『教養』はなぜ必要なのでしょうか号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

史上最速での横綱昇進のニュースが新聞のスポーツ欄を賑わしています。

一方で、高騰する米の価格を抑えるために、交代したばかりの農林水産大臣が新規の備蓄米放出手法を打ち出し、これもまたニュースになっています。

このように私たちは日々新しい情報を目にするわけですが、それをどのように受け止めるかで次の自分の行動が決まってきます。脊髄反射的に動くか、ネット上の意見に引きずられて意思を決めるか、はたまた自分の信じる道に従うか。

世の中には次々と新しい価値が登場し、それに対応しながら私たちは生きているわけですが、そこに必要な自分への肥料――「教養」の補充を忘れがちになっています。教養は自分の心の潤滑剤であり、他者と円滑な関係を保つための触媒なのです。

したがって、これからのAI時代をいかにして人間らしく、心豊かに生きぬくことができるかは、適切な教養の補充にかかっていると言えます。

というわけで、今回は豊富なイラストでわかりやすい教養の入門書を紹介します。

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世界でいちばんやさしい 教養の教科書 [自然科学の教養]

児玉克順・著/Gakken・刊

1,725円(キンドル版・税込)/1,760円(紙版・税込)

じつは本書には姉妹版があります。『世界でいちばんやさしい教養の教科書[人文・社会の教養]』です。同じイラストレーターによる豊富なイラストでわかりやすく作られている点はまったく同等で、要するに「理系版」と「文系版」に分かれているわけです。

どちらを先に読み始めてもいいと思いますが、たぶん気に入ったら両方を揃えてしまうのではないでしょうか。そのくらい、人生に必要な教養を簡単に学べる内容となっています。

出版社のGakkenは、かつて「学習研究社」、通称「学研」と称していた会社です。書店を通さない直接販売ルートを自社で持ち、「学研のおばちゃん」が「科学」と「学習」という教材付きの雑誌を家庭訪問で販売していました。

といって書店での販売をしていないわけではなく、「中学コース」「高校コース」といった学年誌は書店売りでしたし、単行本や雑誌も書店ルートでたくさん出していました。

学研が直販ルートを持った理由は、戦後の創業期に学年誌を出そうとして、競合する大手出版社からの妨害を受けたためです。そのため創業者の古岡秀人は「出版は神田でなくてもできることを証明する」と言って東京都大田区を本拠地にして講談社などの音羽グループや小学館などの一ツ橋グループに対抗しました。

一時期は「池上グループ」と呼ばれたりして、「出版界の眠れる獅子」と潜在力を評価されていましたが、訪問販売が時代に合わなくなるに従って、通販主体のライバルに市場を侵食されていきました。

今ではかつての拠点をすべて整理して山手線の五反田駅近くに拠点を移し、学研ホールディングスという持株会社の元に事業を展開しています。出版事業の他、学習塾などの教育産業や介護福祉事業を手がけ、グループ全体で2,000億円近い売上げがあります。

このように、かつては教育出版社としての性格を持っていた出版社であったため、本書のような参考書的な教養書はこの会社の一番の得意分野と言えます。

さて、本書ですが、著者の児玉克順氏は1972年生まれの予備校講師です。28年間の現代文講師を経て、学校内予備校講師と高校非常勤講師として研鑽を積み重ねています。もともと文系人間でしたが、本書の執筆のために3年以上かけて自然科学系の本を読みあさり、今の時代における哲学リテラシーと科学リテラシーの必要性を思い知ったとのことです。

タッグを組んでいるイラストレーターのfancomi氏は1980年生まれで、絵本作家でもあるそうです。本書に大量のイラストを掲載し、文章だけではわかりにくい内容を親しみやすく理解しやすいようにしてくれています。その雰囲気は、表紙画像だけでも充分に伝わってきます。

なぜ現代人に本書が必要なのかという点について、著者は「はじめに」で次のように語っています。

***
新しい社会は今の、そしてこれからの科学技術をもとにつくられますが、今の科学技術は私たちの生活感覚で理解しづらいものも少なくありません。しかし私たちはすでに、理解できていないまま、科学技術の産物を使いこなす日々を送っています。これはある意味、科学技術に対してあまりに無防備といえます。私たちは、ある程度科学技術に関する「知の武装」が必要ではないでしょうか。
***

***
本書は、自然科学分野の教養を時系列にそって「ストーリー形式」で説明した「教養の教科書」です。たくさんのイラストや図解、キーワード解説を駆使し、「分かりやすさ」と「正しさ」の間で平衡(バランス)をとることを常に意識しながら解説しました。本書を読むことで、自然科学の原理や法則や発見を、時代の流れにそった「縦のかかわり」を通して分かりやすく学ぶことができます。そして、科学技術の理解に少しでも近づくための「知の土台」が得られます。
***

