みなさんにとって今年の『一番』は何ですか?号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

都会でも朝晩の気温が氷点下を記録するようになり、いよいよ冬本番という毎日となりました。くれぐれも体調の管理にお気をつけください。

さて、年内最後の配信となる今号ですが、月並みに「今年の重大ニュース」でも取り上げようかと思いましたが、「重大ニュースの塊」みたいな本を紹介することで、それに代えようと思います。

何かというと、創刊75周年を迎える『現代用語の基礎知識』の2023年版です。352ページと重厚な紙版のほかに、場所をとらない電子書籍版も選べます。

それではみなさま、よいお年をお迎えください。

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毎月、更新しているおちゃのこバナー素材のご紹介です。
ホリデーシーズンや季節もの、セール時期や各業種に特化したバナーまで、多数のバナー画像を無料でダウンロードすることができます。
おちゃのこネットの管理画面→デザイン管理タブの「おちゃのこバナー素材」から是非ご覧になってみてください。

よろしくお願いします。

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

現代用語の基礎知識2023

小泉悠、鶴岡路人、廣瀬陽子、塚田穂高、五野井郁夫ほか著/自由国民社・刊

1,700円(キンドル版・税込)/1,760円(紙版・税込)

年の瀬が近くなると発刊される本書ですが、紙版は書籍ではなく年に1回発行される雑誌として流通しています。出版元では「年鑑雑誌」なる言葉を使っています。

創刊75周年と聞くと、「そんなに古いのか」と驚いてしまいますが、最初の版が出たのは終戦間もない1948年です。

一時期は1200ページを超えるボリュームとなったこともありますが、現在では誌面をリニューアルし、文字をびっしり詰めることによりページ数を抑えています。今号は352ページです。

「現代用語の基礎知識」というと、一時期は集英社の「イミダス」、朝日新聞社の「知恵蔵」というライバルが登場して激戦を繰り広げましたが、今ではライバルが休刊となったことにより、ふたたび1社独占の体制に戻っています。

本書の特徴は、一般的な百科事典は内容が古くなるのを防ぐために、新語や流行語の収録を避ける傾向があるのに対して、それとは真逆の姿勢であることです。そして出版元がユーキャンと提携したことで、「現代用語の基礎知識編 ユーキャン流行語大賞」が毎年発表されるようになりました。

ところで「百科事典」と「国語辞典」では「事典・辞典」の2種類の表記がありますが、その区別をご存じでしょうか。昔から辞書を作っている出版社では、両者を「ことてん」と「ことばてん」と発音して混同を避けていました。

「ことてん」は百科のように森羅万象の事物を収録したもので、「ことばてん」は語学辞書のように言葉を収録したものです。それで漢字が使い分けられています。

それでは、本書を巻頭から眺めていくことにしましょう。

巻頭見開きは、おなじみの「やくみつる 世相フラッシュ」です。4つのテーマのマンガが並び、2022年の世相を思い出させてくれます。

その次が目次になりますが、膨大な量ですのでとても引用しきれません。そしてキンドル版の目次にはジャンプ機能がありません。あまりに細かい誌面レイアウトなので、リンクがつけられなかったのでしょうか。

続いて「エリザベス女王とチャールズ新国王」「2022年のキーパーソン【人物ファイル】」「世界の国旗」「ロシアによるウクライナ侵攻とこれからの世界」「岐路に立つ政治と宗教」「おもねらず生きる分断社会の処方箋」「ニュースのおさらい」「沖縄本土復帰50年とこれから」「数字で読む2022」「創刊75年、現代用語の基礎知識はどんな時代を刻んできたのか」と特集記事が並びます。

「2022年のキーパーソン」に登場するのは、ゼレンスキー大統領、羽生結弦、坂東彌十郎、桂二葉、反田恭平、是枝裕和、藤井風、森大翔、泉房穂、斉加尚代、イーロン・マスクの各氏。この中の何人、ご存じですか?

