酷暑シーズンだからこそ最高の体調を!号

「やまさん」こと、おちゃのこ山崎です。

まだ7月も前半なのですが、全国各地に熱中症特別警戒アラートが出ています。真剣に対策を考えないと、野外での活動は文字通り命がけになってしまいます。

何十年か前は熱中症は「日射病」という名前で、帽子をかぶって炎天下に続けて出ないようにすれば何とか予防できるものでした。

それがいつの間にか、屋内でも具合の悪くなる人が出るようになり、もう冷房の効いた室内でないと過ごせないようになっています。

穏やかな四季のある気候が日本の特徴でしたが、だんだん厳しい自然環境に移行しつつある気がします。人間の活動が原因の気候変動なら対応の余地がありますが、そうでない場合は抜本的な対策が必要でしょう。

そうなると大事なのは体調管理になります。少なくとも酷暑シーズンは過労や睡眠不足は御法度です。十分な栄養、睡眠、ストレス管理でこの夏を乗り切りましょう。

それに加えてどんな健康管理の方法があるのか、今回のオススメ参考書ではそんな本を紹介しています。

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レンズシティ
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皆さん、こんにちは。
大変ご好評をいただいているおちゃのこネットデザイン作成プランに、ご利用いただいたショップさまの作成事例を追加しました。ご利用いただいたショップさまにも見やすくなった、商品を探しやすくなった、綺麗でおしゃれなデザインに感動した!など、大変満足いただいております。
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デザインプランの詳細、事例は下記ページよりご覧ください。
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オススメ参考書~読んだら即実践してみよう!

最高の体調

鈴木祐・著/クロスメディア・パブリッシング・刊

770円(キンドル版・税込)/1,628円(紙版・税込)

現状でもキンドル版がかなり安いですが、キンドル・アンリミテッドに加入している人は無料で読めるのでさらにお得です。

タイトルからは「お医者さんが書いた本?」と思われるかもしれませんが、本書の著者は1976年生まれのサイエンスライターです。10万本の科学論文を読破し、600人を超える内外の専門医、学者にインタビューを重ねてきたと略歴にあります。

大扉をめくった本文最初のページには、以下の一文があります。
***
この本の目的は、
あなたの日々の不満や不調を根こそぎ解決し、
あなたが生まれ持つ最大のパフォーマンスを
引き出すお手伝いをすることです。
***

その意味をもっと深く知ろうと「はじめに」を読んでみました。その内容を簡単にまとめると、こういう感じです。
「私たちの心と体に関する不調や不満は多様ですが、従来の対処法では症状ごとに別々の解決策が提示されるため、本質的な原因に迫れず根本的な解決に至りませんでした。本書では、こうした問題に共通する原因を探り、それらを一貫して解決するためのフレームワークを提示します。うつ、不眠、肥満、集中力の低下などは根底ではつながっており、その背景にあるのが『文明病』であるというのが本書の考えです。本書ではその全体像を科学的に解説し、読者が本来の健やかな自分を取り戻すことを目指します」

そして著者は本書を8つの章に分けて展開していきます。第2章だけ2つのパートに分かれているため、全体が9ブロックであると考えてもいいでしょう。目次は次のようになっています。

・第1章 文明病
・第2章 炎症と不安
炎症編
不安編
・第3章 腸
・第4章 環境
・第5章 ストレス
・第6章 価値
・第7章 死
・第8章 遊び

第3章以降の章末には「実践ガイド」というまとめのページがついています。章の本文を読み終わったら、実践ガイドで復習するという形です。

それでは第1章から見ていきましょう。
章の始めには、ボブ・ムーアヘッドという牧師の書いた「現代の矛盾」というエッセイが引用されています。
***
私たち人間は、長大なビルを作りあげたが、いっぽうで気は短くなった。
道路を広くしたわりに、視野は狭くなった。
お金を使っても身につくものはなく、ものを買っても楽しみは少ない。
家は大きくなったが、家族との関わりは小さい。
便利になったのに、時間はない。
専門家が増えても、それ以上に問題も増えた。
薬は増えたのに、健康な人は減った。
私たちは、酒を飲みすぎ、タバコを吸いすぎ、時間をムダに過ごし、少ししか笑わず、毎日を急ぎすぎ、怒りすぎ、夜更けまで起きすぎ、目覚めたらすでに疲れている。
***

