ルールの変化に気づくことが大切です号

 

 

 

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

隣町で行われる読書会に参加することにしました。テーマが「書店」なので、興味があったのです。だいたいのことはわかっているつもりでしたが、読書会なので本をきちんと紹介しなければなりません。そこで、いくつか参考書を買って勉強しています。

私が出版業界に入った41年前は、書店数は全国で2万軒を数え、出版業界の売上高は2兆円でした。それが今では1万軒を割り込む衰退ぶりで、業界の売上も下降線です。このあたりは、みなさんも肌で実感していることと思います。

「昔は良かった」と過去を懐かしむのは、情緒的にはいいのですが生産にはつながりません。なぜこうなったのか、これからこの業界はどう変わらなくてはいけないのか。どんなにスマホやネットが便利でも、本がなくなったほうが世の中のためになると信じている人は多くはないはずです。

出版がダメになっている顕著な例は、出版というエコシステムを支えていた真の主役である取次店、すなわち出版の世界で問屋と物流と金融と販促とコンサルティングを一手に引き受けていた存在が枯れかけているところに見えます。1位の日販と2位のトーハンは別として、3位の大阪屋、4位の栗田は経営が立ち行かなくなり、楽天を筆頭株主に迎えて「大阪屋栗田」となりました。5位の太洋社は破産しています。

アマゾンが元気で、既存の出版業界が青息吐息ということは、今までのビジネスモデルが時代に合わなくなっていることを示します。でもドラスティックに変えられずにずるずると現状を引きずっているから、「茹でガエル」状態に陥っているわけです。袋小路にはまってしまったら、痛みなしで脱出することは不可能です。

どんな商売も、やがては時代に合わなくなっていきます。大切なのは時代の空気を常に読み取り、世の中のルールの変化に気づくことです。そしてみずから変わるか、古いところから抜け出すか。栄華を誇った組織を変えるのは人々の感情という慣性力が大きいために大変ですが、方法はあるはずです。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

思考と暮らしをシンプルに 人生を変えるモノ選びのルール

堀口英剛・著 ポプラ社・刊

1,300円 (税別)

「ミニマリストからモノマリストへ」と帯にキャッチが書いてあります。
「ミニマリスト」というのはご存じのとおり「必要最小限のモノだけで暮らそう」と考える人のことです。「最小限の」という意味の「ミニマル(minimal)」から派生した造語といわれていますが、古くは「最小限綱領派」と訳された社会主義者の一派を指す言葉でした。

高度経済成長期には「モノは豊かさの象徴」と考えられ、モノがたくさんあることはいいことだとされていました。しかし身のまわりにモノがあふれ、必要なモノはすべて持っている人ばかりになると、本当に必要なモノだけで暮らすほうが幸せなのではないかという考えが登場し、「断捨離」などという流行語が出てきました。

著者が提唱する「モノマリスト」は、さらにその先に進んだ考え方です。不必要なモノは持たないというところはミニマリストと同じですが、必要なモノに関しては徹底的に吟味して、本気で納得できるモノだけを所有するというところが違います。

カバーの折り返しには、「好きなモノひとつで人生は変わる--」というキャッチフレーズに続いて、こんな言葉があります。
「モノの選び方は、その人の生き方や考え方に直結するというのが私の持論。自分で考え、本当に良いと思ったモノのみを選択する。モノ選びは自分らしい人生を歩む第一歩です」

著者は1990年生まれの会社経営者兼ブロガー。早稲田大学在学中に「NUMBER333」という、自分が気に入ったモノを紹介するブログを始め、月間100万PVを獲得するに至ります。そしてYahoo! JAPANに入社し、大手広告会社の担当営業に。ブログはそのまま副業として継続しましたが、2014年からは「minograph(モノグラフ)」という名称に変わりました。2017年に独立して株式会社dripを設立し、初の著書である本書を上梓するに至ります。
https://number333.org

著者のサイトを眺めていると、昨年3月に発売された本書が、発売後1週間で増刷になっていることが報告されています。「1週間で」ということは、予約が相当数入ったことの証明です。ブログで発刊を知った読者が予約注文を入れたのでしょう。

