Fin-ch

カテゴリ:ファッション

Fin-ch

7年目のショップとなります。
私どもは毎日見ているので慣れてきてしまっているのですが、初めて見られて改善点などありましたらご教授いただければ幸いです。
宜しくお願い致します。

コロナ禍になってから、人込みや密を避けられることもあって、キャンプや釣りなどアウトドアでのレジャーを楽しむ人が増えたようで、アウトドア業界は賑わっているようです。

ただ、にわかファンたちが急に増え、キャンプ場や郊外の公園や河川敷などでバーベキューの後の火や灰、ゴミの始末などがいい加減であったり、ルールやマナーを守らない(知らない)などで環境を破壊したり、地元の人に迷惑をかけるなどのトラブルも増えているとか。

都会の喧騒を離れ、田舎の山や川や海へと自然を感じ、自然の恵みを吸収しに行くはずのアウトドアレジャーが、ただただ都会から多くの食料や物資を持ち込んで飲み食い散らかし、出たゴミを無造作に残して行ったり、ひどい場合は山火事を起こしたり、土壌や水の汚染をしてしまうなんてことは、あってはなりませんよね。

「自分が出したゴミは自分で持ち帰る」のがマナーであり、アウトドアを楽しむ常識ですよね。

さて、今回のお店は、そんな「にわかアウトドアファン」にとっては憧れの達人、鉄人、仙人レベルのエキスパートが経営するアウトドアブランドの直営ショップです!

オーナー店長さんはプロのアングラー(釣り師)でもあり、全国ネットの釣り番組に出演されたり、釣り具メーカーのアドバイザーを務めたり、釣り行では日本国内のみならず、南米アマゾンにまで行っちゃうほどのアウトドアの達人。

そして好きな事を仕事にして人生を楽しむ達人でもあるようです。

それでは「ダメ出し!道場」、始まりです!

第一印象


EC仙人 太田

まずはトップページ最上部の店名ロゴとカラフルな鳥のイラスト。
その下には大きなイメージ画像から店長やスタッフらしきお姿が。
ロン毛や金髪にサングラス姿で、森林の中の渓流でほとんどがロッド(釣り竿)を持ったり、釣り上げた魚を持った、ちょっとイカツくて怖そうなおじさん達の写真がスライドショーで次々と流れ…

左メニューのカテゴリーでは
アウター
インナー
パンツ
シューズ類
靴下
ハット・キャップ
バッグ
グローブ類
ステッカー類
アクセサリー
アウトドア用品
ロッド
ルアー
フード類

イメージとしては「釣り」色が強く、こだわりやクセの強い、ちょっとコワそうなオーナーがやっているアウトドア衣料中心の店(ブランド)なのかなぁーという印象。

初見、初心者にはちょっと入りづらい、話しかけづらそうなお店という印象です。(知らないオジサンの真顔のサングラス姿は、決してフレンドリーで好印象とはなりにくいものです)

インタビューで浮き彫りになったこと


EC仙人 太田

いつものようにお電話で、オーナー店主の「ゲンキマン」の愛称で仲間から慕われる藤田元樹さんにインタビューさせていただきました。

Fin-ch は2014年末から準備を始め、スタートしたのは2015年からと、まだ7年ですが、藤田さんは現在44歳。生まれ育った地元香川県の宇多津町にて、レディースのブティックとカフェの経営もされているとのこと。

元はご両親が経営されてきたブティックに元樹さんが入り、後を継ぎました。現在はブティックは奥様をメインに運営されており、藤田さんは 新しい Fin-chの事業に注力・成長させていらっしゃるようです。

私は最初はFin-chのおちゃのこサイト や、Facebook、Instagram、YoutubeなどのSNS を見てからお電話インタビューさせていただいたのですが、その後、地元紙の取材記事なども発見したので読んでみると…

なんと藤田さん、プロのアングラー(釣り師)で、釣り具メーカーのアドバイザーや全国ネットのテレビの釣り番組にも出演されたりしているそうで、そりゃ釣りに詳しいわなー!って感じ(笑)

再度お電話して確認してみると…

でも自慢げに見えるのは良くないと、Fin-chサイトの中にはどこにもその最大の「強み」を書かれていないとか!(汗)