多くの人がこのような状態で生きていて、しかもそのことで不幸を感じながら、自分の責任だと自分を責めています。そうして次第に心と体が蝕まれていきます。

著者は「悪いのは自分だ」と考えるのをやめようと提唱しています。なぜなら、現代の人々が抱える問題の大半は、現代人に特有の文明病が原因だからだというのです。

ここで著者は「文明病」について明確な定義を与えます。
“「文明病」とは、近代社会の変化によって引き起こされる、現代に特有の病気や症状を意味する”
これが著者の定義です。
そんな文明病の最も典型的な例が「肥満」であると著者は言います。

アメリカ疾病管理予防センターによれば、1950年代の肥満率は10%を下回っていたのに対して、2010年代には35%に達しています。社会が豊かになって、食料の大量生産による価格の低下により、人々がかつてないレベルのカロリーを摂取するようになったからです。

しかし、だからといって「食べ過ぎはやめよう」「運動でカロリーを消費しよう」といった対処法に走っても、あまり意味はないと著者は言います。それで問題が解決するなら、世の中にこれほど肥満の人があふれているはずはないからです。

ここで著者は「進化医学」というものを紹介します。進化医学とは進化論をベースにしながら人間の病気の正体を考えていく学問です。海外では「ダーウィニアンメディスン」とも呼ばれているそうです。

人類の進化の歴史をたどってみると、680万年から700万年前に現代人と猿人の中間的な存在であるヒト亜科が生まれ、ここから人類は独自の進化コースに入りました。

人類が石器時代から農耕生活に移行したのは今から1万~2万年前です。したがって少なくとも600万年以上は人間は狩猟採集生活を続けてきたといえます。

人類の進化が時間とともに少しずつ行われてきたとすれば、人類はその歴史のほとんどを占める狩猟採集生活に最適化していると考えるのが自然です。自然の中で獲物を追い、太陽の運行とともに暮らし、少数の仲間と語り合う生活。ヒトの脳と体はそんな環境に最適化するように進化してきたはずです。

そのような進化医学の観点から見ると、「肥満」は当たり前の結果であると著者は言います。

古代の環境には食料の保存や流通のシステムがないため、カロリーは最も貴重な資源です。その中で進化した人類は、高カロリーな食事を好むように脳を作り変えてきました。

古代の狩猟採集民たちが手に入れることのできる食料の多くはカロリーが低く、それすらありつけないことも多かったはずです。そんな環境で生き残るためには、できるだけカロリーの高い食べ物を探すしかありません。ヒトの脳はそのように作り変えられてきたというわけです。

しかし、食料の豊富な現代社会では、そんな脳の働きは肥満を招くだけです。すなわち、現代社会とヒトの脳がミスマッチを起こした結果が「肥満」という現象なのだと著者は言います。

したがって、意志の力だけで肥満に立ち向かうのは時間のムダということになります。本来、高カロリーな食事を好むように脳が設計されているのですから、それに逆らって生きるのはストレスの元にしかなりません。

そして、このような環境とヒトの脳のミスマッチは、肥満だけではなく体の不調や心のトラブル、脳のパフォーマンス低下を招いているということです。

2013年にロンドン大学のカリーナ・リンネル博士がアフリカのナミビアで次のような実験を行いました。現地で暮らすヒンバ族という今でも狩猟採集で生活している部族と、ロンドンの都市部で暮らす若者たちの集中力の比較を行ったのです。

その結果、ヒンバ族はロンドンの若者より集中力が40%も高いことがわかりました。この手のテストでここまで大きな差が出ることはほとんどなかったそうです。

リンネル博士は、都会で暮らす人間は脳の扁桃体が過敏になっていて、集中力が分散していることがこの結果になったと結論づけました。脳の扁桃体はアラームのセンサーの働きをしていて、何かの信号をキャッチすると集中力を高めるスイッチを入れます。

