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アクアショップDEN

アクアリュウムの通販サイトを運営しております。ぜひご指南いただきたく、御連絡差し上げました。
よろしくお願いいたします。

3月26日(土)の新宿セミナーと、その告知メルマガの反響が予想をはるかに超え、現在非常に多くのショップさんから、個別のホームページ無料診断のお申し込みを頂いております。

なにぶん、完全無償ボランティアで一店舗ずつコツコツと見させて頂きお返事しておりますので、本当に多くのお店にお待ちいただいている状況です。

お待たせしております店舗さん、本当に申し訳ございませんが、もうしばらくお待ちくださるようお願い申し上げます。

震災後1ヶ月以上が過ぎ、被災地でも徐々に復興への動きが加速しつつあるようですが、まだまだこれからが大変です。被災地の皆さんが普通の暮らしを取り戻せるようにするためには、子供は学校を、大人は仕事を取り戻さなければなりません。

被災地の商売人にとってはオンラインショップという業態は復興への足がかりになれると思いますし、被災地以外のお店にとっても自粛ムードで、本当は買いたいモノを買うのに罪悪感を感じる消費者にとって、他人の目を気にせず購入できる有効な手段です。

また売り上げの一部でも義援金にしているお店ならなおさら買い物の背中を押してくれるでしょう。

被災地では、100あった財産を100全て奪われたショップや企業もたくさんあります。当たり前の事ですが、被災していない地域のお店が100の内1でも2でも支援できるよう、頑張って商売し、頑張って稼ぎ、頑張って支援する事が私たちにできることだと思います。

皆で頑張りましょう!(^-^)では「ダメ出し!道場」No.12スタート!

パッと見た印象


EC仙人 太田

一見マニアックな趣味のお店にも見えますが、アクアリウム(水生生物の水槽・飼育設備)はインテリアとしても多くの人の憧れでもありますよね。そういう意味では潜在市場規模の大きい市場だとも言えますね。

ただ、現状のDENさんはパッと見る限りでは、初心者向きの説明やコーナーはなく、ターゲットはある程度の中級〜上級者向けショップに見えます。

言い換えれば、初心者にとっては敷居の高い、ちょっと相談しにくいお店だと感じます。
(ターゲットがそうであれば問題はありません)

ただ、それ以前に、メニュー表記は「LINE UP」「DEN'S STYLE」「COMPANY」「ACCESS」「POSTAGE」など無理にわかりにくい英語にするよりも大勢のお客様が一瞬で理解しやすいように「商品一覧」「DENとは?」「店舗概要」「お店への道案内」「送料について」など、表記をわかりやすく明確にする方が良いと思います。外国人も意識するなら併記すれば良いですが、単に見栄えだけ良くしたい意図であれば、逆効果です。英語に関しては一般的に苦手意識の強いお客様も意外と多いのです。

また、他にも、お店の自己満足で、肝心のお客様の立場で作られていないなぁ…と感じる点があります。
例えば…細かな点ですが、ACCESS は道路の写真、景色などの道案内があることはもちろん良いのですが、それは、まず基本の地図があってこそ。地図を略図にする位ならば、道案内をなくしてでも、GoogleMapでお店の位置を明示し、そのGoogleMapへのリンクや表示をしましょう。

そして、車や電車、バスなどで移動してこられるお客様が確認しやすいように、プリントしたら地図と店名と電話番号がA4サイズ1ページに収まるようにページを作っておきましょう。

正直、この道案内写真、そもそも1枚目が地図上ではどこなのかわかりませんし、運転しながらこの写真と見比べるのは非現実的です。素直に地図の方がわかりやすいでしょう。

むしろ、道案内を載せたいのであれば、徒歩で来られるお客様用に駅や、バス停などからの道案内を載せる方が「かゆいところに手の届く」案内だと思います。

またせっかくケータイサイトやスマートフォンサイトの準備もされているのであれば、それこそ、地図はQRコードを用意してアクセスできるようにしてあげてこそ、「かゆいところに手の届く」案内です。

そして、もう一つ重要なのは、「直接のご来店、お引取り大歓迎!」をちゃんとトップページからアピールしておくことです。

ネットだけじゃなく、当店は実店舗の営業も力を入れております! というアピールは、実店舗としては商圏の広い貴店のような専門店にとって、とても大切なことだと思います。

ターゲット(狙う客層)について


EC仙人 太田

こういう趣味ショップはターゲットが一定レベル以上の客になりがちで、初心者の客層は実店舗に最も行きにくい業種です。

初歩的な質問をするとバカにされるんじゃないか? 足元を見られるんじゃないか?
と不安になるため、初心者歓迎の非対面のネットショップで情報を得て、薦められるモノを買いやすいのです。

DENさんでも、裾野を広げて、初心者ユーザーでも、一通りの予備知識を学べたり、段階ステップを追って何をどの順番で買い揃えて行くのが良いのかの「初心者〜中級へのロードマップ」があれば、わかりやすいだけでなく、それにのっとって商品購入してもらえる確率を高められるのではないでしょうか。

趣味のお客様は「物欲」「購買欲」だけでなく「知識欲」を満たしてくれるネット専門店を求めてさまよっているのです。

初心者を取り込み、中級〜上級ユーザーに育てていくことは見方を変えれば「初心者一見さん」を「リピーター」〜「ヘビーユーザー」に育てていくことに他なりません。

特に、一度はまれば、どんどん買い足して行きたくなる趣味のカテゴリーのショップさんにとっては、長期にわたってお金を落としてくれる見込み客を捕まえることは経営上重要なテーマではないでしょうか?

