ようやく暑い夏も終わりが見えましたね号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

夏休みの関係で間があいてしまいました。ごぶさたしましたが、皆様お元気でしょうか。

ようやく秋の気配が近づいてきましたが、残暑は相変わらずで、コロナも相変わらず、ウクライナ戦争も終わりが見えません。半導体不足によるサプライチェーンの混乱もまだ続きそうです。

とは言うものの、仕事は続けなければ飯が食えず、従業員に給料も払えません。どんな状況でも打開策を考え、何とかするのが経営者という立場の宿命です。しんどいけど、その分やりがいもありますよね。

巷では「日本はもうだめだ」という悲観論と、「いや、日本はまだまだやれる」という楽観論が飛び交っているようです。しかし、どちらの立場に立つにせよ、「このままで大丈夫」と思っている人は多くはないはずです。

かつて日本は、未曾有の危機に見舞われても、その都度奇跡的な展開で窮地を突破してきました。運が味方をしたこともあったでしょうし、タイミングが良かったという面もあったでしょう。

しかし、ただ手をこまねいているだけでは、次の危機は乗り越えられないかもしれません。その準備を今から始めて、嫌でも意識を変えていく必要があるでしょう。

今回の「オススメ参考書」では、そんな意識改革の参考になりそうな本を取り上げてみました。

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今週のトピックス

お知らせ ネクストエンジン連携時のバリエーション選択肢コードを非表示にする

ネクストエンジン連携

ネクストエンジン連携時の
バリエーション選択肢コード__S__を非表示にする

皆さん、こんにちは。

ネクストエンジンを利用する際、商品情報にバリエーション(選択肢)がある場合、連携するため選択肢コードの設定が必要です。

選択肢コードを設定する場合に必要な「__s」(アンダーバーアンダーバー大文字S) と 「__」(アンダーバーアンダーバー) をショップページで非表示にすることができるようになりました。

詳細は下記のFAQをご覧ください。
https://www.ocnk.net/faq/?action=faq&cat=281594&id=1549

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

2025年日本経済再生戦略 国にも組織にも頼らない力が日本を救う

成毛眞・冨山和彦・著 SBクリエイティブ・刊

891円(キンドル版・税込)/990円(紙版・税込)

本書の2人の著者については、いまさら説明の必要はないと思いますが、念のために記しておきます。

成毛眞氏は、1955年北海道生まれ。元日本マイクロソフト代表取締役社長で、2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立し、現在は書評サイトHONZ代表も務めています。おもな著書は『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)、『アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト』(KADOKAWA)、『バズる書き方 書く力が、人もお金も引き寄せる』(SB新書)など多数あります。

冨山和彦氏は、1960年東京生まれ。経営共創基盤グループ会長。日本共創プラットフォーム代表取締役社長。ボストン コンサルティング グループ、コーポレイトディレクション代表取締役を経て、産業再生機構設立時にCOOに就任。その後経営共創基盤、日本共創プラットフォームを設立しました。政府関連委員も多数歴任しています。おもな著書に『「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの「挫折力」』(PHP研究所)、『コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える』(文春e-Book)、『コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画』(文春e-Book)などがあります。

なぜ本書のタイトルに「2025年」という具体的な年が入っているのか。その理由は「はじめに」で成毛氏が明らかにしています。

***
2025年には団塊の世代が後期高齢者になる。75歳男性の平均余命は12.63年、つまり2037年には半数が亡くなる。問題は人口減少という数の論理だけではない。現代日本は「昭和の負の遺産」を引きずり続けている。かつては経済発展の推進力として機能していた「昭和的あり方」が、今ではすっかりガンとなっているのだ。このままでは、日本は三流国に転じてしまう。(中略)そこで本書では、地に足の着いた「戦略」を提案すべく、冨山和彦氏とともに筆をとった。
***

本書は項目ごとに著者名を明らかにして、その項目が交互に、あるいは少しまとまって掲載されています。その章を2人で自由に論じていく進め方です。まず章立てを明らかにして、それから2人の主張をかいつまんで紹介していくことにしましょう。

・はじめに(成毛眞)
・第1章 「100%自己責任時代」が始まる――日本はなぜ二流国になったのか
・第2章 日本経済再生戦略――イノベーションで革命を起こせ
・第3章 これからの日本をどう生きるか――もう、学歴に価値はない
・第4章 日本経済を救う処方箋――「自分勝手」が国、会社、個人を変える
・おわりに(冨山和彦)