そして著者は「本書から得られる効果」として、次の点を挙げています。
・先人たちの「知」と「理系的思考の枠組み」が得られる
・科学技術や自然現象のからくりをある程度「理解」できるようになる
・自然科学の「理解」をもとに、新たな「アイデア」が生み出せるようになる
・本書より難しめな本の理解の手助けができる
・自然科学の各分野の理解に必要な他分野の背景知識が手に入る
・自然科学関連の新聞やニュースの理解をもっと深めることができる

そして、著者は「はじめに」のまとめでこのように語っています。
***
本書は、一度読んで面白く、二度読んで考えさせられ、三度読んで新たな発見を得る、そういう「深さ」を持っています。ぜひ何度も読み返してみてください。また、本書を読んだことをきっかけに、きっと様々な本をもっともっと読みたくなるでしょう。読書でつまずいてしまった――そんなときには、ふたたび本書に手をのばし、ページを開いてみてください。本書の「深さ」に気付くはずです。「教科書」とは本来みな、そういうものなのです。
***

著者の本書に対するなみなみならぬ自信が伝わってきます。それでは、本書の内容を目次から見ていきましょう。

・はじめに
・学習の流れ
・Chapter 1 科学史
教養を豊かにする
1-1 科学の始まり
1-2 近代科学の始まり
1-3 現代科学の道へ
重要用語と重要人物を掘り下げる

・Chapter 2 物理学
教養を豊かにする
2-1 「力」とは何か
2-2 「熱」とは何か
2-3 「電磁気」とは何か
重要用語と重要人物を掘り下げる

・Chapter 3 相対性理論
教養を豊かにする
3-1 「光」とは
3-2 「相対性理論」とは
重要用語と重要人物を掘り下げる

・Chapter 4 量子論
教養を豊かにする
4-1 「量子」とは
4-2 「素粒子」とは
重要用語と重要人物を掘り下げる

・Chapter 5 宇宙
教養を豊かにする
5-1 天体研究の歴史
5-2 宇宙誕生の謎
5-3 宇宙の新たな謎
重要用語と重要人物を掘り下げる

・Chapter 6 数学
教養を豊かにする
6-1 古代からの数学の世界
6-2 中世からの数学の世界
6-3 近現代の数学の世界
重要用語と重要人物を掘り下げる

・Chapter 7 化学
教養を豊かにする
7-1 万物の根源は何か
7-2 現代化学に続く道
7-3 現代化学の理論
重要用語と重要人物を掘り下げる

・Chapter 8 地球史
教養を豊かにする
8-1 地球誕生の歴史
8-2 生命誕生の歴史
8-3 生物の進化
8-4 人類の進化
重要用語と重要人物を掘り下げる

・もっと教養を深めたい人のためのブックガイド
・索引
・参考文献リスト

第1章は「科学史」です。科学の歴史を最初に持ってきた理由は、本書全体の流れをここでつかんでもらうためです。章の副題は「科学という名の物語」。

本書のすべての章に共通しているのは「教養を豊かにする」と「重要用語と重要人物を掘り下げる」というページです。前者はその章で登場する主なキーワードを並べ、どんな内容が書かれているかを概観することができます。この章で登場する主なキーワードは次の通りです。

主体
対象
反証可能性
アラビア数学
地動説
オッカムの剃刀
科学革命
論理
証明
万有引力
パラダイムシフト
ノーベル賞
STS
シンギュラリティ
AI

「1-1 科学の始まり」は古代ギリシアの科学から始まります。最初に出てくるのは「科学の定義」です。著者は仮に「対象を自らと切り離して観察・研究・考察すること」「反証の可能性を受け入れ、常に疑いを持つこと」を科学の定義としています。これが科学だとすれば、その起源は古代ギリシア時代になるというのが著者の説明です。

古代ギリシアの哲人たちは、対象の客観的な観察と研究により、世界は見えない「秩序(コスモス)」によって成り立っていると考えました。当時は信仰と呪術が中心でしたから、これは画期的な世界認識でした。

そして古代ギリシアは交易が盛んだったために、様々な情報が簡単に手に入り、エジプトから入ってきたパピルスが計算と考察に貢献しました。

次に科学を推し進めたのはイスラム世界でした。イスラムの指導者階級は古代ギリシアの文献をアラビア語に翻訳し、「知恵の館」にギリシアやインドなど世界中の知識を集めました。

十字軍の遠征によりアラビア科学を手に入れたヨーロッパ世界は、アラビア語の文献をラテン語に翻訳し、キリスト教世界の中でそれらを発展させました。しかし、あくまでも教会の中での発展だったため、神学の枠を超えることはできませんでした。

その後、地動説のコペルニクス、ガリレイが登場し、デカルトとニュートンの登場で科学革命が完結します。これにより、地上も天上も同じ世界であり、世界は力学的法則で成り立っているという力学的世界観が科学の基礎になりました。

