜びをもたらす植物
・1901年にドイツの科学者が発見した食品産業の革命
・1909年にドイツの科学者がノーベル賞を獲得した化学反応
・1916年にアメリカ連邦議会で可決された移民法
・1935年にポルトガルの神経科医が考案した精神病の治療法
・1962年に禁止された殺虫剤
・1966年に2つのノーベル賞を受賞した米国の化学者

わざと具体的なことをぼかしていますが、これは著者が「はじめに」に書いたままを引用しています。固有名詞は目次を見れば明らかになります。

原題である「パンドラの箱」は、紀元前700年の神話に描かれたものです。ギリシャ神話の神であるプロメテウスは天界から火を盗んで人間たちに与えますが、それを怒った最高神ゼウスは、宝石で飾られた素晴らしい箱をパンドラという人間の女性に渡します。

「決して箱を開けてはいけない」と言われていたパンドラですが、好奇心には勝てず、箱の蓋を開けてしまいます。すると中から病、貧しさ、不幸、悲しみ、死などの禍が霊に姿を変えて逃げ出してしまいました。あわててパンドラは箱の蓋を閉じますが、元には戻りません。そして箱の底には、希望だけが残っていたというお話です。

著者は、人類にとっての科学が、このパンドラの箱になり得ると言っています。科学の力でどんなことができるのかを模索する人間たちの好奇心が、時として多くの苦しみと死をもたらす悪霊を解き放ってしまうのだというのです。そして人類はその教訓に学ぶことなく、パンドラの物語は有史以来現在まで連綿と続いています。

ここで著者は自分のことを語り始めます。
***
35年間にわたってワクチン研究を続けてきた化学者として、私は科学が万能の力を発揮する喜びと、予期せぬ結果を生む悲しみの両方を目にしてきた。(中略)1998年から1999年にかけての10ヵ月間、米国の乳幼児に投与されていたロタウイルスワクチンは、まれに腸重積を起こすことがあり、一人の子供が死亡したことによって中止された。
***
先に著者がロタウイルスワクチンの共同発明者であることを紹介したことを思い起こしてください。

それでは、本書の目次を紹介しましょう。
・はじめに
・第1章 神の薬アヘン
・第2章 マーガリンの大誤算
・第3章 化学肥料から始まった悲劇
・第4章 人権を蹂躙した優生学
・第5章 心を壊すロボトミー手術
・第6章 『沈黙の春』の功罪
・第7章 ノーベル賞受賞者の蹉跌
・第8章 過去に学ぶ教訓
・エピローグ

第1章の扉には次の文章が掲載されています。
***
6000年前のシュメール人が発見したフル・ギル――喜びをもたらす植物――と呼ばれた植物は、ある薬物を誕生させ、現在は年間2万人の米国人がその薬物で命を落としている。若い成人に限れば、交通事故よりもドラッグによる死者数の方が多い。
***

シュメール人は旧約聖書に登場するアブラハムの時代に、ペルシア(現在のイラン)からチグリス川とユーフラテス川の間に移り住んできました。彼らはくさび形文字を発明し、農業を発明しましたが、その過程である植物を発見しました。

彼らが「フル・ギル(喜びをもたらす植物)」と呼んだのは、ケシの一種のアヘンケシでした。この植物からとれるアヘンは非常に効力が強く、シュメール人は「太陽神ラーの頭痛を癒やすために女神イシスが与えた贈りもの」だと信じていました。

17世紀イギリスの医師であるトーマス・シデナムは、「全能の神が苦しみを和らげるために人間に与えた治療薬のなかでも、アヘンほど万能で効き目のあるものはない」と言っています。アヘンが神からの贈りものであるという考え方は、なんと20世紀まで続いたそうです。

アヘンケシはさまざまな土地に適応し、よく育ちました。虫や菌類に対する生来の抵抗性があるため、資源に恵まれない土地でも育てることができました。そのため、アフガニスタンのような土地でも栽培され、現在でも主要な商品作物になっているほどです。

