> > ダメ出し道場バックナンバー
バロックパールアクセサリーショップ Cross over Road

いつも「ダメ出し!道場」を楽しく興味深く拝見しております。

当オンラインショップは9月で開設して2年になります。
リアルショップはありません。
バロックパールを中心に扱っているとてもニッチなショップです。

「ダメ出し!道場」様から他ショップ様へのアドバイスを元に 自分一人でできそうな事から少しずつやっているつもりなのですが、 2年経っても主婦の小遣い稼ぎ程度の売上から脱却できません。

「買わない理由」「素通りする理由」がありましたら この際徹底的に剥ぎとりたいと思っております。

バロックパールアクセサリーショップ《 Cross over Road 》
担当:宮本千春(ちいこ)

昨日、12/10日 は、満月が地球の影にすっぽりと隠れる「皆既月食」が見られました。暗いニュースが多い世の中ですが、昨夜ばかりは、秋の夜のひと時の天文ショーを眺めて、多くの皆さんが明るい気持ちになれたのではないでしょうか?(^-^)

見損なった方に、東京スカイツリー越しの月食写真
↓↓↓↓↓
http://bit.ly/sr5T9O
http://bit.ly/srAAWU

いまさらの情報ですが…
月食とは、月と太陽の間に地球が入り込んで、月に届くはずの日光を地球がさえぎってしまう(地球の影に月が入る)現象です。

だから月が欠けて行き、暗く見えるんですね。

太陽→地球→月 という順番で並んでいる状態ですね。

ここで素朴な疑問! では、視点を変えて…
月食の時に、月から地球&太陽を見たらどう見えるのでしょうか?

まぶしく見えるはずの太陽が、地球でさえぎられるのですから、答えは…そう、太陽が欠けて行き、地球の影に入ってしまう。つまり日食の状態に見えるのですね!

月(の回りを回る人工衛星かぐや)から見た月食時の太陽
↓↓↓↓↓ 月から見れば皆既日食となります。
http://bit.ly/sQM8oL

見る場所(視点)が変われば見えるものも全然違う!ということですね。 ちょっと強引な!? 前ふりですが(笑)

今回は、自称「ネットショップで唯一の丸くないパール〜バロックパール〜の専門店」というちょっと珍しいお店。「ダメ出し!道場」第27弾スタートです!(^-^)

第一印象


EC仙人 太田

うん! 商品写真がキレイ!

今まで登場したお店の中でも、文句なくトップクラスに入る商品写真のクオリティですね。

単に撮影技術がウマい! というだけでなく、背景小物やディスプレイ(飾り方、見せ方、着装写真)、照明、撮影後の画像加工まで、とても上手だと思います。

皆さんもご覧いただければ感じるように、写真クオリティが高いお店はとにかく第一印象がぐっと良くなって、どこから見ようかな〜、どれをクリックしようかなぁ〜と、とにかく見て回るのが楽しくなりますね!

芸人さん風に言えば、「つかみ」はOK! です。

本気じゃないなら商売なんかするな!


EC仙人 太田

キツイ表現になってしまいましたが…せっかく「つかみ」はOK! 見せ方は十分プロレベルのお店なのに…

では…「買う目」で見ると…Cross over Roadさん(以下CoRさん)はどう見えるでしょうか?

まず…お店のコンセプトである
「ネットショップで唯一の丸くないパール〜バロックパール〜の専門店」という点は明記されていますし、トップページを見るだけでも商品画像からひと目で丸くない真珠(バロックパール)を使ったアクセサリーの専門店なんだ! とわかります。

でも…肝心の「バロックパールとは?」「当店CoRって?」「店主はどんな人?」などのコンテンツが不十分で、正直、理解できません。

トップページ中央下部の「Information」のコーナー右に縦に並ぶ「ショップについて」 「初めての方へ」「ブログ」「お客様の声」「お客様着用スナップ」「バロックパール着用女子」「安さの秘密」「Q&A」「豆知識」のコーナーが、自己紹介、自店アピールのコンテンツのおつもりなのでしょうが…ほとんどが amebaブログのサイトに飛んでいますし、肝心のお店の紹介「ショップについて」も

─────────────────
プロフィール
ニックネーム
ちいこ

出没地
概ねオフィスという名のおうちの中、中国上海とか蘇州とか義烏とか
────────────────

左メニューにも
「へっぽこ買い付け記」というタイトルのブログへのリンク…貴店に最も申し上げたい『ダメ出し』はここです!