そして活版印刷の発明で研究の情報量が飛躍的に増え、教会から離れた大学や学会が研究の場となりました。ここから科学が細分化され、革新的な発見が続いていきます。

第1章の「重要用語と重要人物を掘り下げる」には、次の内容が掲載されています。
1-1 科学の始まり
【キーワード】主体、対象、反証可能性、客観、秩序(コスモス)、パピルス、アラビア数学、十字軍、羊皮紙
【キーパーソン】プラトン、アリストテレス

1-2 近代科学の始まり
【キーワード】天動説、地動説、ルネサンス、オッカムの剃刀、スコラ学、科学革命、論理、証明、機械論、帰納法、万有引力、普遍、パラダイムシフト、力学的自然観、錬金術、地質学、古生物学、産業革命、国民国家、自由主義、資本主義
【キーパーソン】コペルニクス、ガリレイ、デカルト、ベーコン、ニュートン、ラボアジエ

1-3 現代科学の道へ
【キーワード】ノーベル賞、技術、STS、シンギュラリティ、AI

続いて第2章の「物理学」に入ります。ここでは力学法則、熱力学、電磁気学の順に解説が進みますが、いよいよ本格的な「科学」の解説書らしくなっていきます。本文の紹介は長くなるので省略し、キーワードとキーパーソンのみ掲載しておきます。

2-1 「力」とは何か
【キーワード】力、ケプラーの法則、万有引力の法則、ニュートン力学、引力、重力、質量、重さ、速度、加速度、慣性の法則、運動方程式、ニュートン(単位)、作用反作用の法則
【キーパーソン】ニュートン、ガリレイ、ケプラー、オイラー、ラグランジュ

2-2 「熱」とは何か
【キーワード】蒸気機関、カロリック説、仕事、エネルギー、エネルギー保存の法則、ジュール(単位)、カロリー(単位)、熱力学、エントロピー、熱、温度、絶対零度
【キーパーソン】ジュール、クラウジウス

2-3 「電磁気」とは何か
【キーワード】電気、磁気、極、電荷、電池、右ねじの法則、電磁誘導、近接作用、電場・磁場、場、光子、電磁波、周波数、電子
【キーパーソン】クーロン、ボルタ、アンペール、オーム、ファラデー、マクスウェル、ヘルツ

次の第3章「相対性理論」あたりから、文系の人たちは脱落していく傾向がありそうです。著者は予備校講師らしく「落ちこぼれ」を出さないために難しい数式や難解な理論を避け、あくまでもイメージとして解説していきます。

なぜ相対性理論が文系の人にとってむずかしいかといえば、「時間と空間の常識がこわれてしまう」からです。最初の「光は波か粒子か」は第1のハードルですが、著者はていねいにニュートンの粒子説、ホイヘンスの波動説を紹介し、19世紀までのさまざまな研究で「光の正体は波である」という学説の流れを読者に説明しています。

興味深いのは、今は間違いとしてあまり語られることのない「エーテル」という概念もきっちりと押さえていることです。初期の波動説では波が伝わる媒質としてエーテルが存在しなければならないと考えられていました。それを否定したのは19世紀後半のマクスウェルによる「光は電磁波のひとつである」という考え方でした。

そして今日の周波数に応じた電磁波の分類につながっていきます。放射線治療に使われるガンマ線、レントゲン撮影のエックス線、日焼けサロンの紫外線、目に見える可視光線、リモコンの赤外線、携帯電話の電波というように、日常生活で身近な例がつけられているので、電磁波の把握がしやすくなっています。

そして次にアインシュタインが登場し、科学界の謎であった「光電効果」を光量子仮説によって説明します。そこから相対性理論に話がつながっていきます。著者はこの難解な理論をていねいな図解で解説しています。

***
光は「あるときには波であり、あるときには粒子である」というものではない。「波であると同時に粒子である」という、「物質」(粒子)と「状態」(波)が重なり合っているという常識上あり得ない存在である。ただ光は質量が存在しないために、粒子とはいっても物質とはいいがたく、そういうものだと納得はしやすかった。しかしやがて、質量のある物質でありながらも、光のように粒子と波の重なり合った存在が発見されていく。
***

以下、「量子」「宇宙」「数学」「化学」「地球史」と解説が進んでいきます。一気に読み通すにはなかなかしんどい内容なので、暇なときに少しずつ読み進めたり、パラパラと流し読みして気になったところに注目するような読み方がいいでしょう。しっかり学ぶためには、AIに質問しながら読み進めるといった読書法がおすすめです。

ちなみに、姉妹版の[人文・社会の教養]の内容は、以下の通りです。
Chapter 1 歴史
Chapter 2 哲学
Chapter 3 言語
Chapter 4 心理
Chapter 5 文化
Chapter 6 経済
Chapter 7 社会
Chapter 8 日本
Chapter 9 芸術