さらにおもしろいのは、「『#モノマリスト本』をお洒落に撮る流れ」というツイッターのタイトルで、出版社を巻き込んでフォトコンテストを実施していることです。本書が写り込んだ写真をアップし、素敵なコメントを書き込んでもらうという企画です。ブログ、SNS、本をうまく絡めたアイデアですね。

そのあたりのムーブメントを見たければ、「#モノマリスト本」でツイッター検索をしてみるといいでしょう。ブログの愛読者やツイッターのフォロワーからの書き込みがとてもHOTです。

本書は著者のブログ記事を厳選し、再編集したものですが、今の出版不況の中で「今までに本を出したことのない人」の著書を出そうというのは、出版社にとっても勇気の必要なことです。その背中を押したのは、著者のブログの圧倒的な質と量、それにブログ購読者やツイッターのフォロワー(1万人近い数です)の存在でしょう。

「はじめに」に次のような文章があります。
***
私は自分のポリシーとして自分が「これだ!」と思った「ときめくモノ」のみを「monograph」に載せるようにしています。
読者の方も私と同様こだわりの強い方が多いので、どこか少しでも自信のないモノを紹介すればすぐに見破られてしまいます。ですから毎回、一記事でも手を抜くことは許されません。
こんなブログを5年も6年も続けていれば、自然と知識もつき目も肥えるというもので、製品の良し悪しや自分に合うモノか否かがひと目で判断できるようになりました。
私の周りにあるモノは、そんな自分と読者の厳しい目をくぐり抜けたこだわりのある逸品ばかり。家の隅から隅、頭の先から爪先まで、すべてのモノに対して、私はそのモノの「良さ」と「持っている理由」を話すことができます。
***

かつて(今も?)評論家という職業がありました。一般人の知識と経験の乏しい分野について、指針となる意見や提言を行う仕事です。たとえば車選びに関しては「自動車評論家」なる人が「この車は居住性はいいが走りがいまいち」といったインプレッションをメディアに発表し、それが選択の参考になりました。

しかし、本当にその意見が正しいのかどうか、特に車のような高額商品では、なかなか比較検討する機会がありません。実際に首を傾げるような意見もありましたし、メーカーや媒体からの圧力で筆を曲げるといったケースもあったようです。

しかし、ネット時代はいい加減な意見は簡単に見破られてしまいます。著者が上で言っているように、手を抜けばすぐにバレる時代になったのです。要するに、評論家が厳しい選択眼にさらされているということです。著者には5年以上もモノ選びのブログを維持しているというバックボーンがあり、それが評論家としての「権威」になっています。モノを選ぶということに関して、有益な意見が求められることは今も昔も変わりません。変わったのは、評論家の「権威」です。

では、本書の目次を紹介します。
・はじめに
・chapter 1 「ときめくモノ」に囲まれると毎日が楽しい
・chapter 2 思考と暮らしを洗練するモノ
・chapter 3 モノ選びのマイルール
・chapter 4 こだわり抜いた普段の持ちモノ
・chapter 5 今ほんとうに必要なモノたち
・chapter 6 暮らしを変えるモノとコト
・あとがき

3章の「モノ選びのマイルール」には、なるほどと思うヒントがいっぱいです。
・1ジャンル1アイテム
・詳しい人に聞くのが一番
・「調和」を第一に
・一見は手ざわりにしかず
・長く使えるモノを選ぼう
・最新のモノを使おう
・ほしいと思ったときが買いどき
・「正解」を見つける
・良いモノは独り占めしない
・一日一つモノを捨てよう

「良いモノを選んで買いたい」という消費者の心に応えるにはどうすればいいのか。これはビジネスに携わる人にとっての永遠の命題ですが、その答えに近づくためのヒントに満ちた本です。


EC仙人のダメ出し!道場

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

先日、Youtubeを見ていたら、どこかの理系学生Youtuberさんがおもしろい実験配信をしていました。

「風船に水を入れて、下からライターの火であぶったらどうなるか?」
という実験です。
これは小学校や中学校の理科の実験でやったことがある方もいるかもしれませんし、「水が対流して熱をどんどん奪っていくから割れない」ということを知識としてご存じなら、割れないとおわかりだと思います。

そのYoutube動画では、次に「水の代わりに炭酸水や熱いお湯を入れた風船を同じように火であぶったらどうなるか?」という実験もしていました。

さて皆さんはどうなると思いますか?