しかし、刺激の多い都会生活をしている人間は、そのスイッチが常時オンになっていて混乱しており、スムーズに集中力が高められない状態になっているのだということです。つまり、現代人の集中力の低下も、文明病のひとつといえます。

次に著者が取り上げるのは「うつ病」です。現在、うつ病は世界中で増え続けており、年間で100万人の命を奪っています。日本では10人に1人がうつ病患者であるといいます。

しかし、1976年に人類学者のエドワード・シエフェリン氏が発表したデータによると、パプアニューギニアに暮らす狩猟民族のカルリ族にはうつ病患者が1人もいなかったそうです。カルリ族のライフスタイルは200万年前の旧石器時代と同じとされています。

著者は初めて進化医学を知った時、心も体も最悪の状態だったといいます。著者は当時、出版社の社員で、月間100時間を超える残業のため家に帰れるのが週に一度という状況でした。体はぶくぶくに太り、体調も最悪でアレルギー症状などで毎月病院のお世話になっていました。

しかし、進化医学を知った著者は、そこからライフスタイルを変えていきました。ベースになったのは「パレオダイエット」という、旧石器時代の人類にならった食事法です。

その結果、半年も経たないうちに体重が13kg減り、体脂肪率が35%から12%になりました。肥満体が筋肉質になり、それとともに集中力と生産性が大きく改善されました。執筆量にして4倍も多くの仕事ができるようになったそうです。

この結果に勢いを得た著者は、かつての自分と似たような悩みを持つ人々のために現代人の不調の原因を取り除く勉強を深めていきました。そのためのアプローチとして著者が採用したのは、次のステップです。
(1)自分が抱えている問題について、どこに遺伝のミスマッチがあるのかを特定する
(2)ミスマッチを起こしている環境を、遺伝に沿うように修正する

この方法で、著者は自分のブログなどに寄せられる多くの体調や生産性に関する相談を解決していきました。

その中で判明したのは、文明病を引き起こすひとつめの要素が「炎症」であること、そして現代人にとって重要なのは「不安」という問題であることです。

「炎症」は細胞レベルで起きている火事のようなもので、多くの研究により、うつ病や肥満、糖尿病といったさまざまな不調の原因と考えられています。また、現代人が抱える「不安」は、古代人が感じていたものと性質が異なり、そのことで現代人の生産性が低下していることがわかりました。

本書の以下の章では、その二つの問題を個別、具体的に展開し、現代人の体と脳に起きている問題を根本からリセットする方法を提案しています。まずは「炎症」がどのようにヒトの体で問題を引き起こしているかを第2章で紹介し、続く3~5章では「炎症」の問題を解決する基本的なガイドラインを提示しています。

第2章の冒頭で、著者は慶應大学医学部のチームが2016年に行った、スーパー高齢者の秘密を探る研究を紹介しています。これは日本に住む85~110歳の高齢者1,554人を対象に、血液検査で老化の指標をチェックしたもので、その結果、スーパー高齢者たちは一般的な高齢者と比べて体の炎症レベルが異様に低いことがわかりました。

そのために、逆に体内の炎症レベルを見ればその人の老化スピードが予測できるようになりました。健康に年を取るためには「炎症対策」が最も大事であることが判明したわけです。

「炎症反応」は、体が何らかのダメージを受けたときに起きるものです。有害な刺激を取り除こうと免疫システムが発動し、ダメージを修復すべく働き出します。これは進化の過程で人体に備わった防御システムであり、人間が生きていくためには欠かせません。

大事なのは、炎症が体の表面だけに起きる現象ではないことです。たとえば関節炎は膝や肘の炎症により痛みが起きた状態で、アレルギーは異物に免疫システムが過剰反応を起こすことで目の充血や鼻づまりという炎症反応が起きるものです。すなわち、体のどんな場所でも炎症は発生します。

多くの人が意外に思うかもしれませんが、「内臓脂肪」は人間の免疫システムにとって「異物」だそうです。そのために内臓脂肪が増えると免疫システムが働き始め、脂肪細胞が分泌する炎症性物質が臓器に炎症を引き起こします。

