正しい現状認識が大事ですね号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

早いもので2019も12分の1が過ぎようとしています。まだ新年会があちこちで開かれていて「おめでとうございます」と言っているのに、町ではバレンタインからひなまつり商戦になっていますね。まさに「光陰矢のごとし」を痛感します。

「USニューズ&ワールド・レポート(U.S.News & World Report)」という雑誌は日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、1933年創刊の雑誌で、「タイム」「ニューズウィーク」に次ぐ第3位の発行部数を誇る時事解説誌です。

この雑誌は調査会社と協力してさまざまなランキングを発表しており、とくに「大学ランキング」は有名です。同様に注目されているのが「ベスト・カントリー・ランキング」で、さまざまな基準をもとに世界各国に順位を付けています。

そのランキングの2019年版で、日本はなんと2位になりました。1位は前回と同じくスイスで、日本は前回の5位からジャンプアップです。日本の各項目別の順位は以下のようになっています。
・企業家精神 1位
・冒険的要素 39位
・市民の権利 17位
・文化的影響力 6位
・文化・自然遺産 10位
・原動力 5位
・ビジネスの開放度 22位
・パワー 7位
・生活水準 13位

5位から2位へのジャンプアップはきわめて異例とのことで、同誌では「2019年の勝者は日本だ」としています。ただし、同誌は日本人が自国のことを実態以上に低く評価していることを懸念していて、その傾向は世界の他の国家すべてと反対であるとしています。
日本人が自国に自信を持てないことは、長期的に見てマイナスであると同誌は書いていて、まさに日本が正していかなければならない点を指摘しています。これからの日本の最大の課題が、そこにあるようです。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

ライフ・シフト 100年時代の人生戦略

リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット・著
池村千秋・訳 東洋経済新報社・刊

1,800円 (税別)

400ページを超えるハードカバー本なので、持つとずっしりとした重みを感じます。写真では黒く潰れていますが「LIFE SHIFT」の題字は薄紫色の箔押しで、書店店頭でもよく目立ちます。

ちなみに、写真の帯は2018年5月の13刷に付いていたもので「25万部」とありますが、最新のデータでは32万部を超えているようです。

社会に対する影響力という点でも「流行語大賞2017」で「人生100年時代」がノミネートされたほか、「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」の読者が選ぶベスト経営書2017で第1位、読者が選ぶビジネス書グランプリでは総合グランプリ、ビジネス書大賞2017では準大賞と大きく評価されています。

著者のリンダ・グラットンはロンドン・ビジネススクールの教授で、人材論、組織論の世界的権威です。世界で最も権威のある経営思想家ランキング「Thinkers50」に毎回ランキング入りを果たしているほか、政府の「人生100年時代構想会議」に有識者としてメンバー入りしました。著書の代表作としては、邦訳されてベストセラーとなった『ワーク・シフト』(2013年ビジネス書大賞受賞)があります。

もう一人の著者であるアンドリュー・スコットは同じくロンドン・ビジネススクールの経済学教授で、前副学長です。オックスフォード大学を構成するオール・ソウルズカレッジのフェローで、欧州の主要機関であるCEPRのフェローも務めています。

版元である東洋経済では本書の特設サイトを作っています。
https://book.toyokeizai.net/life-shift/
日本の出版社も粗製濫造で本を大量に作るのではなく、このように丁寧な出版活動をするべきだと思うのですが、なかなか日々の営みに流されている中ではむずかしいのでしょうか。

さて、それでは本書の内容ですが、ひとことで言えば「人生100年時代をあなたはどう生きるか」というものです。

人生100年時代には、私たちを取り巻く社会も経済も、人間の心理も医療も、人口構成も変化します。仮に自分が100歳になったとして、そこから今の自分を振り返ってみたとき、今の自分が下そうとしている決断をどう評価するか。果たして未来の自分は今の自分を認めてくれるだろうか。

著者のリンダ・グラットンは「その問いこそ、長寿化という現象の核心を突くものだ」と指摘しています。人生100年時代とは、「自分はどう生きるか」という問いに真摯に向き合う時代なのだということです。

本書には人生100年時代を証明する2つのデータが紹介されています。
「2007年生まれの子どもの半数が、日本では107歳まで生きる」
「平均寿命世界1位の国は、寿命が2年ごとに2、3年延びている」
ということは、今50歳未満の日本人は、100年以上生きる可能性が高いということです。