第1章の冒頭からファンの方にはお馴染みの「成毛節」が炸裂します。ここで成毛氏は「これからは100%自己責任の時代になる」と断言しています。その理由は、社会保障制度が破綻に向かっているからです。

今でも平均年金受取額が月14万円台である年金制度は、そう遠くない時点で実質的に破綻することが目に見えています。しかも団塊の世代が後期高齢者になることにより、大量の持ち家が市場に出てきます。つまり、不動産が老後を守る盾にはならないということです。

仮に有権者の許しが出たとして、今すぐ社会保障システムを劇的に改良したとしても、その効果が出るのは40年後。つまり、多くの人にとっては間に合いません。そして現実的にみれば、有権者が社会保障システムの改良を認めることはないでしょう。

ではどうすればいいのか。明治維新の背景には欧米列強の外圧がありました。80年前には敗戦という絶望的な状況が戦後復興を後押ししました。しかし、今の日本にはそのような強力な外圧が見当たりません。

成毛氏は、「現役世代は国を頼るのではなく、したたかに自分の身を守りながら、自分なりに楽しく幸せな人生をつくっていくことを考えたほうがいい」と言います。

政権交代によって社会が変わることを願う人もいるかもしれませんが、「世の中の変化に先んじて政府が大転換することはない」と成毛氏は断言しています。

ではなぜ、日本は低迷を続けているのでしょうか。成毛氏はその理由を「多くの日本企業が政府に『おんぶにだっこ』なので、生産力も国際競争力も落ちているのだ」と説明しています。

ここでドイツと日本の比較がなされます。ドイツの中小企業数は350万社で民間企業の99.5%。日本の中小企業は420万社で99.7%。ここまではほぼ同等ですが、それぞれの中小企業の輸出を見ると、大きく違います。

ドイツの中小企業全体の輸出額は年間2140億ユーロ。研究資金は100億ユーロ以上です。それに対して、日本の中小企業のうち、輸出しているのは全体の3割しかありません。そのため国の輸出総額がドイツの1兆3806億ドルに対して日本は6413億ドルと約半分です。

これは日本がおもに内需、つまり個人消費で食っているということの現れです。そして中小企業の7割が個人消費でしか食えないという現状を示しています。

続いて冨山氏は「耐用期限切れの昭和型成功モデルが新陳代謝を妨げる」と言います。政府のバラマキによる官制内需で日本企業の過半数が生き延びているという現状が、日本経済の低迷を長引かせ、それが個人所得を30年も伸びないままにしているというわけです。

官制内需と官制投資循環による仕組みは、昭和の高度経済成長期から今日まで、ずっと日本にがっちりと組み込まれてきました。それはかつては成功しましたが、今では日本が柔軟に変化することを妨げる足かせになっています。

かつての稲作農家、多くの古手の企業は、政府に飼い慣らされた結果、構造的に競争力を失い、政府の保護にしがみつくようになっています。そうなると、自力で稼ぐ道を切り拓くという当たり前の動機づけが失われます。

生産性を上げなくても補助金や優遇税制で食っていける。この仕組みから抜け出すには、よほどの強固な意志と卓越した経営能力が必要になります。その状況が、日本にイノベーション主導型の成長が循環するのを拒んでいます。

日本のような成熟した先進国で付加価値を生むには、デジタル化とグローバル化による破壊的イノベーションが必要です。その源泉は一人ひとりの人間がもつ発想力、創造力、行動力です。しかしそれは、古い組織のルールの中では開花しません。

冨山氏は「政府が救うべきはゾンビ企業ではなく、稼ぐ力が残っている事業であり、そこで働く人間である」と指摘します。今の日本は大量のゾンビ企業を無理やり延命させ、生産性の低い社会を作ってしまうというわけです。

冨山氏は次のように言います。
***
バブル崩壊後の金融危機、ITバブルの崩壊、リーマンショック、東日本大震災、そしてコロナ禍と、この20年間、日本経済は何度も危機を経験してきた。そこで淘汰による新陳代謝が起こるなり、徹底的な自己改革によって付加価値生産性が上がるなりしていれば、日本の産業はもっと活発でおもしろいものになっていたかもしれない。
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しかし現実には有事に直面するたびに有効策を講じられず、大きな効果が見込める施策を断行する勇気もないため、「グダグダ」なパターンが繰り返されてきました。その都度、日本の潜在的危機が深まっていったわけです。

冨山氏は1991年のバブル崩壊に端を発する金融危機において、その末期に産業再生機構の実務責任者として3年間で問題を解決しました。しかし解決までにかかった時間はトータルで12年。一方、アメリカはリーマンショックにおいて、わずか3か月で不良資産救済プログラムに着手しています。12年と3か月の差は悲惨なほど大きなものです。