「世界の国旗」は世界各国の国旗を地域別にずらりと並べたもの。ベタな企画ですが、改めて眺めてみると意外に自分が各国の国旗を知らないことに気づかされます。デザインや色の似通った国を探してみるのもおもしろいものです。

「ニュースのおさらい」は、今さら聞くのはちょっと恥ずかしいテーマについて、「どうした」「そもそも」「どうなる」の3つの見出しでまとめた記事です。「人間の安全保障とウクライナ危機」「ウクライナ避難民」「AI兵器」「安倍元首相銃撃死事件」「財政民主主義」「東京五輪と多重利権」「インボイス制度変換で危機」「土地利用規制法」「技能実習生の孤立出産」「女性自衛官性被害」「森友問題」が取り上げられています。

「数字で読む2022」は数字をキーワードにしたコラム集です。「135億光年=ウェッブ宇宙望遠鏡がとらえた距離」「1万3000基=これまでに世界で打ち上げられた人工衛星」「130カ国=無人兵器を保有する国」「2%=アメリカが同盟国などに求める防衛費の対GDP比」「51年=中華人民共和国の国連加盟からの年数」「13兆円=ロシアがウクライナ侵攻から100日間にエネルギー輸出で得た収入」「1.5度=COP26が抑制目標とする気温上昇」「2人目=皇族以外で戦後に行われた国葬」「50年=沖縄返還から現在まで」「24年ぶり=円相場が145円台になった日」「1億2322万3561人=日本の人口」「約1000万戸=2023年に余る住宅」「13歳3カ月=仲邑菫二段の最年少100勝」が解説されています。

「創刊75年、現代用語の基礎知識はどんな時代を刻んできたのか」は、5年、10年ごとに本書が記録してきた2本の世相を振り返る企画です。

「1948→1952」では「東京裁判」「冷戦」「ワンマン」「貧乏人は麦を食え」「レッドパージ」「老兵は死なず」「君の名は」が取り上げられています。

「1953→1962」で登場する言葉は、「街頭テレビ」「死の灰」「三種の神器」「1億総白痴化」「太陽族」「神武景気」「団地族」「国民車」「所得倍増」「地球は青かった」「巨人・大鵬・玉子焼き」などです。

「1963→1972」では「シェー」「カギっ子」「みゆき族」「夢の超特急」「ウルトラC」「黒い霧」「ミニスカート」「核家族」「中流」「イザナギ景気」「ナンセンス」「オー・モーレツ」「人類の進歩と調和」「ウーマン・リブ」「ドル・ショック」「シラケ世代」などが登場します。

「1973→1982」では「省エネ」「シルバーシート」「日本沈没」「金権政治」「サラ金」「記憶にございません」「窓ぎわ族」「キャリア・ウーマン」「家庭内暴力」「竹の子族」「粗大ゴミ」「逆噴射」「指示待ち世代」「いいとも」が選ばれています。

「1983→1992」に登場するのは、「おしんする」「フォーカスする」「ネクラ/ネアカ」「戦後政治の総決算」「民営化」「新人類」「バブル」「24時間タタカエマスカ」「セクハラ」「オヤジギャル」「おたく」「3K職場」「バブル崩壊」といった言葉です。

「1993→2002」あたりになると、そろそろおなじみの言葉が出てきます。「Jリーグ」「ドーハの悲劇」「非自民」「マインド・コントロール」「規制緩和」「価格破壊」「就職氷河期」「ライフライン」「地下鉄サリン事件」「インターネット」「オーガニック」「臨界」「自民党をぶっ壊す」「悪の枢軸」「W杯」「拉致」などです。

「2003→2012」では、「イラク戦争」「SARS」「ワンフレーズ・ポリティクス」「マニフェスト」「オレオレ詐欺」「ネット心中」「自己責任」「認知症」「郵政解放」「韓流ブーム」「格差」「婚活/終活」「派遣切り」「政権交代」「3.11」「スマホ」がキーワードとして選ばれています。

「2013→2022」に出てくるのは、「二刀流」「アベノミクス」「アンダーコントロール」「ヘイトスピーチ」「コンプライアンス」「集団的自衛権」「働き方改革」「生前退位」「忖度」「SDGs」「SNS」「コロナ禍」といった言葉です。

ここから先がいわゆる「本文」で、現代用語の解説が「宗教」「政治・経済」「世界情勢」「科学・医療」「情報・社会」「時代・流行」「文化・スポーツ」のテーマに分類されて掲載されています。

もっとも、それらの分類で読みたい項目を探さなくても、巻末には詳細な索引がありますから、そちらで用語を探してもいいでしょう。

たとえば「科学・医療」の中の「エネルギー価格の高騰と持続可能な生産・消費」というコラムに続いて出てくる用語を見出しだけ拾っていくと、以下のようになります。

ESG金融、温室効果ガス(GHG)、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、カーボンニュートラル、再生可能エネルギー、カーボンプライシング、カーボンクレジット、持続可能な開発目標(SDGs)、プラスチック資源循環促進法。