アヘンケシのさやの部分に含まれる乳状の液体を乾燥させると、黒いゴム状の物質「アヘン」が得られます。アヘンには5種類の有効成分があり、それぞれモルヒネ(鎮痛薬・ヘロインの原料)、コデイン(咳止め)、αナルコチンとパパベリン(ともに筋弛緩薬)、テバイン(オキシコンチンの原料)として知られています。

アヘンはギリシャ時代には薬として使われましたが、しだいにその中毒性が知られていきます。ローマ時代には毒物としても使われるようになり、ハンニバルはアヘンで自殺しました。ネロの母親は彼を皇帝にするために継子をアヘンで毒殺しています。

聖書には十字架にかけられたイエスに人々がアヘンを飲ませようとする記述があります(マタイによる福音書27章34節)。はっきりとアヘンとは書かれていませんが「(痛みを和らげるため)にがみをまぜたぶどう酒を飲ませようとした」という記述があり、聖書学者たちはその「にがみ」はアヘンであったと考えているようです。

7世紀に中国に入っていたアヘンは、ポルトガル人が持ち込んだ喫煙パイプの普及とともに大流行しました。たちまち300万人の中国人が中毒になり、2度のアヘン戦争に敗北した中国は、香港をイギリスに渡すこととなりました。

一方、ヨーロッパではアヘンをブランデーに混ぜた「アヘンチンキ」が女性を中心に大流行します。万能薬として普及したアヘンチンキは、子供や乳児にも使用されました。

アヘンの中毒性をなくし、鎮静効果だけを残す方法として開発されたのがモルヒネです。ドイツの若き薬剤師フリードリヒ・ゼルチュルナーが開発し、スコットランドの医師アレクサンダー・ウッドが注射薬として改良したモルヒネは、アメリカでたちまち30万人の中毒患者を生み出します。

そのモルヒネを安全な薬品に変えようとして作られたのがヘロインです。モルヒネをアセチル化することで作られたこの薬物は、モルヒネの5倍の効果があり、習慣性は一切ないとしてバイエル社から新薬として売り出されました。

ヘロインはアメリカとイギリスで標準的な治療薬として売られ、処方箋の必要がない薬品として薬局で販売されました。安全に服用できると宣伝されたため、乳幼児や妊娠中の女性にも使われました。

それから25年ほどが経過するうちに、ヘロインの中毒性が明らかになりましたが、すでにニューヨーク市だけでも20万人以上がヘロイン中毒になっていました。そのためアメリカ政府はヘロインを禁止し、地下組織で売られるヘロインの撲滅に力を注ぎました。

次に登場したのが、やはりアヘンから生まれたオキシコンチンです。関節炎の第一選択薬として販売されたオキシコンチンは処方箋の乱発や偽造を招き、たちまち全米に広がりました。

2010年にはアメリカで処方鎮痛薬を誤用・悪用した人の数が2200万人にのぼり、ヘロインとコカインを合わせた数よりも多くの人が命を落としました。過剰摂取による死者は19分に1人の割合になり、現代医学が犯した最大の過ちの一つとなりました。

第2章は「マーガリン」にまつわる話です。

米国人の最大の死因は心臓病ですが、その原因は心臓の筋肉に血液を送る冠状動脈がコレステロールによって詰まることにありました。1950年代には、脂肪とコレステロールの少ない食事が心臓を守ると考えられました。

マーガリンはナポレオン3世が兵隊に安価な栄養食品を食べさせたいと考えた結果生まれましたが、「バターは心臓に悪く、マーガリンは心臓に良い」というテレビコマーシャルに乗って、消費量を爆発的に増やしました。

しかしそれから数十年後、そのキャンペーンがまったく反対であったことが判明します。マーガリンのようなトランス脂肪酸こそが心臓病を引き起こす元凶であったことが研究の結果としてわかったからです。そして、バターのような飽和脂肪酸や植物油・魚油のような不飽和脂肪酸が心臓病と無関係であることが判明したのでした。

トランス脂肪酸は、自然界に存在しない、工業的に作られた脂肪です。安価な加工食品の材料として重宝されましたが、トランス脂肪酸を禁止したデンマークで心臓病患者が劇的に減ったことが決定的な証拠になりました。

