コロナトンネル、抜け出せるのはいつでしょうか?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

年が明けて早々に、オミクロン株が強力な感染力で猛威を振るっています。幸いなことに重症化率は低いようですが、なにぶんにもすぐ突然変異してしまうウイルスなので、予断を許しません。

ということで、またしても多くの地域で蔓延防止が施行されました。私のいる埼玉県でも、大掛かりなイベントが次々と中止または延期となっています。これでは経済もなかなか浮揚しませんね。

そんな中、私の所属する出版業界では一昨日、明るいニュースがありました。2021年の紙と電子を足した出版市場は1兆6742億円と、3年連続でプラス成長したというのです。

私が業界に入った40年少し前の出版業界は、約2兆円の市場で2万軒の書店がありました。書店数は今では約半分です。そして市場規模ですが、最近はずっと右肩下がりでした。

それがようやく底を打ったということですが、内容を見てみると電子媒体、特に電子コミックの市場が伸長著しく、4100億円あまりと、紙の雑誌の5200億円あまりに迫っています。遠からず逆転するでしょう。

こうして世の中は変化していくわけですが、変化に動じることなく対応するためには、幅広い知識と胆力が必要です。それを養うには、知的好奇心を磨き、詰め込みでない勉強をすることが必要です。

ということで、今回の「オススメ参考書」では、主として若い人向けに書かれた勉強法の本を選んでみました。

おちゃのこ最新ニュース

今週のトピックス

お知らせ スタートアッププランを追加

スタートアッププラン

月額費用を無料でネットショップ開設できる新プラン
「スタートアッププラン」を追加

皆さん、こんにちは。
おちゃのこネットは、2022年1月19日にスタートアッププランをリリースしました。
スタートアッププランでは、月額費用が無料でネットショップを開設していただけます。
ネットショップ開設のハードルを下げ、多くのショップがオープンできることをおちゃのこネットは支援していきます。
スタートアッププランでは、おちゃのこスタートアップ決済を決済手数料6.6%(税別)にて、ご契約いただく必要がございます。
今までのベーシックプラン、アドバンスドプランも選択いただけますので、スタートアッププランで始めて、月額固定費用のプランに移ることも可能です。
スタートアッププランの追加にともない、ライトプランは廃止いたしますが、既にご利用頂いている方については、引き続きご利用いただけます。

プランの詳細については下記をご確認ください。
https://www.ocnk.net/payment/

よろしくお願いします。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

100年無敵の勉強法
何のために学ぶのか?

鎌田浩毅・著 筑摩書房・刊

1,100円(キンドル版・税込)/1,210円(紙版・税込)

「ちくまQブックス」は「10代のノンフィクション読書を応援します!」というシリーズコンセプトで刊行をスタートさせた新シリーズです。本書を含めた10タイトルが第1期として発売され、第2期の10点が本年6月から刊行開始となる予定です。

Qブックスの「Q」とは、読者の「なぜ」=Questionに答え、読むことで「探求する」=Questの大切さを伝えるという目的から名づけられました。

若い読者に小説でない本にもチャレンジしてもらうために、読みやすさに工夫を凝らして作られているのが特徴です。
・本文2色刷り
・イラスト多数
・96~128ページ
という造本は、短いから読み通すことが容易で、図版・イラストが多数入っていることが理解が深まり、教育漢字外はすべてルビ(ふりがな)つきになっています。

そして本書ですが、「京大人気No.1教授」の声が高い著者による、「一度知ったらもう戻れない、ワクワクする勉強の秘伝を大公開!」というものです。

著者は1955年東京生まれ。東大理学部地学科を卒業後、通産省、京都大学大学院教授を経て、現在は京都大学レジリエンス実践ユニット特任教授・同名誉教授です。専門は火山学、地球科学、科学教育で、『新版 一生モノの勉強法』『座右の古典』(いずれもちくま文庫)などの著書があります。

表紙カバーの帯部分には「誰にもじゃまされない人生をつかむために」というキャッチコピーが付けられています。この意味について、著者は「はじめに」でこう語っています。

***
勉強の本当の目的は、「誰にもじゃまされない人生」を自分の中に創り出すことです。そして自分には「誰にもじゃまされない人生」を生きる権利があると深く悟ることです。
***

著者は「勉強には『活きた勉強』と『死んだ勉強』がある」と言います。「活きた勉強」は楽しくて、やっているうちに生きることが明るくなります。それに対して「死んだ勉強」はつまらないし、勉強することがキライになっていきます。