「情報・社会」の中の「コロナ後のビジネスマナー」に続いて出てくる用語の見出しは以下のようになっています。

人的資本、(選択的)週休3日制、リスキリング/リカレント教育、改正育児・介護休業法/育業、テレワーク、副業人材/副業詐欺、ギグ・ワーカー、ジョブ型、FIRE(ファイア)、働かないおじさん/会社の妖精さん、採用手法の変化、就活セクハラ/就活セクシズム、ガクチカ、インターン選考、配属ガチャ、ゆるブラック企業、学歴フィルター、エセDGs学生。

「オンライン化で孤独に陥る」というコラムに続いて出てくる用語の見出しは以下です。

マッチングアプリ、侮辱罪厳罰化、IT/ICT、インターネットエクスプローラーのサポート終了、Web(ウェブ)会議、デジタル庁、テック人材、デジタルトランスフォーメーション(DX)、スマートフォン(スマホ)、格安スマホ/格安SIM、ahamo/povo/LINEMO、SIM(シム)カード、ガラケー、6G(シックスジー)、QRコード、プラットフォーマー、電子マネー、キャッシュレス決済、暗号資産、AI(人工知能)、画像生成AIツール、メタバース、NFT(非代替性トークン)、フィンテック、IoT(モノのインターネット)、シェアエコノミー、不正アクセス、エモテット、ボット、ランサムウェア、サポート詐欺、E2EE、生体認証、紛失防止タグ、SNS、ユーチューブ、ツイッター、インスタグラム、TikTok(ティックトック)、TikTokクリエイター、LINE(ライン)、フェイスブック/メタ、ディスコード、音声SNS、ライバー、タイムライン、凍結、インフルエンサー、ハッシュタグ、既読スルー、SNS疲れ、ソーシャルハラスメント、SNS犯罪被害、ネットリテラシー、ネットパトロール、デジタルタトゥー、改正プロバイダ責任制限法、ゲーム依存、自画撮り、特定屋、ステルスマーケティング、転売ヤー、クラウドファンディング。

巻末近くには「新語・流行語大賞 全記録」という1984年から続く流行語大賞のまとめがあります。興味深いので、1993年までの金賞を拾ってみましょう。

1984年新語「オシンドローム」、流行語「まるきん/まるび」
1985年新語「分衆」、流行語「イッキ! イッキ!」
1986年新語「究極」、流行語「新人類」

1987年新語「マルサ」、流行語「懲りない○○」
1988年新語「ペレストロイカ」、流行語「ドライ戦争」
1989年新語「セクシャルハラスメント」、流行語「24時間タタカエマスカ」

1990年新語「ファジィ」、流行語「ちびまる子ちゃん」
1991年新語「…じゃあ~りませんか」、流行語「若貴」
1992年新語「きんさん・ぎんさん」、流行語「冬彦さん」
1993年新語「サポーター」、流行語「規制緩和」

巻末の索引は、これだけ眺めていても頭の体操になるくらいです。自分にどれだけ知らないことがあるのかを客観的に知るためにも、時々は眺めてみましょう。

今すぐ何かの役に立つという本ではありませんが、手許に置いておくだけで知識の幅が広がる1冊です。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

古今東西、おとぎ話や童話などの物語では、人々を苦しめる悪い魔物や鬼を退治した後には宝箱を手に入れ、蓋を開けたら「宝物」がザックザク! なんて話がよくありますね。

皆さんはこんな時の「宝物」といえば、どんなものをイメージされますか?

日本の昔話だと大判小判(金)にサンゴや真珠? 西洋や中東なら金貨や金の延べ棒に水晶、ダイヤにルビー、サファイヤなどの宝石!?

洋の東西、今昔を問わず、いわゆる「金銀宝石」が宝物の象徴ですね。
それを称して「宝飾品」という言葉もあるのだと思います。

いずれも何もないところから人間が作れるものではなく、地面の下深く地中の鉱脈から掘り出した自然の恵み。
科学的に言えば宇宙で超新星爆発の際に生み出された金やプラチナなどの元素や、炭素や金属類が地球の地下深くで超高温高圧で生成されたものだったりします。それらを採掘した天然石から精錬したり削り出して研磨したものが宝石というわけです。

ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドなどの宝石は「貴石」と呼ばれ、硬く希少性が高く珍しく、なかなか採れないからこそ価値も高く、正に「宝物」です。