最後に、ChatGPTに聞いた「なぜ教養は必要なのか」の回答を抜粋して紹介しておきます。
1.世界を理解する力になる
2.多様な他者と関わる基盤になる
3.思考の自由と判断力を育む
4.人生を豊かにする
5.自己と社会の橋を架ける
補足:実用性との関係について 現代では「教養は役に立たない」「専門性があれば十分」と言われることもありますが、それは短期的な実利を重視した見方です。教養の価値は、長期的な視野・人間としての厚み・社会全体の健全性に関わっています。


 

EC仙人のダメ出し!道場
EC仙人
太田哲生

少しずつ暖かさから暑さを感じる日が増えてきて、ちょっと動くと汗ばむような季節になって参りました。
庭の真っ赤なバラの花も満開を過ぎ、花弁が散り始めて地面に赤い模様が出現しています。

マルハナ蜂が花粉を集めにバラの花の中でブンブンと羽音を響かせ、踊りまくっています(^^;)。 虫の苦手な方には怖いかも知れませんが、人を襲うことはない蜂なので、私には羽音も心地よいです。
↓↓↓↓↓
https://bit.ly/3HtbtGB

ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

さて、今回は最近、ご質問やご相談が多い「AI」について。
進化著しく、ネットやSNSでも目にしない日はないAIですが、いろいろあるみたいだけどどれが良いの? 実際にどうなの? 使えるの? どう使うと良いの? タダ(無料)で使えるの? などなど。

新しい商品やサービスが普及してくると、専門家や技術者ではない一般ユーザーも大勢興味を持って調べたり使い始めるけど、基本的スキルやITの素養、センスがある人なら黙っていてもいつの間にか使いこなせるようになるのですが、ITリテラシーがそれほど高くない一般ユーザーにはちょっと触ってみてもあまりよく分からず、かと言って専門家のセミナーなどを受講するまでの興味はない。
もうちょっと一般化して普及するまで待とう(放っておこう)というのが多数派だと思います。(^^;)

パソコンだって携帯電話だってスマホだって、本格的な普及までには10年近くかかっています。
つまり、専門家に専門知識を聞かなければ使えないようなうちは、まだまだ普及期とは言えないのです。

じゃぁ、AIもまだまだ一般に普及するまでは時間がかかる? いえいえ、AIはちょっと今までの新商品や新技術とは違うのです。

どこが?

だって、分からなければ、そのAIに直接聞けば良いのですから!
(^^;)

それと、パソコンも、ケータイも、スマホもお金を出して買わなければタダでは使えませんでしたが、スマホやパソコンを持ってさえいれば、AIはタダでもそこそこ使えるのです。(もちろん有料のAIを使えばより高度なことや多くのことができます)

では、今回は、個人レベルのオンラインショップの店長さんやスタッフさんでも十分にタダ(無償)で使えそうなAIについていくつか例を挙げて説明していこうと思います。

ただ、AI絶賛! 使わない奴はダメ! なんて記事ではなくて、ホントの所はどうなん? 気を付けないとアカンところは? などなど、仙人太田の本音レベルでのAI活用について、できるだけ分かりやすく、簡単に説明していこうと思います。

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【まずは、小学生でもわかる「AIって何?」】

AIとは「人工知能」のことで、英語の「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」を短くした言葉です。

簡単に言うと、人間みたいに考えたり、学んだり、判断したりできるコンピューターのプログラムのことです。

たとえば:
おしゃべりできるロボット
わからないことを教えてくれるアプリ
写真を見て「これは犬だ」「これは猫だ」と判断するスマホアプリ
外国語と日本語を瞬時に翻訳してくれる
質問すれば詳しく説明したり答えてくれる
言葉から、写真やイラスト、動画まで作って(生成して)くれる
音楽を作ってくれる

このように、知識やスキルを持った人間のように、いろいろなことをお手伝いしてくれる頭のいい考える能力を持ったコンピュータプログラムがAIです。

AIは自動的にどんどん学習・勉強して、「これはこうかな?」と考えたり、「前にこうだったから、今回はこうしよう」など、自分で少しずつ上手に賢くなっていくプログラムです。

スマートフォンの音声アシスタント(OK Google や Hey Siri)や、YouTubeがおすすめ動画を選んでくれるのにも、AIの技術が使われています。

最近ではAIで生成された画像や動画がネット上のSNSやニュースサイトなど至る所で投稿や広告として掲載されていますね。

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はい、以上が簡単ですが「AIとは?」の説明でした。

実はこの文章は、8割方はAIに書いてもらったもので、それを元に私が修正、加筆しました。

具体的には Google Gemini、ChatGPT 、Claude という3つの対話型AIに
「AIとは? 小学生でもわかるように説明してください」
と質問し、それぞれの回答を見て、返答をチョイスし、より分かりやすく編集・加筆したものです。

