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AIを味方につけた人が笑う時代になりました号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

寒さが身に染みる日が多くなってきました。油断せずに防寒対策をして出かけないと、体調を崩してしまうかもしれません。十分に気をつけてくださいね。

先日、AIが小説を自動生成してくれるサービスがあるというので試してみました。結果は、ちょっとびっくり。最初の書き出しを人間が与えると、その続きを書いてくれるというものですが、「こんなこと、よく知ってるなあ」と感心させられました。

もちろん、「こいつ、文豪かよ」というような文章を生成するわけではないのですが、それでも人間の作家と組めば、原稿料を稼ぐことができそうなレベルでした。AIの進歩は、もう手の届くところまで来ているのですね。

すでにAIが自動生成する絵画、イラストレーションを巡っては、さまざまなニュースが飛び交っています。著作権問題も勃発しそうです。失業してしまう絵師さんも出てくるかもしれません。

今回のオススメ参考書では、翻訳の世界でAIを活用する本がありましたので、紹介します。

お知らせ Amazon Pay主催する 「はじめる&のばす ネットショップEXPO 2022」のご案内

3Dセキュア2.0への切り替えについて(クレジットカード決済)
sugar

Amazon Pay主催する
「はじめる&のばす ネットショップEXPO 2022」のご案内

Amazon Pay主催する「はじめる&のばす ネットショップEXPO 2022」のご案内です。
これからECを始めたい方から、ECを強化していきたい方、課題を解決したい方など必見の内容です。
おちゃのこネットご利用ショップからsugar様と弊社代表岡野が登壇いたします。

参加無料となっておりますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。

詳細なタイムスケジュール、お申し込みは下記ページをご覧ください、。
https://www.evt-entry.com/amazon_pay/

オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

自動翻訳大全
終わらない英語の仕事が5分で片づく超英語術

坂西優・山田優著 三才ブックス・刊

1,534円(キンドル版・税込)/1,870円(紙版・税込)

三才ブックスという出版社名に「おっ」と思った方は、たぶんオタクでしょう。「ラジオライフ」「ゲームラボ」の月刊誌に「ラジオ番組表」や多数のムックがありますが、どれもマニア向けの媒体です。

書籍でもいくつかの大ヒット作があり、なかでも絶景ブームの引き金になった『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』はアマゾン総合1位を獲得し、シリーズ累計で66万部を記録しています。

そのほか萌え本の嚆矢といわれる英単語参考書『もえたん』は40万部を販売してテレビアニメ化されています。最近では有害図書指定を巡って、鳥取県とバトルを繰り広げ、新聞紙上を賑わせていたりもします。

ところが本書は、そんな社風とは無縁のまったく真面目な実用書です。どんな本であるか、カバー袖のコピーを引用してみましょう。
***
「自動翻訳なんて使えない」
今日からその認識は変わります。
「使い方のコツ」を押さえれば、
自動翻訳はもうミスをしません。
長い文章や専門的な会話であっても、
日本語を英語に、英語を日本語に
一瞬で、そして正確に翻訳します。
終わらなかった英語の仕事が、
ラクに片づけられます。
本書では、
今すぐできて、誰にでも役立つ
「自動翻訳の使い方のコツ」の
すべてを紹介します。
***

ということで、「あとは書店かアマゾンでお買い求めください」と結べばいいようなものですが、それでは本稿の意味がありません。以下、本書が解説していることを順を追って見ていくことにしましょう。

まず2人の著者について触れておきます。坂西優氏はさまざまな自動翻訳サービスを開発・運営している八楽株式会社の代表取締役です。オンライン翻訳プラットフォームの「ヤラクゼン」は、高い操作性と品質、セキュリティが評価され、幅広い業種の1000社以上の企業に導入されています。

山田優氏は、関西大学外国語学部外国語教育学研究科教授。フォード・モーターの社内通訳者、産業翻訳者を経て株式会社翻訳ラボを設立し、現在は大学教員および翻訳研究者として翻訳通訳研究に従事しています。

では続いて、本書の目次を詳しく紹介しましょう。
・はじめに
・CHAPTER 1 人間を超えた「AI翻訳」の波に乗れ
・01 自動翻訳の進化が止まらない!
・Column 「単語ごと」の翻訳から「文章単位」での翻訳へ
・02 自動翻訳を仕事に使うとこんなにメリットが!
・Column 海外と仕事をしている人たちはすでにAI翻訳を活用している
・03 AI翻訳のクセを知るのがうまく使うための第一歩
・04 英語の質は自動翻訳する「前」と「後」で決まる!

・CHAPTER 2 秒速で「読む」
・01 英文は「区切る」だけで速く読める!
・02 文を区切るときは翻訳結果を「見比べながら」が基本
・03 長い英文をどこで区切る? まずは「コンマ」の後で改行!
・04 コンマがない長文は「5つの接続詞」で区切る
・05 短くした英文にもピリオドは必ずつける
・06 日本語訳がおかしいときに10秒でできる対処法
・Column 英文を「速く読む」のに役立つ辞書サイト
・07 英文のビジネスメールを読んでみよう!
・08 海外の英語ニュースを読んでみよう!
・09 英語のプレゼン資料を読んでみよう!
・Column 絶対に誤読できない文章は「翻訳支援ツール」で読む!
・「読む」ためのポイントまとめ