そこまでではなくとも、それでも希少性が高く、また研磨などの加工をすれば美しい輝きを放つものは…例えば水晶、ヒスイ、オパール、アクアマリン、ペリドット、アメジスト、ラピスラズリやトルコ石など。これらは「半貴石」と呼ばれて、ジュエリーや工芸品の装飾に用いられてきました。

また、天然の石に加えて真珠やサンゴ、象牙や動物の角などを含めて、古代より世界中のさまざまな国や民族の宗教的儀式や権威の象徴に用いられてきたものは、なんらかのスピリチュアルなパワーを持っているとされて「パワーストーン」と呼ばれたりしています。

仏教の数珠や、神事に使う翡翠(ヒスイ)の勾玉、エジプトやギリシャ、インカなど古代文明の祭事に用いられた道具類の装飾にもターコイズ(トルコ石)やラピスラズリなど、いろいろな天然石がパワーストーンとして用いられていますね。

古代より、人類はこれらのものになんらかのパワーや価値を感じ、見出していたから、それらを採掘し、切削研磨加工し、売買したり寄進、奉納、献上、贈答したりしてきました。

現代のネット上においてもこれら宝飾、天然石、貴金属の業界は世界的にも巨大な市場であり、ネット上でも多くのお店が競合ひしめく業種となっています。

ただ、これらは大きく広い視野で見れば宝飾系ショップと見えますが、もう少し細かく分けて見れば…

●天然石・パワーストーン系
(比較的安価な半貴石や銀・銅・鉄・合金などの素材中心で、加工はパーツを丸環やチェーンなどで組み合わせる程度)

●宝飾・ジュエリー系
(貴石、金、プラチナの貴金属など高級素材中心で鋳造、彫金や鍍金、溶接、切削、研磨など高度な技術によって加工される)

に分かれますし、商品単価もかなりの差があります。

また、商売的にもただ仕入れ販売するだけの小売店と、細かな加工や修理、リフォーム、オリジナル品のデザインから製作まで手掛ける技術レベルの高い「プロショップ」もあったり、その中身の差はかなり大きいものがあります。

「ダメ出し!道場」でも 過去に多くのアクセサリー系ショップを取り上げてきましたが、ぱっと見ではわからなくても、インタビューで詳しくお聞きすると、お店によって中身・背景にはかなり大きな違いがありました。

安価な素材でパーツ組み程度の事業なら、脱サラ、個人事業や副業レベルでの新規開業や参入も資金的・技術的に容易ですが、それだけに競合も多く差別化も難しく、安売り競争で儲からない…

一方でしっかりした背景や仕入ルート、加工技術基盤、実績、それなりの資金がある宝飾品専門のプロショップは、商品単価、客単価、収益性も高い事業ですが、それなりに資本・資金・技術が必要です。

遠目には同じように見えても、中身はまったく別の商売と言っても過言ではありません。

ただ、ネットではお客様から見ればアクセサリーが並んでいる1ページのWebサイトから始まりますので、見せ方次第では、副業ショップでも魅力あるお店として賑わいますし、プロショップも見せ方が下手だとその強みや魅力が伝わらず、ただ「高い店」として敬遠されたりしてしまいます。

本日のお店も大きく言えば「アクセサリーのお店」ですが、その中身・背景はどんなお店でしょうか!?

では「ダメ出し!道場」スタートです!

ダメ出し!依頼ショップ
Bellmax

ショップ名 :
Bellmax

サイトURL:https://www.bellmax.jp/

サイトURL(別店舗):https://www.bell81.jp/

ショップの現状、お悩みの点など
いろいろ試行錯誤してページの改良など行っておりますが、購入まで至るお客様が少なく悩んでいます。
宝石のルースと、ジュエリー(ジュエリーも女性向けのエレガントなデザインから男性好みのゴツいものまで幅広いです)を扱っておりページの区分けにも苦慮しております。ページの作り方など、ぜひご指導いただきたく存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。

第一印象 !?