2005年、ハーバード大学医学部教授であるウォルター・ウィレットは、「ニューヨーク・タイムズ」紙に次のように述べました。
「多くの人々が専門家の立場からバターの代わりにマーガリンを食べるように勧めてきたし、1980年代に内科医だった私も人々にそうするように告げていた。不幸にも早すぎる死に彼らを追いやってしまったことも少なからずあったはずだ」

マーガリンを巡る騒動は、過去の愚かな笑い話ではありません。今もこれからも起こり得る事例のひとつとして受け止めるべきです。まともな根拠のないキャッチフレーズや雰囲気、印象に引きずられて、事実に反する行動に人々が駆り立てられることは、これからも何度も起こるでしょう。

以下、5つの興味深い事例が続きますが、それは本書を手に取ってのお楽しみに取っておきましょう。わかりやすく書かれた、科学ノンフィクションとして、あるいは人間の愚かさに対する警鐘の書として、ぜひお読みいただきたい本です。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

いきなりですがインフレです! (^^;)
ショップの皆さんにとっては値上げのチャンス到来です!

世界的にインフレ傾向が高まっています。
ニュース、新聞などでもあちこちで報道されていますように、まだまだオミクロン株などコロナ禍は収束とは言えない状況ではありますが、Withコロナに慣れて経済活動も盛んになってきた国も増え、抑圧されていた活動欲求の高まりと共に、クリスマスシーズンに向けて消費欲求も高まったり、原油先物価格高騰はやっと一息、止まったものの、燃料費・電気代など市場への還元はまだ先で…

世界的に物価上昇(インフレ)ムード真っ盛りです。

日本でも身近な食品・日用品・電気・ガソリン・灯油などの物価は上がっています。

為替や株価や原油価格なんてあまり縁がない一般消費者も、スーパーで買い物すれば、野菜や果物、小麦粉や食用油などの値上がりや、ガソリン・灯油・電気などの燃料光熱費のコストUP!
コロナ以降の2年間でかなり日常生活コストが値上がりしているのを実感されていることでしょう。

専門的にいろいろな指標を分析すれば、まだ日本は生鮮食料品とエネルギーコストを除けば物価上昇しておらず、デフレ脱却できていない=インフレになっていない! という意見もあるようですが…

少なくとも一般消費者に直結し、最も実感されるであろう生鮮食料品とエネルギー(電機・ガス・ガソリン・軽油・灯油)が着実に値上がりしており、消費者マインドは物価高=インフレです。

景気は「気」のモノといわれ、みんなのなんとなくのムード=雰囲気に影響され、特に隣の人の顔色や空気を読む傾向の強い日本では、ジワジワとした「値上げ」のムードがこの冬、年末に向けて勢いを増していきそうです。

長年、日本を包んでいたデフレ、安売りしなきゃ売れないよ~のムードもいよいよ終わろうとしています。
それでも大手量販店は安売り・セールを続けるでしょう。

でも、仕入れや生産をしていた中国や東南アジアもインフレです。
しかも日本以外は人件費(賃金)も上昇傾向で、これは石油価格のように急に下がったりはしません。つまり海外仕入れ価格は着実に高まっていき、大手量販店の仕入れコストも高まっているのです。

長年、日本のデフレを牽引していた100円ショップでさえも、200円商品、300円商品を増やしたり、中には1,000円の商品まで並べるようになって、客単価を上げてきていることからも明白ですね。

そうです。もう大手量販店も限界にきて値上げせざるを得ないのです。
そして消費者も徐々に高値に慣れてきています。
それでも安い物を買う人もいますが、Amazonの不良率のやたらと高い中国製品で痛い目を見た人のレビューが増えるにつれ(苦笑)、安かろう=悪かろうにウンザリする消費者も増えて、安くて良い物! はもはや過去のファンタジー!?と化し、それなりのモノはそれなりの価格で、多少高くても良いものを! という消費者が増えてきているようです。

平気で安かろう悪かろうを売っていく悪質な中国業者とは違い、なんとか「安くて良いものを!」と無理して頑張ってきた日本のオンラインショップの皆さん!