実験の結果は…
「炭酸水とお湯が入った風船はすべて割れました」

今の若い人たちなら…
「風船 お湯 火」
「風船 炭酸水 火」などと検索して、ネット上に答えがないか探すかもしれませんね。
実際、似たような実験はいろいろな人がやっていて、Youtubeにもいくつかありましたし、ブログや理科、科学系のホームページなどでも答えはすぐに見つかります。

なぜ水では割れず、お湯や炭酸水だと割れるのか?
その理由をちゃんと解説したサイトも結構ありました。
「熱いお湯や炭酸水は気泡が生じ、泡がついた部分だけ対流が起きないので、熱を奪えず温度が上がり、ゴムが溶けてそこから破裂するから」
というのが理由です。小学校の理科の知識があれば、なるほどな! と納得できますよね。

では、ここで問題。「水の代わりにサラダ油を入れた風船だとどうなる?」

はい、ここでもしネットがつながらなければ?
今までの知識や情報を元に考えるしかありません。
知っている知識や情報をつなぎ合わせて「洞察」「考察」するのです!
これこそが科学であり、考える力ですね。
(答えはメルマガの最後に)

重力波の発見でノーベル物理学賞を受賞したカルフォルニア工科大学のキップ・ソーン教授はこう言っています。
「知識の限界を超えた答えを得るための方法は、断片的な情報を深い洞察でつなぎ合わせること」

ネットが普及する以前は、まず知識自体をたくさん頭に詰め込んでいることが賢さの第一段階。その上でそれを元に考察、洞察する力が第二段階でした。

今はほとんどの人がスマホやPCでネットを使えれば、たいていの情報や知識は検索一つで表示されます。つまりは第一段階は、検索スキルさえあれば誰でも同じ情報にありつけるのです。

でもネット検索しても表示されないことについてはどうするのか?

山のような情報の中から必要なものを見つけ出し、結び付けたり組み合わせたりしながら考えて、新たな答えを導き出すこと。その能力こそが現代における知力ではないでしょうか。
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さて~、今回は実は3年前にも登場していただいたことのあるお店です。

アメリカ、バーダル社のエンジンオイルや添加剤など自動車用のケミカル製品の専門店さんです。

2018/08/25日号 バックナンバー
https://www.ocnk.net/advice/index.php?id=110

当時は電話でインタビューは行っておらず、あくまで外からお客様目線でお店を拝見しましたが、今回はお電話でじっくりお話を聞けました。

またネットビジネスの環境もいろいろと変わってきていますので、それを踏まえながらあらためての「ダメ出し!道場」です!

ホームページの中身よりも、誰に何をどう売るのか? 基本的な考え方や戦略、方針についての「ダメ出し」です。話を聞けばとても素晴らしいものをお持ちなのに、それが全然アピールできていない…もったいない…

ダメ出し!依頼ショップ
ゲファレンオート

ショップ名 :
ゲファレンオートさん

前回のダメ出し道場:
2018/08/25日号 バックナンバー

PCサイトURL:
http://gefallen.ocnk.net/

スマホサイトURL:
http://gefallen.ocnk.net/phone/

カテゴリ :自動車、オートバイ

マニアックなオイル等ケミカル品等の販売ですが売り上げがいまいち上がりません。何か良いご提案がありましたら宜しくお願い致します。

その他サイト
・自社サイト https://www.ge-fal-len.co.jp/
・Blog  https://ge-fal-len.co.jp/car/blog/
・Facebook  https://www.facebook.com/osamu.satake
・twitter  https://twitter.com/gefallen_

 

第一印象

3年前当時は「ダメ出し!道場」へのお申込みが多く、ゲファレンオートさんにはお申込みから半年近くお待ちいただきました。そのせいか、メルマガを見逃されたのか、「ダメ出し!道場」後、特にショップページの改善はほとんどなされていないようです。

「メーカー品、既製品、型番商品は、ネット検索すればライバル店との価格競争になるから、物だけ売ってもダメ! 物+ノウハウや情報+オマケまで合わせてお届けせよ!」とダメ出しさせていただきました。