まず、上記の「ダメ出し!道場」お申し込み文だけを読んでも、このお店が技術もある宝飾プロショップなのか、ルース(裸石)の仕入れ販売の小売店なのかがよくわかりません。

それほどに自店にとってはやっていることが当たり前なのでしょうが、ウチのお店はどんな背景や歴史や技術のあるどんなお店なのか。まずはそこを一番に瞬時に伝えられなければなりません。

トップページにアクセスすると店名・ページタイトルの「ルビー通販 Bell max その他宝石ルース多数取り揃えております」

バナーや陳列されている商品写真を見渡すと、「宝石ルース」の文字。「オーダーメイドジュエリー」や「秋冬オススメジュエリー」や 「フォーマルジュエリー」、「ダイアモンドジュエリー」 など「ジュエリー」の文字、少し下にスクロールするとルースをさがす、ジュエリーをさがす、パールをさがす、ガラスをさがす、アイテムで、素材で、金、プラチナ、シルバー、誕生石でさがす。

と一般的なジュエリーから、ルース、パールやガラス素材など安価な素材も扱うショップだという印象を受けます。

これはよく言えば「守備範囲の広い」お店ですが、逆に何が【強み】や【特長】なのかわかりにくいお店という印象にもなっています。

さて、お店の歴史や背景、技術やターゲット客層など、その「中身」や「実態」はどんなお店なのでしょうか?

インタビューで浮き彫りになったこと

いつものように、ネット責任者で社長の娘さんである鈴木里美さんにお電話でインタビューさせていただきました。

店舗名 Bell max さんは 埼玉県春日部市にある有限会社ベル宝飾さんのネットショップ。おちゃのこ出店は2006年11月。17年目ですが、会社設立は平成元年(1989年)なので、業歴は33年。

社長でお父様の善美さんは、職人歴50年以上の宝飾品加工の大ベテランのクラフトマンでもあられます。
金・プラチナ・シルバーのみならずステンレス・真鍮アクセサリーの加工もできる熟練した技術を評価され、埼玉県経営革新計画承認企業に登録されたそうです。

ブログやSNS、サイトの中もよく見ていくと、リフォームや修理の事例などもいろいろと掲載されており、その技術の高さが感じられます。

【リフォーム例】パールリング→シンプルなデザインリング
https://www.bellmax.jp/product/911

【リフォーム例】オパール リング→ペンダント
https://www.bellmax.jp/product/910

【リフォーム例】Pt リング→K18リング
https://www.bellmax.jp/product/893

会社サイトのリフォーム例一覧
https://www.bell81.jp/page/32

Instagram での 修理例紹介
https://www.instagram.com/stories/highlights/18005170567501591/

ブログでのリフォーム例 プラチナダイヤリングをペンダントにリフォーム
http://bell-hoshoku.seesaa.net/category/27412601-1.html

スタッフは里美さんと社長、お母様の3人、いわゆる家族経営の会社ではありますが、今年の5月より里美さんが正式入社され、ジュエリー専用のCAD(コンピューターでのデザイン)システム導入やお父様の元での加工技術の修業もされながら、よりネットを活用した集客や売上向上の本格化を手掛けられているそうです。

ネット上には 当 Bell max ショップ
https://www.bellmax.jp/

と、

修理・オーダーメイド・リフォーム加工のベル宝飾
https://www.bell81.jp/

の2サイトを、いずれもおちゃのこネットで運営中。

その他、
ブログ
http://bell-hoshoku.seesaa.net

Instagram
https://www.instagram.com/bellhoshoku_bellmax/

twitter
https://twitter.com/BellhoshokuMax

Youtube
https://www.youtube.com/@bellmax3294/featured

で情報発信中。

当 Bellmax ショップでは、当初 ルースを販売し、それを使ったジュエリーのオーダーメイドに繋がればと模索中のようですが、現状はルースの単品買い目的の方のアクセスが中心で、なかなか狙い通りにはなっていない様子です。

オーダーメイドでお客様オリジナルのアクセサリーをCADシステムでデザインして製作することを軌道に乗せるべく、今年CADソフトや新パソコンも新たに導入し、いろいろとトラブルを乗り越えながら現在試行錯誤中のようです。

50点
総評

今回は細かな「具体的なダメ出し」の前に、先に総評として基本的な戦略・方針・ターゲットについてお話ししておきます。

冒頭にも書きましたが、当Bell max さんはルースや素材販売から修理、リフォーム、オリジナルのオーダーメイドまでと「守備範囲の広い」お店ですが、逆に何が【強み】や【特長】なのかがわかりにくいお店です。

ターゲットとなる客層も、安いルース探しの石コレクターの客単価数千円から、個性的なオーダーメイドジュエリーを作って欲しい客単価数十万円まで幅が広すぎて、的を絞り切れていません。