もう無理は止め時ですよ! 値上げのチャンス到来です!
むやみに値上げしろと言っているわけではありません。
限界だった薄利の価格設定を 「適正価格」に修正しましょう!

そして、適正な利益をいただいて、健全な事業・商品・サービス、しっかりとした品質と顧客満足を継続できるようにしましょう!

薄利で無理して利益がないために品質や顧客満足を犠牲にして、クレームの山や客が離れては結局事業も続けられません。

そんなことになっては意味がありません!

今一度、言います。

おちゃのこショップの皆さん! 値上げのチャンス到来ですよ!

------------------------------
さてさて、本日のお店は…

秋~冬の食には欠かせない長野県のリンゴの産直ショップさん!
リンゴは生はもちろん、リンゴのタルトやパイ、フルーツケーキ、ジュースやジャム、ジェラートやジュレやゼリーなどなど、スイーツにも欠かせない果物のトップランカーですよね! 我が家でも秋~冬は常にリンゴを買い置きしてあります!

それでは「ダメ出し!道場」、始まりです!

ダメ出し!依頼ショップ
マルコウ果樹園

ショップ名 :
マルコウ果樹園

サイトURL:
https://www.marukoukajuen.jp/

ショップの現状、お悩みの点など
SEO対策で何をしたらいいのかわからない。 りんごの販売がない時期(販売時期は9月~1月)に加工品の受注を増やしたい

第一印象:りんご農園産直ショップのイメージはバッチリ!

まずはトップページ、大きな背景画像のスライドショーでりんごの樹に真っ赤に実るりんごやりんごの花、実ったりんごに子供の笑顔。そして長野の青空や背景の山々、園主ご夫婦の笑顔の写真と「いらっしゃいませ」のメッセージ。

長野のりんご園の産直ショップとしての第一印象はバッチリです!
期待感が高まります!

ただ、そこからショップ内をいろいろとクリックして見ていくと…
高めた期待感のハードルが仇となり…
ちょっと不足な情報の厚みのなさにいろいろとガッカリしてしまいます。

今は最盛期を終えてほとんどのりんごが完売しているのは仕方ないとして…

商品ページや、情報ページの情報不足、情報の薄さは14年目のベテランショップとしては残念です。

後のインタビューでわかっているのですが、りんごは毎年、マルコウ果樹園さんの味を知った長年のリピーターのお客様からのご注文でほぼ完売だそうで…
言い換えれば、あまり苦労せずとも売り切れるとのこと。
それゆえ、長年あまり情報を追加掲載せず放置のままとなっているのだと思います。

ただ、お申し込みの際の「お悩みの点」に書かれていた「閑散期に加工品(ジュース、ジャム、りんごチップス)の受注を増やしたい」とのことですので、ぜひこの機会に改善なさっていただきたいですね。

インタビューで浮き彫りになったこと

まずはご懸念の加工品から。

完熟サンふじりんごジュース 3本セットと6本セット
https://www.marukoukajuen.jp/product-list/2

完熟サンふじりんごジャム 410g×6個入りと12個入り
https://www.marukoukajuen.jp/product-list/3

サンふじりんごの果汁だということはわかるのですが、初見のお客様目線で見てみると、いろいろと疑問が出てきます。

・果汁はどうやって採ったのか? 圧搾? ミキサー? 皮ごと? 丸ごと? 種や軸や芯もそのまま? それとも除いて?

・洗浄方法や洗剤や残留農薬の検査など安心、安全に関わる情報は?

・そもそも農薬や化学肥料などの使用の有無、使用の場合の方針や考え方(生産者によってかなり考え方や方針に幅があるので)

・食品表示法の義務項目の表示がない
→賞味期限・消費期限は?
→保存方法は常温?要冷蔵?
→アレルギー物質表示
→栄養成分表示
→加工者や加工所

・完全に無添加なのか? 無添加なら、変色しないのか? 無添加でも変色しない工夫などあるのか?(一般的に市販のりんごジュースには酸化防止剤としてビタミンCが添加物として入っているものが多いですが、マルコウさんでは?)

