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ダウンタウンアートカンパニー 浅草屋

コロナ禍でネット頼みですが本当に検索されているのかが疑問で。メタとか、重要なコンテンツ?(あまり詳しく解っていません)が不足していると検索にもかからないと耳にします。暗中模索です。
おちゃのこは、他のショッピングカート様よりもコチラからの問い合わせレスポンスが早く大変助かってます! ご教授を頂けるのであれば宜しくお願い致します。

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外国人向け? 日本人向け? Made in JAPAN? 中途半端…


EC仙人 太田

トップページを見ると、英語表記のスライドショーバナーが並んでいたり、What's New や商品名には英語表記が多いので、「あぁ、外国人向けのお店なのね」と見えるのですが…

外国人の立場、目線になって見ると、タイトルは日本語表記で「外国人が喜ぶ日本のお土産通信販売。(有)ダウンタウンアートカンパニー」となっていますし、Diary などのInformationも日本語表記で正直わかりづらく、英語検索でもヒットしない状態のページが多いと思います。

配送の案内ページを見ても、国内配送のみで海外発送についての情報はないので、日本国内の外国人や、日本人向けのようですし…
ターゲットが不明確な印象です。

また、Kimono(着物)、The Wall Hanging(掛軸)、The Samurai Swords(美術刀)、The Japanese Dolls(人形)など、一見日本の工芸品らしいカテゴリーが並ぶのですが…
中味を見ると、本物の工芸品ではなく、Kimono は絹でもなくポリエステルですし、The Japanese Dollsも見た目は日本人形ですが材質は樹脂やポリエステルで、日本人形型のフィギュアと言ったほうが良いような数千円程度のお土産モノ専用につくられた「なんちゃって商品」ばかり。

個々には日本製なのか? 日本のどこで作られたのか? などの表記もあいまいで、中国などで安く量産されたものでは? との疑いや懸念まで生まれて来かねません。→(インタビューによるとすべて日本製とのことでした)

日本の「本物」を求めているような客層ではなく、あくまで観光気分でなんとなく日本っぽさを感じられるひと昔、ふた昔前の日本と言えば「Fujiyama(富士山)」、「Samurai(侍)」、「Geisha(芸者)」といったステレオタイプなイメージ止まりの、古臭くてダサい昭和のおみやげ物店の印象を受けました。

これは他国に置き換えてみれば、アメリカと言えば 西部劇、インディアン(ネイティブアメリカン)、フランスと言えばフランス人形、中国と言えば京劇のお面、みたいな現代とはかけ離れた、それでいて本物ではないなんちゃって商品のお店、という印象です。

旅行で来日して観光気分での衝動買いなら売れても、わざわざネットで検索し、冷静に吟味して購入を検討するような商品は少ないように感じました。

コロナ以前からの販売不振も頷けるところです。

検索対策を心配されていますが、そもそもそれ以前の商品やコンテンツの問題が大きいような気がします。

インタビューで浮き彫りになったこと


EC仙人 太田

いつものようにお電話でインタビューをさせていただきました。
お電話をかけると、ダウンタウンアートカンパニー さんではなくて、「浅草屋です」とのお声。

詳しく聞くと、正式な会社名は、(有)ダウンタウンアートカンパニー 浅草屋 さん。
熊本市内に 外国人向けの土産物店を経営されており、当店はそのネットショップという位置づけのようですが…、

実は「祭用品専門店 浅草屋」というのがご本業だそうです。
→ Webサイトはこちら http://asakusaya.com/

こちらは、本格的な お祭り用品の専門店さんで、半纏や足袋などの祭り衣装や提灯、手拭いや、扇子などの祭りグッズまで全国からご注文、販売されているようです。

店長の宮村さんはネットショップの担当で、お父様が社長、実店舗はお兄様が店長の家族経営の会社だそうです。

土産物店も10年前の開店当時は、熊本には自動車会社の工場やその関連企業も多く、海外からビジネスでの来日客も多く、そういった方々の土産物需要もあって活況だったようです。

今はコロナの影響ですっかり客足も減ってしまい、商品の仕入れも止めているので、品切れ商品も多く、先が見えないため新たな商品企画などもチャレンジしづらく困っていらっしゃるようです。