・CHAPTER 3 完璧に「書く」
・01 日本語の書き方次第で完璧な英文がつくれる!
・02 “英語にしやすい日本語”に書き換える「プリエディット」
・03 長い文章は区切って1文を短くシンプルに!
・04 「敬語は無視」して日常語でシンプルに書く
・05 主語は省略せず「誰が」をハッキリと書く
・06 それは誰のものなのか「誰の」を明確にする
・07 「いつ」の話をしているのか時間情報を補う
・08 「ご飯を食べる」では正しい英文にならない
・Column 日本語の「慣用句」はそのまま使うと誤訳する
・09 略語や略称は避けて「正式名称」を書く
・10 文末には句点をつけて「文の終わり」をハッキリと
・11 ひらがなよりも「漢字」漢数字よりも「アラビア数字」
・12 固有名詞や専門用語は英語で表記するのが確実!
・13 日本語の「特殊な記号」は使わない
・Column 日本語の「オノマトペ」はうまく英語に訳せない
・14 ミーティングの議事録を英語でまとめてみよう!
・15 日本語のプレゼン資料を英語に書き換えてみよう!
・16 英文のビジネスメールを書いてみよう!
・17 「ポストエディット」で英文を“100%”に仕上げる
・Column ここが違う! プロ翻訳者のポストエディット
・「書く」ためのポイントまとめ

・CHAPTER 4 あらゆる状況で「聞く」
・01 “今、話されている英語”は「音声翻訳」で聞ける
・02 聞く状況に応じて最適なアプリを選べ
・03 音声翻訳にもまずは「Google翻訳」
・04 英語ミーティングには翻訳履歴が残るアプリを!
・Column ヤラクスティック(β)でミーティングを同時翻訳する
・05 スピーチやプレゼンは「音声認識アプリ」で聞ける!
・Column 「Googleドキュメント」の音声入力でも聞き取れる
・06 訪日外国人との対話で活躍するアプリとデバイス
・Column 会話用アプリで翻訳精度が高いのはどれ?
・07 音声翻訳を成功させる5つのポイント
・08 外付けマイクの活用で翻訳精度はさらに上がる!
・Column ビジネス英語が聞ける! 音声翻訳アプリデータ集
・「聞く」ためのポイントまとめ

・CHAPTER 5 今すぐ「話す」
・01 「音声翻訳」で相手に伝わる英語をスラスラ話す!
・Column オンラインで音声翻訳しながら話せるツール
・02 プリエディットを駆使すると英語は「自力で」話せる
・Column 英語が苦手な人こそ「語順」で話しはじめよう
・03 いいたいことを英語に変える「3つの語順」
・04 「A=B」の語順で「AはBである」を表現する
・Column 日本語の「言い換え方」は1通りだけじゃない
・05 「A=B」で使える5個の“イコール動詞”
・06 自分の意見や思いを伝える「主+動+A=B」
・07 「主+動+A=B」に使える10個の動詞
・Column どんぴしゃな単語が出ないとき手持ちの単語で乗り切る方法
・08 単語を並べるだけで英語が話せる「主+動+A+B」
・09 「主+動+A+B」に使える14個の動詞
・10 実際に声に出して話すときは「抑揚」が一番大事!
・11 語順は「1つだけ」でもどんなことでも話せる
・Column 「主語+動詞+目的語」の直訳英語じゃダメなの?
・12 ビジネス電話も「語順」を使うとラクになる!
・13 いざ英語を話しはじめて困ったときの切り抜け方
・「話す」ためのポイントまとめ

・CHAPTER 6 自動翻訳を使いこなして英語力を上げる!
・01 自動翻訳を使いこなすほど英語力はアップする!
・02 「アウトプット不足」も自動翻訳で補える!
・03 「コツコツ勉強する」ことのハンディ
・04 「ラクをしたい」もポジティブなモチベーション
・05 AI翻訳の「限界」を知っておくことは重要
・06 英語を使いこなすために求められるスキルが変わる
・おわりに

簡単にまとめると、第1章は自動翻訳の紹介、第2章は英文を日本語文に翻訳して読む方法、第3章は日本文を英文に翻訳して書く方法、第4章は英語の音声を日本語として聞く方法、第5章は日本語を英語に翻訳して話す方法、第6章は自動翻訳についてのおまけです。

ちなみに、本書で紹介している自動翻訳ツールは、無料で使えるおなじみの「Google翻訳」で、この本のために新しいアプリやソフトを導入する必要はありません。

第1章では、進化を続ける自動翻訳の世界が紹介されています。誰もが一度は無料で使える自動翻訳を使ってみたことがあると思いますが、「使えない」とか「頼るのは危険」という感想を持った人も少なくないでしょう。

しかし、自動翻訳の誤訳がひどかったのは2016年ころまでの話だと著者は言います。なぜなら、2016年の秋に「Google翻訳」の制度が飛躍的に向上したからです。ニューラル機械翻訳(NMT)と呼ばれる新しい翻訳技術が導入されたのがこのタイミングでした。

ニューラル機械翻訳は、いわゆるAIのディープラーニング(深層学習)を活用した翻訳システムで、ヒトの脳の神経回路を模したニューラルネットワークを使って、膨大な対訳データを自律的に学習し、翻訳精度を向上させていく技術です。

つまり、2016年以降の自動翻訳は、AIが人間からの指示を待たずに自分自身で学習し、どんどん進化していくものになっているわけです。これにより翻訳の正確性は25%アップし、流暢性は70%、文章の統一性は20%向上しています。

しかも今の自動翻訳は高い精度のままで英語から日本語、日本語から英語への相互翻訳ができるようになっていますから、訳文が正確かどうかはただちにチェックすることができます。

このような自動翻訳をうまく使うことができると、英語の学習に時間とお金を費やす必要がなくなります。特に英語が好き、英語を自由に話したいということでなければ、もう英語学習のことは忘れてしまっていい時代になったといえます。