これまでの日本人は「20歳前後まで教育を受け、65歳まで働き、その後は余生を楽しむ」という「人生3ステージ」の想定で自分の生き方を考えていました。しかし、本書のタイトルである「ライフ・シフト」という言葉のとおり、人生100年時代はもっと柔軟な人生設計が必要になります。

本書は「20代から60年代という時期を仕事一辺倒で過ごさない」という生き方を提唱しています。自分をすり減らすような仕事のやり方は避け、仕事と学び、遊びのバランスを取りながら柔軟に人生を組み立てていく必要があるというのです。

人生100年時代の「老後」を生きるには、あてにならない年金では不足です。かといって、65歳から35年間も無収入で過ごせるだけの資産を貯めこむことは現実的ではないでしょう。それに、減る一方の資産を眺めるだけという生活は、決して精神衛生上もほめられたものではないはずです。

すると答えはひとつしかありません。できるかぎり健康を保ち、より長く働くことです。本書ではそんな生き方を可能にするマルチステージの人生を提唱しています。

本書では「資産」を「有形資産」と「無形資産」の2つに分けて考えています。

有形資産とは、お金やモノの資産のことです。現金や金融商品、不動産などがその代表で、これまでは資産と言えばこれのみを指していました。

一方の無形資産とは、形のない目に見えない資産を言います。本書では無形資産を3種類に分類しています。
・生産性資産=仕事に役立つ知識やスキル
・活力資産=健康や良好な家族関係、友人関係
・変身資産=環境の変化に対応して自分を変える力

これらの無形資産は、よい人生を送るための価値があるだけでなく、有形資産の形成を後押しする要素でもあります。

有形・無形の資産をきちんとメンテナンスして価値を減じることのないようにすると同時に、有形と無形のバランスを取りながら時間の使い方を管理する生き方が必要だと著者は言っています。とにかく、これまでの生き方はあまりに有形資産に偏っていました。

著者のリンダ・グラットンはこう言っています。
「長寿化は、社会に一大革命をもたらすと言っても過言ではありません。人々の働き方や教育、結婚の時期や相手、子どもをつくるタイミングも変わります。余暇時間の過ごし方も、社会における女性の地位も変わるでしょう。
そして、最も大きく変わることが求められるのは個人です。あなたは親の世代とは異なる選択をすることになるし、あなたの子どもたちもあなたの世代とは違う決断をするのです。
長寿化を恩恵にするためには、まず視野を広げること。長く生きられるようになった年月の大半を、私たちは健康に生きることになります。人生の締めくくりの時期への準備だけでなく、人生全体を設計し直す必要があるのです。
世界でいち早く長寿化が進んでいる日本は、ほかの国々のお手本になれます。活力と生産性を維持して長い人生を送り、人生の途中で変身を遂げることの重要性を実証するという意味でも、世界の先頭に立ってほしいと思っています」

かけがえのない人生をじっくり考えるために、手許に置いておくべき1冊です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

皆さんは「美」にどのくらいのお金を使っていますか?
といっても美術品、工芸品などアートの話ではありません。
自分自身の「美しさ」、いわゆる「美容」のことです。

私のようなおっさんでも、シャンプーやボディーソープ、乾燥を防ぐ化粧水や整髪料くらいは使いますが、せいぜい年に数千円程度でしょうか。
あとは理髪店が年に数回程度。大した金額ではありません(^^;)

ところが身の回りの女性たちに話を聞けば…ドラッグストアに行くだけでヘアケア、肌ケア、コスメ類…なんやかんやで1万円なんてすぐ使っちゃう。ヘアサロンもおっさんと違って2~3千円なんかじゃ済みません。
カラーもしてパーマもかけてなんてすればあっという間に1~2万円!
髪のお次は、エステサロンにネイルサロンに…と女性の「美容」に対する欲求はとても大きなものですね。

日本での理美容業界の市場規模はなんと2兆円を超えるそうです!
男女比はざっと1:4だそうです。8割は女性の市場なんですね。

その中でも平成に急激に大きくなった市場が爪、ネイルの業界だそうで、ネイル業界だけで市場規模は2000億円超えだそうです!(私なんて人生で爪にかけたお金は爪切りを何回か買った程度ですが)

私が物心をついたころ(昭和後半)は、ネイルサロンなんてものはまだ世の中にはなく、せいぜい、母が爪に何やら薬品臭いマニキュアとかいう色のついた液体を筆で塗っているのを見ていた程度。

ネイルサロンというものができたのは昭和の終わりころだそうですが、日本で本格的に普及したのは90年代後半~2000年代にかけてだそうです。

今や、ネイリストは小学生~中高生の女の子たちの憧れの職業のひとつにまでなっていますし、身の回りにもネイルサロン、ネイリストさんは珍しくなくなっているのではないでしょうか?