続いて再び成毛氏が登場し、次のように言います。「『空気を読まない』『集団に埋没しない』『権威・権力に屈しない』。そんな自分勝手に生きる個人こそが、今後は生き残っていくだろう」

成毛氏は「横並びのステータスを求める昭和の価値観は、すでにノスタルジーにすぎなくなった」と述べています。みんなで共通の概念を持ち、同じ高みを目指した時代が終わり、共通の価値観がほぼ消滅したからです。

第2章では、具体的な日本経済の再生戦略が語られます。成毛氏は「昭和オジイサンたちに『ご退散いただく』法」として、次のような提案をしています。
***
たとえば、こんな方法はどうだろうか。
3部制への移行で、最上位のプライム市場には東証1部から1800社以上が組み込まれるという。だが、その上に「スーパープライム市場」をつくり、コングロマリット型大企業、すなわち経団連企業200社程度を閉じ込めるのだ。
スーパープライム市場の上場企業の経営者には、勲章でもくれてやればいい。サラリーマン素人経営者は、今生で最高の名誉と大喜びするだろう。かくして抵抗にあうことも恨みを買うこともなく、昭和を封じ込めるという目的は果たされる。一方、本当に将来性のある企業には資金が投入され、万々歳だ。
***

冨山氏は「この国は出る杭を打ち、皆が昭和なホワイトカラーサラリーマン的中産階級に収斂する力を長年にわたり強烈に働かせてきたのである」と言います。日本はカイシャという終身年功制の平等な共同体で、お互いに助け合いながら社会主義的に生きていくシステム、すなわちカイシャ社会主義だったというわけです。

その日本独特の社会主義が行き過ぎて、今日の衰退を招いているというのが、冨山氏の主張です。

そこから脱却するには、高成長、高収益のビジネスモデルを確立できるレイヤーをうまく選択し、卓越した才能をもった若者たちを自由にさせることだと冨山氏は言います。そうすれば、生まれつきサイバー空間の立体感覚をもっている彼ら彼女らはきっとおもしろいレイヤーを選択する、あるいは創造するだろうということです。ただし、そこに昭和なオジサン、オジイサンたちが口を出さないことが条件になります。

第3章では、「これからの日本をどう生きるか」と題し、「もう学歴に価値はない」としています。成毛氏は「すべての人にまず示しておきたいのは、今や学歴にはほとんど価値がない、ということだ。高学歴の人は、それが武器になる時代が終わっていることを、高学歴でない人は、もう学歴を気にする必要はなくなったことを、それぞれ肝に銘じてほしい」と冒頭で語っています。

そして、「以前の学歴主義は、今は『職歴主義』になりつつある」と言います。最初に入った会社が、昔の「○○卒」に代替されつつあるというわけです。
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たとえば戦略コンサルティング、外資系投資銀行、総合商社などに入ると、その就職歴が武器となって、以後の転職や起業が有利になる。あるいは、社員数十名程度の国内テクノロジースタートアップに就職しても、やはり転職や起業はラクになるだろう。「こいつはクリエイティブなチャレンジャーだ」と認定されるからだ。
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さらに成毛氏は、大学に対して革新的な提案をしています。
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ここでひとつ提案だ。政府は全大学に対して、「2025年から理系学部の入試科目にプログラミングを入れなければ、補助金をカットする」と宣言すればいい。
進学校である中学高校は大学入試だけを見ているから、現状ではプログラミングなど教えない。だが、すべての大学の理系学部の入試科目に入れば、学習指導要領など関係なく、プログラミングを必死に教えるようになるだろう。結果的に、進学校ではない中学高校でも、あるいは大学の文系学部も、引きずられてIT化が進むはずだ。
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第4章では、本書のまとめとして「日本経済を救う処方箋」が語られます。ここでのキーワードは「自分勝手」です。

冒頭で、冨山氏は「日本は明治の伝統より、江戸時代のスタイルに立ち返れ」と言っています。伝統的な日本人というと「勤勉」「勤労」というイメージがあるかもしれませんが、それは明治以降に富国強兵という国家プロジェクトに必死になっていたころにつくられた人口的な「伝統」です。

冨山氏はそのつくられた伝統を、「せいぜい200年の歴史もない事柄を伝統とは呼ばない」と否定します。そして、物質的には裕福ではなかったけれど、庶民が職を転々としながら気ままに暮らしていた超リサイクル社会の江戸時代に立ち返れと言います。