・搾汁、ボトル詰めも自家製? 工場に委託? 委託の場合、他の農園のりんごと混ざったりしないのか?

・ジャムも無添加? 糖類も一切加えていない? ならば大きなアピールポイントですのでアピールを!

・ジャムの糖度は? 表示義務はないですが、ジャムとフルーツスプレッドの違いの目安となるのであると望ましい(JAS法では糖度40度以上がジャムで、加糖してあってもジャム。無加糖ではなかなか糖度40度を超えるのは大変だが、超えてなければフルーツスプレッド)

------------------------------
《セット》りんごジュース・ジャム
https://www.marukoukajuen.jp/product-list/5

セットのほうは、ボトルの本数や個数表示しかなく、内容量表示がない(食品表示法の義務)

------------------------------
以上、加工品についてのダメ出しでしたが…

2020年4月から食品表示法への完全移行で、特に加工品は栄養成分表示まで義務化され、罰則も3年以下の懲役又は300万円以下の罰金と厳しくなっているようですので、見直し、訂正、表示を徹底しましょう。
ネット販売時のページへの表記については、法律上は明確な記述はありませんが、商品パッケージを手に取って確認できない以上は、お客様にとってはホームページに掲載されている情報だけが頼りですので、掲載しておくことをオススメします。

大手ネットスーパーなどでもまだ未掲載で違法状態なのを多く見かけますが、万一顧客とのトラブル時に裁判などになると、かなり不利になると思われますので、表示しておきましょう。

食品表示法は食品販売、製造、加工に携わる者にとってはとても重要な法律ですので、今一度調べてキチンと対応しておきましょう!

------------------------------
その他 情報ページについてのダメ出し。

りんごの品種と発送時期
https://www.marukoukajuen.jp/page/7

せっかくの 栽培品種の説明ページですが、外観写真だけなので、カット面を見せたり、食感(軽いか重い、密度が高い、低い、シャリっとなのかカリッとなのかのような違い)や香り・風味、調理の向き不向き、栄養価や成分の違いなども、リンゴのプロである農園さんとしてぜひ語って(記載して)欲しいですね~。

------------------------------
贈答用と家庭用の違い
https://www.marukoukajuen.jp/page/9

このページはタイトルでの期待感に対し、情報があまりに少なく、貧弱で期待外れになっています。

家庭用の割れやキズの写真はあるのですが、顧客目線から見ると、「贈答用」の品質保証!とまでいうりんごがどんな物なのか!? スーパーで見かけるレベルのりんごとどれほど違うのか!? のほうが気になるところです。
贈り物にするのでなおさら見栄えや品質の高さは気になります。ぜひ「贈答用」のほうの写真も掲載し、できれば「贈答用」と「家庭用」の並べた写真なども掲載して欲しいです。

「贈答用」の箱や特別な包装、のしなどもあればぜひ掲載して欲しいところです。なければ「贈答専用箱」や「贈答専用包装」などは加工品用も含めて用意すれば、ギフト注文がもっと期待できると思います。ギフト注文はお店の伸びしろです。

------------------------------
りんご農家の一年
https://www.marukoukajuen.jp/page/8

せっかくの良いコンテンツだと思うのですが、一年 と言いながら 月や季節が書かれていない…

品種によって違うから かも知れませんが、漠然とさせるより、主力品種のサンふじ や収量・販売量の多い品種を例に、月の表示と、もっと大きな写真にして、周りの景色なども掲載すると、より「りんご農家の一年歳時記」のような魅力的なコンテンツになりますし、こうした情報ページが思わぬSEO効果になったりして、アクセス数や集客を増やすこともあります。

その他、りんごを使った料理レシピ、特にスイーツ以外の肉料理やパスタ、サラダなどでもいろいろ考えられるでしょうし、りんご産地ならマルコウさんだけでなく、地域の仲間でもいろいろなレシピをお持ちなのではないでしょうか?