でも一方で、店舗の増加や価格競争、少子化、人口減少などでネイルサロン業界も頭打ちで、伸び悩んでいるようです。

一方で、セルフネイル(サロンに行かず自分でするネイルアート)が道具やグッズ類も増えたことで一般的になり、右肩上がりの市場になっているようですね。

男性にはあまりなじみのないネイル業界ですが…
今回のお店は、そんなネイルの中でも簡易に細かい模様や文字などをシールとして販売しているお店です。
しかもオーダーメイドでお客様の名前やお店のロゴマークなどオリジナルのデザインのネイルシールを小ロットで作ってもらえるお店だそうです。
それではダメ出し!道場スタートです!(^^;)

ダメ出し!依頼ショップ
ネイルコレクション

ショップ名 :
オーダーメイドネイルシール
kobe ''ネイルコレクション''さん

PCサイト:
https://nail-colection.ocnk.net/

スマホサイト:
https://nail-colection.ocnk.net/phone/

カテゴリ :美容、健康

ネイルシールをオーダーメイドできるショップを運営しています。最近では類似するサイトもあるようですが、シールのクオリティはどこにも負けません。弊社シールを使ったアート作品の写真をインスタグラムにアップする連携もしております。フェイスブックはあまり活用していません。
現状は B to C がメインで B to B はあまりありません。会社取引の場合安価さを求められるケースが多く、現在の製品作成方法は安価を提供することは不向きなため、クオリティーと少ない枚数を求められる場合は決まることもあります。(過去に、イタリアのフェラーリや国内外のメジャーキャラクター、企業ロゴなど実績あり)B to Cではリピート率はほぼ100%ですが売り上げは伸びてきません。

ショップのコンセプトは「オーダーメイド」「ハンドメイド」「一点物」で今後は、ネイルシール以外にもコンセプトに沿った
こだわり製品も販売し、売り上げを伸ばしたいと考えています。これまでコンサルに色々相談しましたが、商品は国内に競争もなく面白いとは言われてきました。
アドバイスに沿ってインスタグラムとの連携もしました。
売り上げアップの為のアドバイスをお願いします。


おちゃのこネット以外のショップ:
Instagram
Facebook

第一印象……ネイルシールのお店だとは分かるが…ワクワク感が無い

トップページの最上段のタイトルから、ひと目で「オーダーメイドネイルシール」の専門店であることはわかります。そこまでは良いのですが…

PCサイトでは中央の横スクロールするメインバナーの中で、ネイルとは関係のないお財布やランドセル、バッグのイメージカットが出てきたり、スマホサイトではトップページには商品サンプル写真がないので…
第一印象としては弱く、お客様の「もっと見てみたい!」という気持ちを十分に引き付けているとはいえません。もったいない。

私がネイルシールに十分な基礎知識や予備知識がないので余計にわからないのかもしれませんが…(女性なら誰でもわかるのでしょうか?)
ネイルシールとはどんなもので、どう使うのか?
シートの中の一部分をどうカットして、どう爪に載せて貼り付けるのか?
一つ一つのパーツの大きさや個々の縁取りの幅や色なども不明なので、出来上がりイメージが想像しにくく、味気なくつまらないという印象も受けました。

要するに「美」を演出するお店なのに、ワクワク感がないのです。

一般的にコスメや美容の業界全般にいえることですが…
リップスティックは「唇を赤くする」という機能だけを売っているのではなく、上手に塗ることによって美しくなった自分のイメージやそれによって得られる満足感(心や気持ち)を売らなければならない…のです。

ネイルシールは手描きで描くには細か過ぎる模様や、同じ文字の繰り返しになるような場合に、シールでパーツを貼って使うというネイルアートの機能を提供するグッズかもしれませんが、あくまで「美」を提供する一部ですので、最低限、それを使ったら最終的にはこうなる! というイメージカットはもっと多く用意して欲しいところですね。

それが増えるだけで、お店全体のイメージはもっと華やかで女性がワクワクするお店になると思います。

具体的なダメ出し!