「お客さんの多くはあれこれ調べてウチにたどり着くからわかっているだろうし、自分から言うのはなんかねー」といたって謙虚で控え目過ぎる藤田さん(^^;)。

Fin-ch のスタートも、「よし! 新しい事業をやるぞ! 儲けるぞ!」なんて気負いはまったくなく、釣りや地元の仲間内のチームウェアをいくつか作って、それを(種類、サイズや色など)注文管理するのにネットショップみたいのがあったらいいね、といわば完全に趣味の領域のお楽しみからのスタートだとか。

それが、少しずつ口コミやブログや、Facebookに作ったユーザーコミュニティグループ(掲示板)などを通じて徐々にお客様が増え、釣り行活動を楽しみながら新しいFin-chアイテム(商品)も増え、いつのまにか商売・事業として、今では「億」の年商を超えるレベルにまで育ってきたそうです。

商品開発も社内スタッフだけではなく、藤田さんのアイデアをベースに、釣り界の仲間であり、釣り具メーカーのデザイナーでもある小川健太郎さんという方のデザインを軸に、製造は藤田さんのネットワークを活用して商品化・製造されているとのこと。

いろいろ商品を見ていくと、その他、社外のいろいろなスキルや能力を持った方々とコラボして、次々と商品・製品が生まれているようです。

その際の重要な特徴でこだわりの一つが、「実際に海外のへき地での実用テストをクリアした物だけを正式な商品として販売する」ことだそうです。
この辺りは、さすが世界を股にかけるプロアングラーの藤田さん。

快適性や防水性などの素材面や、ファスナーや袖口の大きさ、構造など、過酷なアウトドア環境でも着やすく、使いやすいという実用性でも妥協がないようです。

それでいて、日本の街で生活する人たちが普段着(タウンウェア)としても軽快に着こなせる着心地の良さや、釣りウェア感丸出しではないファッション性にもこだわっておられる。

釣りをまったくしない人でも軽いアウトドアレジャーや、タウンウェアとしても着たくなるようなデザインの物も多いようです。

釣り具、釣り着メーカーだけでなく、ブランドウェアにありがちな固定のブランドロゴを「これでもか!」と使いまわすようなデザインではなく、共通のメインロゴは控え目に、毎回異なるフィンチという小鳥や魚モチーフのイラストをオシャレに取り入れておられるのも魅力だと感じました。

例えばアウターの胸のロゴデザインだけでもいろいろありますよね。
↓↓↓↓↓
https://finch.ocnk.net/product-list/3

ウェア、釣り具ももちろんですが、さすが「うどん県」と呼ばれる香川のブランド! それだけじゃない!
Fin-ch藤田さんの自由度や創造性を象徴するようなこんな商品も!
Fin-chブランドの讃岐うどんと、香川県伊吹島のいりこ出汁を使った麺つゆのセット!
https://finch.ocnk.net/product/499

イタリア製パスタの袋かと思うようなおしゃれなパッケージは、ギフトにしても喜ばれそうですね。

Youtube では 南米アマゾンへの釣り遠征の際にこのうどんを船上で茹でて、他の釣り客や現地船スタッフの皆さんに振舞っているなんて動画もありました!(^^;)
スケールがデカいけど庶民的で嫌味がない!(笑)

お店のトップページ画像のイカツい!? イメージとは真逆で、動画とお電話でお話しした藤田さんは本当に温和で穏やかで優しい語り口の店長さんでした。

そんなオーナーであり、ブランドプロデューサーであるゲンキマンこと藤田さんのファン達が多く顧客になっているという、特徴的なお店のようです。

今風に言えば、「釣りとアウトドアライフを極めた達人インフルエンサー自身がプロデュースしたブランドの直営ショップ」ということです。

Facebook上にある ユーザー交流のグループ(Fin-ch Club)は、メンバー数1,541名で、日々ユーザー達が釣りの成果やレジャー、グルメ情報などの書き込みをして盛り上がっているようです。

Fin-chというブランドの商品ユーザーのグループですが、商品のレビューや宣伝などは見当たらず、ユーザー同士が本当に遊びを楽しむコミュニティーになっていながら、どんどん繋がって新たなユーザーが増えていき、いずれは買い物にも繋がっているという様子が感じられて、とても素晴らしいですね。

