2030年までに達成すべき17の目標が掲げられたSDGs。2015年の国連サミットで採択され、早10年。日本でも多くの法人・企業がSDGsに取り組んできたようです。
17の目標(2030年までに世界が目指すべきゴール)
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1)貧困をなくそう
2)飢餓をゼロに
3)すべての人に健康と福祉を
4)質の高い教育をみんなに
5)ジェンダー平等を実現しよう
6)安全な水とトイレを世界中に
7)エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8)働きがいも 経済成長も
9)産業と技術革新の基盤をつくろう
10)人や国の不平等をなくそう
11)住み続けられるまちづくりを
12)つくる責任 つかう責任
13)気候変動に具体的な対策を
14)海の豊かさを守ろう
15)陸の豊かさも守ろう
16)平和と公正をすべての人に
17)パートナーシップで目標を達成しよう
私の情報不足や勉強不足かも知れませんが、我が国では貧困や不平等、気候変動対策、教育、平和と公正などの目標・ゴールに対して何か具体的にやって成果は出ているの? と疑問もありますが、ここではSDGs全般の事は横に置いといて…(^^;)
少なくともSDGsというのは一般市民・生活者目線・民間レベルでは、環境問題、エコやリサイクルや省エネに関連する部分は強く意識されるようになってきており、それなりに変化が現れてきているように感じます。
生活者に身近な所では、例えばヨーロッパでは洗剤や化粧品、シャンプー、リンスなどを店頭でマイボトルに量り売りしてくれるニュースが流れ、日本でも大手メーカーと大手ドラッグストアチェーンが、店頭で洗剤の量り売りする実証実験をしたなどのニュースがありました。
エコでサステナブル(持続可能)の事例、話題として分かりやすいので、メーカーも企業イメージアップとしてやったのでしょうし、メディアも取り上げたのでしょう。
ただ、現実には身近なお店でそれらが当たり前に行われるようにはなってきていません。民間企業では消費者の需要が確認できれば「量り売り」や「小分け販売」をやってみたいところは少なくないと思うのですが、いざやりたい!やろう!となっても日本には大きな「障壁」があります。そう、薬機法(旧薬事法)ってやつです。
医薬品、医薬部外品、化粧品などの製造や販売に関しては、とにかくいろいろな許可や承認、申請などが必要でややこしい。うーん。
製造はできても販売はできない、販売はできても製造はできないとか、細かく品目や行為(製造、包装、保管、流通)ごとにルールが分かれ、申請・承認が必要。
なので、すべてを網羅して理解し、適切な指導や、相談ができる人材や窓口となると、監督官庁である厚労省にはいるのかも知れませんが、実際の申請や相談窓口である各都道府県内の関連組織にはなかなかいません。都道府県に相談しても、よく分からないので確認しますとか、地域の保健所に相談しろなどとたらい回しされることも珍しくありません。
なにせややこしくてケースバイケースでもあるので、パッとQ&Aできる人がなかなかいないのです。そうなると、お役所あるあるで、うかつなことは言えない、曖昧なグレーゾーンはやめておいた方がいい、承認やOKを出さない方がいいという心理が働きますので、民間からの相談に簡単に背中を押してくれるような回答はなかなか期待できません。
一部の勇気ある? 無謀な? 事業者が見切り発進すると(お役所は厳しく巡回取り締まりしている訳ではありませんが)善意ある?(行き過ぎた?)市民が通報したり、通報されない場合でもネットSNSで叩かれ「炎上」するリスクが当たり前な時代になってしまいました。
例えば「入浴剤」ひとつとっても、「医薬部外品」は疲労回復、神経痛、肩こり、腰痛緩和、肌トラブルの改善などの温浴効果や効能をちゃんと謳えるもの。
「化粧品」は皮膚を清潔・健やかに保つ、うるおいを与えるなどの効果は表記できます。
それ以外のバスソルトなど百円ショップや雑貨屋、みやげ物屋などでよく目にする入浴剤は、効果効能は一切謳えない「雑貨」に分類されます。あくまで「入浴雑貨」としてなんらかの商品メリットとしては効果や効能的な表記はできないので、せいぜい「〇〇の香りでリラックス」「〇〇色のお湯でリフレッシュ」など色や香りを楽しむ商品になります。
実際には効果・効能がある成分が入っていても、コストや手間のかかる申請・承認を受けておらず「雑貨」として販売されている物も多いのが実情です。
明記・表記されてはいないにもかかわらず、SNSの他の消費者の口コミなどからなんらかの「効能効果」を期待して購入している消費者も多いと思いますが、お店側がそこに触れると、ネット警察とか監視民とか通報厨なんて呼ばれる人たちに通報や炎上させられかねません。
また、例えば 化粧水や乳液、薬用クリーム、入浴剤など肌に付ける化粧品や医薬部外品は薬機法の対象で、製造、販売、包装、流通など細かく決められており、例えば小売店では勝手に小分け販売はできません。それができれば店も消費者も助かるのに。
大容量で仕入れ、無許可で小容器に詰め替えての小分け販売はNGでも、実は顧客の要望に応じてその場で容器に詰めての販売は「分割販売」と言うらしくOK。
前もって分けて詰めておく「小分け販売」はNGでリクエストごとの詰め換え=「分割販売」はOK。
飲食店で樽のビールをその場で注いで売るのはOKだけど、瓶に詰め替えて売るのはNGなのと同じような感じでしょうか?