また「メーカー商品だからこそ、お店の視点からの生のセールストーク(店長の言葉でのオススメ)が必要だ」と申し上げました。

その部分は商品ページにいくつか見られるようになっていますが…
どうしても文字だけだと印象も弱く、伝わりにくいように思います。

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当時も申し上げましたし、今もそうですが…取り扱いのブランド「バーダル」について…

「バーダル? 知らない…聞いたことないなぁ…」
「いったいどんな客が見つけてきて買うのだろう?」
「車好きには有名なのかな? マニアなら知っていて当たり前なのかな?」
「なんか、性能や機能的には凄そうなんだけど…」
「エンジンオイルはわかるけど…添加剤? それもいろいろな添加剤があるぞ…」
「うーーーーん …よくわからんなぁ…」

やはり率直な印象はこんな感じです。

私は車の運転歴は36年、マイカーも10台以上は乗り換えてきました。
車は毎日運転しますし、まぁまぁ距離も走るほうだと思います。
若い頃は自分でオイル交換もしていたし、添加剤なども使ったことはありますが…

今はすっかり車のメンテはディーラー任せで、オイルのグレードなどは特にこだわりもありませんが、不自由、不具合は感じていません。
そんな平凡(平均的な)ドライバーの自分には、パッと見た限りでは正直なところ特に興味や魅力は感じられませんでした。

車好きの友人、知人にも聞いてみましたが、皆、知りませんでした…

現状では、バーダルや製品を知っていて、検索して指名買いするお客様が来て、他のバーダル取扱店と価格比較して安ければ買う…
そんな限られたお客様だけがターゲットのお店だと思います。

にもかかわらず、Googleで「バーダル 添加剤」で検索しても、90番目くらいにやっとエアコンの添加剤が1件ヒットするだけです。

「バーダル オイル」「bardahl オイル」「bardahl 添加剤」では100位以内にもヒットせず、Googleにバーダルの専門ショップとして十分に認知されていないようで、残念ながら比較の土俵にも上がれていません。

インタビューで浮き彫りになったこと

いつものように社長にお電話でお話を聞くと、いろいろと見えてきました。
社長の佐竹さんは自動車整備の業界で修業中に、師匠と仰ぐ尊敬するある会社の社長から「バーダルのオイルや添加剤などケミカル製品はとても良いよ!」と薦められたのをきっかけにいろいろと勉強し、本当にその品質の高さに惚れ込んだそうです。2006年、ご自身の自動車整備業での独立の時からバーダルの販売元と契約し、代理店になってバーダルのエキスパートとして車のメンテナンスと共にバーダル製品を販売されてきたそうです。

バーダル(BARDAHL)はアメリカのメーカーで、アメリカにおいても実は一般の量販店などではほとんど売られておらず、やはりプロの自動車整備の方々に支持されている上級の製品だそうです。

エンジンオイルの価格を目安にするならば、バーダルのオイルは一般的なカーショップで売られているオイルの4倍くらいの値段がする高級品だそうです。

でもその品質や耐久性、信頼性の高さは本物のようです。なんとNASAのロケットや米軍の車両などでも採用されている製品もあったり…
それほど過酷で信頼性が求められる環境でも性能を発揮する製品であり、「知る人ぞ知る」ブランドであるようです。

今のお店ではアピールされていませんが、知らなかった方でも、これを聞いただけで製品の良さがなんとなく伝わるのではないでしょうか。

また、佐竹さんの会社ゲファレンオートさんは、実店舗ではオイルやケミカルだけでなく、板金、塗装、タイヤやホイール、ライトなど自動車全般の整備を主業務とされています。

佐竹社長はお電話で話すととても穏やかで、誠実で好感の持てる方です。
そのお人柄もですし、車への愛情と技術への自信、お客様優先の考え方などもあってか、仙台のお店にはなんと遠くは名古屋や東京からも多くのお客様が整備を頼みに来られるそうです。

そういうお客様はオイル交換だけなどというのではなく、多くはエンジン内部、オイル系統、ラジエター、ブレーキなど一度にいろいろなところ、車全体のメンテをされるので、客単価が数十万円になることも珍しくないとのこと。

人間でいえば、名医に診てもらうためにわざわざ遠方の病院に行き、全身の人間ドッグを受けて治療してもらうような感じなのではないでしょうかね。

ダメ出し…ネットショップのターゲットと目的を明確に

話を聞いていると、ゲファレンオートさんは、例えるなら…
今のおちゃのこショップは、ちょっと変わった海外の珍しい市販薬を専門に販売するドラッグストアになってしまっているが…