せっかくオーダーメイドジュエリーのお客様が初来店しても、1,000円~2,000円のルースやガラスパーツが並んでいるのを目にすれば、あまり質・レベルの高いお店という印象は受けにくいと思います。

陳列を欲張りすぎて、あれもこれもと広げ過ぎると、お店のブランドイメージが確立できませんし、SEO的にも特徴が見えにくく検索ヒットしにくいサイトになってしまいます。

営業・経営戦略的にも3人の限られた労力の中で月間で客単価が2,000~3,000円の注文が300件きても60~90万円ですが、恐らく受注対応~梱包出荷の労力的にはいっぱいいっぱいになります。

でも客単価が2~3万円なら、10分の1の労力で同等の売上になりますし、逆に300件こなせば600~900万円の売り上げになりますよね。

低単価多売の戦略は物流機能、業務処理機能が十分なIT投資で効率化された規模の大きな会社には良いですが、労力や投資が十分にはできないスモールショップにはあまりオススメできない戦略です。

適切単価・利益×適量販売がスモールショップのとるべき戦略です。

また、企業としてのベル宝飾さんの【強み】はやはり大ベテランのクラフトマンである社長の長年培われてきた技術力・経験と知識だと思います。

それをベースに据えた上で、ルースやパーツを選んでのオーダーメイドやセミオーダー とか、お客様所有のアクセのリフォームやアレンジ・カスタマイズなど、素材の単価+技術への費用 という収益モデルで客単価を数万円~のレベルに上げていくのがベル宝飾+Bellmaxの儲けの勝ちパターンではないでしょうか。

それでもどうしてもルースの単品売りもしたい! ということであれば、ショップを分けて徹底的に自販機化するとか、ヤフオクやAmazon、メルカリなどで業務を効率化した上で薄利多売価格競争するようなこともできるとは思いますが、十分な利益が出るかどうかはなかなか難しいと思います。

新しく導入されたジュエリーCADはポテンシャルは大きいと思いますが、家を建てる例に例えるなら、素晴らしい電動工具よりもその前に設計デザインと大工の腕があってこそ。

まずはいろいろなオーダーのお客様事例をたくさん手掛けて掲載していったり、最初は採算度外視でもいろいろなCADデザイン→現物事例を製作していく必要があると思います。

お客様の手書きイラストやデザイン画からCADデザイン起こししてあげることなどもできれば、創作意欲の高いお客様を取り込める可能性もあると思います。

ゼロからお客様にアイデアやリクエストを期待してもなかなかこないものですが、A案、B案、C案、こんなことができるんですよ! と事例を多く見せれば、お客様も「それならこんなこともできるのでは?」「では、こんなこともできますか?」と発想を広げて潜在的な要望を引き出すことができるかもしれません。

クラフトマンの技術 と CAD によるデザイン案、レンダリングイメージ(出来上がりイメージのビジュアル化)こそ今の ベル宝飾Bellmaxさんの最高の【強み】ではないでしょうか。

その前提で
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【具体的なダメ出し】気付いた点をピックアップしてみます。

Instagram での 修理例紹介
「祖父の形見のブレスレットを溶かしてネックレスを製作します!」
https://www.instagram.com/p/Ck0NVN7g6NQ/

「祖父の形見のリングを溶かしてバングルを製作します!」
https://www.instagram.com/p/Ckkq88UAdVo/

ブレスからリング、リングからブレス どちらもほぼ同じような動画ですが、Beforeのブレスやリングの画像もAfterの姿もなく、単に途中の溶解シーンだけでは…

「へぇ、ふーん。そうなんだー、それで? その後はどうなったの?」程度の感想は持っても、「わぁ! すごーい! 感動! ベルさん素晴らしい!」といったレベルで印象に残したり、「ぜひ機会があればベルさんでお願いしてみよう!」といった動機付けにはなっていません。

せっかく動画撮影をするなら、目的・意図を持って意味のあるものにしましょう。Instagramだけでなく、ショップの事例集にも掲載したり、他のSNSでも発信していきましょう。

また音声ナレーションや顔出しでの説明までは苦手でも、せめてテロップを入れて、この動画のどこをどんな風に注目して見て欲しいのかの説明を入れるようにしましょう。

何もテロップやキャプションもなくダラダラと見せてしまうと、壁の汚れとか机のキズとか、周りが汚いなぁとか、どうでも良いような関係ないことに注意が向いてしまったりと、無駄なことになりかねません。