藤田さんが大変嬉しかったという、あるユーザーさんからのこんなエピソードを聞かせていただきました。

広島のユーザーさんと、福岡のユーザーさんがそれぞれ旅行で訪れた北海道で、たまたま Fin-ch(香川)のウェアを着ていたのをきっかけに話しかけ、意気投合し、仲の良い友人になったそうです。

Fin-chというブランドが遠く離れた地で、遠く離れたところから来た人と人を繋げ、それを今のインターネットの技術(スマホやSNS)で交流し友人になれる。

そして今後、また彼らが Fin-chブランドのグッズやウェアを買い、ともに使って共感度や連帯感を高めたり交流したりしてくれる。
商売人冥利に尽きますね!

お電話ですが、インタビューを通じて感じたのは、藤田さんは決して商売第一、仕事第一、がむしゃらに頑張る社長・店長ではまったくないということです。本当に自然体で、釣りやアウトドア、旅や美味しいもの、仲間との会話や楽しい時間を優先して楽しむ! という姿勢の方で、その中でみんなに喜んで使って欲しい! とか、着て欲しい! とか、食べて欲しい! というモノを自分のアイデアと思いを詰め込んで形にしていると、それが自ずと商品となってファンに口コミでも広がって売れていく。

SNSもYoutubeも「売らんかな! 宣伝ありき!」では決してなく、好きな事を楽しんでいる姿や活動を皆に紹介しているのが中心で、ほとんどは釣りやレジャーを楽しむ動画。

たまにある商品紹介も、あくまでそうしたアウトドアライフを楽しむアイテムを作っちゃいました! というスタンスですし、プロとして達人としての知見や創意工夫が盛り込まれているので、宣伝やセールス感がなく、素直に視聴してこれいいなぁ! 私も欲しいなぁ! と思える方が多いのではないでしょうか。

具体的なダメ出し…


EC仙人 太田

なんだか感心して褒めてばかりになってしまっているので、ここらでちょっと気付いたダメ出しをいくつか(^^;)

まずは おちゃのこサイトのトップページ。

笑顔の藤田さん&スタッフ写真を増やして、コワそう、近寄りがたい、話しにくそうなイメージを減らす!

初来店のお客様に笑顔であいさつし、話しかける短いメッセージ動画をトップページに用意するのも良いと思います。(藤田さんの笑顔と語り口調は動画なら好感度が高いが、真剣な顔の静止画写真+サングラスはコワい)

同じく、トップページスライドショーやイメージカットに釣り以外のアウトドアシーン(焚火や、調理や、他の遊び)の画像や街での着用画像なども用意して、「釣りファン以外でも人気なんですよ〜!」をさりげなくアピールする。可能なら女性モデルの着用画像もあちこちに散りばめると、女性客へのハードルがうんと下がると思います。

ちなみに 現状は 店舗内の検索窓から「レディース」と検索しても1点の商品もヒットしませんが、各ウェアの商品説明文の中に「レディース」 の文字列と「女性ファンにも人気です」とか「女性にもオススメです」と入れておくと良いと思います。

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商品ページで気付いた点…

とても着心地良さそうな綿麻のインナー(Tシャツ)
Isabela7 Cotton linen(イサベラコットン7綿麻) 璃寛茶
https://finch.ocnk.net/product/579

初見の方なら誰が見ても気になるであろう特徴的な胸のマチの付いたファスナー付きのポケット。でも商品説明のどこを読んでも、このポケットについて説明されてれていない。え? なんで? スマホとかどのサイズまで入るのかな〜。気になるのに知り得ない。釣りファン、Fin-ch ファンなら黙ってもわかる何かがあるのかなぁ。

「よし買おう!」の決断を鈍らせますねー。

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今度もインナー(Tシャツのページ)
Isabela10 Lagoon cotton (イサベラ10ラグーンコットン)草色
https://finch.ocnk.net/product/574

