街にももうクリスマスのイルミネーションが!早いものでもう今年 も終わりを迎えようとしていますね。
でも、多くのオンラインショップにとっては12月は勝負月!
今年も終わりだなぁ…なんて感傷に浸っている場合ではありませんね。
気合をいれて、また体調管理も万全に、この冬商戦も乗り越えましょ う!
さて、それでは「ダメ出し!道場」第4回目 スタートです!(^-^)
ずばり、何屋さんなのか、何を主力に商売したいのか? が不明瞭。ぼんやりし過ぎていて、トップページにたどり着いたとしてもアイキャッチ、足止め商品が見当たらず、よほど明確な目的買いで偶然貴店に好きな商品がなければ買いたくならないと思います。
もっとストレートに言えば「魅力」が見当たらないお店ということです。(本当に辛口でゴメンナサイ (>_<))
「雑貨店」はネット上に星の数ほどありますが、多くのお店が貴店同様にぼんやりしてつかみ所のないお店になる傾向があります。
「雑貨店」の実店舗の場合は、この、漠然と色んな商材があって、「何かありそう」「とりあえず立ち寄って、あれこれ見て回ることが楽しい」「買う気はないけど暇つぶしに立ち寄ってみたら、見ているうちに何点か衝動買いしちゃった!」
そういうビジネスモデルが成り立つのですが…
ネットの場合はこのスタイルがなかなか成り立ちません。
なぜなら、隣のお店どころか遠方の他店にでも、クリック一つですぐに移動できるからです。
お客様を足止めできる魅力がなければ、店内を巡回させて多くの商品を見て回らせることは難しいのす。
しかしながら原点はやはり「実店舗」の商売にあります。
雑貨店を見て回る際に、お客様は何が楽しいのでしょうか?
自分が既に知っている商品や想像の範囲内の機能やデザインの商品を見ても視線や興味は、「ああこれね…知ってる…さて次は」と、どんどん移っていきますよね。
でも、初めて見るデザインや、想像を超える機能を持った商品を見つけたらどうでしょう?
「わぁ、何これ!? ワクワク」と感じたり…
誰かと一緒ならば
「ねえねえ! 見て見て! これ見て!」
という会話が必ずなされますよね。
そして、
「親しい人に見せたいなぁ」、「自慢したいなぁ」
「これ使うと楽しいだろうなぁ」から
→「あー欲しいなぁ」の購買意欲へと心理変化していくのです。
つまり、「興味」「好奇心」から「心」や「気持ち」を揺さぶってワクワクさせ 「欲しい」「使いたい」「見せたい」「自慢したい」という欲求を起こさせた結果が「買う」という行為になるビジネスモデルなのです。
単純に便利さや機能という「実用性」だけの領域では、雑貨の大半は「100円ショップ」でこと足りてしまいます。
「実用性」を超えた 心理的満足感(自己満足)を満たしてこそ買っていただけるのではないでしょうか。
前回までの「ダメ出し!道場」と多くは共通するので今回は割愛しますが、やはり商品画像の暗さ、背景のどんより感が店全体を暗い印象にしています。
→画像明るさ、コントラスト、彩度調整と背景白ヌキをオススメします。
画像一覧で各画像サイズがまちまち(統一されていない)ので雑然としてしまいます。
トップページも各商品分類ページもサムネイルを
120×160pxで統一するなど「一覧性」を改善されると良いでしょう。
毎回、商品画像のことはしつこく申し上げていますが…
商品の実物を見られないオンラインショップ(通販)においては商品写真はお客様が、購入の意思決定をする上で最も重要な要素です
より実物に近く、より質感や色合いが伝わる撮影と加工を施した画像は最重要ポイントなのです。
【商品写真に妥協する=売上げにも妥協する】 ことと同じなのです。
モチロン、本を読んだり、他店を参考にしたり、独学でも時間をかければ徐々にレベルアップしますが…その間は機会損失しますし、古い商品は上達してから、また撮影&加工し直さなければなりませんね。
「イヤ! 私はせっかちで1日で上達したい!」
「バカ高い一眼レフや撮影機材、照明機材は買えない!」
「よその商品じゃなく、自店の商品の撮影&加工ノウハウが知りたい!」
という店長さんには…
当社にてマンツーマンで撮影&画像加工研修を致しますので、
お気軽にお問合せください!
