「ウィーブという言葉、ご存じですか?号」 |
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「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。
あれほど「暑い、暑い」と言っていた日々が嘘のように、あっという間に秋。彼岸花も咲き誇り、エアコンなしで過ごせるようになりました。もう熱中症の心配もありませんね。
先日、事務所のある町の町長と、隣町の町長と相次いでお話をする機会がありました。お二人とも人口減少や高齢化、若者の流出といった日本の地方が直面している課題を重要視しておられました。
一人の町長からは「町のSWOT分析」を依頼されました。もう一人からはAIを使った町の活性化プランを頼まれています。そうやって小さな町から活力を取り戻していかないと、日本復活の道は開けないと思います。
まもなく自民党の総裁選挙が行われ、この国の舵取り役が決まります。誰になるのか予断を許しませんが、誰になっても茨の道であることは間違いないでしょう。国民の一人として、注目していきたいと思います。
そんな日本復活の道ですが、意外なところからアイデアがやってきました。「日本大好きな外国人に救ってもらう」というものです。ウィーブというのは日本大好きなオタク的な外国人のことらしいですが、今回のオススメ参考書ではそんな本を取り上げます。
おちゃのこ最新ニュース
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今週のトピックス
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お知らせ 「商品一覧」画面のリニューアルに伴い「準備中商品一覧」画面を廃止します
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平素よりおちゃのこネットをご利用いただきありがとうございます。 9月29日(月)に「商品管理」>「商品一覧」画面のリニューアルを予定しております。 これに伴い、「準備中商品一覧」画面を廃止いたします。 【リニューアル後の主な変更点】 リニューアル後は、「商品一覧」画面にて以下3つのステータスをタブ切り替えでご確認いただけます。 陳列中商品:ショップに表示中の商品(稼働商品) 準備中商品:公開準備中で、ショップには表示されない商品 非表示商品:削除せず、将来的に再利用できる商品 ※「準備中商品一覧」画面で「非表示になっている商品」は、リニューアル後は「非表示商品」としてご利用いただけます。 また、「準備中商品」から「陳列中商品」に切り替えた際の並び順が、カテゴリの先頭ではなく末尾に追加される仕様に変更となります。 【変更の背景】 これまで「準備中商品一覧」画面が独立していたことで、以下の課題がございました。 ・「非表示商品」を「準備中商品」として運用されているケースが多い ・「準備中商品」で登録したまま気づかれず、お問い合わせをいただくケースがある 「準備中商品」は、管理者のみがショップの商品詳細画面を確認できたり、「商品一括登録・変更」画面にてCSV操作ができるといった利点がございます。 今回のリニューアルでは、3つのステータスをひとつの画面にまとめ、より分かりやすく管理していただけるよう改善いたします。
【あわせて行う機能改善】
今後も、より快適にご利用いただける管理画面の提供に努めてまいります。リニューアルにあわせて以下の機能追加・改善も予定しております。 ・URLを知っている方だけが閲覧できる「シークレット商品」設定 ・「陳列期間設定」を改良し、期間外の商品表示を可能にする「期間限定販売」設定 何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 |
オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

![]() 現在、上記ショップと海外向けサイト( https://www.cxm-cbym.com/ )の2サイトを運営しております。 ![]() デザインや写真のクオリティも高く、メーカーブランドサイトとしては洗練されていてイメージはとても良いとは思いますが、直販ショップ(売り場)としては買う側の目線での痒いところに手の届く気が利いた見せ方、売り場、お店にはなっていません。 「あーこれいいなー、良さそうだなー、でも買うとなると…」 で決めきれない、といった印象です。 まずは、比較対象物がほとんど写ってないので、商品の大きさや容量がイメージできません。 また使用シーン、事例もまったくなく、バッグの内側や中を写した写真もほとんどないので、実際に使うシーンがイメージできません。 また生地や色、形状のバリエーションも豊富なので、ファッションとの相性、コーディネート提案などもして、お客様の「気付き」を促したいところです。 メーカーとしての商品一覧カタログにはなっていても、使用提案、コーディネート提案をする売り場にはなっていない、そんな第一印象です。もったいない! ![]() オーナー店主で商品デザイナーでもある澁谷美予さんにいつものようにお電話でインタビューさせていただきました。 澁谷さんは自らもボルダリングを楽しむクライマーで、始めた当初、市販のチョークバッグが地味で可愛くなく、もっといい物が欲しいなーとあれこれ探しても見つからなかったそうで、もどかしく思ったそうです。 