実は薬局ではなく専門治療を行う名医のいる人間ドッグ&クリニック!
という印象を受けました。

でも残念ながら、その名医や治療の素晴らしさはショップページにはほとんどアピールされておらず、バーダルというブランドの薬の良さだけが書かれている…そんな印象です。

患者(お客様)が欲しいのは単なる薬(製品)ではなく、病気や体質に合った治療法(車の調子を良くすること)のはずです。

薬だけ買ってもらって自分で飲めば(使えば)効果の出る患者さんはそれで良いですし、そんな患者さんを増やせば良いのですが…

それよりも、お店まで来てくれて、診察(車の整備)を受ける患者(お客)さんを増やす戦略や工夫を明確にしていく必要があると思います。

具体的なアイデア・策

・「お客様事例+お客様の声」
まずは本当に名医である、名クリニックであることを知ってもらうために、今まで来店して整備したお車やお客様の事例を紹介するコーナーを作り、ご協力いただけるお客様にはコメントや写真の使用などを許可していただく。

そこまでできない場合も、嘘にならない範囲で、
「名古屋A様、車種●●、持ち込み整備、内容は………その結果…」
のような整備の詳細、使ったバーダル製品、概算、Before・Afterの効果などを説明する。

事例、実績、お客様の声は多ければ多いほど、次のお客様にとってイメージがしやすくなります。

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・Youtubeの活用
整備士目線でバーダルの製品とカーショップなどで買える一般的な他社製品の比較検証実験動画をどんどん作って配信する。

メーカーの人間ではなく、あくまで自動車整備のプロの第三者的な目線での比較なので、本当にバーダルの機能、性能が優れているのであれば、見た人への説得力は高く、お店へのアクセスや問い合わせアップにつながると思います。

実際の車に使ったわかりにくい効果よりも、例えば…金属の摩耗を防ぐとか保護するというのであれば、実際に鉄板やボルトなどをやすりや刃物でこすって傷がつくのを、バーダルの添加剤やオイルを塗ると傷がつかなくなる、などもし実際にできればとても効果的。他社製品との比較もぜひ見たい。

もちろん、実際に車に使って洗浄したらこんなに汚れが出たとか、エンジン音が変わったとか、排気ガスの黒煙が減ったとか、燃費が数値でこれだけアップしたなど…そんな動画もぜひ欲しいですね(手間はかかるでしょうが)

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・SNS 特にtwitterの活用
車にある程度のお金をかける客層でなければバーダル製品も買わないし、ゲファレンオートさんには来ないでしょうから、twitter で車を趣味にしている人や高級車や輸入車、ビンテージカーなどの趣味のサークルなどのアカウントを検索してフォローして行き、上記のYoutube動画など車を大事にする、趣味の人達が見たら仲間に伝えたくなるような情報を投稿して拡散されるのを期待、仕掛けていく。

広告費などかけられるようであれば、Facebook広告もエリアや興味のカテゴリーを絞れば効果があるかもしれませんが、広告費をかけられない場合は、FacebookやInstagramでの新規客獲得は難易度が高いと思います。

50点
総評

今のおちゃのこショップは、正直なところバーダル製品の魅力も、それをプロとしてお薦めして実際に整備するゲファレンオートさんの魅力も、どちらも残念ながらちゃんとアピールができていません。

ただ、バーダル製品を陳列した自販機になってしまっています。
それなら仕入れさえできれば誰でも運営可能なお店です。

そうではなく、整備の技術、ノウハウ、経験、車への思いなど、佐竹さんのゲファレンオートだからこそできるアピールをしていきましょう。

それもただ、おちゃのこネットの機能の中だけでなく、今の時代に合ったスマホやSNSや動画と組み合わせて! 数年前にはできなかったことも、今はスマホで簡単にできます(動画撮影や編集加工など)

SNSだってもはや当たり前。ブランド認知が低くても、口コミで広がって行くものもたくさんあります。

ダイソンの掃除機やデロンギのヒーター、パーミキュラの炊飯器やアラジンのストーブ、ケルヒャーの高圧洗浄機など、ネット時代になって後発で新たに日本に入って来たり、誕生したたブランドが、大きなテレビCMなどしなくても徐々にネットの口コミからメディア取材などが起こってだんだん有名になったり、高級ブランドとして普及した例も多くなってきました。