アクセサリーや真珠について、最初は手探りで勉強しながらの開店だったのかもしれませんし、本音は自信も持てないままのスタートだったのかもしれません。そこは100歩譲って察したとしても…

地球からではなく月の側から、つまり店主である宮本さんからの目線ではなく、お客様の視点からお店を客観的に見てみてください。

うーん、本気の商売としてやってるお店なのかしら? 主婦店長の個人的趣味&お小遣い稼ぎでやってるお店? へっぽこって商品の目利きも仕入れも自信がないのかしら?
法人でもないみたいだし、店主ちいこって…顔どころか名前も出せないの? この店で買っても大丈夫? 大丈夫? 大丈夫? 大丈夫? …

と不安な要素が次々と浮かんで来ませんでしょうか?

たとえ、最初は不安で自信も持てずに始めたお店であっても、お客様にとってはCoRさんも宮本店長も、専門店プロショップのプロと信じて来店されているのです。「へっぽこ」なんて自信のないタイトルは即刻やめましょう!

ご自身でも書かれているように、
「2年経っても主婦の小遣い稼ぎ程度の売上」なのは、そんなつもりのお店に見えているのですから仕方のない結果といえます。

ユーモアやフレンドリーなエッセンスを入れたいのであればせめて「店長ドタバタ買い付け日記」とか「ちいこ店長バロックパール買い付けの旅日記」のようなタイトルにしても、あくまで目利きはプロ! のアピールはお忘れなく!

これは、CoRさんに限らず【専門店】(つまりプロショップ)では…

商品そのものだけでなく、その知識や目利きの技術、仕入れのネットワーク、商品に関する情報や提案力などトータルに「プロ」の付加価値も含めてお店に来ているのです。

例えば宮本さんが、芸能人やモデルさん、何かの業界での著名人であって新しいチャレンジとして新規ビジネスを勉強しながら始めた店、とでもいうのであれば、未熟さ、舞台裏のネタばらしも含めて勉強や成長の過程をブログなどを通じてアピールしながら販売していくのも「あり」だと思いますが…残念ながらまだ、今の宮本店長様にはそこまでのカリスマ性やファッションリーダーとしての影響力はないと思います。

小遣い稼ぎ→事業に! と本気でお考えであれば、そろそろけじめをつけて考え直し、取り組み方を変える事です! 理想は法人化して信用度、信頼度のUPもしたいところですが…

まずは、特定商材を取り扱う【専門店】として、ちゃんと身分や経歴をアピールし、その専門知識や情報、提案力で勝負していくのが正攻法で王道です!

そのためには、主要コンテンツである「ショップについて」(店舗概要)の「店主自己紹介」「初めての方へ」「安さの秘密」「Q&A」「豆知識」「特定商取引法表示」はamebaブログではなくキチンと「おちゃのこネット」の店舗の中に作っておきましょう!→これはお店への集客のSEO対策にもなります。

SEOの話し「商品名」だけでなく「とは」も大事


EC仙人 太田

すべてのオンラインショップが日々悩んでいるお店の検索対策、いわゆるSEOについて考えてみましょう。

SEOとはSearch Engine Optimizationの略で=検索エンジン最適化
つまり、GoogleやYahooで、自店のWebサイトを象徴するキーワードで検索された際に、検索結果のページの表示順の上位に表示されるように工夫することですね。

ではCoRさんで言えば、誰が見ても最重要なキーワードは「バロックパール」ですね。
実際、Google でも Yahoo でも 今日現在「バロックパール」で検索すると、Google で3番目、Yahooで2番目にはCoRさんのサイト内のページが表示されます。

これは多くのSEOに悩む店舗さんには羨ましい結果! のはずですね。

では…「バロックパールとは」で検索してみましょう!
これもGoogle,Yahooともに2位表示なのですが…実際に上記で上位表示されたページはすべて下記ページになります。

http://crossoverroad.ocnk.net/product-list/2

なぜだか商品カテゴリ一覧のペンダントトップのページですね。しかも、バナー画像が並んでいるだけで、肝心な「バロックパールとは何か」というコンテンツ情報は全くありません。