「バーナーの炎の温度は何℃くらいあるのか?」「途中で加えた白い粉は何なのか?」「溶かしたあとどうするのか?」など素人さんが気になるであろうことをちゃんと説明してこその解説動画です。

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【リフォーム例】オパール リング→ペンダント
https://www.bellmax.jp/product/910

リングから石を外していきなり完成画像となっていますし、「ペンダントにリフォームしました」しか説明がないのですが…

「外した石を掃除したり磨き直したりしないのか?」
「リングの土台の部分をペンダントに作り直したのか?」
「溶かしたり、切ったり削ったりしたのか?」
「それとも新たな土台に付けただけなのか?」

その工程・過程の 創意工夫や匠の職人技などの説明があってこそ。せっかくの技術をアピールできていないのはもったいない!

また、最も気になる「これ大体 おいくらくらいでできるの?」がありません。どこまでやるかで価格が変わるなら、せめて【松】【竹】【梅】のような概算だけでも目安価格を掲載してあると、本気のお客様が問い合わせしてきやすくなると思います。

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【オーダー例】K18イルカペンダント制作
https://www.bellmax.jp/product/908

背びれの部分に穴が開いていてチェーンを通すのかが現物を見てないユーザーにとっては写真だけでは立体感がわらずイメージしにくいです。できれば数秒の動画でも良いので「動き」の中で立体感や輝き、大きさなどを見せて欲しいと思います。

ペンダントとしての完成画像&装着画像も、大きさを示す意味でも欲しいところです。金の重量、価格目安なども掲載したいですね。
また、例えばブラックオパールの部分を この石に変えたらいくらくらいで、あの石ならいくらくらいになるなどのアレンジの目安があれば、費用面も想像しやすくなり、一事例から提案ページにレベルアップできます。

職人技術を見せる+リフォーム提案営業トーク にしていくことができれば、事例ページからの引き合いを増やしていけると思います。

素人には解説や提案がなければ「ふーん」「へぇー」止まりで、これが数千円でできるのか、数万円、数十万円なのかさえ不明ですし、石を変えたら、18Kを24Kにしたら、14K にしたら、他の素材にしたらなどのアイデアも湧いてきません。一歩二歩踏み込んだ説明や提案が求められます。

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※ワケあり※ スターサファイア 1.68ct 9月誕生石
https://www.bellmax.jp/product/968

twitter に この商品を手に載せて動かした動画がありました。宝石全般に言えることですが、こうした角度を変える数秒の動画があるだけで輝き、煌めき、光沢感、立体感が一瞬で伝わります。

せっかく撮影されたなら、twitterだけでなく肝心の商品ページにもぜひ掲載するようにしましょう。

このページだけではなくすべての商品に同様の「動き」のある動画を掲載することをオススメします!

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最後に…

お電話でのインタビュー時に、意外なことに男性の市販の重厚なアクセサリーをベースにアレンジ(石を入れたり、刻印を入れたりなど)するオーダーが多いとお聞きしました。

こうした特定の客層の類似のニーズがある場合は、専用コーナーを設けて事例紹介をたくさん載せて、それをInstagramやtwitterで発信していけば、同様のニーズを持つ新規客を掴まえやすくなると思われます。

こうした「想定ターゲット客層ごと」の専用コーナーは一考の価値ありだと思います。

今回のご相談事項の「ページの作り方」といったテクニック的な部分より、まずは自社の強みを生かし、ターゲット客層を具体的にイメージした上で、何をどう売っていくか? という基本戦略をきちんと整理した上で進んでいかれることをオススメします。

あれこれ思い付きで場当たり的に情報掲載・SNS発信するのではなく、限られた労力・時間・資金・技術を基本戦略に沿って優先順位をつけて具体化していきましょう。

宝飾のプロショップとして実力・レベルは高いお店です。競争力もポテンシャルも高いお店だと思います! 頑張ってください!

今後の新戦略のアイデア出し、人材・組織体制作り、新企画、広報・宣伝・集客、SNSの活用 など悩まれた際には、ぜひお気軽にご相談ください。

以上、「ダメ出し!道場」でした!