成毛氏は、江戸時代的な生き方を「イタリア・スペイン型」と呼び、それが日本人にはぴったりだと主張します。特に符合するのはイタリアであるということです。
***
イタリアは、ヨーロッパにおけるドイツのようにリーダーシップが取れる国ではないし、フランスのような農業大国でもない。イギリスのような階級と地域の分断も、さほど大きくはない。はたまたスペインのように他宗教による占領や大規模内乱の経験もない。
そして日本とイタリアは、片や日本は幕藩体制、片やイタリアは小国家体制が19世紀まで続いていた点でも似ているのだ。
***

冨山氏は「新しい資本主義」について、次のように提案しています。
***
自由ということは、好きなことをやっていいということだ。
政府、会社、学校、運動部、いろいろな次元で昭和なモデルに縛られてきた多くの日本人が、まずはその呪縛から解き放たれることが、この国の「新しい資本主義」を始動する第一歩だ。逆説的だが、国や会社が提示する「新しい資本主義」像に頼らず縛られず、自らの好き嫌いに正直に生きることこそが「新しい資本主義」がうまくいく鍵となる。さんざんに抑制されてきた分、それができたときに発揮される日本の潜在パワーは相当なもののはずだ。
***

最後に、成毛さんは大胆な提案をしています。
***
たとえば――と、また思いつきレベルのことを提案してみよう。
メガバンクやITゼネコンなどのドメスティック大企業から、すべての若手社員を成長分野や中小企業に引き抜くというのはどうだろう。
(中略)
途方もなく強力な慣性で生きている大企業に向かって、いくら外側から「変われ」と叱りつけても何も効果はない。だから、内側にいる若手社員を強制的に引っこ抜いてしまえばいいというわけだ。
すると、困った大企業は子会社や下請け企業などから人を採用し始めるだろう。結果的に平均給与も上がり始め、さらには昭和的ロートルだけになった大企業も変化せざるを得なくなる。
***

自分の中にある「昭和的なもの」に別れを告げるための、きっかけになる本です。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

おちゃのこショップの皆さんは売り手側ですが、店長さんたち、スタッフさんたちも個人の場合はネットで買い手側にもなると思います。

買い手側の視点で見るとき、買いやすいもの、買いにくいものってありますよね。

人によって違うとは思いますが…。
例えば家電製品などメーカー、品番型番が決まっているものは検索して最安値ショップで買う。ほとんど価格で買う店も決まってしまいますが、品薄の商品ならお店によって納期の差や、大型商品ではお届け設置、古いものの引き取りなどのサービス面で価格が高くても選ぶ場合もあるかと思います。とにかく明確な違いで選びやすい商品だと思います。

冷蔵庫や洗濯機などは実店舗に見に行っても、材質の触感以外は実際に電源を入れて稼働させて比較することができないので、Web上でのスペック比較で充分なので、ネット購入しやすい商品と言えます。
書籍やCD、DVDソフト類なども同様ですね。

一方、衣服や靴などはブランドや品番が決まっていても、サイズ、生地の質感や肌触り、デザインと個人個人の体形の差による「着心地」などがありますので、どうしてもリアル店で試着して決めたいと言う客層も一定数いらっしゃいます。

ブランドが違っても類似デザインの商品があれば、より比較して選びにくい…つまり服はネット通販ではやや買いにくい商品と言えます。

ただ、最近では、生地の質感や、着心地感も動画で動きを見せることで写真だけだった「服の通販」の頃に比べると生地の厚みや質感、軽さ、重さの感じもぐっと伝わりやすくなってきています。

また、サイズが合わない、イメージ違いなどがあっても無償交換や返品送料無料などのサービスで「失敗」のリスク・ハードルを下げたショップも増えてきたので、昔よりは買いやすくなってきていると思います。

これらは「ネット販売」というより紙カタログやチラシの頃からの「通信販売」の買いにくさだったのですね。

服を販売されているショップの皆さん、スマホカメラ+動画というもはや誰もが持ている道具を使いこなして、ぜひ「買いにくさ」のハードルを下げましょう。

さて本日のショップさんは、シンプル・簡潔な動画で服の着心地感、質感のイメージを上手に掲載・陳列されている洋服のセレクトショップさんです。このお店の商品説明動画はホントにシンプルで手間をかけず作られていて参考になります!

それでは「ダメ出し!道場」、始まりです!