レシピページもアクセスを呼びますし、箱買い前提ですので、りんごが傷まないうちに早く食べないと! という気持になるお客様も多いと思いますので、いろいろな食べ方・レシピがあると助かります!

ぜひこれを機会に各情報コンテンツを見直したり追加したりしてみてください。

インタビューで浮き彫りになったこと

今回はWEBご担当者で果樹園オーナーの娘さんである、ネット担当の花井さんに電話インタビューさせていただきました。

マルコウ果樹園さんは長野市の隣の高山村でりんご栽培をする果樹園さんで、花井さんのご両親(前島さんご夫妻)がお二人で栽培なさっています。

花井さんは実は埼玉県在住で、現地には頻繁に帰っておられるようですが、普段はリモートのWEB 担当としておちゃのこショップの運営をなさっています。

おちゃのこオープンは 2008年と早く、当時はお母さまがショップページ制作などをなさっていたそうですが、花井さんが手伝うようになってからはお任せのようです。

上でも既に書きましたが、メインの生のりんごに関してはリピーターさんも多く、ほぼ毎年売り切れ完売になるそうです。

りんごは早い種で9月、遅い種で2月までが収穫、出荷時期だそうですが、繁忙期は9月~12月くらいまでで、ほとんど売り切れ、あとは閑散期となるので、加工品(ジュース、ジャム、ドライのりんごチップス)を売りたいが、思うように売れず…が悩みとのこと。

りんごのファンの方の中には加工品をお歳暮やお中元にも使って下さる方がいらっしゃるようですが、加工品だけを新規で買う方は少ないようです。

2019年の台風19号による長野市内千曲川の堤防決壊で、一大りんご生産地であったマルコウ果樹園さんを含む一帯が最大4.3mという浸水被害を受け水没。りんご畑だけでなく家屋、事務所、車や農機具も全滅し、大損害、大打撃を受け、地域の他の農園さんには廃業に追い込まれたところも少なくなかったようです。

マルコウさんは隣の高山村の高地にも別のりんご園を持ち、そちらでの栽培にも力を入れていたので、なんとか収入をなくさずに復興しながら経営を継続されておられるようです。

大変なご苦労を乗り越えながらも、長年の美味しいマルコウりんごファンに支えられながら家族力を合わせて頑張っておられます。

70点
総評

主力のりんご販売は完売するほど順調なので、商品の品質や価格のバランスも良く、顧客満足度も高いことが伺えます。

ただ、インタビューでお聞きして、「全商品送料込み!」だと初めてわかったり、せっかくの強み・魅力をアピールされていない。

送料も合わせてこのお値段は、同業他店のりんご産直農家と比較してもかなりお安いのではないでしょうか。

冒頭コラムでも書きましたが、燃料費や他の野菜や果物価格も上昇している状況下です。マルコウさんの経費(農業資材費や燃料代、運賃など)だってコスト高になっているはずです。

無理して薄利で頑張り過ぎて疲弊・消耗するようであれば、価格の見直し(値上げ)の良い時期かもしれません。

他のりんご産直ショップ(長野県だけでなく青森や他の地域も)を市場調査しながら、随時価格見直しをしてみてください。

加工品に関しては…
例えばりんごジュース一つとっても、100%果汁のモノでも海外からの濃縮果汁還元なら1000ml で100円からありますし、国内りんごストレートジュースでも大手スーパーで流通しているものなら青森産のガラスボトル入り1,000mlで380円程度からあります。

これらとの3~10倍もの価格差を、納得できるだけの商品説明をしっかりとしていく必要があると思います。

安いから売れる、高いから売れない という単純な物ではありません。

鮮度の良さや、生産者の顔や思い、こだわりが見える。
そして子供や孫にも安心して飲ませたくなるような安心・安全・健康に良い情報やエピソードなど、品質だけじゃない情報の付加価値があれば、高い物でも買う方は大勢います。

逆に、1本3万円の究極のりんごジュース! 1本1万円の伝説のりんごジャム!
なんて商品があったとしても、納得いくだけの魅力があれば、必ず売れると思います。そういう例は多々ありますよね。