容器の衛生面、詰め替え後の劣化などのリスクと責任を店側が負うか消費者が負うかの違いなのかな? などと想像はできますが、理由などは法律には書いてないし、法の専門家でもない小売店や消費者には容易に理解はできません。
でも、大容量ボトルで買って好みじゃなかったり肌に合わなかったりすれば、ほとんどを廃棄しなければならず、消費者にとっても環境にとっても無駄や負担になりますので、小分けして販売・購入が可能なら消費者にとってもお試ししやすく、お店にとってもいろいろな商品を試す客が増えて双方に販売機会・購入機会が増え、経済的にも小分けで店の利益も増え、合わなかった場合の客の損も減り、トータルでGDPも増える(^-^)
「規制する法律」ばかりが増えて、少しずつ、少しずつ、企業の販売活動や消費者の購買活動の障壁やブレーキが増えている日本。そりゃ経済も成長しづらいし、所得も増えんわなぁ。
消費者の安心や安全のための法律という面も分かるのですが、流通や販売活動を規制する方向の法律は増えれば増えるほど売る側も買う側も不便になったり高いコストを強いられるということを、国(行政、立法、司法)も国民ももっと意識していかないと。
過剰な安心安全のために、とにかく生きていくのに何でも高いコストと多くの時間や労力が必要な国になっていると感じます。
他にも、小さな交差点にもやたらめったら信号機を建て、税金と多くの人々の膨大な時間を奪っているとか、最低賃金の引上げで結果的に中小企業のリストラが増えたり、外国人の最低賃金以下での不法就労が増えたりなど、国民の安心、安全、権利を守るはずの法律規制がかえって国民を苦しめていたり、多くのコスト、時間、労力を奪っていることにそろそろ気付いて手を打つべき時期がきているのではないでしょうか?
先進国としての歴史が長い国ほど、細かな法整備が進んでいくのは当然だと思うのですが、規制(あれダメ、これダメ)の法律が増えすぎればマイナス要因になるのは当然だと思います。
私の日頃の不満? から、ちょっと話が横にそれました(^^;)
さてさて、本日のお店はそんな「薬機法」の制約の影響を受けやすい健康や美容に関連する商品を扱うお店です。店長さんへのインタビューをしながら、先のようなことを感じてつい書いてしまいました。
では頭を切り替えて、「ダメ出し道場!」始まりです!