勉強について辛く苦しい記憶しかない人は、今まで「死んだ勉強」しかしてこなかった人だということです。「活きた勉強」をした経験がある人は、勉強しているとワクワクして勉強がおもしろくなったことがあるはずだというのです。

「活きた勉強」をしている人は、周りの人たちからは勉強しているようには見えません。まるで楽しいことに熱中しているようだからです。いくらやっても飽きないし、他人の目も気になりません。

そして著者は読者にこう語りかけます。
***
とにかく、今までしてきた勉強には「活きた勉強」と「死んだ勉強」があるらしい、ということだけ先に知ってください。あとはこの本を気楽に読み飛ばしてみてください。
でも、どこかに「ハッ!」となって気づくことがあるかもしれません。
その時こそ、自分にとって「活きた勉強」が始まるのです。
***

著者は勉強することのメリットを「今まで見えなかったことが見えてくる」とひと言でまとめています。別に見えないままでも人生は送れますが、勉強して人生の見晴らしが良くなった人は、勉強しない人よりも遠くの景色を見ることができます。その結果、選択の幅が広がります。

著者は京大生を教える立場になってから、彼らの多くが楽しく勉強をしていないと知って愕然としました。彼らは「死んだ勉強」を我慢して続けて京大にやっと入ったので、「活きた勉強」を知らなかったのです。

そこで著者は京大生に対して「勉強のカウンセリング」を始めました。講義の中の質疑応答で次のようなことを伝えました。
・勉強って本当はおもしろい
・世界を知ることはけっこう楽しい
・勉強は何をやっても良い
・勉強はいつ始めても遅すぎることはない

こうしたことを大学教員の24年間で続けた結果、著者とつきあった京大生はみるみる変わっていきました。彼らの中から「勉強コンプレックス」が取り去られ、「活きた勉強」のおもしろさを知ったからです。

著者は自分の講義で出席をいっさい取りませんでした。出席を取ると講義を無理強いすることになり、それは「死んだ勉強」だからです。

出席を取らなければ、どうしても講義を聞きたい人しか出てきません。その結果、著者の講義には年配のオジサンやオバサンなど、明らかに京大生ではない聴講者がたくさんいました。

ある聴講者は、他大学の学生でしたが、片道2時間半かけて毎週欠かさず出席していました。最終レポートは文句なく100点満点の出来でしたが、京大生ではなかったために成績も単位もあげられませんでした。

***
でもその若者は、きっと充実して学んでくれたのだと思います。だから、単位がもらえなくても満足してはるばる通ってきたのです。(中略)彼にとって毎週の講義は「活きた勉強」だったのです。そして、この本でもこうした勉強をみなさんに目指してほしいのです。
***

本書のタイトルにある「100年無敵」について、著者はこう言っています。
「人生百年時代と言われる今こそ、『百年無敵』の勉強法を身につけてほしいと思います」

それでは、本書の目次を紹介しましょう。
・はじめに 私たちは、なぜ勉強をするのか?
・第1章 つらくて苦しい受験が、なぜあるのか?
・第2章 「活きた勉強」とはどういうものか?
・第3章 秘伝公開!カマタ式勉強法の「戦略」と「戦術」
・第4章 受験を突破した「後」の勉強法
・おわりに 地震も火山も多い危険な日本に、なぜ住んでいるのか?
・次に読んでほしい本
・さくいん

第1章では、「死んだ勉強」の代表格に思える受験勉強について、その効用を述べています。冒頭でいきなり著者はこう言います。
「以外にも受験は人生の役に立つ」と。なぜなら、「受験勉強は一生にわたって役立つ大切な能力を身につけられる」からだそうです。

著者は大学受験で獲得できる能力を次の2つに分類しています。「コンテンツ学力」と「ノウハウ学力」です。

コンテンツ(内容)学力とは、素英単語や歴史年代や物理法則など、覚えた知識がそのまま使える学力のことです。ノウハウ(方法)学力とは、新しい知識を獲得するなど、限られた時間で成果を挙げる能力です。この2つの能力を身につけるには、受験は絶好の機会であると著者は言います。