しかも私たちが英語を必要とする場合の多くはビジネス英語ですが、自動翻訳はビジネス英語との相性が抜群です。AI翻訳はシンプルでロジカルな文の翻訳が得意なので、マニュアルやビジネス英語の翻訳にうってつけなのです。

さらに著者が強調するのが、「自動翻訳を使いこなすと英語力が上がる」ということです。自動翻訳が訳し間違える余地のない文をつくる作業が、多言語の基礎能力を鍛えてくれるからです。自動翻訳で仕事の能率を高めながら英語力もアップするのであれば、まさに一石二鳥です。

ただし、自動翻訳の使い方にはコツがあります。まだ誰もが完璧な結果を得られるところまでは進化していないため、よりよい結果を得るためのスキルが存在します。本書はそれを網羅したガイドブックです。

最も重要な自動翻訳使いのコツは、翻訳にかける原文を機械が扱いやすくする「前編集」と出力された訳文の間違いを修正する「後編集」です。特に重要なのは日本語の文章を書き換える前編集で、本書にはそのテクニックがすべて掲載されています。

第2章では英文を翻訳して読むための方法が紹介されています。その最初のコツは、原文の英文を「短く区切る」ことです。

例文として次の文章が出ています。
We could offer you free delivery if you give us a lager order.
これを本書では次のように区切るように勧めています。
We could offer you free delivery
if you give us a larger order.

その結果、自動翻訳の訳文は次のように変わります。
あなたが私達により大きい順序を与えれば私達はあなたに無料配達を提供することができます。

私達はあなたに無料配達を提供できます
あなたが私達にもっと大きい注文をするなら。

区切ったことによって文章の趣旨が明確になり、誤訳らしい部分も解消されていることがわかります。

ただし、英文のどこでも適当に区切ってよいというわけではありません。どう区切るかは試行錯誤で日本語訳を見ながら進めていきます。このあたりは瞬時に無料で翻訳できるサービスならではです。

区切るためのルールとしては、「コンマの後で改行」「コンマがないときはbefore、after、when、if、butで改行」というものがあります。そして改行したらピリオドを必ずつけること。これでかなり正確な訳文が得られます。

うまく区切ったはずなのに訳文がおかしいときには、単語の意味が間違っているのかもしれません。Google翻訳では単語をダブルクリックすると辞書が開くので、単語に別の意味があるかどうかをチェックできます。

第3章では、自動翻訳で完璧な英文を書くための方法を伝授しています。そのために最も重要なのは、曖昧さのない日本語を書くこと。著者は次の3点を強調しています。
(1)文は短くシンプルに。敬語は使わない
(2)「誰が」「誰の」「いつ」などの省略は避けてハッキリと
(3)漢字、アラビア数字を使用し、数え方は「個」で統一

日本語の原文を短くするには、「文の述語が2つになるまで」と著者はアドバイスして次の例文を掲載しています。
顔認証の制度は年々向上しているとはいえ、認証システムは一時的な顔の変化にも左右されるため、日常的に認証を使用するのであれば、パスワードなどの予備の手段も用意しておく必要があります。

顔認証の制度は年々向上しています。しかし、認証システムは一時的な顔の変化にも左右されます。そのため、日常的に認証を使用するのであれば、パスワードなどの予備の手段も用意しておく必要があります。

この修正で、訳文は次のように変化しました。
Although the accuracy of face recognition has been improving year by year, the authentication system is also affected by temporary changes in the face. Must be kept.

The accuracy of face recognition is improving year by year. However, the authentication system is also subject to temporary facial changes. Therefore, if you use authentication on a daily basis, you should also have a backup method, such as a password.

以下、第4章の「聞く」では音声認識と自動翻訳を組み合わせ、さらに音声合成を経由して話された英語を日本語で聞き取る技術を紹介しています。一例として、Googleドキュメントの音声入力とGoogle翻訳の組み合わせが掲載されています。

第5章の「話す」では、まず日本語を英語の語順に並べ替えることからスタートします。それを第4章の手順で英語化すればいいわけです。そして最後の第6章で、自動翻訳を使いこなして英語力を上げる方法がレクチャーされます。

今すぐ英語を身近にすることができる本です。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

有限会社スタイル・イー

有限会社スタイル・イー
代表:太田哲生
http://www.style-e.com/

ぐっと気温も下がり秋めいてきました。食欲の秋ですねぇ!
(私の場合1年中が食欲の春夏秋冬ですが…(^^;))

寒くなると、お鍋が食べたくなりますねぇ~
皆さんはどんなお鍋がお好きですか?
魚介系の鍋、お肉系の鍋、水炊き系、醤油系寄せ鍋、みそ仕立て…
ちょっと洋風のコンソメや鶏ガラでトマト鍋とかカレー鍋…
豆乳や牛乳仕立て、チーズ等のこってり鍋などなど。

お鍋料理はお出汁・スープと具材、調味料との組み合わせ次第で、もう無限∞と言って良いほどあるのではないでしょうか~!?

私がいろいろな味付けのお鍋の中で必ずと言って良いほど入れる大好きな具材は、なんと言っても豚肉です!
どんな野菜や調味料とも合いますし、豚肉自体から出るイノシン酸や脂肪の甘味も格別ですね~。
鶏肉や魚介を入れるときでも豚肉は絶対欠かせません(^^;)

まぁお鍋以外でも豚肉料理は、豚カツ、生姜焼き、ステーキ、しゃぶしゃぶ、酢豚や八宝菜、野菜炒め、肉じゃが、豚汁、角煮、餃子にシューマイ、肉団子、肉まん、ポークチャップ、ピカタ、肉巻き串焼き、ポークカレーに豚バラ大根…

ハムやベーコン、チャーシューに加工されればサラダやチャーハン、オムレツ、オムライス、パスタ、ラーメン等々、いろいろな国のいろいろな料理に合いますね!