バーダルもそんな可能性を秘めたブランドの一つかもしれませんし、それをゲファレンオートさんが仕掛けることもできると思います。
ノウハウのある整備士、技術者だからこそ言えること、できることを今風の見せ方でちゃんと見せていけば、きっとファンが付いて口コミも広がり、うまくすればメディアからの取材なども期待できます。お客様も少しずつ増えていくと思います。

お店においてこんなことをやっていけるスタッフの体制づくりやノウハウの勉強をしていきましょう(外注なども含めて)
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編集後記:冒頭コラムの「風船にサラダ油を入れて火で熱したら?」の答えは…「風船は割れる」が正解でした。
水より粘性が高く、対流しにくいサラダ油だと、やはりゴムの熱を十分に奪えずゴムが溶けて破れるようです。

でも実際には、ゴムの種類や厚さ、油の種類による粘性の違い、火の炎の大きさや勢いなど、さまざまな条件、組合せによっては結果は異なるかもしれません。

「風船に液体入れて火であぶるなんてしないもん! そんなの関係ない!」
と言われる方もいるかもしれません。

ではこんな例はどうでしょうか?
「あんかけ蕎麦やカレーうどんが、普通の蕎麦やうどんより冷めにくいのはなぜだと思いますか?」
勘の良い(知力のある)方は、今日の話から考察できたのではないでしょうか?

そう、あんかけやカレーの「とろみ」のせいで、出汁スープがほとんど対流しないので、中の熱がなかなか外気に奪われないから冷めないのですね。

専門的、科学的には難しい話も、こんな風に日常生活に当てはめて考えたり説明していけば、専門知識のないお客様にも理解してもらいやすいのですね。

その方法も、書物や静的なホームページだけよりも、今風の動画やSNSを使えば、より効果的になるはずです!

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読者の皆様も! モヤモヤと悩んでいるそこの店長さん!
まずは目からウロコを落としに!、頭をガーンと叩かれに!
新たな可能性を探しに! ぜひお話しに来てください!
怖くなんかありません! 優しくお話ししますよ~!(^^;)

「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメール( info@style-e.com 太田まで)もしくは直接お気軽にお電話(072-756-7234)くださいませ。



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、商品一覧の商品名の文字サイズを変更する方法をご紹介します。





スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願い致します。


.list_item_data .item_name {
font-size: 123.1%; 
}


 
なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

おちゃのこ名古屋セミナー

このコーナーでは、おちゃのこネットの機能や提携サービスをご紹介していきます。
今回は、おちゃのこネット主催セミナーVol.9のご案内です。

皆さん、こんにちは。
いつもお世話になっております。

おちゃのこネット主催セミナーVol.9
「私はコレにこだわっています」女性経営者に聞く、選ばれるネットショップ作りのヒント
を名古屋で開催します。

詳細は下記ページをご覧下さい。
※お申込みは先着ではございません。
https://www.ocnk.net/seminar/official.php?date=20190329

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●開催日時
2019年3月29日(金) 13時30分~

●開催場所
TKPガーデンシティPREMIUM名古屋ルーセントタワー
〒451-6016
愛知県名古屋市西区牛島町6-1 名古屋ルーセントタワー 16階

●参加費用
無料

●参加資格
お申込みにはおちゃのこネットのアカウントIDが必要です。
※1アカウント5名様までお知り合い(※おちゃのこネットユーザーに限りません)をお誘いいただいても結構ですので、どなたでもご自由にご参加ください。

●定員
50人

●スケジュール
13:00 開場、受付開始
13:30 ご挨拶、セミナー内容ご紹介
13:40 講演
マーケティング視点から見た
選ばれるネットショップの作り方
おちゃのこネット:馬頭
14:40 パネルディスカッション
選ばれるネットショップ運営
「私はコレにこだわっています」
おちゃのこネットユーザー様
モデレーター:岡野/馬頭
16:00 懇親会
17:00 終了予定