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皆さん、まだまだコロナ禍から抜け切れず、円安、資源高、エネルギーコスト高などで大変な時期ですが、変革のチャンスでもあります。マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品、新サービスを開発して乗り越えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破などアイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください! きっとヒントを見つけられます!
↓↓↓↓↓

EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 11,000円(税込) ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
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宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
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(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
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以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



ダメ出し道場登場ショップ募集中
申し込みはこちら

さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回は、2022年のデザイン道場を振り返ります。
下記の一覧ページに全デザイン道場へのリンクがございます。
No302~が2022年のデザイン道場です。
どんなサイトでも活用できますので、年末年始に是非ご覧になってください。

本年もありがとうございました。

https://www.ocnk.net/ocnk_ma/design301-350.html

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

商品画像の用意

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「商品画像の用意」について説明させて頂きます。

■画像の撮り方は売れ行きに直結する

ECサイトは通常の店舗と違い、お客さんが実際に商品を手に取り、検討してもらう事ができません。

基本的に商品の情報としては文章と画像で、実際に手に取った質感や重量感、その他雰囲気は感じてもらうことができないため、できる限り正確かつ魅力的に感じられる商品紹介を準備すべきです。

どういう商品なのか文章により詳細を伝えることはもちろん大切ですが、やはり視覚的にどういった商品かを伝えるということはとても重要なので、画像はできるだけ良いものを準備したいところでしょう。

商品画像は、ECサイトにおいてその商品の売れ行きに大きく影響すると言っても過言ではありません。

写真の用意は、どういった商品を取り扱っているかにもよりますが、基本的には「利用シーン」「商品の詳細な写真」といった種類があります。

利用シーンはいわゆるイメージ写真で、例えば雑貨を例にあげると実際に棚に飾っている雰囲気を撮るみたいなイメージです。

対して商品の詳細な写真というのは、表面や裏面、上から見た写真や実際に稼働させている写真など、イメージ写真より商品そのものを理解してもらうための情報として用意するものです。

これらの写真について、どちらかしかないというのはお客さんに対して良い情報を伝えられなくなってしまいます。

イメージ写真だけでは、気になる商品の裏面など具体的なところがわからず不安になってしまいますし、対してイメージ写真がないと具体的な利用イメージがわかなかったりします。

商品の詳細な写真はそこまで難しいこともなく、初心者でもある程度画像をまとめやすい種類といえるでしょう。

イメージ写真は例えば背景や人物、その他インテリアなどもあった方が良く魅せられるため、技術やセンスといったところが求められる部分もあります。

ただ、どういった利用者がどの場面で、どういう場所で使うのかという具体的なイメージを持つことができているのであれば、ある程度形になる写真を撮ることができます。

■商品をきれいに撮るコツ

商品をきれいに撮影するポイントはいくつかありますが、まずは演出的なところを考えてみましょう。

例えばインテリア系として、置物の写真を撮るとします。

部屋の中に実際に置いている風な写真を撮るとして、太陽光なのか自然光なのかというところで雰囲気は変わりますし、周りにある小物、そして背景といった部分でも印象は変わります。

詳細画像であれば、背景は白でシンプルに見やすく仕上げるのが良かったりしますが、イメージ画像だとそうもいきません。

暗めの背景で商品そのものの光沢感を引き出してあげたり、小物を添えて実際の利用感やサイズ感を演出してあげたりするのも良いです。

撮影にあたって準備は決して簡単ではありませんし、技術を磨くのも大変なので、場合によってはプロのカメラマンに依頼するというのも一つの方法でしょう。

当然、プロに依頼する場合にはそれなりに予算に余裕がなければいけませんが、これから自分で商品の写真撮影をどうしていくのか参考にさせてもらうという意味では、何度かプロにお願いしてみるのも勉強になるかと思います。

自分で写真を撮影できる方が、例えば写真の取り方を変えた時に売り上げにどう影響しているのか検証しやすかったりしますし、売れ行きの悪い商品の写真を取り直す場合にもプロにお願いするより自分で取り直す方がコストはかからないことでしょう。

きれいな写真を撮ると考えると、どこかハードルが高い印象を受けるかもしれませんが、重要なポイントさえ抑えておけば、初心者でも案外それらしい写真を撮れたりしますし、そこからコツを掴んで良い写真を撮っていけたりすることもあります。

ECサイトの売り上げを伸ばすためにも、まずは基本的なところから意識して商品画像を撮影してみてはいかがでしょう。

★POINT
・イメージ写真と商品詳細写真で取り方が違う
・小物や背景、光の種類などこだわって撮影してみよう

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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編集後記

AIが生成するイラストや小説が「なかなかのものだ」と話題です。イラストはともかく、AI小説は作家がアイデアに詰まった時のヒントになりそうです。そのうちAIコンサルタントなども登場してくるのでしょう。
(おちゃのこ山崎)

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