安価なデジカメや数千円の照明機材はどんな店で何を買えばいいか?
どのソフトのどの機能をどう使えばいいか?
あなたの事務所のどこでどんな撮影をすればいいかまで、どこかの本に書いてあるような一 般論ではなく、「超具体的」なノウハウをお教えします!
ちょっと宣伝しちゃいました。失礼しましたっ!(^^;)
さて、いつも商品画像や見せ方で行数を費やすので、今回はちょっとお店のコンセプトやターゲット(対象顧客層)に関して触れてみます。
冒頭で「ぼんやりしている」と申し上げましたが、せらっちはうすさんには、猫グッズのコーナーとお年寄りの節目のお祝い(還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿のコーナー)があります。
この辺りはもっと深く掘り下げて、商品の充実もはかれば
「猫好き、猫グッズマニア・コレクター」や
「節目のお祝いが近いお年寄り向けのギフト市場」を明確にターゲットとして集客もできますし、品揃えを充実させることで
「あれこれある雑貨屋」から →「猫グッズ専門店」 →「長寿のお祝い専門店」
として明確なお店のブランディングも可能になってきます。
またこうした充実は、IT的にも明確な SEO対策になりますので集客率の向上や、広告出稿の際にも効率的になることが考えられます。
ただ、今回は表面からページをざっと見た上でのアイデアで申し上げています。仕入計画や、在庫資金などの問題もありますので、くれぐれも安易になさらず慎重に調査、戦略立案をされてからなさってくだ さい。(必要ならぜひご相談にいらしてください)
おちゃのこ店だけではなくYahooストア店と、独自ドメイン店の 3店舗を運営されているとのことですが、明確なターゲットや市場の違い、狙いはあってのことでしょうか?
そうでないのなら、ただ漠然と1店舗よりは3店舗は、釣り竿1本よりは3本の方が釣れるんじゃないかな? というようなものです。 腕のいい釣り人ならそれぞれに気を配り、うまく3箇所に撒き餌をしてあたりが来れば逃さず吊り上げるのでしょうが、初心者が無理をするとどれも中途半端になって、肝心のあたりも見逃して一匹も釣れない…なんてことにもなりかねません。
具体的には、商品ページ作成も3倍、メルマガなどの作業も3倍かかるので、それぞれの市場が明確に違ってその価値がないのであれば、一旦は1店舗に集中させて成功ノウハウを積んでから展開するのが正攻法です。
ただし、お店のコンセプトやターゲットが違う場合はこの限りではありません。
言い換えれば「買えない理由を全部、剥ぎ取る!」ことで決定力が向上するのです!
いずれにせよ、これも基本戦略が大切です。ぜひご相談にいらしてくだされば幸いです。
実店舗もお持ちで事業規模や在庫もそれなりで、事業としての可能性は十分にお持ちだと思います。実店舗での商売の経験やネットワークの存在を強みとして活かしつつ、ネットならではの特性を作り出せれば、ネットだけの店舗に比べてチャンスははるかに大きいと思います。
また、実店舗経営をしながらもネットで3店舗、運営しているその労力や技量には、正しく行えばもっと伸びる要素を感じます!
デザインや画像と言ったテクニックを磨くのはモチロンですが品揃えや、企画、広告宣伝などのビジネス面の成長戦略をぜひご相談していただきたいですね!
うちのHPは おちゃのこさんに原点があります。
集客や売上アップに期待してヤフーストアに2008年1月 出店3年目です。
ヤフーの Maido shop も オープンhttp://www.seratti.jp/
在庫管理に四苦八苦しながら 3つのサイト運営にがんばっています。
5年契約ですのであと2年で契約が切れます。 その後のことを 色々考えております。
おちゃのこさん1本に努力と智恵を集中して売上を伸ばして いきたいのです。
そうできることが1番なのですが・・・
よろしくダメだしお願いします。
セラ・コーポレーション 寺世容子 serattihouse@nifty.com
http://sera.ocnk.net/