しかし、免疫システムには内臓脂肪を減らすことができないため、体はじわじわと燃え続け、炎症性物質で傷ついた血管や細胞が動脈硬化や脳梗塞の引き金になります。これが「メタボリックシンドローム」の発症プロセスであると著者は言います。

このタイプの炎症の厄介なところは、はっきりとした自覚症状がないことです。風邪のようなわかりやすい症状がないため、「なんだか調子が悪い」「よく寝たはずなのになぜか疲れている」といった謎の体調不良が引き起こされます。

2017年にスウェーデンのカロリンスカ研究所が行った調査では、5万人のスウェーデン人男性に健康状態を尋ね、それぞれの炎症マーカーを調べて体調と炎症の関連を調べました。

その結果、「体調が悪い」と答えた人ほど体内の炎症レベルが高いという傾向がわかりました。謎の不調と炎症の関係が明確になったわけです。

さらに、慢性炎症が脳の機能にダメージを及ぼすこともわかりました。その代表的な例が「うつ病」です。従来、うつ病の発症原因は脳内ホルモンのバランスが崩れることでしたが、近年になってそれだけでは説明がつかないケースが多く出てきました。

そして代わりに登場したのが、「うつ病の炎症モデル」です。人体が何らかのダメージを受けた時に分泌されるサイトカインという物質が脳の機能に影響を与えるという考えです。まだこの仮説は完全に立証されてはいませんが、現在ではかなり精度の高い仮説だと考えられています。

本書の入口までしか紹介していませんが、ここまでで興味を持った方は、ぜひ購入してこの先を読んでみてください。


 

EC仙人のダメ出し!道場

 

EC仙人
太田哲生

私は仕事柄、日本全国のいろいろなところに行ったことがありますが、3県だけまだ行ったことがない県があります。
それは東北の青森県、秋田県と沖縄県です。
行ったことがないゆえに最も行きたいこの3県ですが、特に南の島には非日常を感じに行きたいと思っています。

さてさて、早速ですが今回のお店は沖縄市の沖縄市観光物産振興協会さんが運営するネットショップです。

どんな沖縄物産に出会えるでしょうか?
それでは「ダメ出し道場!」始まりです!

ダメ出し!依頼ショップ
沖縄市観光物産センター夢プラザおきなわ 沖縄市観光物産振興協会

ショップ名 :
『沖縄市観光物産センター夢プラザおきなわ』
沖縄市観光物産振興協会

サイトURL:
https://okinawacity.ocnk.net/

ここで、商品企画へのアイデアとヒントです!

沖縄市観光物産振興協会の協会会員様の商品と自分たちオリジナルグッズ(主にエイサーグッズ)を取り扱っているため、どうしても販売する物がごちゃつくところが悩みです。また、現在売れている物ははちみつのみで、他の物はほとんど売れていないところが悩みです。

第一印象:沖縄産品の自販機ショップ?アピールが弱く味気ない

エイサーのキャラクターや写真などで沖縄らしさは感じますが…
特に情報やウンチクコンテンツも見当たらず、商品ページも抽象的で、メーカーの説明のコピペ? という真面目だけど面白みのない文章ばかり。

トップページの新着商品やオススメ商品のサムネイル一覧は一覧性は良いのですが、個々の商品がパッケージ画像だけでキャッチコピーもないため、知らない商品への興味が湧いてきません。

「知ってるだろう」「分かるだろう」では、「売れない」です。
知らなくて当たり前、全く知らない人にゼロから教えるつもりで説明していかないと、認知度の低い商品は売れません。

「空港売店や他のお土産物店では売ってない」を推すならば、魅力的なキャッチコピーやエピソード、親切、丁寧な説明と創意工夫のある提案を心掛けていかないとお客様の心は動きません。

インタビューでわかったこと、気づいた点

残念ながら店長さんが体調を崩されてお休みされていたので、お店スタッフの比嘉さんにお電話でインタビューさせていただきました。

冒頭にも書きましたが、このお店は、「沖縄市観光物産振興協会」という社団法人が運営する沖縄市観光物産センターの実店舗「夢プラザおきなわ」のオンラインショップです。

「沖縄市観光物産振興協会」は沖縄市において観光案内やガイドツアー、イベント開催・運営、スポーツ活用、国内外の観光客への宣伝および集客、映画やメディアへのロケ地あっせん、スポーツチームとの連携などを通じて観光・物産事業を振興している組織です。