ぼったくり! は悪いですが、それだけの手間暇や労力や付加価値がある商品なら、「適正価格」になり得ます。

ちょっと違った発想や角度から 商品企画や開発をされてみるのも良いと思います。

 

また、インタビューでは毎年、収穫量に波もあり、それほど大規模農園でもないので大量生産は難しいとのことだったので…
大手量販店や大きな問屋から引き合いがあっても、価格的にも量的にも対応は難しいでしょう。

でも、例えば都市部のオーナーシェフのレストランとか、こだわりの食材専門スーパーなどなら、小ロットで高価なジュースやジャムを扱いたいところはたくさんあると思います。

こうしたところへのDM営業や、少なくとも「シェフやバイヤーの方へ」というお問合せコーナーをショップ内に設けるなどはできるのではないでしょうか。

また、マルコウ農園さん単独では難しい、多品種の確保や、りんご以外の産品・加工品など地域の産業とのコラボなどもあれば、目先の売上や注文だけじゃない広がりの可能性もあると思います。

お客様にとっての産直ショップの魅力は、単に産品の販売だけじゃありません。都市部と地方産地のライフスタイルの違いや恵まれた自然なども大きな魅力なのです。

マルコウさんファミリーにとっては当たり前の環境や生活も、都会人目線から見ればまだまだ魅力がいっぱいあると思います!
↓↓↓↓↓
景色・景観、自然、花々、山菜とり、野鳥・虫・魚・野生動物など生き物、いろりや暖炉、薪ストーブ、木材活用の住宅環境、アウトドアで遊ぶノウハウやスキルの高さ、ドローンやラジコンを容易に飛ばせる環境、たき火を楽しめる場所の多さ(都会ではもはや皆無)、犬を放して走らせても良いような山林や公園、河川敷など…

地方の人には当たり前でも、都会では例えお金があってもできないことがたーくさんあるのです。
中にはビジネスや商品になりそうなものもきっとあるでしょう。

また、通販だけでなく、旅行・観光・見学になど来ていただくことも可能なら、ぜひお声がけしてみてください。きっとそういうことを求めたり喜んだりするお客様がいらっしゃるはずです。

産直ショップ、産直農園はまだまだ可能性・ポテンシャルを秘めた産業だと思います。アイデアや事業化の検討をされる際は、ぜひお気軽にご相談ください。

以上、「ダメ出し!道場」でした。

 

追記:おちゃのこショップの皆さん! 最後にもう一度、言います。

値上げのチャンス到来ですよ!
しっかり適正利益を確保して盛り上げていきましょう!

今回が2021年最後の「ダメ出し!道場」でした!
それでは皆様、本年もお世話になりありがとうございました。

2022年もよろしくお願いいたします!

良いお年をお迎えくださいませ。

──────────────────────────────

皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、変革のチャンスでもあります!
マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品開発、新サービス開発して乗り越えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください!
きっとヒントを見つけられます!

↓↓↓↓↓

EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

2021年も最後のデザイン道場となりました。。
今回は、この1年のデザイン道場を振り返ります。
下記の一覧ページに全デザイン道場へのリンクがございます。
No.281~が2021年のデザイン道場です。
どんなサイトでも活用できますので、是非ご覧になってください。

https://www.ocnk.net/ocnk_ma/design251-300.html

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

SNSを有効活用する小技

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「SNSを有効活用する小技」について説明させて頂きます。

■SNSは積極的に活用すべき

ECサイトを運営していく上で、今の時代は「SNS」を活用していく重要性がかなり高まってきていると言えます。

その理由は、やはり「集客」に大きな効果を発揮するからです。

有名なSNSを挙げますと「Twitter」「Instagram」「facebook」などがありますが、これらを利用するとご自身のECサイトに直接訪問してこないユーザーに対してもサイトや商品を認知してもらう事ができるようになります。

SNSを普段どう活用しているかは年代によって違いがあるかとは思いますが、特に若い世代はSNSを利用してファッションなどの情報を集めて情報収集される事も多くあるかと思います。