一見脂身が多く、高カロリーで太りやすそうに思われがちな豚肉ですが、脂の質の良い豚肉なら、牛の脂より低温で溶けるので体内に入ってからも比較的流れ出しやすく、体脂肪にもなりにくいとか。

またビタミンB群が豊富で疲労回復、糖質燃焼、代謝促進など、「元気の源!」と言うべき食材でもありますよね!

 

さてさて…
前回は鹿児島の豚を使った豚とろチャーシューがウリのラーメン屋さんでしたが、なんと偶然にも今回も豚繋がり!?
でも今度は日本列島をうーんと北上した、北海道は釧路市阿寒町の養豚場さんの産直ショップです。

養豚業を起業してまだ1年、ネットショップもオープンしてまだ1か月の新規ホヤホヤショップさんです!

では「ダメ出し!道場」スタートです!

ダメ出し!依頼ショップ
モリマサ商店

ショップ名 :
モリマサ商店

サイトURL:https://www.morimasa-store.com/

ショップの現状、お悩みの点など
北海道で放牧豚の養豚を営んでいます。
生産開始から一年、今年9月から販売を始めました。
悩みは売上が立たないことです。
知名度が低いのか、何か購入までの動線上に問題があるのか、売上が伸びません。
ご指導ダメ出しよろしくお願いします。

第一印象:北海道の自然の中での放牧養豚場のイメージは良し。だが…

トップページにアクセスすると、大きなスライドショーで流れる豚さんたちの画像。「自分たちが食べたいお肉を作る」「子供たちに見せたい牧場づくり」「地域との共生」などのコピーと「モリマサ放牧豚」「モリマサ商店について」など。

自らの紹介、メッセージが語られており、放牧での養豚へのこだわり、自然の草、地元野菜、道産穀物、昆布など餌のこだわり、阿寒の清らかな湧水。抗生物質など薬剤をできるだけ使わず、運動もたくさんさせて、良い環境でストレスなく元気に育つ豚たち。

まさに、愛情込めた養豚への熱い思いをしっかりと語られています。
その点では、とても良いサイトだと思います!

「健康的で良い豚が育つだろうなぁ~」というイメージは与えられているとは思うのですが、どうしても「食肉通販ショップ」として見るときには、大きく気になる点が…

それは「豚さんたちの顔写真」です。

個人客への産直 BtoCショップとして見た時に、豚さんたちの可愛い顔がアップで写る写真の数々は、どうしても可愛い愛玩動物的な感情移入をさせてしまい、特に子豚たちに対しては、「可愛い~」「ペットにしたい~」といった気持ちを抱く方も少なくないでしょうし、ひいては「え、こんな可愛い子たちを殺して食べるのかぁ…!?」といった罪悪感さえ感じさせてしまいかねません。

私は牛肉も豚肉も鶏肉も食べますし、食肉としては好物ですので、キレイごとを言うつもりはありませんが…

「食肉」ではなく「動物」「生き物」として顔写真を見せられると、どうしても「可愛いなぁ」と思いますし、ペットのように擬人化して感情移入してしまいそうになりますので、気持の中にかなり食品購入にとってはマイナスな感情(罪悪感、かわいそう、心苦しさ等)が生じてしまいます。

もし焼き肉店や焼き鳥店で、「この子をさばきました!」と牛さんや鶏さんの顔写真が飾ってあったら…ちょっと引いてしまいますよね(汗)

水族館に行くと大水槽の前で、「ウマそー、腹減ってきた~」などとブラックジョークを飛ばすオジサンをたまに見かけますが、元気に遊んでいる豚さんたちの顔を見て即、「美味しそう! 食いてー! 買いた~い!」と思う人はかなり少数派だと思います。

自然環境の中での放牧の様子を見せる写真は絶対に必要だと思いますが、できれば個々の豚さんの顔が見えない距離感、横や後ろからの遠景写真などにして、豚さんたちのカメラ目線のアップ写真は避けるようにしたほうが良いと思います。

InstagramなどSNSならば、即購入ではないので時々なら良いと思いますが、購入を促すショップでは避けるほうが良いでしょう。

豚肉販売のためには「旨そう」「美味しそう」「食べたい」と思わせる必要がありますので、「可愛い」と感情移入させてはダメなのです。

インタビューで浮き彫りになったこと

いつものように店主の盛政様にお電話にてインタビューさせていただきました!

盛政さんは実は元自衛官。それも30年弱もの長きにわたって第一線の部隊で勤務され、その間には阪神淡路や東日本大震災などの災害派遣を何度も経験され、極限の状況の中で肉体も精神も鍛錬され、また「食」の大切さも痛感されてきたそうです。

また、二人のお子さんが持病を持っていることをきっかけに、「病気を治したい」「少しでも痛みを和らげたい」「彼女たちを笑顔にしたい」と「身体にいい食材」に関心を持つようになり、また大自然の中に農場を作り「子供たちが帰れる場所を作りたい」と、約30年勤務した大好きな自衛隊を退職し、畜産での新規就農を決意されたそうです。

退職されてすぐに乳牛、豚、羊、肉牛などいろいろな畜産農場を回って研修、見学させてもらい、その中で出合った元北海道大学の教授で畜産農業の専門家の牧場で住み込みながら放牧養豚を学び、自らも放牧養豚をやろうと決断され、半年後には自らの農場と子豚を購入して養豚をスタートさせたそうです。

その行動力、意欲、短期間での決断力、実行力は素晴らしいと思います。とはいえ「商品」として売れるまで育てるには1年を要し、ようやく今年の9月にお肉の販売を開始されました。1年目は25頭の豚を育てられたそうです。