例えば… プチオーダーシリーズ(絵柄カスタマイズ)の「水彩Vintage-roses」という商品のページ
https://nail-colection.ocnk.net/product/151

このページだけを見て、ネイルアートのお店だと思いますか?
「いや、ネイルシールの絵柄がわかればいいじゃん」…
そうかもしれませんが、花の絵柄が並んでいるだけの画像で実際にネイルに施して完成形をイメージできる人は、かなりの上級者やアートの才能のある方だけだと思います。

また、よく読めば、これら(1)~(9)の絵柄の中から好きなものを好きな大きさで自由に選んでレイアウトできると書いてあるのですが…
初めてのお客様にはとても不安や疑問が多くて、「よし、注文してみよう!」という心理的なハードルを越えるのには、結構な積極性の持ち主でなければならないと感じます。
言い換えれば慎重なタイプのお客様には注文しにくい不親切なページです。

また同様に…例えばプチオーダーシリーズ(絵柄カスタマイズ)の「和装花柄」という商品は黒い背景ですが…
https://nail-colection.ocnk.net/product/147

一つの花をパーツとして使う際に…そもそも自分でハサミやカッターでカットする必要があるのか? それともカットされているのか?
されているとしたら縁取りの幅は? 縁取りも黒いのか? などはまったく不明です。

実は店長インタビューで「絵柄はすでにカットされている」と聞いたのですが…今の商品ページ、商品写真ではわかりません。
こんなことも、実際にシールのシートからパーツを剥がして爪に載せて貼り付けようとしている写真の1カットでもあれば、ひと目で大きさや縁取り、背景の透け感や不透明度なども伝わり、お客様の不安感や勘違いもなくなりますね。

もう少し、初見のお客さまの立場で考えてみて、必要なサンプル写真を用意して、お客様の痒いところに手の届く商品ページにすることで、購入確率、転換率が高まると思います。

その他、気づいた点…絵柄の検索キーワード…

「大きめペーズリー」という商品がありますが…
https://nail-colection.ocnk.net/product/28
ペーズリーと書く人もいればペイズリーと書く人もいます。

また「レースのライン(2)」という商品がありますが、
https://nail-colection.ocnk.net/product/9
蝶々(バタフライ)柄がありますが、商品名にも説明にも蝶やバタフライなどのキーワードがないので、店舗内検索してもこの商品はヒットしません。

デザインもののお店では、好きなモチーフで検索する方は少なくありません。

個々の商品デザインのモチーフはできるだけキーワードとして検索ヒットするように、文字で入れておきましょう。ペーズリー、ペイズリーなどの表記の揺れに対応するために、両方を入れておきましょう。

関連の無い商品の販売にはストーリーが必要

トップページのお財布やバッグなどは、知り合いの方の商品をとりあえず出してみたとのことですが…会社として新規事業の取り組みは良いと思うのですが、このサイトとしては異質であり、中核のネイルシールとの脈絡がないので、ここまで目立たせると「いったい何のお店?」と胡散臭くなってしまうので、少なくとも中央バナーからは削除すべきでしょう。

どうしても販売したいなら、別にコーナーとフリーページで紹介ページをちゃんと作り、「店長のお友達の工房の商品です!」とちゃんと説明しましょう。

直接ネイルに関連性がない商品を販売するには、商品説明だけではなく、「なぜそれを売っているのか?」のストーリーが重要なのです。

インタビューで浮き彫りになった事…

今回もお電話でお話を伺いました。
店長(社長)の横山さんは私より年上の60代の男性だそうで、元々から美容やネイル業界にいらした方ではありませんでした。

元々はイベント企画制作の事業が本業で、さまざまな業種の企業の販促などに携わっておられ、その中のある印刷業の会社さんで、紫外線でインクが硬化するUVプリントの機械の使い道について相談を受けたことがきっかけでネイルシールのアイデアを思いつき、その印刷屋さんやイラストなどのデザイナー、ネイリストさんたちとコラボして発案からなんと半年程度でネイルシールを商品化・販売開始したそうです。そのアイデアと何より実行力には頭が下がります。

元々のお仕事であるアメリカのアニメキャラクターデザインのライセンスに絡んだことから、そのキャラクターのネイルシールをライセンス元に売り込むことに成功し、そこから日本で有名な「くまモン」のネイルシールや、デザイナーさんたちとのコラボ商品を企画製造し展開されたとのこと。

開業当初はネイルシールのオリジナルオーダーメイドのお店は他にはなく独壇場だったが、最近はボチボチライバルも出てきたり、また既成デザインシールも安価でバリエーションも増え、100円ショップなどにも出回ってきているので逆風となっている。