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【どのAIを使えば良い?】
現代はAIのサービスやアプリは毎日のように新しいものや新しいバージョンが発表され、昨日の最新が明日には古くなっているというような時代です。一概に「これさえ使えば良い!」とはとても言えず、あくまで私の好みと、長年IT技術を使ってきたユーザーとしての見解ですが…

2025年5月現在では、下記6つのサービスあたりを並行して使いながら良いとこ取りしていくのが良いかなぁと感じています。(無料、無償で使えるAIサービスの中からのチョイス)

1)ChatGPT (有名なOpenAI社の大規模言語モデル(LLM))
 https://chatgpt.com

2)Gemini(Google のマルチモーダルAI→画像、音声、動画などの多様なデータを理解し、処理することができる)
 https://gemini.google.com

3)Claude (自然で安全な対話を追求。長文処理や、複雑な文脈の理解が得意なAI)
 https://claude.ai

4)Copilot(中身はChatGPTのOpenAIと提携だが、Bing検索との連携や画像生成などの拡張機能が魅力)
 https://copilot.microsoft.com/

5)Perplexity(AIチャット型検索エンジン、リアルタイムでWeb情報を参照しながらAIが回答を生成します。最新情報を情報源を示しながら回答)
 https://www.perplexity.ai

6)Microsoft BingのImage Creator
(イラスト、画像生成を簡単な言葉で2~4つ生成してくれる)
 https://www.bing.com/images/create

対話しながらブレストするならChatGPT、URLや画像を見てもらいながらまとめやヒントを得たいならGemini、論文やブログなどの要約や説明文作成ならClaudeやChatGPT、イラストの生成ならMSのImageCreator、ChatGPTなどが得意そうです。

私はこれらを並行して試し、良いものをチョイスする使い方をしています。

この中でちょっと毛色の違うのが最新の情報や情報ソース探しに使える Perplexity 。精度の高い情報が分かりやすくまとまった形式で得られます。

もう一つは Image Creater。画像生成専門のツールなのでかなり高精細な画像も生成してくれます。私のオンラインショップでのオススメの利用法は、イメージカット用のイラストやキャラクターを描いてもらうこと。

例えば指示文は「美味しそうにおむすびを頬張る5歳くらいの少年と少女。イラスト風で可愛い感じに描いてください」「マンガ風で楽しい感じに描いてください」

の違いで生成されたイラストは
https://x.com/damedashidojo/status/1927855963647672466
https://x.com/damedashidojo/status/1927856945287024681

といった感じ。

Microsoft Image Creatorでの生成画像は 商用利用できるようなので、お店の中での説明やイメージカットに使えます。

高精細な写真のような画像も生成できますが、実際の商品と間違えられたり、実在の人物と誤認されたり、まだどことなく表情が不気味や不自然であったりなどの問題点も考えられますので、実際にはイラストや挿絵のような使い方をオススメします。

今まで外注デザイナーや絵の描けるスタッフにお願いして、時間をかけて描いてもらっていたイラストや挿絵が数分で何案も出来上がる!

イラストを使えばお客様の直感的な理解度も上がりイメージもUP!

Gemini、ChatGPTや他のAIでも画像生成は可能です。いずれも百聞は一見に如かず。ご自身のパソコンでアクセスしたり、スマホアプリをダウンロードして使ってみてください。

ただし、商用利用に関しては規制やルールがある場合もありますので、それぞれの利用規約などをよく確認のうえ、自己責任にてご利用ください。

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【どんな風に使えば良い? プロンプト=質問の仕方】

上で挙げたように、対話型のAIには的確で良い回答を得るために、質問や指示(プロンプトといいます)のコツのようなものがあります。
私があれこれ使ってきて、実際に体験して得たプロンプトのコツをいくつか紹介させていただきます。

1. 具体的に質問する 前提条件や・希望を書くと、より適切な回答が得られます
×悪い例:
「旅行について教えて」
「経済動向について教えて」
「ホラー小説を書いて」
↓↓↓↓↓
○良い例:
「予算10万円以内で、7月に東京から2泊3日で行ける国内旅行先を教えてください。自然が楽しめる場所が希望です」
「2025年の日本の主要な経済動向について教えてください」
「短いホラー小説のあらすじを書いてください。主人公は女性で、森の中で迷子になる設定で、途中でクマと出会ったり、追いかけられたり、魔法の泉の水を飲んで魔法を使える力が身に付いたり…」

2. 目的を伝える 何のために使うのかを伝えると、より的確な回答になります
×悪い例:
「プレゼン資料のアイデア」
「今日の天気は?」

○良い例:
「来週の商品会議で使うプレゼン資料の構成アイデアが10個以上欲しいです。商品Aの魅力を伝えることが目的です」
「今日の大阪市の天気予報を教えてください。外出するので、傘が必要かどうかも知りたい」