おちゃのこネットを拠点に、既にInstagram、Twitter、Facebook、YoutubeといったSNSに取り組んでおられます。おちゃのこショップ内のBlogも書かれています。

立ち上げには家族や友人やお仲間のご協力・お手伝いもあったようですが、現在の日々の運営はお一人だけでなさっておられるとのことで、養豚の実作業とネットショップの運営、SNSなどの更新となるとかなり手いっぱいで、なかなかやりたいこと、やるべきことをサクサクと…とはできていないようです。→今後の課題。

具体的なダメ出し

既に養豚業を学んで実践されている盛政さんにとってはもう当たり前の知識や常識も、お客様にはまだまだ当たり前ではありません。

盛政さんにとって修業中に「当たり前」になってきたことをふり返りながら、一つずつ要素ごとに整理して説明するコンテンツを整えていきましょう。

「部位の違い」
例えば ロースやバラくらいは知っていても、シンタマってどこの部位でどんな肉質なの? など、部位の場所ごとの固さ・柔らかさやどんな調理に向いているのか? 旨味や脂肪分の多い・少ないは他の部位と比べてどうなの? など、「豚」の専門店としての情報がありません。

「普通の養豚場とモリマサ放牧養豚との違い」
狭い豚舎でストレスフルな中、穀物飼料で量産される一般的な豚と自然放牧で運動量豊富で草や地場野菜など多品目の餌を食べてストレス少なく育つモリマサ農場の豚との違いを比較表、イラストや写真などで素人である一般消費者にもわかりやすく説明するコンテンツが欲しいです。

肉質(各種アミノ酸の比率)や脂質(飽和・不飽和脂肪酸の比率)など成分が違うのであれば、科学的分析エビデンスも掲載できればかなり説得力が加わると思います。
今後ブランド化していくなら、これは優先順位高だと思います。

「餌の違い」
豚も人間も「食べる物」で身体は作られます。
一般的な養豚場の量産飼料と、モリマサ農場での野草や木の実、木の根っこに地場野菜やカツオ節や昆布などと、何といっても良い「湧き水」で育つ豚の肉質は、その栄養価や成分の違いだけでなく、豚にとっても美味しい物をいろいろ食べることは毎日が楽しみで心地よく、ストレスの少ない状態のはずですよね。

人間の子供もストレスフルで運動不足で甘い物ばかり食べていれば、不健康でぶよぶよと脂肪太りして体形も体質も悪くなってしまいますし、運動して多品目の食材をバランスよく食べる子供は、健康的な体形だけでなく心・精神状態も良く、すくすくと成長すると思います。

どんな餌・素材をどんな比率で組合わせて食べさせているのかなどは企業秘密もあるでしょうが、できる範囲で写真を添えて見せることで、「そりゃこんな餌を食べてたら健康的に育つだろうな!」と想像させることに繋がります。

「成長のペースや脂肪:肉比率」
電話インタビューで一般的な養豚ではたくさん食べさせ、たった半年間で子豚を115kgまで大きくしたら出荷するところを、モリマサ農場では1年をかけて100kgから150kg位まで時間をかけて育成し、成熟した味わいのあるお肉に仕上げているそうですが、成長曲線・グラフや脂肪と肉の比率などもある程度わかりやすく紹介できたら、お客様にも違いがわかりやすいと思います。
同じ100kgでも 脂肪比率が高い、低いの差がありそうですよね!?

「病気や死亡率、健康度」
これもインタビュー時に教えていただいたのですが、一般的な集団豚舎での養豚場では、過剰なほどの消毒や無菌で抗生物質を使って育てるため、免疫力が弱く、出荷までの半年間で数%の比較的高い比率で病気にかかり、病気になった豚は治療もせずに処分されるそうです。(治療費は高コストになるため)

でも、モリマサ養豚場では、もし調子の悪そうな豚を見つければすぐに隔離し、ちゃんと獣医さんに診てもらって治療し、短期間の投薬などで元気に回復させているそうです。

そもそも自然環境で野草やいろいろな食材を食べ、運動し、土にまみれて育つ豚さんたちは、自然免疫が付くので免疫力が高く、病気になりにくいそうです。

魚でも養殖モノより天然モノのほうが丈夫で身や脂の質も良く、旨味が強いのと同様に、天然・野生に近い環境で育てられる放牧豚の肉質が良く、旨味も強いのは納得ですね。その辺りはもっと詳しく比較説明されるべきです。

近所のスーパーの豚肉よりずっと価格も高く、遠くて送料が高くても、それでもお取り寄せして食べてみたい! と心から思わせるだけの魅力がちゃんとあるのですから、しっかりと伝えて見て知っていただきたいですね!

 

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SNSなど情報発信について…
Instagram、Twitter、Facebook、YoutubeにおちゃのこショップのBlogもと、情報発信に一生懸命に取り組まれておられますが…
中身を拝見すると、とりあえずはまずやってみる! という域をまだ脱しておられず、フォロワー数、ユーザー数を増やして、それを実際の購入客にまで育てることができていないようです。

いずれも、写真・動画をほとんど無編集で短い言葉やハッシュタグを添えてただ掲載している投稿が多く、伝えたいこと、伝えるべきことが説明できていません。
見る人が勝手に何か感じてくれればよい! というドキュメンタリー番組ではないので、お店として意図を持って見た人たちがいずれは「購入客」となり得るような説明文なりメッセージを添えて投稿しましょう。

「いいね!」だけでなく、リツイートやシェアしたくなるような投稿をして拡散してもらわないと、新しいユーザーに知ってもらえません。

Instagram は拡散の機能はないので、できるだけ多くのハッシュタグとそれを補足するような説明文やメッセージを書き込んでおきましょう。(過去の投稿も編集できるので、見直し追加修正しましょう)

例えば…単にエサやりの写真や動画投稿だけでなく、
#エサに野草 #エサに道産野菜 #エサに道産昆布 #エサにカツオ節

一般的な飼料だけでなく多品目の北海道の自然の恵みをアウトドアでバランス良くたらふく食べて、運動してどろんこ遊びしてハッピー気分(^-^)でノーストレスですくすく育つ豚さんたちなのです!