商品は良いのですが、気になるのはモデルさんとサイズです。
ウェアの各商品ページに掲載されている下記のスタッフモデル? の名前とサイズ表記ですが…

↓↓↓↓↓
ゲンキマン 178cm 76キロ Lサイズ
オガケン 175cm 55キロ Mサイズ
キャプテン 175cm 68キロ Mサイズ
しげる 176cm 70キロ  Mサイズ
塾長 172cm 79キロ XLサイズ
ムネキン 171cm 72キロ Mサイズ
イトウ 177cm 78キロ ?サイズ
ヤマウチ 165cm 62キロ Mサイズ
ウェスティン 172cm 72キロ Lサイズ

この写真のモデルが誰なのか? はどこにも書かれていないので、店長(ゲンキマン)はなんとなくわかっても、その他のモデルさんは不明で参考になりません。「常連さんならわかるだろう」ではなくて、初見の方でもわかるように写真にモデル名を記すようにしましょう。
↑↑↑↑↑
あと、細かいですが イトウさんの cmだけ半角、78キロの7だけ半角になってますので修正ください。

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【SNS や Youtube の活用度、スキルアップ】

Fin-chさんの Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UChRtpHvqZseLwOyv5JVTpew/featured

Fin-chさんの Facebook
https://www.facebook.com/finch714/

Fin-ch Club (ユーザーグループ掲示板)
https://www.facebook.com/groups/233949137049205/members

Fin-ch のInstagram
https://www.instagram.com/finch_officialpage/

Fin-ch ブログ (Fin-ch商品だけでなく八武海という釣り情報)
http://blog.livedoor.jp/genki52714/

Fin-ch LINE
https://page.line.me/rxe2515m?openQrModal=true

Fin-ch twitter
https://twitter.com/finch0714

と、かなり手広く積極的にSNS活用にチャレンジされているFin-chさんですが…

私の感想としてはYoutube と Facebook は上手に運営されていると思いますが、ブログはもう時代の流れに取り残された感もあり、過去の遺産として(ショップやYoutubeへの入り口)として残しておけば良いレベル。

Instagram は正直、Instagram アクティブユーザーの女性層に向いていないので、いっそ女性層だけを意識した投稿内容に特化する(女性初級アングラーや女性ソロキャンパー向けのアドバイスとか、道具やウェアの活用術などをメインに、オシャレなビジュアル中心にしておっさん被写体を避ける(^^;))

twitter は唯一拡散バズる可能性の大きなSNSですが、宣伝や商品アピールばかりの投稿は嫌われる傾向が強いので、むしろYoutubeチャンネルのダイジェスト動画投稿を中心にするなどして、地球遊びファンを増やすことに特化するのが良いかと思います。(Youtubeへのリンクだけじゃダメ。10〜30秒程度の短い動画で投稿)

twitter は趣味系、マニア系投稿には親和性が高いSNSです。

総評

歴代の「ダメ出し!道場」のお店の中でもトップクラスではないでしょうか。ただし、おちゃのこショップ単独の点数ではなく、ブランド全体としてのネット活用度トータルでの点数です。

藤田さんご本人は、電話インタビューで、「ネットやITのことは素人でまだまだ良くわからないので」と何度もおっしゃっていたのですが(^^;)

そりゃ、プログラミングやWebデザインテクニック的には素人かもしれませんが、私に言わせれば、ネット活用度はかなりの上級者ですよ! しかも、勘どころを押さえ、センスが良い!

車で言えば自動車エンジニアや整備士ではないとしても、車を使ってレースをしたり、仕事をしたり、レジャーを楽しむ車活用の上級者! といったレベルだと思います。

そのネットを活用して、月商で一千万円超え、年商億越えしている方がいつまでも「私はネットは素人なので…」と言い続けていてはいけません。謙虚だとしても謙虚過ぎます(^^;)

Facebook や Instagram、ブログを長年活用し情報発信するだけでなく、ファンコミュニティー(交流の場)まで育て上げておられます。

そして 重要な Youtube の取り組みも6年前から。
ハイクオリティの動画チャンネル(もはや番組といえるレベル)「Fin-chチャンネル 地球遊び(そとあそび)」
https://www.youtube.com/channel/UChRtpHvqZseLwOyv5JVTpew/featured
を6年前から立ち上げ、チャンネル登録者数 9,300人。