何をアピールし何を売るのか


EC仙人 太田

商品の説明はそれなりに細かくされているのですが…それ以前に大事なモノのアピール・説明が徹底的に欠けています。

例えば…
「ポンポコのオススメランキング」とありますが「ポンポコ」さんとはいったい誰で、どんな根拠のオススメランキングなのでしょうか? Blogも拝見してみましたが、ポンポコさんについては触れられておらず…

人は、そんなわけのわからない、得体の知れない人に「オススメ」されたモノを買いたくなるものでしょうか?

また…そもそも、DENとはどんなお店なのでしょうか?
「アクアリウムグッズを販売しているお店」というのはわかりますが、いったい、どんな店長さんやどんなスタッフさんが運営しているのか? 店長やスタッフのプロフィールは?

これは単に本名や顔写真や自己紹介という意味だけではなく、お客様の信頼に足るだけの知識や経験を持った店長やスタッフがちゃんと運営しているのか? をアピールすべし! という意味です。

知識や経験の豊富な店長が運営し、目利きした商品だからこそ安心だし、その上で、「なんでもお気軽にご相談ください!」というニュアンスを演出する意味でも、これらのプロフィール紹介は充実させねばなりません。

1)商品に詳しいのか不明な店長の運営するお店
2)商品に詳しいけど初心者には不親切なハードルの高いお店
3)商品に詳しいし、初心者にも丁寧、親切なお店

どのお店で買いたいでしょうか?

DEN's Style というページである程度のプロフィール紹介をされようとしているのかもしれませんが…

DENとはどんなお店なのか、店主はどんな人物なのか
実店舗の中はどんな感じなのか?商品知識や品揃えが豊富なのか?
スタッフは明るく気さくで話しやすい雰囲気なのか?
ネットにないものでもどこまで取り扱えるのか?…等々…

DEN's Style はいわば自己アピールのコーナーですよね! いかにプロショップなのかを徹底的にアピールしましょう!

商品を売る前に、店長やスタッフを売れ! です(^-^)

商品を必死に説明、アピールする以前にお店や店長、スタッフの知識や経験をアピールしなければ専門店は成り立ちません。

商品アピール・説明・見せ方


EC仙人 太田

さて、DENさんの場合は、商品以外の部分に気になった点が多かったのですが、商品アピール・説明・見せ方についてもダメ出し! しておきましょう(^^;)

写真が全体的にどんより暗いのは気になります。
お使いの液晶ディスプレイが明る過ぎるせいかもしれません。
何種類かのディスプレイでチェックされる事をオススメします。

複数台のパソコンは持っていなければ、PCショップやネットカフェなどからアクセスしてみたり、友人知人のパソコンでも見てもらったり確認してみましょう。

背景色 黒 はオンラインショップではめったにない、とてもチャレンジ的なデザインですね。
なぜなら一般的に黒背景は暗いイメージだけでなく、裏サイト、闇サイト、アダルトなど怪しいイメージがつきまとうからです(こういうサイトに黒背景が多いため…)。

それでも黒をベースにするのであれば、よほど気をつけて誠実で真面目な明るいお店、スタッフというイメージを演出する必要があります。

もちろん扱っている商品がアクアリウムですから全く問題はないのですが、あえて申し上げるならトップページの店舗ロゴ「AquaShopDEN」のロゴが白黒で、特に DEN の文字がグレーのグラデーションというのがイメージ的に良くないかも知れません。

日本では、墨文字のようなグレー色の文字は、「喪中はがき」に使うのでどうしても暗い印象になってしまいます。

店舗ロゴですので思い入れがあって簡単には変えられないかもしれませんが、店舗ロゴと、全体の商品写真を明るくするだけでもお店の印象はぐっと明るくなるはずです。

「動画」を使っての商品説明は、貴店にとってはVeryGood!海洋植物やさんごのゆらめくさまは動画ならではの良さだと思います!

でも、せっかくの動画なのに、もったいない点もあります。ただ無音動画にするのではなく、素人っぽく棒読みでも良いから説明文を用意して何を見せたいのか、どこを注視して欲しいのか、どんな特徴があるのか、飼育上の注意点などの音声説明も流せば映像だけでなくプロショップとしての演出もできるし、お客様の購入意欲を増す効果があると思います。背中を一押しする!ということですね。

ほとんどの商品に大きさを示す比較対照物がないのが残念ですね。

珊瑚やイソギンチャクの触手の大きさなど、まだまだ伝わりにくいと感じます。DENさんにとっては見慣れた商品の画像も、初めて見るお客様にとっては大きさはイメージしづらいもの。

届いてから、「え? こんなに小さかった(大きかった)の?」とならないようにサイズ表記だけでなく、一瞬でイメージのつかめる比較物を置いてお客様に誤解されないような配慮が必要です。

素直に水槽の中に金属定規を沈めてサイズを示すのも良いでしょうし必ず店長の手や指を一緒に写して大体の大きさをイメージさせても良いと思います。

こうした事も「かゆいところに手の届く」配慮ですね(^^;)

でも、DENさんのスキルであればこれらは簡単に修正できるはずです。頑張ってください。

総評

非常にニッチですが市場性・将来性はかなり期待できるお店!
でも、まだまだ「かゆいところ」がたくさんありながらもその「かゆいところ」には手が届ききっていないお店。

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。