#シェフ達に知って欲しい #こだわり料理人と繋がりたい #グルメな人にこそ知って欲しい #農場見学大歓迎 #業務用お問合せ大歓迎
↑↑↑↑↑ こんなコメントを添えるようにすればチャンスは増えると思います。

Youtube も投稿数はまだ少ないですが、ダラダラと冗長な動画ばかりなので、1分~3分程度の短い動画に編集し、テロップを入れたバージョンも作って、ちゃんと説明文とおちゃのこ店へのリンクは忘れずに入れましょう!

テロップは喋っている内容をなぞるだけでなく、無言の作業風景などは、何を何のためにしているのか? や、餌の配合等はそれぞれ何を混ぜているのか? とか1日何回やるのか? 1頭当たりどのくらいの量を与えているのか? などもテロップやアフレコで解説するとわかりやすいと思います。

Youtube のための動画と、おちゃのこ店掲載のための動画は分けて長さや編集・テロップなどのパターンを変えたほうが良いと思います。
おちゃのこ用は短く、テロップ、キャッチは大きくわかりやすく!

盛政さんがシャイで、カメラの前で話したりするのは苦手意識があるのかもしれませんが、店主・オーナーの人柄や考え方、取り組み方こそ産直サイトの魅力の一つでもあるので、その辺のセルフプロデュースや演出は工夫のしどころです。

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商品構成…現在は主要な部位ごとのカテゴリー分けで0.5Kg~1.7Kg程度のブロック肉単位での販売のみになっています。
相手が肉に詳しい料理人や食品店のバイヤーならそれだけでも良いかも知れませんが、個人客をターゲットにするなら複数部位を少量ずつ組み合わせたセット商品…
例)ロース、肩ロース、シンタマ、ウデ、バラ 各500g×5種(計2.5Kg)で1万円(送料込み)お買い得お試しセット! とか…

夫婦やカップル2名さま、家族4人さまなどお客様のディナー1回分を意識してセット組みするとイメージしやすいかと思います。

その他BBQ焼き肉パーティーセットなど量を増やして客単価を上げつつ、ややお値引きしたお買い得なセットも用意したいですね。

養豚~精肉~加工→商品化に関しては控え目で真摯な「生産者」の顔であっても、小売り通販に関してはきめ細かく痒いところまで手の届く「商売人」の顔にならなければなりません。

ただただ大きな塊をろくな説明もせず勝手に買ってけ! では、ただの「高い豚肉自販機」です。なかなか「買おう!」にはなりません。

「豚肉」という単なる「食品」を買うなら近所のスーパーで安く買えます。

わざわざ高い送料をかけてまで北海道阿寒からお取り寄せするだけの「価値」を説明し、その「高いけど素晴らしいお肉」を部位ごとにどう調理したらより美味しくいただけるのか? までアドバイスしてこそのプロではないでしょうか?

盛政さんにとっては当たり前の「部位や調理法」であっても、それこそがお客様にとっては高い価格に含まれる「知りたい価値」なのです。

また現状は部位も少なく、生肉だけの商品ラインアップですが、例えば道産の樹木のチップで燻製したスモークハムとか、そこまでの加工はできないなら、お客様が自分でできるように道産の樹木のチップと塩をセットにしたようなアウトドア・キャンプを意識した商品企画もありだと思います。

自衛隊経験があり、狩猟もされる正にアウトドアのエキスパートである盛政さんの企画した「アウトドアで美味しくいただくためのセット」は、【強み】を活かした商品企画になるのではないでしょうか?

エゾシカの狩猟~解体もされる盛政さん。安定した量を確保するのは難しいでしょうが、ジビエ(狩猟野生鳥獣の食肉)はブームでもありますので、不定期、時価であってもメニューに加えておくとモリマサ商店ブランドの価値・魅力になっていくと思います。

50点
総評

まずは今回は個人向けの小売店としてダメ出ししましたが、生産量の少なさ、人員・労力不足、小売り通販なら多売・多出荷が求められることを考えると、ターゲットは個人客よりむしろオーナーシェフの食材へのこだわりを持った小規模事業者への業務用卸売りのほうが向いているのではないかと思います。

北海道の田舎という地理的ハンディのせいで、どうしても運賃コストは高くつくので、個人の客単価(数千円~1万円)だと運賃比率も高くなります。逆に数百Kg、数トンのような大口業務客には、まだ生産量が対応できません。

なので、その間の1回の発注が数Kg~数十Kg程度、1回単価にして数万円程度の注文をくれそうな個人オーナーシェフのレストランをターゲットにすれば、マッチするお店は十分にありそうですし、仮に週に3Kg=1万5000円ずつ注文してくれるレストランが10件あれば、月に3kg(1万5000円)×10件×4週=120Kg(60万円)の販売になります。
現在の規模なら適正量ではないでしょうか。価格はやや高い気はしますが、業務用は相手によって意欲や取引量やリピート次第で値引きなど差をつけても良いと思います。

いずれにせよ、リピートしてくれる業務卸があれば経営も安定しやすくなると思いますし、モリマサさんのこだわりや手間ひまも十分に理解しての取引ならば、高単価でも買ってくれるお店はあるかと思います。まずは首都圏、大都市の比較的高級なレストランに的を絞って営業をかけてみるのも良いと思います。

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新商品企画アイデア…インタビュー時には聞けなかったのですが、掲載・販売されてない内臓や耳や顔、鼻、豚足、尾など一般のスーパー等では入手しにくい部位はどうしているのでしょうか?(内臓ホルモン類は食材のBtoBモールに出品販売しているそうですが)

たとえば塩茹で冷凍など料理に使いやすい下処理済の真空パック加工をした上での商品化ができないか?
大きな塊でスモーク・燻製品・生ハムなど長期保存できる加工はできないか?
自社だけでできない場合は近場・道内でコラボ・協力事業者はないか?