もともとファッションの専門学校で学び、フランス・パリにも留学経験を持ち、その後日本のアパレル企業で12年ほどアクセサリーや小物など服飾雑貨のデザイナーさんとしてのスキルと経験を持つ澁谷さん。探しても見つからないなら、「えーい、自分で作っちゃえ!」とオリジナルのチョークバッグを自作して使っていると、クライミング仲間から「それいい!」「可愛い!」「私も欲しい!」「作って~!」との反響が! これはニーズがある? 商売になるかも? と一念発起し起業。 その後2021年の東京2020オリンピックで「スポーツクライミング」が正式種目として採用されたのを契機に、ニーズ、市場も拡大。 「ジェンダーや国境を超えた、型にとらわれないボーダレスなブランドを目指しています」 「裁断、ペイントや染色、縫製、仕上げまで100%ハンドメイドで製作」 「ただ見た目がカッコいいものや使いやすいものをデザイン、制作をするのではなく、物作りをする上で大切にしていることがあります。 「ただ新しいものを作るということだけではなく、いかにして廃棄するものを減らせるか」 「できる限り無駄をなくすことのできる受注生産での製作」 「小さなビジネスですが、小さなビジネスだからこそできることがある」 「シンプルを追求したデザインは、機能としての意味もありますが、型紙の数を減らすことにより、生地を裁断する時の捨てる部分を減らすことにも繋がります」 「見た目、機能、そして環境に配慮するため無駄をなくすこと」 「これらのバランスが取れたデザインを追求していくことが今日のデザイナーの使命」 「ほつれや破損などが起きた場合は、可能な限りお修理に対応致します。ご購入から何年経過していても大丈夫」 ------------------------------ ![]() 上にも書きましたが、CXMのバッグ類はそのデザイン性や競技アイテムとしての機能性のあるバッグというだけでなく、まずはそのコンセプトや理念、作り手のメッセージが重要な商品だと思います。 この21世紀の大量生産で物が溢れ、それに伴って廃棄物や無駄なエネルギー消費、環境汚染など、物品製造の恩恵だけでなく弊害も意識していかねばならない時代。 澁谷さん & CXM のそういう思いこそ、まずはドーンと知っていただいて、それに共感できるお客様に買っていただきたい! という点を最優先でトップページに明示するべきだと思います。 単に、製品としての「バッグ類」というのであれば、大量生産、大量在庫で注文すればもっと安く、早く手に入るバッグ類は世の中にゴマンとあります。 それでも、少し高くて、オーダーメイドで注文の手間がかかり、手元に届くのにも日数がかかる CXM で買いたい! と思えるお客様に響き、刺さることで、ファン&リピーターになっていただける確率も高まり、買っていただいた商品も長く大切にしていただけ、その持つメッセージが再び拡散して次のお客様に繋がり広がっていくと思います。(それを狙わなければいけない) ですが、現状はトップページをパッと見ただけではそのコンセプトも理念もメッセージも伝わらず、単に「カスタムメイドのチョークバッグとその他バッグの小売店」にしか見えません。ブランド、メーカー直営店ということさえなかなか感じられません。 まずはトップページの看板画像からわかるように下記のようなメッセージを明記されてはいかがでしょうか? 案1) ジェンダーや国境に縛られないボーダレスなデザインを提案します。100%ハンドメイドで生み出されるアイテムは、シンプルながらも機能・デザイン性と環境配慮を両立。廃棄物を減らし無駄を出さない受注生産の作り手の想いが詰まった未来志向のブランドです。 -------------- 環境配慮で廃棄物を出す大量生産はせず、無駄なく丁寧に実用性とファッション性を両立させた個性的なバッグを一点一点カスタムオーダーでハンドメイドする Made in JAPAN のブランドです。 私たちの理念・コンセプト・アイテムに共感いただけるお客様のライフスタイルは、きっと世界の未来を変えていくメッセージになると信じています! ------------------------------ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ バッグ=物を収納するアイテム なので、何がどのくらいどんな風に入るのか? を一瞬で伝えることが大事です。 文字通りクライミング用のチョークを入れるだけなら、まあ今のままでも事足りるかも知れませんが。 それであっても、実際に使うシーン、手の出し入れや粉の付けやすさ、腰への装着性、クライミング時の安定性、置いて使う際は周りを汚しにくい、洗いやすさや乾きやすさなど、機能性や形状、デザイン性も気になるところです また、せっかくのCXMのデザイン性の良さは、クライミング用途以外での普段使いへの提案もぜひぜひ見せたいところ。 クライマーさん以外の一般客は、その大きさや質感(固さ、柔らかさ、ハリ、自立性)などもまったくわからないと思われますので… まずはサムネイル一覧画像の段階で大きさがわかるような見せ方(人の手やスマホなど誰もが大きさがわかるような比較物を写す)や、多くの人が入れるであろうもの(スマホ、小銭入れ、モバイルバッテリー、イヤホン、コスメ、手帳、ペン、カード類、名刺入れ、大き目バッグならペットボトルや折り畳み傘なども)を入れてある写真や動画も用意していきましょう。 使っているシーンをちゃんとイメージさせることで、単に「物が欲しい」→「こんな風に私も使いたい!」に昇格します。 また、バッグ類は一人がいくつか持っていても良い物ですので、服装に合わせてコーディネート、着替え(取り換え)やクライミングをしている友人や家族へのプレゼントにも最適であることのアピールをすれば、購入見込み客も広がります。 