具体的なダメ出し…


EC仙人 太田

根本的には、在日外国人ターゲットのお店ですので、最低限、英語での詳細な商品説明は必須だと思います。
まだまだ説明不足な商品が多く、アクセスや集客が増えたとしても今の状態ではなかなか「よし買おう!」となりにくいですし、説明文、キーワードが少ないので、検索にもヒットしづらいという二重のマイナスの状態です。

例えば…木版画などは
https://dtacompany.ocnk.net/product-list/18

有名な絵師(日本画家)の作品モチーフも多いですが…例えば 北斎(Hokusai)などのモチーフ商品はあっても、Hokusai のキーワードは全く書かれていません。
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忍者 手裏剣
https://dtacompany.ocnk.net/product/315
は 英語では Ninja Shuriken や Ninja stars と言うようですが、ページ内の ハッシュタグが #ninjastasrs とスペルミスがあったり、#syuriken だけでなく #shuriken とローマ字表記も両方掲載するなど、細かな点も気を付けましょう。

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着物や刀 などは あくまで本物の着物、刀ではなく、観賞用や、コスプレ衣装用の模造品という点を詳しく説明して、その上ですべて日本製(Made in Japan)だと明記しておきましょう。

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扇子や手拭い、手拭い生地のマスクなどは、コスプレ小道具ではなく、本物の実用性もあるモノだと思うので、日本のどこ製なのかを明記したり、今ならコロナ対策商品としてトップページにコーナーを設けてプッシュしても良いのではないでしょうか?

扇子や団扇は会食時などに手持ちの「フェイスガード」として飛沫防止抑制に役立つマナー商品として提案できると思います。

現時点でも外国人からの需要、注文が期待できる商品だと思います。

総評

観光気分での現地衝動買いの土産物と、冷静な判断で検討されるネットショップ販売の商品では、求められる価値や品質が違うと思います。

今のインバウンド客はもっと深くてクオリティの高い本物志向のJapanese Item を求めているのではないでしょうか?

またその中でも特に、アニメやゲームといった現代の日本を代表するカルチャーに関する商品群がほとんどない(キティーちゃんだけ)のは弱いと思います。

キティちゃんグッズにしても、着物や手拭いや扇子なども欲しいところですし、キティちゃん以外の日本の人気アニメキャラクターモチーフの商品群の品揃えは、今後、コロナ後を見据えてもV字回復のカギになるような気がします。

そして…何よりも!
貴社の中核である「お祭り用品専門店」という大きな【強み】を活かしたカテゴリーを設けて、お祭り用の袢纏や法被、団扇や扇子、提灯などを当店に合わせた品ぞろえで外国人向けに提案してみない手はありません!
もちろん英語の詳細な説明付きで!

着物なども 浴衣と帯と着付けマニュアルや動画をセットにした商品などは、既存の本業の仕入れルートからも企画できるのではないでしょうか?

カジュアルなJapan商品でも、
例えば…
抹茶と茶碗と茶筅をセットで Sado(茶道)set とか
徳利と杯 で Sake kan(酒燗)set
のし棒とそば切り包丁で Sobauchi(そば打ち) set
などは、比較的簡単に企画できるのではないでしょうか?
本物を仕入れてもそんなに高額にならないと思います。

そういう観点で見れば、日本文化の中にまだまだ外国人が喜びそうな商品案はいろいろありそうですよね!

また基本的なことですが、トップページの店舗看板
https://dtacompany.ocnk.net/data/dtacompany/image/IMG_0633.JPG

もちゃんと貴店の店名入りでコンセプトを明記したものに変えるとか、店舗各ページのタイトルを英語表記に直すなど、基礎的なこともコツコツと改善してみてください。

まずはぜひそこから!

前回も申し上げましたが、安くて良いモノを売れば売れる時代は終わりました。自社ならではの【強み】を活かして「価値を生む」店が利益を出し生き残れる時代です。

ぜひ本質的な【強み】やポテンシャルを活かしてください!

以上、ダメ出し!道場 でした。(^^;)

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。