沖縄市と協力してのイベント・お祭りなどの開催・運営にも関わることも多く、また所在がコザという地域にあるので、コザ地区のガイドツアーや、コザのゲート通りで毎年行われる「沖縄全島エイサー祭り」というお祭りもあって、「エイサー祭りの振興」や「エイサー関連グッズ」の企画販売なども行っているようです。

おちゃのこ出店は2011年6月~という結構歴史のあるお店です。
現状は実店舗の運営と兼務で協会スタッフ3名+パート2名で運営されているとのこと。

協会の目的や主旨が観光振興であり非営利なので、物販の売上重視、利益優先ではなく、小売りや通販に必死という感じではありません。
それゆえ、オンラインショップのほうもガツガツと売らんかな! という印象ではない様子でした。

取り扱い商品も、空港や観光土産物店で売れ筋の人気商品よりも、ややレアで認知度も高くないけれど、知る人ぞ知る良い物品といった物や、沖縄でキャンプを張る広島東洋カープ球団のキャンプ関連グッズ、エイサーイベント関連グッズや各種沖縄イベント関連グッズなどさまざまですが、多くはイベント時に来場者が買いたくなるような物も多いので、ネット販売ではあまりふるわない様子です。

お話を聞いた限りでは、取り扱い商品をとりあえずは陳列し、個々の説明文をキチンと掲載するところ止まりで、自分たちで企画販売やセット組、提案販売などまではできておられず、小売り業や通販業としての「創意工夫のある提案」が求められるところです。

ただ、現状は、全商品を在庫を持って販売している訳ではなく、注文があった都度仕入れてから梱包発送というものも少なくないそうで、こうした常時在庫を持てない商品は、自ずと売りにくく、本気で売る上での課題となっているように思いました。

具体的なダメ出し&改善策

トップページの大きな横スライドバナー2枚目左下には「山原シークヮーサー」の写真がありますが、ショップ内では山原シークヮーサーは販売されていませんし、シークヮーサーは他の商品もありません。

シークヮーサーに限らず、せっかくのトップページ上部の大きな横スライドバナーなので、商品ページやカテゴリーページにリンクして客導線にしたいですね。
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おきなわ調味料が「OKステーキソース」しかないのは残念。
空港にあるようなお土産物ではなく、地元で愛用されている醤油や味噌、その他地元産の各種調味料やスパイスなども品揃えして欲しいところです。

「おきなわ調味料セット」「おきなわの味、食べ比べセット」「おきなわグルメ福袋」など、セット商品の企画や組み合わせ提案はいろいろできるのではないでしょうか。

お土産品ではなく、地元の人が日用使いするものにこそ、県外の人が知りたい、買いたいものが潜んでいると思われます。
それらを単品売りするのではなく、夢プラザセレクトでセット組みして楽しめるように提案すると付加価値が生まれます。

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タマヌオイル
(テリハボクという熱帯樹木の果実の種からとったオイル)
https://okinawacity.ocnk.net/product-list/71
などは、ハワイやミクロネシアなどでは有名で、話題の美容オイルのようなので、国産で品質・管理のレベルの高い点をもっとアピールすれば新たなブームやバズリを生む可能性のある商品だと思います。

メーカーさんと協力し、もっと情報コンテンツや取材の呼び込み、コスメメーカーからの引き合いアップなどができるのではないでしょうか。

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コハマのハチミツ
https://okinawacity.ocnk.net/product-list/45
老舗の有名養蜂場のハチミツのようですが、養蜂の風景写真や映像、原料花の写真や紹介など、もっと魅力やストーリーを伝えることができるのではないでしょうか?