その他廃棄される? 皮や骨、ひづめなども「いのち1頭分丸ごといただく」という観点から皮→革になめしてとか、骨→豚骨スープ用の骨としての販売(個人へも飲食店へも)とか、加熱殺菌した上で犬や、動物園の猛獣用の餌やおやつとして商品化できないか? なども可能性があるのではないでしょうか。

「豚ひづめ 豚耳 豚鼻 豚アキレス」などは検索してみてください。
実際にペット(犬)用のおやつとしてたくさん商品化されていますが、多くが中国産など安全面で不安のある外国産で、愛犬に与えたくないと思われるドッグオーナーも少なくありません。

国産品さえ少ない中で、「国産の放牧豚で薬品や抗生物質不使用の革、骨、ひづめ」はきっと需要があると思います。どこか小規模だけどこだわりのあるペットショップやペットフードメーカーとコラボできるかもしれません。

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現状はまだ売上、収益も軌道に乗っておらず、資金的にも、お一人という労力的にもいろいろなことを手広く積極的に取り組むことは難しいとは思いますが…

まずは商品メニューを増やし、個人客だけでなく、あらゆる業務客(飲食業、食品業、ペットフード製造業、動物園、皮革製造業、膠(にかわ)、ゼラチン製造業など)からの引き合い、相談を募集してみましょう。

安全、安心、国内放牧養豚の原材料 ということを「貴重な価値」と見てくれる「業種・業者」は、飲食業・食品店以外にも結構あるはずです。

なんなら、放牧場の豚の糞尿の混ざった土さえも、上手に発酵させれば優良な「たい肥」、「園芸用の土」として商品価値を感じてくれる業者もあるかもしれません。

モリマサオンラインショップは今はまだ豚肉だけのショップかもしれませんが、モリマサ養豚ビジネスはまだまだ成長のポテンシャルがあると思います。

ぜひ次世代のサスティナブル(持続可能)な新しい形の養豚業の先進モデルケースになっていただきたいと思います!

戦略アイデア、課題解決など相談がご必要な際はぜひお気軽にお声がけください。

以上、「ダメ出し!道場」でした!


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皆さん、コロナ騒動で大変な時期ですが、変革のチャンスでもあります!
マイナスムードに負けず、「ピンチはチャンス!」と思い、新しいアイデアと新商品開発、新サービス開発して乗り越えましょう!

差別化するアイデア出し、商品企画、ジリ貧回避、マンネリ化打破など、アイデアに行き詰まった際はぜひお気軽にご相談ください!
きっとヒントを見つけられます!

↓↓↓↓↓

EC仙人太田のプチコンサル始めます!
ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

毎回「ダメ出し!道場」登場のお店に電話でインタビューをさせていただいていますが、軽くインタビューと言いながら、実際には事前にお店のサイトを1~2時間かけてじっくり拝見し、お客様目線、プロ目線の両方から疑問点、気づいた点を洗い出してからお電話させていただいています。

最初はこちらからいろいろとご質問をさせていただき(インタビュー)ますが、後半はお店からのご質問、ご相談を受け、回答やアドバイス、アイデア、事例紹介など(プチコンサルティング)させていただいています。過去平均すると1店舗様に1時間半~2時間程度はかけています。

そのためか、インタビューさせていただいたお店の方々からは、下記のような感謝や喜びのお言葉を多くいただいています!

◆「目からウロコが落ちた! たくさん気づきがあった!」

◆「自身が気づいていなかった強みや特徴を見つけてもらった!」

◆「ただのインタビューかと思ったら、こんなにヒントやアドバイスを貰えるなんて思わなかった! ありがとうございました!」

◆「新商品のアイデアまで出してもらえるとは! ワクワクしました!」

◆「課題がハッキリと浮き彫りになり、やるべきことが整理できた!」

◆「問題はホームページだけじゃないってことが、嫌というほどわかった!」

そこで、「ダメ出し!道場」に登場するのはちょっと勇気がないけれど、太田の電話インタビュー&プチコンサル は受けてみたい! というお店のために、有償でお受けしたいと思います!

通常 個別相談会:2万5000円のところ、メルマガ購読者限定で

1時間 10,000円 ポッキリ!
(延長可、10分 1500円)


にて電話インタビュー&プチコンサルをさせていただきたいと思います!
サブスクリプションではない1回価格ですので、ご安心ください(笑)

先着順にて受付させていただきます。(週に2店舗程度・状況に応じて)
待ちが多い場合はご連絡させていただきます。

下記内容をご記入の上で太田まで直接メールください。
───────────────────────────
宛先 jackandjon@gmail.com
メールの件名】:「ダメ出し!道場」見ました。プチコンサル希望。
↑↑↑↑↑
(件名で自動振り分けしていますので確実にコピペしてください)

内容:
【店舗名】:
【店舗URL】:
【ご氏名】:
【電話番号】:営業時間外でも連絡のつく携帯電話
【メールやLINE、Messengerなど気づきやすい連絡手段】:
【自店の特徴・強み・弱み】:
【相談したい点、見てほしい点、悩んでいる点など】:
───────────────────────────
以上、皆さまからのご相談・お申込みお待ちしております!