バロックパールって何だろう? どんな物だろう? どんな特徴があったり、良し悪しはどう見極めたら良いのだろう? どんな魅力があるんだろう?…などなど、バロックパールに興味を持って検索した人の心理を想像した際には、それを満たすランディングページ(クリックした入り口となるページの意味で着地の意味のランディングという)になっていなければ、ほとんどのお客様は「戻る」をクリックしてGoogleやYahooページに帰っていってしまうのです。

つまり、言い換えれば SEOでは見事に上位表示を成し遂げているのに注文には繋がらない! という、宝の持ち腐れ状態になっているわけです。

(私どもがSEOをテクニックとして嫌い、SEO偏重のWeb制作をしないのはこれが理由ですが、今回はまあ置いておいて…)

ちょっと横道にそれます


EC仙人 太田

さてちょっと横道にそれます、皆さんは魚釣りはしますか? ゴルフでも 良いですし、何か未経験な趣味を思い浮かべてください。今回は例として「魚釣り」にします。

さて、釣りに興味を持った初心者のあなたが実店舗の釣り専門店に入って行ったとします。ずらーっと並ぶ道具類の数々と専門用語

ロッド? ライン? リール? ルアー? 海と川と池? 何が違うの? などなど。初心者にとっては専門店は敷居が高くて何をどう見れば良いかもわからないですし、お店の方に質問しようにも何をどう聞いて良いかもわからないですよね?

では、その専門店に入ったら目の前にドーンと
「初心者コーナー!」
→海で釣りたい
→川で釣りたい
→池・湖で釣りたい

のようにコーナー分けされていたり
釣りたい魚別コーナー
竿(ロッド)の選び方
糸(ライン)の選び方 のような解説パネルがあったり

初心者まずはここからセット
→「鯛釣りセット一式」
→「川魚釣りルアーセット一式」

のように目的別に明確なセット提案がされていたらどうですか?

そして「初心者の方もお気軽に何でもご質問・ご相談ください!」とお店のいたるところに書かれていたらどうですか?

初心者が入りにくく、敷居の高い専門店も、「このお店なら何でも相談に乗ってくれそう!」「安心して買い物できそう!」
↓↓↓↓↓
釣りのことならここで全部OK!

となりますね。

そして、これは初心者を取り込むだけではないでしょう。
ベテランのお客様が、初心者の友達や後輩を誘うときも「とりあえずあの店に行けば大丈夫だよ」
「何でも揃うし何でも教えてくれるよ!」となれるのです。

そうなれば、自然に新規のお客様が増えていくことになりますね。

釣りのような、市場規模が大きく、対象者数も大きな市場ではいまさらネットでSEO対策をしても、商品を充実して成り上がるのはかなり至難の業ですが、ニッチでまだ認知も小さい「バロックパール」の市場なら可能性は十分にあります!

ではどうすれば良いの?


EC仙人 太田

では、CoRさんに当てはめて考えればどうすれば良いのでしょう?

単純です。

お客様の心理を想像して見ましょう。

「バロックパール」をどこかで見聞きして知る、興味を持った
↓↓↓↓↓
「バロックパール」「バロックパールとは」で検索
↓↓↓↓↓
「バロックパール」だけでなく「バロックパールとは」何か? のコンテンツを用意
↓↓↓↓↓
ここから来たお客様にとって、バロックパールのことならココにお任せ! No1ショップサイトになる。

という図式です。

まずは「バロックパールとは?」を対策しなければなりません。「とは」を満たすのが専門店なのです。

バロックパールの基礎知識が学べ、バロックパールの良し悪しの見極め方、そしてアクセサリーとしてのバロックパールの楽しみ方を得られるコンテンツまでを充実させ、お客様を待ち受けることが、本当の意味でのCoRさんのSEO対策となるわけです。

そうすればおのずと、魅力あるバロックパール専門店になって行くと同時にSEOもトップに、実際の購入率・転換率も高まって行くはずです。

総評

今回のお店は、キレイなお店だけどキレイだけでは売れない! の典型のようなお店でした。でも、良い商品を仕入れ買い付けるルートもあり、それを上手に見せるテクニックも持っているわけですから「売れる」十分条件はかなり揃っているお店なのです。

あとは、商売に必要な本質的な信用と安心感、プロとしての意気込みや本気度の問題でしょう!

オープンから2年。今後の成長戦略を考える、ちょうど良い時期かも知れませんね。
ぜひ、宮本店長に直接お会いして相談してみたいところです(^-^)

※上記内容は、取材当時の内容の場合があります。最新の情報はショップページ内でご確認ください。