リピーターが多く、夢プラザでも一番人気の商品だということですが、ちゃんと小浜養蜂場さんにインタビューし、もっと情報を引き出して紹介してあげれば、さらに売れるようになると思います。

ビデンスピローサという健康効果の高い花のハチミツなどは、健康に関心の高い客層にはとても魅力的な商品だと思います。
沖縄で薬草として知られるビデンスピローサ(タチアワユキセンダンソウ)についてはもっと紹介して魅力を伝えましょう。

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長命草のど飴
https://okinawacity.ocnk.net/product/291
これなんかも、健康に関心の高い方への魅力的商品だと思います。
【長命草】=ボタンボウフウというセリ科の植物は、昔から薬草として重宝されていたようですし、現代でもこれを使ったサプリなども販売されているようです。沖縄産の安心安全な原料であれば求められるお客様もきっといると思います。

「長命草」という名前・字面はそれだけで魅力的なので、おじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼントやシニア層へのアピールにはもってこいな商品ではないでしょうか? 情報を充実させてSNSでもアピールしてみましょう。

60点
総評

現状の夢プラザオンラインショップは、「ただなんとなく沖縄の産品をあれこれ単品売りしている自販機」のようにしか見えません。
ターゲットも、県外の人なのかなー程度にしか見えないのですが、もっと具体的に、例えば
・県外の沖縄観光経験者(エイサーやエイサー祭りファン)
・県外の沖縄観光経験者(来たことのある人)
・海外の沖縄観光経験者(来たことのある人)
・県外の沖縄観光予定者(これから沖縄に行く予定の人)

など現状のターゲット層を具体的に分けて考えたり、

新たな想定として
・県外に住む、沖縄出身者(懐かしい沖縄フードを買いたい)
・沖縄取材したい情報メディア(ロケ商品・店舗や企業仲介やロケ地コンサルサービスなども)
・沖縄ロケしたい映画やドラマスタッフ(物品よりも情報やガイドサービスなども)
・沖縄観光には興味はないが特定の沖縄産品に興味のある人(例えば、健康フード好きで ハチミツやシークヮーサーなどヘルシーフードに興味がある方、美容好きでタマヌオイルに関心を持つ人、グルメで沖縄独特の食材に興味のある人など)

などなど、ターゲットとなる客層を具体的にイメージして、その人たちごとに、オススメの商品や情報サービスなどを企画してオススメ+提案していくことも考えていきましょう。

単なる物品通販では産直ショップや物産専門店にはかないませんが、1企業ではできない幅広いコネクションやニッチ情報なら、協会さんの強みが生かせるのではないでしょうか?

まずは、夢プラザが何を目的とするどんなお店なのか?
「沖縄市観光物産振興協会」とはどんな組織でどんなことをやっているのか? を今一度、店長以下スタッフ皆さんで再確認、再認識し、あらためて自分たちはどんなお客様に対して何を提供できるのか? 「誰に、何を」売れるのか? 物品以外も含めてアイデアを出し、仕入先やサービス供給元となる企業や事業者、協力者を探して、キチンとアピールできるようにしていきましょう。

「モノでは無く、コト(事・体験)を売れる」お店にできると思います。

現在も既に↓↓↓↓↓こんな商品がありますね。

琉球謎解紀行 in 沖縄市 歴史と文化を巡る謎 1,500円
https://okinawacity.ocnk.net/product/378

このページは、正直、何なのかよく分かりませんが、沖縄来訪予定者に対する現地で謎解き体験イベントにスポット参加できる「体験チケット」であることをもう少し分かりやすく、体験者の声や体験している参加者のイメージ写真なども掲載したりすれば面白いと思いますし、いろいろなパターンで横展開もできうる商品ではないでしょうか!?