ダメ出し!依頼ショップ
ALuvous(アルブ)

ショップ名 :
ALuvous(アルブ)

サイトURL:https://www.aluvous.com/

ショップの現状、お悩みの点など
実店舗もあるが、オンラインだけで成り立つぐらいに売上をもっと上げたいので、客観的な意見を頂戴したい。

第一印象:コンセプト、ターゲット、特徴のわかりにくいお店

おちゃのこショップにアクセスすると、一瞬で服屋さんであることはわかるのですが、「ALuvous」という店名さえも初見ではどう読めばよいかわかりません(^^;)

また、どんな客層をターゲット(年齢・性別・ジャンルなど)にしたお店なのか? どんなコンセプトや特長・強みを持ったお店なのか?
キャッチコピーやサブタイトルなどもないため、よくわかりません。

一方で商品ページではほとんどの商品で店長自らがモデルさんとして、1分程度のYoutube動画で着たり脱いだりめくったりポケットの位置や前後左右、ボタンやファスナーの開け閉めなどを動きの中で着回し姿を見せているので、静止画では伝わらない生地の重さ・軽さや質感、アレンジ、生地の色味の角度変化などが端的に伝わっていて、とても良いと思います。

https://www.aluvous.com/product/4974
↑↑↑↑↑これなどは着回しアレンジが静止画ではなかなか伝わらないですが、この動画を見れば「おぉ~、これいい! 面白い!」となるのではないでしょうか。

すべての動画はNoナレーション、No字幕でありながら、必要十分な文字では伝わりにくい服の特徴が伝わっています。これなら慣れれば1日で30~50商品でも動画を用意できるのではないでしょうか。
省エネ、低コスト、低労力での服屋さんの動画説明としては、「お手本」にしたいくらいです。
頑張り過ぎない丁度良い商品説明動画だと思います。

インタビューで浮き彫りになったこと

お電話でのインタビューでお聞きすると、実店舗もネットショップも合わせて谷川店長お一人ですべての業務をこなされているとのこと。先に紹介した動画撮影も、商品撮影もすべてお一人でなさっているとのこと! 頭が下がります。

10年目ということでルーチン業務は慣れていらっしゃるとはいえ、実店舗の接客もしながらモデルと撮影、画像や動画編集までお一人というのはかなり大変だと思います。相当にスキルフルで勤勉な店長さんだと思います。

この2年はコロナで実店舗での来客・売上が減っていたようですが、最近はようやく戻ってきたとのこと。

店舗のある大阪市中崎町はレトロな街並みにこだわりのあるオーナーの飲食店・カフェ・洋服屋・雑貨屋などが並ぶ関西を代表するおしゃれな街でもあり、おしゃれ感度の高い若い客層で賑わう町。
コロナ禍からの復活も早いのかも知れませんね。

ALuvous(アルブ)と言う店名は造語で【樹木】を意味するとのことです。中崎町に一本の樹を立て、その樹の葉を「服」と捉え、葉や緑が生い茂るかのごとくファッションを楽しみ、そこに集う人々が交流を持ち、価値観を共有していく。
そんな思いをこめた店舗名だそうです。

また過去のネットメディアからの取材時のお店紹介では、「ショップに並ぶのは、ジェンダーレスでボーダレスなアイテムたち。トレンドはさておき、国内ブランドを中心としたバイヤーの感性に委ねたセレクトがウリ。レイヤードされたデニムジャケットなど、ひとクセあるアイテムも並ぶので見ごたえあること間違いナシ!
いつもの服に飽きたら覗きに行こう!」
と紹介されています。

つまりお店の特徴・強みは、「ジェンダーレスなアイテム 国内ブランド」
「トレンドよりもバイヤーの感性優先のセレクト&コーデ提案力」
「関西のおしゃれタウンである中崎町発信」
ではないかと感じました。

また Google Mapの「Google ビジネスプロフィール」でのお客様レビューに
https://g.co/kgs/7Tq5sD

「ゆっくり見れて何度試着しても嫌な顔されません。入りづらい雰囲気はありますがぜひ入ってみてください」
とのコメントがありました。実際、谷川さんとお電話でお話ししても、とても感じの良い店長さんです。きっと実店舗での接客でも谷川さんを信頼してあれこれ相談したいファンの方が多くいらっしゃるのが思い浮かびます。

これをネットでも展開できれば、着実にお客様は増えると思います。

具体的なダメ出し

第一印象にも書きましたが、最大のダメ出しは「何をウリ・強み にしているお店なのか? が不明瞭だ」ということ。

まずは、「ALuvous とはこんなお店」
「店長のプロフ(経歴やスキルやライフスタイルのこだわりなど)」
などのタイトルで、ひと目でわかる自店の自己紹介ページを作って、自店の特徴(どんなお店)なのかをわかりやすくしましょう。