3. ターゲットや形式や制限を伝える 長さ、対象などの指定があると、より的確な回答になる
×悪い例:
「この文章を直して」

○良い例:
「この得意先の部長宛てのメール文をビジネス敬語で、200文字以内でまとめてください」

4. 曖昧な単語は避ける 面白い、すごい、いい感じなどは避ける
×悪い例:
「面白いアイデアを考えて」

○良い例:
「中学生向けの科学クラブ活動で使える、簡単で安全な実験のアイデアを3つください」

5. 一度に質問を詰め込みすぎない 順序の指示をすれば、より的確に
×悪い例:
「SNS投稿記事のネタと構成とSEOのアドバイスもお願い」

○良い例:
「SNS投稿記事のネタをまず3案ください。次に構成、最後にSEOのアドバイスをお願いします」

6. 「どうすればいいか?」という相談する形で聞く
×悪い例:
「文章がうまく書けない」

○良い例:
「読者に伝わる文章を書くためのコツや練習方法を教えてください」

7. 例や文脈を与える 対象を明記すると正確な応答になります
×悪い例:
「これ、言い換えて」

○良い例:
「この『新たな価値を創出する』という表現を、日常的な言葉に言い換えてください」

8. 必要に応じて文字数や出力形式を具体的に指定する
×悪い例:
「要約してください」

○良い例:
「この文章を200文字以内で要約してください。箇条書きで2~3点に分けてください」

9. 役割や立場の設定、前提条件を指示する
○良い例:
「あなたはベテランの旅行プランナーです。私の次の旅行についてアドバイスをください。旅行先は…、日程は…」
「あなたは小学5年生に理科を教える先生です。地球温暖化について分かりやすく説明してください」

10.誰向けの回答なのかを分かりやすく指示する
○良い例:
「〇〇について小学生でもわかるように説明してください」
「〇〇について初心者でもわかるように専門用語は解説付きで例を挙げて説明してください」

11.段階的思考をするように指示する
×悪い例:
「この数学問題の答えは?」

○良い例:
「以下の数学問題を解いてください。解法の手順を段階的に説明し、各ステップの理由、解説もしてください」

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【超重要! ハルシネーションに気をつけよう】

AI業界では以前から「ハルシネーションに気をつけろ!」とよく言われています。

「ハルシネーション」? なんじゃそりゃ?
聞いたこともない単語ですよね。

ハルシネーション(hallucination)とは、幻覚、幻影などを意味する英単語ですが、AIにおけるハルシネーションとは、AIが現実には存在しない、または誤った情報を生成してしまう現象のことです。

まるでAIが「幻覚」を見ているかのように誤った情報を出力するという意味でこう呼ばれます。

私は過去の「ダメ出し!道場」でも、以前から「AIは平気でウソをつく」ことを注意、警告してきましたが、これを専門的にはハルシネーションと言うのです。

これをユーザー目線で見ると、「AIが平気で堂々とウソをつく」「間違った情報を断言している」ように見えるので、素直な人は信じこまされてしまうのです。

AIにはもちろんウソをつこうという意思や悪意はないのですが、まるで真実であるかのように誤った情報を幻覚のように生み出して断言回答してしまうのです。

これらを本人たち(ChatGPTやGemini、Claude)に直接聞いてみると…
↓↓↓↓↓
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AIのハルシネーションは、AIが事実に基づかない情報を自信を持って生成してしまう現象です。以下に3つの典型的な例を示します。

例1: 事実の捏造・誤情報の生成
例えば、「2019年にスタンフォード大学のジョン・スミス教授が発表した研究によると…」のように、実在しない研究者や論文を引用したり、架空の歴史的出来事を事実として述べたりします。これは特に、AIが知識の空白を埋めようとする際に発生しやすい現象です。

例2:実際にはない科学的な用語を紹介する
質問:「光の波としての性質についての法則を教えて」
AIの回答:「"フレミングの光波則"という法則があり、光の波長を説明するのに使われます」
→ 問題点:
「フレミングの光波則」などという法則は存在しません。AIがありそうな名前を自動的に合成して作ってしまった例です。

例3:人物の経歴を事実と異なる形で説明する
質問:「夏目漱石はどんな大学で教えていたの?」
AIの回答:「夏目漱石は京都大学で英文学を教えていました。」
→ 問題点:
実際には、夏目漱石は東京帝国大学(現在の東京大学)などで教えていました。京都大学で教えたという記録はありません。AIが知識の断片を誤ってつなげてしまった結果です。

これらのハルシネーションは、AIが学習データのパターンから「それらしい」回答を生成する性質に起因しており、特に専門的な内容や最新情報について質問された際に発生しやすくなります。
------------------------------

…とのこと。

ぶっちゃけ「ハルシネーション」なんて言葉は覚えなくても構いません。AIはもっともらしく平気でウソを答える ということを覚えておいてください。そしてそれを防ぐコツは…