お店トップページには「こちらはネット通販サイト、【DOKA-SHOP】(どかしょっぷ)ご愛用者さま向けのファンサイトです」とあります。
並んでいる商品やランキングを見て、入浴剤、ヘナシャンプーやヘアカラー、ノニジュースなどから、なんとなく美容や健康に良さそうな、他では見かけない珍しい商品を売っているセレクトショップかな? という第一印象を持ちました。
ただお店についての紹介や、「私が店長です」や「店長日記」も、メニュー見出しはあるが中身は空白。どんな店主がどんな思いでどんなお客様にどんなベネフィットを提供したいのか? がまったく見えません。
ファンサイトとあるので、主体はおちゃのこショップの外の自社ホームページやSNSなどにあるのかな? とも思いますが、お客様の声やコミュニティ、SNSへのリンクなども見当たらず、「人気(ひとけ)」も感じられません。
このおちゃのこショップだけを見ると、なんだかよく分からない怪しいお店にも見えてしまっています。
現状は、「既に商品をよく知っているお客様がただ注文しにくる自販機」という印象です。
いつものように店主の加藤さん(56歳男性)にお電話でインタビューさせていただきました。
加藤さんのネット販売歴は長く、1995年のWindows95発売を機にホームページを作って物を売ってみようと、最初は在庫リスクのないアフィリエイト販売やドロップシッピングからスタート。
やっていくうちに利益率を上げ、もっと売るためにはやはりちゃんと良い商品の現物を仕入れて(在庫を持って)販売すべきだ! と遠方までメーカーや問屋などに直接出向いて仕入れを開拓し、ホームページ作りは独学で学び、2011年には正式開業。
奇しくも東日本大震災の前日だったそうで、開店早々、世間は自粛ムード、景気の悪化など逆風もあったようですが、コツコツと独自店づくりを進めました。
2016年に安価で多機能なおちゃのこネットの存在を知ってこちらに店をオープンさせましたが、認知・集客には苦戦し、メルカリ、AmazonBASEなどにも出店、出品し、売れるところを模索。
ポロポロと少しずつは売れていましたが、2023年夏に突然、医薬部外品である入浴剤「美肌の湯」の注文が激増。お客様に聞いてみると、美容系Youtuberの女性が良いと紹介してくれていたとのことでした。(そのYoutuberさんとは特に連絡など取っていない)
その後TikTokでまた別のフォロワー数十万人以上のインフルエンサーさんにたまたま紹介いただき、受注が増えるという新たなラッキーもあったとのこと。(このTikTokerさんとも特に連絡は取らず)
インフルエンサーマーケティングは今やネット販促の大きな一つの手段で、コスト(広告費やギャラ)をかけて代理店などに依頼することが一般的ですが、運よく数十万人以上の登録者数(フォロワー)がいるようなカリスマインフルエンサーさんに一方的に取り上げ、紹介してもらえることは超ラッキーな「特需」とも言えます。
昔からマスメディアから取材を受けて一時的にTV放映や雑誌掲載があると、短期間はめちゃ売れしてもじきに静まることはよくありますが、Youtube は時間が経っても動画は残っていますし、他の動画から関連動画のオススメとして数年前など古くても視聴数やいいねなどの多かった動画が紹介されてまた見てもらえる効果があるので、一過性のブーム商品ではなく、大昔からある「入浴剤」のように汎用で普遍的な商品だと、長期間に渡り新しい人に見てもらえる可能性は高いのだと思われます。
根本的には「商品の良さ」があったからこそ、そのYoutuberさんやTiktokerさんにも気に入ってもらえ、注文購入されて紹介されたのでしょうし、その商品がネットの他店ではほとんど売られていない珍しい商品であったことで、DOKA-SHOPさんに注文が集中したということもあるのでしょう。
メーカーさん自身が主力事業や主力商品が他にたくさんあるので、当該商品のネット直販には熱心ではなく、通常の卸先はほとんどアナログなルートでネット販売されていないらしく、DOKA-SHOPさんの競合がほとんどないなどラッキーな面も重なっていたと思われます。
一方で、この商品はメーカーさんも常時大量在庫されていないようで品切れしやすく、品切れしてしまうと次の製造までかなり期間が開いてしまうそうで、買いたいとの声は多いのにAmazonで販売できない機会損失をしているのが悩みだそうです。
苦肉の策でおちゃのこ店で「予約注文」を受けているそうですが、それでも待ってでも注文してくださるお客様も多く、ありがたいことだそうです
一方、Amazonで買えずあきらめているAmazonユーザーのお客様が多くいるだろうことは悩ましいとのことです。
今後はこの入浴剤だけでなく、自社のオリジナルブランドでOEMした竹酢液の入浴剤や、ヘナという植物性の白髪染め、シャンプーなどにも力を入れたいとのことです。
上でも述べましたが、まずはお店のコンセプトや紹介、店長プロフ、店長日記などを用意、整備してちゃんとした意思や思いを持って営業していているお店だとアピールしましょう。
その上で商品ページにはお客様の感想や声を掲載しましょう。