特定商取引法表示のページを充実させて、自己紹介ページにしても良いと思います。
いずれにせよ第三者にまず知ってもらいたい  ALuvous と谷川さんの自己アピールが必要です。

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トップページ 最上部は 店名 ALuvous だけでなく
「ユニセックス・ジェンダーレス セレクトショップ」
とか
「あなたの個性派コーデを気軽に相談できるお店」
など 店の特徴をキャッチも付けて掲載しましょう。
SEO対策上も有効です。

ブランド名(商品)依存だけでは同じものを扱う他店との差別化はできず、健全経営に必須のリピーターは獲得できません。

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今は谷川店長のモデル写真がメインですが…
ジェンダーレスやユニセックスを具現化するような女性や中性的なモデルさんの着用写真なども盛り込んでいけば、女性客や新たな客層の来店も増えると思います。

お客さんや友人、知人で協力してくださるような方に、少ないギャラやボランティア、粗品でお願いしたり、ファッション系の学生さんをスカウトしたりして、全商品は無理でも最初はシーズンごとのイメージカットだけでも店長と違うタイプのモデルさん写真があると、客層のイメージも広がると思います。

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SNS活用について…
現状のALuvous(アルブ)さんのSNSを拝見する限り、Twitter、Facebookともフォロワー数は3桁止まり、Instagramはフォロワー1600人強ですが、どのSNSも投稿への反応は、いいねが1桁程度で十分に情報が届いているとは言えない状況です。

ハッシュタグ #aluvous で検索しても、ほとんど自店の投稿ばかりで、お客様発信の投稿は見当たらず、せっかくおしゃれな街である中崎町に実店舗を持ちながら、それを活かせていない現状がもったいなく感じます。

SNSでは自店舗からの発信だけでなく、この強みをユーザー達も認めてクチコミ(SNS)発信してくれているという演出が新規顧客獲得には重要です。

具体策としては…
↓↓↓↓↓
自店舗発信の商品情報ばかりのSNS活用ではなく、実店舗に来てくれるお客様が どんどんSNS投稿したくなる仕掛けをしていくことです。

実店舗での来店者にPOPやポスターで「商品や試着写真の撮影大歓迎!」と顧客に撮影しやすくさせる。
「#aluvous付きでの投稿で、プレゼントやお値引き等のキャンペーン」と積極的に投稿の背中を押す具体策。

などなどユーザーが発信してくれた ALuvous情報をもっとネット上に溢れさせる工夫をしていきましょう。

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商品の品揃えアピールや一覧性
3500を超える登録商品数がありながら、トップページから見る限りでは新着アイテムが数十アイテム一覧できるだけなので、こんなにたくさんの商品があることに気づいてもらえていない可能性が高いと思います。

お目当ての好きなブランドが明確なお客様は、メニューからブランドごとに入って見てくれるのでしょうが、それ以外のお客様にとっては一覧性が悪く、商品との出会いがしにくい(階層が深く分岐が多い)ように感じます。

またSOLD OUT 商品も多く、これも一覧性を悪くしていると思います。
再入荷不可、取り寄せ注文不可なものは削除して、買い物するお客様の利便性を優先しましょう。逆に再入荷可能、お取り寄せ可能なSOLD OUT品があるならば、それがひと目でわかるようなアイコンやマークを掲載しましょう。

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その他細かな点…
サイズ表記は↓↓↓↓下記のようにALuvousさん独自の記載方法です。
https://www.aluvous.com/data/aluvous/product/size202001.jpg
↑↑↑↑↑

ゆったり目で重ね着できそうなアイテムが多いALuvousさんですので、私個人的には 袖口(そでの巾、そで周りの大きさ)は気になりました。パンツの裾巾同様にぜひ袖口サイズも記載があるとより良いと思います。

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SISE /ベルト [BELT[22AW-AC-301]]
https://www.aluvous.com/product/5379

ベルトの全長サイズはあるが、着用ウエストサイズ(最小~最大)がないので、試着せずに買うのは難しいです。ぜひ着用サイズ範囲を記載ください。

40点
総評

ネットショップとしての商品撮影やページ作りなどの基本スキルは十分にお持ちの「ベテラン店舗」さんと言えると思います。

ただ、少しずつ高齢化して減って行くリピーターさんを補う新規顧客獲得や客単価アップの具体策などがないので、ゆっくりと下降線というリスクのあるお店とも言えます。

店長(バイヤー)の年齢が増すと同様に客層も歳をとり、それでも下から新たな客層が増えてくれればよいのですが、ファッション業においてはバイヤーと新規客層の年齢ギャップが趣味嗜好のギャップにもなり得るので要注意です。

新規客を若い層だけに絞らず、店長と同世代や上の世代も獲得できないか? 一度に多くではなくSNSを活用し新規客を一人ずつ獲得するアイデアや策は?