→分からないこと、知らないことははっきり「わからない」と答えてください

という指示を入れておいたり、

→その情報の根拠や情報源を示してください

と裏取り確認先を明示させる コツもありますが、単なる事実を検索するのであれば、Perplexity を使ったり、シンプルに検索を使うことをオススメします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【本人? たちも認める「間違ったことを断言する」という性質】

ここで各AIに直接、「あなたは間違えた答えを断言することがありますか?」という質問をしてみたところ、なんとその回答は…

→Claude
はい、残念ながらあります。私は間違った情報でも、自信を持って断言してしまうことがあります。これは私の大きな問題点の一つです。

よくある例:
「○○は1985年に設立されました」と断言したが、実際は1987年だった
「この計算の答えは42です」と自信満々に言ったが、実際は38だった
「この法律では○○が義務付けられています」と断定したが、実際は推奨レベルだった

なぜこれが起こるのか:
部分的に正しい記憶と推測を混同してしまう
不確実性を適切に表現できていない
「わからない」と言うより何か答えを提供しようとしてしまう
対策として: 重要な情報については、私が断言していても他の信頼できる情報源で確認してください
「本当に確実ですか?」と再確認してください
専門的な内容は該当分野の専門家にも確認してください
私の回答に対して健全な懐疑心を持っていただくことは、とても大切です。間違いを見つけたら教えてください。そうすることで、より正確な情報を提供できるようになります。

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→ChatGPT
はい、断言する形で間違った答えを返してしまう可能性はあります。これは意図的ではなく、仕組みや限界によるものです。

なぜ断言するような形で間違えることがあるのか?

1. **出力スタイルの特性**

* 私はわかりやすく、はっきりした文章を生成するよう設計されています。そのため、不確かな内容でも断定的な言い回しになることがあります(例:「~です」や「~に違いありません」など)。

2. **学習元の偏りや誤情報**
* 私は大量のテキストから学習していますが、その中には古い情報や誤情報が含まれていることもあり、結果として誤った内容を堂々と述べてしまうことがあります。

3. **文脈の誤解**
* 質問の意図を正しく読み取れなかったとき、間違った前提のまま断定的に回答してしまうケースがあります。

4. **情報の更新が限られている**
* 私の知識は特定の時点(2024年6月)で止まっているため、最新情報については自信があるように言っていても、実際には古い情報**であることがあります。(無料版ChatGPTの場合)

## 対策・工夫できること
* 「~と言われていますが正確ですか?」のように確認する形で質問すると、補足や注意点を付けて答えることが多くなります。
* 「根拠も添えて教えてください」や「出典はありますか?」と尋ねることで、情報の確かさをチェックできます。
* 必要に応じて「正確さ重視で、断言を避けてください」と指定することも有効です。

誤解を招かないよう、なるべく注意深くお答えしますが、「参考情報のひとつ」としてご利用いただけると安心です。必要なら事実確認のサポートもしますので、遠慮なくご指摘ください。

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→Gemini

はい、私は間違えた答えを断言してしまう可能性があります。私は学習したデータに基づいて回答を生成しており、そのデータが古かったり、不正確だったり、あるいは特定の文脈に偏っていたりする場合があります。また、複雑な推論や微妙なニュアンスを理解しきれずに、誤った結論を導き出してしまうことも考えられます。

人間のように「これは自信がない」といった判断を明確に伝えることが難しい場合があるため、誤った情報をあたかも事実であるかのように提示してしまうことがあるのです。

もし私の回答に疑問を感じたり、おかしいと感じたりした場合は、遠慮なくご指摘ください。私をより良くしていくためにも、皆さんのフィードバックがとても重要になります。

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上記のように、いずれのAIも間違いを断言してしまうという悪癖があると認めています。(分かってるなら早く直せよ!)

ですので、くれぐれも事実確認は入念に行いましょう。

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【ネット仙人 太田からまとめの考察、AIとの上手な付き合い方】

対話型AIは例えるなら…
「頭の回転はめちゃくちゃ速いけど、かなり慌て者でそそっかしく、ネット情報をすぐ鵜呑みにしたり、妄想(創作)を入れ込んだりしがちな、使えるけど危なっかしい子」
といったキャラのアシスタントちゃん。

そんなイメージで適材適所、うまく活用していきましょう。まぁ、時給0円で、どんな真夜中に思いついて呼び出しても、パワハラしても文句も言わずに即働いてくるいい子ですので、それ以上の過度の期待はしないように!(^^;)

でも正しく導いて指示してあげればきっと良い働きをしてくれます!

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【おまけ その1 音楽生成 AI】

SUNO AI Music (言葉の指示で自動作詞、自動作曲するAI)
https://suno.com/

無料プランでも毎日数曲程度なら作れます。MP3形式でダウンロード。無料プランは商用利用は禁止。

聞いたことのない曲を自分のイメージでなんとなく作曲して楽しむ楽しい音楽生成AIです。作詞もしてくれるので、なかなか面白いですよ!