そして受験勉強で詰め込んだ知識を出発地点として、自分の世界が広がっていきます。大人になってさまざまなものをおもしろがれる能力=好奇心は、幅広い知識から生まれるからです。

さらに、大学受験は「自分探し」に役立つと著者は指摘しています。複数の教科を勉強することで、思いもしなかったことに興味が湧いてくるのはよくあることだからです。

ただし、受験勉強をわけもわからずにするのと、勉強の意味をきちんと理解して取り組むのでは、結果に雲泥の差が出るといいます。つまり、受験勉強においても「活きた勉強」として取り組む必要があるということです。

そして受験勉強を楽しくラクにする、自分に合った勉強法が必ずあると著者は断言しています。時間の使い方にこだわり、自分が一番効率よく勉強できる時間帯や時間の長さ、目標までの時間の使い方などを、試行錯誤しながら探っていきます。

第2章では「活きた勉強」について、より詳しく解説しています。ここで著者はひとつの重要な示唆をしています。それは、迷った時は「好きなことより、できること」を選べということです。

そして次に「勉強すべきでないことをハッキリさせる」と明言しています。自分が得意でない領域に不必要な目標を立て、無駄な努力を延々とするのは時間のムダだというのです。

「活きた勉強」の考え方で、著者は「本は最後まで読む必要はない」と言っています。読むことそのものは目的ではないからです。本を読むのは学びを得るためで、本を読み切ることに縛られるのは手段と目的の混同だということです。

第3章では、著者みずからの勉強についての「戦略」と「戦術」が語られます。

たとえば「棚上げ法」は何かを調べていてわからないことに出会ったとき、そこで時間をかけずに一時的に棚上げして先に進む方法です。たとえて言えば、未知の数を変数xとして方程式を立てる代数は、棚上げ法そのものの考え方です。

英文読解では、意味がわからない単語を調べずに、飛ばして読むのが棚上げ法です。いちいち辞書を引かなくても自然に意味がわかる場合もあるので、時間と手間を大幅に省くことができます。

もうひとつ、「不完全法」というものがあります。これは「完璧を目指さないで期限を優先する」というやり方です。完璧を求めると不安の底なし沼にはまる危険がありますが、不完全法をマスターすれば、完璧を求めない勇気が手に入ります。

さらに著者は「1時間法」を提唱しています。人間の脳が1日に創造的に働くことができるのは、せいぜい1時間程度だということから、その大切な1時間を何にあてるのかという優先順位をつけるものです。

著者は目の前の仕事を次のように分類しています。
・ただちにしなければならない仕事
・後でしてもよいが重要な仕事
・暇なときにゆっくり楽しんですればよい仕事
この分類が自然にできれば、クリエイティブな1時間を有効に使えるということです。

以下、本書には若い人はもちろんのこと、大人でも十分に活用できる「脳の使い方」がたっぷりと紹介されています。Qブックスならではの読みやすさもあって、まったく肩の凝らない本ですので、ぜひ手に取ってみてください。


 

このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、テキストを縦書きにする方法をご紹介します。






HTMLタグを挿入する

自由記入欄やHTMLタグ利用可能エリアに下記のHTMLタグをコピーして貼り付けてください。

<div class="txtvertical">縦書きのデザイン</div>

 
スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシート編集から下記の指定を貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。

font-weightとfont-sizeはサンプル用ですので、ご自身で変更ください。


.txtvertical {
-ms-writing-mode: tb-rl;
writing-mode: vertical-rl;
font-weight: 700;
font-size: 30px;
}

 

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

お問い合わせ対応

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「お問い合わせ対応」について説明させて頂きます。

■お客様の疑問を解決
ECサイトを運営していると、いずれお客様からの問い合わせを受けるような場面も出てきます。

基本的にはウェブサイトを構築した際に作成したお問い合わせフォームからの問い合わせになるかと思いますので、メールでの対応が主となるでしょう。

ご自身がどれくらいの単価の商品を主に取り扱っているのかにもよりますが、客単価の高いビジネスをしている場合には、一つ一つの対応を丁寧にされる事が望ましいです。

お問い合わせの内容は大きく分類すると、購入前と購入後の質問に分かれます。

購入前のお問い合わせ例としては

・サイズはどれくらい?
・使い方は?
・どれくらいで手元に届く?
・売り切れの商品はいつ再販する?