とチャレンジしていくことが大切だと思います。

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アイデア…
以前に、北海道の片田舎の書店さんがやって大ブレイクしている「一万円選書」というものをこのメルマガでもご紹介したことがあります。
(お客様にアンケートに回答頂き、お客様の趣味・嗜好などに合わせて店主が1万円で本を選びお届けするサービス。現在も注文できる方を毎月抽選で選ぶほどの大盛況とのこと)

これの洋服バージョンとして…
ALuvous 10万円セレクト、15万円セレクト、20万円セレクトのように、お客様の色の好みやファッションの嗜好をインタビューした上で、予算帯でコーデをお任せいただくようなサービスなども可能ではないでしょうか?

予算はあるけど、時間や自分で選ぶセンスがないからALuvousの全アイテムの中からコーデをお任せしたい!
というような客層にアプローチするアイデアです。

かならずしも100%お任せでなくとも、提案をベースにアイテムチェンジ可能にするとか、10万円で11万円分買えるとか、追加アイテムはお値引き価格で買えるとか。
オマケ特典やお値引き特典など付加価値を付けたサービスです。
客単価がグッと高くなるので特典も付けやすいのではないでしょうか。

お店にとっては在庫処分・福袋的な意味合いもありますが、あくまで個々のお客様に合わせたセットコーディネート提案として、満足度の高いサービスにすることが重要だと思います。

ネットだけでなく実店舗でも可能でしょうし、ネットで申し込み、実店舗で最終試着の上お持ち帰りなど複合サービスも有りですね。

富裕層、ファッションコストに余裕のある客層を掴まえられるかもしれませんし、実際に注文がどれほどくるかはともかく、話題にもなりやすいと思います。(取材・メディア露出の可能性)

いずれにせよ、話題作り、強み(コーディネート力)を活かす、客単価を上げる、新規客の興味や好奇心をそそる、今まで相談しにくかった客層と話すきっかけを作るなど、強みを生かして新たな突破口を得るようなアクションプランが必要だということです。

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今後の展開などで悩まれましたらいつでもお気軽にご相談ください。
(^-^)

以上、「ダメ出し!道場」でした。

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【あとがき】
以前にも述べましたが、実店舗のあるお店ではGoogle Map の「Googleビジネスプロフィール」は無料でお店の紹介・アピールができるとても有効なツールです。

ぜひ皆様も Googleビジネスプロフィール 登録・情報の追加・更新をお忘れなく! 新商品写真とかもどんどん入れ替えると良いですよ!

「Google ビジネスプロフィール」
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
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皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、変革のチャンスでもあります!
マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品開発、新サービス開発して乗り越えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください!
きっとヒントを見つけられます!

↓↓↓↓↓

ダメ出し道場登場ショップ募集中
申し込みはこちら
EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、先日機能追加したトップページにカテゴリやグループの商品一覧を追加する方法をご紹介します。
これまで、新商品、おすすめ商品、ランキングの他にカテゴリとグループの商品一覧を各1つだけ設置できましたが、追加で5個までカテゴリ、グループの商品一覧が簡単に追加可能になりました。
季節物やセールグループ、特集カテゴリなど、使い方はさまざまですが、是非ご活用ください。






管理画面で設定する

管理画面から設定できます。
管理画面デザイン管理配置/画像/コメント設定を開いてください。
メインエリア欄の上部にある「 + 商品一覧追加 」をクリックしてください。
カテゴリやグループの選択や表示方法の設定画面が開きますので、設定してください。

設定の詳細については、下記のFAQをご覧ください。
https://www.ocnk.net/faq/index.php?action=faq&id=1535

 

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

おちゃのこネットデザイン作成プラン
サンプルサイトを公開
おちゃのこネットデザイン作成プラン

おちゃのこネットのデザインプランのメインイメージになっていた3サイトのサンプルサイトを公開しました。デザインプランではおちゃのこネットのテンプレートを作成したデザイナーが作成しますので、さまざまな業態、取り扱い商品のショップさま用に細部まで作りこんだクオリティの高いオリジナルデザインが実現できます。
作成事例も多数ございますので是非ご覧ください。

サイト1(インテリア、雑貨)
サイト2(アパレル)
サイト3(和食器)