ダメ出し道場登場ショップ募集中
申し込みはこちら

さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。

もっと突っ込んで、あなたのお店の事情や商品、人事、資金などの問題点や課題を「洗い出したい!」「解決したい!」「強みを作りたい!」という店舗さんは、個別にご相談をお受けいたしますので、「ダメ出し!道場見ました!」の件名にてメールにて直接お気軽にご連絡くださいませ( info@style-e.com 太田まで)。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、What's Newと店長日記のレイアウトを縦型にする方法をご紹介します。
スタイルシートではなく、管理画面の設定で可能です。
画像サイズも大きくできますので、ニュースや日記だけでなく、コーディネイト例や商品の利用事例の紹介などにもご活用ください。






管理画面で設定する

コンテンツ管理→What's Newまたは店長日記ページから設定してください。

詳細は、下記のFAQをご覧ください。
https://www.ocnk.net/faq/index.php?action=faq&id=1547

 

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

キャッチコピーの基本

スウェルキャッチメルマガ担当(web creation株式会社)

おちゃのこ通信をご覧の皆様、こんにちは。
SEOサービス「スウェルキャッチ」担当のミスターSEOです。

今回は、EC通販サイトを運営する前に知っておくべき「キャッチコピーの基本」について説明させて頂きます。

■キャッチコピーは売り上げに直結する

ビジネスにおいてお客様に商品を買ってもらうためには、買いたいと思わせるような「キャッチコピー」の作成がとても大切です。

それはECサイトにおける商品ページでも同様の事が言えます。
ページにアクセスしてくれたお客様は、自身に関係ある商品なのか、目的や悩みを解決できる商品なのか、このまま読み進める価値があるのかという事を短時間で判断します。

そのような判断はたった数秒と言われますので、いかにその短い時間でも興味を持って読み進めてもらうのか、というのに必要なのがキャッチコピーです。

お客様を引きつけるキャッチコピーといっても曖昧で、イメージしづらいかと思います。

そこでいくつか意識すべきポイントを紹介していきます。

ポイントの一つがターゲットの明確化です。

ECサイトはある程度取り扱う商品ジャンルを絞っているかと思います。さらに誰向きに商品を販売していくのか、ある程度の「ターゲット」を決めているのではないでしょうか。

当然ですがキャッチコピーもこのターゲットに向けた内容にしなければなりません。

このキャッチコピーのターゲットは性別や年齢、職業などの情報のほか、性格やライフスタイルなどのその人の価値観、そしてどういった悩みを抱えているのかといったその人が抱える課題についても具体的に決めるのがおすすめです。

誰にでも共通するようなキャッチコピーでは一人ひとりに響きづらいですが、具体的なターゲットに絞ったキャッチコピーにする事で、それに当てはまる人の共感を高い可能性で得られますし、購入してくれる可能性が非常に高まると考えられます。

極端な例ではありますが、お客様が100人いるとして、たった1人のお客様に買ってもらえるくらいの絞り込みを意識してみるのも良いでしょう。一般に、100人いて実際に購入してくれるのは10程度と言われますが、まずはしっかり対象のターゲットに響くキャッチコピーを書く訓練をするのがおすすめです。

ターゲットを決定したら次は、商品の魅力を明確にします。

キャッチコピーはその商品の強みや魅力を前面に押し出す必要がありますが、そのメリットと言われる部分が自分でも明確になっていないと、魅力的なキャッチコピーは書けません。

商品による話にはなりますが、例えば「安さが売り」「品質が売り」「利便性が売り」「デザインが売り」など、何かしらの強みと言える部分はあると思います。

この強みといえる部分が曖昧だと、読み手は商品の何が良いのかはっきりしません。例えば安さの割に高品質な商品ならば、コストパフォーマンスの強みをしっかり伝える必要があるでしょう。

これらのポイントでキャッチコピーのターゲットと内容をある程度固めたら、次は実際に作成します。

ここで注意しなければならないのは「なるべくシンプルに作成する」という事です。

キャッチコピーが長々としていたり、キーワードを盛り込みすぎて何を伝えているのかわからなかったり、または抽象的な内容にしていたりすると上手に伝わりません。

また、シンプルでありながら具体的な表現を含めるのがおすすめです。

例えば「たった3分で組み立て可能」であったり、「○○の小麦を使用した」といったりするような具体性は信憑性を増します。

上記を曖昧にした場合、例として「短時間で組み立て可能」や「こだわりの素材~」というような表現になりますが、これでは具体性がないため、何となく魅力が伝わってきづらいのではないでしょうか。

どれだけECサイトにアクセスしてくれたとしても、キャッチコピーが十分なものではないと、せっかくのアクセスが無駄になってしまいかねません。

すぐに上手なキャッチコピーを書けるものではありませんが、コツコツ意識してキャッチコピーを作成する事で、質の高いキャッチコピーを書けるようになるはずです。

★POINT
・ターゲットを明確にしたキャッチコピーを作成
・商品の魅力を明確にする

スウェルキャッチでは、アクセス数・売り上げの向上に繋げることを第一に
SEOに関わるアドバイスも行っております。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

スウェルキャッチ

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初期費用0円・月額費用980円からのSEOサービス:
SwellCatch(スウェルキャッチ)

編集後記

AIが書いたポルノ小説というものも読んでみました。なかなかの出来でしたが、それを生成するまでにAIがどんな作品を「学習」したのかがとても気になりました。もちろん何の感慨も持たずに読んだのだと思いますが。
(おちゃのこ山崎)

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