そのほか値引きなどの質問も可能性としては考えられるでしょう。

対して購入後のお問い合わせには

・不具合に関する質問
・返品したいけどどうすれば良い?
・故障してしまったけど保証は?

など様々です。

お問い合わせに丁寧に対応をするのは顧客満足度を上げるためにも非常に大切な事です。
しかし小さなお問い合わせまで細かく対応していたらきりがありませんし、客単価によっては費用対効果が非常に悪くなってしまいます。

細かい質問や他のお客様と共通して発生しうるお問い合わせなどを未然に防ぐ方法としては「FAQ」をページとして用意しておくことが考えられます。

ご自身でもインターネット上で買い物したり、例えば携帯電話の契約情報を確認したりする際、ウェブページで「よくあるお問い合わせ」のようなページを見た事があるかと思います。

よくある質問を一つのページにまとめておく事によって、例えば「返品の方法」「注文してから自宅に届くまでの期間」などお客様が共通で持たれる疑問について一括で解決する事が可能です。

そうしますとお問い合わせにそれらの質問が届く事は当然なくなりますので、運営者としてはかなり手間が省けます。

また、売り切れの商品の再販などに関するお問い合わせは、最新情報をウェブページのトップなどに掲載するようにすると良いです。

売り切れになるという事は比較的サイトの中で取り扱っている商品としては人気の分類に入るかと思います。

そういった人気商品の情報などこまめに発信しておきたい情報はトップページなどの目立つ箇所に掲載しておいたり、SNSを利用して既存ユーザーに対して発信したりというのも有効でしょう。

お問い合わせ対応をする事は顧客満足度を上げるために、そして商品や契約を成立させるのに非常に大切ですが、一つ一つ対応していくような余裕は基本的にありません。

良くあるお問い合わせのページなどを用意して解決出来るものは積極的に実施して、運営者の手間を省けるように工夫しましょう。

■お問い合わせ方法の種類

お問い合わせの方法は「電話」「メール」などが主な方法ですが、最近ですとチャットを活用したり、LINEで連絡を取ったりする事も可能です。

電話をお問い合わせの方法にするのが最も丁寧な対応を取る事ができますが、一番時間がかかりますし、客単価によっては非常に効率が悪くなってしまいます。

チャットですと、BOTを導入する事によって、ある程度の質問に対しては自動で返信する事が可能です。

FAQページと組み合わせる事により、かなりの質問を手を煩わせる事なく対処出来るのでおすすめです。

LINEは現代のチャットの手段としてかなり主流になっていますので、運営者としても扱いやすいタイプと思えるかもしれませんが、利用者にとっても活用しやすいツールなので、簡単な質問のお問い合わせの数が増えてしまう可能性がありますので導入には慎重になりましょう。

お問い合わせ対応は運営者にとって手間暇がかかるものですが、お客様によりよいサービスを提供するためには非常に大切な事ですので、うまく運営していきましょう。

★POINT
・簡単なお問い合わせはFAQで未然に防ぐ
・BOTの活用でお問い合わせに対する自動返信

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

スウェルキャッチ

激安SEOサービスのスウェルキャッチ
初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

今年に入ってから、訃報がたくさん届きます。コロナとは無関係なのですが、健康の大切さをしみじみと感じさせてくれます。みなさまもどうぞご自愛ください。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/
また、マニュアルもご用意しております。(https://www.ocnk.net/webmanual/

■おちゃのこネット公式ブログ
https://blog.ocnk.net/blog/

■おちゃのこネットFacebook
https://www.facebook.com/ocnk.net

■おちゃのこネット公式twitter
https://twitter.com/ocnknet

■ネットショップにお役立ち。弊社は下記のサービスも提供しています。
【おちゃのこさいさい】https://www.ocnk.me/
【オートステップメール】https://www.autostepmail.com/

■受信の停止は、最末尾のURLをクリックしてください。

■お問い合わせ
ご質問・ご意見・ご感想等のある方は下記フォームからお願い致します。(https://www.ocnk.net/contact/index.php

■個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーをご覧ください。(https://www.ocnk.net/company/privacy.php

発行:おちゃのこネット株式会社

お手軽ネットショップ開設・開業、ネットショップ作成

〒651-0096 神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸14F

mail:info@ocnk.net

Copyright (C) 2004-2022 OCHANOKO-NET All Rights Reserved.