検索エンジンで集客するのにはやはり限界があります。そこでSNSを活用して、検索エンジン以外からのユーザーの流入を期待することはとても大切になってきます。

SNSでフォロワーにサイトを認知してもらうと、新規ユーザーからの新規購入に期待できます。

また、例えば既存顧客を限定としてクーポンなどをSNSで提供することにより、リピートしてもらえるといった可能性もご自身の運営で作っていけるのです。

また、SNSのフォロワーに評価してもらえると、そこからさらに情報を拡散してもらい新規の顧客を連れてきてもらう事ができるなど、収益性の高い顧客を得られる可能性のあるメリットがあります。

■細かな更新が必要になる

SNSはECサイトの集客においてかなり効果的な武器の一つです。

メリットだけみると活用しない手はないというように思えるものではありますが、運営者の立場からすると実はそれほど簡単なものではありません。

なぜなら更新において気を配る必要があるからです。

よく心配されることの一例として、SNSを使ったら頻繁に更新する必要があるのでは?と思われる事もあります。

その点に関してはそれほど心配はないでしょう。ECサイトの集客用とはいえ、毎日更新しなければユーザーが離れてしまうという事はありません。例えばTwitterやInstagramで、フォローしている方が毎日投稿しているかどうかと気にしている方はほとんどいないはずです。

ただ注意しなければならないのは不適切な投稿になってしまっていないかどうかという点です。

いまでは頻繁に耳にする「炎上」という言葉がありますが、ちょっと不適切な投稿をしてしまっただけで炎上し、信頼を失ってしまう可能性があります。

ECサイト単品とは違い、SNSが絡むと拡散性がかなり高まってきますので、ちょっと不謹慎な投稿をしただけでサイトの信頼ががくっと落ちてしまう可能性がありますので、SNSを利用する場合には投稿にはそれなりに気をつける必要があります。

■ECサイト向けのSNS

ECサイトの運営と絡めて活用するSNSとしておすすめなのはInstagramです。

Instagramは他のSNSとは違い、「画像」や「動画」の投稿が中心となっています。

もちろん写真や動画に加えて文章の投稿もできますので、商品紹介に活用するという意味ではかなり扱いやすいSNSであるのが特長です。

ただ、Twitterのようにリツイートで自身の投稿を拡散してもらったりする事ができないところはありますので、ハッシュタグを上手に活用するなど自身の投稿を多くの方に見てもらうためにはそれなりの工夫が必要になります。

商品の写真や動画を撮って紹介する、新しい商品を取り扱い始めたので紹介したいなどの場合、Instagramはかなり情報を紹介しやすいSNSです。

投稿にリンクを貼り、自身のECサイトにアクセスしてもらう事も手軽にできますので、投稿から興味を持ってもらえればご自身のサイトに誘導しやすいでしょう。

SNSは今の時代、幅広い年齢層で扱われているツールの一つです。EC業界でも取り入れるべき戦略の一つですので、興味がある方はぜひ、積極的に取り入れてみてはいかがでしょう。

★POINT
・SNSは集客に高い効果を発揮する
・商品紹介にはInstagramがおすすめ

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

毎年、年の瀬が迫ってくると「もっと早くからやっておけばよかった」と後悔する日々が続きます。今年もその例に漏れずに年末まで大急ぎの毎日になりそうです。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(https://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
https://blog.ocnk.net/blog/

■おちゃのこネットFacebook
https://www.facebook.com/ocnk.net

■おちゃのこネット公式twitter
https://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】https://www.ocnk.me/
【オートステップメール】https://www.autostepmail.com/

■受信の停止は、最末尾のURLをクリックしてください。

■お問い合わせ
ご質問・ご意見・ご感想等のある方は下記フォームからお願い致します。(https://www.ocnk.net/contact/index.php

■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(https://www.ocnk.net/company/privacy.php

発行:おちゃのこネット株式会社

お手軽ネットショップ開設・開業、ネットショップ作成

〒651-0096 神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸14F

mail:info@ocnk.net

Copyright (C) 2004-2021 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.