番組タイトルやロゴ、BGM やテロップの入れ方などがとても洗練されていて、ちょっとテレビ番組レベル!?
↓↓↓↓↓
実はこれも伺ってみれば納得。なんと釣り仲間の友人であるプロのテレビマン(カメラ、編集、プロデューサーなどを経験された方)が無報酬のボランティアでやって下さっているとのこと!
(但しYoutubeでの収益が出た場合はすべてその方へという約束だそうです)

単なる技術スタッフやYoutuberを雇っても、なかなかここまではできないと思います。釣り好き、Fin-ch好き、藤田さんのことも大好きなプロ動画師がいてくれてこそのコンテンツクオリティだと思います。そのノウハウは本当に今の時代、大きな財産です!

実際、いくつかのYoutube動画を見ると、藤田さんの人柄の良さや釣りやアウトドアの知識や経験、スキル、商品開発への思いなど、Fin-chと藤田さんのいろいろな角度の魅力が映し出されていますし、実際私にも強く感じられました。

そして嫌味なく、本当に楽しそう! 人生を、仕事を、遊びを本気で仲間と楽しんでいらっしゃるのがわかります。

私を含め、多くの大人、商売人、社会人、ビジネスマンたちが、藤田さんのような人生やライフスタイル、生き方に憧れるのではないでしょうか。心から「羨ましぃ〜!」と感じられました。(^-^)

ご自身では明確に意識や定義づけはできていないのかも知れませんが、既に実践されているスタイルは

プロアングラーでアウトドア達人インフルエンサーであるゲンキマン藤田さんの「ライフスタイル共感型ブランド Fin-ch ビジネス」

であるということ。今一度しっかり自覚され、アピールすべきこと(プロアングラーだからこそのハードな環境での経験や知識)はしっかりと明記・表現し、「メッセージ」や「ストーリー」をおちゃのこサイトの中でも意識して伝え、ライフスタイル共感を押していくこと。

ブランドの対外活動(マーケティング)においては、Youtubeを最優先で軸にしつつ、FB、インスタ、Twitter 各SNSのユーザー層毎にターゲットを分けて活用すること。

などが基本戦略になるのではないでしょうか…

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Youtuber として見てしまえば、まだまだ登録者数や再生数も大したことはないかも知れませんが、目指すはトップYoutuberではなく、再生回数で収入を得ることが目的でもありませんよね。

あくまで釣りやアウトドアライフを楽しみながらファン(というより共感する仲間)を増やして、その中からいずれは購入してくれる人も増えれば良い…といった、肩に力の入らないスタンスでのYoutubeで新規客を増やすことに繋がっていそうです。(実際、「Youtubeで見ました!」という新規客が増えているそうです)

今後、ますますYoutubeでの集客(というよりファンづくり)が重要になってくると思います。その分、時間的にも労力的にも動画師の方への期待度と負担も高まると思いますので、早めに若手スタッフの採用や修業も必要になってくると思います。

現状路線でもファンをメインにリピーター注文も多く、大きく変えなくても十分な売り上げや利益を得られているFin-chさんですが…
まだまだポテンシャルも大きく、新規ファン、新規客を増やしていけば何倍にも成長できるお店(ブランド)だと思います。

英語や中国語もできるゲンキマン藤田さん、中国語ショップサイトもお持ちで、今後成長するであろう中国市場からの注文も大きく期待できるところでしょう。(ただ、盛んになってくると藤田さん以外にも中国語ができるスタッフが必要になってくるでしょう)

やりたいこと旺盛なゲンキマン藤田さんのことですので、きっと人材・スキル・労力の獲得、確保が今後のカギになってくると思います。

ただ、地方・田舎ではこうした人材の確保は正直難しいのも実情です。地元で通勤できる範囲で良い出会いがあればいいのですが、発想を替え、ネットでリモートでの求人やフリーランスや外注さんの活用、コラボなども検討したり、都会からのIターン、Jターン、Uターン採用なども検討の余地ありですね。

コロナ禍で都会の方々の都会脱出の意識変化は追い風だと思います。

今後の戦略や方針など迷われましたらまたぜひお気軽にご相談ください。今回は私もとても刺激を受けられた素晴らしいお店でした!

以上、ダメ出し!道場でした。

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。