●申込締切
2019年3月11日(月)
※先着ではございません。

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

「扱う商材の選択」

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「扱う商材の選択」について説明させて頂きます。

■曖昧な選び方は避けよう

ECサイトはクリック型のアフィリエイト等と違い、サイトに訪れてくれたユーザーが商品を買い、そこで収益が発生します。

その他、ECサイト以外のジャンルにも同様に言える事ではあるのですが、サイトを立ち上げる時には扱う商材をしっかり考えなければなりません。

すでにサイトを立ち上げている場合にも、別のサイトを立ち上げる際には戦略的かつ計画的に案を練る事が大切です。

商材選びには様々な考え方がありますが、やはり当然であって重要な要素として挙げられる事の一つに、「ネットで買うメリットがある」という事でしょう。

街中に出かけてもネットでも買えるという場合、どうしても自分の目で見て、さらに手で触って選別できる方へ傾きやすいです。

ではネットで買うメリットがある商品はどのようなものかと言いますと、一例としてはコンプレックス系の商品です。

例えばご自身がどうしても痩せたいけど他人に相談できない、ダイエットをしている事を知られたくないという場合、人の多い店頭で商品を選んだり、ましてや店員に相談したりするのは精神的に辛いかと思います。

インターネットで購入する場合、人の目につく事はありませんし、商品が届く際にも中身が分からないように伝票が書かれていたり、梱包されていたりするため、全く恥ずかしくありません。

このように、商材を選ぶ際にはユーザー目線に立って明確なコンセプトを決めた方が、その後にサイトの力をつけていきやすいでしょう。

ただ単に「人気商品」「ブランド」「好きなもの」というようにざっくりとした選び方は、あまり戦略的とは言えませんし、何より計画性に欠けてしまうと言えます。

インターネットのビジネスは、やはりユーザー目線に立つような客観的な考え方が求められるようになるのです。

■ECサイト向けの商品ジャンル

コンプレックス系のジャンルの他にも、ECサイトでおすすめの商材は色々とあります。

例えば通販向きの商品を扱うサイトです。

通販向きと言われるとイメージが湧き辛いかもしれませんが、例で言えば「かさばる」「重たい」「自宅に持って帰りづらい」といったところでしょう。

家電や家具、インテリア商品や寝具、収納系の商品の興味がある方はお店で見る事も多いかと思われますが、いざその場で買うかどうか考えた時、持って帰るのが大変と思う事もあるでしょう。

冷蔵庫や洗濯機など明らかに配達してもらわなければいけないものは別としまして、少し大きめな収納系の家具、電子レンジや空気清浄機などの重く持って帰りづらいものは、ネットで買う方が快適です。

現に大手ネットショップにおいても家電製品やインテリアなどの商品は人気ランキングで上位を占めているように、ネットの強みが明らかに現れています。

これもまた先に述べたように、ユーザー目線になれている事、ユーザーにとってのメリットがあるからというように言えるのではないでしょうか。

他にもおすすめのポイントを挙げますと、マニアックと言えるほど細かい商品説明が書ける、送料等が含まれていても安く買える、などのネットの強みを活かしてみるのも良いです。

また、インターネットで商品を買う人の中には、じっくりと吟味して考えてから購入に至りたいという人がいます。

じっくり考える人にとって、店頭で悩むのは疲れますし、何より時間が限られてしまいます。

そのような事も考えると、ECサイトでは非常に多くの選択肢があり、ユーザー目線になれば狙い目となる商材が自ずと見えてくるはずです。

ユーザー目線になると、商品のジャンルを絞り込んだ専門店ならぬ専門サイトにする事ができ、そのジャンルを求める人が訪れてくれやすくなります。

ECサイトで収益を上げるのは、サイトを立ち上げる段階から戦略性や計画性を持つ事が重要なのです。

★POINT
・ユーザー目線に立ったサイト作りを
・専門サイトで特定のユーザーのファンを作る

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

【提供】web creation株式会社 SEOサービス「スウェルキャッチ」担当

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編集後記

私は一人親方なので従業員は(今は)いないのですが、昨日、「朝礼研修」を受けてきました。動作を揃えて大きな声を出し、きびきびと明るく行動する。「軍隊みたいだ」と批判されることの多い朝礼ですが、組織を朝から活性化する方法として、すぐれている部分も多いと思いました。
(おちゃのこ山崎)

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