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Instagram、TikTok、X、などの SNS は「沖縄市観光物産振興協会」のアカウントはあるようですが、特にInstagram だけでも「夢プラザショップ」のアカウントを持って、お店スタッフだけで投稿&情報発信していけば自由度も高まり、商品ごとの細かなウンチクやエピソード、背景の物語など厚みが増し、バズる可能性も高くなると思います。ぜひチャレンジしていただきたいですね。

夢プラザ は単なる 物産自販機ショップではなく、観光&物産の振興という目的を持った物品&体験&情報を販売するショップだと思います。

「全島エイサー祭り」のように沖縄市だけの物産&観光ではなく、沖縄全体の観光&物産の拠点として幅広く取材&情報収集し、シーズンや地域を変えながら企画していけば、全ての在庫を持たなくても、月替わりや四季替わりで販売していくようなこともできると思います。

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物産に関しては、その他にも黒糖や柑橘など沖縄産の果実や植物を原料とする食品類はいろいろ多くあると思います(今現在取り扱いがない商品も含めて)。

まだまだマイナーで生産量や製造量も少なく、全国区でない商品であれば、なおさら良いと思います。本来、そうしたメーカーさんや商品にスポットライトを当てるのが観光物産振興協会さんの使命だと思いますので、商品探し・商品企画もぜひ頑張ってください。

「沖縄市」という縛りは敢えてなくして、「沖縄県全体」で素材や原料、生産者、メーカーさんを探し、沖縄市が全国への窓口となって紹介&販売するつもりでいれば、結果的に沖縄市の各種業者さんも潤ったりコラボが増えていくと思います。

各地のエイサーを集めた全島エイサー祭りのような考え方で、オール沖縄の魅力で全国~世界へ情報発信すれば、結果的に沖縄市にも観光客が増えていくはずです。

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観光面では、沖縄県は内地の人にとっては「非日常」を体験できる特別な地域です。他の都道府県に比べても観光リピーターも多い旅行先です。

普段の夢プラザの購入者への商品お届けの際に、旅行時・観光時に使える沖縄県内各地の現地での「各種クーポン」や「チラシ」を同梱すれば、喜ばれるお客様も多いと思います。

そうしたクーポンやチラシ同梱配布は、県内の事業者さんへの有償サービスとして広告収入にもできるかも知れません。
無料であってもお客様への情報付加価値になります。

いきなり県内全体に広げるのは大変なら、まずは注目のやんばるのテーマパークとコザエリア→沖縄市→他の市町村と徐々に広げていけば良いと思います。

こうしたことを企画したり取材したりできるのも、夢プラザさんならではの「強み」ではないでしょうか?

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7月下旬に、沖縄本島北部のやんばるエリアに大きなテーマパークができるというニュースが全国にぼちぼちと流れています。恐らく、オープンすれば多くのマスメディアが取材して報道したり、多くのロケ番組なども来て、今年後半にかけて数多く放送されると思います。

それらの方も宿泊拠点は沖縄市内にされる方も多いでしょうから、それに伴い沖縄市内の観光客も増えるでしょう。大きなチャンスだと思います。一歩早く、テーマパーク関連の情報ややんばるの物産情報なども取材して商品企画されてはいかがでしょうか?

こんな風に、単なる物産店から少し視野を広げていろいろと考えてみてください。夢プラザはもっと大きなポテンシャルを持ったお店として広い視野で事業展開できると思います。

戦略立てや組織幹部や経営陣への説得など、ご支援が必要であれば、またお気軽にご相談ください。

以上、「ダメ出し!道場」でした。



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さて…
オンラインショップの本質は表のホームページからだけでは見えない接客や、梱包、配送、そして商品そのもの等、「裏」の強みや弱み、そして個別の事情によるのが当たり前です。
実際に、「売れる・儲かる」という部分は、実はこの見えないところにこそ本質的な秘密や課題があるものです。
この「ダメ出し!道場」の企画は、公開という性質上、あくまで表から見たお店の印象や、そこから類推できる範囲の改善点をお客様目線でご指摘するものですので、ご理解ください。


このコーナーでは、テンプレートのカスタマイズについて、実際のサンプルページを元に紹介していきます。

皆さん、こんにちは。おちゃのこネットの刑部です。

今回のデザイン道場は、先日よりリリースしている新しいテンプレートに自由記入欄サンプルとして初期セットしている左右並びの特集コンテンツを設置する方法をご紹介します。
HTMLをコピーして貼り付け、画像とテキスト、リンク先を変更するだけで設置できます。