現状はリピーターの方々を中心にいろいろなデザインのオーダーメイドを受注されているそうですが、新規客の伸び悩みや法人や大口需要の獲得ができないか検討中とのこと。

過去にも海外有名企業のロゴデザインのネイルシールの大口注文もあったりしたが、事例紹介はできないなどもどかしい思いもされているようです。

また、そもそもが、ネイル業からのスタートではなく、特殊なUVプリンターで小ロットでネイルアートのような盛り上がった印刷ができるという技術スタートだったことから…「ネイル業以外での展開はお考えではないのですか?」と聞いてみたところ、案の定!(^^;)

QRコードや点字などの2次元コードを視覚障害者向けの触ってわかる印刷としてさまざまなチラシや媒体に印刷応用できないかを考えて実用新案を取得されたとのことです。平成28年施行の「障害者差別解消法」によって、今後の自治体での障害者サポート助成などに期待ができそうだとのことでした。

40点
総評

上記でも述べましたが、既存商品に関してはまだ説明不足で不親切な面も多いので、写真や動画などでもっとすぐに用途や使い方、大きさなどがイメージできるコンテンツを充実させましょう。

また安価な既製品の種類の増加、競合店の登場などネイルシール業界の逆風もありますし、新規客が増えないと価格競争も戦えません。

法人客や大ロットの客からの引き合いをゲットするためのコンテンツ(事例紹介や事例、用途、業種を想定したサンプル試作品の掲載や見積り問い合わせページ)を用意して、大口注文ウェルカム! の姿勢をアピールすることも大事だと思います。

Instagramなどで積極的に情報発信はされていますが、自社からの発信だけよりも、有名な美容系インフルエンサーさんなどを活用できないかも検討して、上手くコラボできればバズる(ブレイクする)可能性はまだまだあると思います。

一方でインタビューの中で横山社長と盛り上がった話題は、今後のネイル業界でもネイルシールの新商品でもなく、そもそもの「強み」であるUVプリントで小ロットの盛り上がったシール印刷ができるということでした。

ネイルシールショップとしての商品拡充は図案絵柄を増やすことくらいですが、ネイルショップではなく会社の事業として見たときにはまったく違う市場、商品展開が可能ですし、ポテンシャルも大きいと感じました。

これはまたあらためてお会いしてディスカッションしましょう! ということになりました。

表から見たネイルシールショップというだけではない別の顔、可能性を秘めている会社だと強く感じました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記:前回のメルマガでお話したNHK朝の連ドラ「まんぷく」で主人公の萬平さん(日清食品創業者の安藤百福さんがモデル)は「世の中の役に立つ仕事をしたい」というのが信念ですが…
今回のお店の横山社長もまったく同じことをおっしゃっています。
特殊な印刷機の技術をたまたまネイルシールとして事業家されましたが、まったく別の障害者の助けになるものを! とのチャレンジもまさに今されています。

私の20年のネットショップコンサルの経験でも、小さな会社、小さなネットショップであっても生き残るお店は、必ず何らかのオリジナルの商品やサービスを生み出し、ライバルと差別化し、お客様の役に立ったり高い満足度を得るからこそ生き残っています。

モノづくりなんかしたことないから…とおっしゃってただただ仕入れ販売だけしているお店はやがて価格競争に巻き込まれ大手に敗れていきます。小さな会社、小さなお店でも新商品開発は可能です。

読者の皆様も! モヤモヤと悩んでいるそこの店長さん!
まずは目からウロコを落としに!、頭をガーンと叩かれに!
新たな可能性を探しに! ぜひお話しに来てください!
怖くなんかありません! 優しくお話ししますよ~!(^^;)

「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメール( info@style-e.com 太田まで)もしくは直接お気軽にお電話(072-756-7234)くださいませ。



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、商品一覧の販売価格の文字サイズを変更する方法をご紹介します。





スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。


.list_item_data .selling_price .figure {
font-size: 123.1%; 
}


 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

東京セミナーレポート

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。

皆さん、こんにちは。
お陰様で、予定通り1/18(金)に東京にて弊社主催セミナーを開催する事が出来ました。
お越し頂いた皆さんに御礼を申し上げます。

スタッフ一同、ご利用ユーザーさまに直接お目にかかることができ大変有意義なセミナーとなりました。
ユーザー様同士が情報交換できる機会を提供して参りますので、今回ご参加いただけなかった方も是非次回は、お越しください!