個人差や好みの分れる商品のお店では、無理に自由に投稿できるユーザーレビューまではする必要はないですが、第三者のいろいろなお客様の使用感や感想は、マイナー商品を買う上で新規購入者の参考となり、背中を押す効果は高いですので、ぜひいろいろな角度、いろいろなタイプの過去のお客様の声を掲載していきましょう。
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特商法表示では責任者として加藤誠と、男性であろうと思われる名前が掲載されていますが、商品ターゲット層のメインは女性(インタビューでも確認)の商品がほとんどですので、店長もしくは運営スタッフには一緒に運営をされている妹さんのお名前などを掲載され、女性客にとって利用しやすく親近感が湧きやすい工夫が望ましいです。
売れるようになったきっかけの美容系女性インフルエンサーさんのように、女性客への信頼感、共感はお店スタッフにも期待されます。
中高年のオジサンがセレクトした美容系商品だけでは、なかなか女性客に受け入れられにくいので、より良い演出、体制作りが必要だと思います。
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お店全体を通じて、女性ターゲットの美容や健康に関連する商品のお店だというイメージがなく、商品のパッケージ写真しかないので、初めてのお客様には印象が薄く、弱いです。
入浴による美肌や温浴効果や癒しをイメージさせるような、モデルさんを使ったイメージ写真やイラストなど演出面も充実させると、お店の印象が良くなると思います。
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【その他 修正点・気づいた点】
ヘナシリーズの商品写真
メイン画像がパッケージの表面の平面画像ばかりなので、トップページの一覧では何かタロットカードのような物の一覧に見えています。
また個々の商品ページの写真もメーカーさんの提供画像なのか? 画質も悪く、実際の商品の現物や使用方法などがイメージできません。
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例) ヘナ100%【エコヴェーダ2019 オレンジ 】
オーガニックハーバルヘアカラー
https://dokashop.ocnk.net/product/100
アフィリエイターではなく自社で在庫販売されているのですから、メーカー提供の画像ではなく、自社で工夫してパッケージだけでなく使用方法なども撮影して、お客様が購入前に使い方や難易度を理解できるようにしていきましょう。
ヘアカラーなどは白髪がどのくらい染まるのか? など、モデルさんを使ってビフォー/アフター画像があればイメージしやすいです。毛染めのモデルさんを雇うのはなかなか大変でしょうから、協力してくれる身近な家族や友人の頭(髪)だけお借りしてでも用意していきましょう。
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その他の商品画像も画質が悪いものが見られます。
少しずつでも撮り直しして解像度が高く、明るく印象の良い商品画像と見せ方(展示や使用方法)を意識して改善していってください。
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いろいろな商品にオマケ? としてセットされている脱臭・調湿 和(わ)シート・ミニ ですが、元々の商品ページの画像はそこそこ画質良く綺麗ですが、他の商品ページではことごとく画質が悪く、それがページの印象を悪くしています。
また他商品ページでは「脱臭・調湿 和(わ)シート・ミニ」が何なのかは説明がないので、かえって注意をそらしたり気になってしまいます。セットの意味を混乱するお客様もいると思います。
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例)竹酢液「誠の泉(まことのいずみ)」+和(わ)シート・ミニ
https://dokashop.ocnk.net/product/3
例)ノニジュース +和(わ)シート・ミニ
https://dokashop.ocnk.net/product/86
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オマケならメイン商品名だけにして、和(わ)シート・ミニはオマケだと分かりやすく示し、「和(わ)シート・ミニの説明はコチラ」とリンクに留めておけば良いと思います。上の例で言えば、あくまで 誠の泉 や ノニジュースに関心を持って理解してもらうようにしていきましょう。
偶然と運によるインフルエンサーの紹介が頼りの状態では、今後の安定した売上や収益向上は期待できません。
徐々にジリ貧になっていく可能性も高いです。
せっかくのインフルエンサーさんの紹介という運と実績(売れる勝ちパターン)があるのですから、まずは、お店からそのインフルエンサーさん達にコンタクトしてお礼を伝えながら感想を聞いてみる、他の商品も含めて商品無償提供の申し出をして、他の商品も使ってみてと依頼し、気に入ったらまた紹介してもらうようなコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか?