作成事例

https://www.ocnk.net/design/list.php

いろいろご不明・ご不安な点もあるかと思いますので、 どうしようか迷っていらっしゃる方はまずお気軽にお問い合わせください。 デザインプランの流れなどしっかりご説明させていただきます。
Zoomやお電話での打ち合わせ、またお忙しい場合はメールのみでも進行できます。 ぜひ一緒に素敵なショップを作成しましょう! その他、ご不明点は是非お問い合わせください。

おちゃのこネットデザイン作成プランの詳細/お問い合わせ
https://www.ocnk.net/design/

ペルソナの設定

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「ペルソナの設定」について説明させて頂きます。

■ECサイトで意識すべきペルソナの基本

ECサイトを運営していく上で、一つ意識すべき設定が「ペルソナ」です。演劇などの分野では仮面という意味がありますが、一般的には「人格」などのニュアンスで使われることのほうが多いです。

これがECサイトとどう関係しているのかというと、ご自身のサイトを利用してくれるユーザーの主となる人物モデルを設定することで、取り扱う商品や作成する記事、サイトデザインなどを主となるユーザーに向けた形にしていけます。

では具体的にどうやってペルソナを設定していくかなど、基本的なことを紹介していきたいと思います。

■ペルソナの設定について

ペルソナの設定は、ECサイトの方針を具体的にするためにも非常に重要な意味があります。

似ていることとして「ターゲット」が挙げられますが、ターゲットはペルソナに比べるとやや幅があり、例えば「20代 女性 学生」というのはターゲット寄りな設定です。

対してペルソナですが、より具体的に人物像を設定していきます。

具体的に設定する項目例としては、「年齢」「性別」「職業」「収入」「お住まい」「家族構成」「趣味」「習慣」などなど、細かい人物像を設定します。

そんなに細かく設定する必要無いように思われる方もいるかと思いますが、全てのユーザーが興味を持ってくれるサイトづくりというのは決して簡単ではありません。

ユーザーを絞らずに商品を売っていけるのであればそれに越したことはありませんが、実際にはサイトの作りや記事の作成など、範囲が広がれば広がるほど難しくなります。

これからECサイトを始める初心者ですと、どういう風にニーズを満たしていけば良いのかということを知らないところから始めることになるため、まずは詳細なペルソナを設定して、どうマーケティングしていくのか経験を積むというのも必要なことだと思います。

■ペルソナの設定で運営者のスキルの上がる

ペルソナを設定すると、その設定した人物がどういう商品を求めるのか、どういう記事を読んだら商品を買う気になるのかという部分を考えるようになりますので、ユーザー視点のサイト構築を自然と行っていくことになります。

よく、ユーザー目線でという文言を見かける事がありますが、実際にやってみるとユーザーがどう思っていて、どうしてあげたら購買意欲をそそるのかという点はやってみなければわからない事が多いです。

なのでユーザーの幅を絞ることにはなりますが、自分が今後ECサイトを運営していく力を身に着けるという意味では、こういったペルソナを設定した運営は非常に重要な意味を持ってくると言えます。

■ペルソナを設定したら上手に記事を作成

ペルソナを作成したら、次はその設定をどう使うかです。

例えば30歳独身の会社員、週6勤務で多忙な生活を送っています。最近はやや肥満気味で、結婚願望があるのでダイエットを頑張りたいが、運動が苦手だしなかなか時間が確保できない、、、というようなユーザーを対象としている場合、商品の紹介はそういった方向けの文言を使います。

例えば、「老若男女問わず誰でも簡単にできるダイエット器具です」という紹介よりも、「1日3分!座りながらできる簡単ダイエット器具」というほうがペルソナに設定した人物像が魅力に感じてくれるのではというように思います。

ただ、一度作成したペルソナはずっと同じ形で続ける必要があると言えばそうではありません。例えば実際に例であげると、現在はガラケーからスマートフォンを利用するのが当たり前の時代になりましたが、そういった時代に変化に応じてペルソナを変えるという事もまた必要になってきます。

ペルソナを作成すること自体は全く難しいことではありませんので、まずご自身のサイトはどういった人に買って欲しいのか具体的にイメージしてみてはいかがでしょう。

★POINT
・ペルソナの設定は運営者自身のスキルアップにつながる
・設定したペルソナを意識した商品紹介を

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

スウェルキャッチ

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編集後記

若い人たちの出版社から、野心的な文学賞の審査委員長を依頼されました。「なぜ自分が」とか「はたして、できるかな」と迷いましたが、引き受けることにしました。若い人に交じって頭を使うことが、何よりの自分に対するチャレンジと思ったからです。
(おちゃのこ山崎)

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