私は歌詞がないインストルメンタルの曲を生成して、読書時のBGMに流したりしています。(知ってる曲だとつい音楽に意識が行きますが、知らない曲なので気が散りません)

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【おまけ その2 オススメの使い方 Youtube 動画の要約】

忙しい中、探したいYoutube動画を全部見ていくのは難しいので、動画の要約ができれば見つけやすいかな? と。

Gemini に「Youtube動画の内容を要約できますか?」と質問しておいて、「できます」と答えさせたら、動画のURLをコピペすれば、タイムインデックスを入れながら要約を箇条書きにしてくれます。

あとは次々と動画のURLをコピペしていけば、それぞれの動画の要約をしてくれるので、それを見てその動画を視聴するか飛ばすかが判断できます。要約のおかげで見つけたい内容の動画とその部分を見つけやすくなります。

DIYや HowTo 系の動画を良く見て、何かのやり方を探す方などにはオススメの使い方です。

ChatGPTもYoutubeの要約はできますが、要約内容がイマイチ薄いです。

GeminiはYoutubeと同じGoogleのサービス同士なので、親和性が良いのかと思います。

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【あとがき】

おまけの作曲AIや画像生成AIなども含めて言えることですが、これらの無料で使えるAIの利用、活用は現段階では「まぁ、おおざっぱになら使えるレベル」と言えるでしょう。

消極的に言うならば、「精度高く作成したり修正したりはできない」「そのまま使えるレベルにはまだ至ってない」というのが現状だと私は感じています。

あえて積極的に言うならば、「たたき台」なら十分に作れるレベルになってきたかな、という感じ。あくまで仕上げは自分でキチンと確認しながら手を入れていくならば、かなり手助け、戦力にはなるようになってきたと言えます。

それぞれのAIサービスの有償プランをサブスク購入して、思う存分、細かな指示や修正を繰り返し、精度を高めたりしていけば、そのままお店やビジネスに使えるものが得られるのかも知れませんが、それはそれなりにコストと試行錯誤の繰り返しをする時間と労力がかかります。

それでもゼロから自分で作ったり、外注の業者などに高いコストをかけて発注するよりは、AIサービスにお金をかけてチャレンジしてみたい! という店長さんは、ぜひやってみてください。

私の現時点でのオススメ結論としては、2025年5月現在のAI活用については、まだ良さげな無料版AIを組み合わせて手助けしてもらいながら「たたき台」を作り、それに自分の知恵を加えて使えるところを使っていくツール、というのが「落としどころ」ではないでしょうか。

それでも、今までよりははるかに早く安く簡単に、得たいアウトプットが得られるようになってきたと言えます。

ただし、AIならではのウソ=「幻覚」(ハルシネーション)にだけは十分に気をつけてくださいませ!

でも、1年後にはまた格段の進化を遂げていることでしょう! 少しずつ、できるところから、使えることからAI活用になじんでいってみてください。きっとどんどんと専門知識がなくても使える度合いが増していくことと思われます。(じゃなきゃAIの意味がない!)



ダメ出し道場登場ショップ募集中
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さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、ログインページやカート内ログインページ、メールマガジン登録/解除ページ、メール認証ページなどのメールアドレス登録関連のページ横幅を狭くする方法ご紹介します。
新しく追加しているテンプレートではこの横幅を採用しています。






スタイルシートを編集する

デザイン管理→スタイルシートの編集から下記の指定をコピーして貼り付けてください。

横幅が適用されるページ

ログインページ
https://cafe-responsive.ocnk.net/member-login/member

カート内ログインページ
※商品をカートに入れる必要があります。
https://cafe-responsive.ocnk.net/cart/customer

メールマガジン登録/解除ページ
https://cafe-responsive.ocnk.net/mail

メール認証ページ
※登録フォームでメール認証を利用の場合
https://cafe-responsive.ocnk.net/mail-auth


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.mailmagazinestop_page_body #inner_contents
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#shoppingcart_page_step1 .visitor:not(:has(#cart_step)) .page_title h2 {
margin-bottom: 20px;
}

.login_page_body #inner_contents #signin_form,
.mail_auth_page_body #inner_contents #mail_auth_form,
#shoppingcart_page_step1 .visitor:not(:has(#cart_step)) .shoppingcart_contents #signin_form,
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padding: 0px 5px;
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width: 100%;
max-width: none;
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@media screen and (min-width: 840px) {
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margin-bottom: 0px;
}
}

 

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

編集後記

前回は私の最初の勤務先である平凡社の本を取り上げましたが、今回は2番目の勤務先である学研の本を取り上げました。ちなみに3番目の勤務先は倒産して今は存在しません。
(おちゃのこ山崎)

■おちゃのこネットのご利用方法については、よくあるご質問も参照ください。(https://www.ocnk.net/faq/
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