腰に身に付け、大きく動いても中身が落ちない、手を出し入れしやすいなどの特徴を生かした提案は、ゴルフやトレッキング、自転車やジョギングなどの他のスポーツ、アウトドアシーンにも合うと思いますので、提案次第で客層はまだまだ広がると思います。 装着のしやすさ、取り外しのしやすさなども動画が欲しいところですね。 まずはサイズ。 次に選べる部分(生地やコードなど)の名称が、バッグのどの部分のことを言っているのか素人には分かりにくいです。 写真なりイラストなりに矢印付きで、ここが(1)Edge、ここが(2)Code、ここが(5)Nylon、ここが(6)Lining のように写真の上で番号をつけて明示しましょう。 また「備考欄」を設けてお客様が気になる点、不安な点、確認したい点など書けるようにしておいた方が相談もしやすく勘違いや思い込みによる後のトラブルを防げると思います。 またこの商品写真の3番目 お店にとっては当たり前の「部位」や「生地」や「色」の名称も、お客様にとっては初めて見聞きするものなので、とにかく写真やイラストなどに番号や矢印をつけて初見でも3秒でわかるような工夫をしていきましょう! 成約率の低さ は オーダーのしやすさ、わかりやすさの改善でお客様の面倒くささと不安や懸念をなくせば向上すると思われます。 ------------------------------ 階層が深いため見つけられにくいと思います。 ![]() ![]() お電話でお話を聞くまでは、何から何までお一人でされているとは思いませんでした。商品そのものの縫製やクオリティの高さもですが、写真の質や、サイトのデザイン性も高く、プロの手によるものだと思っていました。それほどクオリティの高いサイトですが… 逆に何でも自分で器用にレベル高くこなせるからこそ、なかなか外注やスタッフを雇って任せることができず、自分のキャパ限界=ビジネスの限界 となって「低め安定」してしまいがちになります。 早い段階から「これだけは譲れない自分にしかできないこと」と「数や量が増えれば人に任せられること」を仕分けしておいて、早めに任せられる人材の採用や育成、もしくは固定費ではなく変動費で依頼できる外部業者や外注スタッフを探して契約していきましょう。 例えば英語サイトは、英語のできる外注デザイナーに、とにかく日本語サイトに更新があったら、翻訳して同じように更新してもらう! と単純作業化すれば、手間や労力は減らせるのではないでしょうか。 「デザインと機能と品質の高い商品をゼロから生み出せる」 いかに、それを適量・適時・最適生産していける仕組みを作るか、苦手な接客・販売・梱包出荷・代金回収・経理などを外注化できないか? 卸売りに特化できないか? 縫製の中の単純作業部分など他の人でも教えればできることを洗い出し、できる手段を見つけることで、何より澁谷さんにしかできない商品開発に使える時間を増やすことが今後のビジネスの成長のための最優先の重要事項だと思います。 今後の経営戦略次第では大きく成長も、疲弊して頭打ち…もどちらもあり得ます。 今後、一人であれこれ悩んでしまった際には、またお気軽にご相談ください。 読者の皆様もあれこれ悩まれた際にはお気軽にご相談ください! 以上。「ダメ出し!道場」でした! ![]() さて… |
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このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。
皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。
今回のデザイン道場は、商品詳細ページ画像をスライドにしてる場合に表示される左右スライドの矢印アイコンを小さくする方法をご紹介します。
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デザイン管理→スタイルシートの編集から下記指定をコピーして貼り付けてください。
※貼り付け位置は、最下部にお願いします。
横幅840px以下(タブレット、スマートフォン)の場合は、左右アイコンは表示されませんので、横幅840px以上(※パソコン表示)で適用される指定となります。
widthとheightがアイコン全体の横幅、
background-sizeが>アイコン画像サイズで、横幅、縦幅の順に指定します。
@media screen and (min-width: 840px) {
.main_photo_slide .has_outside_controller .upper_slider_controller .swiper-button-prev,
.main_photo_slide .has_outside_controller .upper_slider_controller .swiper-button-next {
width: 15px;
height: 40px;
padding: 10px;
background-size: 12px 27px;
}
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なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。
編集後記
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