また元々の「商品の良さ」があったからこそ、そのYoutuberさんやTiktokerさんにも気に入ってもらえ、注文購入されて紹介されたのですから、今度は意図的に他のインフルエンサーさんを開拓し、コラボしてくれる方を探していくことも計画的に行うと良いと思います。
1人、2人のビッグインフルエンサーさんに運任せで依存するのではなく、いろいろな世代やタイプの中小規模のインフルエンサーさんにも紹介してもらう機会を意図的に作っていけば、勝ちパターンを広げられると思います。
オールドメディア、オールドマーケティング、オールド広告が廃れてきて、若い世代の消費者には新たな商品認知や商品理解の手段として、SNSやYoutube、Tiktokなど動画サイトがますます強く大きな存在感になってきています。
とはいえ、小規模オンラインショップが自ら動画作成投稿してバズらせるのはなかなかハードルが高いです。となると、自ら動画作成投稿するのではなく、自分のお店の商品に合う動画投稿が得意な人達(インフルエンサーさん達)を上手く見つけて活用していくのが商売する側のノウハウになってくるのだと思います。
いろいろなタイプのインフルエンサーさんがいて、企業案件、企業コラボに対する考え方やパターンは一つではありません。インフルエンサーさん達を多く登録して管理している代理店のような企業も何社か見かけるようになりましたが、まだケースバイケースの混沌とした時期だと思いますので、自社にとって良いインフルエンサーさんとは個別に直に繋がっておく方がお店側の意図に近い発信がなされると思います。
ちょうちん記事とかヤラセとかステマなど悪いイメージもありますが、時代にあったウソ偽りのない商品レビューをちゃんと発信しているインフルエンサーさんは評価も高く、フォロワー(ファン)も増えていきます。
過去を振り返れば、たった数チャンネル、数紙しかないテレビやラジオや新聞、せいぜい数十誌の雑誌などのオールドメディアから、数千人、数万人〜の小規模だけど一定のファン(フォロワー数)を持ち影響力を持つインフルエンサーという多様性あふれるニューメディアは、何かを売ったり広めたりする上では必須のものになってしまっているように思います。
自分がインフルエンサーになれて必要な売上や収益を出せれば良いのでしょうが、苦手なことを無理するよりも、得意な人たちをどうすれば活用できるか? を考えていきましょう。
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また、仕入れや商品開発に関しても、お電話インタビュー時にも申し上げましたが、国内ネット卸サイトなどからの安易な仕入れは簡単ですが、他社、他店も同じように容易に仕入れられます。
やはり良い商品は自らメーカーさんや問屋さんとコンタクト・交渉して、他社と差別化できるような条件やアレンジ、オリジナルOEMなどがあってこそ、競争力や利益率の高い、お店の収益の柱になるのです。
ぜひそこを(若いころを思い出して再度)頑張ってみてください!
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また既存主力商品である「美肌の湯」は最小ボトルが600gで2,450円。お試しで買うには量も多く、価格もそこそこなので、買ってみて合わなかったらもったいない、どうしようと迷ってしまいがちな商品です。
冒頭コラムで触れた「小分け販売」や「お試し小量パック」などがあれば、例えば 「60g(2回分)お試し」500円ワンコインでクリックポスト配送なんて商品があれば、新規のお客様も試しやすいですし、そこに大ボトルの購入クーポンを付けたり、他商品のチラシやクーポンを同封しておくなどすれば、販売機会も増えると思います。
お店での小分けは薬機法上難しいかも知れませんので、メーカーさんに交渉して作っていただくか、医薬部外品の小分けリパックの許可を持っている加工業者さんをメーカーさんと合意の上で探すなど、ちょっと手間がかかりますが、有償サンプルを作ってより多くの関心がある方に「美肌の湯」を試してもらう機会を増やすことは、DOKA-SHOPさんにもメーカーさんにもお客さんにもメリットのあることだと思いますので、まずメーカーさんに相談してみてください。
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最後に、お客様や注文が増えれば薬機法関連のクレーム(いちゃもん)やトラブルの可能性は増えていきますので、今回のヘナなど新商品を扱う際は、仕入先メーカーは元より、役所や保健所、弁護士などにも表記や、万一のトラブル時の対応策などをしっかりと確認してから行ってください。
お世話になります。
当方、愛知県にてネットショップを運営しておりますDOKA-SHOP・加藤です。
当方、Amazonに出店しており、おちゃのこネット店はサテライトという位置づけです。
1月中頃、YouTubeでインフルエンサーの方に入浴剤を紹介していただき、その方の動画のリンクにおちゃのこネットのURLを貼っていただき、イッキに商品が売れだしました。
入浴剤はAmazonにも出品しており、他社も同じ商品を取り扱っております。しかし、生産が回復してAmazonにも出品の段取りが整えば、入浴剤の売り上げは落ち着いてくると考えられます。
入浴剤の購入がキッカケでメルマガの読者の方も増えてきたので、ヘアケアの「ヘナ」という商品の注目を集めたいと考えております。
こちらのヘナはAmazon、楽天での出品がNGとされており、おちゃのこネット、BASEといった個人の運営されているサイトでの販売ならOKという商材です。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。