当日の様子は、セミナーレポートページでご覧ください。
https://www.ocnk.net/seminar/index.php?report=20190118


なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

「ドラマタイズド商法」

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべきドラマタイズド商法を使った記事品質の向上について説明させて頂きます。

■記事コンテンツの品質を高めるには調査力

商品を売り込むためには、様々なテクニックが知られています。

その中で、お客様の集客の深層心理に訴え「商品に愛着」を共有してもらうテクニックがつかわれています。

現在も、大企業の宣伝広告で使われる手法の一つに「ドラマタイズド商法」と呼ばれる売り込み方があります。

ドラマは「商品開発までの開発部の苦労や工程」であり、それを「商品を結びつける」ことで、商品に対する訴求力を高める技術です。

全く商品を知らなかったユーザーや、商品に対して興味を持っていなかったユーザーが、宣伝を見て、実際に商品を使用することで、「よい商品だ」と認識してくれることは、最大の広告効果をもたらします。

単純に「この商品がよい」ということを全面に売り出したキャッチコピーや商品のPRだけでは、多くの広告の中に情報が埋没し、商品に対して十分に興味、関心を持ってもらうことが難しい場合もあるでしょう。

そのようなとき、ドラマタイズド商法を使えばダイレクトにユーザーに「この商品がよい」という点を訴えることが出来るため、大きな武器になります。

宣伝広告の考え方に「宣伝だと気づかれないように宣伝する」という技術が20世紀の政治プロパガンダで注目されました。

一般の聴衆にとって、宣伝やうたい文句は聞きなれた表現であり、最初から「宣伝だから少し大げさなのは当然」という抵抗感を持って受け入れられます。

これに似た感覚であれば、デパートやスーパーで「大安売り」となっていても、枕詞の一つ、バーゲンやセールの文字は、年中見かける表現として、実際に自分がよく知る商品が特に割安でなければあまり気に留められない傾向にあります。

しかし、これをドラマタイズド商法を知った、販売担当者や経営者であれば、少し工夫することで、「安売り」を正当化し、一般ユーザーに訴えかけることができる広告宣伝の手法にすることができます。

例えば、商品開発の担当になり、なかなか商品が売れず苦労したことや、最近、売り上げが伸びず困っている生産者がいるとします。

ただ、困っているだけでは全く解決になりませんが、だからこそ「何かに挑戦する」という苦労、新しい商品開発、営業先の確保、商品トラブルとその後のアフターフォロー、資金繰り、など様々な過程を一つの「ドラマ」のように物語として紹介する手法です。

実は日本人の多くが「苦労した人は報われてほしい」という潜在意識を持っています。

そこに実際に商品で苦労をして、今日(こんにち)の商品として販売されるようになった過程を紹介することで、お客様に商品の価値、共感、他にない特別感を印象づけようという手法です。

この手法の大切な点は「お客様に宣伝という方法を気づかせないこと」といわれています。
人は宣伝だといえば「ある程度、よいことしか言わない」と考えてしまい、自然と情報選択の中で警戒心が生まれてしまいます。

その点、ドラマタイズド商法は、営業方法としては直接当日にクローズを狙う営業手法とは違うかもしれません。

しかし、お客様に商品を売り込むとき、お客様は商品の総合力を持って判断します。

それは担当の営業マン、商品の知名度、自分がその商品を今、どれだけ急いで必要としているか、など総合的な判断から貴重な自分の財産である現金やクレジットポジションで購入することになるのです。

ロマンのある言い方をするなら「究極のハウスキーピング」とは何か、と問われれば店舗やサイトを綺麗にするだけではなく「お客様が来店してから商談がクローズされ、商品を購入していただき、再度リピーターになってくれる」までのために、全ての清掃から商品のカタログ、サイトまでを作りこむことにあります。

注意しなければならないのは、基本的なお客様のダイレクトメールや相談メールの連絡をせず、放置してしまうと上記の点も「絵に書いた餅」になってしまうことでしょう。

★POINT
・読者、視聴者に共感されるエピソードを盛り込む
・宣伝だと気づかれないように注意を払う

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

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編集後記

「人生100年時代」と言われると、勇気が湧いてきますが、長い人生を有意義に生きるためには、何よりもまず健康であることが重要です。真剣に自分の心とカラダに向き合うことが大事ですね。
(おちゃのこ山崎)

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