自由記入欄にHTMLタグを貼り付ける

デザイン管理→配置画像コメント設定のメインエリアに自由記入欄を追加し、下記のHTMLタグをコピーして貼り付けてください。

下記の指定をそれぞれ変更してください。
●テキスト
「Sample Contents」
特集の英字タイトルになります。大きな文字で表示されます。
※日本語でも問題ありません。

「サンプル特集」

特集のタイトルの下に表示されるサブタイトルです。

「これはサンプル特集用のコンテンツです。説明などをここに記載します。」
特集の説明テキストです。

●リンク先
<a href="#">
<a class="item_list_link general_btn" href="#">

各コンテンツ内に2か所あるAタグ「#」部分を 、リンクさせたいページのURLに変更してください。

●画像
<img src="https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/sample-topimage002.jpg">
画像URLを、画像専用管理画面にアップしたURLに変更してください。

※<!-- ↓内容↓ -->~<!-- ↑内容 ↑-->で記載されている部分はコメントになります。コメントは実際のページには表示されませんので、変更いただく必要はありません。


<div class="ocnk_flex_pickupcontent_box">
<!-- ↓コンテンツ1 ※左テキスト/右画像↓ -->
<div class="flex_pickupcontent free_pickupcontent flex_layout flex_wrap">
<!-- ↓テキスト↓ -->
<div class="inner_pickupcontent_desc">
<div class="pickupcontent_title">Sample Contents</div>
<div class="pickupcontent_desc">サンプル特集</div>
<div class="pickupcontent_desc_sub">これはサンプル特集用のコンテンツです。説明などをここに記載します。</div>
<div class="more_item global_iconright inner_title_btn lastChild">
<a class="item_list_link general_btn" href="#">MORE</a>
</div>
</div>
<!-- ↑テキスト ↑-->
<!-- ↓画像↓ -->
<div class="pickupcontent_image">
<a href="#"><img src="https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/sample-topimage002.jpg"></a>
</div>
<!-- ↑画像↑ -->
</div>
<!-- ↑コンテンツ1↑ -->

<!-- ↓コンテンツ2 ※右テキスト/左画像 (flex_row-reverseを付ける)↓ -->
<div class="flex_pickupcontent free_pickupcontent flex_layout flex_wrap flex_row-reverse">
<!-- ↓テキスト↓ -->
<div class="inner_pickupcontent_desc">
<div class="pickupcontent_title">Sample Contents</div>
<div class="pickupcontent_desc">サンプル特集</div>
<div class="pickupcontent_desc_sub">これはサンプル特集用のコンテンツです。説明などをここに記載します。</div>
<div class="more_item global_iconright inner_title_btn lastChild">
<a class="item_list_link general_btn" href="#">MORE</a>
</div>
</div>
<!-- ↑テキスト -->
<!-- ↓画像↓ -->
<div class="pickupcontent_image">
<a href="#"><img src="https://cafe-responsive.ocnk.net/data/cafe-responsive/image/sample-topimage001.jpg"></a>
</div>
<!-- ↑画像↑ -->
</div>
<!-- ↑コンテンツ2↑ -->
</div>

 
スタイルシートを編集する

おちゃのこ通信448号「デザイン道場 Lesson.370」にて紹介したMOREボタンのサイズ変更を適用されている場合は、下記指定をコピーしてスタイルシートに貼り付けてください。

おちゃのこ通信448号「デザイン道場 Lesson.370」
https://www.ocnk.net/ocnk_ma/ocnkmagazine_asm448.html#de

ボタンサイズが大きい場合、スマートフォンで閲覧時にスクロールが発生しますので、下記指定にてボタンのサイズをautoに変更します。


@media screen and (max-width: 840px) {
.flex_pickupcontent .more_item .general_btn {
width: auto;
}
}

 

なお、お問い合わせは下記ページからお願い致します。

https://www.ocnk.net/contact/index.php

編集後記

酷暑の中で外に出る気になれず、冷蔵庫にあるものをフル活用して買い物せずに生き延びています。停電やエアコン、冷蔵庫の故障が今一番の恐怖です。
(おちゃのこ山崎)

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また、マニュアルもご用意しております。(https://www.ocnk.net/webmanual/

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